JP2018149005A - 洗濯機および回転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音を低減可能な洗濯機を提供する。
【解決手段】洗濯槽30と、洗濯槽30を収納する水槽20と、洗濯槽30の回転軸28を中心にそれぞれ回転可能に設けられている第1バランサ42および第2バランサ44と、第1バランサ42および第2バランサ44のそれぞれを回転させる駆動部とを備え、第1バランサ42および第2バランサ44は、洗濯槽30と水槽20との間に設けられている。第1バランサ42および第2バランサ44が移動して偏心荷重を打ち消すので、洗濯槽30の振動が抑制されて騒音が低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機および回転装置に関する。
衣類などを洗う全自動式の洗濯機が普及している。この種の洗濯機は、洗濯物を洗った後に洗濯槽を高速回転させて脱水を行う。脱水時に洗濯物が偏ると、洗濯槽が振動して騒音が生じる場合がある。こうした騒音を低減する技術として、特許文献1には、それぞれ錘を備えて回転する2つのバランス部によりドラムの偏心荷重を解消するドラム式洗濯機が開示されている。
特開2012−143429号公報
洗濯機の騒音は、日中であれば周囲の雑音に紛れるので問題になることは少ないが、夜間には音が響いて近隣に迷惑となる場合がある。マンションやアパートなどの集合住宅では、夜間の洗濯が禁止される場合もある。日中は仕事をしている一人暮らしの場合、夜間に洗濯できないため休日をつぶして洗濯をすることになる。かかる状況において本発明者らは、洗濯機の騒音低減に関して改善の余地があると考えた。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、騒音を低減可能な洗濯機を提供することにある。
本発明のある態様は、洗濯機である。この洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽を収納する水槽と、洗濯槽の回転軸を中心にそれぞれ回転可能に設けられている第1バランサおよび第2バランサと、第1バランサおよび第2バランサのそれぞれを回転させる駆動部とを備え、第1バランサおよび第2バランサは、洗濯槽と水槽との間に設けられている。
この態様によれば、それぞれ回転する第1バランサおよび第2バランサにより洗濯槽の偏心荷重を解消できる。また、第1バランサおよび第2バランサが洗濯槽に近い位置で偏心荷重を解消できるので、効率良く洗濯槽の振動を抑えて騒音を低減できる。
本発明の別の態様は、回転装置である。この回転装置は、回転体の偏心荷重位置および偏心量を検出する偏心検出部と、第1バランサおよび第2バランサのそれぞれを回転体の回転軸を中心に回転させる駆動部と、第1バランサおよび第2バランサを、回転体の中心および偏心荷重位置を通る線分に対して対称位置で回転させるとともに、回転体の偏心量に応じてそれぞれの回転体に対する位相差を調整する制御部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、騒音を低減可能な洗濯機を提供できる。
実施の形態に係る洗濯機の構成を示す概略図である。 実施の形態に係る洗濯機の主要部の断面図である。 実施の形態に係る第1バランサ、第2バランサ、メインモータ、および駆動部を含む部分断面斜視図である。 実施の形態に係る第1バランサ、第2バランサ、メインモータ、および駆動部を含む部分断面図である。 実施の形態に係る駆動部を含む断面図である。 実施の形態に係る洗濯機の洗濯時の各バランサの位置を示す上面概略図である。 実施の形態に係る洗濯機の脱水時の各バランサの位置を示す上面概略図である。 実施の形態に係る洗濯機の荷重センサおよび錘センサの出力を示す図である。 実施の形態に係る制御部における処理のフローチャートを示す図である。 変形例1に係る洗濯機の主要部の断面図を示す図である。 変形例1に係る制御部における処理のフローチャートを示す図である。 変形例2に係る駆動部の断面斜視図である。 変形例2に係る駆動部の断面図である。
実施の形態を具体的に説明する前に、概要を説明する。実施の形態は、衣類などの洗濯物の洗いおよび脱水を行う洗濯機に関する。洗濯機は、洗濯槽、洗濯槽を収納する水槽、洗濯槽の回転軸を中心に回転する2つのバランサを備える。各バランサは、洗濯槽と水槽との間に設けられており、洗濯槽の底面に沿って延びるアームと、アームの先端に取り付けられた錘とを備える。脱水時には、洗濯物の偏りによる洗濯槽の偏心荷重を打ち消す位置で各バランサが回転する。これにより偏心荷重が解消されて洗濯槽の振動が抑えられるので、脱水時の騒音が低減する。以下、実施の形態に係る洗濯機を具体的に説明する。
なお、以下の説明において、「平行」、「垂直」は、完全な平行、垂直だけではなく、誤差の範囲で平行、垂直からずれている場合も含むものとする。また、「略」は、おおよその範囲で同一であるという意味である。
図1から図5を使用しながら実施の形態に係る洗濯機100の構成を説明する。各図に示すように、x軸、y軸、z軸からなる直交座標系が規定される。x軸とy軸とは、洗濯機100の底面において互いに直交する。z軸は、x軸およびy軸に垂直な方向に延びる。また、x軸、y軸、z軸のそれぞれの正の方向は、図における矢印の方向に規定され、負の方向は、矢印と逆向きの方向に規定される。x軸の正方向側を「右側」、x軸の負方向側を「左側」という場合がある。y軸の正方向側を「前側」あるいは「正面側」、負方向側を「後側」あるいは「背面側」、z軸の正方向側を「上側」あるいは「上面側」、負方向側を「下側」あるいは「底面側」という場合がある。
図1は、実施の形態に係る洗濯機100の構成を示す概略図である。洗濯機100は、筐体10内に、水槽20、洗濯槽30、メインモータ40、第1バランサ42、第2バランサ44、駆動部50、制御部12を備える。
水槽20は、洗濯槽30を収納し、サスペンション22に支持されている。サスペンション22は、上端が筐体10に取り付けられ、下端が洗濯槽30に取り付けられている。洗濯槽30は、不図示の複数のサスペンション22に支持されている。洗濯槽30は、洗濯物が入れられて回転する。洗濯槽30の内部にはパルセータ34が回転可能に設けられている。メインモータ40は、回転軸28を介して洗濯槽30およびパルセータ34を回転させる。第1バランサ42および第2バランサ44は、水槽20と洗濯槽30との間に回転軸28を中心に回転可能に設けられている。駆動部50は、回転軸28に接続されており、第1バランサ42および第2バランサ44をそれぞれ回転させる。
水槽20の下部には、洗濯水を排出するための配水管31および排水弁32が設けられている。洗濯時には、排水弁32が閉じて水槽20および洗濯槽30に洗濯水が貯められる。この状態で、洗濯槽30およびパルセータ34が回転して洗濯物を洗う。脱水時には、排水弁32が開いて水槽20および洗濯槽30から洗濯水を機外に排出する。さらに洗濯槽30が回転して、洗濯物に残っている洗濯水を水槽20から機外に排出する。洗濯槽30の側壁には、不図示の無数の孔が形成されている。洗濯物から出た洗濯水は水槽20側に出て、さらに配水管31を通じて機外に排出される。
制御部12は、偏心検出部14、バランサ位置検出部16、駆動制御部18を備える。偏心検出部14は、荷重センサ24の出力から洗濯槽30の偏心荷重位置および偏心量を検出する。荷重センサ24は、支持部としてのサスペンション22と筐体10との接続部に設けられている。バランサ位置検出部16は、水槽20の側壁に設けられている錘センサ26の出力から、第1バランサ42および第2バランサ44の位置を検出する。錘センサ26は、第1バランサ42および第2バランサ44のそれぞれに設けられている後述の錘を検出する。駆動制御部18は、偏心検出部14およびバランサ位置検出部16の検出結果に応じて駆動部50を制御し、洗濯槽30とともに回転する第1バランサ42および第2バランサ44を、それぞれ洗濯槽30の偏心荷重を打ち消す位置に移動させる。
図2は、洗濯機100の主要部の断面図である。図3および図4はそれぞれ、第1バランサ42、第2バランサ44、メインモータ40、および駆動部50を含む部分断面斜視図、部分断面図である。図3および図4には、メインモータ40および駆動部50の断面が示されている。
第1バランサ42および第2バランサ44は、それぞれアーム41および錘43を備える。アーム41は、回転軸28から洗濯槽30の底面に沿って水槽20の側面に向かってxy平面に平行に延びる。錘43は、一端が連結部材45により連結された3本の棒状部材を含んで構成される。各棒状部材は、同様に略直角に屈曲する。錘43は、連結部材45とは反対側がアーム41に固定されており、連結部材45側が洗濯槽30の側面に沿って上側に延びる。第1バランサ42は、アーム41の下面側に錘43が取り付けられる。第2バランサ44は、アーム41の上面側に錘43が取り付けられる。これにより、各バランサにおいて、同じ形状の錘43の上下方向の位置を合わせることができる。また、同じアーム41を用いて構成し、各バランサにおいて回転軸28から錘43までの回転半径を略同一とする。第1バランサ42と第2バランサ44とのバランスを簡単に取ることが可能になる。
錘43の水槽20側の面には、錘センサ26による被検出部として鉄片48が設けられている。錘センサ26は、磁気センサであり、鉄片48を検出する。第1バランサ42と第2バランサ44とは、錘43に設けられている鉄片48の幅が異なる。錘センサ26による検出のされ方が違うので、いずれの錘43かを判定して各バランサの位置を検出できる。なお、第1バランサ42を検出する第1錘センサと、第2バランサ44を検出する第2錘センサとを備える構成であってもよい。なお、錘センサ26を光センサとして、錘43に反射板を設けてもよい。
錘43の連結部材45側には、車輪46が取り付けられている。図2に示すように、洗濯槽30の外周面には、水槽20側から車輪46に接する環状部材36が設けられている。環状部材36は、洗濯槽30の全周に設けられており、車輪46に接して錘43を支持する。この構成により、アーム41にかかる負荷を低減できる。また、水槽20や洗濯槽30に錘43が接触して損傷するのを抑制できる。車輪46が水槽20の内周面に接する構成であってもよい。
錘43を構成する棒状部材は、ステンレスからなる角部材にタングステンからなる部材を埋め込んで形成する。比重が高い部材を耐食性が高い部材で覆うことで、錘43を小型化するとともに劣化を抑制できる。樹脂材料で錘43を形成してもよい。また、錘43の洗濯槽30側の面をz軸に対して傾斜する傾斜面47とする。傾斜面47は、上側が水槽20側に傾くよう形成する。脱水時に錘43に付着した水が遠心力で上側に抜けやすくなる。さらに、棒状部材の間に水が抜ける隙間を設けてもよく、各棒状部材に貫通孔を形成してもよい。脱水時に洗濯槽30から出た水が錘43を抜けやすくなる。なお、錘43は、洗濯槽30の側面に沿って屈曲する板状部材で構成してもよく、この板状部材に傾斜面や貫通孔を形成してもよい。より簡単な構成とすることができる。
図5は、実施の形態に係る駆動部50を含む断面図である。駆動部50は、回転軸28、主軸52、第1バランサ軸56、第2バランサ軸60、クラッチ64、駆動機構70を備える。回転軸28は、メインモータ40からz軸に平行に上側に延びて、水槽20および洗濯槽30を貫通し、上端部にパルセータ34が固定されている。回転軸28には、内側から順に、主軸52、第1バランサ軸56、および第2バランサ軸60が同軸に取り付けられている。主軸52、第1バランサ軸56、および第2バランサ軸60は、それぞれ略円筒状に形成されている。主軸52は第1バランサ軸56および第2バランサ軸60を貫通し、第1バランサ軸56は第2バランサ軸60を貫通する。各軸の上端部には、洗濯水の漏れを防ぐ不図示のパッキンが取り付けられている。
主軸52は、上端部に洗濯槽30が固定され、下端部に主軸ギヤ54が固定されている。第1バランサ軸56は、上端部に第1バランサ42が固定され、下端部に第1バランサギヤ58が固定されている。第2バランサ軸60は、上端部に第2バランサ44が固定され、下端部に第2バランサギヤ62が固定されている。
クラッチ64は、第1クラッチ66および第2クラッチ68を備える。第1クラッチ66は、主軸52の下端部に固定されている。第2クラッチ68は、回転軸28に連結されて上下に移動可能に設けられている。図5に示す状態では、第1クラッチ66と第2クラッチ68とが離れており、クラッチ64においてメインモータ40の駆動力が遮断される。この状態でメインモータ40が駆動すると、回転軸28とともにパルセータ34は回転するが、主軸52は回転しない。第2クラッチ68が上側に移動して第1クラッチ66に噛み合うと、メインモータ40の駆動力が主軸52に伝達される。この状態でメインモータ40が駆動すると、回転軸28とともに主軸52が回転し、洗濯槽30およびパルセータ34の両方が回転する。クラッチ64の切り換えて、洗い時には洗濯槽30を停止させた状態でパルセータ34を回転させ、脱水時には洗濯槽30とパルセータ34の両方を回転させる。
駆動機構70は、水槽20の底面に固定されている天板72と、天板72に複数の柱76で連結された底板74との間に設けられている複数のギヤおよびモータを備える。天板72は、上軸孔73、上軸受75を備える。上軸受75は、上軸孔73に固定されており、第2バランサ軸60を回転可能に支持する。底板74は、下軸孔77、下軸受78を備える。下軸受78は、下軸孔77に固定されており、主軸52を回転可能に支持する。
駆動機構70においてメインモータ40の駆動力が伝達される経路は次の通りである。クラッチ64が接続されて回転軸28とともに主軸52が回転すると、主軸ギヤ54から、第1伝達ギヤ82、第2伝達ギヤ84、第1遊星ギヤ86、第1バランサギヤ58の順に駆動力が伝達されて、第1バランサ軸56とともに第1バランサ42が回転する。また、第2伝達ギヤ84から、第2遊星ギヤ88、第2バランサギヤ62の順に駆動力が伝達されて、第2バランサ軸60とともに第2バランサ44が回転する。
第1伝達ギヤ82は、天板72および底板74に連結されたギヤ軸80に回転可能に取り付けられている。第1伝達ギヤ82は2段ギヤであり、下側ギヤ82aが主軸ギヤ54に噛み合い、上側ギヤ82bが第2伝達ギヤ84に噛み合っている。第1伝達ギヤ82は、回転軸28の周方向に等間隔に3箇所に設けられている。第1伝達ギヤ82は、回転軸28とは異なるギヤ軸80を中心として洗濯槽30の回転にともなって回転する回転機構を構成する。
第2伝達ギヤ84は、第1バランサ軸56に回転可能に取り付けられている。第2伝達ギヤ84は3段ギヤであり、中段ギヤ84aが第1伝達ギヤ82に噛み合っている。また、下段ギヤ84bが第1リングギヤケース90に設けられている第1遊星ギヤ86に噛み合い、上段ギヤ84cが第2リングギヤケース94に設けられている第2遊星ギヤ88に噛み合っている。
第1遊星ギヤ86は、第1リングギヤケース90に回転可能に収納されている。第1遊星ギヤ86は2段ギヤであり、第1上側遊星ギヤ86aが第2伝達ギヤ84に噛み合い、第1下側遊星ギヤ86bが第1バランサギヤ58に噛み合っている。第2遊星ギヤ88は、第2リングギヤケース94に回転可能に収納されている。第2遊星ギヤ88は2段ギヤであり、第2下側遊星ギヤ88aが第2伝達ギヤ84に噛み合い、第2上側遊星ギヤ88bが第2バランサギヤ62に噛み合っている。第1遊星ギヤ86および第2遊星ギヤ88は、それぞれ回転軸28の周方向に等間隔に3箇所に設けられている。
主軸ギヤ54から第1バランサギヤ58および第2バランサギヤ62までの各ギヤは、主軸52からの入力と、第1バランサ軸56および第2バランサ軸60への出力とが等しくなるギヤ比とする。これにより、洗濯槽30と、第1バランサ42および第2バランサ44とが等速で回転する。
第1リングギヤケース90の外周に形成されている第1外周ギヤ92は、第1モータ91の第1駆動ギヤ93に噛み合っている。第2リングギヤケース94の外周に設けられ値得る第2外周ギヤ96は、図5には不図示の第2モータの第2駆動ギヤに噛み合っている。第1モータ91および第2モータは、それぞれ底板74に固定されている。第1モータ91が駆動すると、第1リングギヤケース90が第1遊星ギヤ86とともに回転軸28を中心に回転し、主軸52の回転と第1バランサ軸56の回転とに位相差が生じる。第2モータが駆動すると、同様に主軸52の回転と第2バランサ軸60の回転とに位相差が生じる。これにより、各モータを駆動させて、洗濯槽30に対して第1バランサ42および第2バランサ44のそれぞれを洗濯槽30に対して任意の位置で回転させることができる。
第2伝達ギヤ84、第1遊星ギヤ86、第1リングギヤケース90、および第1モータ91は、第1伝達ギヤ82と第1バランサギヤ58とを接続し、洗濯槽30の回転と第1バランサ軸56の回転との間に位相差を形成する第1駆動機構である。第2伝達ギヤ84、第2遊星ギヤ88、第2リングギヤケース94、および第2モータは、第1伝達ギヤ82と第2バランサギヤ62とを接続し、洗濯槽30の回転と第2バランサ軸60の回転との間に位相差を形成する第2駆動機構である。
図6および図7を使用しながら、第1バランサ42および第2バランサ44の動作を説明する。図6に示す洗濯物200の洗濯時には、第1バランサ42および第2バランサ44は、それぞれの錘43が回転中心Oに対して略点対称となる位置で、破線で示す矢印方向に洗濯槽30とともに回転する。バランスが取れた状態となり、洗濯槽30の回転に与える影響が抑えられる。
脱水時に洗濯槽30が回転し始めると、図7に示すように洗濯物200が偏る場合がある。この場合、第1バランサ42および第2バランサ44は、それぞれに作用する遠心力Fw1およびFw2の合力が、洗濯物200の重心である偏心荷重位置mに作用する遠心力Fにつり合う位置に移動する。各バランサは、回転中心Oおよび偏心荷重位置mを通る線分に対して対称位置であって、偏心量に応じた位相差θ、θを形成する位置に移動して回転する。
図8は、制御部12における処理のフローチャートを示す図である。制御部12は、脱水開始から終了まで、図8に示す処理を所定の周期で繰り返し実行する。まず制御部12の偏心検出部14が、荷重センサ24の出力から洗濯槽30における洗濯物200の偏心荷重位置および偏心量を検出する(S11)。また、バランサ位置検出部16が、錘センサ26の出力から各バランサの位置を検出する(S12)。
図9は、荷重センサ24および錘センサ26の出力を示す図である。図9(a)は、脱水を始めて洗濯物200に偏りが生じた状態での各センサの出力を示す図である。上側が荷重センサ24の出力であり、下側が錘センサ26の出力である。荷重センサ24の出力波形の1周期は、洗濯槽30の1回転に対応する。振幅aは、洗濯槽30の偏心量であり、洗濯物200の偏心荷重の大きさを示す。図9には、第1バランサ42および第2バランサ44のそれぞれの錘43の検出結果を分けて示している。錘43に設けられている鉄片48の大きさの違いにより、各バランサの錘43の検出波形は幅が異なっている。
偏心検出部14は、荷重センサ24の出力において極大値となる位置を偏心荷重位置として検出する。また、偏心量として振幅aを検出する。バランサ位置検出部16は、各バランサの位置として偏心荷重位置と錘43の検出波形との位相差θ、θを検出する。
図8のフローチャートに戻り、駆動制御部18が駆動部50の第1モータ91および第2モータを駆動させて、各バランサを洗濯槽30の回転に対して相対的に移動させる(S13)。駆動制御部18は、振幅aの大きさに応じて、位相差θ、θが90°から180°の間で等しくなるように調整する。振幅aが大きいほど、位相差θ、θも大きくする。ここで、偏心検出部14が振幅aを検出し(S14)、振幅aが予め設定されている所定値未満か否かを判定する(S15)。振幅aが所定値以上の場合(S15のN)、S13に戻り、駆動制御部18が各バランサの位置を再度調整する。振幅aが所定値未満の場合(S15のY)、処理を終了する。
図9(b)に、振幅aが所定値未満となった状態のセンサ出力を示す。振幅aが所定値未満になるまで位相差θ、θの調整を繰り返すと、各バランサにかかる力と洗濯物200にかかる力とがつり合った状態となり、偏心荷重が打ち消されて洗濯槽30の振動が抑制され、洗濯機100の騒音が低減する。
以上、実施の形態に係る洗濯機100を説明した。洗濯機100は、第1バランサ42および第2バランサ44が水槽20と洗濯槽30との間に設けられている。洗濯槽30に近い位置にバランサを設けることで、洗濯槽30の偏心荷重とバランサとが軸方向にずれた位置で回転する軸ずれによって揺動するのを抑制し、より効率良く偏心荷重を解消できる。また、錘43が洗濯槽30の底面から側面に沿って上側に延びる。脱水時の洗濯物200と錘43とを回転軸方向においてほぼ同じ位置とすることで、さらに効率良く偏心荷重を解消して洗濯槽30の振動を抑制できる。洗濯槽30が低速で回転する状態から偏心荷重を解消できるので、脱水開始初期から終了するまで騒音を低減できる。
本発明の実施の形態を説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
(変形例1)
図10は、変形例1に係る洗濯機100の主要部の断面図である。変形例1に係る洗濯機100は、水槽20に取り付けられた加速度センサ25を備える。偏心検出部14は、荷重センサ24および加速度センサ25の出力から、洗濯槽30の偏心荷重位置および偏心量を検出する。
図11は、変形例1に係る制御部12における処理のフローチャートを示す図である。制御部12は、図11に示す処理を所定の周期で繰り返し実行する。まず偏心検出部14が、洗濯槽30の回転速度が予め設定されている所定速度未満かを判定する(S21)。洗濯槽30の回転速度は、従来公知の技術により検出できる。洗濯槽30の回転速度が所定速度未満の場合(S21のY)、偏心検出部14は荷重センサ24の出力から洗濯槽30における偏心荷重位置および偏心量を検出する(S22)。洗濯槽30の回転速度が所定速度以上の場合(S21のN)、偏心検出部14は加速度センサ25の出力から洗濯槽30における偏心荷重の位置および偏心量を検出する(S23)。加速度センサ25から出力される波形は、荷重センサ24の出力と同様に、1周期が洗濯槽30の1回転に対応し、振幅が洗濯物200の偏心荷重の大きさに対応する。
次にバランサ位置検出部16が錘センサ26の出力から各バランサの位置を検出する(S24)。偏心検出部14は、各バランサと偏心荷重位置との位相差θ、θを検出する(S25)。駆動制御部18は、偏心荷重を打ち消すように各バランサを移動させる(S26)。偏心検出部14は、各センサの出力における振幅aを検出し(S27)、振幅aが予め設定されている所定値未満か否かを判定する(S28)。振幅aが所定値以上の場合(S28のN)、S21に戻る。振幅aが所定値未満の場合(S28のY)、処理を終了する。
以上、変形例1を説明した。加速度センサ25は、回転数の2乗に比例して検出感度が上がるため、洗濯槽30が高速回転した場合の検出精度が荷重センサ24を上回る。そこで、洗濯槽30の回転速度に応じて使用するセンサを切り換えることで、偏心荷重位置および偏心量をより高精度に検出できる。偏心荷重を短時間で解消可能になり、洗濯槽30の振動をさらに抑制して洗濯機100の騒音を低減できる。
(変形例2)
図12および図13は、変形例2に係る駆動部50の断面斜視図、断面図である。駆動部50は、回転軸28、主軸52、第1バランサ軸57、第2バランサ軸61、クラッチ64、駆動機構71を備える。第1バランサ軸57および第2バランサ軸61は、それぞれ略円筒状に形成されている。主軸52は、第1バランサ軸57および第2バランサ軸61を貫通し、第1バランサ軸57は第2バランサ軸61を貫通する。主軸52の下端には、主軸ギヤ54および第1クラッチ66が設けられている。主軸ギヤ54と第1クラッチ66とは一体に形成されており、回転軸28とともに回転する。第1バランサ軸57の上端には、第1バランサ42が固定されている。第2バランサ軸61の上端には、第2バランサ44が固定されている。
駆動機構71は、第1バランサ連結軸101、第2バランサ連結軸102、各軸に設けられている複数のギヤ、不図示のモータを含む。第1バランサ連結軸101は、略円筒状に形成されており、下端に第1下側連結ギヤ112、上端に第1上側連結ギヤ114が設けられている。第2バランサ連結軸102は、回転軸28と平行に延びて第1バランサ連結軸101を貫通する。第2バランサ連結軸102は、下端に第2下側連結ギヤ124、上端に第2上側連結ギヤ126が設けられている。
第2バランサ連結軸102には、第2下側連結ギヤ124の上側に、中間ギヤ104が回転可能に設けられている。中間ギヤ104は、第1ベルト106を介して主軸ギヤ54に連結されており、下端に下側中間ギヤ108、上端に上側中間ギヤ118が固定されている。下側中間ギヤ108は、第1リングギヤケース90に設けられている第1遊星ギヤ86に噛み合っている。上側中間ギヤ118は、第2リングギヤケース94に設けられている第2遊星ギヤ88に噛み合っている。第1リングギヤケース90および第2リングギヤケース94は、第1バランサ連結軸101および第2バランサ連結軸102に対して回転可能に設けられている。
第2遊星ギヤ88は、第2下側遊星ギヤ88aが上側中間ギヤ118に噛み合い、第2上側遊星ギヤ88bが第1バランサ連結軸101の第1下側連結ギヤ112に噛み合っている。第1バランサ連結軸101の上端設けられている第1上側連結ギヤ114は、第2ベルト116を介して第1バランサ軸57に連結されている。第1遊星ギヤ86は、第1上側遊星ギヤ86aが下側中間ギヤ108に噛み合い、第1下側遊星ギヤ86bが第2バランサ連結軸102の第2下側連結ギヤ124に噛み合っている。第2バランサ連結軸102の上端に設けられている第2上側連結ギヤ126は、第3ベルト128を介して第2バランサ軸61に連結されている。
上述の構成により、主軸52の駆動力が、主軸ギヤ54、第1ベルト106、中間ギヤ104、第2遊星ギヤ88、第1バランサ連結軸101、および第2ベルト116を介して、第1バランサ軸57に伝達されて第1バランサ42が回転する。また、第1遊星ギヤ86、第2バランサ連結軸102、および第3ベルト128を介して、第2バランサ軸61に伝達されて第2バランサ44が回転する。各ギヤは、主軸52からの入力と、第1バランサ軸57および第2バランサ軸61への出力とが等しくなるギヤ比とする。これにより、洗濯槽30と、第1バランサ42および第2バランサ44とが等速で回転する。
駆動機構71は、不図示の第1モータおよび第2モータを備える。第1モータは、第1リングギヤケース90の第1外周ギヤ92に噛み合って回転する駆動ギヤを備える。第2モータは、第2リングギヤケース94の第2外周ギヤ96に噛み合って回転する駆動ギヤを備える。第1モータが駆動すると、主軸52の回転と第1バランサ軸57の回転とに位相差が生じる。第2モータが駆動すると、同様に主軸52の回転と第2バランサ軸61の回転とに位相差が生じる。各モータの駆動を制御し、洗濯槽30の偏心荷重を打ち消す位置で各バランサを回転させることができる。
以上、変形例2を説明した。回転軸28周りを簡単な構造とすることで、組み立てやすくなり生産性が向上する。
なお、実施の形態として回転軸28が鉛直方向に延びる縦型の洗濯機100について説明したが、本発明は回転軸28が鉛直方向に対して傾斜するいわゆるドラム式の洗濯機にも適用可能である。また、洗濯機に限らず、偏心の可能性がある回転体を備える回転装置にも適用可能である。
12 制御部、 14 偏心検出部、 16 バランサ位置検出部、 18 駆動制御部、 20 水槽、 24 荷重センサ、 25 加速度センサ、 28 回転軸、 30 洗濯槽、 36 環状部材、 41 アーム、 42 第1バランサ、 43 錘、 44 第2バランサ、 46 車輪、 50 駆動部、 100 洗濯機。

Claims (21)

  1. 洗濯槽と、
    前記洗濯槽を収納する水槽と、
    前記洗濯槽の回転軸を中心にそれぞれ回転可能に設けられている第1バランサおよび第2バランサと、
    前記第1バランサおよび前記第2バランサのそれぞれを回転させる駆動部とを備え、
    前記第1バランサおよび前記第2バランサは、前記洗濯槽と前記水槽との間に設けられていることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記第1バランサおよび前記第2バランサのそれぞれを、前記洗濯槽の偏心荷重を打ち消す位置で回転させる制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記第1バランサおよび前記第2バランサは、それぞれ、前記洗濯槽の底面に沿って延びるアームと、前記アームの先端部から前記洗濯槽の側面に沿って延びる錘とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記錘は、前記洗濯槽または前記水槽に接する車輪を備えることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  5. 前記車輪は、前記錘の先端部に設けられており、
    前記洗濯槽は、前記車輪を前記水槽側から支持する環状部材を備えることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記錘は、前記洗濯槽の側面に沿って屈曲する板状部材であることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の洗濯機。
  7. 前記錘は、複数の棒状部材からなることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の洗濯機。
  8. 前記錘は、前記洗濯槽側の側面が回転軸に対して傾斜していることを特徴とする請求項6または7に記載の洗濯機。
  9. 前記錘は、複数の貫通孔を備えることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の洗濯機。
  10. 前記第1バランサ及び前記第2バランサは、前記回転軸から前記錘までの回転半径が等しいことを特徴とする請求項3から9のいずれかに記載の洗濯機。
  11. 前記第1バランサの回転軸及び前記第2バランサの回転軸は、前記洗濯槽の回転軸と同軸に設けられており、前記洗濯槽の回転軸とともに前記水槽の底面を貫通することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の洗濯機。
  12. 前記洗濯槽の回転軸は、前記第1バランサの回転軸及び前記第2バランサの回転軸を貫通しており、前記第1バランサの回転軸は、前記第2バランサの回転軸を貫通していることを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。
  13. 前記駆動部は、
    前記洗濯槽の回転軸とは異なる軸を中心として、前記洗濯槽の回転にともなって回転する回転機構と、
    前記回転機構と前記第1バランサの回転軸とを接続し、前記洗濯槽の回転と前記第1バランサの回転との間に位相差を形成する第1駆動機構と、
    前記回転機構と前記第2バランサの回転軸とを接続し、前記洗濯槽の回転と前記第2バランサの回転との間に位相差を形成する第2駆動機構と、
    を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の洗濯機。
  14. 前記洗濯槽の偏心荷重の位置を検出する偏心検出部と、
    前記第1バランサおよび前記第2バランサのそれぞれの回転位置を検出するバランサ位置検出部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記偏心検出部および前記バランサ位置検出部の検出結果に応じて、前記第1バランサおよび前記第2バランサのそれぞれの回転位置を変更することを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  15. 回転体の偏心荷重位置および偏心量を検出する偏心検出部と、
    第1バランサおよび第2バランサのそれぞれを前記回転体の回転軸を中心に回転させる駆動部と、
    前記第1バランサおよび前記第2バランサを、前記回転体の中心および偏心荷重位置を通る線分に対して対称位置で回転させるとともに、前記回転体の偏心量に応じてそれぞれの前記回転体に対する位相差を調整する制御部と、
    を備えることを特徴とする回転装置。
  16. 前記駆動部は、前記偏心量が所定値より小さくなるまで前記位相差の調整を繰り返し実行することを特徴とする請求項15に記載の回転装置。
  17. 前記回転体を支持する支持部に取り付けられている荷重センサをさらに備え、
    前記偏心検出部は、前記荷重センサの出力から偏心荷重位置および偏心量を検出することを特徴とする請求項15または16に記載の回転装置。
  18. 前記回転体の振動を検出する加速度センサをさらに備え、
    前記偏心検出部は、偏心荷重位置および偏心量の検出に用いるセンサを、前記回転体の回転速度に応じて前記荷重センサまたは前記加速度センサに切り換えることを特徴とする請求項17に記載の回転装置。
  19. 前記第1バランサおよび前記第2バランサを検出するバランサ検出部をさらに備えることを特徴とする請求項15から18のいずれかに記載の回転装置。
  20. 前記バランサ検出部は、前記第1バランサを検出する第1検出部と、前記第2バランサを検出する第2検出部とを備えることを特徴とする請求項19に記載の回転装置。
  21. 前記第1バランサは、前記バランサ検出部により検出される第1被検出部を備え、
    前記第2バランサは、前記バランサ検出部により前記第1被検出部とは検出のされ方が違う第2被検出部を備えることを特徴とする請求項19に記載の回転装置。
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