JP2018173525A - 箔転写装置 - Google Patents
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1.画像形成装置の概略
図1を参照して、本発明の箔転写装置の第1実施形態としての画像形成装置1の概略について説明する。
本体筐体2は、画像形成装置1の外装を構成する。本体筐体2は、給紙部3と、搬送部7と、第1像形成部6と、複数の第2像形成部4Y、4M、4Cと、露光装置5と、定着器8と、箔転写部100と、センサユニット9と、制御部10とを収容する。
給紙部3は、搬送部7に用紙Sを供給するように構成される。給紙部3は、給紙トレイ31と、複数の給紙ローラ32とを備える。
搬送部7は、給紙部3から供給された用紙Sを第1方向に搬送するように構成される。つまり、搬送部7における用紙の搬送方向は、第1方向である。搬送部7は、給紙部3から供給された用紙Sを、複数の第2像形成部4C、4M、4Yおよび第1像形成部6を順次通過するように搬送する。搬送部7は、給紙トレイ31の上方に位置する。搬送部7は、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73とを備える。
第1像形成部6は、用紙S上に第1のトナーを転写して第1のトナー像を形成する。用紙Sの搬送方向(第1方向)において、第1像形成部6は、複数の第2像形成部4Y、4M、4Cよりも下流側に配置される。第1像形成部6と、複数の第2像形成部4Y、4M、4Cとは、第1方向において、互いに間隔を空けて並ぶ。第1像形成部6は、第1感光ドラム61と、第1帯電器64と、第1現像ローラ62と、第1トナー収容部63と、第1転写ローラ65とを備える。
複数の第2像形成部4Y、4M、4Cは、それぞれ、用紙S上に第2のトナーを供給して第2のトナー像を形成する。用紙Sの搬送方向(第1方向)において、複数の第2像形成部4Y、4M、4Cは、第1像形成部6の上流側に位置する。複数の第2像形成部4Y、4M、4Cのそれぞれは、トナー収容部に収容されるトナーを除いて同じ構造を有する。複数の第2像形成部4Y、4M、4Cのそれぞれは、第2感光ドラム41と、第2帯電器44と、第2現像ローラ42と、第2トナー収容部43と、第2転写ローラ45とを備える。
露光装置5は、第1感光ドラム61および複数の第2感光ドラム41を露光するように構成される。露光装置5は、第1像形成部6および複数の第2像形成部4Y、4M、4Cに対して上方に位置する。第1感光ドラム61について説明すると、露光装置5は、第1帯電器64によって帯電された第1感光ドラム61の周面を露光する。これにより、第1感光ドラム61の周面に、静電潜像が形成される。その後、第1現像ローラ62によって静電潜像に第1のトナーが供給されることにより、第1感光ドラム61の周面に、第1のトナー像が形成される。同様に、第2感光ドラム41の周面には、第2のトナーが供給されて、第2のトナー像が形成される。
定着器8は、トナー像が転写された用紙Sを加熱および加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させるように構成される。定着器8は、用紙Sの搬送方向(第1方向)において、第1像形成部6の下流側に間隔を空けて位置する。定着器8は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とを備える。加熱ローラ81は、加熱可能に構成される。加圧ローラ82は、加熱ローラ81と接触する。
箔転写部100は、第1のトナー像に金属箔を重ね、第1のトナー像および金属箔を加熱することで第1のトナー像に金属箔を転写するように構成される。箔転写部100は、用紙Sの搬送方向において、定着器8の下流側に位置する。箔転写部100は、第1リール120と、第2リール130と、第1箔転写ローラ140と、第2箔転写ローラ150とを備える。
センサユニット9は、画像形成装置1内における用紙Sの通過を検知するように構成される。センサユニット9は、給紙センサ91と、定着センサ92と、排出センサ93とを備える。
制御部10は、第1処理の一例としての箔転写処理と、第2処理の一例としての通常印刷処理とを切り替え可能に制御する。箔転写処理は、第1のトナー像および第2のトナー像のうち少なくとも第1のトナー像を用紙S上に形成し、第1のトナー像に金属箔を転写する。通常印刷処理は、第1のトナー像および第2のトナー像の少なくともいずれか一方を用紙S上に形成し、第1のトナー像に金属箔を転写しない。
箔フィルムFは、第1リール120に巻かれている。箔フィルムFは、上記したように、キャリアフィルムF1と、キャリアフィルムF1に積層される金属箔F2とを備える。
第1のトナーは、第1トナー収容部63に収容される。第1のトナーは、結着樹脂と、用紙Sと金属箔F2とを接着するための接着剤とを少なくとも含有する。
第2のトナーは、第2トナー収容部43に収容される。第2のトナーは、結着樹脂と、帯電制御樹脂とを少なくとも含有する。
次に、図2〜図5を参照して、画像形成装置1における画像形成処理について説明する。
図3を参照して、選択箔転写処理について説明する。
図2に示すように、印刷データが金属箔のデータを含まない場合(S1:No)、通常印刷処理が実行される(S3)。
図1に示すように、画像形成装置1は、第1像形成部6と、箔転写部100とを備える。第1像形成部6は、用紙S上に第1のトナーを転写して第1のトナー像を形成する。箔転写部100は、第1のトナー像に金属箔F2を重ね、第1のトナー像および金属箔F2を加熱することで第1のトナー像に金属箔F2を転写する。
次に、図6を参照して、第2実施形態の画像形成装置11について説明する。画像形成装置11において、画像形成装置1と同じ部材には、同じ符号を付し、説明を省略する。
次に、図7を参照して、第3実施形態の画像形成装置12について説明する。画像形成装置12において、画像形成装置1と同じ部材には、同じ符号を付し、説明を省略する。
次に、図8を参照して、第4実施形態の画像形成装置13について説明する。画像形成装置13において、画像形成装置12と同じ部材には、同じ符号を付し、説明を省略する。
次に、図9を参照して、第5実施形態の画像形成装置14について説明する。画像形成装置14において、画像形成装置1と同じ部材には、同じ符号を付し、説明を省略する。
次に、図10を参照して、第6実施形態の画像形成装置15について説明する。画像形成装置15において、画像形成装置14と同じ部材には、同じ符号を付し、説明を省略する。画像形成装置15は、第1像形成部6と、複数の第2像形成部4K、4Y、4M、4Cとを備える。このような第6実施形態によっても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、図11を参照して、第7実施形態の箔転写装置16について説明する。箔転写装置16において、画像形成装置1と同じ部材には、同じ符号を付し、説明を省略する。
第1実施形態〜第7実施形態では、定着器8が第1のトナー像および第2のトナー像を用紙Sに熱定着するが、これに限定されない。箔転写部100が、第1のトナー像および第2のトナー像を用紙Sに熱定着するとともに、金属箔を第1のトナー像に転写してもよい。これによっても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
<4級アンモニウム塩または3級アミノ基の含有割合の測定(流動電位測定)>
トナーが水に懸濁されたトナー懸濁液100質量部を準備する。トナー懸濁液におけるトナーの含有割合は0.1質量%とする。
<表面電位測定>
トナーを木製の机(表面電位 0kV)の上に並べる。そして、トナーの表面電位を静電気測定器(YC−102)により1時間毎、合計3回測定する。その後、3つの測定値の平均値を表面電位とする。
スチレン85質量部と、ブチルアクリレート11質量部と、ジメチルアミノエチルメタクリレートのパラトルエンスルホン酸塩4質量部とをビーズミルで分散させて、モノマー混合物を得た。次いで、モノマー混合物をトルエン500質量部とメタノール400質量部との混合溶媒に添加し、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)4質量部の存在下で80℃にて8時間反応させた。反応終了後、溶媒を留去して、4級アンモニウム塩を含有する接着剤Aを得た。
スチレン80質量部と、ジメチルアミノエチルメタクリレート20質量部とをビーズミルで分散させて、モノマー混合物を得た。次いで、モノマー混合物をトルエン900質量に添加し、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)4質量部の存在下で80℃にて8時間反応させた。反応終了後、溶媒を留去して、3級アミノ基を含有する接着剤Bを得た。
ジメチルアミノエチルメタクリレートのパラトルエンスルホン酸塩を、ジメチルアミノプロピルアクリルアミドのメチルクロライド塩に変更したこと以外は、製造例1と同様にして、4級アンモニウム塩を含有する接着剤Cを得た。
ジメチルアミノエチルメタクリレートを、ジエチルアミノエチルメタクリレートに変更したこと以外は、製造例2と同様にして、3級アミノ基を含有する接着剤Dを得た。
スチレンと、ブチルアクリレートと、4級アンモニウム塩を含有する接着剤Aと、着色剤(カーボンブラック:CB)とを、トナー中の4級アンモニウム塩の含有割合が表1に示す値となるように混合して、モノマー組成物を調製した。
ポリエチレンワックスを、トナー中のポリエチレンワックスの含有割合が表2に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例1と同様にして、トナーを調製した。
カルナバワックスを、トナー中のカルナバワックスの含有割合が表3に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例1と同様にして、トナーを調製した。
パラフィンワックスを、トナー中のパラフィンワックスの含有割合が表4に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例1と同様にして、トナーを調製した。
負帯電制御剤(藤倉化成社製)を、トナー中の負帯電制御剤の含有割合が表5に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例1と同様にして、トナーを調製した。また、トナーの表面電位を表5に示す。
接着剤Aを、3級アミノ基を含有する接着剤Bに変更して、スチレンと、ブチルアクリレートと、接着剤Bと、着色剤(カーボンブラック:CB)とを、トナー中の3級アミノ基の含有割合が表6に示す値となるように混合してモノマー組成物を調製したこと以外は、実施例1と同様にして、トナーを調製した。
ポリエチレンワックスおよび正帯電制御剤(ボントロンN−7、オリエント化学社製)のそれぞれを、トナー中のポリエチレンワックスおよび正帯電制御剤のそれぞれの含有割合が表7に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例31と同様にして、トナーを調製した。
カルナバワックスおよび正帯電制御剤のそれぞれを、トナー中のカルナバワックスおよび正帯電制御剤のそれぞれの含有割合が表8に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例31と同様にして、トナーを調製した。
パラフィンワックスおよび正帯電制御剤のそれぞれを、トナー中のパラフィンワックスおよび正帯電制御剤のそれぞれの含有割合が表9に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例31と同様にして、トナーを調製した。
負帯電制御剤(藤倉化成社製)を、トナー中の負帯電制御剤の含有割合が表10に示す値となるように、モノマー組成物にさらに混合したこと以外は、実施例31と同様にして、トナーを調製した。
各実施例および各比較例で得られたトナーを、図1に示す画像形成装置の第1トナー収容部に収容した。そして、上記した選択箔転写処理を実行した。なお、第1箔転写ローラの加熱温度(設定)は、150℃であった。第1箔転写ローラと第2箔転写ローラとの間を通過する用紙の表面温度は、120℃であった。また、金属箔の主成分は、Al単体であった。
○:第1のトナー像に金属箔が95%以上転写した。
△:第1のトナー像に金属箔が50%以上95%未満転写した。
×:第1のトナー像に金属箔が50%未満転写した。
接着剤Aを接着剤Cに変更したこと以外は、実施例1〜30と同様にして、トナーを調製した。実施例52〜81のトナーにおける箔転写性評価の結果は、実施例1〜30のトナーにおける箔転写性評価の結果と同じであった(上記表1〜5参照)。
接着剤Bを接着剤Dに変更したこと以外は、実施例31〜51と同様にして、トナーを調製した。実施例82〜102のトナーにおける箔転写性評価の結果は、実施例31〜51のトナーにおける箔転写性評価の結果と同じであった(上記表6〜10参照)。
4 第2像形成部
6 第1像形成部
10 制御部
11 画像形成装置
12 画像形成装置
13 画像形成装置
14 画像形成装置
15 画像形成装置
16 箔転写装置
41 第2感光ドラム
42 第2現像ローラ
61 第1感光ドラム
62 第1現像ローラ
75 中間転写ベルト
76 二次転写ローラ
100 箔転写部
Claims (12)
- 用紙上に第1のトナーを転写して第1のトナー像を形成する第1像形成部と、
前記第1のトナー像に金属箔を重ね、前記第1のトナー像および前記金属箔を加熱することで前記第1のトナー像に前記金属箔を転写する箔転写部と、を備え、
前記第1のトナーは、結着樹脂と、用紙と前記金属箔とを接着するための接着剤と、を少なくとも含有し、
前記接着剤は、3級アミノ基または4級アンモニウム塩を含有する官能基含有ビニルモノマーおよび前記官能基含有ビニルモノマーと共重合可能なビニルモノマーの共重合体を少なくとも含有し、
前記官能基含有ビニルモノマーが4級アンモニウム塩を含有する場合、前記第1のトナーに対して、前記接着剤中の4級アンモニウム塩の含有割合は、0.28質量%以上20.0質量%以下であり、
前記官能基含有ビニルモノマーが3級アミノ基を含有する場合、前記第1のトナーに対して、前記接着剤中の3級アミノ基の含有割合は、2.65質量%以上20.0質量%以下であることを特徴とする、箔転写装置。 - 前記官能基含有ビニルモノマーは、
4級アンモニウム塩を含有する場合、ジメチルアミノエチルメタクリレートのパラトルエンスルホン酸塩またはジメチルアミノプロピルアクリルアミドのメチルクロライド塩を含み、
3級アミノ基を含有する場合、ジメチルアミノエチルメタクリレートまたはジエチルアミノエチルメタクリレートを含むことを特徴とする、請求項1に記載の箔転写装置。 - 前記官能基含有ビニルモノマーと共重合可能なビニルモノマーは、スチレンであることを特徴とする、請求項1または2に記載の箔転写装置。
- 前記第1のトナーは、さらに、ワックスを含有し、
前記ワックスは、ポリオレフィンワックス、植物系ワックスおよび石油系ワックスからなる群より選択される少なくとも1種のワックスであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の箔転写装置。 - 用紙上に第2のトナーを供給して第2のトナー像を形成する第2像形成部を、さらに備え、
前記第2のトナーは、結着樹脂と、帯電制御樹脂と、を少なくとも含有し、
前記帯電制御樹脂は、4級アンモニウム塩を含有する官能基含有ビニルモノマーおよび前記官能基含有ビニルモノマーと共重合可能なビニルモノマーの共重合体を少なくとも含有し、
前記第2のトナーに対して前記帯電制御樹脂中の4級アンモニウム塩の含有割合は、6.0×10−5質量%以上0.28質量%未満であり、
前記箔転写部は、前記第1のトナー像および前記第2のトナー像が形成される用紙に前記金属箔を重ね、前記第1のトナー像および前記金属箔を加熱することで前記第1のトナー像に前記金属箔を転写することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の箔転写装置。 - 前記第1のトナー像および前記第2のトナー像のうち少なくとも前記第1のトナー像を用紙上に形成し、前記第1のトナー像に前記金属箔を転写する第1処理と、前記第1のトナー像および前記第2のトナー像の少なくともいずれか一方を用紙上に形成し、前記第1のトナー像に前記金属箔を転写しない第2処理とを切り替え可能に制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記第1処理における用紙の搬送速度が、前記第2処理における用紙の搬送速度よりも遅くなるように制御することを特徴とする、請求項5に記載の箔転写装置。 - 前記第1のトナー像および前記第2のトナー像のうち少なくとも前記第1のトナー像を用紙上に形成し、前記第1のトナー像に前記金属箔を転写する第1処理と、前記第1のトナー像および前記第2のトナー像の少なくともいずれか一方を用紙上に形成し、前記第1のトナー像に前記金属箔を転写しない第2処理とを切り替え可能に制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記第1処理において、用紙に対する単位面積当たりの前記第1のトナーの量が、用紙に対する単位面積当たりの前記第2のトナーの量よりも多くなるように制御することを特徴とする、請求項5または6に記載の箔転写装置。 - 前記第1像形成部は、
第1感光ドラムと、
前記第1感光ドラムにトナーを供給するための第1バイアスが印加される第1現像ローラと、
を備え、
前記第2像形成部は、
第2感光ドラムと、
前記第1バイアスと同極性であり、前記第2感光ドラムにトナーを供給するための第2バイアスが印加される第2現像ローラと、
を備え、
前記制御部は、前記第1処理において、前記第1バイアスの絶対値が前記第2バイアスの絶対値よりも大きくなるように制御することを特徴とする、請求項7に記載の箔転写装置。 - 用紙の搬送方向において、前記第1像形成部は、前記第2像形成部よりも下流側に配置されていることを特徴とする、請求項5〜8のいずれか一項に記載の箔転写装置。
- 第1のトナーの結着樹脂および第2のトナーの結着樹脂は、スチレンアクリル樹脂であることを特徴とする、請求項5〜9のいずれか一項に記載の箔転写装置。
- 用紙上に第1のトナーを転写して第1のトナー像を形成する第1像形成部と、
前記第1のトナー像に金属箔を重ね、前記第1のトナー像および前記金属箔を加熱することで前記第1のトナー像に前記金属箔を転写する箔転写部と、を備え、
前記第1のトナーは、結着樹脂と、用紙と前記金属箔とを接着するための接着剤と、ポリエチレンワックスと、を少なくとも含有し、
前記接着剤は、4級アンモニウム塩を含有する官能基含有ビニルモノマーおよび前記官能基含有ビニルモノマーと共重合可能なビニルモノマーの共重合体を含有し、
前記第1のトナーに対して、前記接着剤中の4級アンモニウム塩の含有割合は、0.20質量%以上20.0質量%以下であり、
前記ポリエチレンワックスに対する前記接着剤中の4級アンモニウム塩の含有比率は、0.045以上であることを特徴とする、箔転写装置。 - 中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルト上に第1のトナーを転写して第1のトナー像を形成する第1像形成部と、
前記中間転写ベルト上に第2のトナーを転写して第2のトナー像を形成する第2像形成部と、
前記中間転写ベルトから用紙に前記第1のトナーおよび前記第2のトナー像を転写する二次転写ローラと、
前記第1のトナー像および前記第2のトナー像が形成される用紙に金属箔を重ね、前記第1のトナー像および前記金属箔を加熱することで前記第1のトナー像に前記金属箔を転写する箔転写部と、を備え、
前記第1のトナーは、4級アンモニウム塩を含有する官能基含有ビニルモノマーおよび前記官能基含有ビニルモノマーと共重合可能なビニルモノマーの共重合体を少なくとも含有し、
前記官能基含有ビニルモノマーが4級アンモニウム塩を含有する場合、前記第1のトナーに対して、前記接着剤中の4級アンモニウム塩の含有割合は、0.28質量%以上20.0質量%以下であり、
前記官能基含有ビニルモノマーが3級アミノ基を含有する場合、前記第1のトナーに対して、前記接着剤中の3級アミノ基の含有割合は、2.65質量%以上20.0質量%以下であることを特徴とする、箔転写装置。
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