JP2021520861A - 識別方法、恒温無菌保存方法及び消毒容器 - Google Patents

Abstract

本発明は識別方法、恒温無菌保存方法及び消毒容器を開示し、消毒の技術分野に関し、該識別方法は、消毒完了後、被消毒物を予め設定された恒温温度に維持し、被消毒物の温度によって消毒されたか否かを識別する。該保存方法は、消毒容器の照明装置と加熱ダクトが低電力で動作するように制御し、消毒容器の物品収納室に少量の紫外線と少量の熱風を連続的に放出し、被消毒物を予め設定された恒温温度及び無菌状態に維持する。該消毒容器は前記識別方法及び恒温消毒方法を実行できる。本発明によれば、ユーザーが消毒されたか否かを正確に識別するのを補助できるだけでなく、使用前の被消毒物の再汚染を効果的に回避でき、また、いつでも被消毒物を取り出して使用しも、被消毒物が温かく、ユーザーに快適な体験をもたらすことができる。

Description

本発明は消毒の技術分野に関し、特に消毒容器に適用され、被消毒物が消毒されたか否かを識別する識別方法、消毒容器に適用される恒温無菌保存方法、及び消毒容器に関する。

生活水準の向上に伴い、人々は徐々に生活の質を重要視しつつある。消毒容器は、例えば食器、ベビー用品などの様々な生活用品を消毒し、人々にとって必須の器具となっている。消毒方式によると、一般的に紫外線、オゾン等がある。

これらの消毒容器はほとんど被消毒物上の細菌を効果的に殺し、消毒の目的を達成することができる。しかしながら、以下の欠陥がある。1、識別機能がない。食器、ベビー用品等の生活用品は消毒後直ちに使用されないことが多く、且つ人々の操作は油断しやすく、消毒容器をオンするのを忘れたならば、これらの生活用品を使用する時、気づくことができない。2、ユーザー体験が悪い。気温が低い場所では、人々、特に赤ちゃんはこれらの生活用品を使用する時、冷たいため不快感を覚えてしまう。3、使用前、再汚染しやすい。消毒後直ちに使用されないため、残留した細菌、又は環境中の細菌が繁殖してこれらの生活用品を再汚染してしまう。

本発明は、被消毒物が消毒されたか否かをユーザーが識別するのを補助する識別方法を提供することを第1目的とする。

本発明は、消毒容器の既存の構造によって恒温無菌保存を実現し、ユーザー体験を向上させ、使用前の被消毒物の再汚染を回避できる恒温無菌保存方法を提供することを第2目的とする。

本発明は、被消毒物が消毒されたか否かをユーザーが識別するのを補助し、及び/又は消毒容器の既存の構造によって恒温無菌保存を実現できる消毒容器を提供することを第3目的とする。

上記第1目的を達成するために、本発明は識別方法を提供し、当該識別方法は、消毒容器に適用され、被消毒物が消毒されたか否かを識別し、前記識別方法は、消毒完了後、前記消毒容器の加熱ダクトが低電力で動作するように制御し、前記消毒容器の物品収納室に少量の熱風を連続的に放出し、前記物品収納室内の被消毒物を予め設定された恒温温度に維持するステップを含み、前記恒温温度は前記被消毒物に人体が接触するときに温かいと感じ且つ不快感がないように設定される。

好ましくは、前記消毒容器は複数の異なる恒温温度が予め設定されており、前記識別方法では、前記消毒容器は、環境温度を取得し、環境温度に応じて適切な恒温温度を適応的に選択する。

好ましくは、前記識別方法では、消毒容器が環境温度を取得する方法として、前記物品収納室の室内温度を用いて推定する。

上記第2目的を達成するために、本発明は恒温無菌保存方法を提供し、当該恒温無菌保存方法は、消毒容器に適用され、前記恒温無菌保存方法は、恒温無菌保存命令を送信すると、前記消毒容器は、消毒容器の照明装置と加熱ダクトが低電力で動作するように制御し、消毒容器の物品収納室に少量の紫外線と少量の熱風を連続的に放出し、前記物品収納室内の被消毒物を予め設定された恒温温度及び無菌状態に維持するステップを実行し、前記恒温温度は前記被消毒物に人体が接触するときに温かいと感じ且つ不快感がないように設定されるステップを含む。

好ましくは、前記消毒容器は複数の異なる恒温温度が予め設定されており、前記恒温無菌保存方法では、前記消毒容器は、環境温度を取得し、環境温度に応じて適切な恒温温度を適応的に選択する。

好ましくは、消毒容器が環境温度を取得する方法として、前記物品収納室の室内温度を用いて推定する。

上記第3目的を達成するために、本発明は消毒容器を提供し、当該消毒容器は、被消毒物を収納する物品収納室と、前記物品収納室に消毒媒体を放出する照明装置と、前記物品収納室に熱風を放出する加熱ダクトと、それぞれ前記照明装置と前記加熱ダクトに電気的に接続されるマイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサが実行可能なコンピュータ可読プログラムを記憶するメモリと、を備え、前記コンピュータ可読プログラムが前記マイクロプロセッサに実行されると、前記消毒容器は上記識別方法のステップを実行し、及び/又は上記恒温無菌保存方法のステップを実行する。

好ましくは、前記消毒容器はポータブル紫外線消毒容器である。

好ましくは、前記加熱ダクトは内部循環式加熱ダクトである。

好ましくは、前記加熱ダクトの電気発熱体は抵抗線と、くり抜き部を有するシート状の骨格とを備え、前記抵抗線は前記骨格に疎巻きされ、且つ前記くり抜き部に網状構造が形成される。

従来技術に比べて、本発明は少なくとも以下の有益な効果を有する。

該識別方法は消毒されたか否かを温度によって識別することで、ユーザーが消毒されたか否かを正確に識別することを補助することができるだけでなく、被消毒物を使用する時、その温度が快適な体験をもたらすことができる。特に寒い環境に使用する場合、この快適な体験はより一層顕著になる。

本発明は消毒容器における恒温無菌保存を革新的に提案し、使用前の被消毒物の再汚染を効果的に回避できるだけでなく、いつでも被消毒物を取り出し使用しても被消毒物が温かく、ユーザーに快適な体験をもたらすことができ、特に寒い環境に使用する場合、この快適な体験はより一層顕著になる。また、該恒温無菌保存方法は消毒容器の既存の構造によって実現され、コストが低い。

図1は識別方法のフローチャートである。 図2は恒温無菌保存方法のフローチャートである。 図3は消毒容器の物品収納室、照明装置及び加熱ダクトの構成模式図である。 図4は加熱ダクトにおけるファン及び空気通路の模式図である。 図5は電気発熱体の構成模式図である。

以下、図面及び実施例を参照して本発明をさらに説明する。

本識別方法は、消毒容器に適用され、被消毒物が消毒されたか否かを識別する。

図1に示すように、本識別方法は、消毒完了後、前記消毒容器の加熱ダクトが低電力で動作するように制御し、前記消毒容器の物品収納室に少量の熱風を連続的に放出し、前記物品収納室内の被消毒物を予め設定された恒温温度に維持するステップを含み、前記恒温温度は前記被消毒物に人体が接触するときに温かいと感じ且つ不快感がないように設定される。

ユーザーが消毒容器から被消毒物を取り出して使用する時、温かいと感じると、該被消毒物が消毒されたことを示し、温かいと感じないと、該被消毒物が消毒されていないことを示す。このように、油断して消毒容器をオンするのを忘れたため消毒されていない物品を使用することを回避できる。

該識別方法は、消毒されたか否かを温度によって識別することで、ユーザーが消毒されたか否かを正確に識別することを補助することができるだけでなく、被消毒物を使用する時、その温度が快適な体験をもたらすことができる。

好ましい実施形態として、前記消毒容器は35℃及び38℃の2つの恒温温度が予め設定されており、前記識別方法では、前記消毒容器は、環境温度を取得し、環境温度に応じて適切な恒温温度を適応的に選択する。具体的には、環境温度が15℃未満の場合、35℃の恒温温度を選択し、環境温度が15℃以上の場合、38℃の恒温温度を選択する。複数の恒温温度が異なる環境温度に対応することで、上記利点を保持するとともに、効果的にエネルギーを節約できる。なお、恒温温度は2種類に限定されず、上記指定した具体的な温度にも限定されず、本発明における恒温温度の設定ルールに従って、実際の必要に応じて柔軟に設定できる。

さらに、前記識別方法では、消毒容器が環境温度を取得する方法として、前記物品収納室の室内温度を用いて推定する。このように、環境温度を検出する温度センサを別途取り付けずに済むことで、回路を簡素化し、コストを削減させることができる。推定方法は予め実験によって取得された「室内温度-環境温度対応テーブル」によって環境温度を取得してもよく、例えば、室内温度から1つの定数を減算するなどの関連演算方法によって環境温度を取得してもよく、具体的な定数は事前の実験統計により取得される。

ここでの室内温度は消毒前後の被消毒物の乾燥処理中の任意の時点での室内温度であってもよい。

図2に示すように、本恒温無菌保存方法は、消毒容器に適用されており、恒温無菌保存命令を送信すると、前記消毒容器は、消毒容器の照明装置と加熱ダクトが低電力で動作するように制御し、消毒容器の物品収納室に少量の紫外線と少量の熱風を連続的に放出し、前記物品収納室内の被消毒物を予め設定された恒温温度及び無菌状態に維持するステップを実行し、前記恒温温度は前記被消毒物に人体が接触するときに温かいと感じ且つ不快感がないように設定されるステップを含む。

恒温無菌保存命令はユーザーから消毒容器の制御ボタンによって手動で送信されてもよく、例えばリモコン又はスマートフォンのアプリケーションソフトウェアのような遠隔制御方式によって送信されてもよく、消毒、乾燥完了後に消毒容器におけるプログラムにより自動的に送信されてもよい。

消毒容器は該恒温無菌保存方法を使用すると、ユーザーがいつでも被消毒物を取り出して使用しても被消毒物が温かく、ユーザーに快適な体験をもたらすことができ、特に寒い環境に使用する場合、この快適な体験はより一層顕著になる。且つ、いつでも被消毒物を取り出し使用しても被消毒物が無菌である。また、該方法は、新たな構造を追加せずに電力を低減させて消毒容器の既存の照明装置と加熱ダクトを動作させることで、コストが低い利点を有する。電力を低減させて動作する方法は駆動信号のパルス幅、周波数等を調整することで実現されてもよい。電力調整方法について、従来の技術的手段であるため、ここで詳細説明を省略する。

好ましい実施形態として、前記消毒容器は35℃及び38℃の2つの恒温温度が予め設定されており、前記恒温無菌保存方法では、前記消毒容器は、環境温度を取得し、環境温度に応じて適切な恒温温度を適応的に選択する。具体的には、環境温度が15℃未満の場合、35℃の恒温温度を選択し、環境温度が15℃以上の場合、38℃の恒温温度を選択する。複数の恒温温度が異なる環境温度に対応することで、上記利点を保持するとともに、効果的にエネルギーを節約できる。なお、恒温温度は2種類に限定されず、上記指定した具体的な温度にも限定されず、本発明における恒温温度の設定ルールに従って、実際の必要に応じて柔軟に設定できる。

さらに、前記恒温無菌保存方法では、消毒容器が環境温度を取得する方法として、前記物品収納室の室内温度を用いて推定する。このように、環境温度を検出する温度センサを別途取り付けずに済むことで、回路を簡素化し、コストを削減させることができる。推定方法は予め実験によって取得された「室内温度-環境温度対応テーブル」によって環境温度を取得してもよく、例えば、室内温度から1つの定数を減算するなどの関連演算方法によって環境温度を取得してもよく、具体的な定数は事前の実験統計により取得される。

ここでの室内温度は消毒前後の被消毒物の乾燥処理中の任意の時点での室内温度であってもよい。

図3、図4に示すように、本紫外線消毒容器は、被消毒物を収納する物品収納室1と、前記物品収納室1の壁に設置され、前記物品収納室1に紫外線（消毒媒体）を放出する照明装置6と、前記物品収納室1の壁に設置され、前記物品収納室1に熱風を放出する加熱ダクトと、を備える。

前記加熱ダクトは内部循環式加熱ダクトであり、前記内部循環式加熱ダクトは、前記物品収納室1と、前記物品収納室1の壁に設けられ、前記物品収納室1と連通する吹出口3と、前記物品収納室1の壁に設けられ、前記物品収納室1と連通する吸込み口2と、前記物品収納室1の壁の内部に設置され、前記吹出口3及び前記吸込み口2と連通する空気通路7と、前記空気通路7内に取り付けられるファン7’及び電気発熱体8（図4参照）と、を備え、前記物品収納室1から順に前記吸込み口2、前記空気通路7、前記ファン7’及び電気発熱体8、前記吹出口3を経由して前記物品収納室1に戻り、内部循環式加熱ダクトを形成する。このようにして、乾燥時、環境空気の導入がなく、循環空気が熱空気であり、少ないエネルギーだけで空気を所要の温度まで加熱でき、乾燥によって消費されるエネルギーを節約できる。

本紫外線消毒容器は、それぞれ前記照明装置と前記加熱ダクトに電気的に接続されるマイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサが実行可能なコンピュータ可読プログラムを記憶するメモリと、をさらに備え、前記コンピュータ可読プログラムが前記マイクロプロセッサに実行されると、前記消毒容器は上記識別方法のステップを実行し、及び/又は上記恒温無菌保存方法のステップを実行する。前記メモリは前記マイクロプロセッサのオンチップメモリであってもよく、外部の独立メモリであってもよい。

このようにして、消毒容器は識別機能、及び/又は恒温無菌保存機能を備える。

本消毒容器はポータブル紫外線消毒容器であり、家庭用だけでなく、職場や外出時にも使用できる。その消毒容器本体4に取っ手5が設置されている。

さらに、図5に示すように、前記加熱ダクトの電気発熱体8は抵抗線10と、くり抜き部11を有するシート状の骨格9とを備え、前記抵抗線10が前記骨格9に疎巻きされ、前記くり抜き部11に網状構造が形成される。このような電気発熱体を用いると、容易にファン7’の端部に固定でき、電気発熱体の取り付けが非常に容易である。また、空気が前記網状構造を通過可能であることで、空気と電気発熱体との接触面積を効果的に増加させ、流動空気を素早く効率的に加熱できる。

以上、具体的な実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、これらの詳細な説明は当業者が本発明の内容を理解するためのものに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。当業者が本発明の発想を逸脱せずに上記技術案に対して行う種々の修飾、同等置換等はすべて本発明の保護範囲内に含まれる。

1、物品収納室；2、吸込み口；3、吹出口；4、消毒容器本体；5、取っ手；6、照明装置（紫外線LED）;7、空気通路；7’、ファン；8、電気発熱体；9、骨格；10、抵抗線；11、くり抜き部。

Claims (15)

1. 消毒容器に適用され、被消毒物が消毒されたか否かを識別する識別方法であって、
   消毒完了後、前記消毒容器の加熱ダクトが低電力で動作するように制御し、前記消毒容器の物品収納室に少量の熱風を連続的に放出し、前記物品収納室内の被消毒物を予め設定された恒温温度に維持するステップを含み、前記恒温温度は前記被消毒物に人体が接触するときに温かいと感じ且つ不快感がないように設定されることを特徴とする識別方法。
2. 前記消毒容器は複数の異なる恒温温度が予め設定されており、前記識別方法では、前記消毒容器は、環境温度を取得し、環境温度に応じて適切な恒温温度を適応的に選択することを特徴とする請求項1に記載の識別方法。
3. 前記識別方法では、消毒容器が環境温度を取得する方法として、前記物品収納室の室内温度を用いて推定することを特徴とする請求項1に記載の識別方法。
4. 消毒容器に適用される恒温無菌保存方法であって、
   恒温無菌保存命令を送信すると、前記消毒容器は、消毒容器の照明装置と加熱ダクトが低電力で動作するように制御し、消毒容器の物品収納室に少量の紫外線と少量の熱風を連続的に放出し、前記物品収納室内の被消毒物を予め設定された恒温温度及び無菌状態に維持するステップを実行し、前記恒温温度は前記被消毒物に人体が接触するときに温かいと感じ且つ不快感がないように設定されるステップを含むことを特徴とする恒温無菌保存方法。
5. 前記消毒容器は複数の異なる恒温温度が予め設定されており、前記恒温無菌保存方法では、前記消毒容器は、環境温度を取得し、環境温度に応じて適切な恒温温度を適応的に選択することを特徴とする請求項4に記載の恒温無菌保存方法。
6. 消毒容器が環境温度を取得する方法として、前記物品収納室の室内温度を用いて推定することを特徴とする請求項4に記載の恒温無菌保存方法。
7. 被消毒物を収納する物品収納室と、
   前記物品収納室に消毒媒体を放出する照明装置と、
   前記物品収納室に熱風を放出する加熱ダクトと、
   それぞれ前記照明装置と前記加熱ダクトに電気的に接続されるマイクロプロセッサと、
   前記マイクロプロセッサが実行可能なコンピュータ可読プログラムを記憶するメモリと、を備える消毒容器であって、
   前記コンピュータ可読プログラムが前記マイクロプロセッサに実行されると、前記消毒容器は請求項1に記載の識別方法のステップを実行することを特徴とする消毒容器。
8. 前記加熱ダクトは内部循環式加熱ダクトであり、前記加熱ダクトの電気発熱体は抵抗線と、くり抜き部を有するシート状の骨格とを備え、前記抵抗線は前記骨格に疎巻きされ、且つ前記くり抜き部に網状構造が形成されることを特徴とする請求項7に記載の消毒容器。
9. 前記消毒容器はポータブル紫外線消毒容器であることを特徴とする請求項7に記載の消毒容器。
10. 被消毒物を収納する物品収納室と、
    前記物品収納室に消毒媒体を放出する照明装置と、
    前記物品収納室に熱風を放出する加熱ダクトと、
    それぞれ前記照明装置と前記加熱ダクトに電気的に接続されるマイクロプロセッサと、
    前記マイクロプロセッサが実行可能なコンピュータ可読プログラムを記憶するメモリと、を備える消毒容器であって、
    前記コンピュータ可読プログラムが前記マイクロプロセッサに実行されると、前記消毒容器は請求項4に記載の恒温無菌保存方法のステップを実行することを特徴とする消毒容器。
11. 前記加熱ダクトは内部循環式加熱ダクトであり、前記加熱ダクトの電気発熱体は抵抗線と、くり抜き部を有するシート状の骨格とを備え、前記抵抗線は前記骨格に疎巻きされ、且つ前記くり抜き部に網状構造が形成されることを特徴とする請求項10に記載の消毒容器。
12. 前記消毒容器はポータブル紫外線消毒容器であることを特徴とする請求項10に記載の消毒容器。
13. 被消毒物を収納する物品収納室と、
    前記物品収納室に消毒媒体を放出する照明装置と、
    前記物品収納室に熱風を放出する加熱ダクトと、
    それぞれ前記照明装置と前記加熱ダクトに電気的に接続されるマイクロプロセッサと、
    前記マイクロプロセッサが実行可能なコンピュータ可読プログラムを記憶するメモリと、を備える消毒容器であって、
    前記コンピュータ可読プログラムが前記マイクロプロセッサに実行されると、前記消毒容器は請求項1に記載の識別方法のステップと請求項4に記載の恒温無菌保存方法のステップを実行することを特徴とする消毒容器。
14. 前記加熱ダクトは内部循環式加熱ダクトであり、前記加熱ダクトの電気発熱体は抵抗線と、くり抜き部を有するシート状の骨格とを備え、前記抵抗線は前記骨格に疎巻きされ、且つ前記くり抜き部に網状構造が形成されることを特徴とする請求項13に記載の消毒容器。
15. 前記消毒容器はポータブル紫外線消毒容器であることを特徴とする請求項13に記載の消毒容器。
    

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