JP2018134157A - 消毒保管庫の運転方法 - Google Patents

消毒保管庫の運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018134157A
JP2018134157A JP2017029435A JP2017029435A JP2018134157A JP 2018134157 A JP2018134157 A JP 2018134157A JP 2017029435 A JP2017029435 A JP 2017029435A JP 2017029435 A JP2017029435 A JP 2017029435A JP 2018134157 A JP2018134157 A JP 2018134157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disinfection
time
temperature
drying
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017029435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6946014B2 (ja
Inventor
祐輔 石川
Yusuke Ishikawa
祐輔 石川
足立 吉隆
Yoshitaka Adachi
吉隆 足立
友裕 高木
Tomohiro Takagi
友裕 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Corp
Original Assignee
Hoshizaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Corp filed Critical Hoshizaki Corp
Priority to JP2017029435A priority Critical patent/JP6946014B2/ja
Publication of JP2018134157A publication Critical patent/JP2018134157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6946014B2 publication Critical patent/JP6946014B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

【課題】洗浄後の濡れた状態にある食器に熱風を接触させて、該食器の消毒および乾燥を行う消毒保管庫は、ヒータおよびファンモータの通電により消毒運転および乾燥運転を行う制御指標として時間を採用している。このため、庫内負荷である食器の乾燥状況とは関係なく消毒・乾燥運転が行われるため電気代が嵩み、ランニングコストが高かった。【解決手段】消毒保管庫における消毒運転および乾燥運転を行う制御指標として、時間だけでなく庫内温度も併用するようにしたので、庫内負荷の状況に応じて運転時間の短縮が図られ、これによりランニングコストを低減させた。【選択図】図3

Description

この発明は、洗浄後の食器等の物品を熱風による消毒および乾燥を行って保管する消毒保管庫の運転方法に関するものである。
洗浄した後で濡れた状態の食器を食器カゴに入れて通気棚に載置し、庫内に熱風を循環させて該食器の消毒と乾燥とを行った後に保管する消毒保管庫が、病院や学校の給食設備その他大規模のレストランで使用されている。これは、洗浄した後の食器を自然乾燥させたり、人力で拭いたりする暇のない大規模の厨房施設において、濡れた食器に熱風を循環的に接触させて、水分蒸発後も残留する恐れのある雑菌を消毒すると共に、高温乾燥させて清潔な食器を提供する設備である。
本発明は、消毒保管庫の経済的な運転方法の達成に関するものであるので、消毒保管庫の概略構成と、従来の運転プロセスとを先に説明する。図1は、一般的な消毒保管庫の分解斜視図であり、図2は図1に示す消毒保管庫の縦断正面図である。縦長直方体状の筐体10の内部には、図1に示す隔壁16が間隔を保持して収納されて、図2に示すように、該筐体10の内部を隔壁外方の熱風循環路12および隔壁内方の物品収納室14に画成分離している。前記物品収納室14には、図1および図2に示す通気棚34が所要間隔で水平に多段配置され、該通気棚34に食器39を収納する通気カゴ36が載せられる。
前記筐体10における天板26の内側と、前記隔壁16における水平部位の外側との間には、電気ヒータ18とファンモータ20のシロッコファン38とが配設され、前記熱風循環路12へ高温の熱風を循環供給し得るようになっている。
図2に示すように、前記物品収納室14の下方は全面的に開放されて、前記ヒータ18とファンモータ20とにより生起された熱風を、前記熱風循環路12を介して該物品収納室14へ導入する熱風流入口22になっている。また、前記隔壁16の水平部16aには、図1および図2に示すように円形の熱風流出口24が開設されて、前記物品収納室14へ導入された熱風を、該熱風流出口24を介して前記熱風循環路12へ流出させ得るようになっている。なお、熱風流出口24には、図1に示すように、所要メッシュのネット40を張設してもよい。
前記筐体10の天板26には、図1に示すように、矩形の排出口28が開設され、該排出口28を介して前記熱風循環路12に連通するようになっている。図1および図2に示すように、前記天板26の上には前記排出口28と整列して角筒状のダクト32が設けられ、該ダクト32は該排出口28に連通している。前記ダクト32の内部には、図2に示すように矩形板状のシャッタ30が枢支されて、前記排出口28を該シャッタ30により開閉自在に閉成し得るようになっている。なお、前記シャッタ30は、図2に示すソレノイド42にプランジャを介して連結され、該ソレノイド42により開閉駆動される。すなわち、前記ヒータ18およびファンモータ20により生起された熱風は、前記熱風流入口22を介して前記物品収納室14へ流入した後に、前記熱風流出口24から流出して前記熱風循環路12を循環する。そして、前記ダクト32のシャッタ30を開放すると、前記物品収納室14の熱風は前記排出口28およびダクト32を介して外部へ排出される。また、消毒保管庫の筐体10に開放している前面開口は、2枚のドア48により開閉自在に閉成される。
図9は、図1および図2に示す消毒保管庫の電気的な制御系の概略を示すブロック図である。前記ヒータ18およびファンモータ20は、リレーボックス45を介して、図1に示すコントロールパネル46に設けたコントローラボード56に接続されている。また、前記シャッタ30を開閉駆動するソレノイド42は、前記コントローラボード56に接続されている。また、後述する温度センサ50および湿度センサ52は、前記コントローラボード56に接続されて、夫々の検出値を常時入力している。そしてユーザーによる各種の指令は、図1に示すオペレーションラベル60を操作することで、各対応の指令は前記コントローラボード56へ入力指示される。
次に、図2に示した消毒保管庫の各運転段階を、図3のタイミングチャートを参照して説明する。図3の縦軸は、前記ヒータ18およびファンモータ20のON・OFF状態と、前記ダクト32におけるシャッタ30の開閉状態とを示し、横軸は時間の推移による運転状態を示している。図3において、消毒保管庫に通電すると昇温運転が開始され、前記ヒータ18およびファンモータ20への通電がONされて、熱風を図2の矢印方向に循環させ庫内を昇温させる。また、前記ソレノイド42は通電付勢されないので、前記ダクト32のシャッタ30は前記排出口28を閉成したままである。なお、図2に示すように、前記ヒータ18およびファン38が配置される空間で、かつ前記熱風流出口24の近傍にサーミスタに代表される第1の温度センサ50が設けられると共に、前記熱風循環路12に第2の温度センサ50が設けられていて、庫内温度の変化はこれら温度センサ50,50により監視されている。
前記温度センサ50が予め定めた庫内の上昇温度を検出すると、前記コントローラボード56は前記ヒータ18をON・OFFする間欠通電に切り換え、これにより消毒運転に移行する。この消毒運転中は、前記ヒータ18の間欠通電とファンモータ20の通電とが継続されるが、前記ダクト32は引き続き閉成されている。これは、前記物品収納室14に充満している蒸気を逃さないで庫内に閉じ込めておき、湿熱効果により通気カゴ36内の食器39を効率良く消毒するためである。
庫内温度が設定値に到達して前記昇温運転が終了した後は、予め設定した時間だけ前記ヒータ18をON・OFFして設定温度による制御を行う。すなわち設定温度に到達してからは、設定時間のカウントダウンを開始し、例えば消毒運転は15分で終了して、次の乾燥運転に切り換わる。この消毒運転が終了すると、図3に示すように、前記ダクト32を開放して庫内の熱風を前記排出口28から外気へ排出する。但し、前記ヒータ18はON・OFFの間欠通電を継続し、またファンモータ20も引き続き通電(ON)されているので、庫内の消毒された後の食器39はしっかりと乾燥される。前記カウントダウンされている設定時間がアップすると、前記ヒータ18への通電はOFFされ、該ヒータ18の温度を下げるために、例えば1分間のクールダウン運転に移行する。この1分間が経過すると、前記ファンモータ20の通電がOFFされると共に、前記ダクト32(のシャッタ30)も閉成して、前記クールダウン運転を終了する。
特開2005−95642号公報
先に説明したように、従来の消毒保管庫では、消毒運転および乾燥運転を予め設定された時間だけ継続するものであり、庫内に収納した負荷(食器)の状態とは関係なく各運転が行われるので、ヒータおよびファンモータに費やされる消費電力が大きく不経済であった。また、クールダウン運転は、あくまでヒータ18の温度を下げるためのものであるから、該クールダウン運転が終了しても食器39が充分に冷めていないことがある。このため、クールダウン運転の終了直後に、ユーザーが食器に触れて火傷する不都合もある。
本発明は、従来の消毒保管庫に内在していた前記欠点を解決するべく提案されたものであって、消毒および乾燥の負荷になる食器の状態を、消毒および乾燥運転の制御指標として導入したものである。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、
筐体の内部を外方の熱風循環路および内方の物品収納室に分離する隔壁と、前記筐体と前記隔壁との間に配設され、前記熱風循環路に熱風を循環供給するヒータおよびファンモータと、前記物品収納室の下方に位置して、前記熱風循環路を流通する熱風を該物品収納室の内部へ導入する熱風流入口と、前記隔壁に開設されて、前記物品収納室へ導入された熱風を前記熱風循環路へ流出させる熱風流出口と、前記筐体の天板に開設されて前記熱風循環路に連通する排出口を、シャッタにより開閉自在に閉成するダクトとからなる消毒保管庫において、
前記ヒータおよびファンモータに通電すると共に前記ダクトを閉じた状態で昇温運転を開始し、
前記物品収納室が所要の設定温度に到達すると切り換えられて前記ヒータの通電を間欠的に行う消毒運転と、前記消毒運転が終了すると切り換えられ前記ダクトを開放して行う乾燥運転とでは、各運転毎に時間と庫内温度とを設定すると共に、当該設定時間と設定温度との何れかが先に到来した時点で当該運転を終了し、
前記消毒運転が終了すると切り換えられて、前記ヒータの通電を停止すると共に前記ファンモータの通電および前記ダクトの開放を継続するクールダウン運転を設定時間だけ行うようにしたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、ステップ1の消毒運転とステップ2の乾燥運転の制御指標に時間だけでなく、庫内温度も併用するようにしたので、消毒運転や乾燥運転の途中で処理温度を変えることができる。また、初期に高温で加熱し、途中から温度を下げるようにしたり、逆に初期に低い温度で処理を始めて、後半に温度を上げて消毒を行うことができ、消費電力を抑えることができる。
請求項2に記載の発明では、前記消毒運転および乾燥運転における庫内温度は、前記熱風流入口および熱風流出口に夫々配置した温度センサが検出した温度に基づいて設定されることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、2つの温度センサにより庫内温度を検出するので、より正確な制御指標のデータを得ることができる。
請求項3に記載の発明では、前記消毒運転と乾燥運転との終了時間を設定すると、消毒運転および乾燥運転に必要な運転時間および庫内温度を自動計算し、消毒運転および乾燥運転の夫々に適した時間および温度をセットするようになっていることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、ステップ1の消毒運転とステップ2の乾燥運転とを通した終了時間を設定することで、ステップ1および2の温度・時間を自動で設定し得るため、消費電力が多い高温での乾燥工程を必要最低限にすることができ、ランニングコストを抑制することができる。
請求項4に記載の発明では、前記消毒運転では設定時間よりも設定温度が優先し、前記乾燥運転では設定温度よりも設定時間が優先するようになっていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、前記消毒運転および乾燥運転に要する合計時間を設定した後、前記合計時間の範囲内で前記消毒運転および乾燥運転に必要な時間と庫内温度とを夫々計算して最適な時間および温度をセットするようになっていることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、ステップ1の消毒運転およびステップ2の乾燥運転の合計時間を設定することで、食器類の消毒と乾燥とに必要な温度と時間を計算し、ステップ1および2の温度・設定時間を自動でセットするものである。このため、例えば消毒に必要な80℃での処理は一定時間を必ず確保した上で、合計時間が短い場合には高温での乾燥時間を長く取り、逆に合計時間が長い場合には50℃、60℃程度の比較的低温での乾燥時間を長く取ることにより、適切な運転が達成される。
請求項6に記載の発明では、湿度センサにより前記物品収納室に収納した物品の乾燥状態を監視し、前記物品の乾燥程度に応じて前記消毒運転および乾燥運転における各乾燥時間を変化させるようになっていることを要旨とする。
請求項6に係る発明によれば、庫内における食器等の乾燥状態から消毒運転および乾燥運転に要する時間を自動で設定するものである。従って、各運転における設定時間を変化させ得るので、高温での消毒運転および乾燥運転の時間を短くできて、ランニングコストを低減させることができる。
請求項7に記載の発明では、前記消毒運転における設定温度を前記乾燥運転における設定温度よりも高くすると共に、前記物品の負荷量に応じて前記消毒運転および乾燥運転に要する各時間を自動的に設定するようになっていることを要旨とする。
請求項7に係る発明によれば、庫内負荷の分量に応じて各運転の時間をセットすることができ、ランニングコストを低く抑えることができる。
請求項8に記載の発明では、前記物品の負荷量の指数は、前記物品の分量および乾燥程度であることを要旨とする。
請求項9に記載の発明では、前記物品の分量は重量センサにより判定することを要旨とする。
請求項10に記載の発明では、前記物品の分量は光センサや撮像素子により判定することを要旨とする。
請求項11に記載の発明では、前記消毒運転および乾燥運転の設定時間をゼロにするようになっていることを要旨とする。
本発明によれば、消毒運転および乾燥運転の制御指標として、時間に加えて庫内温度を併用するようにしたので、庫内負荷の状況に応じて運転時間を短縮することができ、従ってランニングコストを低く抑えることができる。
消毒保管庫の分解斜視図である。 図1に示す消毒保管庫の縦断正面図である。 図2に示す消毒保管庫のタイミングチャート図であって、各運転段階の状況を示している。 図1に示す消毒保管庫に使用されるフロントパネルであって、コントロールパネルの機能も兼ねた別例の分解斜視図である。 図4に示す別例としてのフロントパネルを裏側から観察した分解斜視図である。 図1に示す消毒保管庫における小型仕様の平面図であって、トップカバーを一部切り欠いて機械室の内部を観察可能になっている。 図6の要部を示す平面図であって、煙突効果を出すために、リレーボックスの位置を変更させてある。 図6に示す小型仕様の消毒保管庫における上方の要部側面図であって、リレーボックスの頂面がトップパネルに接触した状態を示している。 図1に示す消毒保管庫の電気制御系のブロック図である。
次に、本発明に係る消毒保管庫の運転方法につき、好適な実施例を挙げて以下に説明する。なお、本発明の運転方法が適用される消毒保管庫は、基本的に図1〜図3に関して説明した内容のものである。従って、前述した消毒保管庫の基本構造および運転方法と異なる内容についてのみ重点的に説明する。
本実施例の運転方法では、図3に示す昇温運転を経た後の消毒運転(ステップ1と称する)および乾燥運転(ステップ2と称する)において、制御指標(パラメータ)として「時間」および「庫内温度」を併用する。また、前記クールダウン運転(ステップ3と称する)では、その制御指標として「時間」だけを使用する。このステップ3(クールダウン運転)は、前記ヒータ18の温度を下げるだけでなく、庫内負荷である食器39を充分に冷却させるに必要な時間を確保している。すなわち、消毒保管庫の運転を開始すると、図3のタイムチャートに示す昇温運転から始まり、前記ヒータ18およびファンモータ20に通電(ON)する。但し、前記ダクト32のシャッタ30は閉成したままである。これにより前記ヒータ18およびファンモータ20で生起された熱風は熱風循環路12を循環して、前記物品収納室14の庫内温度を次第に上昇させる。庫内温度の上昇に伴い、温度センサ50(後述)が予め設定した温度に到達したことを検出すると、前記コントロールパネル46に設けたコントローラボード56が指令を出して昇温運転を終了し、前記ヒータ18のON・OFFを間欠的に行う前記ステップ1の消毒運転に切り換わる。
このステップ1では、前記の如くヒータ18のON・OFFを間欠的に行うが、前記ファンモータ20の通電はONを継続すると共に、前記ダクト32のシャッタ30も引き続き閉成状態を継続している。このため物品収納室14には、熱風により食器39から蒸発した蒸気が高温状態で充満するので、該食器39の充分な加熱消毒が達成される。
ところで、ステップ1を終了させる制御指標として本実施例では、「時間」と「庫内温度」とが併用される。すなわちステップ1の消毒運転では、当該運転を終了するに必要な時間と、物品収納室14において食器39の完全な消毒に必要な庫内温度とが予め設定される。ちなみに、この時間設定および温度設定は、図1に示すコントロールパネル46の操作により行われる。そしてステップ1においては、前記の予め設定した時間と、前記の予め設定した庫内温度との何れかが先に到来した時点を以て、該ステップ1の消毒運転を終了する。このように本実施例では、「時間」だけを制御指標とする場合に比べて、設定時間が未だ到来していなくても、消毒に必要な庫内温度に到達した場合は当該ステップ1の消毒運転を終了して、次のステップ2の乾燥運転に切り換えることができる。
次に、ステップ2(乾燥運転)の運転モードも、前述したステップ1(消毒運転)の運転モードと同じであって、当該ステップ2の制御指標として「時間」と「庫内温度」とが併用される。すなわちステップ1の消毒運転が終了すると、ステップ2の乾燥運転に移行する。このステップ2では、図3に示す如く、前記ヒータ18の通電をON・OFFする間欠運転と前記ファンモータ20の通電(ON)とが継続されて、物品収納室14の食器39を循環する熱風により強制乾燥させる。但し、前記ダクト32のシャッタ30が開放して、庫内に充満した熱い蒸気を該ダクト32から外気へ排出する。また、ステップ2の乾燥運転では、当該運転を終了するのに必要とされる時間と、物品収納室14における庫内温度とが予め設定される。そしてステップ2においては、前記の予め設定した時間と、前記の予め設定した庫内温度との何れかが先に到来した時点を以て、該ステップ2の乾燥運転を終了する。このようにステップ2では、乾燥運転に必要と予想して設定した時間が未だ到来していなくても、食器39を充分に乾燥させるに必要な庫内温度に到達した場合は該ステップ2の乾燥運転を終了して、次のステップ3のクールダウン運転に切り換えることができる。
ステップ3のクールダウン運転に入ると、前記ヒータ18の通電が完全に遮断(OFF)されると共に、前記ファンモータ20の通電(ON)およびダクト32におけるシャッタ30の開放は所要時間だけ継続され、当該時間がアップすると該クールダウン運転を終了する。このステップ3は、通電が間欠的にON・OFFされていた前記ヒータ18の温度を下げるのに必要な時間だけでなく、庫内に収納した食器39が放熱されてユーザーの取り扱いに支障がない温度にまで降下する時間が設定される。
このように本実施例では、ステップ1(消毒運転)および/またはステップ2(乾燥運転)の途中であっても、設定時間に捕らわれることなく、庫内温度を優先させたモードにすることができる。この時間と庫内温度とを制御のパラメータとすることで、例えば、ステップ1およびステップ2の運転を通じた初期段階に高温で熱風を庫内に循環させ、途中で庫内温度を下げることにより、ヒータ18への消費電力を抑えた経済的な乾燥運転を達成することができる。また、これとは逆に、初期段階では比較的低い温度で熱風循環をさせ、後半で温度を上げることで、消毒と共に乾燥を確実に行うようにもできる。なお、前記消毒運転および乾燥運転における庫内温度は、前記熱風流入口22および熱風流出口24に夫々配置した、例えば電気抵抗値の変化を電子的に検出する温度センサ50が検出した温度に基づいて設定される。
前述した時間および庫内温度のパラメータは自由に設定できるので、従来のように一定温度で時間制御された運転だけを行うことも可能である。更に、ステップ1の消毒運転およびステップ2の乾燥運転の後に行われるクールダウン運転は、ヒータ18を冷ますだけでなく、庫内に収納した食器39が充分に放熱するまでの間、ファンモータ20の通電とダクト32の開放とが継続される。従って、消毒保管庫の運転が終了した直後にユーザーが消毒乾燥後の食器39に触れても、火傷することがなく安全である。
(変更例について)
先に述べた実施例に係る消毒保管庫の運転方法は、本発明の基本的なプロセスである。しかし、時間と庫内温度その他食器等の庫内負荷等の各種パラメータを組み合わせることにより、消毒保管庫の運転方法に各種の変更例が提案されるので、以下各変更例について説明する。
(変更例1)
前述した実施例1に係る消毒保管庫の運転方法を採用するに際し、前記ステップ1の消毒運転とステップ2の乾燥運転との終了時間を設定することで、消毒運転および乾燥運転の夫々に適する時間および庫内温度を演算して自動的にセットしてもよい。すなわち、物品収納室14に収納した庫内負荷である食器39の完全な消毒と乾燥とに必要とされる庫内温度および時間を、過去の最適経験値が記憶されている前記コントローラボード56により演算し、演算されたデータに従って前記ステップ1(消毒運転)およびステップ2(乾燥運転)における温度および時間を最終的にセットする。
この場合に、ステップ1の消毒運転では設定時間よりも設定温度を優先させ、またステップ2の乾燥運転では設定温度よりも設定時間を優先させるのが好ましい。また、その逆にしてもよい。例えば、ステップ1の食器消毒に必要な庫内温度80℃での処理には、一定時間だけは必ず消毒運転の継続を確保し、設定時間が早く到来する場合は高温での乾燥時間を長く取る。また、ステップ1での終了時間が遅い場合(比較的長く継続する)は、ステップ2では例えば50℃や60℃のように比較的低い庫内温度で乾燥時間を長く取ることができる。このように、全体としての終了時間を設定して、ステップ1およびステップ2での温度や時間を自動設定する機能を追加することにより、高温での乾燥時間(消費電力が高い)を必要最小限にすることができ、ランニングコストを低減させることが可能である。
(変更例2)
前述した実施例1に係る消毒保管庫の運転方法を採用するに際し、前記ステップ1の消毒運転とステップ2の乾燥運転との合計時間を設定することで、消毒運転および乾燥運転の夫々に適する時間および庫内温度を演算して自動的にセットしてもよい。すなわち、物品収納室14に収納した庫内負荷である食器39の完全な消毒と乾燥とに必要とされる庫内温度および時間を、過去の最適経験値が記憶されている前記コントローラボード56により演算し、演算されたデータに従って前記ステップ1(消毒運転)およびステップ2(乾燥運転)における温度および時間を最終的にセットする。
この場合に、ステップ1の消毒運転では設定時間よりも設定温度を優先させ、またステップ2の乾燥運転では設定温度よりも設定時間を優先させるのが好ましい。また、その逆にしてもよい。例えば、ステップ1の食器消毒に必要な庫内温度80℃での処理には、一定時間だけは必ず消毒運転の継続を確保し、合計時間が短い場合は高温での乾燥時間を長く取る。また、合計時間が長い場合は、ステップ2では例えば50℃や60℃のように比較的低い庫内温度で乾燥時間を長く取ることができる。このように、ステップ1およびステップ2での温度や時間を自動設定する機能を追加することにより、高温での乾燥時間(消費電力が高い)を必要最小限にすることができ、ランニングコストを低減させることが可能である。
(変更例3)
図2に示す物品収納室14の内部で、前記隔壁16の水平部16aに開設した熱風流出口24の近傍に、例えば抵抗変化型の電子式湿度センサ52が配設されている。この湿度センサ52は、物品収納室14の内部雰囲気における湿度(食器39の濡れ状態や湿り状態)を監視して、前記コントローラボード56へ湿度情報を入力している。そして、前記食器39の乾燥程度(湿度状況)に応じて、前記ステップ1の消毒運転およびステップ2の乾燥運転における各乾燥時間を修正して変化させる。これによりヒータ18を高温で通電して消毒および乾燥させる時間、ひいては両ステップ1,2の合計運転時間を有効に短縮できるので、消費電力を抑えてランニングコストを向上させることができる。
(変更例4)
実施例1で説明した消毒保管庫の運転方法において、次の運転モードにしてもよい。すなわち、ステップ1の消毒運転における庫内の設定温度を、ステップ2の乾燥運転における設定温度よりも高くして運用する。また、消毒保管庫に収納される食器39は大量の場合もあれば、比較的少ない場合もあるので、庫内負荷としての食器39(ひいては通気カゴ36)の数量は運転の度に区々である。そこで、庫内に収納される洗浄後の濡れた状態の食器39における負荷状態を判定し、その判定結果(食器39の濡れ状態の程度、食器39(や通気カゴ36)の重量や分量)を前記設定時間の補正パラメータとして前記コントローラボード56に入力する。
この場合に、前記食器39における負荷量を示す指数として、該食器39の数量(分量)や乾燥の程度を採用することができる。これにより、食器39の負荷量に応じてステップ1(消毒運転)に要する時間およびステップ2(乾燥運転)に要する時間を自動的にセットすることができる。なお、食器39における負荷量の判定は、例えば消毒保管庫の運転を開始してからの庫内温度の上昇速度(v/h)を指数として行うことができる。この場合に、例えば食器39の濡れた状態も含めて庫内負荷の量が大きければ、庫内温度の上昇は緩やかなものになるので、この指数も前記コントローラボード56に入力して設定すべき運転時間に反映させることができる。ここで、食器39(および通気カゴ36)の負荷量の判定は、例えば庫内に配設した重量センサ(図示せず)による全体重量を指数として判定するようにしてもよい。前記重量センサは、物品収納室14の対向し合う内壁面に設けられて前記通気カゴ36を支持するサポート片(図示せず)に配置することが推奨される。更に、前記食器39における負荷量(例えば分量)は、庫内に設けた光センサや撮像素子(何れも図示せず)により全体量を明暗や映像として把握し、得られたデータを補正パラメータとして前記コントローラボード56に入力するようにしてもよい。
図1に示す消毒保管庫の上部前面には、2つのフロントパネルが使用されている。すなわち、図1において前述したコントロールパネル46と、該コントロールパネル46の上方に水平に位置して配設されるフロントパネル54とがこれである。このようにフロントパネルを2つの部材にしている理由は、上方のフロントパネル54により筐体10における前面の強度を確保することと、下方のフロントパネル46を操作用のオペレーションラベル60を貼られたコントロールパネルとして機能させることにある。殊にコントロールパネル46は、仕様変更のために内側のコントローラボード56を付け替える場合があるが、該コントロールパネル46を取り外しても上方のフロントパネル54が存在するので、筐体強度の低下を来すことがない。また、消毒保管庫は熱風循環により庫内が高温になるので、ユーザーに高温注意を印象付けるため下側のコントロールパネル46を赤色に塗装するようにしている。しかし、フロントパネルを2つの部材にすることで、部材の種類が増えて管理が繁雑になり、塗装によるコスト増の欠点がある。更に、上下に隣接し合う2つのパネル46,54の合わせ目から水等が侵入して、内側のコントローラボード56を損傷する恐れがあり、これをシールする部材が必要になる難点もある。
そこで図4および図5に示すように、1枚のフロントパネル58に纏めて前記筐体10における前面の強度を確保すると共に、該フロントパネル58にコントロールパネルとしての機能も付与することが提案される。これによりフロントパネルの部品点数を軽減し得ると共に、分割パネルに存在した合わせ目がなくなるので、水が内部のコントローラボード56へ侵入することが防止できる。また、塵が合わせ目に詰まらないので清掃性が向上する。なお、高温注意をユーザーに視覚的に印象付けるには、前記フロントパネル58に貼り付けるオペレーションラベル60に赤色のものを採用する。
図1に示す消毒保管庫には大型・小型の仕様があるが、大型の場合はコントロールパネルがかなり高い位置に付けられる(例えば、床高1700mm)。しかもコントロールパネルは床に対し垂直に配置されるので、小柄なユーザーには操作や表示確認をし難い難点がある。そこで図4および図5に示すように、フロントパネル58の前面を垂直面58aと、この垂直面58aの下側で内方へ若干傾斜した傾斜面58bとに一体成形しておき、この傾斜面58bをコントロールパネルとして機能させる。これにより、小柄なユーザーであってもフロントパネル58の操作と表示の視認性とが向上する。
先に述べたように、図1に示すコントロールパネル46の裏側にはコントローラボード56が取り付けてあるが、両部材46,56はリベットで固定されていた。このためコントローラボード56を交換するには、コントロールパネル46を筐体10から外して行わなければならず、交換作業が繁雑かつ不便であった。そこで図4に示すように、フロントパネル58の裏側の傾斜面58bに、第1ブラケット62をスポット溶接等で取り付けておくと共に、前記コントローラボード56の前面に第2ブラケット64を取り付けておく。なお、第2ブラケット64は前記コントローラボード56を収容するコントロールボックス72の前面に配置されている。そして前記コントローラボード56の第2ブラケット64を、前記フロントパネル58の裏側の第1ブラケット62にネジ66を介して装着するようにした。従って、フロントパネル58を取り外すことなく、前記コントローラボード56の脱着交換ができて作業性が向上する。
図1に示すように、消毒保管庫の天板26には、ファンモータ20やダクト32その他リレーボックス45等が配設される。この天板26の裏側には大きな熱源になるヒータ18が配置され、また前記ダクト32はシャッタ30の開放により庫内の熱風を外気へ排出する。このため、熱影響に弱い前記リレーボックス45の周囲は高温の雰囲気になる。この場合、背の低い小型の消毒保管庫は、前記トップカバー70と前記天板26との間に画成される機械室68が狭くなってしまう。このため、前記トップカバー70に放熱用の通孔を設けてはあるが、前記機械室68の内部に熱がこもって高温になり易く、従って該機械室68に配設した前記リレーボックス45の温度が上昇してしまう。このリレーボックス45には、一般に熱影響を受け易い各種電気部品が収納されているので、このような温度上昇は好ましくない。殊に、筐体10の前面枠上側のフロントパネル54(図1参照)は、消毒保管庫の庫内に一部が臨んでいるため、内側に断熱材を設けてはあるが温度が上がり易く、この熱は機械室68に伝達されてしまう。
そこで図7に示すように、フロントパネル54の裏側に配設されるコントロールボックス72(内部に前記コントローラボード56が収納されている)に形成されている凹状の窪み部74へ前記リレーボックス45を移動させ、該窪み部74とリレーボックス45との間に約10mmの隙間空間Gを設けることにした。図8に、この状態を縦断拡大側面として示す。すなわち、コントロールボックス72の凹状窪み部74とリレーボックス45との間に垂直上方に延在する隙間Gを設けたことにより、所謂煙突効果によって高温の空気は隙間Gを上昇して放熱効果が達成される。なお、図8に示すように、リレーボックス45には複数の通気孔76を開設しておくのが好ましい。更に、リレーボックス45の高さを大きくして、該リレーボックス45の頂面天板を前記機械室68のトップカバー70に接触させて、該トップカバー70を放熱板として機能させるようにしてもよい。
10 筐体,12 熱風循環路,14 物品収納室,16 隔壁,18 ヒータ,
20 ファンモータ,22 熱風流入口,24 熱風流出口,26 天板,
28 排出口,30 シャッタ,32 ダクト,39 食器(物品),
50 温度センサ,52 湿度センサ

Claims (11)

  1. 筐体(10)の内部を外方の熱風循環路(12)および内方の物品収納室(14)に分離する隔壁(16)と、前記筐体(10)と前記隔壁(16)との間に配設され、前記熱風循環路(12)に熱風を循環供給するヒータ(18)およびファンモータ(20)と、前記物品収納室(14)の下方に位置して、前記熱風循環路(12)を流通する熱風を該物品収納室(14)の内部へ導入する熱風流入口(22)と、前記隔壁(16)に開設されて、前記物品収納室(14)へ導入された熱風を前記熱風循環路(12)へ流出させる熱風流出口(24)と、前記筐体(10)の天板(26)に開設されて前記熱風循環路(12)に連通する排出口(28)を、シャッタ(30)により開閉自在に閉成するダクト(32)とからなる消毒保管庫において、
    前記ヒータ(18)およびファンモータ(20)に通電すると共に前記ダクト(32)を閉じた状態で昇温運転を開始し、
    前記物品収納室(14)が所要の設定温度に到達すると切り換えられて前記ヒータ(18)の通電を間欠的に行う消毒運転と、前記消毒運転が終了すると切り換えられ前記ダクト(32)を開放して行う乾燥運転とでは、各運転毎に時間と庫内温度とを設定すると共に、当該設定時間と設定温度との何れかが先に到来した時点で当該運転を終了し、
    前記消毒運転が終了すると切り換えられて、前記ヒータ(18)の通電を停止すると共に前記ファンモータ(20)の通電および前記ダクト(32)の開放を継続するクールダウン運転を設定時間だけ行うようにした
    ことを特徴とする消毒保管庫の運転方法。
  2. 前記消毒運転および乾燥運転における庫内温度は、前記熱風流入口(22)および熱風流出口(24)に夫々配置した温度センサ(50)が検出した温度に基づいて設定される請求項1記載の消毒保管庫の運転方法。
  3. 前記消毒運転と乾燥運転との終了時間を設定すると、消毒運転および乾燥運転に必要な運転時間および庫内温度を自動計算し、消毒運転および乾燥運転の夫々に適した時間および温度をセットするようになっている請求項1記載の消毒保管庫の運転方法。
  4. 前記消毒運転では設定時間よりも設定温度が優先し、前記乾燥運転では設定温度よりも設定時間が優先するようになっている請求項3記載の消毒保管庫の運転方法。
  5. 前記消毒運転および乾燥運転に要する合計時間を設定した後、前記合計時間の範囲内で前記消毒運転および乾燥運転に必要な時間と庫内温度とを夫々計算して最適な時間および温度をセットするようになっている請求項1記載の消毒保管庫の運転方法。
  6. 湿度センサ(52)により前記物品収納室(14)に収納した物品(39)の乾燥状態を監視し、前記物品(39)の乾燥程度に応じて前記消毒運転および乾燥運転における各乾燥時間を変化させるようになっている請求項1記載の消毒保管庫の運転方法。
  7. 前記消毒運転における設定温度を前記乾燥運転における設定温度よりも高くすると共に、前記物品(39)の負荷量に応じて前記消毒運転および乾燥運転に要する各時間を自動的に設定するようになっている請求項1記載の消毒保管庫の運転方法。
  8. 前記物品(39)の負荷量の指数は、前記物品(39)の分量および乾燥程度である請求項7記載の消毒保管庫の運転方法。
  9. 前記物品(39)の分量は重量センサにより判定する請求項8記載の消毒保管庫の運転方法。
  10. 前記物品(39)の分量は光センサや撮像素子により判定する請求項8記載の消毒保管庫の運転方法。
  11. 前記消毒運転および乾燥運転の設定時間をゼロにするようになっている請求項1記載の消毒保管庫の運転方法。
JP2017029435A 2017-02-20 2017-02-20 消毒保管庫およびその運転方法 Active JP6946014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017029435A JP6946014B2 (ja) 2017-02-20 2017-02-20 消毒保管庫およびその運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017029435A JP6946014B2 (ja) 2017-02-20 2017-02-20 消毒保管庫およびその運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018134157A true JP2018134157A (ja) 2018-08-30
JP6946014B2 JP6946014B2 (ja) 2021-10-06

Family

ID=63364709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017029435A Active JP6946014B2 (ja) 2017-02-20 2017-02-20 消毒保管庫およびその運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6946014B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109328535A (zh) * 2018-12-07 2019-02-15 贵州大学 一种细小种子灭菌装置
CN109452805A (zh) * 2018-12-24 2019-03-12 华祥苑茶业股份有限公司 普洱茶贮藏柜
CN109567704A (zh) * 2018-12-20 2019-04-05 浙江欧琳生活健康科技有限公司 一种水槽洗碗机基于残留水干燥的方法及系统
CN112978096A (zh) * 2021-04-19 2021-06-18 佛山市顺德区贝欧科技有限公司 一种带消毒功能的蛋类储物盒
JP2021520859A (ja) * 2019-04-11 2021-08-26 深セン市ユウ創合成光電技術有限公司Shenzhen Uvled Optical Technology Co.,Ltd. インテリジェント消毒方法及び消毒容器
JP2021520861A (ja) * 2019-04-11 2021-08-26 深セン市ユウ創合成光電技術有限公司Shenzhen Uvled Optical Technology Co.,Ltd. 識別方法、恒温無菌保存方法及び消毒容器
JP2021520860A (ja) * 2019-04-11 2021-08-26 深セン市ユウ創合成光電技術有限公司Shenzhen Uvled Optical Technology Co.,Ltd. ポータブル紫外線消毒容器
CN114259589A (zh) * 2021-12-24 2022-04-01 辉县市人民医院 一种全科护理器具消毒装置
CN115388609A (zh) * 2021-05-24 2022-11-25 青岛海尔特种制冷电器有限公司 杀菌控制系统、冰箱、储蛋装置及其杀菌控制方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06113993A (ja) * 1992-10-07 1994-04-26 Tokyo Gas Co Ltd 食器洗い乾燥機
JPH06254032A (ja) * 1993-03-08 1994-09-13 Matsushita Seiko Co Ltd 食器乾燥器
JPH10258014A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Rinnai Corp 食器洗浄器
JPH10286212A (ja) * 1997-04-11 1998-10-27 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄乾燥機
JPH11346987A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い乾燥機
JP2000116757A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Nakanishi Mfg Co Ltd 移動自在車収容式熱風消毒保管装置
JP2001245837A (ja) * 2000-03-06 2001-09-11 Hoshizaki Electric Co Ltd 熱風式保管庫の運転方法
JP2003135574A (ja) * 2001-10-31 2003-05-13 Hoshizaki Electric Co Ltd 食器消毒保管庫およびその制御方法ならびに制御装置
JP2004283209A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Toshiba Corp 食器乾燥機
US20070237670A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Spx Corporation Dry heat convection sterilization system
JP2008119153A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い機
JP3181050U (ja) * 2012-11-05 2013-01-24 コトヒラ工業株式会社 加熱消毒保管装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06113993A (ja) * 1992-10-07 1994-04-26 Tokyo Gas Co Ltd 食器洗い乾燥機
JPH06254032A (ja) * 1993-03-08 1994-09-13 Matsushita Seiko Co Ltd 食器乾燥器
JPH10258014A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Rinnai Corp 食器洗浄器
JPH10286212A (ja) * 1997-04-11 1998-10-27 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄乾燥機
JPH11346987A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い乾燥機
JP2000116757A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Nakanishi Mfg Co Ltd 移動自在車収容式熱風消毒保管装置
JP2001245837A (ja) * 2000-03-06 2001-09-11 Hoshizaki Electric Co Ltd 熱風式保管庫の運転方法
JP2003135574A (ja) * 2001-10-31 2003-05-13 Hoshizaki Electric Co Ltd 食器消毒保管庫およびその制御方法ならびに制御装置
JP2004283209A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Toshiba Corp 食器乾燥機
US20070237670A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-11 Spx Corporation Dry heat convection sterilization system
JP2008119153A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い機
JP3181050U (ja) * 2012-11-05 2013-01-24 コトヒラ工業株式会社 加熱消毒保管装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109328535A (zh) * 2018-12-07 2019-02-15 贵州大学 一种细小种子灭菌装置
CN109567704A (zh) * 2018-12-20 2019-04-05 浙江欧琳生活健康科技有限公司 一种水槽洗碗机基于残留水干燥的方法及系统
CN109452805A (zh) * 2018-12-24 2019-03-12 华祥苑茶业股份有限公司 普洱茶贮藏柜
JP2021520859A (ja) * 2019-04-11 2021-08-26 深セン市ユウ創合成光電技術有限公司Shenzhen Uvled Optical Technology Co.,Ltd. インテリジェント消毒方法及び消毒容器
JP2021520861A (ja) * 2019-04-11 2021-08-26 深セン市ユウ創合成光電技術有限公司Shenzhen Uvled Optical Technology Co.,Ltd. 識別方法、恒温無菌保存方法及び消毒容器
JP2021520860A (ja) * 2019-04-11 2021-08-26 深セン市ユウ創合成光電技術有限公司Shenzhen Uvled Optical Technology Co.,Ltd. ポータブル紫外線消毒容器
CN112978096A (zh) * 2021-04-19 2021-06-18 佛山市顺德区贝欧科技有限公司 一种带消毒功能的蛋类储物盒
CN115388609A (zh) * 2021-05-24 2022-11-25 青岛海尔特种制冷电器有限公司 杀菌控制系统、冰箱、储蛋装置及其杀菌控制方法
CN114259589A (zh) * 2021-12-24 2022-04-01 辉县市人民医院 一种全科护理器具消毒装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6946014B2 (ja) 2021-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018134157A (ja) 消毒保管庫の運転方法
US20170260681A1 (en) A garment care device for drying and sanitizing garments
JP4643606B2 (ja) 食器加温器
US10188761B2 (en) Garment sanitizer
KR200434404Y1 (ko) 칼 도마 살균 건조기
JP6980394B2 (ja) 消毒保管庫の運転方法
JP2014025613A (ja) 冷却庫の殺菌装置
KR200417529Y1 (ko) 전기 식기 소독기
JP2018134156A (ja) 消毒保管庫
JP5153234B2 (ja) キッチン用昇降式吊戸棚
JP5052230B2 (ja) 昇降式吊戸棚
JP2015231469A (ja) 加熱調理器
JP3110108B2 (ja) 食器加熱処理庫
JP5153233B2 (ja) キッチン用昇降式吊戸棚、除菌方法
JP2011050268A (ja) 食品保存庫
KR20120011455A (ko) 냉장고 및 이의 제어방법
KR930005040B1 (ko) 식기 건조기 겸용 전자레인지 및 그 구동제어방법
KR200438002Y1 (ko) 식기 소독기
JP2018115814A (ja) 食品温調装置
KR101818890B1 (ko) 주방가구 시스템
JP2011050267A (ja) 食品保存庫
JP2019063148A (ja) 再加熱装置
JP2011050436A (ja) 食品保存庫及び食品の保存方法
KR20150017520A (ko) 식품 건조기
JP2018134154A (ja) 消毒保管庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6946014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150