JP2003135574A - 食器消毒保管庫およびその制御方法ならびに制御装置 - Google Patents
食器消毒保管庫およびその制御方法ならびに制御装置Info
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Abstract
あるかに拘らず1つの制御装置で両タイプに対応可能と
する。 【解決手段】 食器消毒保管庫10を温度制御する制御
装置35において、保管室11,12毎に設けられるド
アスイッチ38,39からの電気信号を取得して食器消
毒保管庫10に設けられている保管室数を識別する。識
別した保管室数に対応して各保管室11,12毎に制御
を行なう。制御装置35は、識別した結果を格納する不
揮発性メモリを備え、不揮発性メモリの内容に応じた保
管室数に対応した制御を行なう。制御装置35を1室タ
イプの食器消毒保管庫に取り付け時は1室タイプの制御
を行ない、2室タイプの食器消毒保管庫に取り付けたと
きは2室タイプの制御を行なう。
Description
循環させる食器消毒保管庫およびその制御方法ならびに
制御装置に関し、更に詳細には、複数の保管室を一台の
制御装置で制御する食器消毒保管庫およびその制御方法
ならびに制御装置に関するものである。
管室内の食器を消毒する食器消毒保管庫では、該保管室
内の食器を消毒するための運転制御を行なうと共に監視
する制御装置を備える。また食器消毒保管庫には、保管
室が1室タイプのものと複数室タイプのものがあり、複
数室タイプの食器消毒保管庫では、各保管室に対応して
配設される全ての制御装置を連結して構成される。すな
わち、保管室の数分だけ制御装置が必要となってコスト
が嵩む難点が指摘される。
64―83263号公報記載のものがある。この従来技
術では、1台の制御装置で2室の保管庫の制御を行なう
よう構成され、各保管室の夫々の運転条件を個別に設定
可能にすると共に各運転条件の表示を別個に行ない、各
保管室の消毒を個別に運転制御し、監視することができ
るようになっている。
保管室が1室タイプのものと複数室タイプのものとが混
在し、夫々が前述したように異なる形態の制御装置によ
り運転制御されていた。しかし食器消毒保管庫の製造メ
ーカ側としては、1室タイプの制御装置と複数室タイプ
の制御装置との共用化を図り、1台の制御装置で両方の
タイプの食器消毒保管庫を制御できるようにするのが、
コスト削減のため好ましい。斯かる制御装置を実現した
とき、制御装置が制御対象を1室タイプであるか複数室
タイプであるかを自動判別して、判別結果を記憶してお
くようにする必要がある。しかし、その一方で、食器消
毒保管庫では、制御装置だけ以前に使用していた制御装
置に交換するという場合がある。このため、例えば以前
の制御対象が2室タイプであるという記憶が残っている
制御装置を1室タイプの食器消毒保管庫に使用したと
き、この制御装置を、記憶されている以前のタイプでは
なく、新しいタイプの食器消毒保管庫で正常に制御動作
を行なわせる必要があるが、そのような制御装置は提案
されていないのが実状である。
食器消毒保管庫に使われても、また、複数室タイプの食
器消毒保管庫に使われても、ユーザに違和感を感じさせ
ることなく、制御対象の保管庫のタイプに応じて動作さ
せないと、ユーザが不必要な操作を行なう原因になって
しまうという問題がある。
管庫に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決
するべく提案されたものであって、保管庫が1室タイプ
であるか複数室タイプであるかに拘らず1つの制御装置
で両タイプに対応可能とし、制御装置が交換された場合
でも制御の正常性を保つことができ、ユーザに違和感を
感じさせない運転を可能とする食器消毒保管庫およびそ
の制御方法ならびに制御装置を提供することを目的とす
る。
の目的を達成するため、本発明に係る食器消毒保管庫の
制御装置は、食器消毒保管庫を温度制御する制御装置に
おいて、保管室毎に設けられる部材からの電気信号を取
得して前記食器消毒保管庫に設けられている保管室数を
識別する識別手段と、該識別手段の識別した保管室数に
対応して各保管室毎に制御を行なう制御手段とを備える
ことを特徴とする。
ため、本発明に係る食器消毒保管庫は、複数の保管室
と、各保管室毎に設けられた電源スイッチと、該電源ス
イッチの投入された前記保管室に対し各保管室毎に温度
制御を行なう制御装置とを備えることを特徴とする。
ため、本発明に係る食器消毒保管庫の制御方法は、複数
の保管室の温度制御を各保管室毎に行なう食器消毒保管
庫の制御方法において、各保管室の状態が夫々所定条件
を満たしたとき各保管室の加熱消毒運転のタイマカウン
トを開始することを特徴とする。
ため、本発明に係る食器消毒保管庫は、複数の保管室
と、各保管室毎に設けられた電源スイッチと、該電源ス
イッチの投入された前記保管室に対し各保管室毎に温度
制御の運転を行なうと共に、運転中の保管室のうち何れ
かの保管室の電源が停電したときには、全ての保管室の
運転を停止し、この停電が復帰したとき前記運転の対象
となる保管室の全てに対して初めから運転を開始させる
制御装置とを備えることを特徴とする。
庫およびその制御方法ならびに制御装置につき、好適な
実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明す
る。
係る食器消毒保管庫の構成図である。この食器消毒保管
庫10は、断熱材で形成された第1保管室11と第2保
管室12を備える2室タイプであり、両保管室11,1
2は隔壁13で仕切られており、各保管室11,12の
天井板10aには夫々第1ファンモータ14,第2ファ
ンモータ15が設置されている。隔壁13は完全に2つ
の保管室11,12を分離するものであっても、若干の
隙間があり熱の出入りがあるものでもよい。
板17,18により、第1保管室11の内壁から離間し
画成された食器収納室19を備える。天板16には吸い
込み口16aが開口され、この吸い込み口16aにファ
ン20が取り付けられている。このファン20は、第1
ファンモータ14によって回転駆動され、食器収納室1
9内の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を天板16と第
1保管室11の天井板10aとの間に吹き出す。吹き出
された空気は、第1保管室11の内壁と側板17との
間、あるいは、第1保管室11の内壁と側板18との間
を通って食器収納室19の底部から食器収納室19内に
入り、あるいは、側板17,18に設けられた通気孔(図
示せず)から食器収納室19内に入り、吸い込み口16
aの方向に流れる。
が設けられた棚19aが幾段か設けられており、この棚
19aに食器21を収納したカゴ22が載置される。
との間の、ファン20から吹き出された空気の通路中
に、ヒータ23が設けられており、ファン20から吹き
出された空気は、このヒータ23によって熱風とされ
る。これにより、食器収納室19内の食器21は、ファ
ン20によって強制的に循環された熱風によって乾燥さ
れ消毒される。
同じであり、天板26と、側板27,28と、食器収納
室29と、ファン30と、ヒータ33とを備える。
5は、熱風が食器収納室19,29内に入るときの温度
(吹き出し口側の温度)を検出する温度センサ(部材)3
6,37と、ファンモータ14,15と、第1保管室11
のドアスイッチ(部材)38と、第2保管室12のドアス
イッチ(部材)39と、この食器消毒保管庫10の操作パ
ネル40に接続されている。
マイコン基板35aの接続説明図である。マイコン基板
35aの入力端子には、温度センサ36から取り込んだ
1室目温度検知信号と、温度センサ37から取り込んだ
2室目温度検知信号と、ドアスイッチ38の状態を検出
した1室目ドアスイッチ信号と、ドアスイッチ39の状
態を検出した2室目ドアスイッチ信号とが入力される。
は、第1ファンモータ14および第2ファンモータ15
に出力される各ファンモータ制御信号と、ヒータ23の
図示しないリレーに制御信号を出力して温度制御を行な
う1室目ヒータ制御信号と、ヒータ33の図示しないリ
レーに制御信号を出力して温度制御を行なう2室目ヒー
タ制御信号とが出力される。
0の手の届く場所に設置され、庫内温度を設定するボタ
ン41,42と、運転時間設定用のボタン43,44と、
温度表示部(表示手段)45と、運転時間表示部(表示手
段)46と、スタートボタン47とが設けられている。
そして、図示しない電源スイッチ(部材)が投入され、運
転パラメータとしての庫内温度や時間が設定されてスタ
ートボタン47がオンされると、この食器消毒保管庫1
0は動作を開始するようになっている。
庫10の制御装置の動作手順を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは、電源が投入されたときに、
図2に示す制御装置35のマイコン基板35aに搭載さ
れているCPU35bが実行するものであり、先ず、メ
モリ装置に記憶されている保管庫の室タイプについての
情報が1室タイプか否かを判定する(ステップS1)。メ
モリ装置とは、マイコン基板35aに搭載されている図
示しない書き換え可能な不揮発性メモリ(以下、室タイ
プメモリ装置という)である。
イプで無い場合には次にステップS2に進み、この食器
消毒保管庫10が幾つの保管室を備えているか否かを判
定する。これは、例えば、マイコン基板35aに接続さ
れているドアスイッチ38,39の数で検出する。保管
室の数(室タイプ)が分かった場合には、次のステップS
3で、上記の室タイプメモリ装置に、室数を示すフラグ
の格納領域を設定し、この設定領域内に室数を示すフラ
グ値を書き込む。この例では、2室を示すフラグ値とし
て“1”(1室は“0”とする。)を書き込む。そして、
ステップS4に進み、2室の保管室11,12の運転を
行なう。
が肯定(YES)であれば、ステップS4に進み、1室の
保管室の運転が行なわれる。
示すスタートボタン47が押されたとき、両保管室1
1,12のファン20,30を共に回転させ、ヒータ2
3,33に通電して熱し、先ず、庫内の状態が所定条件
を満たすようにする。その後、温度センサ36,37の
検出温度が、夫々設定温度となるようにヒータ23,3
3に流す通電をオン・オフ制御して加熱消毒運転を設定
された運転時間だけ行ない、この運転時間経過後は、図
示しない排気ダクトを開けてヒータ23,33への通電
をオフし、ファン20,30のみを回転して乾燥運転を
行なう。
置を室タイプに拘らず共用化することができ、しかも、
適用する食器消毒保管庫の室タイプが変わったとき、自
動的に制御モードが変更されるため、食器消毒保管庫の
組立てや修理時の管理が容易になると共に、部品共用化
によるコスト削減を図ることが可能となる。また、1室
タイプの制御モードから2室タイプへの制御モードの切
換は、2室目の部品が存在することが分かった時点で行
なわれ、この情報が室タイプメモリ装置に書き込まれ固
定されるため、2室保管庫で1室タイプの制御モードに
戻ってしまうことがなく、逆に、1室保管庫なのに2室
タイプの制御モードになってしまうこともない。この動
作については、電源投入時だけでなく、電源が投入され
ている間は継続して行なわれるようになっていてもよ
い。
係る食器消毒保管庫の要部構成図である。本実施形態に
係る食器消毒保管庫50の基本的な構成は図1に示す第
1の実施形態と同じであるが、異なる部分は、室タイプ
をドアスイッチではなく電源の有無で判定するようにし
たことと、2室タイプの食器消毒保管庫のうちの1室だ
け運転しているとき、それがユーザに分かるように表示
するようにしたことである。
目は別電源となっており、この2室目の電源の投入/遮
断を検知する電源検知装置51が取り付けられている。
この電源検知装置51はリレー装置で構成され、電源投
入時に接点が閉成して電源検出信号が制御装置35に入
力されるようになっている。なお、この例では2室タイ
プであるが、3室以上の場合にも同様に適用する。ま
た、リレー装置を使用せずに、単に投入スイッチのオン
・オフ状態を検出する構成でもよい。
では温度表示部45と運転時間表示部46を別々に表示
したが、この実施形態では1つの表示部(表示手段)53
に様々な情報を表示するようにしている。なお、スター
トボタン54は1つだけ設けている。更に、図4では操
作パネル52は食器消毒保管庫の天井上に設置したよう
に図示しているが、実際には手が届き表示部が容易に見
える箇所に設置される。
1,12を備えるものの、スタートボタン54は一つで
ある。第1の実施形態では、2室タイプとして認識され
ている場合に、第1室だけを運転することはできない。
しかし、この第2の実施形態では、電源を2室目に別個
に設けているため、2つの保管室のうち、第1保管室1
1のみを運転したり(第2室目の電源OFF)、第1保管
室11および第2保管室12(第2室目の電源ON)を並
行して運転することができる。
は、例えば操作パネル52の表示部53に半分(hal
f)を示す「HLF」と表示することで、ユーザは1室
運転されていることを知ることができる。また、設定時
間が終了して運転が終わった後には、「END」+「H
LF」と表示し、2室目が動かなかったことを表示すれ
ば、次回の運転のときに役に立つことになる。この表示
を見ることで、故意に1室運転しているのではなく、2
室目の電源投入を忘れていた場合には直ぐにそれに気づ
くこととなる。なお、途中で電源の入れ忘れに気づいた
場合、2室目を1室目の運転途中から並行運転開始する
のは好ましくないため、2室目の電源が途中で投入され
た場合は、2室目の運転開始を禁止するのがよい。
を運転する場合、制御装置35は、スタートボタン54
が押下された時点で、2室目の電源投入を検出できない
ときは、2室目の入出力およびコントロール部を無視し
て制御を開始し、次回の運転開始までこの状態を維持す
ることで、上述したように途中運転開始を禁止する。通
常の場合、部品故障等があると、食器消毒保管庫の運転
開始が操作指示されても、運転動作が始まらないように
安全装置を組み込んであるため、第2保管室12に故障
があると、第1保管室11の運転も不可能になってしま
う。しかし、本実施形態では、第2保管室12に故障が
ある場合は、2室目の電源をオフにしておくことで、第
1保管室11だけの運転が可能となる。
以降の電源投入の有無を判断する時期として、スタート
ボタンの押下のタイミングが好ましい。それは、ユーザ
が使用開始のアクションを行なったときに判断するのが
使い勝手として好ましく、また、「HLF」を表示した
とき操作パネルの設置場所にユーザが居るためである。
源スイッチで2室運転にするか1室運転にするかの選択
が可能なため、感覚的に運転操作がし易くなる。また、
1室運転された場合にはその旨の表示がされるため、運
転のし忘れ防止にもなり、途中運転開始を禁止したため
安全性が高く、2室目の故障の場合にも1室目だけ運転
可能なため、使用効率が向上するという利点がある。
係る食器消毒保管庫の制御装置に搭載されたマイコン基
板35aの要部構成図である。この図5には、マイコン
基板35aの温度センサ接続部分を図示している。マイ
コン基板35aには、2つの保管室に取り付けられた4
つの温度センサ(後述する第4の実施形態参照)の接続端
子が計4個設けられている。この4つの接続端子
のうち、制御装置を1室タイプで使用する場合には、
図5(a)に示すように、端子と端子に1室目の吸い
込み口と吹き出し口の2個の温度センサを接続する構成
とする。そして、制御装置を2室タイプに使用する場合
には、図5(b)に示すように、1室目の温度センサは端
子と端子に接続し、2室目の温度センサは端子と
端子に接続する構成とする。
は、端子の4つが全部塞がれているか否かを検
出し、2室タイプの場合には、端子およびの抵抗値
(温度センサ)を計測(第1室目の温度)すると共に端子
およびの抵抗値(温度センサ)を計測(第2室目の温度)
するようにプログラムされており、1室タイプの場合に
は、端子およびの抵抗値(温度センサ)を計測するよ
うにプログラムされている。
イプで使用していた制御装置を1室タイプで使用する場
合、温度センサの抵抗値を検出できないため、直ちにエ
ラー表示を行なうことができる。例えば、第1の実施形
態にこの第3の実施形態を適用した場合、室タイプメモ
リ装置には2室タイプである旨のフラグ値が設定されて
いて、2室目の電源がないので、端子およびの夫々
の抵抗値を検出しようとするが、1室タイプの食器消毒
保管庫に接続換えされて実際には端子およびのみに
温度センサが接続されているので、検出不可となって直
ちに不整合であることが分かる。
ンサの接続形態を1室タイプと2室タイプとで異なるよ
うにしたので、制御装置を適用する食器消毒保管庫の室
タイプが変更になった場合に直ちに対処可能となる。
係る食器消毒保管庫の要部構成図である。本実施形態の
食器消毒保管庫60の基本構成は第1の実施形態の食器
消毒保管庫と同じであり、異なるのは、各保管室11,
12の温度を計測するサーミスタ等の温度センサ(部材)
として、第1の実施形態では食器収納室内に吹き出され
た熱風の温度だけを検出したが、この実施形態では、食
器収納室に吹き出された熱風の温度を検出する温度セン
サ(第1温度検出手段)36a,37aに加えて、食器収
納室からファン20,30に吸い込まれる熱風の温度を
検出する温度センサ(第1温度検出手段)36b,37b
を備える点が異なる。この図6には、制御装置や操作パ
ネルの図示は省略しているが、これらは第1の実施形態
と同じである。
運転方法を説明する。この食器消毒保管庫では、吸い込
み側の温度センサの温度が設定温度に達した後、あるい
は吹き出し側の温度センサの温度が設定温度に達してか
ら所定時間(例えば15分間)が経過してから、設定され
た運転時間をタイマカウントし、運転時間が終了した
後、図示しない排気ダクトを開けると共にヒータへの通
電を止め、ファンのみを回して乾燥モード(クールダウ
ンモード)に入る。乾燥モードで所要の時間が経過した
後、ファンを停止して全工程を終了する。
の運転と同じであるが、2室の夫々に温度センサを備
え、しかも熱風の吹き出し口と吸い込み口の両方に温度
センサを備えているため、本実施形態では、上記の運転
時間のタイマカウント開始時点を次の条件により決め
る。
目の吹き出し口の温度が設定温度+α℃でかつ所定時間
経過〕かつ〔2室目の吸い込み口の温度が設定温度、ま
たは、2室目の吹き出し口の温度が設定温度+α℃でか
つ所定時間経過〕
らかの保管室のドアを開けることもある。1室運転の最
中に保管室のドアが開けられた場合には、安全性を考慮
して運転を一時停止している。2室運転の場合も、安全
性を考慮して運転を一時停止する必要があるが、ドアが
開けられていない保管室の運転まで停止する必要はない
と考えられる。しかし、2室の運転時間が異なると、全
工程の終了時点が2つの保管室で異なってしまい、ま
た、各保管室で、加熱しすぎたり、加熱不足になったり
する虞がある。
保管室のドアが開けられた時は両保管室共に運転を一時
停止するようにする。これにより、運転の全工程が同時
に終了し、どちらか一方の保管室だけの運転が継続する
という違和感をユーザに与えることがなくなり、また、
両保管室における加熱消毒の程度が同じになる。
度であるが、両保管室それぞれで別の温度センサで検出
しているため、両保管室で温度が異なることがある。こ
の場合、両保管室それぞれの検出温度を操作パネルに表
示しても、ユーザは両保管室の温度を同一にしようとし
て何か操作をしてしまう虞がある。
低い方の温度(所定条件に比べてより低い温度)のみを表
示するようにする。低い方の温度のみ表示しても、他方
の温度はそれ以上のため加熱消毒には十分であるため、
ユーザに知らせる必要もない。しかし、両保管室とも一
旦設定温度に達した以後、低い温度の方を常に表示する
ことにすると、設定温度以下の温度表示が多くなり、ユ
ーザに不安感を与えてしまうことになる。従って、一旦
両保管室の温度が設定温度に達した後は、予め決めたい
ずれか一方の保管室の温度、例えば第1保管室の温度を
常に表示することにする。
後、どちらか一方の保管室、例えば第2保管室のドアが
開けられた場合、第1保管室の温度が操作パネルに表示
され続けると、ドアが開けられたにも拘らず温度表示に
変化がないことになってしまい、ユーザに違和感を与え
る。従って、ドアが途中で開けられた後は、両保管室が
設定温度に達するまで、再び、低い方の温度(所定条件
に対してより低い温度)を表示するようにする。これに
より、ユーザの温度表示に対する疑念がなくなる。
(あるいはそれ以上)の保管室内の夫々を十分に加熱消毒
し乾燥させることができ、運転途中でいずれか1室のド
アが開けられた場合でも全室における加熱消毒等のバラ
ツキが生ぜず、しかも、無駄な加熱も減らすことができ
る。更に、最も低い保管室の温度を表示するため、この
温度表示を見るだけで、どの保管室も確実に加熱されて
いることを見るだけで判断可能となる。
係る食器消毒保管庫の運転方法の説明図である。2室タ
イプ(それ以上の室を持つものも同じ)の食器消毒保管庫
で、電源を各室毎に設けた図4に示すような食器消毒保
管庫では、各室毎に停電がバラバラに起きることがあ
る。
は、通常、1室目の電源で駆動され、操作パネルの表示
も1室目の電源から電力供給を受けているため、1室目
の電源が停電したときは、表示パネルの表示も消え、ユ
ーザは停電事故が発生したことを容易に知ることができ
る。しかし、2室目以降が単独で停電事故に遭遇した場
合には、1室目は運転を継続するため、ユーザは停電事
故の発生を知ることができない。また、この場合、各室
毎に、食器の加熱消毒の程度が異なってしまうという問
題がある。
した場合には、全室の運転を停止して、停電復帰後に改
めて全室での加熱消毒を行なうようにする。2室タイプ
を例に述べれば、停電が1室目で起きたか、2室目で起
きたかで場合分けできる。また、停電復帰後に運転を自
動的に開始するか、運転せずにユーザの指示操作待ちと
するかでも場合分けができる。図7は、この場合分けを
した図である。なお、ブレーカ事故による停電ではな
く、送電線事故による停電の場合には、1室目その他の
電源全てが停電することになり、本実施形態の運転方法
を採用するまでもなく、全室の運転が停止されるので問
題はない。
帰後に自動的に運転を開始する場合であり、ケース1
は、1室目が停電となり、2室目は停電ではない場合で
ある。1室目が停電となったときは、制御装置への電力
供給が停止されるため、当然に2室目の運転も停止す
る。そして、操作パネルの表示も消えることになる。停
電が復帰すると、制御装置は、1室目と2室目の運転を
改めて開始することになる。この場合、運転時間のタイ
マカウント中に停電があった場合には、運転再開は改め
て最初から始める。設定された運転時間の運転再開時の
タイマカウントは、最初からカウントすることが加熱消
毒の確実性の点から好ましい。停電復帰時の操作パネル
の表示は、「温度」と「時間」を表示する。
停電した場合である。制御装置は、2室目の停電を検出
すると、直ちに、1室目の運転を停止し、操作パネルの
表示として、「停電」と「復帰したら動く」という表示
を行なう。2室目の停電が復帰したときは、制御装置
は、両室の運転を最初からやり直す。この場合、操作パ
ネルの表示は、「温度」と「時間」を表示するが、停電
復帰による運転であることが分かるように表示するのが
よい。
電でない場合である。1室目が停電となったときは、制
御装置への電力供給が停止されるため、当然に2室目の
運転も停止する。そして、操作パネルの表示も消える。
1室目が停電から復帰すると、このケースは運転再開を
自動的に行なわないケースであるため、運転停止状態を
維持し、停電復帰時の操作パネルの表示は、「停電」と
する。
停電した場合である。制御装置は、2室目の停電を検出
すると、直ちに、1室目の運転を停止し、操作パネルに
「停電」を表示する。2室目の停電が復帰したときは、
このケースは運転再開を自動的に行なわないケースであ
るため、運転停止状態を維持し、停電復帰時の操作パネ
ルの表示は「停電」のままとする。
う運転形態もある。これは、スタートボタンを押下した
あと、設定された遅延時間が経過してから運転を始める
運転形態である。この遅延時間中に停電になった場合に
も、上述したケース1〜4と同様に、運転を最初から
(遅延時間のタイマカウントを含めて)やり直したり、運
転を停止したままとすることもできる。運転を再開する
にしろ、停止したままにするにしろ、停電事故が発生し
た場合には、常に停電復帰後に停電前の状態に戻すよう
にする。
する食器消毒保管庫で部分的に停電が発生した場合に
は、停電復帰後に全室で運転開始しまたは運転停止にす
るため、ユーザにとって分かりやすい運転形態となる。
また、部分的に停電になっているとき停電であるか復帰
したら運転を再開するのかを表示するため、ユーザは次
に何をしたら良いかを容易に判断可能となる。
ける食器消毒保管庫の運転方法を図8を用いて説明す
る。本実施形態の食器消毒保管庫は、図6に示すよう
に、各室に2つの温度センサ36a,36b,37a,3
7bを備え、また、図1に示すドアスイッチが取り付け
られているものとする。
ン・オフによって制御される。各保管室11,12の吸
い込み口の温度センサ36a,37aの検出温度が設定
温度未満で、かつ、吹き出し口の温度センサ36b,3
7bの検出温度が設定温度+α℃未満(αは、例えば1
0℃)で有れば、該当する保管室のヒータをオンとし、
吸い込み口温度が設定温度に達し、あるいは吹き出し口
温度が設定温度+α℃に達したとき該当する保管室のヒ
ータをオフとする。この制御は各保管室毎に夫々行なわ
れる。
37a,37bが故障したときの運転動作を示すのが、
図8である。いずれの温度センサが故障した場合にも、
次回の運転は不可とし、エラー表示を行なって温度セン
サの交換を要求する。しかし、故障が発生したときの今
回の運転については、直ちに停止する場合と、今回の運
転だけは継続して食器の加熱消毒を行なう場合とに分け
る。本実施形態では、故障が、吹き出し口の温度センサ
であるときに限って、今回の運転を継続することにして
いる。
設ける理由は、吹き出し温度があまり高くなりすぎない
ようにするためであり、温度制御の主体は吸い込み口に
設けた温度センサ36b,37bであり、吹き出し口の
温度センサ36a,37aは、補助センサということが
できる。このため、補助センサが故障した場合には、今
回の運転だけは継続し、主体となる吸い込み口の温度セ
ンサが故障した場合には、直ちに運転を停止することと
している。
の温度センサ36a,37aが故障しているのに継続し
て何回も運転を重ねると、設定よりかなり高い温度の熱
風が食器に当たって食器を傷める可能性があるため、本
実施形態では、故障した回に限り、運転を許容すること
とし、この場合にもエラー表示を行なって部品の交換を
促す。この食器消毒保管庫は、2室タイプであるが、2
室で1つの装置であるため、一方の室だけの運転は行な
わない。但し、2室目の温度センサ36a,37aの故
障は、2室目の電源が入っていない場合は故障検知しな
いので、1室目だけの運転を行なうことは可能である。
設けられている。この安全装置は、ヒータの連続通電時
間を監視し、ヒータがオン状態を継続しているのに、所
定の時間以上、検出温度が設定温度に達しない場合に
は、温度センサの異常、あるいる熱が洩れていると判断
する。この安全装置は、各室毎に監視を行なう。
電エラーが発生したと判断した場合には、両保管室とも
運転を停止する。また、この連続通電エラーを判定する
連続通電時間は、最初の室温状態から設定温度に達する
までの時間Aと、一度設定温度に達しヒータをオフして
温度が低下した後に再びヒータをオンにし設定温度に達
するまでの時間Bとで全く異なる。従って、最初の時間
Aに対応する監視時間は長く設定し、後の時間Bに対応
する監視時間は短く設定する。更に、この安全装置はド
アスイッチの状態も監視し、一方の保管室でドアが開け
られると、両保管室の連続通電エラーを監視する時間と
して上記の時間Aに対応する監視時間を設定し、また、
ユーザが設定温度を変更して上げた場合にも時間Aに対
応する監視時間を設定して、監視を行なう。
室共に2つの温度センサを取り付けて温度制御を行なう
ため、効率の良い加熱消毒運転が可能となる。また、運
転中に補助側の温度センサが故障してもその回の運転は
継続するため、食器消毒保管庫の運転効率が良くなると
共に、その回の加熱消毒運転が無駄にならない。更に、
ヒータの連続通電時間を監視しているため、安全性も向
上する。更にまた、監視する設定時間を複数用意し、保
管室の状態に応じて該設定時間を切り換えて監視し得る
から、安全性をより向上させることができる。
器消毒保管庫について説明する。この実施形態の食器消
毒保管庫は、図4で説明したように、保管室毎に電源の
投入ができるようになっている。全保管室の電源が投入
されている状態で部分的に停電が発生したときの運転制
御について図7で説明したが、例えば2室目の電源が最
初から投入されていなかったのか、それとも停電が発生
したのかの判断が容易にできるようにする必要がある。
2室目の電源が投入されていなかった場合には、操作パ
ネルに「2室目オフ」の表示を行ない、1室だけの運転
を行なう。運転開始後に、ユーザが2室目の電源を投入
しても、前述したように、2室目の運転はしない。この
状態では、2室目の電源が停電した場合、本実施形態で
は、「停電」の表示はしない。また、停電が復帰した場
合も2室目の運転はせずに、次回の運転まで停止状態と
する。本実施形態でも、2室目の停電を「停電」と表示
するのは、運転開始時から2室目の電源がオンになって
いるときだけとする。
で発生しても、2室目の電源オフが最初からなのか、途
中からなのかを停電復帰後の状態や操作パネルの表示で
判断できるため、電源スイッチを操作した者以外の者で
も操作者の意図を知ることができる。
は3以上であっても、同様の構成および方法を採用する
ことができる。
器消毒保管庫の制御装置では、保管庫が1室タイプであ
るか複数室タイプであるかに拘らず、1つの制御装置で
両タイプに対応可能となり、部品共用化によるコスト削
減を図ることができる。また請求項2に係る制御装置で
は、不揮発性メモリの内容に応じた保管室数に対応した
制御を行なうので、例えば2室保管庫で1室タイプの制
御モードに戻ってしまったり、逆に、1室保管庫なのに
2室タイプの制御モードになってしまうこともない。更
に、請求項3に係る制御装置では、適用する食器消毒保
管庫の室タイプが変わったとき、自動的に制御モードを
変更し得るから、食器消毒保管庫の組立てや修理時の管
理が容易になる。なお、請求項4または5に係る制御装
置では、保管室毎に設けられている電源スイッチまたは
ドアスイッチ、あるいは温度センサからの電気信号によ
って保管室数を識別できる。
1つの制御装置により複数の保管室毎に制御可能とな
る。また請求項7に係る食器消毒保管庫では、運転中の
保管室とは別の保管室の電源スイッチが投入されたとき
には該保管室は制御対象としないよう構成したから、つ
い電源を入れてしまった場合に意図に反して急に動作し
てしまうことを防止できる。更に、請求項8に係る食器
消毒保管庫では、故障部品を有する保管室と有さない保
管室とが混在している場合であっても、正常な保管室の
温度制御運転を行なうことができる。更にまた、請求項
9に係る食器消毒保管庫では、電源スイッチが投入され
ていない保管室を表示手段で表示するから、ユーザは運
転状況を確実に把握し得る。
法によれば、各保管室の状態が夫々所定条件を満たした
とき各保管室の加熱消毒運転のタイマカウントを開始す
るから、複数の保管室を同一条件で運転できる。また請
求項11〜13に係る食器消毒保管庫の制御方法では、
予め設定された条件で1つの運転パラメータのみを表示
手段に表示するから、ユーザに不安感を与えたり誤操作
するのを抑制し得る。
ば、運転中の保管室のうち何れかの保管室の電源が停電
したとき、制御装置により全ての保管室の運転を停止す
るよう構成したから、全保管室における加熱消毒の程度
を同じとすることができる。また、停電が復帰したとき
には全ての保管室の運転を開始させるので、各保管室毎
に加熱消毒の程度にバラツキを生ずるのを防止し得る。
また請求項15に係る食器消毒保管庫では、停電があっ
たことを表示手段に表示するから、ユーザは停電なのか
意図的に運転していないのかを正しく判断することがで
きる。更に、請求項16に係る食器消毒保管庫では、復
帰したら運転を再開する予定があることを表示手段に表
示するため、ユーザは次に何をしたら良いかを容易に判
断できる。更にまた、請求項17に係る食器消毒保管庫
では、停電対象となった保管室の電源スイッチが停電前
にオフで有れば停電があった旨を示す表示を行なわない
ようにしたから、ユーザに不必要な情報を与えて誤操作
を行なわせるのを抑制し得る。
庫の構成図である。
チャート図である。
庫の要部構成図である。
庫の制御装置に搭載されたマイコン基板の要部構成図で
ある。
庫の要部構成図である。
庫の運転方法の説明図である。
管庫の運転方法の説明図である。
2 第2保管室 19,29 食器収納室,20,30 ファン,23,33
ヒータ 35 制御装置,35a マイコン基板(識別手段) 36,37 温度センサ(部材),36a,37a 温度セン
サ(第1温度検出手段) 36b,37b 温度センサ(第2温度検出手段) 38,39 ドアスイッチ(部材),45 温度表示部(表示
手段) 46 運転時間表示部(表示手段),47 スタートボタン 53 表示部(表示手段)
Claims (17)
- 【請求項1】 食器消毒保管庫を温度制御する制御装置
において、 保管室毎に設けられる部材からの電気信号を取得して前
記食器消毒保管庫に設けられている保管室数を識別する
識別手段と、該識別手段の識別した保管室数に対応して
各保管室毎に制御を行なう制御手段とを備えることを特
徴とする食器消毒保管庫の制御装置。 - 【請求項2】 前記識別手段の識別した結果を格納する
不揮発性メモリを備え、前記制御手段は、前記不揮発性
メモリの内容に応じた保管室数に対応した制御を行なう
ことを特徴とする請求項1記載の食器消毒保管庫の制御
装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記不揮発性メモリの
内容が前記部材からの電気信号と不整合を示すとき前記
識別手段により保管室数を再識別することを特徴とする
請求項2記載の食器消毒保管庫の制御装置。 - 【請求項4】 前記部材は保管室毎に設けられている電
源スイッチまたはドアスイッチであることを特徴とする
請求項1〜3の何れかに記載の食器消毒保管庫の制御装
置。 - 【請求項5】 前記部材は保管室毎に設けられる温度セ
ンサであり、前記識別手段は、温度センサとの接続配線
状態から前記保管室数の識別を行なうことを特徴とする
請求項1〜3の何れかに記載の食器消毒保管庫の制御装
置。 - 【請求項6】 複数の保管室と、各保管室毎に設けられ
た電源スイッチと、該電源スイッチの投入された前記保
管室に対し各保管室毎に温度制御を行なう制御装置とを
備えることを特徴とする食器消毒保管庫。 - 【請求項7】 前記制御装置は、電源スイッチが投入さ
れている保管室の温度制御運転を開始した後に電源スイ
ッチの投入されていない保管室の電源スイッチが投入さ
れたときは、新たに電源スイッチの投入された保管室を
今回の温度制御運転では制御対象にしないことを特徴と
する請求項6記載の食器消毒保管庫。 - 【請求項8】 前記制御装置は、故障部品を有する保管
室が存在しても該保管室の前記電源スイッチが投入され
ていない場合には、保管室のうち故障部品を有さない保
管室の温度制御運転を行なうことを特徴とする請求項6
または7記載の食器消毒保管庫。 - 【請求項9】 前記保管室のうち電源スイッチが投入さ
れていないために温度制御運転を行なっていない保管室
が存在する場合には、その旨の表示を行なう表示手段を
備えることを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載の
食器消毒保管庫。 - 【請求項10】 複数の保管室の温度制御を各保管室毎
に行なう食器消毒保管庫の制御方法において、 各保管室の状態が夫々所定条件を満たしたとき各保管室
の加熱消毒運転のタイマカウントを開始することを特徴
とする食器消毒保管庫の制御方法。 - 【請求項11】 前記所定条件を満たすか否かの運転パ
ラメータを表示する表示手段を備え、該表示手段には、
各保管室毎の運転パラメータの値のうち、前記所定条件
に比べより低い値の方を表示することを特徴とする請求
項10記載の食器消毒保管庫の制御方法。 - 【請求項12】 各保管室の運転パラメータの値が両方
とも前記所定条件に達した後は、何れかの保管室の運転
パラメータの値を前記表示手段に表示することを特徴と
する請求項11記載の食器消毒保管庫の制御方法。 - 【請求項13】 前記何れかの保管室の運転パラメータ
の値を前記表示手段に表示する状態となった以後に設定
温度が上げられたとき、または何れかの保管室の扉が開
けられたときは、各保管室毎の運転パラメータの値のう
ち、前記所定条件に対してより低い方の値を前記表示手
段に表示することを特徴とする請求項12記載の食器消
毒保管庫の制御方法。 - 【請求項14】 複数の保管室と、各保管室毎に設けら
れた電源スイッチと、該電源スイッチの投入された前記
保管室に対し各保管室毎に温度制御の運転を行なうと共
に、運転中の保管室のうち何れかの保管室の電源が停電
したときには、全ての保管室の運転を停止し、この停電
が復帰したとき前記運転の対象となる保管室の全てに対
して初めから運転を開始させる制御装置とを備えること
を特徴とする食器消毒保管庫。 - 【請求項15】 前記停電があったときその旨を示す表
示を行なう表示手段を備えることを特徴とする請求項1
4記載の食器消毒保管庫。 - 【請求項16】 前記停電があり、復帰したとき運転を
再開する予定がある場合にはその旨を前記表示手段に表
示することを特徴とする請求項15記載の食器消毒保管
庫。 - 【請求項17】 前記停電があっても当該停電対象とな
った保管室の電源スイッチが前記停電前にオフで有れば
前記停電があった旨を示す表示は行なわないことを特徴
とする請求項15記載の食器消毒保管庫。
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