JP2018160545A - 半導体基板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不純物を除去し、かつ不純物の再付着を抑制することが可能な半導体基板およびその製造方法を提供すること。【解決手段】水素ガス雰囲気中において、基板の温度を第1の温度まで上昇させる工程と、前記基板の温度を、前記第1の温度より15℃以上かつ50℃以下の範囲で高い第2の温度まで上昇させる工程と、前記第2の温度から前記第1の温度まで低下させ、前記第1の温度に所定の時間維持する工程と、前記基板の温度を前記第1の温度から前記第1の温度より低い第3の温度まで低下させる工程と、前記第3の温度まで低下させる工程の後、前記第3の温度において、MOCVD法により前記基板の上に窒化物半導体層を形成する工程と、を順に実施する半導体基板の製造方法である。【選択図】図1

Description

本件は半導体基板およびその製造方法に関する。
窒化物半導体層をエピタキシャル成長する技術が知られている(例えば特許文献1および2)。例えば有機金属気相成長(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法に用いる炉において基板の温度を上昇させ、原料ガスを供給することで窒化物半導体層を成長する。
特開2000−228537号公報 特開2003−218127号公報
窒化物半導体層の成長前に、炉内の温度を上昇させるサーマルクリーニングを行うことで、基板から不純物を除去する。しかし、サーマルクリーニングが不十分な場合、不純物が残留する。また、サーマルクリーニング後、基板の温度を成長温度で安定化させるまでに時間がかかると、不純物が基板に再付着してしまう。これにより窒化物半導体に不純物が混入する恐れがある。
本願発明は、上記課題に鑑み、不純物を除去し、かつ不純物の再付着を抑制することが可能な半導体基板およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態は、水素ガス雰囲気中において、基板の温度を第1の温度まで上昇させる工程と、前記基板の温度を、前記第1の温度より15℃以上かつ50℃以下の範囲で高い第2の温度まで上昇させる工程と、前記第2の温度から前記第1の温度まで低下させ、前記第1の温度に所定の時間維持する工程と、前記基板の温度を前記第1の温度から前記第1の温度より低い第3の温度まで低下させる工程と、前記第3の温度まで低下させる工程の後、前記第3の温度において、MOCVD法により前記基板の上に窒化物半導体層を形成する工程と、を順に実施する半導体基板の製造方法である。
本発明の一形態は、炭化シリコン上に形成された窒化アルミニウム層と、前記窒化アルミニウム層上に形成された窒化物半導体層とからなる基板と、を有し、前記基板のシート抵抗の比(D/L比)は、1.010以上1.040以下である半導体基板である。
上記発明によれば、不純物を除去し、かつ不純物の再付着を抑制することが可能な半導体基板およびその製造方法を提供することが可能となる。
図1(a)は半導体基板を例示する断面図である。図1(b)は温度プロファイルを示す図である。 図2はシート抵抗のD/L比の測定結果を示す図である。 図3は表面のピット数を表すグラフである。 図4はHEMTを例示する断面図である。 図5(a)は比較例1における温度プロファイルを示す図である。図5(b)は比較例2における温度プロファイルを示す図である。 図6は比較例3における温度プロファイルを示す図である。 図7(a)は実施例2における温度プロファイルを示す図である。図7(b)は実施例3における温度プロファイルを示す図である。
本発明の一形態は、(1)水素ガス雰囲気中において、基板の温度を第1の温度まで上昇させる工程と、前記基板の温度を、前記第1の温度より15℃以上かつ50℃以下の範囲で高い第2の温度まで上昇させる工程と、前記第2の温度から前記第1の温度まで低下させ、前記第1の温度に所定の時間維持する工程と、前記基板の温度を前記第1の温度から前記第1の温度より低い第3の温度まで低下させる工程と、前記第3の温度まで低下させる工程の後、前記第3の温度において、MOCVD法により前記基板の上に窒化物半導体層を形成する工程と、を順に実施する半導体基板の製造方法である。基板の温度を第1の温度よりも15℃以上、50℃以下高い第2の温度とすることで、不純物が基板から除去される。したがって窒化物半導体層への不純物の混入が抑制される。第2の温度と第1の温度との温度差を15〜50℃とすることで、基板の温度を第3の温度で速やかに安定化させ、不純物の再付着を抑制することができる。また、基板の温度を第1の温度で維持することにより、基板の温度を第3の温度で速やかに安定化させ、不純物の再付着を抑制することができる。
(2)前記基板の温度を前記第1の温度に維持する時間は3分以上、10分以下であることが好ましい。これにより基板の温度を第3の温度で速やかに安定化させ、不純物の再付着を抑制することができる。
(3)前記第2の温度は1155℃以上かつ1190℃以下であり、前記第1の温度は1140℃以上かつ1150℃以下であることが好ましい。これにより工程の時間を短縮し、かつ不純物の付着を効果的に抑制することができる。
(4)前記第3の温度は前記第1の温度より40℃以上低く、前記窒化物半導体層は、窒化アルミニウム層、窒化ガリウム層および窒化アルミニウムガリウム層の少なくとも1つを含むことが好ましい。これにより窒化物半導体層への不純物の混入を効果的に抑制することができる。
(5)前記基板の温度を、前記第2の温度から前記第1の温度に向けて、8.3℃/分以上、かつ12.5℃/分以下のレートで変化させることが好ましい。これにより、温度の低温側へのオーバーシュートおよび基板への不純物の再付着を抑制することができる。
(6)前記基板の温度を前記第2の温度まで上昇させる工程において、前記基板の温度を前記第1の温度より低い第4の温度から前記第1の温度まで上昇させるレートは、前記第1の温度から前記第2の温度まで上昇させるレートより大きいことが好ましい。これにより温度の第2の温度以上へのオーバーシュートが抑制され、工程の時間が短くなる。
(7)前記第2の温度まで上昇させる工程と前記第1の温度に所定の時間維持する工程とは、前記基板の表面をクリーニングする工程であることが好ましい。これにより基板から不純物を除去し、窒化物半導体層への不純物の混入を抑制することができる。
(8)前記窒化物半導体層が形成された前記半導体基板のシート抵抗の比(D/L比)は、1.010以上、1.040以下であることが好ましい。これにより欠陥密度の低い半導体基板を形成することができる。
(9)本発明は、炭化シリコン上に形成された窒化アルミニウム層と、前記窒化アルミニウム層上に形成された窒化物半導体層とからなる基板と、を有し、前記基板のシート抵抗の比(D/L比)は、1.010以上1.040以下である半導体基板である。これにより半導体基板の欠陥密度が低くなる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本願発明の実施形態に係る半導体基板の製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本願発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、本願発明の効果がある限りにおいて他の成分が含まれていてもよい。
まず本発明の発明者が行った実験について説明する。実験では半導体基板100をサンプルとし、温度プロファイルを変更した際のシート抵抗の光応答を測定した。
図1(a)は半導体基板100を例示する断面図である。図1(a)に示すように、半導体基板100は基板10および窒化物半導体層11を含む。基板10は炭化シリコン(SiC)の絶縁基板である。窒化物半導体層11は核生成層12、窒化ガリウム(GaN)層14、電子供給層16およびキャップ層18を含む。核生成層12は基板10の上面に接触し、GaN層14は核生成層12の上面に接触する。電子供給層16はGaN層14の上面に接触し、キャップ層18は電子供給層16の上面に接触する。
核生成層12は例えば厚さ15nmの窒化アルミニウム(AlN)により形成されている。GaN層14は例えば厚さ0.75μmのアンドープのGaNなどにより形成されている。電子供給層16は例えば厚さ24nm、アルミニウム(Al)組成比が0.22のn型窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)などにより形成されている。キャップ層18は例えば厚さ5nmのn型GaNなどにより形成されている。
ウェハ状態の基板10をMOCVD装置の炉内のサセプタに配置し、炉内のサーマルクリーニングを行った後、MOCVD法により窒化物半導体層11をエピタキシャル成長する。表1に実験における成長条件を示す。TMAはトリメチルアルミニウム(Trimethyl Aluminum)、TMGはトリメチルガリウム(Trimethyl Gallium)、NHはアンモニア、SiHはシランである。1Torr=133.3Pa、1sccm=1.667×10−8/s、1slm=1.667×10−11/sである。
Figure 2018160545
炉内の温度制御は、炉に設置した熱電対およびヒータを用いたPID制御(Proportional-Integral-Differential Control)により行った。PID制御のパラメータの変更、または熱電対と基板10との距離の調整により、温度をT2までオーバーシュートすることができる。また、基板10の表面の温度は赤外線温度計により測定した。
図1(b)は温度プロファイルを示す図である。横軸は時間、縦軸は温度である。まず、炉内に配置した基板10の温度を、水素(H)ガス雰囲気中において、室温T0(例えば約25〜30℃)から温度T1まで上昇させる。Hガスを使用する理由は、基板10の表面の炭素や酸素などを除去するためである。T0からT1までの温度上昇に要する時間はm2であり、m2より前の時間m1において温度はT1より低いT2(約1140℃)に到達する。m1〜m2は約5分である。温度をT1に保持する時間は0〜5分である。なお、本実験においては、T1を1150〜1190℃程度まで変化させた複数のサンプルを作成した。
温度をT1からT2(1140℃)に低下させる。温度がT1からT2に達するまでの時間は5分間である。さらに、時間m3〜m4の間(約5分間)、1140℃の温度を維持する。実験では、m1からm4までの時間を15分以上、20分以下とした。
その後、5分かけて、温度を核生成層12の成長温度T3(1100℃)まで低下させる。時間m5からm6の約4分間において、Hガスに加えて、表1に示したように流量130sccmのTMAおよび15slmのNHガスを供給し、厚さ15nmのAlNで形成される核生成層12を成長する。
時間m6においてTMAの供給を停止し、HガスおよびNHガスの供給は継続し、温度をT4(1060℃)に低下させる。温度変化の後、時間m7において流量54sccmのTMGおよび20slmのNHガスを供給し、厚さ0.75μmのGaN層14を成長する。37sccmのTMG、137sccmのTMA、22.5slmのNHガス、5.8sccmのシラン(SiH)を供給することで、厚さ24nmのAlGaNで形成される電子供給層16を成長する。63sccmのTMG、22.5slmのNHガス、22.4sccmのシラン(SiH)を供給することで、厚さ5nmのGaNで形成されるキャップ層18を成長する。GaN層14の成長の開始からキャップ層18の成長の終了までの時間(m7〜m8)は40〜50分である。以上の工程で半導体基板100が形成される。
半導体基板100のシート抵抗の光応答を測定した。光応答とは、測定器および半導体基板100を暗幕で覆った状態(ダーク雰囲気)で測定したシート抵抗と、光の中において測定したシート抵抗との比(D/L比)である。D/L比は電子トラッピング欠陥などの欠陥密度を間接的に評価する尺度である。半導体基板100に光の照射を行うと、内部の準位のキャリアが励起されるため、シート抵抗は低下する。その一方、半導体基板100がダーク雰囲気に置かれると、キャリアは欠陥準位にとらえられ、キャリア数が減少する。このためダーク雰囲気中ではシート抵抗は増加する。半導体基板100のD/L比は1.010以上、1.040以下が好ましい。
図2はシート抵抗のD/L比の測定結果を示す図である。横軸は温度T1とT2との差(T1−T2)、縦軸はシート抵抗の比(D/L比)である。シート抵抗はLEHIGTON社製の非破壊測定器を用いて、室温(25℃)において測定した。光環境下のシート抵抗とは、光源として蛍光灯を用い、蛍光灯下において飽和したシート抵抗である。
図2に示すように、温度差T1−T2が大きいほど、シート抵抗のD/L比は小さい。T1−T2が10℃程度の場合、D/L比は1.040付近である。T1−T2が20〜40℃の範囲でD/L比は約1.020から約1.030に分布している。T1−T2が40℃を越えると、D/L比は1.020未満となる。図2の結果から、T1とT2との温度差が15〜50℃程度の場合、D/L比は好ましい範囲である1.010以上、1.040以下となることがわかる。
図3は表面のピット数を表すグラフである。横軸はクリーニング温度、縦軸は半導体基板100の表面におけるピット数を表す。SiCの基板10、核生成層12、窒化ガリウム(GaN)層14、電子供給層16およびキャップ層18を含む半導体基板100の状態においてピット数の測定を行った。サンプルには絶縁膜および電極は形成されていない。各クリーニング温度において、3分にわたって半導体基板100のクリーニングを実施した際のピット数であり、具体的には、ピット検査装置により、ウェハの真上から400nm程度の光を当て、その反射光からピットを測定した。図3に示すように、クリーニング温度が高いほどピット数は少なくなった。
図1(b)に示したように、温度を高温のT1(1155〜1190℃程度)までオーバーシュートさせた後、T2に低下させることで、炉内のサーマルクリーニングを行う。これにより炉および基板10から不純物が除去されると考えられる。また、図3に示すように1140℃未満では、AlN層の表面にピットが多数発生する。ピット抑制のためT2を1140℃にする。不純物は基板10の洗浄で除去されず残留することがあり、また洗浄後に付着、および炉外から炉内に混入することがある。不純物とは例えばシリコン系、アンモニア系、有機系、硫酸系、金属系などの不純物である。こうした不純物をサーマルクリーニングにより除去した後に窒化物半導体層11の成長を行うため、窒化物半導体層11に含まれる不純物が減少し、欠陥密度も低下すると推測される。
次に本発明の実施例について説明する。実施例1では、図1(b)に示したような温度プロファイルを用いて、図1(a)の半導体基板100を製造する。
(半導体基板)
図1(a)において説明したように、半導体基板100は、基板10および窒化物半導体層11を含む。基板10は例えば炭化シリコン(SiC)の絶縁基板である。窒化物半導体層11はAlNの核生成層12、GaN層14、AlGaNの電子供給層16およびGaNのキャップ層18を含む。各層の厚さは例えば表1に示したものである。
(半導体基板の製造方法)
次に半導体基板100の製造方法を説明する。ウェハ状態の基板10をMOCVD装置の炉内のサセプタに配置し、炉内のサーマルクリーニングを行った後、MOCVD法により窒化物半導体層11をエピタキシャル成長する。表1に示した成長条件、および図1(b)に示した温度プロファイルを用いる。炉内の温度制御は実験と同様にPID制御により行う。
図1(b)に示すように、初めに基板10の温度をT0(第4の温度、例えば25〜30℃)からT1(第2の温度、例えば1150〜1190℃)まで上昇させる。炉内はHガス雰囲気であり、圧力は例えば100Torrとする。温度がT2(第1の温度)に到達してからT1になるまでの時間(図1(b)のm1〜m2)は例えば5分である。温度T1の状態を例えば10秒以上、6分以下の時間維持する。次に、例えば5分かけて、温度をT1からT2(第1の温度、例えば1140℃)に低下させる。T2の状態をm3〜m4の期間(例えば5〜10分程度)にわたって維持する。維持時間が10分以上の場合、SiCの炭素が水素と反応し離脱することで、基板10の表面が荒れてしまう。また、T2での維持時間は3分以上とすることが好ましい。それは、本発明者の検討結果から、維持時間が3分未満の場合には、AlNの核生成層12上にピットが顕著に発生することが確認されているからである。なお、T2には1140℃±5℃程度のばらつきが生じてもよい。このように14分以上、27分以下の時間、炉内の温度をT2以上に維持することで、サーマルクリーニングを行う。
温度をT2からT3(第3の温度、例えば1100℃)まで低下させる。表1に示したようにTMAおよびNHを炉内に供給し、例えば厚さ15nmのAlNの核生成層12を基板10の上にエピタキシャル成長する。温度をT3からT4(第5の温度、例えば1060℃)に低下させる。表1に示したように、TMGおよびNHを炉内に供給し、例えば厚さ0.75μmのGaN層14を核生成層12の上にエピタキシャル成長する。さらにGaN層14の上に、電子供給層16およびキャップ層18をエピタキシャル成長する。以上の工程により、半導体基板100を形成する。
図4はHEMT110を例示する断面図である。図4に示すように、半導体基板100の上にソース電極20、ドレイン電極22およびゲート電極24を設け、高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)110を形成することもできる。
図5(a)は比較例1における温度プロファイルを示す図である。図5(a)に示すように、比較例1においては、室温T0から例えば1150℃程度のT1aまで温度を上昇させ、T1aからT2まで温度を低下させる。T1aはT2より10℃ほど高いが、実施例1のT1より低い。このため比較例1によれば、炉内のサーマルクリーニングが不十分であり、基板10に多くの不純物が残留する。また、T1aの温度では、基板10の洗浄で除去されない不純物が残留してしまう。したがって窒化物半導体層11に不純物が混入し、D/L比が大きくなる。
実施例1によれば、基板10の温度を、T2よりも15℃以上、50℃以下高い温度T1まで上昇させ、その後T1より低いT2まで低下させ、T2の状態を維持する。これにより炉内のサーマルクリーニングを行う。温度をT1までオーバーシュートすることで、炉および基板10から不純物を除去することができる。T1とT2との温度差を15℃以上、50℃以下とすることで、不純物の除去が効果的に行われる。サーマルクリーニング後に窒化物半導体層11を成長するため、窒化物半導体層11への不純物の混入が抑制される。これにより不純物に起因する窒化物半導体層11の欠陥が抑制され、電子トラップが少なくなる。したがって図2に示したように、半導体基板100のシート抵抗のD/L比を例えば1.010以上、1.040以下の範囲内とすることができる。
T2を1140℃とする場合、T1は1155℃以上かつ1190℃以下とする。ただし、T1を例えば1190℃以上としても、1190℃の場合に比べてサーマルクリーニングの効果は大きく変化しない。また、1190℃よりも高い温度の場合、SiCの基板10が昇華されてしまうため、1190℃以下が好ましい。さらに、温度を上げすぎると、基板10の温度を成長温度(T3)で安定化させるまでに時間がかかり、不純物が再び基板10に付着する恐れがある。そこでT1とT2との温度差を15〜50℃とすることで、基板10の温度がT3で速やかに安定化し、不純物の再付着を抑制することができる。また、T1とT2との温度差は例えば15℃以上、20℃以上、25℃以上、40℃以下、45℃以下、50℃以下とすることができる。
図5(b)は比較例2における温度プロファイルを示す図である。図5(b)に示すように、比較例2においては、基板10の温度をT2に維持せず、T1からT3まで継続的に低下させる。これにより工程の時間を短縮することができる。しかし図5(b)に破線で示すように、T1からT3までの温度変化のレートを大きくして急激に温度変化させると、温度がT3よりも下向きにオーバーシュートし、温度をT3で安定化させるまでに長い時間がかかる。温度の安定化までに基板10に不純物が再付着してしまう。また、図5(b)に実線で示すように、T1からT3までの温度変化のレートを小さくすると、低温側へのオーバーシュートは抑制される。しかしT2からT3まで低下するまでの時間(m4〜m5)が長くなり、基板10に不純物が再付着してしまう。この結果、不純物が窒化物半導体層11に混入する。
温度の低温側へのオーバーシュート、および不純物の再付着の抑制のため、図1(b)に示したように、温度をT1からT2に変化させた後、T2に維持することが好ましい。また、T1からT2への温度変化のレートは、例えば4〜6分で50℃の温度変化が達成できる程度、すなわち8.3℃/分以上、12.5℃/分以下とすることが好ましい。これにより温度を成長温度T3で速やかに安定させ、基板10への不純物の再付着を抑制することができる。レートが高い場合、つまりT1が高すぎると、炉の側壁などから不純物が剥離し、窒化物半導体層11に入り、欠陥になると考えられる。T3での安定化のため、基板10の温度をT2に維持する時間は例えば3分以上が好ましく、4分以上、5分以上としてもよい。なお、工程の時間短縮のために維持時間は6分以下とすることが好ましい。6分以上維持する場合、周辺の部材からの不純物が発生する可能性が高まるため、維持時間は6分以下がよい。
核生成層12の成長の開始前(図1(a)の時間m5の前)に、基板10の温度を例えば15分以上の時間にわたってT2以上とすることが好ましい。これにより炉内のサーマルクリーニングを十分に行い、不純物を効果的に除去することができる。例えばT1からT2への昇温にかかる時間は5分、温度をT2に維持する時間は0〜7分、1140℃への降下にかかる時間は5分、1140℃での維持時間を5〜10分とする。これにより基板10の温度が15〜27分程度の時間にわたって1140℃以上の温度に維持された後、成長温度である1100℃となる。なお、ヒータ、熱電対、サセプタの状態により時間はばらつくが、15〜27分の時間が確保されればよい。温度をT2以上とする時間は例えば20分以上、30分以下、35分以下などでもよい。
基板10の温度をT1に維持する時間は例えば7分以下が好ましい。高温のT1に長時間維持すると工程の時間が長くなり、炉の稼働効率が低下し、ヒータの消耗も大きくなる。また温度をT1に維持する時間が例えば1分以下などの短時間でも不純物除去の効果が得られる。したがって工程の時間短縮および不純物除去のため、温度をT1に維持する時間は7分以下でよく、例えば10秒以上、30秒以上、1分以上、3分以下、5分以下、8分以下、10分以下などでもよい。
図6は比較例3における温度プロファイルを示す図である。T1からT2までの温度変化のレートを大きくすることで、工程の時間を短縮することができる。しかし、図6に破線で示すように温度がT2よりも低温側にオーバーシュートし、T2未満の温度T2aに達してしまう。この結果、T2への安定化に時間がかかり、基板10に不純物が付着してしまう。また、温度の急激な変化により炉壁から不純物が拡散し、基板10に再付着する恐れもある。前述のように、温度の低温側へのオーバーシュート、および不純物の再付着の抑制のため、T1からT2への温度変化のレートは、例えば4〜6分で50℃の温度変化が達成できる程度、すなわち8.3℃/分以上、12.5℃/分以下とすることが好ましい。
サーマルクリーニングの温度は変更可能である。T2は例えば1140℃以上かつ1150℃以下とすることができる。T1は例えば1155℃以上かつ1190℃以下とすることができる。T1を1155℃以上、T2を1140℃以上とすることで、不純物の付着を効果的に抑制することができる。前述のように1190℃以上の高温にしてもサーマルクリーニングの効果が大きくならず、また温度変化に時間がかかる。工程の時間を短縮するため、T1は1190℃以下が好ましい。
T1およびT2は基板10に不純物が付着しにくい温度であり、T2未満〜T3は基板10に不純物が付着する恐れのある温度である。実施例1では、T2を例えば1140℃〜1150℃以下、T1を例えば1155℃〜1190℃以下とし、SiCの基板10から不純物を除去し、窒化物半導体層11を成長する。これにより、不純物の混入を効果的に抑制した半導体基板100を形成し、さらに図4に示したようにHEMT110を形成することができる。窒化物半導体層11は例えばAlN、GaNおよびAlGaNの少なくとも1つを含む。例えばAlNの核生成層12、GaN層14およびAlGaNの電子供給層16が基板10上に形成される。また、後述のように窒化物半導体層11は、窒化インジウム(InN)、窒化インジウムガリウム(InGaN)などを含んでもよい。
T2は、核生成層12の成長温度であるT3より40℃以上高い。基板10の温度をT3より高温のT2で維持し、かつより高温のT1に到達させることで、サーマルクリーニングの効果が大きくなり、不純物の付着を効果的に抑制することができる。また、T1より低くT3より高いT2で基板10の温度を維持した後にT3に低下させるため、温度がT3で速やかに安定化する。T2が高ければ不純物を効果的に除去することができるが、T3における安定化に時間がかかる。またT2が低すぎると不純物を十分に除去することが難しい。このためT2とT3との温度差は、40℃以上、50℃以下であることが好ましく、例えば30℃以上、60℃以下でもよい。
温度のPID制御に用いる熱電対は、例えば炉内のサセプタなどウェハの近くに配置する。また、PID制御以外のフィードバック制御を用いて温度を制御してもよい。
実施例2はT0からT1までの温度上昇のレートを変更する例である。図7(a)は実施例2における温度プロファイルを示す図である。実施例1と同じ部分については説明を省略する。図7(a)に示すように、T0からT2までの温度上昇のレートは、T2からT1までの温度上昇のレートよりも大きい。実施例2によれば、T2からT1への昇温レートが小さいため、温度のT1以上へのオーバーシュートが抑制され、所望の温度であるT1に到達することができる。これにより工程の時間を短縮し、炉の稼働率の向上、ヒータの消耗の抑制などが可能となる。T0〜T2のレートは例えば60℃/分、T2〜T1のレートは例えば10℃/分である。
図1(b)に示したように、実施例1においてはT2からT1に温度上昇させる時間m1〜m2と、T1からT2に温度降下させる時間m2〜m3とは同じである。実施例3においては、これらの時間を異ならせる。図7(b)は実施例3における温度プロファイルを示す図である。実施例1と同じ部分については説明を省略する。図7(a)に示すように、T2からT1に温度上昇させる時間m1〜m2は短く、例えば5分であり、温度変化のレートは例えば10℃/分である。T1からT2に温度降下させる時間m2〜m3は長く、例えば6分であり、温度変化のレートは例えば8.3℃/分である。T2に維持する時間m3〜m4は例えば3分以上である。実施例3によれば、実施例1と同様に、不純物を除去し、窒化物半導体層11への不純物の混入を抑制することができる。またT1からT2への温度降下の時間をT2からT1までの温度上昇の時間より長くすることで、T2およびT3での温度の安定化が速やかに行われ、不純物の除去および基板10への再付着を効果的に抑制することができる。
実施例1から3において、基板10はSiCで形成されている。基板10はSiC以外に、シリコン(Si)またはサファイアの基板でもよい。温度T2〜T1のサーマルクリーニングにより基板10から不純物を除去し、窒化物半導体層11への不純物の混入を抑制することができる。
窒化物半導体層11はAlNの核生成層12、GaN層14およびAlGaNの電子供給層16を含む。実施例1から3によれば、窒化物半導体層11への不純物の混入を抑制し、電子トラッピング欠陥などが少なく、特性の安定したHEMTを形成することができる。窒化物半導体とは、窒素(N)を含む半導体であり、例えば窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)、窒化インジウムガリウム(InGaN)、窒化インジウム(InN)、および窒化アルミニウムインジウムガリウム(AlInGaN)などがある。半導体基板100を用いて図4に示したようにHEMT110を形成してもよいし、HEMT以外の半導体素子を形成してもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(付記1)
水素ガス雰囲気中において、基板の温度を第1の温度まで上昇させる工程と、
前記基板の温度を、前記第1の温度より15℃以上かつ50℃以下の範囲で高い第2の温度まで上昇させる工程と、
前記第2の温度から前記第1の温度まで低下させ、前記第1の温度に所定の時間維持する工程と、
前記基板の温度を前記第1の温度から前記第1の温度より低い第3の温度まで低下させる工程と、
前記第3の温度まで低下させる工程の後、前記第3の温度において、MOCVD法により前記基板の上に窒化物半導体層を形成する工程と、を順に実施する半導体基板の製造方法。
(付記2)
前記基板の温度を前記第1の温度に維持する時間は3分以上、10分以下である付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記3)
前記第2の温度は1155℃以上かつ1190℃以下であり、
前記第1の温度は1140℃以上かつ1150℃以下である付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記4)
前記第3の温度は前記第1の温度より40℃以上低く、
前記窒化物半導体層は、窒化アルミニウム層、窒化ガリウム層および窒化アルミニウムガリウム層の少なくとも1つを含む付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記5)
前記基板の温度を、前記第2の温度から前記第1の温度に向けて、8.3℃/分以上、かつ12.5℃/分以下のレートで変化させる付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記6)
前記基板の温度を前記第2の温度まで上昇させる工程において、前記基板の温度を前記第1の温度より低い第4の温度から前記第1の温度まで上昇させるレートは、前記第1の温度から前記第2の温度まで上昇させるレートより大きい付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記7)
前記第2の温度まで上昇させる工程と前記第1の温度に所定の時間維持する工程とは、前記基板の表面をクリーニングする工程である付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記8)
前記窒化物半導体層が形成された前記半導体基板のシート抵抗の比(D/L比)は、1.010以上、1.040以下である付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記9)
前記窒化物半導体層を形成する工程の開始前に15分以上の時間にわたって、前記基板の温度は前記第1の温度以上である付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記10)
前記基板の温度を前記第2の温度に維持する時間は7分以下である付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記11)
前記窒化物半導体層は、窒化アルミニウム層、窒化ガリウム層および窒化アルミニウムガリウム層を含み、
前記第1の温度より低い第3の温度において、前記基板の上に前記窒化アルミニウム層を成長し、
前記第3の温度より低い第5の温度において、前記窒化ガリウム層および前記窒化アルミニウムガリウム層を成長する付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記12)
前記基板の温度を前記第2の温度まで上昇させる工程において前記第1の温度から前記第2の温度に上昇させるまでの時間は、前記第2の温度から前記第1の温度に低下させるまでの時間よりも短い付記1に記載の半導体基板の製造方法。
(付記13)
炭化シリコン上に形成された窒化アルミニウム層と、
前記窒化アルミニウム層上に形成された窒化物半導体層とからなる基板と、を有し、
前記基板のシート抵抗の比(D/L比)は、1.010以上1.040以下である半導体基板。
10 基板
11 窒化物半導体層
12 核生成層
14 GaN層
16 電子供給層
18 キャップ層
20 ソース電極
22 ドレイン電極
24 ゲート電極
100 半導体基板
110 HEMT

Claims (9)

  1. 水素ガス雰囲気中において、基板の温度を第1の温度まで上昇させる工程と、
    前記基板の温度を、前記第1の温度より15℃以上かつ50℃以下の範囲で高い第2の温度まで上昇させる工程と、
    前記第2の温度から前記第1の温度まで低下させ、前記第1の温度に所定の時間維持する工程と、
    前記基板の温度を前記第1の温度から前記第1の温度より低い第3の温度まで低下させる工程と、
    前記第3の温度まで低下させる工程の後、前記第3の温度において、MOCVD法により前記基板の上に窒化物半導体層を形成する工程と、を順に実施する半導体基板の製造方法。
  2. 前記基板の温度を前記第1の温度に維持する時間は3分以上、10分以下である請求項1に記載の半導体基板の製造方法。
  3. 前記第2の温度は1155℃以上かつ1190℃以下であり、
    前記第1の温度は1140℃以上かつ1150℃以下である請求項1または2に記載の半導体基板の製造方法。
  4. 前記第3の温度は前記第1の温度より40℃以上低く、
    前記窒化物半導体層は、窒化アルミニウム層、窒化ガリウム層および窒化アルミニウムガリウム層の少なくとも1つを含む請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体基板の製造方法。
  5. 前記基板の温度を、前記第2の温度から前記第1の温度に向けて、8.3℃/分以上、かつ12.5℃/分以下のレートで変化させる請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体基板の製造方法。
  6. 前記基板の温度を前記第2の温度まで上昇させる工程において、前記基板の温度を前記第1の温度より低い第4の温度から前記第1の温度まで上昇させるレートは、前記第1の温度から前記第2の温度まで上昇させるレートより大きい請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体基板の製造方法。
  7. 前記第2の温度まで上昇させる工程と前記第1の温度に所定の時間維持する工程とは、前記基板の表面をクリーニングする工程である請求項1から6のいずれか一項に記載の半導体基板の製造方法。
  8. 前記窒化物半導体層が形成された前記半導体基板のシート抵抗の比(D/L比)は、1.010以上、1.040以下である請求項1から7のいずれか一項に記載の半導体基板の製造方法。
  9. 炭化シリコン上に形成された窒化アルミニウム層と、
    前記窒化アルミニウム層上に形成された窒化物半導体層とからなる基板と、を有し、
    前記基板のシート抵抗の比(D/L比)は、1.010以上1.040以下である半導体基板。
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