JP2018157448A - シート端部検知装置及びシート搬送装置 - Google Patents

シート端部検知装置及びシート搬送装置 Download PDF

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明弘 西田
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Abstract

【課題】発光部と受光部とを有し、シート搬送路を搬送されるシートの搬送方向と直交する方向の端部の位置を、受光部が受光する光量によって検知する装置にいて、通常よりも薄いシートであってもシートを透過する光の影響を抑えながら正確にシート端部位置を検知する。
【解決手段】原稿Pに光を照射する発光部61と、原稿Pの搬送方向と直交する方向の片側端部の位置に配置され、発光部61からの光を受光する受光部62と、発光部61から受光部62に至る光路において、発光部61から出射された光が原稿Pを複数回透過するように配置された反射部材65とを備え、受光部61が受光する光量によってシート搬送方向と直交する方向の端部の位置を検知することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明はシート端部検知装置及びシート搬送装置に関するものである。
複写機に取り付けられている自動原稿読取装置において、原稿トレイに載置した原稿の搬送方向と直交する方向の規制が不十分であると原稿の通紙位置がズレることがある。原稿の画像を読む際にはこのズレを補正する必要がある。
原稿のズレを補正する方法としては、画像から原稿の端部を読取って補正する方法がある。しかし、この方法では原稿を広めに読み込む必要があるため多くのメモリーと読み込み後の処理時間が必要となる。また、ラインセンサーを用いて原稿の端部を検出する方法もあるが(例えば特許文献1)、ラインセンサーは高価であり、また情報量が多いため処理が複雑となる。
特許文献2に記載の画像読取装置では、受光素子としてフォトダイオードを用い、フォトダイオードの受光量に基づいて搬送された原稿のズレ量を検知しているが、原稿が通常よりも薄い場合には光が原稿を透過しフォトダイオードに達して原稿位置検知の誤差となる。図16は、縦軸を受光部(フォトダイオード)の出力電圧とし、横軸を原稿端部位置として、原稿端部位置と受光部の出力電圧との相関関係を示したグラフである。原稿が厚紙であるときも薄紙であるときも、原稿端部位置が(+)側に移動するほど受光部の出力電圧が大きくなる点は共通するが、原稿端部位置が同じ位置にある場合、薄紙の方が厚紙よりも受光部の出力電圧は大きくなる。つまり、原稿が薄紙である場合、薄紙を透過した光が受光部に入射する分だけ同じ原稿位置であっても受光部の出力電圧が大きくなり、原稿端部位置の検知に誤差が生じる。
そこで特許文献2では、このような原稿が通常よりも薄い場合における位置検知誤差を考慮し、横ズレ検知センサーとは別に、原稿によって完全に覆われる位置に透過量検出センサーを設けて、透過量検出センサーの検出値に基づいて横ズレ検知センサーの検出値を補正する機構も提案している。
特開平6−92512号公報 特開2005−12782号公報 特開2012−39316号公報 特開2015−23379号公報
特許文献2に記載の横ズレ検知方法では、原稿が通常よりも薄い場合に対応するためには横ズレ検知用と透過量検出用との2つの高価なセンサーを設ける必要がある。
そこで本発明の目的は、1つのセンサーを用いて、通常よりも薄いシートであってもシートを透過する光の影響を抑えながら正確にシート端部位置を検知可能な装置を提供することにある。
前記目的を達成する本発明に係るシート端部検知装置は、搬送されるシートに光を照射する発光部と、シートの搬送方向と直交する方向の片側端部の位置に配置され、前記発光部からの光を受光する受光部と、前記発光部から前記受光部に至る光路において、前記発光部から出射された光が前記シートを複数回透過するように配置された反射部材とを備え、前記受光部が受光する光量によってシート搬送方向と直交する方向の端部の位置を検知することを特徴とする。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部と、前記反射部材と、前記受光部とが、シート搬送方向と平行な方向に並んで配置されている構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部と、前記反射部材と、前記受光部とがシート搬送方向と直交する方向に並んで配置されている構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記反射部材が1つの反射平面を有するものであってもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記反射部材が2つ以上の反射平面を有するものであってもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記反射部材が反射曲面を有するものであってもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記反射部材がミラーレンズであってもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記反射部材が2つ以上配置され、反射平面を有するものとミラーレンズとが少なくとも配置されている構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部と前記受光部とが、搬送されるシートの一方面側に配置され、前記反射部材が、搬送されるシートのもう一方面側配置されている構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部から前記受光部に至る光路において前記反射部材が2つ以上配置され、前記反射部材の間をシートが搬送される構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部と前記受光部とが一体に組み立てられたユニットである構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部と、前記受光部と、前記反射部材とが一体に組み立てられたユニットである構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部と前記受光部との間に遮光部材が配置され、前記発光部から出射した光が前記受光部に直接入射しないようにした構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部と前記反射部材との間に遮光部材が配置され、前記発光部から出射した光が前記反射部材に直接入射しないようにした構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記反射部材と前記受光部との間に遮光部材が配置され、前記反射部材で反射した光が前記受光部に直接入射しないようにした構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部から前記受光部に至る光路において、搬送されるシートと前記反射部材との間の距離が、前記シートと前記発光部との間の距離と同じ又は短い構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部からの光を略平行光とする光学部材を有する構成としてもよい。
前記構成のシート端部検知装置において、前記発光部がレーザー光源である構成としてもよい。
本発明に係るシート搬送装置は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されるシートのシート搬送方向と直交する方向の端部位置を検知する前記のいずれかに記載のシート端部検知装置とを有することを特徴とする。
前記構成のシート端部検知装置において、前記シート端部検知装置を2つ以上備える構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、前記に記載のシート搬送装置と、前記シート端部検知装置の出力信号に基づいてシートのズレ量を算出するズレ量算出手段とを備えたことを特徴とする。
前記構成の画像形成装置において、前記搬送手段によって搬送されたシートの画像を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた前記シートの画像データを格納する記憶手段と、算出されたシートのズレ量に基づいて前記記憶手段に格納された画像データの読み出し位置を補正して前記画像データを出力する制御手段とを備えた構成としてもよい。
本発明のシート端部検知装置によれば、1組の発光部と受光部を用いて、通常よりも薄いシートであってもシートを透過する光の影響を抑えながら正確にシート端部位置の検知が可能となる。
本発明のシート搬送装置を備えた画像形成装置の部分垂直断面図である。 本発明のシート搬送装置の垂直断面正面図である。 従来のシート端部検知装置の構成を模式的に示した図である。 本発明のシート端部検知装置の第1実施形態の構成を示す模式図である。 従来のシート端部検知装置と本発明のシート端部検知装置の受光部の出力電圧特性を示す図である。 シート端部位置が同じ場合における、従来のシート端部検知装置と本発明のシート端部検知装置の受光部の出力電圧特性を示す図である。 発光部から出射した光を平行光とする光学部材の一例を示す図である。 本発明で使用可能な反射部材の一例を示す図である。 本発明で使用可能な反射部材の他の例を示す図である。 第1実施形態のシート端部検知装置において発光部61、受光部62、遮光部材63をユニットU1とした場合の模式図である。 本発明のシート端部検知装置の第2実施形態の構成を示す模式図である。 本発明のシート端部検知装置の第3実施形態の構成を示す模式図である。 第2実施形態のシート端部検知装置において発光部61、受光部62、第2反射部材65b、第1遮光部材63a、第2遮光部材63bをユニットU2とした場合の模式図である。 本発明のシート端部検知装置の第4実施形態の構成を示す模式図である。 本発明のシート搬送装置の一例を示す平面図である。 従来のシート端部検知装置の受光部の出力電圧特性を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るシート端部検知装置等を図面を参照しつつ説明する。各実施の形態等の相互で同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して重複説明を適宜省略する。また、本発明は以下の内容に限定されるものではない。なお、図1の矢印付き二点鎖線は用紙の搬送経路及び搬送方向を示す。また、図1における上下方向、左右方向及び紙面奥行き方向が画像形成装置の上下方向、左右方向及び奥行き方向である。
最初に、本発明のシート搬送装置を備えた画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置の部分垂直断面図の一例である。
(画像形成装置)
図1に示す画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラー複写機であり、原稿(シート)の画像を読み取る画像読取部2と、読み取った画像を用紙等の転写材に印刷する印刷部3と、印刷条件の入力や稼働状況の表示を行うための操作部4と、主制御部7とを備える。
画像読取部2としてはプラテンガラス2aの上面に載置された原稿の画像を、不図示のスキャナーを移動して読み取る公知のものである。また、画像形成装置1はシート搬送装置40を備え、シート搬送装置40及び画像読取部2を利用して複数枚の原稿の画像を1枚ずつ自動的に読み取ることも可能である。原稿の画像は赤(R)、緑(G)、青(B)の三色に色分解され、不図示のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーで電気信号に変換される。これにより、画像読取部2は赤(R)、緑(G)、青(B)の色別の画像データを得る。
画像読取部2が原稿から得た色別の画像データは主制御部7において各種処理が行われ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換されて主制御部7のメモリー(記憶手段)71に格納される。また、主制御部7のズレ量算出手段72によって、後述するシート端部検知装置6aからの出力信号に基づいて原稿の横ズレ量が算出される。主制御部7によって、メモリー71に格納された再現色別の画像データは、ズレ量算出手段72で算出された横ズレ量に基づいて読み出し位置が補正された後、像担持体である感光体ドラム21に対する光走査を行うために用紙の搬送と同期して走査ラインごとに読み出される。
印刷部3は電子写真方式によって画像を形成し、その画像を用紙に転写して印刷する。印刷部3は中間転写体を無端状のベルトとして形成した中間転写ベルト11を備える。中間転写ベルト11は駆動ローラ12、従動ローラ13、14に巻き掛けられる。中間転写ベルト11は駆動ローラ12によって図1における反時計回りに回転移動する。
駆動ローラ12は中間転写ベルト11を挟んで対向する二次転写ローラ15に圧して接触する。従動ローラ14の箇所では、中間転写ベルト11を挟んで従動ローラ14に対向するように設けられた中間転写クリーニング部16が中間転写ベルト11の外周面に接触する。中間転写クリーニング部16は中間転写ベルト11の外周面に形成されたトナー像が用紙に転写された後、中間転写ベルト11の外周面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。
中間転写ベルト11の下方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色に対応する画像形成部20Y、20M、20C、20Kが設けられる。なおこの説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「Y」、「M」、「C」、「K」の識別記号の記載を省略して、例えば「画像形成部20」と総称することがある。4台の画像形成部20は中間転写ベルト11の回転方向に沿って、回転方向の上流側から下流側に向けて一列にして配置される。4台の画像形成部20は構成がすべて同じであり、図1における時計回りに回転する感光体ドラム21を中心としてその周囲に帯電部、露光部(露光装置23)、現像部、ドラムクリーニング部及び一次転写ローラを備える。
中間転写ベルト11の上方には、4台の各再現色の画像形成部20に対応するトナーボトル31及びトナーホッパー32が設けられる。現像部及びトナーホッパー32に対しては各々の内部のトナーの残量を検出する不図示の残量検出部が設けられる。また、現像部とトナーホッパー32との間及びトナーホッパー32とトナーボトル31との間には各々不図示のトナーの補給装置が設けられる。残量検出部によって現像部の内部のトナーの残量の低下が検出されると、補給装置がトナーホッパー32から現像部にトナーを補給するように駆動する。さらに、残量検出部によってトナーホッパー32の内部のトナーの残量の低下が検出されると、補給装置がトナーボトル31からトナーホッパー32にトナーを補給するように駆動する。トナーボトル31は装置本体に対して着脱可能に設けられ、適宜新しいものと交換することができる。
画像形成部20の下方には露光部である露光装置23が配置される。露光装置23は4台の画像形成部20に対して1台で対応し、4個の感光体ドラム21各々に個別に対応した不図示の4つの半導体レーザ等の光源を有する。露光装置23は4つの半導体レーザを各再現色の画像階調データに応じて変調して、各再現色に対応するレーザ光を4個の感光体ドラム21に対して個別に出射する。
露光装置23の下方には用紙供給装置91が設けられる。用紙供給装置91はその内部に複数の用紙Pを積載して収容し、用紙束の最上層から順に用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路Qに送り出す。用紙積載装置91から用紙搬送路Qに送り出された用紙Pはレジストローラ対94の箇所に到達する。そして、レジストローラ対94が用紙Pの斜め送りを矯正(スキュー補正)しつつ中間転写ベルト11の回転と同期をとって、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15との接触部(二次転写ニップ部)に向けて用紙Pを送り出す。
画像形成部20では露光装置23から照射されたレーザ光によって感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像部によってトナー像として可視像化される。感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像は感光体ドラム21が中間転写ベルト11を挟んで一次転写ローラと対向する箇所において中間転写ベルト11の外周面に一次転写される。そして、中間転写ベルト11の回転とともに所定のタイミングで各画像形成部20のトナー像が順次中間転写ベルト11に転写されることにより、中間転写ベルト11の外周面にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像(印刷画像)が形成される。
中間転写ベルト11の外周面に一次転写されたカラートナー像はレジストローラ対94により同期をとって送られてきた用紙Pに、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15とが接触して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
二次転写ニップ部の上方には定着部95が備えられる。二次転写ニップ部にて未定着トナー像が転写された用紙Pは定着部95へと送られ、トナー像が加熱、加圧されて用紙Pに定着される。定着部95を通過した用紙Pは中間転写ベルト11の上方に設けられた用紙排出部96に排出される。
操作部4は画像形成装置1の上部の正面側に設けられる。操作部4はタッチパネルを有する表示部4wを備える。操作部4は、例えばユーザーによる印刷に使用する用紙Pの種類やサイズ、拡大縮小、両面印刷の有無といった印刷条件などの設定の入力や、ファクシミリ送信におけるファックス番号や送信者名などの設定の入力を受け付ける。また、操作部4は、例えば装置の状態や注意事項、エラーメッセージなどを表示部4wに表示することによって、それらをユーザーに対して報知するための報知部としての役割も果たす。
また、画像形成装置1にはその全体の動作制御のため、不図示のCPUや画像処理部、その他の図示しない電子部品で構成された主制御部7が設けられる。主制御部7は中央演算処理装置であるCPUと画像処理部とを利用し、メモリー71に記憶、入力されたプログラム、データに基づき画像読取部2やシート搬送装置40、印刷部3などといった構成要素を制御して一連の画像形成動作、印刷動作を実現する。
(シート搬送装置)
画像形成装置1のシート搬送装置40の構成とその動作について、図1に加えて図2を用いて説明する。図2はシート搬送装置40の垂直断面正面図である。なお、図2における上下方向、左右方向及び紙面奥行き方向が画像形成装置1及びシート搬送装置40の上下方向、左右方向及び前後方向である。
シート搬送装置40は、図1に示すようにプラテンガラス2aと対向する形でその上方に設けられる。シート搬送装置40はプラテンガラス2aの表面全体をカバーする略直方体形状を成すユニットである。
シート搬送装置40は画像読取部2の背面側に設けられた左右方向に略水平に延びる不図示の2箇所の支軸を中心として、画像形成装置1本体に対して揺動可能に取り付けられる。これにより、シート搬送装置40はその正面側部分を自由端として上下に振るようにして揺動し、プラテンガラス2aの表面の開放、閉鎖が可能である。
シート搬送装置40は、図2に示すようにその下面に原稿マット40aを備える。原稿マット40aはその一面がプラテンガラス2aに対向する原稿背景部となる。原稿マット40aは例えばスポンジ等の弾性部材を含んで表面が白色を成し、プラテンガラス2aの全域をカバーする位置及び大きさを成す。シート搬送装置40でプラテンガラス2aの表面を閉鎖したとき、原稿マット40aはプラテンガラス2aに載置された原稿に上方から圧して接触し、その全面を均一に加圧するように密着して原稿を移動しないように保持する。
シート搬送装置40は原稿マット40aに加えて、給紙トレイ41、原稿搬送部50及び排紙トレイ42を備える。
給紙トレイ41はシート搬送装置40の上部に配置された原稿の載置部である。給紙トレイ41には原稿を上方から載置して積み上げることができる。給紙トレイ41は原稿搬送方向の上流から下流に向かって、すなわち図2において右方から左方に向かって下る傾斜を有する。
給紙トレイ41の原稿搬送方向下流部には原稿の押し上げ部41aが設けられる。押し上げ部41aは給紙トレイ41の載置面に沿った形状を成し、その上流端に設けられて原稿搬送方向と交差する方向である原稿幅方向に延びる不図示の支軸を中心とし、下流端を自由端として垂直面内で回転可能にして設けられる。押し上げ部41aは原稿の供給時に、不図示のモーター等によって支軸を中心として回転されることで、給紙トレイ41に積み上げられた原稿の下流端がその上方に配置された供給ローラ52に接触するように上方に向かって付勢される。
原稿搬送部50は給紙トレイ41の原稿搬送方向の下流端に原稿供給口51と、供給ローラ52とを備える。供給ローラ52は給紙トレイ41に積み上げられた原稿を最上層から1枚ずつ分離して原稿搬送部50の内部へと供給し、搬送する。原稿供給口51の下流側には原稿搬送部50の内部に向かって原稿搬送路97が延びる。
原稿搬送路97にはレジストローラ対(搬送手段)54が設けられる。レジストローラ対54は原稿の斜め送りを矯正(スキュー補正)した後、原稿をさらに搬送方向下流へと送り出す。また、原稿搬送路97の各所には搬送ローラ55が設けられる。
レジストローラ対54の原稿搬送方向の下流側にはシート端部検知装置6aが設けられる。シート端部検知装置6aについては詳細を後述する。
原稿搬送路97の、レジストローラ対54及びシート端部検知装置6aの原稿搬送方向下流はシート搬送装置40の底面に到達し、この箇所に第1原稿読取部56が設けられる。第1原稿読取部56に送り込まれた原稿は原稿搬送路97上をさらに下流側へ、すなわち図2において第1原稿読取部56の箇所を左方から右方へと移動する最中に、その下方に設けられた画像形成装置1本体の画像読取部2により、下側の面である第1面の画像データが読み取られる。
原稿搬送路97の、第1原稿読取部56の原稿搬送方向下流には第2原稿読取部57が設けられる。原稿の両面の画像データの読み取りが必要な場合、第2原稿読取部57に送り込まれた原稿は原稿搬送路97上をさらに下流側へ、すなわち図2において第2原稿読取部57の箇所を左方から右方へと移動する最中に、その上方に設けられた第2原稿読取部57により、上側の面である第2面の画像データが読み取られる。
原稿搬送路97の下流端には原稿排出口58が設けられる。画像データの読み取りが済んだ原稿は原稿排出口58から排紙トレイ42に排出される。排紙トレイ42は給紙トレイ41のすぐ下方に備えられ、これらのトレイが上下二段にして構成される。排紙トレイ42に排出された原稿はシート搬送装置40の正面側から取り出すことができる。
給紙トレイ41と、排紙トレイ42とは互いの原稿搬送方向を逆にして、すなわち図2において給紙トレイ41は原稿を左方に向かって送り出し、排紙トレイ42は原稿を左方から受け取る形にして構成される。これにより、原稿供給口51から原稿排出口58まで延びる原稿搬送路97は、図2に示すようにU字状に湾曲した構成を横方向に傾けた形態で設けられる。
上記構成により、シート搬送装置40は給紙トレイ41に載置された原稿を1枚ずつ分離して原稿搬送部50の内部に供給し、第1原稿読取部56及び第2原稿読取部57でその画像データを読み取った後、排紙トレイ42に排出する。
(第1実施形態)
続いて、シート端部検知装置6aの詳細な構成とその動作について、図3〜図6を用いて説明する。
図3は、受光部62が受光する光量によって原稿端部を検知する従来の検知装置の構成を模式的に示した図である。なお、図3(a)において原稿Pは紙面に対して垂直方向に搬送され、図3(b)において原稿Pは白抜き矢印で示した方向に搬送される。また光は発光部61から受光部62に向かって出射される。搬送される原稿Pの端部が、発光部61から受光部62に至る光路の一部を遮ることによって、受光部62が受光する光量が変化する。具体的には図3において、搬送される原稿Pの端部が基準位置よりも「−」側の左側寄りを通過するほど受光部62の受光量は少なくなる。反対に、搬送される原稿Pの端部が基準位置よりも「+」側の右側寄りを通過するほど受光部62の受光量は多くなる。したがって基本的には、原稿Pが基準位置を通過したときの受光部62の受光量、及び搬送される原稿Pの端部位置と受光部62の受光量との相関関係を予め求めておけば、受光部62の受光量を測定することによって搬送される原稿Pの端部位置を検知することができる。
しかしながら、図3(a)に示すように、搬送される原稿Pが薄紙原稿の場合には、発光部61から出射した一部の光が原稿Pを透過し受光部62で受光される。図3に示す例では、原稿Pに当射した光の30%が原稿Pを透過し受光部62で受光される。このような場合、図16に示したように、光を透過しない厚紙原稿(通常)の場合の受光部62の受光量と原稿P端部位置との相関関係とは異なった相関関係となり、原稿Pの端部位置検知に誤差が生じる。具体的には、厚紙原稿などの通常原稿の場合に比べて薄紙原稿の場合は、原稿に当射した光の30%が透過し受光部62においてその分多く受光されるので、多く受光された分だけ出力電圧が高くなって実際の原稿端部位置よりも「+」側に原稿端部が位置していると誤検知される。
そこで本発明のシート端部検知装置では、発光部から受光部に至る光路に反射部材を配置して発光部から出射した光が原稿を複数回透過するようにした。発光部から出射した光が原稿を透過する度に透過光の光量は減衰するため、原稿が薄紙原稿の場合であっても受光部での受光量は、光を透過しない厚紙原稿の場合に近づき原稿の端部位置精度が向上する。
図4は、本発明のシート端部検知装置6aの構成例を示す模式図である。図4(a)は原稿Pに対して垂直方向から見た平面図であり、図4(b)は原稿Pに対して幅方向正面側から見た図であり、図4(c)は原稿搬送方向下流側から見た側面図である。
図4に示すシート端部検知装置6aでは、原稿Pを挟んで一方側(図4の上側)に発光部61と受光部62とが設けられ、もう一方側(図4の下側)に反射部材65が設けられている。図4(a)の平面視において、発光部61と、反射部材65と、受光部62とは、原稿搬送方向上流側からこの順で並んで設けられている。より詳細には、発光部61、反射部材65、受光部62の各幅方向中央位置が、原稿搬送方向と平行な同一直線上に位置する。そして、原稿Pの上側における発光部61と受光部62との間であって、反射部材65の上方位置に板状の遮光部材63が設けられている。
反射部材65の幅方向の長さは、搬送される原稿Pの最大ズレ量以上の長さに設定されている。そして、原稿Pが基準位置を通過する場合に、反射部材65の幅方向中央位置を通過するように反射部材65は配置されている。反射部材65の上面は反射平面651とされており、発光部61から出射された光は反射平面651で反射され受光部62に向かう。
受光部62の幅方向の長さは、反射部材65と同様に、搬送される原稿Pの最大ズレ量以上の長さに設定されている。本発明で使用する受光部62としては、例えば、幅方向に所定の長さを有する1チップからなるフォトダイオードが使用される。フォトダイオードでは、受光量によってフォトダイオードからの出力電圧値が直線的に変化する。原稿Pの端部位置によって受光部62に入射する光量が異なるので、受光部62の受光量によって原稿Pの端部位置を検知することができる。
搬送される原稿Pと受光部62との距離D3(図4(b)に図示)は、可能な範囲において長くするのが望ましい。後述するように、原稿Pを透過した光は拡散光となっているため、搬送される原稿Pと受光部62との距離D3を長くすることによって原稿Pを透過した光が受光部62で受光される量を減らすことができる。
遮光部材63は、発光部61から出射した光が受光部62に直接入射するのを防止する役割を果たす。このため、遮光部材63の幅方向長さは反射部材65の幅方向長さよりも長く、平面視において遮光部材63の幅方向両端が反射部材65の幅方向両端から幅方向外方に突出するよう配置されている。遮光部材63の下端部は、発光部61から出射した光が受光部62に直接入射するのを防ぐ観点からは、搬送される原稿Pに可能な限り近い位置とするのが好ましい。
次に、このような構成のシート端部検知装置6aの検知機構について説明する。図4に示す装置6aにおいて、発光部61から出射した光のうち、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pに当たり、原稿Pが存在していない領域の光はそのまま反射部材65に至る。原稿Pに当射した光は通常の原稿の場合には原稿Pによって進行が遮られるが、原稿Pが薄紙原稿の場合には原稿Pに当射した光の一部が原稿Pを透過する。なお、原稿Pを透過した光は拡散光となる。
次いで、発光部61から出射されたままの状態の光と、原稿Pに当たって原稿Pを透過した光とが反射部材65に至り反射部材65で反射され再び原稿Pに照射する。そして、反射した光のうち原稿Pが存在していない領域の光はそのまま受光部62に至り受光される。一方、反射した光のうち再び原稿Pに当たった光はその一部が原稿Pを透過し受光部62で受光される。このように、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pを2回透過することになるので、原稿Pを透過した光の受光部62での受光量は大幅に減少する。表1〜3に、原稿Pの光透過率が20%、30%、40%とした場合の、図3に示した従来のシート端部検知装置と図4に示した本実施形態のシート端部検知装置との受光部62における受光量の違いを示す。
表1は原稿Pの光透過率が20%の場合であって、従来のシート端部検知装置では(表1の左側の表)、発光部61から出射した光のうち、原稿Pが存在していない領域の光はそのまま受光部62に至り受光されるので、発光量を100とした場合、原稿なし領域の受光量は100となる。一方、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pに当たり、その内の20%が原稿Pを透過して受光部62で受光されるので、受光部62での受光量は20となる。したがって、原稿無し領域に対する原稿あり領域の受光量比は20%となる。
これに対して、本実施形態のシート端部検知装置では(表1の右側の表)、発光部61から出射した光のうち、原稿Pが存在していない領域の光は反射部材65で反射した後受光部62に至り受光されるので、発光量を100とし、反射部材65での反射率を90%とした場合、原稿なし領域の受光量は90となる。一方、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pに当たってその20%が原稿Pを透過した後、反射部材65において反射率90%で反射されて再び原稿Pに当たり、その20%が原稿Pを透過して受光部62で受光される。つまり、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pを2回透過して受光部62で受光されるので、受光部62での受光量は3.6に減少する。したがって、原稿無し領域に対する原稿あり領域の受光量比は4%となる。
このように、原稿無し領域に対する原稿あり領域の受光量比が、従来のシート端部検知装置では20%であるのに対して、本実施形態のシート端部検知装置では4%にまで減少させることができる。
表2及び表3は、原稿Pの光透過率が30%及び40%の場合であって、これらの場合にも同様に、原稿Pが存在している領域の光は、従来のシート端部検知装置では原稿を1回透過した後に受光部62で受光されるのに対して、本実施形態のシート端部検知装置では原稿Pを2回透過した後に受光部62で受光されるので、原稿無し領域に対する原稿あり領域の受光量比が、原稿Pの光透過率が30%の場合には、従来のシート端部検知装置では30%であるのに対して、本実施形態のシート端部検知装置では9%にまで減少させることができ、原稿の光透過率が40%の場合には、従来のシート端部検知装置では40%であるのに対して、本実施形態のシート端部検知装置では16%にまで減少させることができる。
図5に、従来のシート端部検知装置と本発明のシート端部検知装置の受光部の出力電圧特性を示す。図5は、縦軸を受光部の出力電圧とし、横軸を原稿端部位置として、受光部の出力電圧特性を示したものである。受光部62の受光量によって出力電圧はリニアに変化する特性を有する。すなわち、受光部62での受光量が多いほど受光部62からの出力電圧は大きくなる。
この図において、光を透過しない厚紙原稿(通常)の出力電圧特性は点線で示される。従来のシート端部検知装置の場合、薄紙原稿のときには原稿Pを透過した光が受光部62で多く受光されるので、図5の破線で示すように、受光部62の出力電圧特性は厚紙原稿(通常)の場合よりも上側にシフトしたものとなる。つまり、薄紙原稿のとき、厚紙原稿(通常)のときと原稿端部位置が同じであっても受光部62の出力電圧が厚紙原稿(通常)のときよりも高くなって、原稿端部位置は実際よりも(+)側に位置していると誤検知される。これに対して本発明のシート端部検知装置の場合、従来のシート端部検知装置に比べて原稿Pを透過した光の受光部62での受光量が格段に減少するので、図5の実線で示すように、受光部62の出力電圧特性は厚紙原稿(通常)の場合に近接したものとなる。これにより、薄紙原稿のとき、厚紙原稿(通常)のときと原稿端部位置が同じであれば、受光部62の出力電圧は厚紙原稿(通常)のときよりも若干高くなる程度で収まり、従来のシート端部検知装置に比べて原稿端部位置の検知誤差が小さくなる。
図6に、縦軸を受光部の出力電圧とし、横軸をシート(紙)の坪量として、シート端部位置が同じ場合における、従来のシート端部検知装置及び本発明のシート端部検知装置の受光部の出力電圧特性を示す。従来のシート端部検知装置では、シート端部位置が同じであってもシート(紙)の坪量が50g/mと128g/mとで受光部の出力電圧にΔV1の差が生じた。この出力電圧差ΔV1を端部位置誤差に換算すると0.9mmとなる。これに対して本発明のシート端部検知装置では、シート(紙)の坪量が50g/mと128g/mとにおける受光部の出力電圧差は、ΔV1よりも小さいΔV2になった。この出力電圧差ΔV2をシート端部位置誤差に換算すると0.3mmとなり、シート端部位置誤差は従来のシート端部検知装置の1/3にまで改善された。
(その他)
搬送される原稿Pが搬送路の上下方向にばらついた場合の受光部62での受光量の変化を抑制する観点からは、原稿Pに当射する光は平行光であるのが望ましい。そのため、指向性の低い発光部61を用いる場合には、発光部61の光量を大きくすると共に、発光部61から原稿Pまでの距離D1(図4(b)に図示)を十分に長くして原稿Pに当射する光を略平行光とするのがよい。あるいは、発光部61から出射した光を平行光とする光学部材を設けて原稿Pに当射する光を平行光とする。光学部材を用いる場合には、発光部61から原稿Pまでの距離D1を長くする必要がなく装置の小型化が図れ、また発光部61の光量を大きくする必要がなくなる。
このような光学部材としては、例えば、図7(a),(b)に示すように、セルフォック(登録商標)レンズなどの屈折率を動径方向に変化させた自己焦点形成型の端面が平坦なロッドレンズ81や断面放物線状の反射ミラー82が挙げられる。光学部材としてロッドレンズ81を用いる場合には、発光部61と原稿Pとの間にロッドレンズ81を設ける。発光部61から放射された光はロッドレンズ81の上端面からロッドレンズ81に入射し、内部の屈折率の所定分布によって平行光とされて下端面から出射する。また、図7(b)に示すように、光学部材として断面放物線状の反射ミラー82を用いる場合には、反射ミラー82を、開口部が原稿Pの方向に向いた状態で発光部61を囲むように取り付けると共に、発光部61から出射した光が反射ミラー82に照射するように発光部61を設置する。発光部61から放射された光は反射ミラー82に照射され、反射ミラー82で反射されて平行光となって原稿Pに当射する。
あるいはまた、発光部61としてレーザー光源などの指向性の高い光源を用いてもよい。指向性の高いレーザー光源などの光源を用いる場合には、前記の光学部材を用いることなく原稿Pに当射する光は略平行光となる。
また、原稿Pから反射部材までの距離D2(図4(b)に図示)は、発光部61から原稿Pまでの距離D1(図4(b)に図示)と同じか短く設定されるのがよい。これにより、光の広がりの影響を軽減できシート端部検知の精度が向上する。
本発明で使用する反射部材65は、発光部61からの光を受光部62に反射できる限りにおいて限定はなく、多反射面や反射曲面を有するものであっても構わない。例えば、図8(a)に示す反射部材67は2つの反射平面67a,67bを有する反射部材であって、反射平面67aと反射平面67bとが所定角度を有して連続してなる。このような反射部材67によれば、1つの反射平面651を有する反射部材65に比べて受光部62の幅を短くすることが可能となる。また、図8(b)に示す反射部材68は断面円弧状の凹まった反射曲面68aを有する反射部材である。このような反射部材68によっても、受光部62の幅を短くすることが可能となる。
また、図9に示すように、反射部材としてミラーレンズ66を用いてもよい。ミラーレンズ66は球面状に凹まった反射球面66aを有する反射部材であって、入射した拡散光を平行光として反射する特性を有する。ミラーレンズ66を用いることにより受光部62の幅を一層短くすることが可能となる。これにより無駄な光量を減らすことができ発光部61の光量を小さくできる。
そしてまた、図10に示すように、発光部61、受光部62、遮光部材63が一体に組み立てられたユニットU1である構成としてもよい。発光部61、受光部62、遮光部材63をユニット化することで部材の取り付け精度が向上し、また装置の組み立て性も向上する。なお、遮光部材63を除いて発光部61と受光部62とをユニットとしてもよい。あるいはまた、発光部61、受光部62、反射部材65をユニットとしてもよい。
(第2実施形態)
図11に、第2実施形態に係るシート端部検知装置6bの概略構成図を模式的に示す。図11(a)は原稿Pに対して垂直方向から見た平面図であり、図11(b)は原稿Pに対して幅方向正面側から見た図であり、図11(c)は原稿搬送方向下流側から見た側面図である。なお、第1実施形態のシート端部検知装置6aと同じ部材及び同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
図11に示すシート端部検知装置6bでは、原稿Pを挟んで一方側(図11の上側)に発光部61と受光部62とが設けられ、もう一方側(図11の下側)に反射部材65が設けられている。図11(a)の平面視において、発光部61と、反射部材65と、受光部62とは、原稿搬送方向に対して直交する方向に幅方向端部側から中央部方向にこの順で並んで設けられている。より詳細には、発光部61、反射部材65、受光部62の各搬送方向中央位置が、原稿搬送方向と直交する同一直線上に位置する。そして、原稿Pの上側における発光部61と受光部62との間であって反射部材65の上方位置に、原稿搬送方向と平行に板状の遮光部材63が設けられている。つまり、図4に示したシート端部検知装置6aでは、発光部61、反射部材65、受光部62が原稿搬送方向に並んでいたが、図11に示すシート端部検知装置6bでは原稿搬送方向と直交する方向にこれらが並んでいる点で相違している。
このような構成のシート端部検知装置6bでは、発光部61から出射した光のうち、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pに当たり、原稿Pが存在していない領域の光はそのまま反射部材65に至る。原稿Pに当射した光は通常原稿の場合には原稿Pによって進行が遮られるが、原稿Pが薄紙原稿の場合には原稿Pに当射した光の一部が原稿Pを透過する。なお、原稿Pを透過した光は拡散光となる。
次いで、発光部61から出射されたままの状態の光と、原稿Pに当たって原稿Pを透過した光とが反射部材65に至り反射部材65で反射され再び原稿Pに照射する。そして、反射した光のうち原稿Pが存在していない領域の光はそのまま受光部62に至り受光される。一方、反射した光のうち再び原稿Pに当たった光はその一部が原稿Pを透過し受光部62で受光される。このように、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pを2回透過することになるので、原稿Pを透過した光の受光部62での受光量は大幅に減少する。
第2実施形態に係るシート端部検知装置6bでは、前記の第1実施形態のシート端部検知装置6aで得られる効果の外、発光部61から出射された光が反射部材65で反射された後、発光部61に遮られることなく受光部62で受光される効果及びシート搬送装置や画像形成装置に配置する際に設置の自由度が増えるといった効果も得られる。
(第3実施形態)
図12に、第3実施形態に係るシート端部検知装置6cの概略構成図を模式的に示す。図12は原稿Pに対して幅方向正面側から見た図である。なお、第1実施形態のシート端部検知装置6aと同じ部材及び同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。以下、第1実施形態のシート端部検知装置6aと異なる点を中心に説明する。
図12に示すシート端部検知装置6cでは、原稿Pを挟んで一方側(図12の上側)に、発光部61、第2反射部材65b、受光部62とが搬送方向上流側からこの順で設けられ、もう一方側(図12の下側)に第1反射部材65aが設けられている。原稿Pは、第1反射部材65aと第2反射部材65bとの間を搬送される。
第1反射部材65aの搬送方向の長さは第2反射部材65bよりも長い。具体的には、発光部61から出射した光を受けて第2反射部材65bに向けて反射でき、また第2反射部材65bからの光を受けて受光部62に向けて反射できる長さを第1反射部材65aは有している。
また、第1反射部材65aの上方において発光部61と第2反射部材65bとの間及び第2反射部材65bと受光部62との間に、板状の第1遮光部材63a及び第2遮光部材63bが原稿搬送方向に対して直交する方向に配置されている。
次に、このような構成のシート端部検知装置6cの検知機構について説明する。図12に示す装置6cにおいて、発光部61から出射した光のうち、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pに当たり、原稿Pが存在していない領域の光はそのまま第1反射部材65aに至る。原稿Pに当射した光は通常原稿の場合には原稿Pによって進行が遮られるが、原稿Pが薄紙原稿の場合には原稿Pに当射した光の一部が原稿Pを透過する。なお、原稿Pを透過した光は拡散光となる。
次いで、発光部61から出射されたままの状態の光と、原稿Pに当たって原稿Pを透過した光とが第1反射部材65aに至り、第1反射部材65aで反射され再び原稿Pに照射する。そして、反射した光のうち原稿Pが存在していない領域の光はそのまま第2反射部材65bに至る。一方、反射した光のうち再び原稿Pに当たった光は、その一部が原稿Pを透過し第2反射部材65bに至る。そして、第2反射部材65bに至った光は第2反射部材65bで反射され再度第1反射部材65aに向かう。このうち、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pに当たり、その一部が原稿Pを透過し第1反射部材65aに至る。原稿Pが存在していない領域の光はそのまま第1反射部材65aに至る。
そして、第1反射部材65aに至った光は第1反射部材65aで反射されて受光部62に向かう。反射した光のうち原稿Pが存在していない領域の光はそのまま受光部62で受光される。一方、反射した光のうち再び原稿Pに当たった光は、その一部が原稿Pを透過し受光部62で受光される。
このように、原稿Pが存在している領域の光は原稿Pを合計4回透過することになるので、原稿Pを透過した光の受光部62での受光量は大幅に減少する。例えば原稿Pの光透過率が30%であるとすると、原稿Pを4回透過した後に受光部62で受光される光量は0.8%にまで減少する。これにより、原稿端部検知精度は格段に向上する。
(その他)
図12に示すシート端部検知装置6cでは、第1反射部材65aの原稿搬送方向の長さを長くして、発光部61からの光及び第2反射部材65bからの光をそれぞれ反射させていたが、第1反射部材65aを2つに分割して、一方の第1反射部材で発光部61からの光を反射させ、もう一方の第1反射部材で第2反射部材65bからの光を反射させるようにしても構わない。
また、図13に示すように、発光部61、受光部62、第2反射部材65b、第1遮光部材63a、第2遮光部材63bが一体に組み立てられたユニットU2である構成としてもよい。これらの部材をユニット化することで部材の取り付け精度が向上し、また装置の組み立て性も向上する。なお、第1遮光部材63a、第2遮光部材63bを除いて発光部61、受光部62、第2反射部材65bをユニットとしてもよい。
(第4実施形態)
図14に、第4実施形態に係るシート端部検知装置6dの概略構成図を模式的に示す。図14は原稿Pに対して幅方向正面側から見た図である。なお、第3実施形態のシート端部検知装置6cと同じ部材及び同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。以下、第3実施形態のシート端部検知装置6cと異なる点を中心に説明する。
図14に示すシート端部検知装置6dでは、原稿Pを挟んで一方側(図14の上側)に、発光部61、第2反射部材65b、受光部62とが搬送方向上流側からこの順で設けられ、もう一方側(図12の下側)にミラーレンズ66と第1反射部材65aとが搬送方向上流側からこの順で設けられている。そして、ミラーレンズ66と第1反射部材65aとの間に板状の第3遮光部材63cが原稿搬送方向と直交する方向に設けられている。これにより、ミラーレンズ66から第1反射部材65aへ光が直接入射することが防止される。原稿Pは第1反射部材65aと第2反射部材65bとの間を搬送される。
図12に示した第3実施形態のシート端部検知装置6cでは、第1反射部材65aによって発光部61からの光と第2反射部材65bからの光とを反射させていたが、本実施形態のシート端部検知装置6dでは、発光部61からの光をミラーレンズ66で反射させ、第2反射部材65bからの光を第1反射部材65aで反射させるようにしている。前述のように、ミラーレンズ66は球面状に凹まった反射球面66aを有する反射部材であって、入射した拡散光を平行光として反射する特性を有するので、ミラーレンズ66を用いることにより第2反射部材65bの幅方向の長さ短くすることが可能となる。また、無駄な光量を減らすことができ発光部61の光量を小さくできる。
以上、説明した実施形態では受光部62を1つとしていたが、これに限定されるものではなく、例えばラインセンサーを用いても構わない。
(シート搬送装置)
以上、説明したシート端部検知装置は原稿の横ズレ量を検知するものであったが、これらのシート端部検知装置をシート搬送方向に所定距離を隔てて2つ以上設けることによって原稿の傾き量を検知することも可能となる。図15に、本発明のシート搬送装置の概略構成図を模式的に示す。図15は、原稿Pに対して垂直方向から見た平面図である。
図15に示すシート搬送装置は、原稿搬送方向に距離Lを隔てて2つのシート端部検知装置6b1,6b2が設けられている。原稿Pが搬送されてきたとき、2つのシート端部検知装置6b1,6b2によって同時に原稿Pの端部位置を検知する。このとき、シート端部検知装置6b1によって検知された原稿の横ズレ量がΔX1であり、シート端部検知装置6b2によって検知された原稿の横ズレ量がΔX2であったとすると、原稿Pの傾き量は(ΔX1−ΔX2)/Lとして算出される。
主制御部7(図1に図示)は、算出された原稿Pの傾き量に基づいて、メモリー71(図1に図示)に格納された再現色別の画像データを傾き補正する。補正された画像データは、像担持体である感光体ドラム21(図1に図示)に対する光走査を行うために用紙の搬送と同期して走査ラインごとに読み出される。
また、1つのシート端部検知装置を用いて原稿の傾き量を検知することも可能である。具体的には、原稿Pが搬送されてきたとき、時間を空けて原稿端部位置を2度検知する。検知する時間間隔がΔTで原稿搬送速度がVであったとすると、1回目の原稿端部検知から2回目の原稿端部検知までの原稿移動量は(ΔT×V)となる。シート端部検知装置によって1回目に検知された原稿の横ズレ量がΔX1、2回目に検知された原稿の横ズレ量がΔX2であったとすると、原稿Pの傾き量は(ΔX1−ΔX2)/(ΔT×V)として算出される。原稿の傾き量が算出されれば、前記と同様にして画像データを傾き補正がなされる。
以上、説明した実施形態では原稿搬送装置に関するものであったが、本発明に係るシート端部検知装置はこれ以外にも用いることができ、例えば画像形成装置の用紙搬送経路に設けて用紙(シート)の横ズレ補正に利用することもできる。
本発明のシート端部検知装置は、1組の発光部61と受光部62を用いて、通常よりも薄いシートであってもシートを透過する光の影響を抑えながら正確にシート端部位置の検知が可能であり有用である。
1 画像形成装置
6a,6b,6c,6d シート端部検知装置
7 主制御部(制御手段)
P 原稿(シート)
U1,U2 ユニット
40 シート搬送装置
54 レジストローラ対(搬送手段)
56 第1原稿読取部(読取手段)
57 第2原稿読取部(読取手段)
61 発光部
62 受光部
63 遮光部材
63a 第1遮光部材
63b 第2遮光部材
63c 第3遮光部材
65 反射部材
651 反射平面
65a 第1反射部材
65b 第2反射部材
66 ミラーレンズ
66a 反射球面
67 反射部材
67a,67b 反射平面
68 反射部材
68a 反射曲面
71 メモリー(記憶手段)
72 ズレ量算出手段
81 ロッドレンズ(光学部材)
82 反射ミラー(光学部材)

Claims (22)

  1. 搬送されるシートに光を照射する発光部と、
    シートの搬送方向と直交する方向の片側端部の位置に配置され、前記発光部からの光を受光する受光部と、
    前記発光部から前記受光部に至る光路において、前記発光部から出射された光が前記シートを複数回透過するように配置された反射部材と、
    を備え、
    前記受光部が受光する光量によってシート搬送方向と直交する方向の端部の位置を検知することを特徴とするシート端部検知装置。
  2. 前記発光部と、前記反射部材と、前記受光部とが、シート搬送方向と平行な方向に並んで配置されている請求項1記載のシート端部検知装置。
  3. 前記発光部と、前記反射部材と、前記受光部とが、シート搬送方向と直交する方向に並んで配置されている請求項1記載のシート端部検知装置。
  4. 前記反射部材が1つの反射平面を有するものである請求項1〜3のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  5. 前記反射部材が2つ以上の反射平面を有するものである請求項1〜3のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  6. 前記反射部材が反射曲面を有するものである請求項1〜3のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  7. 前記反射部材がミラーレンズである請求項1〜3のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  8. 前記反射部材が2つ以上配置され、反射平面を有するものとミラーレンズとが少なくとも配置されている請求項1〜3のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  9. 前記発光部と前記受光部とが、搬送されるシートの一方面側に配置され、前記反射部材が、搬送されるシートのもう一方面側配置されている請求項1〜8のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  10. 前記発光部から前記受光部に至る光路において前記反射部材が2つ以上配置され、前記反射部材の間をシートが搬送される請求項1〜9のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  11. 前記発光部と前記受光部とが一体に組み立てられたユニットである請求項1〜10のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  12. 前記発光部と、前記受光部と、前記反射部材とが一体に組み立てられたユニットである請求項1〜10のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  13. 前記発光部と前記受光部との間に遮光部材が配置され、前記発光部から出射した光が前記受光部に直接入射しないようにした請求項1〜12のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  14. 前記発光部と前記反射部材との間に遮光部材が配置され、前記発光部から出射した光が前記反射部材に直接入射しないようにした請求項1〜13のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  15. 前記反射部材と前記受光部との間に遮光部材が配置され、前記反射部材で反射した光が前記受光部に直接入射しないようにした請求項1〜14のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  16. 前記発光部から前記受光部に至る光路において、搬送されるシートと前記反射部材との間の距離が、前記シートと前記発光部との間の距離と同じ又は短い請求項1〜15のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  17. 前記発光部からの光を略平行光とする光学部材を有する請求項1〜16のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  18. 前記発光部がレーザー光源である請求項1〜16のいずれかに記載のシート端部検知装置。
  19. シートを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送されるシートのシート搬送方向と直交する方向の端部位置を検知する前記請求項1〜18のいずれかに記載のシート端部検知装置と
    を有することを特徴とするシート搬送装置。
  20. 前記シート端部検知装置を2つ以上備える請求項19に記載のシート搬送装置。
  21. 請求項19又は20に記載のシート搬送装置と、
    前記シート端部検知装置の出力信号に基づいてシートのズレ量を算出するズレ量算出手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  22. 前記搬送手段によって搬送されたシートの画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた前記シートの画像データを格納する記憶手段と、
    算出されたシートのズレ量に基づいて前記記憶手段に格納された画像データの読み出し位置を補正して前記画像データを出力する制御手段と
    を備えた請求項21に記載の画像形成装置。
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