JP6531411B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明の一見地に係る画像形成装置は、画像形成部と、上部給紙部と、排紙部と、第1の搬送路と、第2の搬送路と、第3の搬送路と、第1のレジストローラ対と、第2のレジストローラ対と、を備える。
画像形成部は、用紙に対する画像形成処理を担う。上部給紙部は、画像形成部の上方に配置される。排紙部は、画像形成部にて画像が形成された用紙を排出する。
この場合、第1のレジストローラ対は、第1の搬送路において、第1の副搬送路が設けられた箇所よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられる。
この場合、片面に画像が形成された用紙が第1の搬送路へ再び搬送されれば、第1のレジストローラ対は、搬送ローラ対として動作する。搬送ローラ対は、片面に画像が形成された用紙を第2の搬送路へと搬送する。これにより、少なくとも一度は斜行補正が施された用紙に対して、無駄に斜行補正を施すことを回避できる。
(1)画像形成装置の構成
以下、第1実施形態に係る画像形成装置について説明する。まず、画像形成装置100の全体的な構成を、図1及び図2を用いて説明する。第1実施形態に係る画像形成装置100は、コピー機能とファクシミリ機能となどを備えたMFP(Multi Functional Peripheral)とも呼ばれる画像形成装置である。
画像形成装置100は、本体部1を備える。本体部1は、画像形成装置100の本体を形成する。本体部1は、内部に画像形成機構6(図2)を有している。
これにより、画像形成装置100の底面積(設置面積)を減少できる。つまり、画像形成装置100の設置面積を省スペース化できる。
2−1.画像形成機構の全体構成
次に、画像形成装置100に備わる画像形成機構6の構成について、図2を用いて詳細に説明する。画像形成機構6は、上部給紙カセット41又は下部給紙カセット51から供給した用紙の表面上に、所望の画像を形成する。従って、画像形成機構6は、画像形成部61を有する。本実施形態において、画像形成部61は、供給された第1用紙Y1又は第2用紙Y2の表面上に、電子写真方式により印刷したい画像を形成する。
まず、帯電デバイス612により帯電された感光体ドラム611に、印刷したい画像の電子データに基づいて光量が調整された光を露光デバイス613により照射する。これにより、感光体ドラム611の表面に、印刷したい画像に対応した静電潜像が形成される。
以下、第1の搬送路R1と、第2の搬送路R2と、第3の搬送路R3のそれぞれについてさらに詳しく説明していく。
以下、第1の搬送路R1について説明する。第1の搬送路R1は、第1用紙Y1及び第2用紙Y2が通過可能な空間として形成されている。
第1の搬送路R1は、第1の入口IN1を有する。第1の入口IN1は、上部給紙カセット部4の給紙ローラ45の近傍に設置される。給紙ローラ45の回転により、上部給紙カセット41から給紙された第1用紙Y1は、第1の入口IN1から第1の搬送路R1へと搬送される。
給紙ローラ55の回転により、下部給紙カセット51から給紙された第2用紙Y2は、第2の入口IN2から第1の副搬送路R1’へ搬送される。その後、第1の副搬送路R1’が、第2用紙Y2を第1の搬送路R1へと搬送する。
第1の時間t1を上記のように決定することにより、第1のレジストローラ対62は、第1の搬送路R1を搬送中の第1用紙Y1の斜行を補正できる。
第1の搬送路R1中を搬送されている用紙が、すでに片面に画像が形成された用紙であるかどうかの判断は、例えば、制御部7において行う。
すなわち、すでに片面に画像が形成された用紙には、画像形成部61により画像がすでに形成されているからである。つまり、当該用紙に対しては、すでに斜行補正がなされているからである。第1のレジストローラ対62がすでに片面に画像が形成された用紙に対しては搬送ローラ対として動作することにより、少なくとも一度は斜行補正が施された用紙に対して、無駄に斜行補正を施すことを回避できる。
また、第1のレジストローラ対62を第1の搬送路R1の第1の副搬送路R1’が設けられた箇所よりも用紙の搬送方向の上流側に設けることにより、用紙の搬送距離に基づいて斜行補正を実行する回数を調整できる。
第1のレジストローラ対62を第1の搬送路R1の第1の副搬送路R1’が設けられた箇所よりも用紙の搬送方向の上流側に設けることにより、第2用紙Y2に対しては一度だけ斜行補正を行い、無駄に斜行補正を実行することを回避できる。
以下、第2の搬送路R2について説明する。第2の搬送路R2は、用紙(第1用紙Y1、第2用紙Y2)が通過可能な空間として形成されている。第2の搬送路R2の所定の位置には、画像形成部61が配置されている。具体的には、感光体ドラム611と、帯電デバイス612と、露光デバイス613と、現像デバイス614と、転写ローラ615と、クリーニングデバイス616とが、第2の搬送路R2の用紙の搬送方向上流側に配置されている。一方、画像形成部61の加熱ローラ617及び加圧ローラ618は、画像形成部61の上記の構成要素よりも、用紙の搬送方向下流側に配置されている。
第2のレジストローラ対63は、回動可能に配置された一対のローラにより構成される。第2のレジストローラ対63を構成するローラ対の回動は、第2の用紙通過検出部631からの信号に基づいて制御される。第2の用紙通過検出部631は、第2の搬送路R2において、第2のレジストローラ対63よりも用紙の搬送方向上流側に設置される。第2の用紙通過検出部631は、用紙の先頭部分の検出信号を、制御部7へ送信する。
また、画像形成部61よりも用紙の搬送方向上流側に第2のレジストローラ対63が配置されることにより、第2の搬送路R2へ搬送されてきた用紙の斜行を、当該用紙が画像形成部61へと導かれる前に補正できる。
以下、第3の搬送路R3について説明する。第3の搬送路R3は、用紙(第1用紙Y1、第2用紙Y2)が通過可能な空間として形成されている。第3の搬送路R3は、第4の入口IN4を有する。上記のように、第4の入口IN4は、第2の搬送路R2の第2の出口E2と接続される。
具体的には、排紙部64へ用紙が搬送されてきたときに、当該搬送されてきた用紙を排出トレイTへと排出したい場合には、制御部7は、第1排紙クラッチ641に対して、第1ギヤ列642を介してモータMの回転を排紙部64のローラに伝達するよう指令する。
一方、搬送されてきた用紙を第3の搬送路R3へと戻したい場合には、制御部7は、第2排紙クラッチ643に対して、第2ギヤ列644を介してモータMの回転を排紙部64のローラに伝達するよう指令する。
これにより、モータMの回転方向を変更することなく、第1ギヤ列642を介してモータMの回転を排紙部64に伝達したときの排紙部64の回転方向と、第2ギヤ列644とを介してモータMの回転を排紙部64に伝達したときの排紙部64の回転方向とを互いに逆にできる。
これにより、両面印刷の実行時に、すでに片面に画像が形成された用紙を、第3の搬送路R3から第2の副搬送路R2’と第1の搬送路R1とを経由して、再び画像形成部61へと搬送できる。
具体的には、第2の搬送路R2から搬送されてきた用紙を第3の出口E3方向に搬送したい場合、経路切替部65は、第3の搬送路R3と第2の副搬送路R2’とを遮断する方向に回動する。一方、第3の搬送路R3を搬送されてきた用紙を再び第1の搬送路R1へ搬送する場合、経路切替部65は、第3の搬送路R3と第2の副搬送路R2’との間の通路を開通させる方向に回動する。
一方、両面印刷を実行したい場合には、第3の搬送路R3は、すでに片面に画像が形成された用紙を反転して、当該用紙を第1の搬送路R1へと搬送できる。その結果、当該用紙は第1の搬送路R1を通過して、第2の搬送路R2に配置された画像形成部61へ再び搬送される。
以下、本実施形態に係る画像形成装置100の動作について、図4A〜図4Cを用いて説明する。以下においては、画像形成装置100において、用紙(第1用紙Y1、第2用紙Y2など)の表面に画像を形成(印刷)する際の動作について説明する。
まず、第1の搬送路R1に配置された第1のレジストローラ対62による用紙(第1用紙Y1)の斜行補正方法について、図4Aを用いて説明する。
まず、第1の搬送路R1を搬送中の第1用紙Y1の先頭部分の辺が第1の用紙通過検出部621が配置された位置を通過したかどうかが判断される(ステップS1001)。具体的には、第1の用紙通過検出部621において、検出信号の立ち下がりが検出されたかどうかにより、第1用紙Y1が第1の用紙通過検出部621を通過したかどうかを判断する。
第1の用紙通過検出部621において第1用紙Y1の通過が検出されてから第1の時間t1が経過していないと判断された場合(ステップS1003において「No」の場合)、斜行補正が完了していないと判断される。この場合、斜行補正のプロセスは、ステップS1002に戻る。これにより、第1のレジストローラ対62の回動は停止したままとなる。すなわち、第1のレジストローラ対62は第1用紙Y1の斜行補正を継続する。
斜行補正を終了後、第1のレジストローラ対62において斜行補正された第1用紙Y1は、第1のレジストローラ対62の回動により、第1の搬送路R1から第2の搬送路R2へと搬送される。
次に、第2の搬送路R2に配置された第2のレジストローラ対63による用紙の斜行補正方法について、図4Bを用いて説明する。
まず、第2の搬送路R2に搬送されてきた用紙の先頭部分の辺が第2の用紙通過検出部631が配置された位置を通過したかどうかが判断される(ステップS2001)。具体的には、第2の用紙通過検出部631において、検出信号の立ち下がりが検出されたかどうかにより、用紙が第2の用紙通過検出部631を通過したかどうかを判断する。
第2の用紙通過検出部631において用紙の通過が検出されてから第2の時間t2が経過していないと判断された場合(ステップS2003において「No」の場合)、斜行補正のプロセスは、ステップS2002に戻る。すなわち、第2のレジストローラ対63の回動は停止したまま維持され、斜行補正が継続される。
第2のレジストローラ対63の回動が開始されると、斜行補正された用紙は、第2の搬送路R2に配置された画像形成部61へと搬送される。
次に、画像形成装置100の具体的な印刷動作について、図4Cを用いて説明する。
画像形成装置100において印刷動作を開始後、画像を印刷したい用紙の種別が確認される(ステップS1)。画像形成装置100は、例えば、操作パネル3を用いてユーザにより設定された用紙種別、及び/又は、画像形成装置100と通信可能(有線にて接続されてもよいし、無線にて接続されてもよい)な情報機器(例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなど)にて設定された用紙種別を参照することにより、用紙の種別を確認できる。
具体的には、制御部7が、上部カセット給紙クラッチ451に対して、モータMの回転を給紙ローラ45へ伝達するように指令する。その後、給紙ローラ45の回転により、上部給紙カセット41に載置されている第1用紙Y1は、第1の搬送路R1へと搬送される。
具体的には、制御部7が、下部カセット給紙クラッチ551に対して、モータMの回転を給紙ローラ55へ伝達するように指令する。その後、給紙ローラ55の回転により、下部給紙カセット51に載置されている第2用紙Y2は、第1の副搬送路R1’を通過して第1の搬送路R1へと搬送される。その後、第2用紙Y2は、第1の搬送路R1から第2の搬送路R2へ搬送される(ステップS5)。
言い換えると、すでに片面に画像が形成された用紙に対しては、第1のレジストローラ対62は、当該用紙を第1の搬送路R1から第2の搬送路R2へ搬送する搬送ローラとして動作する(ステップS11)。
一方、画像形成装置100において印刷動作を終了すると判断した場合(ステップS13において「Yes」の場合)、印刷プロセスを終了する。
上記第1実施形態の作用効果は、下記のように記載できる。
画像形成装置(例えば、画像形成装置100)は、画像形成部(例えば、画像形成部61)と、上部給紙部(例えば、上部給紙カセット部4)と、排紙部(例えば、排紙部64)と、第1の搬送路(例えば、第1の搬送路R1)と、第2の搬送路(例えば、第2の搬送路R2)と、第3の搬送路(例えば、第3の搬送路R3)と、第1のレジストローラ対(例えば、第1のレジストローラ対62)と、第2のレジストローラ対(例えば、第2のレジストローラ対63)と、を備える。
画像形成部は、用紙に対する画像形成処理を担う。上部給紙部は、画像形成部の上方に配置された、用紙を供給するためのカセットである。排紙部は、画像形成部にて画像が形成された用紙を排出する。
この場合、第1のレジストローラ対は、第1の搬送路において、第1の副搬送路が設けられた箇所よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられる。
この場合、片面に画像が形成された用紙が第1の搬送路へ再び搬送されれば、第1のレジストローラ対は、搬送ローラ対として動作する。搬送ローラ対は、片面に画像が形成された用紙を第2の搬送路へと搬送する。つまり、片面に画像が形成された用紙に対しては、第1のレジストローラ対により斜行補正が実行されない。これにより、少なくとも一度は斜行補正が施された用紙に対して、無駄に斜行補正を施すことを回避できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
第1実施形態において説明した画像形成装置100の動作における各ステップは、本発明の範囲を超えない範囲にて適宜変更できる。
上記の第1実施形態において、用紙を供給する給紙部について、画像形成部61(本体部1)の上部に1つの上部給紙部が配置され、下部に1つの下部給紙部が配置されていた。しかし、給紙部の配置は上記に限られない。
例えば、本体部1の下部及び/又は上部に複数の給紙部が配置されていてもよい。これにより、より多くの枚数及び/又は多種類の用紙を画像形成装置100に載置できる。
また、画像形成装置100は、少ない枚数の用紙を外部から供給可能な手差し給紙部を備えていてもよい。これにより、画像形成装置100のユーザは、給紙部の給紙カセットに用紙を給紙することなく画像形成装置100に用紙を供給できる。
上記の第1実施形態において、第1の搬送路R1に1つのレジストローラ対(第1のレジストローラ対62)が配置され、第2の搬送路R2の画像形成部61よりも用紙の搬送方向の上流側に1つのレジストローラ対(第2のレジストローラ対63)が配置されていた。
しかし、レジストローラ対の配置は上記に限られない。例えば、画像形成装置100が大規模であり、上部給紙カセット41から画像形成部61まで第1用紙Y1を極端に長い距離搬送する必要がある場合には、搬送路R(特に第1の搬送路R1)に2以上のレジストローラ対を配置してもよい。これにより、用紙が長距離を搬送された場合でも、確実に用紙の斜行を補正できる。
1 本体部
2 画像読取部
3 操作パネル
4 上部給紙カセット部
41 上部給紙カセット
43 上部給紙カセット収容部
45 給紙ローラ
451 上部カセット給紙クラッチ
5 下部給紙カセット部
51 下部給紙カセット
53 下部給紙カセット収容部
55 給紙ローラ
551 下部カセット給紙クラッチ
6 画像形成機構
61 画像形成部
611 感光体ドラム
612 帯電デバイス
613 露光デバイス
614 現像デバイス
615 転写ローラ
616 クリーニングデバイス
617 加熱ローラ
618 加圧ローラ
62 第1のレジストローラ対
621 第1の用紙通過検出部
623 第1レジストクラッチ
63 第2のレジストローラ対
631 第2の用紙通過検出部
633 第2レジストクラッチ
64 排紙部
641 第1排紙クラッチ
642 第1ギヤ列
643 第2排紙クラッチ
644 第2ギヤ列
65 経路切替部
7 制御部
C 接続部分
E1 第1の出口
E2 第2の出口
E3 第3の出口
IN1 第1の入口
IN2 第2の入口
IN3 第3の入口
IN4 第4の入口
M モータ
R 搬送路
R1 第1の搬送路
R1' 第1の副搬送路
R2 第2の搬送路
R2' 第2の副搬送路
R3 第3の搬送路
S1、S2 空間
T 排出トレイ
Y1 第1用紙
Y2 第2用紙
t1 第1の時間
t2 第2の時間
Claims (3)
- 用紙に対する画像形成処理を担う画像形成部と、
前記画像形成部の上方に配置された上部給紙部と、
前記画像形成部にて画像が形成された用紙を排出する排紙部と、
前記上部給紙部から給紙された用紙を前記画像形成部へ搬送する第1の搬送路と、
前記画像形成部が配置され、第1の搬送路から搬送された用紙を前記画像形成部へと導いて通過させる第2の搬送路と、
前記第2の搬送路を通過することにより画像が形成された用紙を、前記排紙部へと搬送する第3の搬送路と、
前記第1の搬送路に設けられ、前記上部給紙部から給紙された用紙の斜行を補正する第1のレジストローラ対と、
前記第2の搬送路の前記画像形成部が配置された箇所よりも用紙の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の搬送路から搬送された用紙の斜行を補正する第2のレジストローラ対と、
前記画像形成部の下方に配置された下部給紙部と、
前記下部給紙部から給紙された用紙を前記画像形成部に搬送するために、当該用紙を前記第1の搬送路へ搬送する第1の副搬送路と、
を備え、
前記第1のレジストローラ対は、前記第1の搬送路において、前記第1の副搬送路が設けられた箇所よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられる、画像形成装置。 - 用紙に対する画像形成処理を担う画像形成部と、
前記画像形成部の上方に配置された上部給紙部と、
前記画像形成部にて画像が形成された用紙を排出する排紙部と、
前記上部給紙部から給紙された用紙を前記画像形成部へ搬送する第1の搬送路と、
前記画像形成部が配置され、第1の搬送路から搬送された用紙を前記画像形成部へと導いて通過させる第2の搬送路と、
前記第2の搬送路を通過することにより画像が形成された用紙を、前記排紙部へと搬送する第3の搬送路と、
前記第1の搬送路に設けられ、前記上部給紙部から給紙された用紙の斜行を補正する第1のレジストローラ対と、
前記第2の搬送路の前記画像形成部が配置された箇所よりも用紙の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の搬送路から搬送された用紙の斜行を補正する第2のレジストローラ対と、
片面に画像が形成された用紙を前記排紙部から再び前記画像形成部へと搬送するために、当該用紙を前記第1の搬送路へ搬送する第2の副搬送路と、
を備え、
前記片面に画像が形成された用紙が前記第1の搬送路へ再び搬送されれば、前記第1のレジストローラ対は、当該用紙を前記第2の搬送路へと搬送する搬送ローラ対として動作する、画像形成装置。 - 用紙に対する画像形成処理を担う画像形成部と、
前記画像形成部の上方に配置された上部給紙部と、
前記画像形成部にて画像が形成された用紙を排出する排紙部と、
前記上部給紙部から給紙された用紙を前記画像形成部へ搬送する第1の搬送路と、
前記画像形成部が配置され、第1の搬送路から搬送された用紙を前記画像形成部へと導いて通過させる第2の搬送路と、
前記第2の搬送路を通過することにより画像が形成された用紙を、前記排紙部へと搬送する第3の搬送路と、
前記第1の搬送路に設けられ、前記上部給紙部から給紙された用紙の斜行を補正する第1のレジストローラ対と、
前記第2の搬送路の前記画像形成部が配置された箇所よりも用紙の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の搬送路から搬送された用紙の斜行を補正する第2のレジストローラ対と、
前記画像形成部の下方に配置された下部給紙部と、
前記下部給紙部から給紙された用紙を前記画像形成部に搬送するために、当該用紙を前記第1の搬送路へ搬送する第1の副搬送路と、
片面に画像が形成された用紙を前記排紙部から再び前記画像形成部へと搬送するために、当該用紙を前記第1の搬送路へ搬送する第2の副搬送路と、
を備え、
前記第1のレジストローラ対は、前記第1の搬送路において、前記第1の副搬送路が設けられた箇所よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられ、
前記片面に画像が形成された用紙が前記第1の搬送路へ再び搬送されれば、前記第1のレジストローラ対は、当該用紙を前記第2の搬送路へと搬送する搬送ローラ対として動作する、
画像形成装置。
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