JP2018150721A - 建物 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の構成では、梁の下端部に金物が固定されている。この金物を利用することで、天井保持用ランナーを適切に梁に支持させることが可能となる。
上記の構成では、外壁を梁に固定するために用いられる金物を、天井保持用ランナーを梁に支持させるために利用する。これにより、天井保持用ランナーを梁に支持させるための金物を別途用意する場合と比較して、部品点数をより少なくすることが可能となる。
上記の構成では、天井を構成する下地材の、屋外側の端部が天井保持用ランナーに係合している。また、天井保持用ランナーに係合された下地材の端部が固定具によって天井保持用ランナーとともに金物に固定(共締め)されている。これにより、下地材における屋外側の端部及び天井保持用ランナーを金物に強固に固定することが可能となる。
上記の構成では、端部構成材及び交差材によって構成された枠体状の下地材中、屋外側の端部を構成する端部構成材を天井保持用ランナーに係合することで、下地材を含む天井を梁に支持させる。これにより、例えば、天井保持用ランナーに桟木を係合させて当該桟木に上記の端部構成材を取り付ける場合と比較して、桟木が不要になり、その分より単純化された構成にて天井を梁に支持させることが可能となる。
上記の構成では、下地材における屋外側の端部を構成する端部構成材を、天井保持用ランナーにおいて上壁、下壁及び垂下壁に囲われたスペースに配置することで、上記の端部構成材を天井保持用ランナーに容易に係合させることが可能となる。
上記の構成では、下壁の張り出し部分のうち、端部構成材の延出方向において交差材の間に位置する領域に、ボード材を固定するための固定具が打ち込まれている。これにより、端部構成材の延出方向において交差材が存在していない箇所にもボード材を固定することが可能となる。より詳しく説明すると、固定具の打設ピッチを比較的短く設定し、厳密には、端部構成材の延出方向において交差材が配置されているピッチよりも短く設定することが可能となる。この結果、ボード材を適切に固定することが可能となる。
本実施形態に係る建物(以下、建物1)は、その内装構造に特徴を有するものである。具体的に説明すると、以下に説明する建物1の内装構造によれば、建物1の天井2及び内壁3を比較的簡単な構成にて梁4に支持することが可能であり、かつ、建物1(特に、天井2と内壁3とがなす角部)における防耐火性能を担保することが可能である。
以下、外壁固定用金物6、天井保持用ランナー7及び壁保持用ランナー8の順に説明する。
外壁固定用金物6は、外壁5を梁4に対して固定するために用いられる金物であり、図2に示すように、矩形平板状の第一部分6aと、X軸方向における第一部分6aの一端からZ軸方向に延出した第二部分6bと、Y軸方向における第一部分6aの端部からZ軸に沿って張り出した第三部分6cと、を有する。また、第三部分6cには、L字状のアングルによって構成されたランナー固定部6dが接合されている。このランナー固定部6dは、第三部分6cを介して第一部分6aに繋がれており(すなわち、第一部分6aと一体化しており)、Z軸方向に沿って長く延びている。
天井保持用ランナー7は、天井2を梁4の下方位置に保持しておくために用いられる部材である。この天井保持用ランナー7は、不燃材料からなり、より具体的には鋼板を折り曲げ加工することで構成されている。また、天井保持用ランナー7は、図1に示すように外壁固定用金物6のランナー固定部6dに固定されており、外壁固定用金物6を介して梁4に支持されている。
壁保持用ランナー8は、内壁3を天井2の下方位置に保持しておくために用いられる部材である。この壁保持用ランナー8は、不燃材料からなり、より具体的には略下向きU字状に折り曲げられた鋼板によって構成されている。そして、壁保持用ランナー8は、内壁3が有する内壁鋼製スタッド21の上端部に係合することで、内壁3を保持している。
次に、以上までに説明してきた内装構造に関して、図3及び図4を参照しながら、当該内装構造を構築する施工方法の手順について説明する。図3は、図1に図示の内装構造を構築する施工方法の手順を示す図である。図4は、天井保持用ランナー7における石膏ボード11の固定箇所を示す図であり、天井保持用ランナー7及び天井パネル12を上方から見た図である。なお、図4中、黒丸で表記した箇所が石膏ボード11の固定箇所に相当する。
以上までに本実施形態に係る建物1の内装構造について一例を挙げて説明した。ただし、上記の実施形態に限定されるものではない。特に、外壁固定用金物6、天井保持用ランナー7及び壁保持用ランナー8については、上述した形状や材質に限定されるものではない。例えば、天井保持用ランナー7及び壁保持用ランナー8は、金属以外の不燃材料によって構成されてもよい。また、外壁固定用金物6の形状については、図2に図示の形状に限られず、天井保持用ランナー7及び壁保持用ランナー8を固定し得る限り、他の形状であってもよい。
2 天井
3 内壁(壁)
4 梁
4a 下側フランジ部(下端部)
5 外壁
5a 鋼製フレーム
5b 断熱材
6 外壁固定用金物(金物)
6a 第一部分(外壁固定部)
6b 第二部分(外壁固定部)
6c 第三部分
6d ランナー固定部
6e 側壁
7 天井保持用ランナー
7a 上壁
7b 下壁
7c 垂下壁
7d 張り出し部分
8 壁保持用ランナー
9 固定ネジ
11 石膏ボード(ボード材)
12 天井パネル(下地材)
13 縦桟(端部構成材)
14 横桟(交差材)
21 内壁鋼製スタッド
22 仕上げ材
B ビス(固定具)
D ビス(固定具)
Claims (7)
- 梁の下方位置に設置された天井と、該天井の下方位置で該天井と交差するように設置された壁と、を備えた建物であって、
不燃材料からなり、前記天井を前記梁の下方位置に保持しておくための天井保持用ランナーと、
不燃材料からなり、前記壁を前記天井の下方位置に保持しておくための壁保持用ランナーと、を有し、
前記天井保持用ランナーが前記梁に支持され、前記壁保持用ランナーが前記天井保持用ランナーの下部に固定されていることを特徴とする建物。 - 前記梁の下端部に固定され、前記梁の下端部から延出した金物を更に有し、
前記天井保持用ランナーは、前記金物に固定されていることで前記梁に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の建物。 - 前記壁は、前記壁より前記建物の屋外側にある外壁に沿って設置された内壁であり、
前記金物は、
前記外壁に向かって延出し、前記外壁が固定されている外壁固定部と、
該外壁固定部と一体化しており、前記天井保持用ランナーが固定されているランナー固定部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の建物。 - 前記天井は、該天井の下部に設置されたボード材と、該ボード材の上方に位置して該ボード材が固定されている下地材と、を有し、
前記天井保持用ランナーには、前記下地材における屋外側の端部が係合しており、
前記天井保持用ランナーに係合された前記下地材の端部が固定具によって前記天井保持用ランナーと共に前記金物に固定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の建物。 - 前記下地材は、該下地材における屋内側の端部及び屋外側の端部を構成する端部構成材と、該端部構成材の間に配置されており該端部構成材の各々と交差する方向に延びた交差材と、を有し、
前記端部構成材の各々は、前記梁の延出方向と同じ方向に延びた角材であり、
前記天井保持用ランナーには、前記下地材における屋外側の端部を構成する前記端部構成材が係合していることを特徴とする請求項4に記載の建物。 - 前記天井保持用ランナーは、前記交差材の延出方向に延びた上壁及び下壁と、前記上壁における屋外側の端から前記下壁における屋外側の端まで垂下した垂下壁と、を有し、
前記上壁、前記下壁及び前記垂下壁に囲われたスペース内に、前記下地材における屋外側の端部を構成する前記端部構成材が配置されており、
前記交差材の延出方向において、前記上壁の長さは、前記下壁の長さよりも短くなっており、前記下壁の長さは、前記下地材における屋外側の端部を構成する前記端部構成材の長さよりも長くなっていることを特徴とする請求項5に記載の建物。 - 前記交差材は、前記端部構成材の延出方向に沿って一定間隔毎に複数配置されて、
前記下壁は、前記下地材における屋外側の端部を構成する前記端部構成材よりも屋内側に張り出した張り出し部分を有しており、
該張り出し部分のうち、前記端部構成材の延出方向において前記交差材の間に位置する領域には、前記ボード材を固定するための固定具が打ち込まれていることを特徴とする請求項6に記載の建物。
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