JP2018172163A - 積層フィルム及びその製造方法、袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】気泡の発生を抑制しつつ、このような金属層のセル状の形成領域を微細化することが可能な積層フィルムを提供する。【解決手段】樹脂製基材2と表層4の中間にアルミニウム蒸着層3を挟持させた積層フィルム1において、アルミニウム蒸着層3は、アルミニウムの吸収波長を含むレーザ光の照射に基づいて形成された透明領域を含み、透明領域は、気泡の発生が抑制され、可視光線透過率は、20〜60%とされており、望ましくはこの可視光線透過率が25〜53.5%未満とされていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製基材と表層の中間にアルミニウム蒸着層を挟持させた積層フィルムに関し、特に微細な透明領域を気泡を発生させることなく形成させる上で好適な積層フィルム及びその製造方法、更にはその積層フィルムが用いられる袋体に関するものである。
シャンプーやリンス等の液体トイレタリー用品や、飲食物等のような半流動性又は流動性の内容物を充填する軟包装材が普及している。この軟包装材は、パウチ等に代表されるように、プラスチックフィルム、蒸着フィルム等により構成されており、軽量であり、かつ生産性に優れたものとなっている。
このような軟包装材に対して、視覚的な装飾やブランド名を施したり、或いは製造年月日や成分表、製造元等の各種情報を外表面に施す場合が多い。このような装飾や情報を軟包装材の外表面に施す場合には、印刷により行う場合が一般的である。しかしながら、このような軟包装材の外表面に施した印刷は擦れただけで簡単に剥離したり、掠れてしまったり、又は薄くなってしまう場合がある。またこのような印刷を消した上で偽の情報に改ざんすることも技術的に可能である。このため、軟包装材の表面に対して印刷以外の方法により装飾や情報を施す技術が従来より望まれていた。
これに加えて軟包装材の一部または全部を透明にすることにより内容物を外部から視認可能とすることにより、内容物の状態や残量等を確認したいという社会的な要望もあった。
このような要望に応えるため、軟包装材にアルミ蒸着層等を始めとした蒸着金属層が用いられていることを逆に利用し、金属層の配置制御を行うことで、上述した装飾や情報を施したり、或いは内容物を視認可能な透明領域を形成する研究が従来より行われている。このような金属層の配置制御を行うためには、金属層の形成領域と金属層の非形成領域を作りこむための技術が必要となる。従来において、高分子フィルムにより挟持した蒸着金属層をレーザ加工により複数の領域に分離する技術としては、例えば特許文献1の開示技術が提案されている。この特許文献1の開示技術によれば、蒸着金属層に対してYAGレーザを照射し、蒸着金属層を融解させることにより上述した非形成領域を作るものである。
しかしながら、軟包装材に施す装飾バリエーションの多彩化、微細化が進んできており、また細かい文字を表示したいという要望もある。かかる場合には、金属層の形成領域と非形成領域とを微細なピッチで形成させ、ひいては金属層のセル状の形成領域を極小化する技術が求められる。金属層のセル状の形成領域が極小化することの意味するところは、単位面積当たりの金属層の形成領域が小さくなり、単位面積あたりの金属層の非形成領域がより増加することに相当する。上述した特許文献1の開示技術により金属層の非形成領域を増加させるためには、YAGレーザの照射領域がその分増やす必要が出てくる。その結果、単位面積当たりのYAGレーザからのエネルギーが増加し、ガスが発生し、高分子フィルムとの間に気泡が発生してしまう
特許文献1には、気泡の発生を抑制しつつ、このような金属層のセル状の形成領域を微細化させる技術は特段開示されていない。
また特許文献2には、合成樹脂からなる基材上に形成された金属層からなる中間層に対してレーザ光を照射することによりこれを気化させ、同じく金属層の形成領域と非形成領域を作る技術が開示されている。しかしながら。この特許文献2にも同様に気泡の発生を抑制しつつ、このような金属層のセル状の形成領域を微細化する技術は特段開示されていない。
実開昭57−41733号公報 特開2007−217048号公報
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、気泡の発生を抑制しつつ、このような金属層のセル状の形成領域を微細化することが可能な積層フィルム及びその製造方法、袋体を提供することにある。
本発明者らは、上述した課題を解決するために、樹脂製基材と表層の中間にアルミニウム蒸着層を挟持させた積層フィルムにおいて、アルミニウム蒸着層において気泡の発生を抑制させつつ、可視光線透過率を20〜60%の範囲とした積層フィルムを発明した。
第1発明に係る積層フィルムは、樹脂製基材と表層の中間にアルミニウム蒸着層を挟持させた積層フィルムにおいて、上記アルミニウム蒸着層は、アルミニウムの吸収波長を含むレーザ光の照射に基づいて形成された透明領域を含み、上記透明領域は、気泡の発生が抑制されていることを特徴とする。
第2発明に係る積層フィルムは、第1発明において、上記透明領域は、可視光線透過率が20〜60%であることを特徴とする。
第3発明に係る積層フィルムは、第2発明において、上記透明領域には、酸化アルミニウムが存在していることを特徴とする。
第4発明に係る積層フィルムは、第3発明において、上記アルミニウム蒸着層は、上記透明領域によって隔てられた複数のセルにより構成されていることを特徴とする。
第5発明に係る積層フィルムは、第4発明において、少なくとも一の上記セルは、上記酸化アルミニウムが平面視で格子状に形成されることで略矩形状に構成され、その当該セルの面積は、0.0004〜0.0676mm2であることを特徴とする。
第6発明に係る積層フィルムは、第1発明〜第5発明の何れかにおいて、上記透明領域は、可視光線透過率が、25〜53.5%未満であることを特徴とする。
第7発明に係る袋体は、内容物を収容する収容部を備え、上記収容部は、第1発明〜第6発明の何れかの積層フィルムにより構成されていることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、レーザ光の照射領域を微細にコントロールすることにより、アルミニウム蒸着層のセル状の非照射領域、又は照射領域を微細に調整することが可能となる。その結果、アルミ蒸着層を構成する金属色を発揮する非照射領域と、透明な照射領域との配置制御を行うことが可能となる。しかも本発明によれば、これらの微細な配置制御を、気泡の発生を抑制しつつ実現することが可能となる。
本発明を適用した積層フィルムの斜視図である。 本発明を適用した積層フィルムの他の構成に係る斜視図である。 本発明を適用した積層フィルムの製造方法について説明するための図である。 アルミニウム蒸着層に対してレーザ光を照射する例について説明するための図である。 レーザ光による照射領域を拡大した状態を示す図である。 非照射領域を互いに連続した形状で構成する例を示す図である。 本発明を適用した積層フィルム1を袋体に適用する例を示す図である。 照射するレーザ光の格子状の線画ピッチについて説明するための図である。 縦軸をレーザ出力とし、横軸を各線画ピッチに対応するセルの換算面積とした表中に光線透過率を示した図である。 縦軸をレーザ出力とし、横軸を各線画ピッチに対応するセルの換算面積とした表中に光線透過率を示した他の図である。 縦軸をレーザ出力とし、横軸を各線画ピッチに対応するセルの換算面積とした表中に光線透過率を示した更なる他の図である。
以下、本発明を適用した積層フィルムについて、図面を参照しながら詳細に説明をする。
本発明を適用した積層フィルム1は、図1に示すように樹脂製基材2と、この樹脂製基材2上に積層されたアルミニウム蒸着層3と、アルミニウム蒸着層上に積層された表層4とを備えている。アルミニウム蒸着層3は、樹脂製基材2と表層4との中間に挟持された状態となっている。
樹脂製基材2は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂からなる。この樹脂製基材2は、1軸方向又は2軸方向に延伸された延伸フィルムを用いるようにしてもよい。かかる場合には、図2に示すように、樹脂製基材2の内側の層21をポリエチレンテレフタレート(PET)等で構成し、樹脂製基材2の外側の層22をポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、等の樹脂材料で構成するようにしてもよい。樹脂製基材2とアルミニウム蒸着層3との密着性を向上させる観点から、図1に示すようにこれらの間に接着剤5を介装させるようにしてもよい。この接着剤5としては、ポリウレタン、ポリエーテル、ポリエステル、エポキシ樹脂等を使用するようにしてもよい。
アルミニウム蒸着層3は、外表面に対して金属色を発揮させることによる美観を醸し出す役割を担うと共に、視認性を遮る役割も担う。このアルミニウム蒸着層3は、アルミニウムを蒸発させて樹脂製基材2に付着させてなるものである。このアルミニウム蒸着層3は、アルミ箔、アルミ合金等の金属箔等で構成されていてもよい。
このようなアルミニウム蒸着層3は、外部からYAG(イットリウムアルミニウムガーネット)レーザ光やYVO4(バナジン酸イットリウム)レーザ光が照射された場合に、透明を呈する酸化アルミニウムに変化する性質を持つことが判明した。
このアルミニウム蒸着層3の膜厚は、例えば1〜500nmであり、望ましくは5〜200nmで構成されていてもよい。
表層4は、例えばナイロン等のPA樹脂、PET等のポリエステル樹脂、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等からなる薄膜により構成されている。表層4は、強度を補強する役割を担わせる場合には、一軸方向又は二軸方向に延伸された延伸フィルムにより構成してもよい。図1に示すように表層4は接着剤5を介してアルミニウム蒸着層3に積層させる。この接着剤5としては、ポリウレタン、ポリエーテル、エポキシ樹脂等を使用する。また、図示していないが、表層4の接着材5側に印刷層を設けても良い。
次に、上述した構成からなる本発明を適用した積層フィルム1の製造方法について説明をする。
先ず図3(a)に示すように、樹脂製基材2にアルミニウム蒸着層3を蒸着させる。この蒸着はいかなる方法に基づくものであってもよいが、一例としては真空蒸着により積層させる方法を適用するものであってもよい。次に図3(b)に示すように、この樹脂製基材2のアルミニウム蒸着層3側に表層4を接着剤5を介して接着する。
次に、図4(a)に示すようにアルミニウム蒸着層3に対してレーザ光を照射する。この照射するレーザ光は、例えばYAGレーザ光やYVO4レーザ光等であり、少なくともアルミニウムの吸収波長帯域を含むことが前提となる。レーザ光の照射は、レーザ照射装置10から出射されるレーザ光を積層フィルム1に対して照射することにより行う。レーザ照射装置10から出射されるレーザ光は、積層フィルム1における表層4を透過してアルミニウム蒸着層3に照射させる場合を例に挙げて説明をするが、これに限定されるものではなく、樹脂製基材2の下側からレーザ光を照射するようにしてもよい。かかる場合においても同様に樹脂製基材2を透過したレーザ光がアルミニウム蒸着層3に到達することとなる。即ち、レーザ照射装置10からのレーザ光の照射はアルミニウム蒸着層3に到達するものであれば、樹脂製基材2の下側、或いは表層4の上側の何れ側から透過させるようにしてもよい。
アルミニウム蒸着層3に対してレーザ光が照射された場合に、当該レーザ光はアルミニウムの吸収波長帯域を含むものであることから、アルミニウム蒸着層3自体がレーザ光を吸収する。その結果、アルミニウム蒸着層3は隣接している接着層5中に存在している酸素と結合し、酸化アルミニウムに変化する。このとき、レーザ光の照射領域においては、アルミニウム蒸着層3が全て酸化アルミニウムに変化している場合や、アルミニウム蒸着層3の一部は酸化アルミニウムへ変化し、残りはアルミニウムが昇華してガス化している場合がある。ちなみに、この酸化アルミニウムは、透明を呈する。このため、レーザ光の照射領域はアルミニウム蒸着層3が酸化アルミニウムへと変化させることで透明化することが可能となる。換言すれば、レーザ光の照射領域を予め調整しておくことにより、アルミニウム蒸着層3を酸化アルミニウムに変化させて透明化する領域と、レーザ光を照射しないことによりアルミニウム蒸着層3中をそのまま残存させる領域とを自在に割り当てることが可能となる。
図4(b)の例では、レーザ光を平面視で格子状となるように照射している。これにより、アルミニウム蒸着層3上にレーザ光が照射された格子状の照射領域11のみが酸化アルミニウムに変化して透明化し、照射領域11を除く非照射領域については酸化アルミニウムに変化することなくそのままアルミニウム蒸着層3が残存することとなる。
図5は、このようなレーザ光による照射領域11を拡大した状態を示している。透明を呈する酸化アルミニウムからなる照射領域11が格子状とされていることから、周囲が照射領域11に囲まれる非照射領域12は、平面視で略矩形状からなる、アルミニウム蒸着層3が残存したセル状で構成される。具体的には、非照射領域12において、セルの端部に向かうに従い、照射領域11との境界がはっきりしないセル形状、換言すると端部周辺が頂点に向ってグラデーション化されたセル形状で構成されている。図中の破線はグラデーション化していることを表している。即ち、アルミニウム蒸着層3は、このようなセル状の非照射領域12が複数箇所に亘り形成された状態で仕上がることとなる。このようにレーザ光の照射領域を微細にコントロールすることにより、アルミニウム蒸着層3のセル状の非照射領域12、又は照射領域11を微細に調整することが可能となる。その結果、アルミニウム蒸着層3を構成する金属色を発揮する非照射領域12と、透明な照射領域11との配置制御を行うことが可能となる。
照射するレーザ光の出力は、形成する非照射領域12を構成するセルの面積等に応じて予め決定される。形成すべき非照射領域12のセルの面積に応じて、レーザ光の出力を最適化することにより、気泡が発生するのを防止することができる。この気泡は、レーザ光の照射領域11が増加すると、単位面積当たりのレーザ光からのエネルギーが増加し、レーザ光の照射によりアルミニウム蒸着層3が酸化アルミニウムに変化するときに発生するエネルギーによって、例えばその近傍にある接着剤5が気化してガスが発生していると推察される。また、アルミニウム蒸着層3がレーザ光の照射により、アルミニウム自身が昇華してガスが発生しているとも考えられる。このため、照射領域11或いは非照射領域12の面積に応じて、発生する気泡の量は変化する。即ち、レーザ光の出力を上げるにつれて気泡が発生しやすくなり、レーザ光の出力を下げるにつれて気泡の発生を抑制することができる。この気泡の発生を抑制しつつ、好みの照射領域11、非照射領域12の配置制御を行うためには、このレーザ光の出力を制御する必要がある。
一方、あまりにレーザ光の出力を低くしてしまうと、照射領域11を所望のレベルまで透明化させることができない。このため、積層フィルム1の製造時において、このレーザ光の出力は、気泡の発生の抑制並びに照射領域11の透明化の双方から最適には範囲で設定される。具体的には、製造した積層フィルム1の可視光線透過率が20〜60%の範囲であれば、気泡の発生を抑制でき、しかも所望の透明性を発揮させることができる。また、製造した積層フィルム1の可視光線透過率が25〜53.5%未満の範囲であれば、微細な気泡の発生をより強固に抑制でき、しかも所望の透明性を好適に発揮させることができる。
なお、このレーザ光の出力は、その他レーザ光の周波数やスキャン速度等の他の要因に応じて最適な範囲で決定されるものであってもよい。
上述した実施の形態においては、非照射領域12の形状を平面視で略矩形状のセルで構成する場合を例にとり説明をしたが、これに限定されるものではない。この非照射領域12のセルの平面視の形状は、他の多角形、円形、楕円形等、いかなる規則的、又は不規則的な形状とされていてもよい。実際に非照射領域12のセルの形状をコントロールするためには、照射領域11をレーザ照射装置10側において調整する必要がある。
また非照射領域12は、周囲が照射領域11に囲まれたセル状とされている場合に限定されるものではなく、図6に示すように互いに連続した形状とされていてもよい。図中の破線はグラデーション化していることを表している。
このようにして作製された積層フィルム1は、いかなる用途に適用されるものであってもよいが、例えば図7に示すような袋体7に適用されるものであってもよい。
袋体7は、内容物を収容するための収容部71を備えている。この収容部71は、軟包装材により構成されており、例えば上述した積層フィルム1が適用される。この収容部71には、シャンプーやリンス等の液体トイレタリー用品や、飲食物等のような半流動性又は流動性の内容物が充填される。収容部71は、微視的に見た場合、照射領域11に囲まれた矩形状のセルとしての複数の非照射領域12が点在している。この非照射領域12については、照射領域11のアルミニウム蒸着層3が酸化アルミニウムに変化して透明化していることから、このような非照射領域12と照射領域11とを微細なパターンで配置することにより、収容部71の表面から内容物を視認できるほどの透明性を現すことが可能となる。この透明性を調整する上では、照射領域11と非照射領域12の面積比率やピッチ、更には非照射領域12を構成するセルの面積等の調整が必要になる。ちなみに、この照射領域11、非照射領域12の調整次第で、照射領域11、非照射領域12に基づく連続模様を表示することもでき、或いはこれらに基づいてブランド名や社名、ロゴ等を施すことも可能となる。
また、袋体7には文字列74で構成される情報75が表示される場合もある。このような情報75は、例えば内容物の成分や、製造年月日、製造元等が文字列74を通じて表現される。この情報75を構成する文字列74の部分を非照射領域12とし、それ以外の領域を照射領域11とすることにより、文字列74以外を透明な照射領域11とした上で文字列74を非照射領域12の金属色で明確に表示することができる。或いはこの情報75を構成する文字列74の部分を照射領域11とし、それ以外の領域を非照射領域12とすることにより、文字列74以外を金属色からなる非照射領域12とした上で文字列74を透明な照射領域11で明確に表示することができる。
また、この収容部71につき、大きめの照射領域11を形成させておくことにより、照射領域11による透明な窓部分を形成させることができる。その結果、この透明な窓としての照射領域11を通じて収容部71に充填された内容物をわざわざ開封することなく外部から視覚的に視認することができる。このため、収容部71内に充填された内容物の状態や残量をこの透明な照射領域11を通じて確認することが可能となる。
このように本発明を適用した積層フィルム1によれば、アルミニウムの吸収帯域を含むレーザ光をアルミニウム蒸着層3に対して照射することにより、これを酸化アルミニウムに変化させた透明の照射領域11と、それ以外の金属色を発揮する非照射領域12の配置を制御することができる。特にこのレーザ光の照射領域11をミクロンオーダーもの微細なレベルまで絞り込むことにより、照射領域11と非照射領域12を微細なレベルまで配置制御することができる。その結果、照射領域11と非照射領域12から金属色の濃淡を発揮することができ、またこれらから文字列を作り出すことで情報を表示する等を実現することができる。
以下、本発明を適用した積層フィルム1の製造条件について検討する上で行った実験的検証について説明をする。
実験に使用したサンプルは、表層4としてナイロンを、また樹脂製基材2の上層21をPETで、下層22を直鎖状短鎖分岐ポリエチレン(LLDPE)の樹脂材料で構成している。表層4とアルミニウム蒸着層3との間には、ポリエステル系の接着剤5により接着している。
このようなサンプルとしての積層フィルム1の表層4側から、レーザ光を平面視で格子状の線画となるように照射する。使用したレーザ光は、YVO4(バナジン酸イットリウム)レーザ光とし、キーエンス社のMD−X1520によりレーザ光を発光させている。加工条件としては、レーザ光の周波数は、200kHz、スキャン速度は、1000m/minとしている。
照射するレーザ光の格子状の線画ピッチLは、図8に示すように互いに隣接する照射領域11としての線画の中心線間の距離である。照射領域11としての線画の幅wは、本実験においては0.04mmとしている。この実験においては、照射領域11により隔てられた非照射領域12における略矩形状のセル62が形成されることとなる。
本実施例において実際に設定した線画ピッチLを表1に示す。線画ピッチLは、0.06〜0.4の範囲において何点か設定している。また本実施例では、設定した線画ピッチLを中心とした上限、下限の範囲内においては、ほぼ同一の結果が得られるものと仮定している。即ち、表1において、各線画ピッチLと同一結果が得られると仮定した線画ピッチの上限、下限を併記している。この上限、下限は、互いに隣接する線画ピッチL間の中央値に基づいている。
このような線画ピッチLの各上限、各下限について、セル62の換算面積をそれぞれ求めている。即ち、セル62の辺長は、線画ピッチLから線画の幅wを引いた長さで表されるため、セル62の換算面積Sは、(L−w)2により求められる。このセル62の換算面積Sも表1に示す。
Figure 2018172163
この表1の見方としては、例えば線画ピッチLが0.1mmについては、セル62の面積Sが0.0025〜0.0049mm2の範囲に該当する。換言すれば、線画ピッチLが0.1mmのサンプルについて行った実験は、セル62の面積Sが0.0025〜0.0049mm2の範囲にあるサンプルとほぼ同様の結果を示すものと仮定する。本来セル62の面積Sが0.0025〜0.0049mm2の範囲にあるサンプルについて行うべき実験を、代表して線画ピッチLが0.1mmのサンプルについて行うものとして考える。
本実験においては、このような表1に示す各線画ピッチLで、かつレーザ出力を1.00〜4.00Wまで変えたレーザ光を、作成した各サンプルに照射する。図9における縦軸はレーザ出力であり、横軸は、各線画ピッチLに対応するセル62の換算面積Sの上限、下限を示している。
レーザ出力についても、同一の結果が得られるものと仮定した上限、下限を示す。上限、下限は、互いに隣接するレーザ出力間の中央値に基づいている。
各線画ピッチLで、各レーザ光の出力で照射した後、日本分光株式会社製の紫外可視近赤外分光光度計(V-770)により、波長380〜780nmの可視光線透過率を測定した、図9中の数値は、何れも可視光線透過率である。この可視光線透過率が20%以下であると、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の変化を殆ど確認することができないことから、レーザ光を照射することによるメリットが殆ど得られない。また可視光線透過率が20%超、25%以下であると、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の変化を僅かしか確認することができないことから、レーザ光を照射することによるメリットが僅かしか得られない。可視光線透過率が53.5%以上、60%以下であると、視覚的な濃淡の変化は確認できるが、微細な気泡が発生してしまう。可視光線透過率が60%超であると、見た目に影響を及ぼすほどの気泡が発生している。このため、図9では、可視光線透過率が20%以下の領域と、可視光線透過率が20%を超えて25%以下の領域、53.5%以上60%以下の領域、60%超の領域を表示している。
本実験では、レーザ光照射後の状態観察も行った。この状態観察では、表層4とアルミニウム蒸着層3との間に気泡が発生しているか否かを目視により判別した。この気泡の判別基準は、全く気泡が発生していない場合、微細な気泡が発生した場合、気泡が発生した場合の3段階で評価を行っている。これら気泡の発生度合に応じた各領域も図9中に示している。
図9の結果から、可視光線透過率が20〜60%の領域においては、レーザ光を照射することによるメリットが最低限発現しており、かつ気泡が全く発生していないか、或いは微細な気泡の発生に留まっていた。可視光線透過率が20〜60%の領域は、以下の範囲で定義できる。
セル62の換算面積S(mm2) レーザ光の出力(W)
0.0001以上〜0.0009未満 1.125〜1.625
0.0009以上〜0.0025未満 1.125〜2.625
0.0025以上〜0.0049未満 1.125〜3.625
0.0049以上〜0.0342未満 1.125〜4.125
0.0342以上〜0.0552未満 1.875〜4.125
0.0552以上〜0.0961未満 2.625〜4.125
0.0961以上〜0.1681未満 3.625〜4.125
図9の結果から、可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域においては、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の変化が明確に現れていることからレーザ光を照射するメリット現れており、かつ微細な気泡も全く発生していなかった。可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域は、以下の範囲で定義できる。
セル62の換算面積S(mm2) レーザ光の出力(W)
0.0001以上〜0.0009未満 1.125〜1.375
0.0009以上〜0.0025未満 1.125〜2.125
0.0025以上〜0.0049未満 1.125〜2.625
0.0049以上〜0.0081未満 1.125〜3.625
0.0081以上〜0.0121未満 1.125〜4.125
0.0121以上〜0.0196未満 1.375〜4.125
0.0196以上〜0.0342未満 1.875〜4.125
0.0342以上〜0.0552未満 2.625〜4.125
0.0552以上〜0.0961未満 3.625〜4.125
以上より、気泡の発生度合と、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の効果は、セル62の換算面積とレーザ光の出力に支配されるのが分かる。このため、セル62の換算面積とレーザ光の出力の両者を調整することにより、気泡の発生度合と視覚的な濃淡の変化を最適化できることが示唆されている。しかも、この気泡の発生度合と視覚的な濃淡の効果は、可視光線透過率とも相関が取れていることが実験的検討からも示されていた。製造した積層フィルム1の可視光線透過率を計測し、上述した本発明において規定した範囲内にあれば、気泡の発生度合と視覚的な濃淡の効果を最適化することができる。更に可視光線透過率の範囲と、セル62の換算面積とレーザ光の出力により特定される範囲とも一義的に連関することが示唆されている。
実施例2では、レーザ光の周波数を、200kHz、スキャン速度は、4000m/minとし、それ以外の条件は、実施例1と同様とし、実験的検証を行った。図10はこの実施例2におけるレーザ出力と、セル62の換算面積Sに対する可視光線透過率の関係を示している。
図10の結果から、可視光線透過率が20〜60%の領域においては、レーザ光を照射することによるメリットが最低限発現しており、かつ気泡が全く発生していないか、或いは微細な気泡の発生に留まっていた。可視光線透過率が20〜60%の領域は、以下の範囲で定義できる。
セル62の換算面積S(mm2) レーザ光の出力(W)
0.0001以上〜0.0009未満 1.375〜2.875
0.0009以上〜0.0025未満 1.375〜3.125
0.0025以上〜0.0049未満 1.375〜3.375
0.0049以上〜0.0121未満 1.625〜4.125
0.0121以上〜0.0196未満 1.875〜4.125
0.0196以上〜0.0342未満 2.625〜4.125
0.0342以上〜0.0552未満 2.875〜4.125
0.0552以上〜0.0961未満 3.375〜4.125
図10の結果から、可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域においては、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の変化が明確に現れていることからレーザ光を照射するメリット現れており、かつ微細な気泡も全く発生していなかった。可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域は、以下の範囲で定義できる。
セル62の換算面積S(mm2) レーザ光の出力(W)
0.0001以上〜0.0009未満 1.375〜2.125
0.0009以上〜0.0025未満 1.375〜2.625
0.0025以上〜0.0049未満 1.375〜2.875
0.0049以上〜0.0081未満 1.625〜4.125
0.0081以上〜0.0121未満 1.875〜4.125
0.0121以上〜0.0196未満 2.625〜4.125
0.0196以上〜0.0342未満 2.875〜4.125
0.0342以上〜0.0552未満 3.625〜4.125
実施例2においても同様に、気泡の発生度合と、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の効果は、セル62の換算面積とレーザ光の出力に支配されるのが分かる。このため、セル62の換算面積とレーザ光の出力の両者を調整することにより、気泡の発生度合と視覚的な濃淡の変化を最適化できることが示唆されている。しかも、この気泡の発生度合と視覚的な濃淡の効果は、可視光線透過率とも相関が取れていることが、この実施例2からも示されていた。製造した積層フィルム1の可視光線透過率を計測し、上述した本発明において規定した範囲内にあれば、気泡の発生度合と視覚的な濃淡の効果を最適化することができる。更に可視光線透過率の範囲と、セル62の換算面積とレーザ光の出力により特定される範囲とも一義的に連関することが示唆されている。
ちなみに、この実施例2では、実施例1と比較してレーザ光のエネルギーが小さいため、可視光線透過率が20〜60%の領域、可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域が共に左下にシフトしているのが示されている。
実施例3では、レーザ光の周波数を、100kHz、スキャン速度は、1000m/minとし、それ以外の条件は、実施例1と同様とし、実験的検証を行った。図11はこの実施例3におけるレーザ出力と、セル62の換算面積Sに対する可視光線透過率の関係を示している。
図11の結果から、可視光線透過率が20〜60%の領域においては、レーザ光を照射することによるメリットが最低限発現しており、かつ気泡が全く発生していないか、或いは微細な気泡の発生に留まっていた。可視光線透過率が20〜60%の領域は、以下の範囲で定義できる。
セル62の換算面積S(mm2) レーザ光の出力(W)
0.0001以上〜0.0009未満 0.875〜1.125
0.0009以上〜0.0025未満 0.875〜2.875
0.0025以上〜0.0049未満 0.875〜3.375
0.0049以上〜0.0552未満 1.125〜4.125
0.0552以上〜0.0961未満 2.375〜4.125
図11の結果から、可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域においては、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の変化が明確に現れていることからレーザ光を照射するメリット現れており、かつ微細な気泡も全く発生していなかった。可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域は、以下の範囲で定義できる。
セル62の換算面積S(mm2) レーザ光の出力(W)
0.0009以上〜0.0025未満 1.125〜1.625
0.0025以上〜0.0049未満 1.125〜2.625
0.0049以上〜0.0081未満 1.125〜3.125
0.0081以上〜0.0121未満 1.125〜3.875
0.0121以上〜0.0342未満 1.125〜4.125
0.0342以上〜0.0552未満 2.625〜4.125
0.0552以上〜0.0961未満 3.875〜4.125
実施例3においても同様に、気泡の発生度合と、透明な照射領域11が形成されることによる視覚的な濃淡の効果は、セル62の換算面積とレーザ光の出力に支配されるのが分かる。このため、セル62の換算面積とレーザ光の出力の両者を調整することにより、気泡の発生度合と視覚的な濃淡の変化を最適化できることが示唆されている。しかも、この気泡の発生度合と視覚的な濃淡の効果は、可視光線透過率とも相関が取れていることが、この実施例3からも示されていた。製造した積層フィルム1の可視光線透過率を計測し、上述した本発明において規定した範囲内にあれば、気泡の発生度合と視覚的な濃淡の効果を最適化することができる。更に可視光線透過率の範囲と、セル62の換算面積とレーザ光の出力により特定される範囲とも一義的に連関することが示唆されている。
ちなみに、この実施例2では、実施例1と比較してレーザ光のエネルギーが大きいため、可視光線透過率が20〜60%の領域、可視光線透過率が25〜53.5%未満の領域が共に右上にシフトしているのが示されている。
本発明では、樹脂製基材2としてPET、表層4としてNyを用いたが、アルミニウム蒸着層3を加熱できる程度の出力で照射したレーザ光を透過させることができるのであれば、他の樹脂素材を用いても良く、また印刷層や他の樹脂層を積層した多層構造としても良い。その際、レーザ光の出力は印刷に用いたインキに影響しない程度の低出力(具体的には、17.5W以下)であることが望ましい。
1 積層フィルム
2 樹脂製基材
3 アルミニウム蒸着層
4 表層
5 接着剤
7 袋体
10 レーザ照射装置
11 照射領域
12 非照射領域
21 上層
22 下層
62 セル
71 収容部
74 文字列

Claims (7)

  1. 樹脂製基材と表層の中間にアルミニウム蒸着層を挟持させた積層フィルムにおいて、
    上記アルミニウム蒸着層は、アルミニウムの吸収波長を含むレーザ光の照射に基づいて形成された透明領域を含み、
    上記透明領域は、気泡の発生が抑制されていることを特徴とする積層フィルム。
  2. 上記透明領域は、可視光線透過率が、20〜60%であることを特徴とする請求項1記載の積層フィルム。
  3. 上記透明領域には、酸化アルミニウムが存在していることを特徴とする請求項2記載の積層フィルム。
  4. 上記アルミニウム蒸着層は、上記透明領域によって隔てられた複数のセルにより構成されていること
    を特徴とする請求項3記載の積層フィルム。
  5. 少なくとも一の上記セルは、上記酸化アルミニウムが平面視で格子状に形成されることで略矩形状に構成され、その当該セルの面積は、0.0004〜0.0676mm2であること
    を特徴とする請求項3記載の積層フィルム。
  6. 上記透明領域は、可視光線透過率が、25〜53.5%未満であること
    を特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項記載の積層フィルム。
  7. 内容物を収容する収容部を備え、
    上記収容部は、請求項1〜6の何れか1項に記載の積層フィルムにより構成されていること
    を特徴とする袋体。
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