JP2018139688A - 歯科治療ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】1つのフットコントローラにより、歯科治療ユニット及び外部歯科治療ユニットに接続された複数のインスツルメントの操作を可能とする歯科治療ユニットを提供する。【解決手段】フットコントローラ18と複数のインスツルメント17を備え、フットコントローラ18からの操作信号に基づいて、複数のインスツルメント17の1つに駆動信号を送信する歯科治療ユニットである。各インスツルメント17に設けられ近距離無線通信によって識別される識別体31と、所定の検出領域内で識別体を検知する識別センサ30と、識別センサ30から識別体の検知を通知する信号を受け、複数のインスツルメント17の中から、識別センサ30により検知された識別体を設けたインスツルメント17を特定し、フットコントローラ18からの操作信号に基づいて、特定したインスツルメント17に駆動信号を送信する制御部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は歯科治療ユニットに関し、詳しくは、複数の歯科治療用のインスツルメントから、一のインスツルメントの近接を近距離無線通信を用いて感知し、1つのフットコントローラの操作により、当該インスツルメントを駆動させる歯科治療ユニットに関する。
図6は、本発明が適用される歯科治療ユニットの一例を示す全体構成図である。図の歯科治療ユニットは、治療椅子11、ヘッドレスト12、スピットン13、無影灯14、ワークテーブル15、インスツルメントホルダ16、インスツルメント17、フットコントローラ18、ディスプレイ19等からなる。歯科治療に当たり、患者は治療椅子11に座り、頭をヘッドレスト12に固定して治療を受ける。治療中、術者は治療椅子11を上下動、倒起動、傾斜動等させて、患者を治療し易いようにして治療を行う。
上述のごとき歯科治療ユニットにおいて、インスツルメントホルダ16には、エアタービン、マイクロエンジン、シリンジ等種々の歯科治療用のインスツルメント17が搭載され、必要とされるインスツルメント17がインスツルメントホルダ16から引き出されて使用される。そして、インスツルメント17の操作は、治療椅子11に対しヘッドレスト12のある側の床面に設置されたフットコントローラ18を通じて行われる。
特許文献1には、取り替えて用いられる複数の多種多様なインスツルメント又は該インスツルメントの一部を為すハンドピースを適切に動作させたり、適切な設定を表示したりすることができる診療装置が開示されている。
特許文献2には、使用したインスツルメントを個別に識別してその使用時間を自動的に記録する歯科診療システムが開示されている。
特開2011−182849号公報 特開2015−142690号公報
ところで、近年、歯科治療ユニット以外に、その周辺に独立して設置される外部歯科治療ユニットを使用した治療の機会が増えている。外部歯科治療ユニットとしては、根管拡大や根管洗浄といったエンド治療に用いられるものや、骨切削のような口腔外科治療に用いられるもの、その他レーザ治療機器等があり、いずれも専用のフットコントローラ(フットスイッチともいう)を通じて術者により操作される。
その為、歯科治療ユニット以外に、外部歯科治療ユニットを使用する際には、歯科治療ユニット用のフットコントローラと外部歯科治療ユニット用のフットコントローラとが並置されることになり、同時に使用する外部歯科治療ユニットの数が増えると、更に複数のフットコントローラを設置する必要が生じる。
しかし、このように複数設置されたフットコントローラを術者が治療行為をしながら正確に踏み分けることは難しく、常に踏み間違いの虞がある。また、通常、歯科治療の現場には、術者の補助をするアシスタントが存在し、術者の指示の下、様々な補助業務を行っている。こうした補助業務には、術者の指示によって、複数のフットコントローラを術者が操作し易い位置に配置換えすることも含まれるが、アシスタントにとって作業負担が大きい。また、アシスタントがフットコントローラの位置を間違えて配置することにより事故が発生する虞もある。
例えば、歯牙切削用のハンドピースの刃物をアシスタントが交換する作業中に、術者がフットコントローラを踏み間違えて、アシスタントが交換作業中の刃物が回転し、アシスタントが怪我をする事故が発生し得る。特に、口腔外科治療に用いられる外部歯科治療ユニットは、通常の治療に用いられる器具よりも高出力であることから、術者がフットコントローラの踏み間違いにより、これを誤って動作させたときには、より甚大な事故が発生し得る。また、こうした歯牙切削に用いられた刃物には、患者の血液や口腔内の雑菌等が付着しており、怪我をしたアシスタントが何らかの病原体に感染する事故も発生し得る。
また、フットコントローラが設置される術者の足下の床面は、概して非衛生的な環境(「不潔域」と呼ばれる)である。アシスタントは、上記の通り、フットコントローラの配置換え以外の作業にも従事することから、本来、アシスタントが配置換え作業により不潔域と接触することは好ましくない。特に、口腔外科治療のような高度の衛生状態を要求される歯科治療の現場においては、このような状況は、より避けるべきものである。
その為、アシスタントによるフットコントローラの配置換え作業を伴わずに、歯科治療ユニット及び外部歯科治療ユニットに接続された複数のインスツルメントを切り替えて、術者が1つの操作装置で所望のインスツルメントを使用することができることが望ましい。特許文献1及び2に記載された発明は、いずれもこうした問題を解決するものではない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、歯科治療ユニット及び外部歯科治療ユニットに接続された複数のインスツルメントから、術者が使用しようとする一のインスツルメントを識別し、その近接を感知することにより、当該インスツルメントの駆動制御を開始し、1つのフットコントローラによる当該インスツルメントの操作を可能とする歯科治療ユニットを提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、フットコントローラと複数のインスツルメントを備え、前記フットコントローラからの操作信号に基づいて、複数の前記インスツルメントの1つに駆動信号を送信する歯科治療ユニットであって、各前記インスツルメントに設けられ近距離無線通信によって識別される識別体と、所定の検出領域内で前記識別体を検知する識別センサと、該識別センサから前記識別体の検知を通知する信号を受け、前記複数のインスツルメントの中から、前記識別センサにより検知された前記識別体を設けた前記インスツルメントを特定し、前記フットコントローラからの操作信号に基づいて、特定した前記インスツルメントに駆動信号を送信する制御部を備えたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記識別センサが、患者の口腔近くの歯科治療ユニットの構成部材に設けられていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記制御部は、前記識別センサが前記所定の検出領域内で前記識別体を検知している状態で、前記フットコントローラからの操作信号を受信した際に、特定した前記インスツルメントに駆動信号を送信することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1の発明において、前記制御部が、各前記インスツルメントと前記識別体との対応関係を記録した管理テーブルを有することを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記歯科治療ユニットが、前記インスツルメントとは異なる外部インスツルメントを有する外部歯科治療ユニットを接続可能であり、前記管理テーブルに、前記外部インスツルメントと該外部インスツルメントに設けられ近距離無線通信によって識別される識別体との対応関係を登録可能であることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記歯科治療ユニットに前記外部歯科治療ユニットが接続され、前記制御部が前記識別センサから前記外部インスツルメントに設けた識別体の検知を通知する信号を受けた場合、前記制御部が、前記管理テーブルから前記外部インスツルメントを特定し、前記フットコントローラからの操作信号に基づいて、特定した前記外部インスツルメントに駆動信号を送信することを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項4乃至6のいずれか1の発明において、前記歯科治療ユニットが、該歯科治療ユニットと通信可能な外部端末からの情報に基づいて、前記管理テーブルを更新可能であることを特徴とするものである。
本発明によれば、歯科治療ユニットに接続されたインスツルメントのみならず、外部歯科治療ユニットに接続されたインスツルメント(外部インスツルメント)についても、各インスツルメントに備えられた識別体を近距離無線通信により識別し、その近接を感知することによって、検知されたインスツルメントに対する駆動制御を開始することで、術者は、1つの操作装置、すなわちフットコントローラのみにより、すべてのインスツルメントに対する操作が可能になり、複数のフットコントローラの踏み間違いがなくなり、また、外部歯科治療ユニットの増加にも対応でき、かつ、フットコントローラの配置換え作業をなくすことで、アシスタントの作業負担を軽減し、アシスタントが事故に遭うリスクを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニットを構成する近距離無線通信の識別センサをヘッドレストに備えた治療椅子の側面図である。 本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニットを構成する歯科治療用のインスツルメントと該インスツルメントが備える識別体を示す図である。 本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニット及び該歯科治療ユニットに接続された外部歯科治療ユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニットを構成する歯科治療用のインスツルメントを特定し、駆動させる際のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニットに接続された外部歯科治療ユニットを構成する識別体と該識別体を備えた外部インスツルメントとの対応関係を管理テーブルに登録する際のフローチャートの一例である。 本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニットの一例を示す全体構成図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の歯科治療ユニットに係る好適な実施の形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した部材は同じものであるとして、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニット10を構成する近距離無線通信の識別センサ30をヘッドレスト12に備えた治療椅子11の側面図である。図1に示すように、患者50は、治療椅子11に背を持たれて着座し、その頭部をヘッドレスト12に載せて、治療姿勢に置かれる。ヘッドレスト12は、RFID等の近距離無線通信の識別センサ30を備えている。識別センサ30の周囲の空間には、一定の範囲でインスツルメント認識エリア32が設定される。なお、識別センサ30は、図示されたようなヘッドレスト12にではなく、例えば、インスツルメント17を保持する術者51の手首に巻かれたバンド(図示せず)に取付けられてもよい。
また、インスツルメント17は、上記近距離無線通信によって識別される識別体31(例えば、RFIDタグ)を備えている。該識別体31を備えたインスツルメント17が、インスツルメント認識エリア32の内部に入ったことは、識別センサ30を通じて検知される。そして、検知されたインスツルメント17は、駆動制御が開始され、術者51の足下に置かれたフットコントローラ18によって操作が可能となる。
図2は、本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニット10を構成する歯科治療用のインスツルメント17と該インスツルメント17が備える識別体31を示す図である。本図では、識別体31は、歯科治療中に患者50の口腔内に入るインスツルメント17の先端側とは反対側の根元付近の表面に設けられているが、インスツルメント17の内部に設けられてもよい。また、インスツルメント17の代わりに、後述する外部歯科治療ユニット40を構成する外部インスツルメント42に識別体31が設けられる場合も同様である。
図3は、本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニット10及び該歯科治療ユニット10に接続された外部歯科治療ユニット40の構成を示すブロック図である。歯科治療ユニット10は、識別体31を其々備えた複数のインスツルメント17と、フットコントローラ18と、第一制御部20と、識別センサ30とを有している。一対のインスツルメント17及び識別体31は、複数あることを示すため、其々の末尾にA〜Eの符号を付されているが、インスツルメント17及び識別体31の個数はこれに限られない。第一制御部20は、ワークテーブル15を介して、各インスツルメント17と接続されている。また、第一制御部20は、識別センサ30、フットコントローラ18及びディスプレイ19とも接続されている。さらに、第一制御部20は、外部歯科治療ユニット40との接続を実現する接続モジュール33とも接続されている。
外部歯科治療ユニット40は、識別体31を備えた外部インスツルメント42と、第二制御部41とを有している。第二制御部41は、外部インスツルメント42と接続されている。また、第二制御部41は、歯科治療ユニット10との接続を実現する接続モジュール43とも接続されている。そして、歯科治療ユニット10が有する接続モジュール33及び外部歯科治療ユニット40が有する接続モジュール43は相互に接続され、双方向の通信が可能になっている。
本図では、1つの外部歯科治療ユニット40が図示されているが、複数の外部歯科治療ユニット40が、接続モジュール33及び接続モジュール43を介して、歯科治療ユニット10に同時に接続されている構成も本発明の実施形態に含まれる。ゆえに、外部インスツルメント42及び識別体31は、複数中の一対であることを示すものとして、其々の末尾にXの符号を付されている。
第一制御部20は、記憶部21、検出部22、登録部23、通信部24、表示制御部25、操作信号受信部26、駆動信号送信部27を有する。記憶部21は、インスツルメント17及び外部インスツルメント42の其々と識別体31との対応関係を記録した管理テーブルを有する。検出部22は、識別体31を検知した識別センサ30から、識別体31の検知信号を受信し、該検知信号から識別体31の固有情報(ID)を検出し、記憶部21に記録した管理テーブルから、当該識別体31を備えたインスツルメント17又は外部インスツルメント42を特定する。
登録部23は、外部インスツルメント42と識別体31との対応関係を、記憶部21の管理テーブルに登録するためのものである。インスツルメント17の其々と識別体31との対応関係は、記憶部21の管理テーブルに予め記録されている。しかし、識別体31を備えた複数のインスツルメント17の構成に変更があれば、登録部23を通じて、当該変更後の構成を記憶部21の管理テーブルに登録することができるようにしてもよい。
通信部24は、接続モジュール33及び接続モジュール43を介して、外部歯科治療ユニット40の第二制御部41との間で行われる通信を制御する。通信部24により、外部歯科治療ユニット40の識別体31を備えた外部インスツルメント42は、上記の登録部23による対応関係の登録を経て、歯科治療ユニット10の識別体31を備えたインスツルメント17と同様に扱うことが可能になる。
また、通信部24は、図示しない携帯電話やPCのような汎用的な外部端末との通信を制御するように構成されてもよい。当該外部端末に専用アプリケーションをインストールし、外部インスツルメント42に関する情報及び該外部インスツルメント42と識別体31との対応関係を記録した記憶部21の管理テーブルを外部から更新可能とすることで、以下のことが実現できる。すなわち、例えば、外部歯科治療ユニット40の製造者、販売者等が、新たに購入された外部歯科治療ユニット40をユーザに向け出荷する際に、当該外部歯科治療ユニット40に含まれる外部インスツルメント42及び識別体31について、管理テーブルの更新を予め行うことで、ユーザは、当該外部インスツルメント42及び識別体31の登録作業を行う必要がなくなる。したがって、ユーザは、外部歯科治療ユニット40を購入後、歯科治療ユニット10に接続するだけで、フットコントローラ18を通じて外部インスツルメント42の操作を行うことができる。
表示制御部25は、ディスプレイ19の表示を制御し、登録部23を通じて、外部インスツルメント42と識別体31との対応関係を記憶部21の管理テーブルに登録する際に、ディスプレイ19に必要な表示を行う。操作信号受信部26は、フットコントローラ18からの操作信号を受信する。駆動信号送信部27は、特定されたインスツルメント17又は外部インスツルメント42に対し、フットコントローラ18からの操作信号に基づく駆動信号を送信する。ここで、インスツルメント17及び外部インスツルメント42は、いずれも固有のIDを有し、互いに識別可能であり、駆動信号送信部27は、当該IDに基づいて、駆動信号を送信するインスツルメント17又は外部インスツルメント42を特定し、切り替えを行う。上記の外部インスツルメント42に関する情報には、この固有のIDが含まれる。
図4は、本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニット10を構成する歯科治療用のインスツルメント17を特定し、駆動させる際のフローチャートである。まず、歯科治療ユニット10の検出部22は、識別センサ30が接続されていることを検出する(ステップS101)。そして、検出部22は、識別センサ30から識別体31の検知信号を受信したか否かを判定する(ステップS102)。検知信号を受信していない場合(ステップS102においてNOの場合)、検知信号を受信するまで、判定を繰り返す。
検知信号を受信した場合(ステップS102においてYESの場合)、検出部22は、識別体31とインスツルメント17との対応関係が記録された管理テーブルを参照する(ステップS103)。次に、検出部22は、検知信号を受信した識別体31について、インスツルメント17との対応関係が管理テーブルに登録済みであるか否かを判定する(ステップS104)。当該対応関係が管理テーブルに登録済みでない場合(ステップS104においてNOの場合)、ステップS102に戻り、新たな検知信号を受信するまで待機する。
当該対応関係が管理テーブルに登録済みである場合(ステップS104においてYESの場合)、検出部22は、検知信号を受信した識別体31を備えたインスツルメント17を特定する(ステップS105)。そして、操作信号受信部26は、フットコントローラ18から操作信号を受信したか否かを判定する(ステップS106)。操作信号を受信していない場合(ステップS106においてNOの場合)、操作信号を受信するまで待機する。
操作信号受信部26が操作信号を受信した場合(ステップS106においてYESの場合)、検出部22は、直前に識別センサ30から検知信号を受信した対象の識別体31からの検知信号があるか否かを判定する(ステップS107)。当該識別体31からの検知信号が、最早ない場合(ステップS107においてNOの場合)、ステップS102に戻り、新たな検知信号を受信するまで待機する。
当該識別体31からの検知信号がある場合(ステップS107においてYESの場合)、駆動信号送信部27は、ステップS105で特定されたインスツルメント17に駆動信号を送信し(ステップS108)、インスツルメント17の特定及び駆動処理は終了する。
図5は、本発明の一実施形態に係る歯科治療ユニット10に接続された外部歯科治療ユニット40を構成する識別体31と該識別体31を備えた外部インスツルメント42との対応関係を管理テーブルに登録する際のフローチャートの一例である。歯科治療ユニット10の表示制御部25は、ディスプレイ19に設けられたタッチパネル上に登録ボタンを表示し、登録部23は、該登録ボタンが押されたか否かを判定する(ステップS201)。前記登録ボタンが押されていない場合(ステップS201においてNOの場合)、前記登録ボタンが押されるまで待機する。
前記登録ボタンが押された場合(ステップS201においてYESの場合)、管理テーブルに外部インスツルメント42の登録を受付ける(ステップS202)。外部インスツルメント42の登録は、例えば、歯科治療ユニット10が備えるディスプレイ19上に、表示制御部25によって管理テーブルを表示させながら、図示しないキーボードやマウス、あるいは前記タッチパネル等の入力手段を用いて、外部インスツルメント42に関する情報を管理テーブルに入力することにより可能である。また、通信部24が、接続モジュール33及び接続モジュール43を介して、外部歯科治療ユニット40の第二制御部41から外部インスツルメント42に関する情報を取得し、記憶部21の管理テーブルに記録する構成とすることもできる。
次に、検出部22は、識別センサ30から識別体31の検知信号を受信したか否かを判定する(ステップS203)。検知信号を受信していない場合(ステップS203においてNOの場合)、検知信号を受信するまで待機する。検知信号を受信した場合(ステップS203においてYESの場合)、登録部23は、当該検知信号から検出した識別体31の固有情報(ID)を管理テーブルに追加する(ステップS204)。さらに、登録部23は、識別体31の固有情報(ID)と上記ステップS202で登録された外部インスツルメント42を紐付けし、識別体31と該識別体31を備えた外部インスツルメント42との対応関係を管理テーブルに登録し(ステップS205)、当該対応関係の登録処理は終了する。
10…歯科治療ユニット、11…治療椅子、12…ヘッドレスト、13…スピットン、14…無影灯、15…ワークテーブル、16…インスツルメントホルダ、17…インスツルメント、18…フットコントローラ、19…ディスプレイ、20…第一制御部、21…記憶部、22…検出部、23…登録部、24…通信部、25…表示制御部、26…操作信号受信部、27…駆動信号送信部、30…識別センサ、31…識別体、32…インスツルメント認識エリア、33,43…接続モジュール、40…外部歯科治療ユニット、41…第二制御部、42…外部インスツルメント、50…患者、51…術者。

Claims (7)

  1. フットコントローラと複数のインスツルメントを備え、前記フットコントローラからの操作信号に基づいて、複数の前記インスツルメントの1つに駆動信号を送信する歯科治療ユニットであって、
    各前記インスツルメントに設けられ近距離無線通信によって識別される識別体と、
    所定の検出領域内で前記識別体を検知する識別センサと、
    該識別センサから前記識別体の検知を通知する信号を受け、前記複数のインスツルメントの中から、前記識別センサにより検知された前記識別体を設けた前記インスツルメントを特定し、前記フットコントローラからの操作信号に基づいて、特定した前記インスツルメントに駆動信号を送信する制御部を備えたことを特徴とする歯科治療ユニット。
  2. 前記識別センサが、患者の口腔近くの歯科治療ユニットの構成部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療ユニット。
  3. 前記制御部は、前記識別センサが前記所定の検出領域内で前記識別体を検知している状態で、前記フットコントローラからの操作信号を受信した際に、特定した前記インスツルメントに駆動信号を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科治療ユニット。
  4. 前記制御部が、各前記インスツルメントと前記識別体との対応関係を記録した管理テーブルを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の歯科治療ユニット。
  5. 前記歯科治療ユニットが、前記インスツルメントとは異なる外部インスツルメントを有する外部歯科治療ユニットを接続可能であり、前記管理テーブルに、前記外部インスツルメントと該外部インスツルメントに設けられ近距離無線通信によって識別される識別体との対応関係を登録可能であることを特徴とする請求項4に記載の歯科治療ユニット。
  6. 前記歯科治療ユニットに前記外部歯科治療ユニットが接続され、前記制御部が前記識別センサから前記外部インスツルメントに設けた識別体の検知を通知する信号を受けた場合、前記制御部が、前記管理テーブルから前記外部インスツルメントを特定し、前記フットコントローラからの操作信号に基づいて、特定した前記外部インスツルメントに駆動信号を送信することを特徴とする請求項5に記載の歯科治療ユニット。
  7. 前記歯科治療ユニットが、該歯科治療ユニットと通信可能な外部端末からの情報に基づいて、前記管理テーブルを更新可能であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1に記載の歯科治療ユニット。
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