JP2018165448A - 建物の断熱構造、及び、これに用いるパッキン断熱材、押圧部材、蟻返し部材 - Google Patents

建物の断熱構造、及び、これに用いるパッキン断熱材、押圧部材、蟻返し部材 Download PDF

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Abstract

【課題】基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることを可能にする。【解決手段】建物の断熱構造100は、建築物を支持する外周基礎104と、外周基礎104上に設置された基礎パッキン110と、基礎パッキン110上に設置された土台120と、外周基礎104の屋外側の側面104aを覆う基礎断熱材106と、基礎パッキン110の屋外側の側面110aを覆い、外周基礎104と基礎断熱材106とに跨って配置されたパッキン断熱材107と、土台120の屋外側の側面120aに釘115によって固定され、パッキン断熱材107を外周基礎104及び基礎断熱材106に向けて押圧する押圧部材108とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、建物の断熱構造、及び、これに用いるパッキン断熱材、押圧部材、蟻返し部材に関する。
近年、建物の柱の外側からボード状の断熱材で全体を包んで断熱する外張り断熱工法が行われている。外張り断熱工法では柱の外側で断熱するので、一年を通して壁体内も室内と近い温度環境にすることができ、壁体内の結露の発生を軽減できるメリットがある。
特許文献1には、基礎上に気密パッキン、土台及び柱が載置され、これらの外側を断熱材で覆うようにした建物の断熱構造について記載されている。
特開2009−2046号公報
上記特許文献1に記載の技術においては、気密パッキンの側方に断熱材が設けられておらず、さらに基礎の外側を覆う基礎断熱材と外壁断熱材との間であって気密パッキンの側方に隙間が形成されやすく、断熱欠損が生じやすい。しかも基礎天端に不陸があると気密パッキン(基礎パッキン)の下面側などにも隙間が生じやすく、十分な断熱効果を得ることができない。
そこで、本発明の目的は、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることが可能な建物の断熱構造、及び、これに用いるパッキン断熱材、押圧部材、蟻返し部材を提供することを目的とする。
本発明の建物の断熱構造は、建築物を支持し地面から上方に立ち上がって設けられる外周基礎と、前記外周基礎上に設置された基礎パッキンと、前記基礎パッキン上に設置された土台とを備えた建物の断熱構造であって、前記外周基礎の屋外側又は屋内側の側面を覆う基礎断熱材と、前記基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆い、前記外周基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置されたパッキン断熱材と、前記土台の屋外側又は屋内側の側面に固定部材によって固定され、前記パッキン断熱材を前記外周基礎及び前記基礎断熱材に向けて押圧する押圧部材とを有している。
これによると、押圧部材によってパッキン断熱材が押圧されているため、押圧部材とパッキン断熱材との間、パッキン断熱材と外周基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。さらに、押圧部材が、土台に固定されていることで、土台と押圧部材との間の隙間も小さくなり、断熱性の向上を図ることができる。また、外周基礎及び基礎断熱材の上面に不陸が生じていても、パッキン断熱材と外周基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができる。
また、本発明において、前記パッキン断熱材と前記外周基礎及び前記基礎断熱材との間において、前記外周基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置された蟻返し部材をさらに備えている。そして、前記蟻返し部材は、先端が前記基礎断熱材よりも前記基礎パッキンから離れるように配置されていることが好ましい。これにより、外周基礎と基礎断熱材との間、基礎断熱材の表面から土台へシロアリが這い上がってくるのを阻止することが可能となる。
また、本発明において、前記蟻返し部材の下面と前記基礎断熱材の上面とが貼着されていることが好ましい。これにより、蟻返し部材と基礎断熱材との間の隙間がより一層小さくなる。
また、本発明において、前記パッキン断熱材の下面と前記蟻返し部材の上面とが貼着されていることが好ましい。これにより、蟻返し部材とパッキン断熱材との間の隙間がより一層小さくなる。
また、本発明において、前記押圧部材は、前記土台の屋外側の側面に固定されており、前記押圧部材の屋外側の側面には、水切り部材が取り付けられていることが好ましい。これにより、パッキン断熱材が水切り部材によって覆われ、パッキン断熱材が雨などによって濡れにくくなり、また、水切り部材の突出寸法を特段長くする必要がない。特に、前記基礎断熱材、前記パッキン断熱材及び前記押圧部材を前記基礎等の屋外側に配置することで、断熱材を連続的に配置することができて断熱性能を向上することができるので、より好ましい。
本発明の建物の断熱構造は、別の観点では、建築物を支持し地面から上方に立ち上がって設けられる外周基礎と、前記外周基礎上に設置された基礎パッキンと、前記基礎パッキン上に設置された土台とを備えた建物の断熱構造であって、前記外周基礎の屋外側又は屋内側の側面を覆う基礎断熱材と、先端が前記基礎断熱材よりも前記基礎パッキンから離れ、前記外周基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置された蟻返し部材と、前記基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆い、前記蟻返し部材上に配置されたパッキン断熱材とを有している。そして、前記蟻返し部材が軟質性を有している。
これによると、外周基礎及び基礎断熱材の上面に不陸が生じていても、軟質性を有する蟻返し部材によって、蟻返し部材と外周基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。
なお、前記蟻返し部材に軟質性を有するものを用いるが、本発明において軟質性とは、柔軟性、可撓性、フレキシブル等を含む。しかし、設置した時に重力によって形状を保てないような薄いフィルム状のものでは、蟻返しとしての意味、機能を損なうおそれがあるので、本発明において、蟻返し部材は、軟質性を有するシート状乃至板状とされるのが好ましい。例えば、半硬質等のポリ塩化ビニル(PVC)等の樹脂材からなるものとすることができる。
また、本発明のパッキン断熱材は、基礎上に配置された基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆って配置されるパッキン断熱材であって、前記パッキン断熱材の下面には、粘着層が形成されている。
これによると、パッキン断熱材が基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆うように配置されたときに、パッキン断熱材の下面側に配置される基礎及び基礎断熱材とパッキン断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。
また、本発明の押圧部材は、基礎上に配置された基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆って配置されるパッキン断熱材上に配置される押圧部材であって、前記押圧部材の上面及び側面の少なくともいずれかには、当該押圧部材で前記パッキン断熱材を下方に押圧するように、前記基礎パッキン上の土台に前記押圧部材を固定するための釘又はビスの挿し込み位置の指標部が形成されている。
これによると、パッキン断熱材が基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆うように配置された状態で押圧部材が土台に固定されることで、パッキン断熱材が押圧部材によって下方に押圧されるため、パッキン断熱材の下面側に配置される基礎及び基礎断熱材とパッキン断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。
また、本発明の蟻返し部材は、基礎及び前記基礎の屋外側又は屋内側の側面を覆う基礎断熱材上であって前記基礎上に配置された基礎パッキンの側方において、前記基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置される蟻返し部材であって、前記蟻返し部材は、軟質性を有するシート状乃至板状とされる。前記蟻返し部材の下面には、アルミニウム層又は粘着層が形成されるのが好ましく、特に、前記アルミニウム層を形成し、その上に粘着層を形成するのがより好ましい。
前記アルミニウム層は、防蟻性を一層向上させることができ、前記粘着層は、蟻返し部材と基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。本発明の蟻返し部材は、例えば、半硬質PVCのベース板の下面に、樹脂製の基材テープの片方の面にアルミニウムを蒸着し、もう片方の面に粘着剤を塗布したアルミ蒸着テープを貼着し、アルミ蒸着テープ上にブチルテープ等を貼着して粘着層を形成して製造することができる。
本発明の建物の断熱構造によると、押圧部材によってパッキン断熱材が押圧されているため、押圧部材とパッキン断熱材との間、パッキン断熱材と外周基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。さらに、押圧部材が、土台に固定されていることで、土台と押圧部材との間の隙間も小さくなり、断熱性の向上を図ることができる。また、外周基礎及び基礎断熱材の上面に不陸が生じていても、パッキン断熱材と外周基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができる。
また、本発明の建物の断熱構造の別の観点によると、外周基礎及び基礎断熱材の上面に不陸が生じていても、軟質性を有する蟻返し部材によって、蟻返し部材と外周基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。
また、本発明のパッキン断熱材によると、パッキン断熱材が基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆うように配置されたときに、パッキン断熱材の下面側に配置される基礎及び基礎断熱材とパッキン断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。
また、本発明の押圧部材によると、パッキン断熱材が基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆うように配置された状態で押圧部材が土台に固定されることで、パッキン断熱材が押圧部材によって下方に押圧されるため、パッキン断熱材の下面側に配置される基礎及び基礎断熱材とパッキン断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。
また、本発明の蟻返し部材によると、蟻返し部材と基礎及び基礎断熱材との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキンの側方における断熱性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るパッキン断熱材、押圧部材、蟻返し部材が採用された建物の概略斜視図である。 図1に示すII−II線に沿った部分断面図である。 図2に示す蟻返し部材を示しており、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 図2に示すパッキン断熱材の正面図である。 図2に示す押圧部材を示しており、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。 本発明の変形例に係る建物の断熱構造を示す部分断面図である。 本発明の別の変形例に係る建物の断熱構造を示す部分断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るパッキン断熱材110、押圧部材108、蟻返し部材109を基礎外張断熱構造に採用したときの建物101の断熱構造100の一例について、図1〜図5を参照しつつ以下に説明する。
本実施形態における建物101は、図1に示すように、図中二点鎖線で示す建築物102、建築物102を支持する基礎103、複数の基礎パッキン110及び複数の土台120などを有する。基礎103は、地面から上方に立ち上がって形成された、外周基礎104と、内側基礎105とを有する。外周基礎104は、基礎103の外周に形成された環状の基礎である。内側基礎105は、外周基礎104の内側に形成された基礎である。
本実施形態における建物101の断熱構造100は、図2に示すように、外周基礎104近傍における断熱構造であり、外周基礎104と、外周基礎104上に設置された基礎パッキン110と、基礎パッキン110上に設置された木製の土台120と、基礎断熱材106と、パッキン断熱材107と、押圧部材108と、蟻返し部材109と、水切り部材118と、外壁断熱材111と、竪胴縁112と、外壁材113とで構成されている。基礎パッキン110は、図1に示すように、外周基礎104のみならず、内側基礎105にも設置されている。つまり、基礎パッキン110は、基礎103上全体に設置されるものである。また、基礎パッキン110は、基礎103の延在方向に沿って複数並べて配置されている。なお、外周基礎104上に配置された複数の基礎パッキン110は、互いに密着して配置されている。土台120も、基礎パッキン110を介して基礎103上全体に設置されている。
基礎パッキン110は、図2に示すように、合成樹脂から構成された板状部材であり、図2中紙面垂直方向に長手方向Aを有するように形成されている。つまり、基礎パッキン110は、基礎103の延在方向に沿って長尺に延在している。また、基礎パッキン110としては、長手方向Aと直交する幅方向Bに貫通する通気孔が形成されていない気密タイプの基礎パッキンが採用されている。また、基礎パッキン110には、鉛直方向Cに貫通するアンカーボルト挿通孔(不図示)が長手方向Aに互いに離隔して複数形成されている。基礎パッキン110及び土台120は、基礎103に植設されたアンカーボルト、角座金及びナット(ともに図示せず)によって基礎103上に固定されている。
外壁断熱材111は、図2に示すように、土台120の屋外側(幅方向Bの一端側)の側面120aに配置されている。また、外壁断熱材111は、その下端が後述の押圧部材108の上面108aに密着するように配置されている。これにより、外壁断熱材111と押圧部材108との間に隙間がほとんど生じず、断熱性の向上を図ることが可能となる。
竪胴縁112は、外壁断熱材111の屋外側の側面111aとの間に透湿防水シート(不図示)を挟んだ状態で間柱(不図示)に釘などで固定されている。外壁材113は、竪胴縁112の屋外側の側面112aに釘などにより固定されている。
基礎断熱材106は、図2に示すように、矩形状断面を有しており、外周基礎104の屋外側の側面104aの全体を覆うように配置されている。また、基礎断熱材106は、発泡樹脂系の断熱材であり、例えば、板状のポリスチレンフォームやウレタンフォームなど公知のものを採用することができる。
蟻返し部材109は、軟質性、柔軟性、可撓性を有した薄板状に構成されており、図2及び図3に示すように、軟質ポリ塩化ビニル樹脂から構成された板状の本体109aを有している。また、蟻返し部材109は、図2中紙面垂直方向に長尺に延在している。つまり、図3に示すように、長手方向Aに沿って長尺に延在している。なお、本体109aは、軟質性を有しておれば、他の合成樹脂から構成されていてもよい。また、蟻返し部材109は、巻き取り可能なほどの柔軟性を有するシート状に構成されていてもよいが、設置時に水平に保つことが可能な程度の硬さを有することが好ましい。蟻返し部材109は、図2に示すように、基礎パッキン110の屋外側において、基礎パッキン110と並べて配置されており、外周基礎104の上面104bと基礎断熱材106の上面106b上に配置されている。
蟻返し部材109は、図3(b)に示すように、本体109aの下面109a1全体に形成されたアルミニウム層109bを有している。本実施形態におけるアルミニウム層109bは、本体109aにアルミ蒸着テープが溶着されることで構成されており、非常に薄くなっている。なお、アルミニウム層109bは、アルミニウムであれば、アルミ蒸着テープ以外のものから構成されていてもよい。また、蟻返し部材109は、アルミニウム層109bの下面109b1に形成された粘着層109cを有している。本実施形態における粘着層109cは、両面テープによって構成されているが、蟻返し部材109を貼着することが可能であれば、これ以外の粘着剤などから構成されていてもよい。
蟻返し部材109は、外周基礎104の上面104bと基礎断熱材106の上面106bとに跨るように配置され、粘着層109cによってこれらと貼着されている。換言すると、粘着層109cは、蟻返し部材109を外周基礎104と基礎断熱材106とに貼着可能に形成されている。また、蟻返し部材109は、図2に示すように、先端(左端)が基礎断熱材106の上面106bの外側端部(左側端部)よりも外側(外周基礎104から離れる方向の外側)に突出して配置されている。換言すると、蟻返し部材109は、先端が基礎断熱材106の上面106bの外側端部(左側端部)よりも基礎パッキン110から離れて配置されている。このような蟻返し部材109により、外周基礎104と基礎断熱材106との間、基礎断熱材106の表面(屋外側の側面)から土台120へシロアリが這い上がっていくのを阻止することが可能となる。
パッキン断熱材107は、図2及び図4に示すように、略直方体形状の本体107aを有しており、図2中紙面垂直方向に長尺に延在している。つまり、パッキン断熱材107は、図4に示すように、長手方向Aに沿って長尺に延在している。パッキン断熱材107は、図2に示すように、基礎パッキン110の屋外側において、基礎パッキン110の側面110aを覆うように配置されている。
本実施形態におけるパッキン本体107aは、発泡樹脂系の断熱材であり、板状のポリエチレンフォームから構成されている。これにより、パッキン断熱材107が、基礎断熱材106及び外壁断熱材111よりも、柔軟性、軟質性、可撓性が高くなっている。また、パッキン本体107aは、柔軟性、軟質性、可撓性を有しておれば、他の合成樹脂から構成されていてもよい。パッキン断熱材107は、パッキン本体107aの下面107a1全体に形成された粘着層107bを有している。本実施形態における粘着層107bは、両面テープによって構成されているが、パッキン断熱材107を貼着することが可能であれば、これ以外の粘着剤などから構成されていてもよい。なお、粘着層107bは、パッキン本体107aの下面107a1の一部に設けられていてもよい。パッキン断熱材107は、図2に示すように、外周基礎104と基礎断熱材106との間において蟻返し部材109を挟んで外周基礎104と基礎断熱材106とに跨るように配置され、粘着層107bによってパッキン断熱材107の下面と蟻返し部材109の上面とが貼着されている。
押圧部材108は、図2及び図5に示すように、略直方体形状を有しており、図2中紙面垂直方向に長尺に延在している。つまり、押圧部材108は、図5に示すように、長手方向Aに沿って長尺に延在している。本実施形態における押圧部材108は、発泡樹脂系の断熱材であり、ポリスチレンフォームから構成されているが、他の合成樹脂から構成されていてもよい。押圧部材108の上面108aには、図5(a)及び図5(c)に示すように、長手方向Aの全長に亘って形成された溝108a1(指標部)が形成されている。また、押圧部材108には、溝108a1と押圧部材108の屋内側の側面108bとを繋ぐように貫通する複数の貫通孔108a2が形成されている。これら貫通孔108a2は、釘115を挿入可能に構成されており、長手方向Aに互いに離隔して配置されている。
また、押圧部材108の屋外側の側面108cには、図5(b)及び図5(c)に示すように、長手方向Aの全長に亘って形成された溝108c1(指標部)が形成されている。押圧部材108には、溝108c1と押圧部材108の下面108dとを繋ぐように貫通する複数の貫通孔108c2が形成されている。これら貫通孔108c2は、釘を挿入可能に構成されており、長手方向Aに互いに離隔して配置されている。押圧部材108は、図2に示すように、土台120の屋外側において、土台120の側面120aに釘115(固定部材)によって固定されている。釘115は貫通孔108a2を貫通している。また、押圧部材108は、パッキン断熱材107を下方に押圧するようにして、土台120に固定されている。つまり、押圧部材108は、上方から下方に向けて釘(ビス)で土台120に取付、固定されることにより、パッキン断熱材107を外周基礎104及び基礎断熱材106に向けて押圧する。
水切り部材118は、雨水などの浸入を防ぐための、公知のものである。水切り部材118は、垂直な取付板部118aと、取付板部118aの下端から屋外側に延在する雨水案内板部118bと、雨水案内板部118bの先端から下方に延在する前垂れ板部118cとで構成されている。水切り部材118も長手方向Aに沿って長尺に形成されている。水切り部材118は、押圧部材108の側面108cに取付板部118aを介して取り付けられており、パッキン断熱材107を覆っている。これにより、パッキン断熱材107が雨などによって濡れにくくなる。
以上に述べたように、本実施形態の建物101の断熱構造100によると、押圧部材108によってパッキン断熱材107が押圧されているため、押圧部材108とパッキン断熱材107との間、パッキン断熱材107と蟻返し部材109との間、蟻返し部材109と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキン110の側方における断熱性の向上を図ることができる。さらに、押圧部材108が、土台120に固定されていることで、土台120と押圧部材108との間の隙間も小さくなり、断熱性の向上を図ることができる。また、外周基礎104及び基礎断熱材106の上面104b,106bに不陸が生じていても、蟻返し部材109と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間を小さくすることができる。
また、外周基礎104及び基礎断熱材106の上面104b,106bに不陸が生じていても、軟質性を有する蟻返し部材109によって、蟻返し部材109と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキン110の側方における断熱性の向上を図ることができる。
なお、変形例として、押圧部材108をパッキン断熱材107に押圧した状態で水平方向に釘を打ち込んで土台に固定するようにしてもよい。また、押圧部材108は、釘115に代えてビスで土台120と固定されていてもよい。要するに、パッキン断熱材107を押圧した状態、すなわち、パッキン断熱材107と蟻返し部材109又は基礎断熱材106との間に隙間が生じるのを防止するように、押圧部材108を土台120などに固定することが可能な固定部材あれば、どのようなものであってもよい。さらに、押圧部材108をパッキン断熱材107に粘着剤や釘によって固定するようにしてもよい。こうすれば、押圧部材108とパッキン断熱材107とがより密着し、両者間の隙間がより一層小さくなる。また、パッキン断熱材107が、押圧部材108に対してずれるのを防止することができる。
また、蟻返し部材109の下面と基礎断熱材106の上面106bとが粘着層109cによって貼着されているため、蟻返し部材109と基礎断熱材106とがより密着し、両者間の隙間がより一層小さくなる。
また、パッキン断熱材107の下面と蟻返し部材109の上面とが粘着層107bによって貼着されているため、蟻返し部材109とパッキン断熱材107とがより密着し、両者間の隙間がより一層小さくなる。
また、パッキン断熱材107が基礎パッキン110の側面110aを覆うように配置されたときに、パッキン断熱材107の下面側に配置される蟻返し部材109(蟻返し部材109が設けられていない場合は外周基礎104及び基礎断熱材106)とパッキン断熱材107との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキン110の側方における断熱性の向上を図ることができる。
また、押圧部材108は、パッキン断熱材107が基礎パッキン110の側面110aを覆うように配置された状態で押圧部材108が土台120に固定されることで、パッキン断熱材107が下方に押圧される。このため、パッキン断熱材107の下面側に配置される蟻返し部材109(蟻返し部材109が設けられていない場合は外周基礎104及び基礎断熱材106)とパッキン断熱材107との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキン110の側方における断熱性の向上を図ることができる。
また、蟻返し部材109が粘着層109cを有していることで、蟻返し部材109と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキン110の側方における断熱性の向上を図ることができる。
変形例として、押圧部材108の設置向きを変更したときの建物の断熱構造200について、図6を参照しつつ以下に説明する。なお、上述の断熱構造100と同様なものについては、同符号で示し説明を省略する。
本変形例における断熱構造200は、幅方向Bにおいて、外壁断熱材211の幅が上述の外壁断熱材111よりも大きく、竪胴縁212の幅は上述の竪胴縁112よりも小さくなっている。なお、竪胴縁212の幅は、上述の竪胴縁112以上であってもよい。そして、押圧部材108が、上述の実施形態における屋外側の側面108c及び上面108a(共に図5(c)参照)が、図6に示すように上面及び屋外側の側面の位置に順に配置されるように、配置されている。そして、押圧部材108は、貫通孔108c2に釘115を貫通させることで土台120に固定されている。このとき、押圧部材108は上述の実施形態と同様に、パッキン断熱材107を下方に押圧している。このように押圧部材108は、長手方向Aに沿って長尺な状態において、鉛直方向Cの高さが幅方向Bの幅よりも大きくなるように配置する状態(上述の実施形態)と、鉛直方向Cの高さが幅方向Bの幅よりも小さくなるように配置する状態(本変形例)とを選択的にとるだけで、外壁断熱材111,211の幅方向Bの厚みの変化に対応することが可能となる。なお、上述の実施形態と同様な構成においては、同じ効果を得ることが可能である。
続いて、別の変形例として、パッキン断熱材107、押圧部材108、蟻返し部材109を基礎内張断熱構造に採用したときの建物の断熱構造300について、図7を参照しつつ、以下に説明する。なお、上述の実施形態と同様なものについては、同符号で示し説明を省略する。
本変形例における建物の断熱構造300は、外壁断熱材111が土台120の屋内側の側面120bに配置され、基礎断熱材106が外周基礎104の屋内側の側面104cに配置され、パッキン断熱材107、押圧部材108、蟻返し部材109が基礎パッキン110よりも屋内側に配置されているだけで、これ以外は上述の実施形態の断熱構造100とほぼ同様である。なお、水切り部材118は、押圧部材108の配置変更に伴って土台120の側面120aに取り付けられている。また、外壁断熱材111は、押圧部材108の上面108aに密着するように配置されている。これにより、外壁断熱材111と押圧部材108との間に隙間がほとんど生じず、断熱性の向上を図ることが可能となる。
パッキン断熱材107は、図7に示すように、基礎パッキン110の屋内側において、基礎パッキン110の側面110bを覆うように配置されている。また、パッキン断熱材107は、外周基礎104と基礎断熱材106との間において蟻返し部材109を挟んで外周基礎104と基礎断熱材106とに跨るように配置され、粘着層107bによってパッキン断熱材107の下面と蟻返し部材109の上面とが貼着されている。
蟻返し部材109は、図7に示すように、基礎パッキン110の屋内側において、基礎パッキン110と並べて配置されており、外周基礎104の上面104bと基礎断熱材106の上面106b上に配置されている。蟻返し部材109は、外周基礎104の上面104bと基礎断熱材106の上面106bとに跨るように配置され、粘着層109cによってこれらと貼着されている。また、蟻返し部材109は、先端(右端)が基礎断熱材106の上面106bの内側端部(右側端部)よりも内側(外周基礎104から離れる方向の内側)に突出して配置されている。換言すると、蟻返し部材109は、先端が基礎断熱材106の上面106bの内側端部(右側端部)よりも基礎パッキン110から離れて配置されている。このような蟻返し部材109により、外周基礎104と基礎断熱材106との間、基礎断熱材106の表面(屋内側の側面)から土台120へシロアリが這い上がっていくのを阻止することが可能となる。
押圧部材108は、図7に示すように、鉛直方向Cの高さが幅方向Bの幅よりも大きくなるように配置されている。このとき、押圧部材108は、上述の実施形態における屋外側の側面108c(図5(c)参照)が屋内側の側面となるように配置される。つまり、本変形例における押圧部材108は、土台120の幅方向Bの中心を通る鉛直方向Cに平行な中心線に対して、上述の実施形態の押圧部材108と対称となる位置に配置されている。そして、押圧部材108は、土台120の屋内側において、土台120の側面120bに釘115(固定部材)によって固定されている。釘115は貫通孔108a2を貫通している。また、押圧部材108は、パッキン断熱材107を下方に押圧するようにして、土台120に固定されている。つまり、押圧部材108は、パッキン断熱材107を外周基礎104及び基礎断熱材106に向けて押圧する。
以上のような変形例における建物の断熱構造300においても、上述の実施形態と同様に、押圧部材108によってパッキン断熱材107が押圧されているため、押圧部材108とパッキン断熱材107との間、パッキン断熱材107と蟻返し部材109との間、蟻返し部材109と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキン110の側方における断熱性の向上を図ることができる。さらに、押圧部材108が、土台120に固定されていることで、土台120と押圧部材108との間の隙間も小さくなり、断熱性の向上を図ることができる。また、外周基礎104及び基礎断熱材106の上面104b,106bに不陸が生じていても、蟻返し部材109と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間を小さくすることができる。
また、外周基礎及104及び基礎断熱材106の上面104b,106bに不陸が生じていても、軟質性を有する蟻返し部材109によって、蟻返し部材109と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間を小さくすることができ、基礎パッキン110の側方における断熱性の向上を図ることができる。なお、上述の実施形態と同様な構成においては、同じ効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態においては、蟻返し部材109が設けられているが、特に蟻返し部材109が設けられていなくてもよい。この場合、パッキン断熱材107が外周基礎104及び基礎断熱材106と接し、パッキン断熱材107が押圧部材108によって押圧されることで、パッキン断熱材107と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間が小さくなる。これにおいても、上述と同様の効果を得ることができる。また、粘着層107bによって、パッキン断熱材107と外周基礎104及び基礎断熱材106との間の隙間がより一層小さくなる。
また、上述の実施形態及び各変形例においては、押圧部材108でパッキン断熱材107を下方に押圧しているが、押圧部材108に代えて外壁断熱材111,211でパッキン断熱材107を下方に押圧してもよい。つまり、押圧部材108を設けず、外壁断熱材111,211が押圧部材を兼ねていてもよい。こうすれば、部品点数を少なくすることが可能となる。
また、水切り部材118が設けられていなくてもよい。押圧部材108が、釘やビス以外の部材や粘着剤などの固定部材によって土台120などに固定されていてもよい。また、蟻返し部材109に粘着層109cが設けられていなくてもよい。また、パッキン断熱材107に粘着層107bが設けられていなくてもよい。
100,200,300 断熱構造
102 建築物
103 基礎
104 外周基礎
104a 側面
106 基礎断熱材
106b 上面
107 パッキン断熱材
107b 粘着層
108 押圧部材
108a 上面
108a1 溝(指標部)
108c 側面
108c1 溝(指標部)
109 蟻返し部材
109c 粘着層
110 基礎パッキン
110a 側面
115 釘(固定部材)
118 水切り部材
120 土台
120a,120b 側面

Claims (11)

  1. 建築物を支持し地面から上方に立ち上がって設けられる外周基礎と、前記外周基礎上に設置された基礎パッキンと、前記基礎パッキン上に設置された土台とを備えた建物の断熱構造であって、
    前記外周基礎の屋外側又は屋内側の側面を覆う基礎断熱材と、
    前記基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆い、前記外周基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置されたパッキン断熱材と、
    前記土台の屋外側又は屋内側の側面に固定部材によって固定され、前記パッキン断熱材を前記外周基礎及び前記基礎断熱材に向けて押圧する押圧部材とを有していることを特徴とする建物の断熱構造。
  2. 前記パッキン断熱材と前記外周基礎及び前記基礎断熱材との間において、前記外周基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置された蟻返し部材をさらに備えており、
    前記蟻返し部材は、先端が前記基礎断熱材よりも前記基礎パッキンから離れるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の建物の断熱構造。
  3. 前記蟻返し部材の下面と前記基礎断熱材の上面とが貼着されていることを特徴とする請求項2に記載の建物の断熱構造。
  4. 前記パッキン断熱材の下面と前記蟻返し部材の上面とが貼着されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の建物の断熱構造。
  5. 前記押圧部材は、前記土台の屋外側の側面に固定されており、
    前記押圧部材の屋外側の側面には、水切り部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の建物の断熱構造。
  6. 建築物を支持し地面から上方に立ち上がって設けられる外周基礎と、前記外周基礎上に設置された基礎パッキンと、前記基礎パッキン上に設置された土台とを備えた建物の断熱構造であって、
    前記外周基礎の屋外側又は屋内側の側面を覆う基礎断熱材と、
    先端が前記基礎断熱材よりも前記基礎パッキンから離れ、前記外周基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置された蟻返し部材と、
    前記基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆い、前記蟻返し部材上に配置されたパッキン断熱材とを有しており、
    前記蟻返し部材が軟質性を有していることを特徴とする建物の断熱構造。
  7. 基礎上に配置された基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆って配置されるパッキン断熱材であって、
    前記パッキン断熱材の下面には、粘着層が形成されていることを特徴とするパッキン断熱材。
  8. 基礎上に配置された基礎パッキンの屋外側又は屋内側の側面を覆って配置されるパッキン断熱材上に配置される押圧部材であって、
    前記押圧部材の上面及び側面の少なくともいずれかには、当該押圧部材で前記パッキン断熱材を下方に押圧するように、前記基礎パッキン上の土台に前記押圧部材を固定するための釘又はビスの挿し込み位置の指標部が形成されていることを特徴とする押圧部材。
  9. 基礎及び前記基礎の屋外側又は屋内側の側面を覆う基礎断熱材上において、前記基礎と前記基礎断熱材とに跨って配置される蟻返し部材であって、
    前記蟻返し部材は、軟質性を有するシート状乃至板状であることを特徴とする蟻返し部材。
  10. 前記蟻返し部材の下面には、アルミニウム層が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の蟻返し部材。
  11. 前記蟻返し部材の下面には、粘着層が形成されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の蟻返し部材。
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