JP2018150056A - 合成樹脂製キャップ及び容器 - Google Patents

合成樹脂製キャップ及び容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2018150056A
JP2018150056A JP2017045557A JP2017045557A JP2018150056A JP 2018150056 A JP2018150056 A JP 2018150056A JP 2017045557 A JP2017045557 A JP 2017045557A JP 2017045557 A JP2017045557 A JP 2017045557A JP 2018150056 A JP2018150056 A JP 2018150056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
cap
band
container
annular protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017045557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6204621B1 (ja
Inventor
隆宏 千葉
Takahiro Chiba
隆宏 千葉
伸生 川村
Nobuo Kawamura
伸生 川村
淳史 小野
Junji Ono
淳史 小野
慎吾 梅木
Shingo UMEKI
慎吾 梅木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Yamamura Glass Co Ltd
Original Assignee
Nihon Yamamura Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Yamamura Glass Co Ltd filed Critical Nihon Yamamura Glass Co Ltd
Priority to JP2017045557A priority Critical patent/JP6204621B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6204621B1 publication Critical patent/JP6204621B1/ja
Publication of JP2018150056A publication Critical patent/JP2018150056A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】所謂すっぽ抜けを防止することのできる合成樹脂製キャップ及び容器を提供すること。【解決手段】容器口部Mの外周に形成された雄ねじM1に螺合する雌ねじ5が設けられたスカート壁3と、該スカート壁3の下部に環状弱化部6を介して連結されたタンパーエビデンスバンド7とを具備したキャップ1であって、前記タンパーエビデンスバンド7の内周側に、前記容器口部M1の外周に設けられた環状突起9に下方から係止可能なフック8が周方向に間隔をおいて複数設けられ、また、前記タンパーエビデンスバンド7の内周側において、前記フック8の上方には、内径が前記フック8の内径よりも大きい嵌合部10が設けられ、前記嵌合部10と前記フック8の内径差を1.2〜1.6mmの範囲としてある。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、飲料物等の内容物を収容する容器の口部に装着される合成樹脂製キャップ及び容器に関する。
飲料物等の内容物を収容する容器の口部に装着されるキャップとして、一目で開封の有無を確認可能に構成されたものが広く用いられている。このようなキャップとして、容器口部の雄ねじに螺合する雌ねじが設けられたスカート壁を有するキャップ本体と、スカート壁の下部に環状弱化部を介して連結されたタンパーエビデンスバンドとを具備するものが知られている。
上記従来のキャップでは、容器口部に装着された状態からの開封操作(最初の開栓操作)に伴い、タンパーエビデンスバンドの内周に設けられたフック(係止手段)が容器口部の外周に設けられた環状突起(係止あご部)に係止した後、タンパーエビデンスバンドとスカート壁とを画するミシン目状のスリット間に形成されたブリッジ(橋絡部)が破断され、キャップ本体とタンパーエビデンスバンドとが互いに分離される(特許文献1参照)。従って、環状弱化部を構成するブリッジの破断の有無を視認することにより、開封操作が行われたか否かを容易に確認することができる。
特許第6017112号公報
しかし、特許文献1に記載されたキャップでは、環状突起に対するフックの係合が不十分となって、ブリッジが破断せずにキャップ本体が容器口部から外れる所謂すっぽ抜けが生じる恐れがある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、所謂すっぽ抜けを防止することのできる合成樹脂製キャップ及び容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る合成樹脂製キャップは、容器口部の外周に形成された雄ねじに螺合する雌ねじが設けられたスカート壁と、該スカート壁の下部に環状弱化部を介して連結されたタンパーエビデンスバンドとを具備したキャップであって、前記タンパーエビデンスバンドの内周側に、前記容器口部の外周に設けられた環状突起に下方から係止可能なフックが周方向に間隔をおいて複数設けられ、また、前記タンパーエビデンスバンドの内周側において、前記フックの上方には、内径が前記フックの内径よりも大きい嵌合部が設けられ、前記嵌合部と前記フックの内径差を1.2〜1.6mmの範囲としてある(請求項1)。
上記合成樹脂製キャップにおいて、前記フックの上面には、前記環状突起の下面の傾斜角度よりも小さい傾斜角度を有するか、又は軸線方向に垂直に延びる係止面部が形成されていてもよい(請求項2)。
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る容器は、請求項1または2に記載の合成樹脂製キャップを備えた(請求項3)。
本願発明では、所謂すっぽ抜けを防止することのできる合成樹脂製キャップ及び容器が得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明の合成樹脂製キャップでは、嵌合部とフックの内径差を1.2〜1.6mmの範囲としてあるので、開封時における環状突起に対するフックの係合を良好なものとすることができ、いわゆるすっぽ抜けが生じることは防止される。さらに、嵌合部とフックの内径差が上記範囲を上回ると、フックが内側に大きく突出することになり、容器口部に対するキャップの装着の際にフックが環状突起を乗り越えることになるが、このときにバンドが大きく拡径するのに伴って環状弱化部が破断する恐れが高くなる。しかし、本発明の合成樹脂製キャップでは、こうした環状弱化部の破断を防止することも期待することができる。
請求項2に係る発明の合成樹脂製キャップでは、開封時における環状突起に対するフックの係合がより確実なものなり、所謂すっぽ抜け防止効果を大いに高めることができる。
本発明の一実施の形態に係る合成樹脂製キャップを備えた容器の要部の構成を概略的に示す説明図である。 前記合成樹脂製キャップの構成を概略的に示す縦断面図である。 前記容器の要部の構成を概略的に示す縦断面図である。 (A)は前記合成樹脂製キャップのバンドの拡径状態を概略的に示す説明図、(B)は変形例に係る前記容器の要部の構成を概略的に示す部分拡大縦断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1、図2に示す合成樹脂製キャップ(以下、キャップという)1は、例えばペットボトル等の容器の口部Mに装着されて使用されるものであり、コンプレッション成形又はインジェクション成形によって、ポリエチレンで一体的に成形されている。なお、キャップ1を形成する素材は、特に限定されるものではなく、本実施形態で用いたポリエチレンの他、ポリプロピレン等が好適に用いられる。なお、図1において、キャップ1の右半分の図示は省略してある。
そして、キャップ1は、平面視において略円形状の天壁2と、この天壁2の外周部から下向きに延びる略円筒状のスカート壁3を有している。ここで、スカート壁3の外周面にはローレット溝4を、内周面には雌ねじ5を設けてあり、この雌ねじ5は容器口部Mの外周に形成された雄ねじM1に結合可能である(図2参照)。
また、キャップ1は、未開封(開栓が一度もされていないこと)を証明する機能を有するピルファープルーフキャップであり、スカート壁3の下部には、スカート壁3の全周にわたって延びる環状弱化部6を介してタンパーエビデンスバンド(以下、単に「バンド」という)7を連結してある。
すなわち、環状弱化部6は、スカート壁3とバンド7とを上下に画するものであり、スカート壁3及びバンド7の周方向に断続して延びる(ミシン目状の)スリットと、隣り合うスリットの間に存在するブリッジとで構成され、ブリッジは所定の力で引っ張られると破断する。
そして、本例では、バンド7の外径を上下にわたって均一にしてある一方、バンド7の内周側には、内向きに突出し、内側への突出量が上側ほど増大するように構成されたフック8を、周方向に間隔をおいて複数(例えば5個)設けてある。各フック8は、キャップ1が容器口部に装着された状態で、容器口部Mの外周において雄ねじM1よりも下方に形成された環状突起(ビード部)9(図1参照)の略下側へ位置し、開封操作によって環状突起9に係止する。すなわち、フック8は、環状突起9に下方から係止可能に構成されている。
また、図3に示すように、バンド7の内周側において、フック8の上方には、バンド7の内側に突出し、その突出量はフック9よりも小さい(内径がフック8の内径よりも大きい)嵌合部10が設けられ、さらに、嵌合部10の上方には上側ほど内径が大きくなる傾斜部11が連なっている。
ここで、フック8の下端からバンド7の下端までの距離(軸方向の距離)h1は1.6mmであり、フック8の最小内径d1は26.5mmである。また、フック8の上面には軸線方向に垂直に延びる(水平に延びる)係止面部8aが形成され、この係止面部8aの最外端から環状弱化部6までの距離(軸方向の距離)h2は2.3mmである。また、係止面部8aの最外端から嵌合部10にかけて、凹曲面状(R面状)を呈し、係止面部8a及び嵌合部10に滑らかに連なる境界部12が設けられている。
嵌合部10は、内周面が円筒状になるように構成され、その内径d2は、環状突起9の外径(最大外径)d3より小さい。本例では、嵌合部10の内径d2は27.90mm、環状突起9の外径d3は27.97mmである。ここで、図3には、環状突起9と嵌合部10を重ねて表示してあるが、実際には、嵌合部10が環状突起9の当接を受けるため、これに伴い、バンド7全体が拡径した状態となる(図4(A)参照)。なお、バンド7において傾斜部11の上方に連なる遊嵌部13の肉厚t1は、0.55〜0.65mmとするのが好ましく、本例では0.6mmである。また、嵌合部10の肉厚t2は、本例では0.7mmとしてある。遊嵌部13の内径は、嵌合部10の内径より0.05〜0.2mm大きくし、かつ環状突起9の外径d3よりも大きくしてあるのが好ましい。
また、本例では、嵌合部10の軸方向の長さh3は1.3mmであり、容器口部Mにキャップ1を密封した状態において、嵌合部10の内周側に環状突起9の最大径部が位置するように構成されている。
さらに、本例では、嵌合部10とフック8の内径差(嵌合部10の内径d2とフック8の最小内径d1との差)を1.2〜1.6mmの範囲(半径差では0.7±0.1mmの範囲)とする。内径差がこの範囲を下回ると、開封時(最初の開栓時)に環状突起9に対するフック8の係合力が不足し、いわゆるすっぽ抜けが生じる恐れが高くなり、逆に上回ると、フック8が内側に大きく突出することになり、容器口部Mに対するキャップ1の装着の際にフック8が環状突起9を乗り越えることになるが、このときにバンド7が大きく拡径するのに伴って環状弱化部6が破断する恐れが高くなるからである。
而して、本例のキャップ1は、容器口部Mに装着されることによって容器を密封する密封状態(図3参照)となるのであり、この密封状態からキャップ1を開封(開栓)方向に回転させると、容器口部Mに対してキャップ1が相対的に上昇し、やがてフック8が環状突起9に下方から係止する状態になる。さらにキャップ1を開封方向に回転させ続けると、やがて環状弱化部6は破断し、バンド7は容器口部Mに残留する一方、それより上側の天壁2及びスカート壁3からなるキャップ本体は容器口部Mから離脱することになる。
本例では、密封状態において、図3(厳密には図4(A))に示すように容器口部Mの環状突起9の外周面に対して嵌合部10の内周面が当接しているので、開封操作(キャップ1を開封方向に回転させる操作)に伴ってキャップ1が容器口部Mに対して相対的に上昇する間に、キャップ1が斜めに持ち上がったりがたついたりすることは防止される。そのため、環状弱化部6が偏らずに略均一に破断するので、タンパーエビデンス性は良好となる。
また、上述のように、密封状態では嵌合部10が環状突起9の当接を受け、これに伴い、バンド7は、図4(A)において破線に示す状態から実線に示す状態に拡径する。そして、バンド7全体の拡径は、主として環状弱化部6を軸(基端)にしたものであるため、図4(A)に示すように、拡径に伴う外方への変位量はバンド7の上側ほど小さく下側ほど大きくなる。そのため、フック8の上面の傾斜角度は、拡径に伴って変化するのであり、具体的には、その内端側ほど低くなるように変化する。従って、バンド7が自然状態(環状突起9に付勢されて拡径していない状態)でフック8上面の係止面部8aの傾斜角度(軸方向に垂直な面に対する傾斜角度)θ1(図4(B)参照)が環状突起9の下面(密封状態で係止面部8aの上方に位置する部分の下面)の傾斜角度(軸方向に垂直な面に対する傾斜角度)θ2(図4(B)参照)以上であると、密封状態でバンド7が拡径したときに係止面部8aの傾斜角度θ1は環状突起9の下面の傾斜角度θ2より大きくなり、開封の際に環状突起9に対してフック8(係止面部8a)が良好に係止せず乗り越えてしまって所謂すっぽ抜けが生じる恐れが高くなる。
しかし、本例では、上述のように、嵌合部10とフック8の内径差(嵌合部10の内径d2とフック8の最小内径d1との差)を1.2〜1.6mmの範囲としてある上、フック8の上面の係止面部8aを軸線方向に垂直に延ばし、開封の際に傾斜角度θ1が傾斜角度θ2より大きくならないようにしてあるので、フック8は環状突起9に強固に係止し、所謂すっぽ抜けを確実に防止することができる。斯かる効果を奏するためには、係止面部8aの径内外方向の幅w1を、嵌合部10とフック8の内径差の4分の1以上とするのが好ましく、3分の1以上とするのがより好ましい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
上記実施の形態では、図2に示すように、各フック8に対応させて(各フック8の上方に相当する位置のみに)嵌合部10及び傾斜部11を設けているが、これに限らず、例えば嵌合部10、傾斜部11の少なくとも一方を、バンド7の周方向に連続して一周設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、図2に示すように、嵌合部10、傾斜部11は、各フック8の上方において各フック8の左端から右端まではバンド7の周方向に連続しているが、何れか一方又は両方を、各フック8の上方において各フック8の左端から右端までの間でバンド7の周方向に断続するように設けてもよい。
各傾斜部11の勾配は、画一化されていてもよいし、ばらつきをもたせてあってもよい。
一般に、環状突起9の下面(密封状態において係止面部8aの上方に位置する部分の下面)の傾斜角度θ2は0度より大きいことから、上記実施形態では、フック8の上面の係止面部8aを軸線方向に垂直に延ばしている(傾斜角度θ1を0度にしてある)が、これに限らない。すなわち、開封の際にフック8を環状突起9に良好に係止させるという観点からは、自然状態(バンド7が拡径していない状態)で、係止面部8aの傾斜角度θ1が環状突起9下面の傾斜角度θ2より小さければよく、この場合、開封時に傾斜角度θ1が傾斜角度θ2と同等程度か若干傾斜角度θ2より大きくなる恐れはあるが、この程度であれば所謂すっぽ抜けは生じ難いと考えられる。また、開封の際にフック8を環状突起9により強固に係止させようとする場合には、開封時(環状突起9によって嵌合部10が付勢されてバンド7が拡径した状態)における係止面部8aの傾斜角度θ1が環状突起9下面の傾斜角度θ2より大きくならないようにしてあるのが好ましい。図4(B)に示す係止面部8aの傾斜角度θ1は0ではなく(係止面部8aは軸線方向に垂直に延びておらず)、若干の角度を有している。そして、係止面部8aを、内端側ほど高くなるように(軸方向に垂直な面に対して下方に傾斜する角度をプラスとすればマイナスとなるように)傾斜させてあってもよい。
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 合成樹脂製キャップ
2 天壁
3 スカート壁
4 ローレット溝
5 雌ねじ
6 環状弱化部
7 タンパーエビデンスバンド
8 フック
8a 係止面部
9 環状突起
10 嵌合部
11 傾斜部
12 境界部
13 遊嵌部
d1 フックの最小内径
d2 嵌合部の内径
d3 環状突起の外径
h1 フックの下端からバンドの下端までの距離
h2 係止面部の最外端から環状弱化部までの距離
h3 嵌合部の軸方向長さ
M 容器口部
M1 雄ねじ
t1 遊嵌部の肉厚
t2 嵌合部の肉厚
w1 係止面部の幅
θ1 係止面部の傾斜角度
θ2 環状突起下面の傾斜角度

本発明は、例えば、飲料物等の内容物を収容する容器の口部に装着される合成樹脂製キャップ及び容器に関する。
飲料物等の内容物を収容する容器の口部に装着されるキャップとして、一目で開封の有無を確認可能に構成されたものが広く用いられている。このようなキャップとして、容器口部の雄ねじに螺合する雌ねじが設けられたスカート壁を有するキャップ本体と、スカート壁の下部に環状弱化部を介して連結されたタンパーエビデンスバンドとを具備するものが知られている。
上記従来のキャップでは、容器口部に装着された状態からの開封操作(最初の開栓操作)に伴い、タンパーエビデンスバンドの内周に設けられたフック(係止手段)が容器口部の外周に設けられた環状突起(係止あご部)に係止した後、タンパーエビデンスバンドとスカート壁とを画するミシン目状のスリット間に形成されたブリッジ(橋絡部)が破断され、キャップ本体とタンパーエビデンスバンドとが互いに分離される(特許文献1参照)。従って、環状弱化部を構成するブリッジの破断の有無を視認することにより、開封操作が行われたか否かを容易に確認することができる。
特許第6017112号公報
しかし、特許文献1に記載されたキャップでは、環状突起に対するフックの係合が不十分となって、ブリッジが破断せずにキャップ本体が容器口部から外れる所謂すっぽ抜けが生じる恐れがある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、所謂すっぽ抜けを防止することのできる合成樹脂製キャップ及び容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る合成樹脂製キャップは、容器口部の外周に形成された雄ねじに螺合する雌ねじが設けられたスカート壁と、該スカート壁の下部に環状弱化部を介して連結されたタンパーエビデンスバンドとを具備したキャップであって、前記タンパーエビデンスバンドの内周側に、前記容器口部の外周に設けられた環状突起に下方から係止可能なフックが周方向に間隔をおいて複数設けられ、また、前記タンパーエビデンスバンドの内周側において、前記フックの上方には、内径が前記フックの内径よりも大きく前記環状突起の外径より小さい嵌合部が設けられ、前記嵌合部と前記フックの内径差を1.2〜1.6mmの範囲としてあり、容器口部を密封する状態において、前記嵌合部の内周側に前記環状突起の最大径部が位置するように構成され、前記環状弱化部から前記嵌合部の上端までの軸方向の距離より、前記嵌合部の軸方向の長さを大きくしてある(請求項1)。
上記合成樹脂製キャップの前記タンパーエビデンスバンドの内周側において、前記嵌合部の上方には、上側ほど内径が大きくなる傾斜部が連なり、さらに、該傾斜部の上方には、内径が前記環状突起の外径より大きい遊嵌部が連なり、該遊嵌部の肉厚は前記嵌合部の肉厚より小さくなっていてもよい(請求項2)。また、上記合成樹脂製キャップにおいて、前記フックの上面には、前記環状突起の下面の傾斜角度よりも小さい傾斜角度を有するか、又は軸線方向に垂直に延びる係止面部が形成されていてもよい(請求項3)。
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る容器は、請求項1〜3の何れか一項に記載の合成樹脂製キャップを備えた(請求項4)。
本願発明では、所謂すっぽ抜けを防止することのできる合成樹脂製キャップ及び容器が得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明の合成樹脂製キャップでは、嵌合部とフックの内径差を1.2〜1.6mmの範囲としてあるので、開封時における環状突起に対するフックの係合を良好なものとすることができ、いわゆるすっぽ抜けが生じることは防止される。さらに、嵌合部とフックの内径差が上記範囲を上回ると、フックが内側に大きく突出することになり、容器口部に対するキャップの装着の際にフックが環状突起を乗り越えることになるが、このときにバンドが大きく拡径するのに伴って環状弱化部が破断する恐れが高くなる。しかし、本発明の合成樹脂製キャップでは、こうした環状弱化部の破断を防止することも期待することができる。
請求項3に係る発明の合成樹脂製キャップでは、開封時における環状突起に対するフックの係合がより確実なものなり、所謂すっぽ抜け防止効果を大いに高めることができる。
本発明の一実施の形態に係る合成樹脂製キャップを備えた容器の要部の構成を概略的に示す説明図である。 前記合成樹脂製キャップの構成を概略的に示す縦断面図である。 前記容器の要部の構成を概略的に示す縦断面図である。 (A)は前記合成樹脂製キャップのバンドの拡径状態を概略的に示す説明図、(B)は変形例に係る前記容器の要部の構成を概略的に示す部分拡大縦断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1、図2に示す合成樹脂製キャップ(以下、キャップという)1は、例えばペットボトル等の容器の口部Mに装着されて使用されるものであり、コンプレッション成形又はインジェクション成形によって、ポリエチレンで一体的に成形されている。なお、キャップ1を形成する素材は、特に限定されるものではなく、本実施形態で用いたポリエチレンの他、ポリプロピレン等が好適に用いられる。なお、図1において、キャップ1の右半分の図示は省略してある。
そして、キャップ1は、平面視において略円形状の天壁2と、この天壁2の外周部から下向きに延びる略円筒状のスカート壁3を有している。ここで、スカート壁3の外周面にはローレット溝4を、内周面には雌ねじ5を設けてあり、この雌ねじ5は容器口部Mの外周に形成された雄ねじM1に結合可能である(図2参照)。
また、キャップ1は、未開封(開栓が一度もされていないこと)を証明する機能を有するピルファープルーフキャップであり、スカート壁3の下部には、スカート壁3の全周にわたって延びる環状弱化部6を介してタンパーエビデンスバンド(以下、単に「バンド」という)7を連結してある。
すなわち、環状弱化部6は、スカート壁3とバンド7とを上下に画するものであり、スカート壁3及びバンド7の周方向に断続して延びる(ミシン目状の)スリットと、隣り合うスリットの間に存在するブリッジとで構成され、ブリッジは所定の力で引っ張られると破断する。
そして、本例では、バンド7の外径を上下にわたって均一にしてある一方、バンド7の内周側には、内向きに突出し、内側への突出量が上側ほど増大するように構成されたフック8を、周方向に間隔をおいて複数(例えば5個)設けてある。各フック8は、キャップ1が容器口部に装着された状態で、容器口部Mの外周において雄ねじM1よりも下方に形成された環状突起(ビード部)9(図1参照)の略下側へ位置し、開封操作によって環状突起9に係止する。すなわち、フック8は、環状突起9に下方から係止可能に構成されている。
また、図3に示すように、バンド7の内周側において、フック8の上方には、バンド7の内側に突出し、その突出量はフック9よりも小さい(内径がフック8の内径よりも大きい)嵌合部10が設けられ、さらに、嵌合部10の上方には上側ほど内径が大きくなる傾斜部11が連なっている。
ここで、フック8の下端からバンド7の下端までの距離(軸方向の距離)h1は1.6mmであり、フック8の最小内径d1は26.5mmである。また、フック8の上面には軸線方向に垂直に延びる(水平に延びる)係止面部8aが形成され、この係止面部8aの最外端から環状弱化部6までの距離(軸方向の距離)h2は2.3mmである。また、係止面部8aの最外端から嵌合部10にかけて、凹曲面状(R面状)を呈し、係止面部8a及び嵌合部10に滑らかに連なる境界部12が設けられている。
嵌合部10は、内周面が円筒状になるように構成され、その内径d2は、環状突起9の外径(最大外径)d3より小さい。本例では、嵌合部10の内径d2は27.90mm、環状突起9の外径d3は27.97mmである。ここで、図3には、環状突起9と嵌合部10を重ねて表示してあるが、実際には、嵌合部10が環状突起9の当接を受けるため、これに伴い、バンド7全体が拡径した状態となる(図4(A)参照)。なお、バンド7において傾斜部11の上方に連なる遊嵌部13の肉厚t1は、0.55〜0.65mmとするのが好ましく、本例では0.6mmである。また、嵌合部10の肉厚t2は、本例では0.7mmとしてある。遊嵌部13の内径は、嵌合部10の内径より0.05〜0.2mm大きくし、かつ環状突起9の外径d3よりも大きくしてあるのが好ましい。
また、本例では、嵌合部10の軸方向の長さh3は1.3mmであり、容器口部Mにキャップ1を密封した状態において、嵌合部10の内周側に環状突起9の最大径部が位置するように構成されている。
さらに、本例では、嵌合部10とフック8の内径差(嵌合部10の内径d2とフック8の最小内径d1との差)を1.2〜1.6mmの範囲(半径差では0.7±0.1mmの範囲)とする。内径差がこの範囲を下回ると、開封時(最初の開栓時)に環状突起9に対するフック8の係合力が不足し、いわゆるすっぽ抜けが生じる恐れが高くなり、逆に上回ると、フック8が内側に大きく突出することになり、容器口部Mに対するキャップ1の装着の際にフック8が環状突起9を乗り越えることになるが、このときにバンド7が大きく拡径するのに伴って環状弱化部6が破断する恐れが高くなるからである。
而して、本例のキャップ1は、容器口部Mに装着されることによって容器を密封する密封状態(図3参照)となるのであり、この密封状態からキャップ1を開封(開栓)方向に回転させると、容器口部Mに対してキャップ1が相対的に上昇し、やがてフック8が環状突起9に下方から係止する状態になる。さらにキャップ1を開封方向に回転させ続けると、やがて環状弱化部6は破断し、バンド7は容器口部Mに残留する一方、それより上側の天壁2及びスカート壁3からなるキャップ本体は容器口部Mから離脱することになる。
本例では、密封状態において、図3(厳密には図4(A))に示すように容器口部Mの環状突起9の外周面に対して嵌合部10の内周面が当接しているので、開封操作(キャップ1を開封方向に回転させる操作)に伴ってキャップ1が容器口部Mに対して相対的に上昇する間に、キャップ1が斜めに持ち上がったりがたついたりすることは防止される。そのため、環状弱化部6が偏らずに略均一に破断するので、タンパーエビデンス性は良好となる。
また、上述のように、密封状態では嵌合部10が環状突起9の当接を受け、これに伴い、バンド7は、図4(A)において破線に示す状態から実線に示す状態に拡径する。そして、バンド7全体の拡径は、主として環状弱化部6を軸(基端)にしたものであるため、図4(A)に示すように、拡径に伴う外方への変位量はバンド7の上側ほど小さく下側ほど大きくなる。そのため、フック8の上面の傾斜角度は、拡径に伴って変化するのであり、具体的には、その内端側ほど低くなるように変化する。従って、バンド7が自然状態(環状突起9に付勢されて拡径していない状態)でフック8上面の係止面部8aの傾斜角度(軸方向に垂直な面に対する傾斜角度)θ1(図4(B)参照)が環状突起9の下面(密封状態で係止面部8aの上方に位置する部分の下面)の傾斜角度(軸方向に垂直な面に対する傾斜角度)θ2(図4(B)参照)以上であると、密封状態でバンド7が拡径したときに係止面部8aの傾斜角度θ1は環状突起9の下面の傾斜角度θ2より大きくなり、開封の際に環状突起9に対してフック8(係止面部8a)が良好に係止せず乗り越えてしまって所謂すっぽ抜けが生じる恐れが高くなる。
しかし、本例では、上述のように、嵌合部10とフック8の内径差(嵌合部10の内径d2とフック8の最小内径d1との差)を1.2〜1.6mmの範囲としてある上、フック8の上面の係止面部8aを軸線方向に垂直に延ばし、開封の際に傾斜角度θ1が傾斜角度θ2より大きくならないようにしてあるので、フック8は環状突起9に強固に係止し、所謂すっぽ抜けを確実に防止することができる。斯かる効果を奏するためには、係止面部8aの径内外方向の幅w1を、嵌合部10とフック8の内径差の4分の1以上とするのが好ましく、3分の1以上とするのがより好ましい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
上記実施の形態では、図2に示すように、各フック8に対応させて(各フック8の上方に相当する位置のみに)嵌合部10及び傾斜部11を設けているが、これに限らず、例えば嵌合部10、傾斜部11の少なくとも一方を、バンド7の周方向に連続して一周設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、図2に示すように、嵌合部10、傾斜部11は、各フック8の上方において各フック8の左端から右端まではバンド7の周方向に連続しているが、何れか一方又は両方を、各フック8の上方において各フック8の左端から右端までの間でバンド7の周方向に断続するように設けてもよい。
各傾斜部11の勾配は、画一化されていてもよいし、ばらつきをもたせてあってもよい。
一般に、環状突起9の下面(密封状態において係止面部8aの上方に位置する部分の下面)の傾斜角度θ2は0度より大きいことから、上記実施形態では、フック8の上面の係止面部8aを軸線方向に垂直に延ばしている(傾斜角度θ1を0度にしてある)が、これに限らない。すなわち、開封の際にフック8を環状突起9に良好に係止させるという観点からは、自然状態(バンド7が拡径していない状態)で、係止面部8aの傾斜角度θ1が環状突起9下面の傾斜角度θ2より小さければよく、この場合、開封時に傾斜角度θ1が傾斜角度θ2と同等程度か若干傾斜角度θ2より大きくなる恐れはあるが、この程度であれば所謂すっぽ抜けは生じ難いと考えられる。また、開封の際にフック8を環状突起9により強固に係止させようとする場合には、開封時(環状突起9によって嵌合部10が付勢されてバンド7が拡径した状態)における係止面部8aの傾斜角度θ1が環状突起9下面の傾斜角度θ2より大きくならないようにしてあるのが好ましい。図4(B)に示す係止面部8aの傾斜角度θ1は0ではなく(係止面部8aは軸線方向に垂直に延びておらず)、若干の角度を有している。そして、係止面部8aを、内端側ほど高くなるように(軸方向に垂直な面に対して下方に傾斜する角度をプラスとすればマイナスとなるように)傾斜させてあってもよい。
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 合成樹脂製キャップ
2 天壁
3 スカート壁
4 ローレット溝
5 雌ねじ
6 環状弱化部
7 タンパーエビデンスバンド
8 フック
8a 係止面部
9 環状突起
10 嵌合部
11 傾斜部
12 境界部
13 遊嵌部
d1 フックの最小内径
d2 嵌合部の内径
d3 環状突起の外径
h1 フックの下端からバンドの下端までの距離
h2 係止面部の最外端から環状弱化部までの距離
h3 嵌合部の軸方向長さ
M 容器口部
M1 雄ねじ
t1 遊嵌部の肉厚
t2 嵌合部の肉厚
w1 係止面部の幅
θ1 係止面部の傾斜角度
θ2 環状突起下面の傾斜角度

Claims (3)

  1. 容器口部の外周に形成された雄ねじに螺合する雌ねじが設けられたスカート壁と、該スカート壁の下部に環状弱化部を介して連結されたタンパーエビデンスバンドとを具備したキャップであって、
    前記タンパーエビデンスバンドの内周側に、前記容器口部の外周に設けられた環状突起に下方から係止可能なフックが周方向に間隔をおいて複数設けられ、
    また、前記タンパーエビデンスバンドの内周側において、前記フックの上方には、内径が前記フックの内径よりも大きい嵌合部が設けられ、
    前記嵌合部と前記フックの内径差を1.2〜1.6mmの範囲としてあることを特徴とする合成樹脂製キャップ。
  2. 前記フックの上面には、前記環状突起の下面の傾斜角度よりも小さい傾斜角度を有するか、又は軸線方向に垂直に延びる係止面部が形成されている請求項1に記載の合成樹脂製キャップ。
  3. 請求項1または2に記載の合成樹脂製キャップを備えた容器。

JP2017045557A 2017-03-10 2017-03-10 合成樹脂製キャップ及び容器 Active JP6204621B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017045557A JP6204621B1 (ja) 2017-03-10 2017-03-10 合成樹脂製キャップ及び容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017045557A JP6204621B1 (ja) 2017-03-10 2017-03-10 合成樹脂製キャップ及び容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6204621B1 JP6204621B1 (ja) 2017-09-27
JP2018150056A true JP2018150056A (ja) 2018-09-27

Family

ID=59969405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017045557A Active JP6204621B1 (ja) 2017-03-10 2017-03-10 合成樹脂製キャップ及び容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6204621B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070031A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 日本クロージャー株式会社 合成樹脂製容器蓋
WO2022137974A1 (ja) * 2020-12-22 2022-06-30 凸版印刷株式会社 口栓、包装容器、及び口栓の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019077767A1 (ja) * 2017-10-16 2019-04-25 日本山村硝子株式会社 合成樹脂製キャップ及び容器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4895265A (en) * 1985-12-19 1990-01-23 The West Co. Container for a tamper-evident closure
US20020030031A1 (en) * 1992-07-16 2002-03-14 Closures And Packaging Services Limited Tamper evident closure
JP2008137710A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Nihon Yamamura Glass Co Ltd 容器のキャップとこれに用いるパッキン
JP2011143942A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Japan Crown Cork Co Ltd 合成樹脂製容器蓋及びこれと容器との組み合わせ
WO2013088809A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 日本クロージャー株式会社 合成樹脂製容器蓋及びこれと容器との組み合わせ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4895265A (en) * 1985-12-19 1990-01-23 The West Co. Container for a tamper-evident closure
US20020030031A1 (en) * 1992-07-16 2002-03-14 Closures And Packaging Services Limited Tamper evident closure
JP2008137710A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Nihon Yamamura Glass Co Ltd 容器のキャップとこれに用いるパッキン
JP2011143942A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Japan Crown Cork Co Ltd 合成樹脂製容器蓋及びこれと容器との組み合わせ
WO2013088809A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 日本クロージャー株式会社 合成樹脂製容器蓋及びこれと容器との組み合わせ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070031A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 日本クロージャー株式会社 合成樹脂製容器蓋
JP7302959B2 (ja) 2018-10-30 2023-07-04 日本クロージャー株式会社 合成樹脂製容器蓋
WO2022137974A1 (ja) * 2020-12-22 2022-06-30 凸版印刷株式会社 口栓、包装容器、及び口栓の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6204621B1 (ja) 2017-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6204621B1 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
WO2017061001A1 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP6281029B1 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP6180687B1 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP7117981B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
WO2020179608A1 (ja) キャップ
JP6539011B1 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP6564141B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP7117982B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP2017124837A (ja) 合成樹脂製キャップ
JP7005267B2 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP5918450B1 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP7409813B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP7037915B2 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
WO2017043200A1 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP7348789B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
CN112566852B (zh) 合成树脂制端盖
JP7138815B1 (ja) キャップ
JP7458728B2 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP2019069794A (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP6306806B1 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP4350440B2 (ja) キャップ、および該キャップと容器の組合せ
JP7118609B2 (ja) ねじキャップ
JPWO2019073794A1 (ja) 合成樹脂製キャップ及び容器
JP2004299684A (ja) キャップ及びキャップ付き容器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6204621

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250