JP2018129987A - プロテクタ、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

プロテクタ、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】組み付け作業性を向上することができるプロテクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスWHに適用されるプロテクタ1は、第1方向D1に沿って形成され導電性の主配索材W1を挿通可能である主空間部11を有する本体部10と、主空間部11と連通し主配索材W1から分岐した可動分岐配索材W3を挿通可能である可動分岐空間部35を有する可動分岐部31と、可動分岐空間部35に挿通された可動分岐配索材W3を可動分岐部31に保持可能である保持部32と、本体部10に対して、可動分岐部31を、可動分岐空間部35が第2方向に沿う配索位置と、可動分岐空間部35が第3方向D3に沿う使用位置とに回動可能に支持する回動支持部33と、可動分岐部31を使用位置で本体部10に固定可能である固定部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロテクタ、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両等に搭載されるワイヤハーネスの従来のプロテクタとして、例えば、特許文献1には、電線群において複数方向に曲がって配索された部分を保護するプロテクタが開示されている。このプロテクタは、第1の曲がり部用保護部と、第2の曲がり部用保護部と、第1の蓋部と、第2の蓋部と、第1の係止部と、第2の係止部とを備える。第1の曲がり部用保護部は、電線群において水平方向に曲がる第1の曲がり部を保護する。第2の曲がり部用保護部は、第1の曲がり部用保護部から一体に延びていて、電線群において下方向に曲がる第2の曲がり部を保護する。第1の蓋部は、第1の曲がり部用保護部の開放面を閉じる。第2の蓋部は、第2の曲がり部用保護部の開放面を閉じる。第1の係止部は、第1の曲がり部用保護部の他端部に設けられ、電線群を保護する第1のコルゲートチューブの一端部または電線群を位置決めする。そして、第1の蓋部は、ヒンジ部を介して第1の曲がり部用保護部の側面上縁部に一体連結され、かつ閉蓋時に第1の曲がり部用保護部との相互間に設けられる第1の蓋閉じ手段でロックされる。第2の蓋部は、第1の蓋部に対し折れ曲がり可能に第1の蓋部と同一平面に展開された一体形状であって、かつ第1の蓋部の閉蓋後に下方向に曲げられて第2の曲がり部用保護部に対し閉蓋状態となる。そして、第2の蓋部は、第2の曲がり部用保護部との相互間に設けられる第2の蓋閉じ手段でロックされる。第2の係止部は、 第2の蓋部の第1の蓋部との連結側と反対側の端部に設けられる。第2の係止部は、第1の曲がり部用保護部に収容される電線群を保護する第2のコルゲートチューブの一端部または電線群を位置決めする。
特開2016−119740号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のプロテクタは、例えば、組み付け作業性の向上の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、組み付け作業性を向上することができるプロテクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、第1方向に沿って形成され導電性の主配索材を挿通可能である主空間部を有する本体部と、前記主空間部と連通し前記主配索材から分岐した可動分岐配索材を挿通可能である可動分岐空間部を有する可動分岐部と、前記可動分岐空間部に挿通された前記可動分岐配索材を前記可動分岐部に保持可能である保持部と、前記本体部に対して、前記可動分岐部を、前記可動分岐空間部が前記第1方向とは異なる第2方向に沿う配索位置と、前記可動分岐空間部が前記第1方向及び前記第2方向とは異なる第3方向に沿う使用位置とに回動可能に支持する回動支持部と、前記可動分岐部を前記使用位置で前記本体部に固定可能である固定部とを備えることを特徴とする。
また、上記プロテクタでは、前記主空間部と連通し前記主配索材から分岐した固定分岐配索材を挿通可能である固定分岐空間部を有し、前記固定分岐空間部が前記第1方向及び前記第2方向に沿った仮想平面に沿う位置で前記本体部に固定された固定分岐部を備えるものとすることができる。
また、上記プロテクタでは、前記保持部は、前記可動分岐部に対して、前記可動分岐空間部の少なくとも一部を開放した開放位置と、前記可動分岐空間部の前記一部を閉鎖し前記可動分岐配索材を当該可動分岐配索材の外装材と共に前記可動分岐部に保持する閉鎖位置とに回動可能に支持される回動カバーを有するものとすることができる。
また、上記プロテクタでは、前記可動分岐部は、前記可動分岐配索材が前記可動分岐空間部に挿通され前記保持部によって前記可動分岐部に保持された状態で、前記使用位置で前記固定部を介して前記本体部に固定されているものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性の主配索材と、前記主配索材から分岐した可動分岐配索材と、前記主配索材、及び、前記可動分岐配索材に装着され、当該主配索材、及び、当該可動分岐配索材を保護するプロテクタとを備え、前記プロテクタは、第1方向に沿って前記主配索材が挿通された本体部と、前記可動分岐配索材が挿通された可動分岐部と、前記可動分岐部に挿通された前記可動分岐配索材を当該可動分岐部に保持する保持部と、前記本体部に対して、前記可動分岐部を、前記可動分岐配索材が前記第1方向とは異なる第2方向に沿う配索位置と、前記可動分岐配索材が前記第1方向及び前記第2方向とは異なる第3方向に沿う使用位置とに回動可能に支持する回動支持部と、前記可動分岐部を前記使用位置で前記本体部に固定可能である固定部とを備え、前記可動分岐部は、前記可動分岐配索材が前記可動分岐部に挿通され前記保持部によって当該可動分岐部に保持された状態で、前記使用位置で前記固定部を介して前記本体部に固定されていることを特徴とする。
本発明に係るプロテクタ、及び、ワイヤハーネスは、可動分岐部が配索位置にある状態で、主配索材を本体部に第1方向に沿って挿通させると共に、可動分岐配索材を可動分岐部に第2方向に沿って挿通させることができる。そして、プロテクタは、可動分岐部が配索位置にある状態で、保持部によって可動分岐配索材を可動分岐部に保持することができる。その後、プロテクタは、可動分岐配索材が可動分岐部に挿通され保持部によって保持された状態で、可動分岐部全体と可動分岐配索材とを一体で回動支持部を介して使用位置に回動させることができる。そして、プロテクタは、固定部によって可動分岐部を使用位置で本体部に固定することで、可動分岐部と共に可動分岐配索材が第3方向に沿った状態で維持、固定することができる。この結果、プロテクタ、ワイヤハーネスは、組み付け作業性を向上することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るプロテクタの概略構成を表す分解斜視図である。 図2は、実施形態に係るプロテクタの本体部、固定配索部、可動配索部の概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係るプロテクタの可動配索部の概略構成を表す部分分解斜視図である。 図4は、実施形態に係るプロテクタの可動配索部の概略構成を表す部分斜視図である。 図5は、実施形態に係るプロテクタの可動配索部の概略構成を表す部分断面斜視図である。 図6は、実施形態に係るプロテクタの可動配索部の概略構成を表す部分斜視図である。 図7は、実施形態に係るプロテクタの可動配索部の概略構成を表す部分断面斜視図である。 図8は、実施形態に係るプロテクタの可動配索部の概略構成を表す部分斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下で説明する各図において、当該各図をわかり易くするため、図1、図6、図8は、配索材を二点鎖線で省略して図示すると共に外装材を部分的に図示している。また、図3は、配索材の図示を省略する一方、外装材を部分的に図示している。他図は、これら配索材、外装材の図示自体を省略している。また、図1、図7、図8は、可動分岐部が使用位置にある状態を表し、図2、図3、図4、図5、図6は、可動分岐部が配索位置にある状態を表す。
[実施形態]
図1に示すプロテクタ1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWHに組み込まれ、導電性の配索材Wに外装され当該配索材Wを保護するものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性の配索材Wと、内部に配索材Wが挿通される外装材Cと、配索材Wに装着され当該配索材Wを保護するプロテクタ1とを備える。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性の棒状部材の外側を絶縁性の被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性の金属素線からなる導体部(芯線)の外側を絶縁性の被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。外装材Cは、内部に配索材Wが挿通されることで配索材Wに外装され当該配索材Wの外周側を覆い当該配索材Wを保護するものである。外装材Cは、例えば、絶縁性の樹脂材料によって可撓性を有する略円筒状に形成され外表面が蛇腹形状をなすコルゲートチューブである。外装材Cは、端部がプロテクタ1に保持される。そして、本実施形態の配索材Wは、主配索材W1、当該主配索材W1から分岐した固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3を含んで構成される。主配索材W1は、幹線となるメインの配索材Wであり、線状に延在して形成される。固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3は、主配索材W1の中腹位置から分岐した枝線となる配索材Wであり、線状に延在して形成される。プロテクタ1は、主配索材W1、固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3に装着され、当該主配索材W1、固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3を保護する。本実施形態のワイヤハーネスWHは、主配索材W1、固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3を含んで構成される配索材Wに組み付けられるプロテクタ1において、固定分岐配索材W2が固定配索部20に配索される一方、可動分岐配索材W3が可動配索部30に配索される。この構成により、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、組み付け作業性の向上を図ったものである。以下、各図を参照してプロテクタ1の構成について詳細に説明する。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、固定具、コネクタ等を含んで構成されてもよい。
具体的には、プロテクタ1は、図1、図2に示すように、本体部10と、固定配索部20と、可動配索部30と、カバー40とを備える。プロテクタ1は、本体部10に主配索材W1が配索され、固定配索部20に固定分岐配索材W2が配索され、可動配索部30に可動分岐配索材W3が配索された状態で、本体部10、及び、可動配索部30を覆うようにカバー40が組み付けられる。本実施形態のプロテクタ1は、固定配索部20を2つ、可動配索部30を1つ備える。プロテクタ1は、本体部10、固定配索部20、及び、可動配索部30が絶縁性の樹脂材料によって一体で形成されプロテクタ本体を構成する一方、カバー40がこれらプロテクタ本体とは別体で絶縁性の樹脂材料によって形成される。
本体部10は、図1、図2に示すように、内部に第1方向D1に沿って主配索材W1が配索される部分である。本体部10は、主空間部11、及び、保持部12を有し、これらが一体で形成される。本体部10は、一対の側壁部10a、10bと、底部10cとを含んで構成され、これらが一体となって略樋形状に形成され、主空間部11を構成する。本体部10は、この他、側壁部10a、10b、底部10cに様々なリブ部や凹凸部も形成されている。
主空間部11は、第1方向D1に沿って形成され導電性の主配索材W1を挿通可能な空間部である。主空間部11は、一対の側壁部10a、10b、及び、底部10cによって構成される。一対の側壁部10a、10bは、本体部10の内部空間部を区画するための壁体である。底部10cは、本体部10の内部空間部を区画するための底体である。一対の側壁部10a、10b、及び、底部10cは、第1方向D1に沿って略直線状に延在して形成される。一対の側壁部10a、10bは、板状に形成され、第1方向D1と交差する方向に対して互いに間隔をあけて対向する。底部10cは、板状に形成され、一対の側壁部10a、10bの間に介在し、当該一対の側壁部10a、10bの第1方向D1に沿った一方の端部を相互に連結する。言い換えれば、一対の側壁部10a、10bは、底部10cの第1方向D1と交差する方向の両端部からそれぞれ突出するように立設されて形成される。本体部10は、一対の側壁部10a、10b、及び、底部10cによって囲われた内部空間部が主空間部11を構成する。つまり、主空間部11は、当該一対の側壁部10a、10b、及び、底部10cによって区画される。本体部10は、主空間部11の第1方向D1の両端部、及び、底部10cと対向する面が開口する。つまり、主空間部11は、第1方向D1に沿って両端部が外部と連通されると共に底部10cと対向する面が外部と連通される。本体部10の主空間部11は、主配索材W1が第1方向D1に沿って一方の開口から他方の開口まで略直線状に挿通される。つまり、本体部10は、主空間部11に第1方向D1に沿って主配索材W1が挿通されることで、当該主配索材W1に外装され、一対の側壁部10a、10b、及び、底部10cによって当該主配索材W1を保護する。また、本体部10は、主空間部11への主配索材W1の配索後に主空間部11の底部10cと対向する開口が後述するカバー40によって閉鎖される。
保持部12は、本体部10の主空間部11に挿通された主配索材W1を本体部10に保持可能な部分である。ここでは、保持部12は、第1保持部12Aと、第2保持部12Bと、第3保持部12Cとを含んで構成される。第1保持部12Aは、本体部10の第1方向D1の一方の端部に設けられる。第2保持部12Bは、本体部10の第1方向D1の中腹部に設けられる。第3保持部12Cは、本体部10の第1方向D1の他方の端部に設けられる。第1保持部12Aと第2保持部12Bとは、それぞれ回動カバー13を有する。各回動カバー13は、本体部10の側壁部10aに対して開放位置と閉鎖位置とに回動可能に支持される。回動カバー13の開放位置は、本体部10の主空間部11の一部を開放した位置である。一方、回動カバー13の閉鎖位置は、本体部10の主空間部11の当該一部を閉鎖し主配索材W1を本体部10の主空間部11内に保持する位置である。各回動カバー13は、例えば、ヒンジ部13a等を介して本体部10の側壁部10aに連結される。ヒンジ部13aは、第1方向D1に沿った回動軸線を構成し、回動カバー13全体を側壁部10aに対して当該回動軸線周りに回動可能に支持する。また、各回動カバー13は、係止爪部13b等を含んで構成され、当該係止爪部13bが閉鎖位置にて本体部10の側壁部10bに係止されることで主空間部11内に主配索材W1を保持した状態で維持される。各回動カバー13は、閉鎖位置に係止された状態で主空間部11の底部10cと対向する面の開口の一部を閉鎖する。一方、第3保持部12Cは、後述するカバー40の一部によって主配索材W1を本体部10の主空間部11内に保持する。つまり、第3保持部12Cは、カバー40の一部が兼用される。第3保持部12Cは、カバー40によって主空間部11の底部10cと対向する開口が閉鎖された状態で当該カバー40によって主配索材W1を本体部10の主空間部11内に保持する。さらにここでは、第1保持部12Aと第3保持部12Cとは、外装材Cの端部を保持する外装保持部としても兼用される。第1保持部12A、第3保持部12Cは、回動カバー13、カバー40それぞれの該当する部分(すなわち、第1方向D1の端部)において、主空間部11側の内壁面に複数の保持リブ部12aが形成されている。また、側壁部10a、10b、底部10cは、閉鎖位置にある回動カバー13、カバー40と対向する部分(すなわち、第1方向D1の両端部)において、主空間部11側の内壁面に複数の保持リブ部12aが形成されている。各保持リブ部12aは、外装材Cの外周形状に応じた曲面状に形成され、当該外装材Cの外表面に形成された凹凸部に噛み込んで当該外装材Cを保持するものである。第1保持部12A、第3保持部12Cは、各保持リブ部12aを介して主配索材W1を当該主配索材W1の外装材Cと共に本体部10に保持する。
固定配索部20は、図1、図2に示すように、内部に第1方向D1とは異なる第4方向D4(第2方向D2、第3方向D3については後述する。)に沿って固定分岐配索材W2が配索される部分である。ここでは、固定配索部20は、第1方向D1に対して、第2保持部12Bと第3保持部12Cとの間に2つ設けられる。ここでは、2つの固定配索部20は、形状等が若干異なるものの、基本的には相互にほぼ同様の構成であるので、以下では、特に断りのない限り、2つの固定配索部20を共通で説明する。固定配索部20は、固定分岐部21と、保持部22とを備え、これらが一体で形成される。
固定分岐部21は、固定分岐空間部23を有する。固定分岐部21は、一対の側壁部20a、20bと、底部20cとを含んで構成され、これらが一体となって略樋形状に形成され、固定分岐空間部23を構成する。固定分岐部21は、この他、側壁部20a、20b、底部20cに様々なリブ部や凹凸部も形成されている。固定分岐空間部23は、主空間部11と連通し第1方向D1と交差する第4方向D4に沿って形成され主配索材W1から分岐した固定分岐配索材W2を挿通可能な空間部である。固定分岐空間部23は、一対の側壁部20a、20b、及び、底部20cによって構成される。一対の側壁部20a、20bは、固定分岐部21の内部空間部を区画するための壁体である。底部20cは、固定分岐部21の内部空間部を区画するための底体である。一対の側壁部20a、20b、及び、底部20cは、第4方向D4に沿って略直線状に延在して形成される。一対の側壁部20a、20bは、板状に形成され、第4方向D4と交差する方向に対して互いに間隔をあけて対向する。底部20cは、板状に形成され、一対の側壁部20a、20bの間に介在し、当該一対の側壁部20a、20bの第4方向D4に沿った一方の端部を相互に連結する。言い換えれば、一対の側壁部20a、20bは、底部20cの第4方向D4と交差する方向の両端部からそれぞれ突出するように立設されて形成される。固定分岐部21は、一対の側壁部20a、20b、及び、底部20cによって囲われた内部空間部が固定分岐空間部23を構成する。つまり、固定分岐空間部23は、当該一対の側壁部20a、20b、及び、底部20cによって区画される。固定分岐部21は、固定分岐空間部23の第4方向D4の両端部、及び、底部20cと対向する面が開口する。つまり、固定分岐空間部23は、第4方向D4に沿って一方の端部が主空間部11と連通され他方の端部が外部と連通されると共に底部20cと対向する面が外部と連通される。固定分岐部21は、一対の側壁部20a、20b、及び、底部20cの主空間部11側の端部がそれぞれ側壁部10b、底部10cに接続されることで本体部10に固定される。固定分岐部21の固定分岐空間部23は、主配索材W1から分岐した固定分岐配索材W2が第4方向D4に沿って主空間部11側から外部まで略直線状に挿通される。固定分岐部21は、固定分岐空間部23が第4方向D4に沿い、固定分岐空間部23に挿通された固定分岐配索材W2が第4方向D4に沿う位置で本体部10に固定される。つまり、固定分岐部21は、固定分岐空間部23に第4方向D4に沿って固定分岐配索材W2が挿通されることで、当該固定分岐配索材W2に外装され、一対の側壁部20a、20b、及び、底部20cによって当該固定分岐配索材W2を保護する。ここでは、固定分岐部21は、固定分岐空間部23に第4方向D4と交差する方向に沿って間隔をあけて2つの固定分岐配索材W2が挿通される。なお、第4方向D4については、後で詳細に説明する。
保持部22は、固定分岐部21の固定分岐空間部23に挿通された固定分岐配索材W2を固定分岐部21に保持可能な部分である。本実施形態の保持部22は、回動カバー24を有する。回動カバー24は、本体部10の側壁部10aに対して開放位置と閉鎖位置とに回動可能に支持される。回動カバー24の開放位置は、固定分岐部21の固定分岐空間部23の一部を開放した位置である。一方、回動カバー24の閉鎖位置は、固定分岐部21の固定分岐空間部23の当該一部を閉鎖し固定分岐配索材W2を固定分岐部21の固定分岐空間部23内に保持する位置である。回動カバー24は、例えば、ヒンジ部24a等を介して本体部10の側壁部10aにおいて固定分岐部21と対向する部分に連結される。ヒンジ部24aは、第1方向D1に沿った回動軸線を構成し、回動カバー24全体を側壁部10aに対して当該回動軸線周りに回動可能に支持する。また、回動カバー24は、一対の係止爪部24b等を含んで構成され、当該各係止爪部24bが閉鎖位置にてそれぞれ固定分岐部21の側壁部20a、20bに係止されることで固定分岐空間部23内に固定分岐配索材W2を保持した状態で維持される。回動カバー24は、閉鎖位置に係止された状態で固定分岐空間部23の底部20cと対向する面の開口を閉鎖する。またここでは、回動カバー24は、閉鎖位置に係止された状態で、ヒンジ部24a側の基端部によって、主空間部11の底部10cと対向する面の開口の一部も閉鎖する。つまりここでは、回動カバー24は、その一部が主空間部11の底部10cと対向する面の開口の一部を閉鎖し主配索材W1を本体部10の主空間部11内に保持する部分として機能する。また、保持部22は、外装材Cの端部を保持する外装保持部としても兼用される。保持部22は、閉鎖位置にある状態の回動カバー24における第4方向D4の端部(主空間部11側とは反対側の端部)において、固定分岐空間部23側の内壁面に複数の保持リブ部22aが形成されている。また、側壁部20a、20b、底部20cは、閉鎖位置にある回動カバー24と対向する部分において、固定分岐空間部23側の内壁面に複数の保持リブ部22aが形成されている。各保持リブ部22aは、外装材Cの外周形状に応じた曲面状に形成され、当該外装材Cの外表面に形成された凹凸部に噛み込んで当該外装材Cを保持するものである。ここでは、各保持リブ部22aは、第4方向D4と交差する方向に沿って間隔をあけて2つの外装材Cを保持可能な形状となっている。保持部22は、各保持リブ部22aを介して固定分岐配索材W2を当該固定分岐配索材W2の外装材Cと共に固定分岐部21に保持する。
可動配索部30は、図1、図2に示すように、内部に可動分岐配索材W3が配索されると共に、当該可動分岐配索材W3が配索された状態で、本体部10に対して、配索位置と使用位置とに回動可能な部分である。典型的には、可動配索部30は、図2、図3、図4、図5、図6に示す配索位置にて、第2方向D2に沿って可動分岐配索材W3が配索される。そしてその後、可動配索部30は、図1、図7、図8に示す使用位置に回動され、当該可動分岐配索材W3の配索方向が第3方向D3に沿うように位置される。可動配索部30は、可動分岐部31と、保持部32と、回動支持部33と、固定部34とを備え、これらが一体で形成される。
可動分岐部31は、可動分岐空間部35を有する。可動分岐部31は、一対の側壁部30a、30bと、底部30cとを含んで構成され、これらが一体となって略樋形状に形成され、可動分岐空間部35を構成する。可動分岐部31は、この他、側壁部30a、30b、底部30cに様々なリブ部や凹凸部も形成されている。可動分岐空間部35は、主空間部11と連通し主配索材W1から分岐した可動分岐配索材W3を挿通可能な空間部である。可動分岐空間部35は、可動分岐部31が配索位置にある状態で第1方向D1、第4方向D4とは異なる第2方向D2に沿う。また、可動分岐空間部35は、可動分岐部31が使用位置にある状態で第1方向D1、第2方向D2、第4方向D4とは異なる第3方向D3に沿う。
ここで、第1方向D1、第2方向D2、第4方向D4は、仮想平面IP(図1、図2参照)に沿う方向でかつ相互に異なる方向であり、言い換えれば、仮想平面IPは、第1方向D1、第2方向D2、及び、第4方向D4に沿った平面である。つまり、上述した固定分岐部21は、固定分岐空間部23が当該仮想平面IPに沿い、固定分岐空間部23に挿通された固定分岐配索材W2が当該仮想平面IPに沿う位置で本体部10に固定される。典型的には、仮想平面IPは、ワイヤハーネスWHにおいてプロテクタ1に対して配索材Wを配索する際に当該プロテクタ1、配索材W等を載置するいわゆる治具板等の作業面に沿った二次元平面である。つまり、ワイヤハーネスWHは、典型的には、配索材Wを当該仮想平面IPに沿う第1方向D1、第2方向D2、及び、第4方向D4に沿って配索する際には治具板等の作業面上で二次元的に配索することができる。一方、第3方向D3は、この仮想平面IPと交差する方向であり、治具板等の作業面に対して三次元的に交差する方向である。つまり、ワイヤハーネスWHは、配索材Wを当該第3方向D3に沿って配索する際には当該配索材Wが治具板等の作業面に対して三次元的に配索されることになる。この場合に、本実施形態のワイヤハーネスWHは、上述したように、まず、可動分岐部31が配索位置にある状態で配索材Wを配索した後、可動分岐部31を配索材W(可動分岐配索材W3)と共に使用位置に回動することで上記のような配索材Wの三次元的な配索を容易に行うことができるようにしている。
可動分岐空間部35は、一対の側壁部30a、30b、及び、底部30cによって構成される。一対の側壁部30a、30bは、可動分岐部31の内部空間部を区画するための壁体である。底部30cは、可動分岐部31の内部空間部を区画するための底体である。一対の側壁部30a、30b、及び、底部30cは、第1方向D1と交差する所定方向に沿って略直線状に延在して形成される。ここでは、第1方向D1と交差する所定方向とは、配索位置にて第2方向D2と沿い、使用位置にて第3方向D3と沿う方向であり、以下では断りの無い限り単に「所定方向」という場合がある。一対の側壁部30a、30bは、板状に形成され、所定方向と交差する方向に対して互いに間隔をあけて対向する。底部30cは、板状に形成され、一対の側壁部30a、30bの間に介在し、当該一対の側壁部30a、30bの第2方向D2に沿った一方の端部を相互に連結する。言い換えれば、一対の側壁部30a、30bは、底部30cの所定方向と交差する方向の両端部からそれぞれ突出するように立設されて形成される。可動分岐部31は、一対の側壁部30a、30b、及び、底部30cによって囲われた内部空間部が可動分岐空間部35を構成する。つまり、可動分岐空間部35は、当該一対の側壁部30a、30b、及び、底部30cによって区画される。可動分岐部31は、可動分岐空間部35の所定方向の両端部、及び、底部30cと対向する面が開口する。つまり、可動分岐空間部35は、所定方向に沿って一方の端部が主空間部11と連通され他方の端部が外部と連通されると共に底部30cと対向する面が外部と連通される。ここでは、可動分岐空間部35は、本体部10に形成された繋ぎ部14を介して主空間部11と連通される。繋ぎ部14は、本体部10において側壁部10bの一部が切り欠かれて、底部10cが第2方向D2に沿って突出した部分である。繋ぎ部14は、一対の壁部14a、14bが形成されている。一対の壁部14a、14bは、第1方向D1に対して、第2方向D2に沿って突出した底部10cを挟むように形成されている。可動分岐空間部35は、繋ぎ部14の一対の壁部14a、14bの間を介して主空間部11と連通される。可動分岐部31は、一対の側壁部30a、30b、及び、底部30cの主空間部11側の端部がそれぞれ本体部10の側壁部10a、10b、底部10c、壁部14a、14b等とは分離して形成されている。これにより、可動分岐部31は、本体部10に対して回動できるように構成される。可動分岐部31の可動分岐空間部35は、主配索材W1から分岐した可動分岐配索材W3が所定方向に沿って主空間部11側から外部まで略直線状に挿通される。可動分岐空間部35は、配索位置にて可動分岐配索材W3が第2方向D2に沿って挿通される。可動分岐空間部35は、使用位置にて可動分岐配索材W3が第3方向D3に沿って挿通される。つまり、可動分岐部31は、可動分岐空間部35に所定方向に沿って可動分岐配索材W3が挿通されることで、当該可動分岐配索材W3に外装され、一対の側壁部30a、30b、及び、底部30cによって当該可動分岐配索材W3を保護する。ここでは、可動分岐部31は、可動分岐空間部35に所定方向と交差する方向に沿って間隔をあけて2つの可動分岐配索材W3が挿通される。
保持部32は、可動分岐部31の可動分岐空間部35に挿通された可動分岐配索材W3を可動分岐部31に保持可能な部分である。本実施形態の保持部32は、回動カバー36を有する。回動カバー36は、可動分岐部31の側壁部30aに対して開放位置と閉鎖位置とに回動可能に支持される。回動カバー36の開放位置は、可動分岐部31の可動分岐空間部35の一部を開放した位置である。一方、回動カバー36の閉鎖位置は、可動分岐部31の可動分岐空間部35の当該一部を閉鎖し可動分岐配索材W3を可動分岐部31の可動分岐空間部35内に保持する位置である。回動カバー36は、例えば、ヒンジ部36a等を介して可動分岐部31の側壁部30aに連結される。ヒンジ部36aは、所定方向に沿った回動軸線を構成し、回動カバー36全体を側壁部30aに対して当該回動軸線周りに回動可能に支持する。また、回動カバー36は、係止爪部36b等を含んで構成され、当該係止爪部36bが閉鎖位置にて可動分岐部31の側壁部30bに係止されることで可動分岐空間部35内に可動分岐配索材W3を保持した状態で維持される。回動カバー36は、閉鎖位置に係止された状態で可動分岐空間部35の底部30cと対向する面の開口を閉鎖する。また、保持部32は、外装材Cの端部を保持する外装保持部としても兼用される。保持部32は、閉鎖位置にある状態の回動カバー36における所定方向の端部(主空間部11側とは反対側の端部)において、可動分岐空間部35側の内壁面に複数の保持リブ部32aが形成されている。また、側壁部30a、30b、底部30cは、閉鎖位置にある回動カバー36と対向する部分において、可動分岐空間部35側の内壁面に複数の保持リブ部32aが形成されている。各保持リブ部32aは、外装材Cの外周形状に応じた曲面状に形成され、当該外装材Cの外表面に形成された凹凸部に噛み込んで当該外装材Cを保持するものである。ここでは、各保持リブ部32aは、所定方向と交差する方向に沿って間隔をあけて2つの外装材Cを保持可能な形状となっている。保持部32は、各保持リブ部32aを介して可動分岐配索材W3を当該可動分岐配索材W3の外装材Cと共に可動分岐部31に保持する。
回動支持部33は、本体部10に対して、可動分岐部31を配索位置(図2、図3、図4、図5、図6参照)と使用位置(図1、図7、図8)とに回動可能に支持する部分である。回動支持部33は、可動分岐部31の回動支点となる。回動支持部33は、本体部10と可動分岐部31とを回動可能に連結する。ここでは、回動支持部33は、本体部10の繋ぎ部14における底部10cと可動分岐部31の底部30cとを回動可能に連結する。回動支持部33は、例えば、ヒンジ部として構成され、第1方向D1に沿った回動軸線を構成する。回動支持部33は、本体部10に対して保持部32と共に可動分岐部31全体を当該回動軸線周りに配索位置と使用位置とに回動可能に支持する。上述したように、可動分岐部31の配索位置とは、可動分岐空間部35が第2方向D2に沿う位置であり、可動分岐空間部35に挿通された可動分岐配索材W3が第2方向D2に沿う位置である。言い換えれば、可動分岐部31の配索位置とは、可動分岐空間部35の延在方向や可動分岐配索材W3の配索方向が仮想平面IPに沿う位置であり、典型的には、治具板等の作業面上でプロテクタ1に配索材Wを配索する際に採られる位置である。一方、可動分岐部31の使用位置とは、可動分岐空間部35が第3方向D3に沿う位置であり、可動分岐空間部35に挿通された可動分岐配索材W3が第3方向D3に沿う位置である。言い換えれば、可動分岐部31の使用位置とは、可動分岐空間部35の延在方向や可動分岐配索材W3の配索方向が仮想平面IPと三次元的に交差する位置であり、典型的には、ワイヤハーネスWHが実際に車両に搭載され使用される際に採られる位置である。
固定部34は、可動分岐部31を使用位置で本体部10に固定可能な部分である。固定部34は、可動分岐部31が使用位置にある状態で、本体部10に形成された突出壁部15に係止されることで、可動分岐部31を使用位置で本体部10に固定する(特に図7等参照)。突出壁部15は、本体部10の繋ぎ部14において底部10cから主空間部11側とは反対側に突出して形成される(図4、図5、図7等参照)。本実施形態の固定部34は、例えば、可動分岐部31の底部30cから可動分岐空間部35側とは反対側に突出して形成されたクランプ等によって構成される。固定部34は、突出壁部15に形成された係止孔部15aに挿入され係止爪部34a(図4参照)が係止孔部15aの縁部に係止されることで、可動分岐部31を使用位置で本体部10に固定する。
カバー40は、本体部10、及び、可動配索部30を覆い保護する部材である。カバー40は、複数の係止爪部40a(図1参照)等を含んで構成され、当該各係止爪部40aが本体部10や可動分岐部31に係止されることで本体部10、可動配索部30に組み付けられる。カバー40は、本体部10、固定配索部20、可動配索部30に配索材Wが配索された後に本体部10、可動配索部30に組み付けられる。また、カバー40は、上述したように、本体部10、可動配索部30に組み付けられた状態で、一部が第3保持部12Cとして兼用される。
上記のように構成されるワイヤハーネスWHは、プロテクタ1の可動分岐部31が図2、図3、図4、図5、図6に示す配索位置とされた状態で、プロテクタ1に対して配索材Wが配索される。この場合、まず、ワイヤハーネスWHは、プロテクタ1が治具板等の作業面上に載置された状態で、主配索材W1、固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3が二次元的に配索される。すなわち、プロテクタ1は、可動分岐部31が配索位置に位置し、各回動カバー13、24、36が開放位置にある状態で、主空間部11に第1方向D1に沿って主配索材W1が配索され、可動分岐空間部35に第2方向D2に沿って可動分岐配索材W3が配索され、固定分岐空間部23に第4方向D4に沿って固定分岐配索材W2が配索される。このとき、主配索材W1、固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3は、外装材Cと共にプロテクタ1の各部に配索される。そして、プロテクタ1は、各回動カバー13、24、36が閉鎖位置に回動され当該閉鎖位置で各部に係止される。これにより、プロテクタ1は、主配索材W1、固定分岐配索材W2、可動分岐配索材W3がそれぞれ本体部10、固定分岐部21、可動分岐部31に挿通された状態で外装材Cと共に保持される。その後、ワイヤハーネスWHは、プロテクタ1の可動分岐部31が可動分岐配索材W3と共に図1、図7、図8に示す使用位置に回動され、可動分岐配索材W3の配索方向が第3方向D3に沿う状態とされる。そして、プロテクタ1は、可動分岐部31が可動分岐配索材W3と共に使用位置に位置した状態で固定部34が本体部10の突出壁部15に形成された係止孔部15aに挿入され係止爪部34aが当該係止孔部15aに係止されることで、可動分岐部31が使用位置で本体部10に固定される。可動分岐部31は、可動分岐配索材W3が当該可動分岐部31の可動分岐空間部35に挿通され保持部32によって可動分岐部31に保持された状態で、使用位置で当該固定部34を介して本体部10に固定されている。その後、ワイヤハーネスWHは、カバー40が本体部10、可動配索部30に組み付けられる。
以上で説明したプロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、可動分岐部31が配索位置にある状態で、主配索材W1を本体部10に第1方向D1に沿って挿通させると共に、可動分岐配索材W3を可動分岐部31に第2方向D2に沿って挿通させることができる。このとき、プロテクタ1は、主配索材W1と可動分岐配索材W3とを同一の仮想平面IP上、典型的には、治具板等の作業面上に載置した状態でプロテクタ1への主配索材W1、可動分岐配索材W3の配索作業を行うことができるので、配索作業性の悪化を抑制することができる。そして、プロテクタ1は、可動分岐部31が配索位置にある状態で、保持部12、32によって主配索材W1、可動分岐配索材W3を本体部10、可動分岐部31に保持することができる。この場合、プロテクタ1は、可動分岐配索材W3が未だ第2方向D2に沿った状態であり、例えば、可動分岐配索材W3を第3方向D3側に屈曲させることによる反力等が未だ作用していない状態であるので、保持部32による可動分岐配索材W3の保持作業を容易に行わせることができる。その後、プロテクタ1は、可動分岐配索材W3が可動分岐部31に挿通され保持部32によって保持された状態で、可動分岐部31全体と可動分岐配索材W3とを一体で回動支持部33を介して使用位置に回動させることができる。そして、プロテクタ1は、固定部34によって可動分岐部31を使用位置で本体部10に固定することで、可動分岐部31と共に可動分岐配索材W3が第3方向D3に沿った状態で維持、固定することができる。可動分岐部31は、可動分岐配索材W3が当該可動分岐部31の可動分岐空間部35に挿通され保持部32によって可動分岐部31に保持された状態で、使用位置で当該固定部34を介して本体部10に固定されている。つまり、プロテクタ1は、例えば、本体部10、可動分岐部31への主配索材W1、可動分岐配索材W3の配索作業、可動分岐部31への可動分岐配索材W3の保持作業、可動分岐部31、可動分岐配索材W3の回動作業、及び、可動分岐部31、可動分岐配索材W3の固定作業をそれぞれ個別に独立して行うことができる。この結果、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、プロテクタ1と配索材Wとの組み付け作業性を向上することができる。
また、以上で説明したプロテクタ1は、上述したように、本体部10、固定配索部20、可動配索部30を一体で樹脂成形した後に事後的に可動分岐部31を使用位置に固定する構成である。この構成により、プロテクタ1は、例えば、当該可動分岐部31を本体部10に対してはじめから使用位置に位置するように成形する場合と比較して、樹脂成形時の金型においていわゆるスライド構造を用いずに全体を樹脂成形することができる。この結果、プロテクタ1は、樹脂成形時に用いる金型の構造の複雑化を抑制することができ、また、製造作業における工数を抑制することができるので、例えば、製造コストを抑制することができる。
さらに言えば、以上で説明したプロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、上述したように、主配索材W1、可動分岐配索材W3に加えさらに固定分岐配索材W2も同一の仮想平面IP上、典型的には、治具板等の作業面上に載置した状態でプロテクタ1への配索作業を行うことができる。その後、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、可動分岐配索材W3と固定分岐配索材W2とのうち可動分岐配索材W3だけを可動分岐部31と共に第3方向D3に沿う位置に回動させ固定することができる。つまり、プロテクタ1は、可動分岐配索材W3と固定分岐配索材W2とにおける主配索材W1に対する最終的な分岐方向が相互に異なる場合であっても、まず、同一の治具板等の作業面上に載置した状態でそれぞれを配索した後に、可動分岐配索材W3だけを可動分岐部31と共に固定分岐配索材W2とは異なる分岐方向で固定させることができる。この構成により、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、まず、可動分岐部31が配索位置にある状態で主配索材W1、固定分岐配索材W2、及び、可動分岐配索材W3を含む配索材Wを二次元的に配索した後、可動分岐部31を可動分岐配索材W3と共に使用位置に回動することで上記のような配索材Wの三次元的な配索を容易に行うことができる。またこの場合、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、主配索材W1、固定分岐配索材W2、可動分岐配索材W3を同一の治具板等の作業面上に載置した状態で、一旦、二次元的に配索することができるので、各部の位置合わせ、寸法出しの作業をし易くすることができる。この結果、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、組み付け作業性を向上することができる。
さらに言えば、以上で説明したプロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、上述したように、可動分岐部31が配索位置にある状態で保持部32によって可動分岐配索材W3を可動分岐部31に保持した後に可動分岐部31が使用位置とされる。この構成により、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、可動分岐配索材W3が未だ第2方向D2に沿った状態であり、例えば、可動分岐配索材W3を第3方向D3側に屈曲させることによる反力等が未だ作用していない状態で、回動カバー36を閉鎖位置に回動させ係止する作業を行わせることができる。この点でも、プロテクタ1、ワイヤハーネスWHは、組み付け作業性を向上することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るプロテクタ、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上で説明したプロテクタ1は、固定配索部20を2つ、可動配索部30を1つ備えるとしたがこれに限らない。例えば、プロテクタ1は、固定配索部20を備えていなくてもよいし、可動配索部30を複数備えていてもよい。
以上で説明した保持部32は、回動カバー36を有し、当該回動カバー36によって可動分岐配索材W3を可動分岐部31に保持するものとして説明したがこれに限らない。保持部32は、例えば、回動カバー36にかえて結束バンド等を有し、当該結束バンドによって可動分岐配索材W3を可動分岐部31に保持する構成であってもよい。
以上で説明した固定部34は、いわゆるクランプとして構成されるものとして説明したがこれに限らず、可動分岐部31を使用位置で本体部10に固定可能であれば他の構成であってもよい。固定部34は、種々のロック機構、例えば、アーム状の部材の先端部に係止爪部が形成され、当該係止爪部が本体部10に係止されることで、可動分岐部31を使用位置で本体部10に固定するものであってもよい。
また、以上の説明では、ワイヤハーネスWHは、外装材Cを備え、プロテクタ1が外装材Cの端部を保持する構成であるものとして説明したがこれに限らず、外装材Cを備えない構成であってもよい。
1 プロテクタ
10 本体部
11 主空間部
21 固定分岐部
23 固定分岐空間部
31 可動分岐部
12、22、32 保持部
33 回動支持部
34 固定部
35 可動分岐空間部
13、24、36 回動カバー
C 外装材
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
D4 第4方向
IP 仮想平面
W1 主配索材
W2 固定分岐配索材
W3 可動分岐配索材
WH ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. 第1方向に沿って形成され導電性の主配索材を挿通可能である主空間部を有する本体部と、
    前記主空間部と連通し前記主配索材から分岐した可動分岐配索材を挿通可能である可動分岐空間部を有する可動分岐部と、
    前記可動分岐空間部に挿通された前記可動分岐配索材を前記可動分岐部に保持可能である保持部と、
    前記本体部に対して、前記可動分岐部を、前記可動分岐空間部が前記第1方向とは異なる第2方向に沿う配索位置と、前記可動分岐空間部が前記第1方向及び前記第2方向とは異なる第3方向に沿う使用位置とに回動可能に支持する回動支持部と、
    前記可動分岐部を前記使用位置で前記本体部に固定可能である固定部とを備えることを特徴とする、
    プロテクタ。
  2. 前記主空間部と連通し前記主配索材から分岐した固定分岐配索材を挿通可能である固定分岐空間部を有し、前記固定分岐空間部が前記第1方向及び前記第2方向に沿った仮想平面に沿う位置で前記本体部に固定された固定分岐部を備える、
    請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記保持部は、前記可動分岐部に対して、前記可動分岐空間部の少なくとも一部を開放した開放位置と、前記可動分岐空間部の前記一部を閉鎖し前記可動分岐配索材を当該可動分岐配索材の外装材と共に前記可動分岐部に保持する閉鎖位置とに回動可能に支持される回動カバーを有する、
    請求項1又は請求項2に記載のプロテクタ。
  4. 前記可動分岐部は、前記可動分岐配索材が前記可動分岐空間部に挿通され前記保持部によって前記可動分岐部に保持された状態で、前記使用位置で前記固定部を介して前記本体部に固定されている、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  5. 導電性の主配索材と、
    前記主配索材から分岐した可動分岐配索材と、
    前記主配索材、及び、前記可動分岐配索材に装着され、当該主配索材、及び、当該可動分岐配索材を保護するプロテクタとを備え、
    前記プロテクタは、
    第1方向に沿って前記主配索材が挿通された本体部と、
    前記可動分岐配索材が挿通された可動分岐部と、
    前記可動分岐部に挿通された前記可動分岐配索材を当該可動分岐部に保持する保持部と、
    前記本体部に対して、前記可動分岐部を、前記可動分岐配索材が前記第1方向とは異なる第2方向に沿う配索位置と、前記可動分岐配索材が前記第1方向及び前記第2方向とは異なる第3方向に沿う使用位置とに回動可能に支持する回動支持部と、
    前記可動分岐部を前記使用位置で前記本体部に固定可能である固定部とを備え、
    前記可動分岐部は、前記可動分岐配索材が前記可動分岐部に挿通され前記保持部によって当該可動分岐部に保持された状態で、前記使用位置で前記固定部を介して前記本体部に固定されていることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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