JPS63290733A - 包装用金属化フィルムの加工法 - Google Patents

包装用金属化フィルムの加工法

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JPS63290733A
JPS63290733A JP12535387A JP12535387A JPS63290733A JP S63290733 A JPS63290733 A JP S63290733A JP 12535387 A JP12535387 A JP 12535387A JP 12535387 A JP12535387 A JP 12535387A JP S63290733 A JPS63290733 A JP S63290733A
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JP
Japan
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film
thin film
aluminum
transparent
metallized film
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Pending
Application number
JP12535387A
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English (en)
Inventor
Yasuo Yoshioka
泰男 吉岡
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、包装用の金属化フィルムの一部を透明化する
加工方法に関する。
発明の背景 アルミニウム金属化フィルムは、防湿性に優れているた
め、加工食品などの包装用として広(用いられている。
このようなアルミニウム金属化フィルムによって加工食
品などが包装されると、アルミニウム薄膜によって内部
が直接見えない状態となるため、内容物を直接確認しよ
うとする需要者の要求に添えなくなる。
このようなアルミニウム薄膜が真空蒸着によって透明な
プラスチックフィルム面に形成されるとき、その蒸着過
程で、アルミニウム薄膜を部分的に形成すれば、透明な
プラスチックフィルムの非蒸着部分は、内容物を直接見
せるための透明な窓として利用できる。しかし、このよ
うな加工方法は、フィルムの製造段階で行われなければ
ならず、その使用段階で、あらゆる包装の態様に対応で
きないほか、加工能率の点でも実用にならない。
一方、エツチング技術によれば、アルミニウム薄膜は、
熱ビームによって蒸発し、プラスチックフィルム面から
除去できる。しかし、アルミニウム薄膜がプラスチック
フィルム間にあると、大気中への蒸散が不可能であるた
め、この加工方法は、多くの包装用金属化フィルムの加
工に応用できないことになる。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、金属化フィルムの製造後
の段階で、その一部を透明化することである。
発明の構成および作用 そこで、本発明は、レーザ加工に着目し、金属化フィル
ムの透明なプラスチックフィルムを通じて、レーザビー
ムをそれらの間の金属薄膜例えばアルミニウム薄膜に照
射するという手段を講じている。
レーザビームが透明なプラスチックフィルムを通過し、
アルミニウム薄膜に照射されると、そのアルミニウム薄
膜は、レーザビームの熱を受けて溶融状態となり、透明
なプラスチックフィルム間で、分子間凝集力や表面張力
によって、微細な粒子となる。この結果、微粒子化部分
は、微粒子の間隙部分から光を透過させる状態となるた
め、内容物を直接見せるための窓として利用できる。
実施例 第1図は、加工対象のアルミニウム金属化フィルム1の
断面構造を示している。
このアルミニウム金属化フィルム1は、ポリエチレン2
、アルミニウム薄膜3、ポリエステル4、ポリエチレン
5およびポリプロピレン6を例えば図で示すような厚み
寸法で積層状態となっている。
ここで、ポリエチレン2、ポリエステル4、ポリエチレ
ン5およびポリプロピレン6は、いずれも透明なプラス
チックフィルムである。そして、アルミニウム薄膜3は
、製造段階で、ポリエチレン2とポリエステル4との眉
間で、全域に形成されており、もちろん不透明で、大き
な光反射率の鏡面状態となっている。
そして、レーザビームは、YAGレーザであり、透明な
ポリエステル4、ポリエチレン5およびポリプロピレン
6を透過可能な波長として、いずれかの面、・例えばポ
リエチレン2の側からアルミニウム薄膜3に向けて照射
される。なお、レーザビームのビークパワーは、1〜2
0 (K11z)の周波数で、間欠的に照射することに
より、高められている。
このときの照射範囲は、透明な窓7を形成する部分の面
積と対応している。その面積が比較的小さいときには、
レーザビームは、レンズ系によって窓を形成する面積に
合う大きさに設定される。
しかし、窓の面積がレーザビームに比較して大きいとき
、レーザビームは、集光状態のまま、反射鏡などの振動
によって、窓の面積を順次走査させることによって形成
すべき窓7の全域に照射される。
このようにして、レーザビームがアルミニウム金属化フ
ィルム1に照射されると、ポリエチレン2の部分を透過
して、アルミニウム薄膜3に照射され、それを加熱する
。アルミニウム薄膜3が蒸発可能な温度まで加熱される
と、熱的に活性化され、ポリエチレン2とポリエステル
4との間で大気から遮断されたまま溶融状態となり、分
子間凝集力および表面張力によって、球状の微粒子とな
り、多数の微粒子間で間隙を形成する。この結果、その
間隙は、光の透過路として、つまり透明な窓7となる。
このようにして、アルミニウム金属化フィルム1は、ア
ルミニウム薄膜3の微粒子化によって、部分的に透明な
窓7を具備することになる。
発明の変形例 上記実施例は、金属薄膜として、アルミニウム薄膜を例
示しているが、金属薄膜は、当然、それに限定されない
発明の効果 本発明では、次のような特有の効果が得られる。
透明な窓の形成が金属化フィルムの製造後の段階で行わ
れるため、商品の態様にあった適切な透明な窓が包装用
材料として加工する段階で簡単に行える。したがって、
金属化フィルムの製造は、従来と同様に能率よく行える
また、透明化が金属の蒸発によらず、金属薄膜の微粒子
化によって行われるから、金属の蒸散空間がなくても、
この加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は加工前の金属化フィルムの拡大断面図、第2図
は加工中の金属化フィルムの拡大断面図である。 1・・アルミニウム金属化フィルム、2・・ポリエチレ
ン、3・・アルミニウム薄膜、4・・ポリエステル、5
・・ポリエチレン、6・・ポリプロピレン、7・・透明
f、K 窓。 特許 出願人株式会社日平トヤマ 代   理   人 弁理士 中 川 國 男第7図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明なプラスチックフィルム間の全域に金属薄膜を介在
    させてなる金属化フィルムにレーザビームを照射して、
    プラスチックフィルム間で金属薄膜を微細な粒子形状に
    変化させ、金属化フィルムの所定位置に透明な窓を形成
    することを特徴とする包装用金属化フィルムの加工法。
JP12535387A 1987-05-22 1987-05-22 包装用金属化フィルムの加工法 Pending JPS63290733A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009536110A (ja) * 2006-05-09 2009-10-08 レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー. カーゲー 多層体の製造プロセス
JP2018172162A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 東罐興業株式会社 積層体及びその製造方法、容器
JP2018172163A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 東罐興業株式会社 積層フィルム及びその製造方法、袋体
JP2020019556A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 大日本印刷株式会社 包装袋
JP2020029280A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 大日本印刷株式会社 脱気袋

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5741733B2 (ja) * 1977-07-05 1982-09-04

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