JP2018155055A - 支承レール - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡単で、容易に設置やメンテナンスすることができるとともに、破損や変形することなく目地プレートを支持できる支承レールを提供すること。【解決手段】 レール部材と、該レール部材に前後方向に所定間隔を有し設けられたて複数個の隔壁と、該隔壁間にそれぞれ1つずつ配置され、円筒形状又は円柱形状のいずれかに形成された転動部材とで構成され、前記隔壁は、前記転動部材が前後方向に転動できるように、前後方向に前記転動部材の直径以上の間隔を有して形成されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体の間の目地部に設けられる目地プレートを支持する支承レールに関する。
従来、この種の床用目地装置に用いられる1つの支承レールとしては、少なくとも一対の支持バーと、この一対の支持バーに両端部が所定間隔を有して固定された複数本の軸と、これらの軸にそれぞれ回転可能に取付けられ、かつ、該軸の外径寸法よりも内径寸法が大きいとともに、下端部が前記一対の支持バーの下端部より下方へ突出するパイプ状のローラとからなるものが知られている(特許文献1)。
しかしながら、上記のような支承レールは、軸にローラーを取り付けているため、ローラーの交換を含むメンテナンスが困難であった。
また、他の支承レールとしては、コ字状のレールと、このレールに転がるように収納された目地プレート用支持部材をスライド移動できるように支持する複数個の球体と、これらの球体を所定間隔を有して配置することができるように前記レールに設けられ、かつ、該球体の直径よりも大きな寸法の球体収納部を形成する複数個の仕切壁とからなるものが知られている(特許文献2)。
しかし、上記の支承レールは、複数個の球体がそれぞれ目地プレートを点接触状態で受けているので、荷重を分散できず、球体、レール、目地プレート等が破損や変形してしまうおそれがあった。
特開2009−63145号公報 特開2015−30986号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、構造が簡単で、容易に設置やメンテナンスすることができるとともに、破損や変形することなく目地プレートを支持できる支承レールを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明の支承レールは、レール部材と、該レール部材に前後方向に所定間隔を有し設けられたて複数個の隔壁と、該隔壁間にそれぞれ1つずつ配置され、円筒形状又は円柱形状のいずれかに形成された転動部材とで構成され、前記隔壁は、前記転動部材が前後方向に転動できるように、前後方向に前記転動部材の直径以上の間隔を有して形成されていることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1に記載の発明においては、レール部材の隔壁間に転動部材を配置しているだけなので、設置やメンテナンスを容易に行うことができる。
(2)転動部材は円筒形状又は円柱形状のいずれかに形成されているので、目地プレートをスムーズに前後方向にスライド移動させることができる。
(3)また、転動部材は円筒形状又は円柱形状のいずれかに形成されているので、目地プレート支持台と線接触あるいは面接触状態で接触するため、これにより目地プレートからの荷重を点接触で接触するよりも分散化することができ、さらに転動部材、目地プレート支持台、レール部材等の変形・破損等を防止することができる。
(4)請求項2に記載の発明においても、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、レール部材の強度を向上させることができる。
(5)請求項3に記載の発明においても、前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、雨水、ほこり等を隔壁の下部の間隙から排出することができる。
図1乃至図9は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図10乃至図14は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
第1の実施形態を示す支承レールの平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 使用状態(床用目地プレートを設置した状態)の平面図。 図4の5−5線に沿う断面図。 図4の6−6線に沿う断面図。 地震で目地部が狭くなった状態の正面視側からの動作説明図。 地震で目地部が広くなった状態の正面視側からの動作説明図。 地震で左右の躯体が異なる前後方向に揺れ動いた状態の平面視側からの動作説明図。 第1の実施形態を示す支承レールの平面図。 図10の11−11線に沿う断面図。 図10の12−12線に沿う断面図。 使用状態(床用目地プレートを設置した状態)の平面図。 図13の14−14線に沿う断面図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図9に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた一方の躯体3及び他方の躯体4間に設置された床用目地装置5に用いられる目地プレート6を支持する支承レールである。
なお、左右方向とは図4(平面視)における左右方向であり、前後方向とは図4における上下方向、上下方向とは図5における上下方向をいう。
また、本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。
本実施形態の支承レール1は、図1及び図2に示すように、上向きコ字状のレール部材7と、該レール部材7に前後方向に所定間隔を有して設けられた複数個の隔壁8と、該複数の隔壁8の間にそれぞれ1つずつ配置された転動部材9とで構成されている。本実施形態では、この転動部材9の上には、該転動部材9に支持されているとともに、前後方向にスライド可能な目地プレート支持台10が設けられる。
レール部材7は、本実施形態では上向きコ字状で、下部に取付部7aが形成されており、この取付部7aを一方の躯体3の壁面にビスで固定している。このレール部材7には、図1で示すように、所定間隔を有して複数個の隔壁8が形成されている。この隔壁8は転動部材9の直径以上(例えば2倍以上)の間隔を有して形成されており、好ましくは3倍以上の長さの間隔とすることが望ましい。
実施形態において隔壁8は、レール部材7の底面7bと上下方向に間隙を有して設けられている。このように隔壁8を設けることによりレール部材7の底面7bと隔壁8の間の間隙から雨水、ほこり等を排出することができる。
なお、この隔壁8の上端部は転動部材9の上端部よりも低い位置に位置するように形成されている。
レール部材7には、その外側に当接するように正面視略L字状で板状の補強板11が前後方向に所定間隔を有して複数個設けられている。この補強板11は本実施形態ではレール部材7の外側に溶接により固定されている。
転動部材9は、各隔壁8の間にそれぞれ1つずつ前後方向に転動できるように配置されている。この転動部材9は、実施形態では円柱状に形成されており、全長はレール部材7の底面7bの左右方向の長さよりもわずかに短く形成されている。なお、転動部材9は左右が開口した円筒形状(パイプ状)に形成してもよい。
このように転動部材9はレール部材7に単に配置(載置)されているだけなので、転動部材9の設置や交換が容易であり、例えばメンテナンスを簡単に行うことができる。
目地プレート支持台10は、本実施形態では略直方体状のバー部材で、前後方向の長さは前記レール部材7と略同じ長さに形成されている。また、前後方向の長さはレール部材7の底面7bの左右方向の長さよりもわずかに短く形成されており、その高さはレール部材7の上端部と略同じ高さとなるように形成されている。なお、目地プレート支持台10は角パイプ状に形成してもよい。
この目地プレート支持台10の上面には複数個の枢支ピン12が固定されており、この枢支ピン12は後述する目地プレート6のピンボックス13に挿入される。
この枢支ピン12は必ず設けなければならないものではなく、例えば目地プレート支持台10にピン挿入孔等を設け、このピン挿入孔に目地プレート6の一端部6a側の底面に設けたピンを挿入し、目地プレート6を取り付けてもよい。
また、目地プレート支持台10を用いず、例えば目地プレートの一端部側の底面に突出部を形成し、この突出部を転動部材9に支持させて、目地プレートを取付けてもよい。
このように支承レール1は主に床用目地装置5の目地プレート6の一端部6aを支持するために用いられる。
支承レール1を用いた床用目地装置5は、図4乃至図6に示すように、一方の躯体3の壁面に固定された支承レール1と、他方の躯体4に設けられた目地プレート支持部14と、一端部6aが前記支承レール1に支持状態で取り付けられ、他端部6bが前記目地プレート支持部14に支持された目地プレート6とで構成されている。
目地プレート支持部14は、他方の躯体4の上面に形成されており、目地プレート6の他端部6bを左右方向にスライド移動可能に支持する。この目地プレート支持部14の目地部2の反対側の端部には、目地プレート6が乗り上げる乗り上げ傾斜面15が形成されている。
目地プレート6は、浅皿状の目地プレート本体16と、該目地プレート本体16の内部に充填されたモルタルやコンクリート等の充填部材17と、前記目地プレート本体16の一端部側に設けられ、前記目地プレート支持台に固定された枢支ピン12が挿入されるピンボックス13と、目地プレート本体16の上面に設けられた床化粧板18と、目地プレート本体16の他端部側にヒンジ部材19を介して設けられたカバープレート20とで構成されている。
この目地プレート6は前記目地プレート支持台10の枢支ピン12がピンボックス13に挿入されることで、支承レール1に支持状態で取り付けられる。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が少し狭くなると、図7に示すように、目地プレート6の他端部6bが乗り上げ傾斜面15に乗り上げて揺れ動きを吸収する。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が広くなると、図8に示すように、目地プレート6が目地プレート支持部14上を左右方向にスライド移動し揺れ動きを吸収する。
地震で左右の躯体3、4が異なる前後方向に揺れ動くと、図9に示すように、目地プレート6の一端部側6aを支持する目地プレート支持台10は、レール部材7の転動部材8上を前後方向にスライド移動し、揺れ動きを吸収する。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図10乃至図14に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10乃至図14に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、略クランク形状のレール部材7Aとし、レール部材7Aの底面と上下方向に間隙を有しないように隔壁8を固定するとともに、レール部材7Aの外側に補強板11を備えず、円筒形状の転動部材9Aを用いた支承レール1Aにした点で、このような支承レール1Aにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は支承レールを製造する産業で利用される。
1、1A:支承レール、 2:目地部、
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:床用目地装置、 6:目地プレート、
7、7A:レール部材、 8:隔壁、
9:転動部材、 10:目地プレート支持台、
11:補強板、 12:枢支ピン、
13:ピンボックス、 14:目地プレート支持部、
15:乗り上げ傾斜面、 16:目地プレート本体、
17:充填部材、 18:床化粧板、
19:ヒンジ部材、 20:カバープレート。

Claims (3)

  1. レール部材と、該レール部材に前後方向に所定間隔を有し設けられたて複数個の隔壁と、該隔壁間にそれぞれ1つずつ配置され、円筒形状又は円柱形状のいずれかに形成された転動部材とで構成され、前記隔壁は、前記転動部材が前後方向に転動できるように、前後方向に前記転動部材の直径以上の間隔を有して形成されている支承レール。
  2. 支承レールは、前記レール部材の強度を補強する補強板を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の支承レール。
  3. 前記隔壁は、レール部材の底面と上下方向に間隙を有して設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の支承レール。
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