JP2018151011A - ローラギヤ - Google Patents
ローラギヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018151011A JP2018151011A JP2017048068A JP2017048068A JP2018151011A JP 2018151011 A JP2018151011 A JP 2018151011A JP 2017048068 A JP2017048068 A JP 2017048068A JP 2017048068 A JP2017048068 A JP 2017048068A JP 2018151011 A JP2018151011 A JP 2018151011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- turret
- flange
- roller gear
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
Description
タレットと、そのタレットの外周に取付けられた複数の円筒状のローラとを備えたローラギヤであって、
前記複数のローラの各々の前記タレットへの取付構造が、
前記タレットに穿設された有底穴と、
その有底穴の底に螺設された雌ねじと、
一端が有底穴の底に当接し他端がタレットから突出するようにしてその有底穴に嵌め入れられた軸と、
その軸の他端に配置されたフランジと、
前記軸と前記フランジとを軸線方向に貫通し、先端部に形成された雄ねじを前記雌ねじに螺合するようにして、前記軸と前記フランジとを前記タレットに締結する有頭の雄ねじ部材と
を含み、
前記ローラを、前記軸の前記タレットから突出する部分において、前記フランジと前記タレットの表面とで挟むようにして回転可能に支持するように構成される。
実施例のローラギヤが採用されているロータリテーブルは、図1(a)に上方からの視点で示す平面断面図にて、図1(b)に側方からの視点で示す側面断面図にて、それぞれ示すような構造を有している。
各ローラ20のタレット18への取付構造は、図3に示すようなものとされている。具体的に説明すれば、タレット18には、外周端に、有底穴34が穿設されており、その有底穴34に、軸36が、一端をその有底穴34の底38に当接させ、かつ、他端をタレット18から突出させるようにして嵌め入れられている。ローラ20は、円筒状をなしており、軸36のタレット18から突出する部分において、それぞれが転動体である複数のニードル(ころ)40を介して、回転可能に保持されている。
一般的に、ローラギヤには、タレットの周方向,軸線方向,径方向のそれぞれにおけるローラの配置に対して、高い精度が要求される。そのため、本ローラギヤ16では、タレット18に穿設された有底穴34に対する軸34の径方向のクリアランス,ニードル40と軸34との径方向のクリアランスを適切なものとすべく、軸34の外周面42を研磨することが要求される。
上記実施例のローラギヤ16で採用されていた上記取付構造(以下、「実施例の取付構造」と略す場合がある)に代えて、以下に説明するような取付構造を採用することにより、変形例のロータリギヤを構築することができる。なお、説明の簡素化に配慮して、以下の説明では、同じ構成要素について同じ符号を用いることとする。
第1変形例のローラギヤでは、図4(a)に示すような取付構造(以下、「第1変形例の取付構造」と略す場合がある)が採用される。この取付構造では、実施例の取付構造におけるフランジ46に代えて、単なる円盤状のフランジ70が採用されている。したがって、実施例の取付構造の軸36において形成されていた凹所52が、第1変形例の取付構造の軸72においては形成されていない。また、凹所52が形成されていないため、実施例の取付構造において採用されていた六角穴付ボルト60に代えて、雄ねじ部材として、六角穴付低頭ボルト74が採用されており、雄ねじ部材の頭部が軸線方向においてローラ20よりも大きく飛び出すことが軽減されている。なお、軸72の端部が当接する円盤状のフランジ70の中央部に凹所を設け、その凹所に、軸72の端部が嵌るようにしてもよい。
第2変形例のローラギヤでは、図4(b)に示すような取付構造(以下、「第2変形例の取付構造」と略す場合がある)が採用される。この取付構造では、第1変形例の取付構造における六角穴付低頭ボルト74に代えて、雄ねじ部材として六角穴付皿ねじ80が採用されており、その六角穴付皿ねじ80の頭部の形状に合わせた座ぐり82が形成されたフランジ84および軸86が採用されている。このような取付構造を採用することで、雄ねじ部材の頭部の飛び出しが防止されている。ローラギヤの製造コストの低減については、第1変形例のローラギヤと同等の効果が期待できる。
第3変形例のローラギヤでは、図4(c)に示すような取付構造(以下、「第3変形例の取付構造」と略す場合がある)が採用される。この取付構造では、実施例のローラギヤ16で採用されていた軸36とフランジ46とに代えて、それらが一体化されたもの、つまり、一部材としてのフランジ付き軸90が採用されている。当該フランジ付軸90の外周面の研磨については多少難易度が上がるものの、部材の減少によって、当該ローラギヤの組み付けの手間が省けることになる。
Claims (5)
- タレットと、そのタレットの外周に取付けられた複数の円筒状のローラとを備えたローラギヤであって、
前記複数のローラの各々の前記タレットへの取付構造が、
前記タレットに穿設された有底穴と、
その有底穴の底に螺設された雌ねじと、
一端が有底穴の底に当接し他端がタレットから突出するようにしてその有底穴に嵌め入れられた軸と、
その軸の他端に配置されたフランジと、
前記軸と前記フランジとを軸線方向に貫通し、先端部に形成された雄ねじを前記雌ねじに螺合するようにして、前記軸と前記フランジとを前記タレットに締結する有頭の雄ねじ部材と
を含み、
前記ローラを、前記軸の前記タレットから突出する部分において、前記フランジと前記タレットの表面とで挟むようにして回転可能に支持するように構成されたローラギヤ。 - 前記ローラが、転動体としての複数のニードルを介して前記軸に回転可能に支持された請求項1に記載のローラギヤ。
- 前記軸の外周面が、単一の外径を有する円筒面とされた請求項1または請求項2に記載のローラギヤ。
- 前記軸の前記他端に凹所が設けられるとともに、前記フランジの径方向における中央部が、軸線方向において円筒状に突出する突出部とされて、その突出部が前記軸の前記凹所に嵌め込まれ、
前記雄ねじ部材の頭部が、前記突出部内に収容された請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のローラギヤ。 - 前記軸と前記フランジとが一体化されて一部材とされた請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のローラギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017048068A JP2018151011A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | ローラギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017048068A JP2018151011A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | ローラギヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018151011A true JP2018151011A (ja) | 2018-09-27 |
Family
ID=63680625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017048068A Pending JP2018151011A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | ローラギヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018151011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022105927A (ja) * | 2021-01-05 | 2022-07-15 | 株式会社日研工作所 | タレット用カムフォロア構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4113327A (en) * | 1976-12-29 | 1978-09-12 | Roller Bearing Company Of America | Combination seal and thrust washer for anti-friction bearings |
JP2000213510A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-02 | Sakura Gomme Kk | ハニカムパネル固定構造 |
JP2008051224A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Nippon Steel Composite Co Ltd | 複合パネルのボルト取付構造、及び、斯かるボルト取付構造を有する車両 |
JP2017026099A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | ブラザー工業株式会社 | カムフォロワ及び伝動機構 |
-
2017
- 2017-03-14 JP JP2017048068A patent/JP2018151011A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4113327A (en) * | 1976-12-29 | 1978-09-12 | Roller Bearing Company Of America | Combination seal and thrust washer for anti-friction bearings |
JP2000213510A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-02 | Sakura Gomme Kk | ハニカムパネル固定構造 |
JP2008051224A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Nippon Steel Composite Co Ltd | 複合パネルのボルト取付構造、及び、斯かるボルト取付構造を有する車両 |
JP2017026099A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | ブラザー工業株式会社 | カムフォロワ及び伝動機構 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022105927A (ja) * | 2021-01-05 | 2022-07-15 | 株式会社日研工作所 | タレット用カムフォロア構造 |
JP7195352B2 (ja) | 2021-01-05 | 2022-12-23 | 株式会社日研工作所 | タレット用カムフォロア構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4227157B2 (ja) | 単純遊星歯車装置の製造方法及び単純遊星歯車装置のシリーズ | |
JP3187367U (ja) | カップ型波動歯車装置ユニット | |
KR102304826B1 (ko) | 피니언 및 동력 전달 장치 | |
TWI637117B (zh) | Harmonic generator and harmonic gear device | |
JP2006307909A (ja) | 遊星歯車減速機におけるキャリアの回動支持構造 | |
JP5998423B2 (ja) | 減速機 | |
JPS6080950A (ja) | ステアリング装置 | |
JP2018151011A (ja) | ローラギヤ | |
JP2001336606A (ja) | ディファレンシャル装置 | |
JP2016211706A (ja) | 減速機及びロボット | |
JP5480845B2 (ja) | 遊星歯車機構 | |
JP2015135130A (ja) | 偏心揺動型減速装置 | |
US2335606A (en) | Worm-gear mounting | |
JP2008038941A (ja) | 偏心揺動歯車装置 | |
JPH0571593A (ja) | 遊星歯車式の減速機 | |
JP6570464B2 (ja) | ユニットタイプの波動歯車装置 | |
JP4524012B2 (ja) | 小型遊星歯車装置 | |
JPH08247223A (ja) | 遊星歯車式減速装置 | |
JP2013199239A (ja) | ラックシャフト支持装置および同装置を備える車両操舵装置 | |
JP4219618B2 (ja) | 小型ウォーム併用ギヤードモータ | |
JP4506455B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
US11490606B2 (en) | Support structure for fishing reel | |
JP2016089916A (ja) | 偏心揺動型減速装置 | |
JP2008025814A (ja) | 遊星歯車装置 | |
US20210123506A1 (en) | Speed reducer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210105 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210803 |