JP2018145256A - 医療機器用塗料および医療機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬化時に塗布対象の熱可塑性樹脂に対する熱的影響を低減することができ、塗布対象に対する硬化後の密着性を向上することができる医療機器用塗料の提供。
【解決手段】フッ素系シリコーンと、フッ素系シリコーンを架橋する白金系触媒と、アミノ基、イソシアネート基、カルボキシ基、ヒドロキシ基から選択された1種類以上の反応性有機官能基を有する反応性シリコーンと、色材と、を含有する医療機器用塗料。
【選択図】なし

Description

本発明は、医療機器用塗料および医療機器に関する。
従来、例えば、内視鏡、処置具などの医療機器には、患者の体内に挿入する部位に、種々の指標または文字が医療機器用塗料を用いて塗工または印刷される場合がある。
医療機器は、例えば滅菌処理などの際に、薬液に触れたり、加熱されたりする。このため、医療機器用塗料は、硬化後に、耐薬品性、耐熱性を有する必要がある。さらに、医療機器において医療機器用塗料が塗布される部位は、体内への挿入時に湾曲されることが多い。このため、医療機器用塗料は、硬化後に受ける湾曲に耐える柔軟性を持つことが求められている。
例えば、特許文献1には、内視鏡可撓管の網状管を被覆する遮光層として、フッ素系生ゴム、過酸化物架橋剤、および溶剤を混合したフッ素ゴム塗料を160℃で加熱処理することによって加硫状態のフッ素ゴム層を形成する技術が記載されている。この遮光層の表面には、マークと、マークおよび遮光層を覆う透明外皮層が積層されている。
特開2010−284436号公報
しかしながら、上記のような従来技術には、以下のような問題がある。
特許文献1に記載の内視鏡可撓管の製造方法においては、まず、チューブ状の透明外皮層が形成される。この後、透明外皮層の内周面に明色のマークが形成される。さらに、明色のマークが形成されたチューブ状の透明外皮層の内周面に、フッ素生ゴム、黒色顔料、および過酸化物架橋剤を含有する塗料が塗布される。透明外皮層の内周面に塗布された塗料が乾燥加熱されることによって、遮光層が形成される。塗料の加熱温度は、過酸化物架橋剤によるラジカル架橋を起こすことができる温度、例えば、160℃に設定される。
このような製造工程によれば、塗料の加熱時に、熱可塑性樹脂からなる透明外皮層も160℃に加熱される。このため、透明外皮層を構成する樹脂が黄変したり、熱変形したり、熱劣化したりしやすくなるという問題がある。
さらに、透明外皮層の樹脂は、フッ素ゴムとの密着しにくいため、フッ素ゴムから剥離しやすいという問題もある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、硬化時に塗布対象の熱可塑性樹脂に対する熱的影響を低減することができ、塗布対象に対する硬化後の密着性を向上することができる医療機器用塗料を提供することを目的とする。
本発明は、塗膜層の耐久性を向上することができる医療機器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様の医療機器用塗料は、フッ素系シリコーンと、前記フッ素系シリコーンを架橋する白金系触媒と、反応性有機官能基を有する反応性シリコーンと、色材と、を含有する。
上記医療機器用塗料においては、前記反応性シリコーンの前記反応性有機官能基は、アミノ基、イソシアネート基、カルボキシ基、およびヒドロキシ基からなる群から選択された1種類以上の官能基を含んでもよい。
本発明の第2の態様の医療機器は、上記医療機器用塗料によって形成された塗膜層を含む。
上記医療機器においては、前記塗膜層には、コート層が積層されていてもよい。
上記医療機器においては、前記コート層は、ウレタン系樹脂組成物によって形成されてもよい。
本発明の医療機器用塗料によれば、硬化時に塗布対象の熱可塑性樹脂に対する熱的影響を低減することができ、塗布対象に対する硬化後の密着性を向上することができる。
本発明の医療機器によれば、塗膜層の耐久性を向上することができる。
本発明の実施形態の医療機器の構成例を示す模式的な斜視図である。 本発明の実施形態の医療機器における塗膜層の構成を示す模式的な断面図である。
以下では、本発明の実施形態の医療機器および医療機器用塗料について説明する。
図1は、本発明の実施形態の医療機器の構成例を示す模式的な斜視図である。図2は、本発明の実施形態の医療機器における塗膜層の構成を示す模式的な断面図である。
図1に示すように、本実施形態の内視鏡1(医療機器)は、挿入部11と、操作部12とを備える。
挿入部11は、患者の体内に挿入するため、可撓性を有する管状に形成されている。挿入部11は、挿入方向の先端側から順に、先端部14、湾曲部15、および可撓管部16が設けられている。特に図示しないが、挿入部11の内部には、処置具を通す処置具チャンネルが長手方向に沿って設けられていてもよい。
先端部14は、内視鏡1の最先端部に配置され、マニピュレータとしてのエンドエフェクタを備える部位である。本実施形態では、先端部14は、被検体の映像を取得するため、例えばCCDなどの撮像素子と、適宜のレンズを備える撮像光学系とを内部に含み、円柱状の外形を有する。
先端部14の先端には、撮像窓、照明窓が形成されている。挿入部11が処置具チャンネルを備える場合には、先端部14の先端に処置具チャンネルの開口が設けられている。
湾曲部15は、先端部14の基端側に連結されている。湾曲部15は、先端部14の向きを変更するため、湾曲可能となっている管状の部位である。
湾曲部15は、例えば、円環状の複数の節輪が回動可能に連結され、内部に複数のアングルワイヤーが挿通されている。
湾曲部15の内部には、例えば、先端部14の撮像素子に接続された電気配線、照明窓まで延ばされたライトガイドなどの部材が収容されている。これらの電気配線やライトガイドなどの部材は、後述する可撓管部16の内部に挿通され、後述する操作部12まで延びている。
可撓管部16は、湾曲部15と、後述する操作部12とを繋ぐ管状部分である。
可撓管部16は、例えば、金属あるいは樹脂製の帯状部材が螺旋状に巻かれた蛇管と、軟性の外皮樹脂とを備える。外皮樹脂は蛇管の外周部を管状に被覆している。
外皮樹脂の材質は、例えば、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ナイロン系樹脂から選ばれた1種類以上の樹脂が用いられてもよい。
このような構成により、可撓管部16は、略円形の断面を保持した状態で、適宜方向に曲がることができる。
可撓管部16の内部には、湾曲部15から基端側に延出された各アングルワイヤーが、可撓管部16内に配されたコイルシース内に挿通されている。可撓管部16の内部には、湾曲部15と同様、上述の電気配線、ライトガイドなどの部材が挿通されている。
可撓管部16には、外部から視認可能な指標2(塗膜層)が形成されている。指標2は、患者の体内に挿入された挿入部11の長さを術者が容易に把握できるように設けられたマークである。
指標2の形成位置、形状、個数は特に限定されない。本実施形態では、一例として、可撓管部16の外周部を一周する環状のマークが、可撓管部16の長手方向に等間隔に配置されている。図1には図示しないが、指標2として、このような環状のマークとともに、先端部から長さを表す数字、文字、記号などが描かれていてもよい。
図2に、可撓管部16において指標2が形成された部位の断面図の一例を示す。
図2に示すように、指標2は、蛇管3を被覆する外皮樹脂4の表面に形成されている。
指標2は、後述する本実施形態の医療機器用塗料の硬化物からなる塗膜層によって形成されている。
図2に示す例では、指標2および外皮樹脂4は、コート層5によって被覆されている。
コート層5は、指標2および外皮樹脂4を保護する樹脂層である。本実施形態では、コート層5は、可撓管部16の全長にわたって形成されている。
コート層5の樹脂材料としては、柔軟性に優れ、生体内に挿入して用いることができる適宜の樹脂材料が用いられる。コート層5の樹脂材料は、耐薬品性を備えることがより好ましい。
コート層5は、単層コートまたは多層コートが用いられる。本実施形態の場合、コート層5は、少なくとも指標2を覆う範囲においては透明材料が用いられる。
例えば、コート層5の樹脂材料としては、ウレタン系樹脂(ウレタン系樹脂組成物)が用いられてもよい。コート層5の樹脂材料として、特に好適な樹脂材料は、耐薬品性に優れるフッ素系ウレタン樹脂(ウレタン系樹脂組成物)である。
図1に示すように、操作部12は、術者が内視鏡1の操作を行う装置部分である。操作部12を通して行う操作の例としては、湾曲部15の湾曲量を変更するため、アングルワイヤーを牽引する操作を挙げることができる。操作部12は、操作ノブ、操作スイッチなどを備えている。
次に、指標2を形成するための本実施形態の医療機器用塗料について説明する。
本実施形態の医療機器用塗料は、フッ素系シリコーンと、フッ素系シリコーンを架橋する白金系触媒と、反応性有機官能基を有する反応性シリコーンと、色材と、を含有する。
医療機器用塗料に含有されるフッ素系シリコーンは、主鎖がシリコーン骨格を有し、フルオロ基が結合した分子構造を有する高分子化合物である。
フッ素系シリコーンの例としては、例えば、オルガノシロキサンの側鎖および末端のすべてにトリフルオロメチル基が導入されたシリコーンと、オルガノシロキサンの側鎖の一部にトリフルオロメチル基およびフルオロ基の少なくとも一方が導入されたシリコーンと、が挙げられる。
オルガノシロキサンの側鎖の一部にトリフルオロメチル基およびフルオロ基の少なくとも一方が導入されたフッ素系シリコーンにおいては、末端または側鎖の一部に有機基が導入されていてもよい。この場合の有機基の例としては、例えば、アミノ基、エポキシ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、カルボキシ基、ポリエーテル基、およびエステル基などが挙げられる。フッ素系シリコーンに導入される有機基の種類は、1種類でもよいし、2種類以上でもよい。
フッ素系シリコーンに含まれる有機基は、反応性有機官能基でもよいし、反応性有機官能基でなくてもよい。反応性有機官能基でない有機基の例としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル基やビニル基、アリル基などの不飽和アルキル基、フェニル基などの芳香族基などが挙げられる。
医療機器用塗料に含有される架橋用の触媒としては、白金系触媒が用いられる。白金系触媒としては、例えば、アルコール変性塩化白金酸または塩化白金酸とオレフィンとの錯体、および塩化白金酸とジビニルテトラメチルシロキサンとの錯体等が挙げられる。
白金系触媒は、フッ素系シリコーンを付加架橋することができる。
医療機器用塗料に含有される反応性シリコーンは、オルガノシロキサンに反応性有機官能基が導入されたシリコーンである。反応性有機官能基は、オルガノシロキサンの末端に導入されてもよいが、オルガノシロキサンの側鎖に導入されることがより好ましい。
反応性シリコーンにおける反応性有機官能基の例としては、例えば、アミノ基、イソシアネート基、エポキシ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、カルボキシ基、ポリエーテル基、およびエステル基が挙げられる。反応性シリコーンに導入される反応性有機官能基の種類は、1種類でもよいし、2種類以上でもよい。
反応性シリコーンにおいて、特に、好適な反応性有機官能基は、アミノ基、イソシアネート基、カルボキシ基、およびヒドロキシ基である。
医療機器用塗料に含有する色材は、医療機器用塗料の用途に応じて必要な色を有する適宜の顔料などが用いられる。医療機器用塗料が用いられる内視鏡1は滅菌処理されるため、色材の材料には、少なくとも滅菌処理温度に耐える耐熱性を有する材料が用いられる。
医療機器用塗料に用いる顔料としては、例えば、白色、赤色、黄色、緑色、青色、黒色等の単色の顔料、または、これらの単色の顔料が2種類以上混合された顔料が使用できる。
色材に好適な材料の例としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛などが挙げられる。
このような構成の医療機器用塗料は、上述のフッ素系シリコーン、白金系触媒、反応性シリコーン、および色材を適宜の溶剤に混合することによって、調製される。溶剤としては、フッ素系シリコーンを溶解させる溶剤であれば、特に限定されない。例えば、溶剤としては、トルエン、キシレンなどが用いられてもよい。
白金系触媒は、フッ素系シリコーンの質量に対する白金原子の質量の比が1ppm以上2000ppm以下となるように含有されることがより好ましく、5ppm以上200ppm以下となるように含有されることがさらに好ましい。
反応性シリコーンは、フッ素系シリコーン100質量部に対して、1質量部以上50重量部以下、含有されてもよい。反応性シリコーンは、フッ素系シリコーン100質量部に対して、5質量部以上30質量部以下、含有されることがより好ましい。
反応性シリコーンは、フッ素系シリコーンと同一のオルガノシロキサンを骨格構造としているため、フッ素系シリコーンに対する相溶性が高い。このため、反応性シリコーンは、フッ素系シリコーンと均一に混ざるため、医療機器用塗料およびその硬化物は、フッ素系シリコーンの特性と反応性シリコーンの特性とを併せ持つ。
色材は、必要な発色が得られるとともに、医療機器用塗料の塗布に支障のない程度に含有される。例えば、色材は、フッ素系シリコーンおよび反応性シリコーン100質量部に対して、1質量部以上50質量部以下、含有されてもよい。
次に、指標2の形成方法について説明する。
まず、指標2の形成対象部材に、上述の医療機器用塗料が塗布される。このとき、指標2の塗布範囲は、指標2として必要な形状の範囲である。図2に示す例では、指標2の塗布対象部材は、内部に蛇管3が挿入された外皮樹脂4である。
この後、塗布された医療機器用塗料を硬化させるため、加熱が行われる。加熱温度は、医療機器用塗料においてフッ素系シリコーンの架橋反応が進行する温度である。
本実施形態の医療機器用塗料の場合、架橋用の触媒として白金系触媒が含有されている。このため、例えば、過酸化物架橋剤を含有する塗料に比べて、低い加熱温度でも架橋反応が進行する。具体的には、医療機器用塗料の加熱温度は、例えば、80℃以上120℃以下とされてもよい。医療機器用塗料の加熱時間は、加熱温度に応じて、例えば、1時間以上12時間以下とされてもよい。
このように、医療機器用塗料が加熱されると、フッ素系シリコーンが架橋されていくことによって、医療機器用塗料が硬化する。医療機器用塗料の硬化物は、指標2を構成する。
さらに、加熱によって、医療機器用塗料における反応性シリコーンの反応性有機官能基が、外皮樹脂4の有機官能基と反応するため、反応性シリコーンと外皮樹脂4との間に共有結合を含む強固な化学結合が形成される。この結果、指標2は、外皮樹脂4と強固に接合されるため、外皮樹脂4から剥離しにくくなる。
例えば、外皮樹脂4を構成する樹脂材料にイソシアネート基が含まれ、反応性シリコーンにアミノ基が含まれる場合、イソシアネート基とアミノ基とが反応して、ウレア結合が形成される。
例えば、外皮樹脂4を構成する樹脂材料にヒドロキシ基が含まれ、反応性シリコーンにイソシアネート基が含まれる場合、ヒドロキシ基とイソシアネート基とが反応して、ウレタン結合が形成される。
例えば、外皮樹脂4を構成する樹脂材料にイソシアネート基が含まれ、反応性シリコーンにカルボキシ基が含まれる場合、イソシアネート基とカルボキシ基とが反応して、ウレタン結合が形成される。
本実施形態では、指標2を形成するための加熱温度が、例えば、80℃以上120℃以下のような低温であるため、外皮樹脂4に対する熱的なダメージが、例えば、過酸化物架橋剤によって架橋が行われる場合に比べて低減される。具体的には、外皮樹脂4の黄変、熱変形、熱劣化などが抑制される。
この後、指標2および外皮樹脂4を覆うように、コート層5を形成するコート材料が塗布される。この後、コート材料を硬化させる硬化処理が行われる。例えば、コート材料がウレタン系樹脂、フッ素系ウレタン樹脂などの場合、例えば、120℃2時間程度の加熱処理が行われてもよい。
この加熱によって、コート材料と接する指標2の表面における反応性シリコーンの反応性有機官能基がコート材料の樹脂成分と反応するため、反応性シリコーンとコート材料との間に共有結合を含む化学結合が形成される。この結果、指標2は、コート層5とも強固に接合される。反応性有機官能基とコート層5の樹脂材料に含まれる官能基とによる化学結合の例については、上述と同様である。
このようにして、図2に示すような外皮樹脂4、指標2、およびコート層5の積層構造が形成される。
このような指標2によれば、フッ素系シリコーンが含まれるため、フッ素系シリコーンに由来する耐薬品性、耐熱性を有している。このため、指標2は、繰り返し滅菌処理が施されても劣化が進みにくいため、耐久性に優れる。
さらに、指標2によれば、指標2に含まれる反応性シリコーンの反応性有機官能基と外皮樹脂4との間、および反応性シリコーンの反応性有機官能基とコート層5との間に、共有結合を含む化学結合が形成されるため、それぞれの間で剥離などが生じにくくなる。
このように、本実施形態の医療機器用塗料によれば、硬化時に塗布対象の熱可塑性樹脂に対する熱的影響を低減することができ、塗布対象に対する硬化後の密着性を向上することができる。
本実施形態の内視鏡1によれば、このような医療機器用塗料によって形成された塗膜層からなる指標2を含むため、指標2の耐久性を向上することができる。
なお、上記実施形態の説明では、医療機器が内視鏡1の場合の例で説明した。しかし、本発明の医療機器用塗料を用いることができる医療機器は内視鏡には限定されない。本発明の医療機器用塗料は、例えば、処置具、カテーテル、ステント、注射器、外科用エネルギー治療器などの医療機器に用いられてもよい。
上記実施形態の説明では、医療機器に形成された塗膜層が指標2の場合の例で説明した。しかし、本発明の医療機器用塗料によって医療機器に形成される塗膜層は、指標2には限定されない。本発明の医療機器用塗料によって医療機器に形成される塗膜層は、例えば、指標としての機能を有しない文字、記号、模様などを描く塗膜層でもよい。本発明の医療機器用塗料によって医療機器に形成される塗膜層は、例えば、医療機器の表面を保護する保護膜層、医療機器の表面の低摩擦化する低摩擦層などの機能層であってもよい。
上記実施形態の説明では、医療機器用塗料が着色顔料を含む場合の例で説明した。しかし、例えば、指標以外の用途に用いる場合のように透明でもよい場合には、着色顔料が含まれなくてもよい。
上記実施形態の説明では、指標2および外皮樹脂4が、可撓管部16の最外層を形成するコート層5によって被覆された場合の例で説明したが、コート層5は、指標2に積層していれば、可撓管部16の最外層でなくてもよい。
さらに、指標2および外皮樹脂4の少なくとも一方に保護層を設ける必要がない場合には、保護層を設けなくてもよい部位において、コート層5が省略されてもよい。
次に、上述した実施形態の医療機器用塗料の実施例1〜4について、比較例1、2とともに説明する。下記[表1]に、各実施例、各比較例の塗料組成、製造条件、および評価結果を示す。
Figure 2018145256
[実施例1]
[表1]に示すように、実施例1の医療機器用塗料は、フッ素系シリコーン、反応性シリコーン、架橋剤、および色材を含有している。
フッ素系シリコーンとしては、一液型RTVゴムFE−61(商品名;信越化学工業(株)製)が用いられた。FE−61には、フッ素系シリコーンとともに、白金系触媒が含まれている。白金系触媒の含有量は、フッ素系シリコーンの質量に対する白金原子の質量の比が0.1ppm以上2000ppm以下のような微量である。
反応性シリコーンとしては、シランカップリング剤KBM−903(商品名;信越化学工業(株)製)が用いられた。KBM−903は、反応性有機官能基として、アミノ基を有している。KBM−903は、FE−61を100質量部としたとき、5質量部配合された。ここで、FE−61の100質量部は、実質的にフッ素系シリコーン100質量部と見なせる。
色材としては、白色の酸化チタンFR22(商品名;古河ケミカルズ(株)製)が用いられた。FR22は、FE−61を100質量部としたとき、5質量部配合された。
実施例1の指標2を形成するため、ステンレス鋼製のブレード(SUSブレード)が螺旋状に巻かれた蛇管3にポリエステル系樹脂からなる外皮樹脂4が被覆された塗布対象部材が製造された。
実施例1の医療機器用塗料は、塗布対象部材の外皮樹脂4の表面に塗布された。医療機器用塗料の塗布形状は、外皮樹脂4を周回する環状とされた。
医療機器用塗料が塗布された塗布対象部材は、加熱炉に配置され、120℃で1時間加熱された。これにより、医療機器用塗料が硬化し、実施例1の指標2が形成された。
医療機器用塗料が硬化した後、塗布対象部材の外皮樹脂4および指標2を覆うように、フッ素系ウレタン樹脂が塗工された。
この後、フッ素系ウレタン樹脂が塗工された塗布対象部材は、加熱炉に配置され、120℃で2時間加熱された。これにより、フッ素系ウレタン樹脂が硬化し、実施例1におけるコート層5が形成された。
[実施例2]
実施例2の医療機器用塗料は、実施例1における反応性シリコーンに代えて、シランカップリング剤KBE−9007(商品名;信越化学工業(株)製)が用いられた以外は、実施例1の医療機器用塗料と同様に製造された。KBE−9007は、反応性有機官能基として、イソシアネート基を有している。
実施例2における指標2は、実施例1の医療機器用塗料に代えて、実施例2の医療機器用塗料が用いられた以外は、実施例1と同様にして製造された。
[実施例3]
実施例3の医療機器用塗料は、実施例1における反応性シリコーンに代えて、変性シリコーンオイルKF−6000(商品名;信越化学工業(株)製)が用いられた以外は、実施例1の医療機器用塗料と同様に製造された。KF−6000は、側鎖にカルビノール基が導入された変性シリコーンである。KF−6000は、反応性有機官能基として、ヒドロキシ基を有している。
実施例3における指標2は、実施例1の医療機器用塗料に代えて、実施例3の医療機器用塗料が用いられた以外は、実施例1と同様にして製造された。
[実施例4]
実施例4の医療機器用塗料は、実施例1における反応性シリコーンに代えて、変性シリコーンオイルX−22−162C(商品名;信越化学工業(株)製)が用いられた以外は、実施例1の医療機器用塗料と同様に製造された。X−22−162Cは、両末端にカルボキシ基が導入された変性シリコーンである。X−22−162Cは、反応性有機官能基として、カルボキシ基を有している。
実施例4における指標2は、実施例1の医療機器用塗料に代えて、実施例4の医療機器用塗料が用いられた以外は、実施例1と同様にして製造された。
[比較例1]
比較例1の医療機器用塗料は、実施例1におけるFE−61に代えて、フッ素ゴム ダイエルG−902(商品名;ダイキン工業(株)製)が用いられ、反応性シリコーンが削除されて製造された。ただし、ダイエルG−902とFR22とを混合する際には溶剤として、メチルエチルケトン(MEK)が用いられた。
ダイエルG−902は、三元系フッ素ゴムと、有機過酸化物架橋剤であるパーヘキサ(登録商標)25B(商品名;日本油脂(株)製)と、架橋助剤であるトリアリルイソシアヌレートと、を含有している。
比較例1における指標は、実施例1の医療機器用塗料に代えて、比較例1の医療機器用塗料が用いられたため、外皮樹脂4への塗布後の加熱条件は、160℃にて1時間とされた。
比較例1においても、コート層5は、実施例1と同様にして形成された。
[比較例2]
比較例2は、医療機器用塗料の加熱条件が120℃1時間に変更された以外は、比較例1と同様である。
[評価]
[表1]に示すように、実施例1〜4、比較例1、2の評価としては、「外皮樹脂の色変化」評価と、「密着性」評価と、総合評価とが行われた。
「外皮樹脂の色変化」評価は、指標の形成前と同様の状態の外皮樹脂の色と、コート層5が形成された各実施例、各比較例のサンプルの色とを、目視で比較することよって行われた。
[表1]の「評価結果」欄には、色変化が無いと判定された場合、「○(good)」、色変化が発生したと判定された場合、「×(no good)」と記載された。
「密着性」の評価においては、指標と外皮樹脂4との密着性と、指標とコート層5との密着性と、がそれぞれ評価された。
いずれの密着性も、JIS K5600−5−6によるクロスカット法を用いて評価された。評価結果は、同JISによる分類0〜5によって表された。分類の番号は、値が小さいほど密着性が良好であることを示す。
指標と外皮樹脂4との密着性の評価結果は、[表1]における[対外皮樹脂]欄に記載された。指標とコート層5との密着性の評価結果は、[表1]における[対コート層]欄に記載された。
総合評価は、外皮樹脂の色変化がなく、かつ密着性がいずれも分類0であった場合に良好([表1]には、○(good)と記載)、それ以外は、不良([表1]には、×(no good)と記載)とされた。
[表1]に示すように、実施例1〜4は、いずれも、「外皮樹脂の色変化」評価が「○」であった。密着性」評価は、すべて分類0であった。このため、総合評価は良好とされた。
各実施例において、外皮樹脂の色変化が生じなかった理由は、各実施例における加熱温度が120℃であったためと考えられる。外皮樹脂4に用いられたポリエステル系樹脂では、120℃における合計3時間の加熱では、黄変が生じないためである。
各実施例において、密着性が良好であった理由は、各実施例の医療機器用塗料には、外皮樹脂4、コート層5の樹脂材料と共有結合を形成しやすい反応性シリコーンがフッ素系シリコーンに分散して混合されており、かつ、120℃の加熱条件において、反応性シリコーンの反応性有機官能基の化学反応が進行したからであると考えられる。
これに対して、比較例1は、「外皮樹脂の色変化」評価が「×」であった。「密着性」評価は、指標と外皮樹脂4との密着性が分類3、指標とコート層5との密着性が分類5であった。総合評価は不良とされた。
比較例1において、色変化が生じたのは、医療機器用塗料の加熱温度が160℃のような高温であったため、外皮樹脂4に黄変が生じたからであると考えられる。
比較例1において、「密着性」評価が分類3以上であったのは、比較例1の医療機器用塗料には、反応性シリコーンが含まれていなかったためであると考えられる。
比較例2の場合、各実施例と同様、加熱温度が120℃とされたため、「外皮樹脂の色変化」評価は「○」であった。
しかし、「密着性」評価は、指標と外皮樹脂4との密着性が分類5に変化しているように、比較例1よりも劣っていた。この理由は、加熱温度が低すぎたため、フッ素系シリコーンによる外皮樹脂4、コート層5との密着性が、さらに低下したためであると考えられる。
以上、本発明の好ましい実施形態を、各実施例とともに説明したが、本発明はこの実施形態、各実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
また、本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
1 内視鏡(医療機器)
2 指標(塗膜層)
4 外皮樹脂
5 コート層
11 挿入部
16 可撓管部

Claims (5)

  1. フッ素系シリコーンと、
    前記フッ素系シリコーンを架橋する白金系触媒と、
    反応性有機官能基を有する反応性シリコーンと、
    色材と、
    を含有する、医療機器用塗料。
  2. 前記反応性シリコーンの前記反応性有機官能基は、
    アミノ基、イソシアネート基、カルボキシ基、およびヒドロキシ基からなる群から選択された1種類以上の官能基を含む、
    請求項1に記載の医療機器用塗料。
  3. 請求項1または2に記載の医療機器用塗料によって形成された塗膜層を含む、
    医療機器。
  4. 前記塗膜層には、コート層が積層されている、
    請求項3に記載の医療機器。
  5. 前記コート層は、
    ウレタン系樹脂組成物によって形成された、
    請求項4に記載の医療機器。
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