JP2020019556A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスバリア性の低下を防止できる包装袋を提供する。【解決手段】透明なベースフィルム12上に金属蒸着膜13を配した蒸着フィルム11と、少なくとも熱接着性樹脂層18を有した透明な内装フィルム16とを積層した積層フィルム10の周部を熱接着性樹脂層18により接着した包装袋1において、積層フィルム10が金属蒸着膜13を非形成の窓部5を有し、窓部5内のベースフィルム12と内装フィルム16との間に空洞14を設けた。【選択図】図3

Description

本発明は、内部を視認する窓部を備えた包装袋に関する。
窓部を備えた従来の包装袋は特許文献1に開示されている。この包装袋は食品等を収納し、アルミニウム蒸着膜を設けた樹脂フィルムの周部を熱接着して形成される。樹脂フィルムにはアルミニウム蒸着膜を非形成の窓部(透明部)が設けられ、包装袋に充填される内容物を窓部を介して視認することができる。また、アルミニウム蒸着膜はガスバリア性及び遮光性が高いため、湿気、酸素、光等による内容物の変質を防止することができる。
特開2012−126455号公報(第3頁〜第5頁、第3図)
包装袋を形成する樹脂フィルムは蒸着膜を設けた蒸着フィルムと熱接着性樹脂を設けたフィルムとを接着剤等を介して積層され、窓部内には接着剤等が充填される。上記従来の包装袋は窓部から内容物を視認できるため、顧客等が手指により窓部を挟んで内容物に触れる頻度が高い。この時、内容物が窓部上の樹脂フィルムを押圧して窓部にピンホールが形成される場合があり、包装袋のガスバリア性が低下する問題があった。
本発明は、ガスバリア性の低下を防止できる包装袋を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、透明なベースフィルム上に金属蒸着膜を配した蒸着フィルムと、少なくとも熱接着性樹脂層を有した透明な内装フィルムとを積層した積層フィルムの周部を前記熱接着性樹脂層により接着した包装袋において、前記積層フィルムが前記金属蒸着膜を非形成の窓部を有し、前記窓部内の前記ベースフィルムと前記内装フィルムとの間に空洞を設けたことを特徴としている。
また本発明は上記構成の包装袋において、前記窓部内に前記金属蒸着膜の微小片が点在することを特徴としている。
また本発明は上記構成の包装袋において、前記金属蒸着膜がアルミニウムから成ることを特徴としている。
本発明によると、窓部内のベースフィルムと熱接着性樹脂層を有した内装フィルムとの間に空洞が設けられる。顧客等が窓部を挟んで内容物に触れた際に、内容物の押圧により内装フィルムにピンホールが形成される場合がある。この時、窓部内のベースフィルムは空洞によって内装フィルムに対して滑るため、ピンホールがベースフィルムに到達し難くなる。これにより、窓部を貫通するピンホールを防止し、包装袋のガスバリア性の低下を防止することができる。
本発明の第1実施形態の包装袋を示す斜視図 本発明の第1実施形態の包装袋の窓部の他の形状を示す平面図 本発明の第1実施形態の包装袋の積層フィルムを示す断面図 本発明の第2実施形態の包装袋の積層フィルムを示す断面図 本発明の第3実施形態の包装袋の積層フィルムを示す断面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の包装袋の斜視図を示している。包装袋1は上端に開口部1aを有する三方シール袋から成り、食品(菓子、米等)、化粧品、衛生用品(シャンプー、リンス等)等の内容物を収納する。
包装袋1は2枚の積層フィルム10の周部の3辺(両側辺及び底辺)をシール部3により熱接着して形成される。1枚の積層フィルム10を折曲して周部の2辺(両側辺)をシール部3により熱接着してもよい。包装袋1内に内容物を充填した後、熱接着によって開口部1aが封止される。包装袋1の一面には内容物を視認可能な円形の窓部5が形成される。
窓部5は円形に限られず、図2(a)〜図2(d)に示すように、他の図形(多角形、楕円等)や図柄であってもよい。尚、図2(a)〜図2(d)のハッチング部分が内部を視認可能な部分である。
図3は積層フィルム10の断面図を示している。積層フィルム10は蒸着フィルム11の内面側に内装フィルム16を積層して形成される。蒸着フィルム11は透明なベースフィルム12の内面側に金属蒸着膜13を蒸着される。ベースフィルム12として、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム、2軸延伸ナイロンフイルム等の2軸延伸フイルムを用いることができる。金属蒸着膜13としてアルミニウム蒸着膜を用いることができる。
積層フィルム10の窓部5はベースフィルム12上の金属蒸着膜13が非形成の領域によって形成され、金属蒸着膜13をエッチングして形成することができる。即ち、ベースフィルム12上に金属蒸着膜13を形成した後に窓部5の形成予定領域以外をレジストにより覆う。次に、窓部5の形成予定領域の金属蒸着膜13を水酸化ナトリウム溶液等により除去して窓部5が形成される。
窓部5の形成方法は上記に限られず、他の方法によりベースフィルム12上に金属蒸着膜13が非形成の窓部5を形成してもよい。
内装フィルム16は接着層17及び熱接着性樹脂層18を有している。熱接着性樹脂層18は熱接着性を有し、2枚の積層フィルム10の熱接着性樹脂層18を熱接着してシール部3(図1参照)が形成される。熱接着性樹脂層18として、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等を用いることができる。
接着層17は熱接着性樹脂層18上に配した熱可塑性の押出し樹脂により形成される。押出し樹脂として、ポリエチレン樹脂等を用いることができる。
積層フィルム10は蒸着フィルム11の内面側に接着層17を面して内装フィルム16を重ね、圧着して形成される。この時、接着層17を形成する押出し樹脂が溶融する温度よりも低温に加熱され、軟化した接着層17と金属蒸着膜13とが接着される。これにより、窓部5内のベースフィルム12と接着層17との間には接着層17が進入しない空洞14が形成される。
上記構成の包装袋1において、開口部1aから内容物が充填され、熱接着性樹脂層18により開口部1aが封止される。内容物は窓部5を介して視認することができる。また、金属蒸着膜13のガスバリア性及び遮光性が高いため、湿気、酸素、光等による内容物の変質を防止することができる。この時、窓部5の面積が小さいため、ガスバリア性及び遮光性の低下が抑制される。
また、顧客等が手指により窓部5を挟んで固形の内容物に触れた際に、内容物の押圧により内装フィルム16にピンホールが形成される場合がある。この時、窓部5内のベースフィルム12は空洞14によって内装フィルム16に対して滑るため、ピンホールがベースフィルム12に到達し難くなる。これにより、窓部5を貫通するピンホールを防止し、包装袋1のガスバリア性の低下を防止することができる。
また、窓部5の外面から突起物が押し当てられた場合も同様に、ベースフィルム12が内装フィルム16に対して滑るため窓部5を貫通するピンホールを防止することができる。これにより、内容物が化粧品、衛生用品等の液状の場合にも包装袋1のガスバリア性の低下を防止することができる。
本実施形態によると、窓部5内のベースフィルム12と熱接着性樹脂層18を有した内装フィルム16との間に空洞14が設けられる。従って、窓部5を貫通するピンホールを防止し、包装袋1のガスバリア性の低下を防止することができる。
また、金属蒸着膜13がアルミニウム蒸着膜から成るので、ガスバリア性及び遮光性の高い積層フィルムを容易に実現することができる。
<第2実施形態>
次に、図4は第2実施形態の包装袋1の積層フィルム10を示す断面図である。説明の便宜上、図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対して窓部5に金属蒸着膜13の微小片13aが配される。その他の部分は第1実施形態と同一である。
窓部5内にはベースフィルム12と接着層17との間に橋架される柱状の複数の金属蒸着膜13の微小片13aが点在する。各微小片13a間に空洞14が形成される。微小片13aの外形幅は例えば、数μmに形成される。
微小片13aはベースフィルム12上に金属蒸着膜13を形成後、微小片13aの形成予定領域にレジストを塗布して金属蒸着膜13を除去することにより形成できる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果に加え、複数の微小片13aが点在するため、窓部5をスモーク状に形成することができる。このため、微小片13aの密度に応じて窓部5を所望の濃度に形成することができ、用途に応じて濃度の異なる窓部5を有した包装袋1を容易に実現することができる。従って、包装袋1の利便性を向上することができる。
尚、ベースフィルム12上に配される微小片13aの先端が接着層17から離れていてもよい。この微小片13aはベースフィルム12上まで金属蒸着膜13を除去した後にレジストを除去し、再度窓部5の形成予定領域以外にレジストを塗布して所定時間エッチングすることにより形成することができる。
<第3実施形態>
次に、図5は第3実施形態の包装袋1の積層フィルム10を示す断面図である。説明の便宜上、図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対して接着層17の材質が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
内装フィルム16の接着層17はウレタン系、アクリル系等の熱硬化性のドライラミネート用接着剤から成り、熱接着性樹脂層18上に塗布される。この時、パターニングによって窓部5の形成予定領域上を避けて接着層17が形成される。そして、蒸着フィルム11の内面側に接着層17を面して内装フィルム16を重ねて積層フィルム10が形成される。
これにより、窓部5内のベースフィルム12と内装フィルム16との間には熱接着性樹脂層18に到達する空洞14が形成される。従って、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態において、第2実施形態と同様に窓部5内に金属蒸着膜13の微小片13aを点在して設けてもよい。
本発明によると、食品、化粧品、衛生用品等の包装袋に利用することができる。
1 包装袋
3 シール部
5 窓部
10 積層フィルム
11 蒸着フィルム
12 ベースフィルム
13 金属蒸着膜
13a 微小片
14 空洞
16 内装フィルム
17 接着層
18 熱接着性樹脂層

Claims (3)

  1. 透明なベースフィルム上に金属蒸着膜を配した蒸着フィルムと、少なくとも熱接着性樹脂層を有した透明な内装フィルムとを積層した積層フィルムの周部を前記熱接着性樹脂層により接着した包装袋において、前記積層フィルムが前記金属蒸着膜を非形成の窓部を有し、前記窓部内の前記ベースフィルムと前記内装フィルムとの間に空洞を設けたことを特徴とする包装袋。
  2. 前記窓部内に前記金属蒸着膜の微小片が点在することを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記金属蒸着膜がアルミニウムから成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋。
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