JP3181050U - 加熱消毒保管装置 - Google Patents

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克紀 櫻井
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Abstract

【課題】介護施設等において、共有スペースに設置されて、被介護者等が運転中に内部に触れて火傷をする危険性が無い、安全で且つ低コストの加熱消毒保管装置を提供する。
【解決手段】加熱消毒保管装置1は、被消毒保管物を収容する消毒保管室10および消毒保管室10の加熱手段を有する本体部2と、本体部2の消毒保管室10を開閉する扉体3と、扉体3の施錠・開錠を行うインターロック機構と、を備える。インターロック機構は、本体部2に設けられたロック部材と、扉体3に設けられたロック受部44と、本体部2に設けられると共にロック部材に接続されてロック部材をロック受部44に対して係止・係止解除させる駆動手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本考案は、加熱消毒保管装置に関し、さらに詳細には、消毒保管室に収容された被消毒保管物を加熱して消毒する加熱消毒保管装置に関する。
給食施設や介護施設あるいは保育園、託児所等における食器・調理器具等の消毒・保管を行うための装置として、従来より加熱式の消毒保管装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−010965号公報
近年、ユニットケア方式と呼ばれる介護方式の割合が増加している。このユニットケア方式とは、従来方式に比べてより日常に近い生活を送れるように配慮した介護方式である。例えば、1ユニット10名以下の単位にて個室の居住スペースと広い共有スペースとからなり、共有スペースにて炊飯、盛り付け(施設によっては簡単な調理)、食事が行われ、食器・調理器具の洗浄・保管も各ユニット単位で実施される場合が多い。したがって、このようなユニットケア方式に適した加熱消毒保管装置が求められている。
一方、特許文献1に例示される加熱消毒保管装置は、運転中に消毒保管室内の温度が100[℃]前後まで上昇するため、運転中に扉を開けて内部の食器・調理器具等に素手で触れると火傷してしまう危険があった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされ、ユニットケア方式の介護施設あるいは保育園・託児所等において、共有スペースに設置されて、被介護者あるいは子供等が運転中に内部に触れて火傷をする危険性が無い、安全で且つ低コストの加熱消毒保管装置を提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
開示の加熱消毒保管装置は、消毒保管室に収容された被消毒保管物を加熱して消毒する加熱消毒保管装置であって、前記消毒保管室および該消毒保管室の加熱手段を有する本体部と、前記本体部の前記消毒保管室を開閉する扉体と、前記扉体の施錠・開錠を行うインターロック機構と、を備え、前記インターロック機構は、前記本体部に設けられたロック部材と、前記扉体に設けられたロック受部と、前記本体部に設けられると共に該ロック部材に接続されて該ロック部材を該ロック受部に対して係止・係止解除させる駆動手段と、を有することを特徴とする。
開示の加熱消毒保管装置によれば、運転中に内部に触れて火傷をしてしまうことの防止が可能となるため、ユニットケア方式の介護施設等において、共有スペースに安全に設置することが可能となる。また、簡素な構造でこれを実現しているため、装置コストの低減を図ることが可能となる。
本考案の実施形態に係る加熱消毒保管装置の例を示す斜視図である。 図1の加熱消毒保管装置の蓋部を取り外して扉体を開けた状態の斜視図である。 図1の加熱消毒保管装置の蓋部を取り外した状態の平面図である。 図1の加熱消毒保管装置の側面図(断面図)である。 図1の加熱消毒保管装置の正面図(部分拡大図)である。 図1の加熱消毒保管装置のインターロック機構の動作を説明するための説明図である。 図1の加熱消毒保管装置の構成例を示すブロック図である。 図1の加熱消毒保管装置のロック受部の他の例を示す側面図(部分拡大図)である。 図1の加熱消毒保管装置の排気口の例を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態について詳しく説明する。図1は、本考案の実施形態に係る加熱消毒保管装置1の例を示す斜視図(概略図)である。また、図2は、図1の加熱消毒保管装置1の蓋部4を取り外して、扉体3を開けた状態の斜視図(概略図)である。また、図3は、図1の加熱消毒保管装置1の蓋部4を取り外した状態の平面図(概略図)である。また、図4は、図1の加熱消毒保管装置1の側面断面図(概略図)である。また、図7は、図1の加熱消毒保管装置の構成例を示すブロック図である。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
本実施形態に係る加熱消毒保管装置1は、内部に食器・調理器具等の被消毒保管物を収容し、熱風を循環させて加熱して消毒する装置である。一例として、給食施設や介護施設、より具体的には、ユニットケア方式の介護施設あるいは保育園・託児所等において、共有スペースに設置されて使用される装置である。
図1〜図4に示すように、加熱消毒保管装置1は、外装と内装との間に断熱材(グラスウール)12を充填した断熱構造を有する略箱体状の本体部2の内部に、その内壁と所要の空間14を保持して消毒保管室10が配設されている。なお、装置の操作部、スイッチ類は正面パネル62cに設けられている。
本体部2および消毒保管室10の構造材としては、例えば、ステンレス合金等の材料が用いられる。なお、本体部2は下部に四つのキャスター16を備えて、移動自在となっている。ただし、これに限定されるものではなく、キャスター16に代えてアジャスター脚を備える構成としてもよい(不図示)。
消毒保管室10は、その天井部18の中央部に吸込口18aが形成されている。また消毒保管室10の内部には、複数の棚20が上下に所定間隔離間して多段的に配置され、各棚20に、食器・調理器具等の被消毒保管物(不図示)を収容したカゴ22が載置可能となっている。なお、カゴ22を用いずに、被消毒保管物を各棚20に直接、載置して収容してもよい。
前記空間14は、消毒保管室10の天井部18の上部に形成されて吸込口18aと連通する上部空間14aと、消毒保管室10の背面側の外部に形成されて上部空間14aと連通する側部空間14bとで構成されている。さらに、当該側部空間14b下部に設けられた開口部18bから消毒保管室10へと連通している。このように、消毒保管室10から、空間14を経由して、再び消毒保管室10へと連通する空気の流路(図中矢印A)が形成される(図4参照)。
ここで、空間14内には、上記の流路において空気を循環させる空気循環手段28と、当該空気の加熱を行う加熱手段30とが設けられている。例えば、空気循環手段28として、シロッコファン等のモータ駆動式ファンが用いられ、上部空間14a内に配設される。また、加熱手段30として、シースヒータ等の電気式ヒータが用いられ、側部空間14b内に配設される。なお、これらの構成に限定されるものではなく、加熱手段30は、例えば、ガスバーナ式や蒸気式等を用いてもよい。また、符号26は、空間14(上部空間14a)の外壁に対して送風を行って冷却する空間冷却ファンである。
これによれば、空気循環手段28を稼働させることにより、消毒保管室10側から吸込口18aを通して空間14内に吸い込んだ空気が、加熱手段30によって加熱されて熱風とされた後、底部空間14cから消毒保管室10へと送出される。したがって、当該消毒保管室10内に収容されている食器・調理器具等の被消毒保管物を加熱して消毒することが可能となる。
消毒保管室10内の空気の加熱手段30への吸込側である吸込口18aの近傍には、サーミスタ等の温度センサ(「第1の温度センサ」という)32が配設されている。温度センサ(第1の温度センサ)32は、消毒保管室10内の空気の温度を検出するために用いられる。また、側部空間14b内の加熱手段30の近傍には、サーミスタ等の温度センサ34が配設されている。温度センサ34は、加熱手段30の温度を検出するために用いられる。両温度センサ32、34により検出される検出温度に基づいて、制御手段36により前記加熱手段30への通電がON−OFF制御(通電制御)される構成となっている。例えば、消毒保管室10内の温度は、80〜120[℃]に設定される。なお、本実施形態においては、異常過熱による火災を防止するためにサーモスタット37が設けられている。
また、加熱消毒保管装置1は、図1、図2に示すように、本体部2の前部に回動可能に設けられ、回動により本体部2の消毒保管室10を開閉する扉体3を備えて構成されている。これによれば、消毒保管室10内を密閉することができ、加熱効率を高めると共に、外部からの雑菌等の侵入を防ぐことができる。
ここで、加熱消毒保管装置1は、扉体3の施錠・開錠を行うインターロック機構40を備えている。当該インターロック機構40は、図5の部分拡大図(破線部内を透視図としている)に示すように、本体部2に設けられたロック部材42と、扉体3に設けられたロック受部44と、本体部2に設けられると共にロック部材42に接続されてロック部材42をロック受部44に対して係止・係止解除させる駆動手段46と、を備えて構成されている。一例として、ロック部材42には、ピン状部材が用いられると共に、ロック受部44は、当該ピン状部材が係止(進入)可能な孔状部として形成されている。また、駆動手段46として、ソレノイドが用いられる。ただし、これらに限定されるものではなく、例えば、ロック部材42は、板状部材等を用いてもよい。また、ロック受部44は、扉体3の開扉を妨げるようにロック部材42を係止可能な構造であればよいため、突起状部(図8の変形例を参照)、溝状部、板状部等、様々な形状とすることが考えられる。また、駆動手段46として、モータとギアとの組合せ、もしくはエアシリンダ等を用いてもよい。
なお、本実施形態に係るソレノイド46は、いずれも図示しないフィールドコアと、フィールドコア内に配置されたボビンに巻回されたコイルと、ボビンの中心孔内に軸線方向に移動自在に挿入された可動鉄心と、ボビンの中心孔内の先端位置に配設されて可動鉄心を吸引する固定鉄心とを備える公知の電磁ソレノイドである。コイルに電流を流したときに発生する磁束によって、固定鉄心に可動鉄心が吸着する作用が生じ、可動鉄心がコイル内すなわちボビンの中心孔内を直線運動する作用が得られる。したがって、本実施形態においては、本体部2に設けられたソレノイド46の可動鉄心(不図示)とロック部材42とが接続(連結)されて、当該ロック部材42が直線運動可能に構成されている。なお、可動鉄心とロック部材42とを一体に形成してもよい。
インターロック機構40の動作について、図6(a)〜6(e)(破線部内を透視図としている)を用いて説明する。なお、図6(e)は、図6(c)におけるB部の拡大図である。図6(a)の側面図および図6(b)の正面図は、扉体3が開錠された状態を示す。本実施形態における駆動手段(ソレノイド)46は、通電を行わないときにロック部材42を上昇させる作用を生じ、当該ロック部材42をロック受部44から係止解除させる。したがって、扉体3が開錠された状態となり、当該扉体3の開閉が可能な状態となる。一方、図6(c)の側面図および図6(d)の正面図は、扉体3が施錠された状態を示す。本実施形態における駆動手段(ソレノイド)46は、通電を行ったときにロック部材42を下降させる作用を生じ、当該ロック部材42をロック受部44に係止させる。より詳しくは、図6(e)の拡大図に示すように、本体2に支持されたロック部材42(ここではピン状部材)が、同じく本体2に支持された駆動手段(ソレノイド)46によって下方に押動されて、扉体3に形成されたロック受部44(ここでは孔上部)に係止(進入)させた状態となる。したがって、扉体3が施錠された状態となり、当該扉体3の開閉が不能な状態となる。
このように、簡素な構造で扉体3の施錠・開錠を行う機構が実現されるため、装置コストの低減を図ることが可能となる。
ここで、制御手段36は、前記第1の温度センサ32による検出温度T1[℃]が所定温度Tx[℃]を超えた状態のときに、扉体3の施錠を行うようにインターロック機構40の駆動手段46の制御を行う。例えば、加熱手段30による加熱が行われて、T1[℃]>Tx[℃]となったときに、制御手段36は、駆動手段(ソレノイド)46を通電状態として、ロック部材42をロック受部44に係止させる制御を行うことによって、扉体3が施錠される。一方、加熱手段30による加熱が停止して、T1[℃]<Tx[℃]となったときに、制御手段36は、駆動手段(ソレノイド)46を非通電状態として、ロック部材42をロック受部44から係止解除させる制御を行うことによって、扉体3が開錠される。
このように、インターロック機構40を備えることによって、消毒保管室10内を加熱する運転が行われている際に、誤って扉体3を開けて内部に触れてしまうことによる火傷等の事故を防止することが可能となる。したがって、本実施形態に係る加熱消毒保管装置1は、ユニットケア方式の介護施設あるいは保育園・託児所等において、共有スペースに安全に設置することが可能となる。
ここで、図2、3、5に示すように制御手段36およびインターロック機構40の駆動手段(ソレノイド)46は、消毒保管室10の天井部18の上部における装置正面側(扉体3のある側)に設けられる第1の機器収容室50内に配設されている。
さらに、消毒保管室10の天井部18の上部における装置背面側(加熱手段30のある側)には、第1の機器収容室50に隣接して第2の機器収容室52が設けられている。当該第2の機器収容室52内には、空気循環手段(ここでは、モータ駆動式ファン)28のモータ部等が配設されている。
隣接する第1の機器収容室50と第2の機器収容室52との間の区画壁51には、当該第1の機器収容室50と第2の機器収容室52とを相互に連通する連通口56が設けられている。なお、区画壁51は、例えば、内部にグラスウールを挟持したステンレス板によって構成されている。
第1の機器収容室50には、内部に空気を取り込む吸気口54と、取り込んだ空気を排気する排気口56とが設けられている。さらに、吸気口54から空気を取り込んで該第1の機器収容室50の内部を冷却して排気口56から排気を行う送風ファン59が設けられている(図5参照)。本実施形態においては、上記の連通口56が第1の機器収容室50における排気口56を構成している。なお、吸気口54には防塵フィルター(不図示)が取り付けられており、内部への塵埃の侵入が防止される。
一方、第2の機器収容室52には、内部に空気を取り込む吸気口56と、取り込んだ空気を排気する排気口58とが設けられている。本実施形態においては、上記の連通口56が第2の機器収容室52における吸気口56を構成している。
上記の構成によれば、送風ファン59を稼働させることによって、吸気口54から第1の機器収容室50内に外部の空気を取り込んで、当該第1の機器収容室50の内部を冷却して、排気口56から排気することができる。さらに、第1の機器収容室50の排気口56からの排気は、そのまま第2の機器収容室52の吸気口56からの吸気となるため、第2の機器収容室52内に当該排気が送り込まれて、当該第2の機器収容室52の内部を冷却して、排気口58から排気することができる。
したがって、相対的に熱に弱い制御手段36および駆動手段(ソレノイド)46を第1の機器収容室50内に配設して、相対的に温度の低い外気によって、効果的に冷却することが可能となる。相対的に熱に強い空気循環手段(モータ駆動式ファン)28のモータ部等を第2の機器収容室52内に配設して、第1の機器収容室50からの排気を再利用して、第2の機器収容室52に専用の送風手段を設けることなく、内部を冷却することが可能となる。このように一つの送風ファン59を設けるのみで、熱に弱い構成部材を優先的に冷却して保護を行いつつ、その他の機器に対しても冷却を行う機構が実現できる。すなわち、収容された機器の熱害からの保護と装置コストの削減が両立できる。
ここで、図2に示すように、第1の機器収容室50および第2の機器収容室52の上面部は、開口部を有しない一枚の天板60を用いて構成されている。本実施形態においては、同図のように、第1の機器収容室50および第2の機器収容室52の側面部を構成する側板62a、62bが天板60と直角をなして一体に連続する形状に形成されている。なお、第1の機器収容室50の吸気口54は側面部(ここでは、正面パネル62cの位置)に設けられている。また。第2の機器収容室の排気口58は、側面部(ここでは、側板62a、62bおよび背面パネル62dの位置)に設けられている。一例として、排気口58は、図9の断面図に示すように、ガラリ形状とすることによって、内部への水の浸入を防止することができる。なお、吸気口54についても同様である。
第1の機器収容室50および第2の機器収容室52の上面部が開口部を有しない一枚の天板60として形成されていることによって、例えば、洗浄後であって濡れたままの状態の食器等が収容された食器カゴを天板60上に載置することが可能となる。すなわち、天板60には開口部が無いため、水滴が天板上に落下しても、第1の機器収容室50および第2の機器収容室52内へ浸入して、内部の機器を故障・劣化等させるおそれが無い。このように、加熱消毒保管装置1を、テーブル代わりに用いることが可能となる点で、使い勝手が良く、共有スペースで用いられる装置として好適な構成である。
また、第1の機器収容室50には、内部の温度を検出する温度センサ(「第2の温度センサ」という)66が配設されている。温度センサ66は、第1の機器収容室50内の温度を検出して異常過熱が無いことを監視するために用いられる。
より具体的には、制御手段36は、温度センサ66より検出される検出温度T2[℃]が所定温度Ty[℃]を超えた状態となったとき、すなわち、T2[℃]>Ty[℃]となったときに、加熱手段30による消毒保管室10の加熱を停止する制御を行う。もしくは、本体部2にアラーム手段(不図示)を設けて、アラームを発生させる制御を行ってもよい。または、それら両方の制御を行ってもよい。これによれば、熱に弱い制御手段36および駆動手段(ソレノイド)46を熱害から確実に保護することが可能となる。
以上説明した通り、開示の加熱消毒保管装置によれば、運転中に内部に触れて火傷をしてしまうことの防止が可能となるため、ユニットケア方式の介護施設等において、共有スペースに安全に設置することが可能となる。また、簡素な構造でこれを実現しているため、装置コストの低減を図ることが可能となる。
なお、本考案は、以上説明した実施形態に限定されることなく、本考案を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、駆動手段(ソレノイド)に関して、非通電時に扉体の施錠を行うように動作させ、通電時に扉体の開錠を行うように動作させる構成としてもよい。
また、扉体の施錠条件に関して、装置の運転が行われているとき、例えば、加熱手段による加熱が行われているとき常に施錠を行う設定としてもよい。
1 加熱消毒保管装置
2 本体部
3 扉体
10 消毒保管室
14 空間
28 空気循環手段
30 加熱手段
32 温度センサ(第1の温度センサ)
36 制御手段
40 インターロック機構
42 ロック部材
44 ロック受部
46 駆動手段
50 第1の機器収容室
52 第2の機器収容室
54 第1の機器収容室の吸気口
56 連通口(第1の機器収容室の排気口、第2の機器収容室の吸気口)
58 第2の機器収容室の排気口
59 送風ファン
60 天板
66 温度センサ(第2の温度センサ)

Claims (6)

  1. 消毒保管室に収容された被消毒保管物を加熱して消毒する加熱消毒保管装置であって、
    前記消毒保管室および該消毒保管室の加熱手段を有する本体部と、
    前記本体部の前記消毒保管室を開閉する扉体と、
    前記扉体の施錠・開錠を行うインターロック機構と、を備え、
    前記インターロック機構は、前記本体部に設けられたロック部材と、前記扉体に設けられたロック受部と、前記本体部に設けられると共に該ロック部材に接続されて該ロック部材を該ロック受部に対して係止・係止解除させる駆動手段と、を有すること
    を特徴とする加熱消毒保管装置。
  2. 前記消毒保管室の内部の温度を検出する第1の温度センサと、
    少なくとも前記加熱手段および前記駆動手段の制御を行う制御手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記加熱手段による加熱が行われているときに、もしくは、前記第1の温度センサによる検出温度が所定温度を超えた状態のときに、前記扉体の施錠を行うように前記インターロック機構の前記駆動手段の制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の加熱消毒保管装置。
  3. 前記駆動手段および前記制御手段を収容する第1の機器収容室をさらに備え、
    前記第1の機器収容室は、内部に空気を取り込む吸気口と、取り込んだ空気を排気する排気口と、該吸気口から空気を取り込んで該第1の機器収容室の内部を冷却して該排気口から排気を行う送風ファンと、を有すること
    を特徴とする請求項2記載の加熱消毒保管装置。
  4. 前記第1の機器収容室に隣接する第2の機器収容室をさらに備え、
    前記第2の機器収容室は、内部に空気を取り込む吸気口と、取り込んだ空気を排気する排気口と、前記第1の機器収容室との間の区画壁に設けられて該第1の機器収容室に連通する連通口と、を有し、
    前記連通口が、前記第1の機器収容室の排気口となり、且つ、前記第2の機器収容室の吸気口となり、該第1の機器収容室からの排気が該第2の機器収容室の冷却に用いられること
    を特徴とする請求項3記載の加熱消毒保管装置。
  5. 前記第1の機器収容室および前記第2の機器収容室の上面部が開口部を有しない一枚の天板として形成され、
    前記第1の機器収容室の吸気口および前記第2の機器収容室の排気口は、それぞれ該第1の機器収容室の側面部および該第2の機器収容室の側面部に設けられていること
    を特徴とする請求項4記載の加熱消毒保管装置。
  6. 前記第1の機器収容室の内部の温度を検出する第2の温度センサをさらに備え、
    前記制御手段は、前記第2の温度センサによる検出温度が所定温度を超えた状態のときに、前記加熱手段による前記消毒保管室の加熱の停止もしくはアラーム手段によるアラームの発生の少なくとも一方を実行する制御を行うこと
    を特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の加熱消毒保管装置。
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