JP7235550B2 - プロテクタ - Google Patents

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本発明は、ワイヤハーネスを保護するプロテクタに関する。
この種のワイヤハーネス用のプロテクタとして、特許文献1に開示されたものがある。このプロテクタは、上面が開口し、内部に電線を収容するプロテクタ本体と、このプロテクタ本体にロック機構を介してロックされ、プロテクタ本体の上面開口を塞ぐ蓋体と、を備えている。
プロテクタ本体には、同じ方向を向いて一列に並んだ3つの樋形の電線導出部を有しており、この各電線導出部のU字状の周壁には、電線の外周に装着したコルゲートチューブの凹溝に嵌るリブが設けられている。また、蓋体の各電線導出部のリブに対応する位置にも、蓋体をプロテクタ本体に被せた際に各電線導出部のリブと協働してコルゲートチューブを保持するリブが設けられている。さらに、プロテクタ本体に設けられたロック枠(ロック機構)に、蓋体に設けられたロック爪(ロック機構)が嵌ることで、プロテクタ本体と蓋体がロックされるようになっている。
そして、プロテクタ本体の内部にコルゲートチューブを収容して各電線導出部のリブにコルゲートチューブの凹溝を嵌め、プロテクタ本体の上面開口を蓋体で塞ぐ際に、蓋体のリブをコルゲートチューブの凹溝に嵌めて、プロテクタ本体と蓋体をロック枠とロック爪からなるロック機構によりロックする。
特開2009-50106号公報
しかしながら、前記従来のプロテクタでは、プロテクタ本体の3つの電線導出部を覆う蓋体が一体(一枚)であり、各電線導出部のリブと蓋体の各リブを同時にコルゲートチューブの凹溝に嵌め込まなければならないため、プロテクタ本体の3つの電線導出部と蓋体の位置合わせ作業が難作業である。また、プロテクタ本体のロック枠に蓋体のロック爪を挿入するロック挿入力が高負荷となり、ロック嵌合がし難くなる。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、プロテクタ本体の各電線導出分岐部と蓋体の各カバーの取付作業性を向上させることができるプロテクタを提供することを目的とする。
本発明は、一面側に開口を有し、電線を収容するプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体に係止・離脱自在に取り付けられ、前記開口を塞ぐ蓋体と、を備えたプロテクタであって、前記プロテクタ本体は、少なくとも2つの電線導出分岐部を有し、前記蓋体は、前記一方の電線導出分岐部の電線収容部と他方の電線導出分岐部の電線収容部の一部を塞ぐ第1カバーと、前記他方の電線導出分岐部の電線収容部のみを塞ぐ第2カバーと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、プロテクタ本体の各電線導出分岐部の電線収容部を蓋体の各カバーの別作業によりそれぞれ塞ぐようにしたことで、プロテクタ本体の各電線導出分岐部と蓋体の各カバーの取付作業性をより一段と向上させることができる。
本発明の一実施形態の第1カバーと第2カバーを閉じたプロテクタの平面図である。 上記第1カバーと第2カバーを開いた状態の部分斜視図である。 上記第1カバーを閉じた後で第2カバーを閉じる前の状態の部分斜視図である。 上記第1カバーと第2カバーを閉じた状態の部分斜視図である。 上記プロテクタを正面側から見た斜視図である。 上記プロテクタの正面図である。 上記プロテクタの右側面図である。 上記プロテクタの左側面図である。 上記プロテクタの背面図である。 上記プロテクタの平面図である。 上記プロテクタの底面図である。 参考例のヒンジカバーを閉じたプロテクタの平面図である。 上記参考例のヒンジカバーを開いた状態の部分斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態の第1カバーと第2カバーを閉じたプロテクタの平面図、図2は第1カバーと第2カバーを開いた状態の部分斜視図、図3は第1カバーを閉じた後で第2カバーを閉じる前の状態の部分斜視図、図4は第1カバーと第2カバーを閉じた状態の部分斜視図、図5はプロテクタを正面側から見た斜視図、図6はプロテクタの正面図、図7はプロテクタの右側面図、図8はプロテクタの左側面図、図9はプロテクタの背面図、図10はプロテクタの平面図、図11はプロテクタの底面図である。
図1、図2、図5~図11に示すように、プロテクタ10は、上面(一面)側に上面開口14を有し、内部に電線61(複数の電線61を束ねてなるワイヤハーネス60の外周に装着したコルゲートチューブ70)を収容する合成樹脂製のプロテクタ本体11と、このプロテクタ本体11に係止・離脱自在に取り付けられ、上面開口14を塞ぐ合成樹脂製の蓋体(カバー本体)40と、を備えている。
図5、図7、図8、図11に示すように、プロテクタ本体11は、断面形状がU字形の樋状で、図示しない自動車の車体パネルに沿って延びるように湾曲して延設されている。即ち、プロテクタ本体11は、底壁部12と、この底壁部12の両側より起立した両側壁部13,13と、を備えていて、上面側に上面開口14を有している。そして、底壁部12と両側壁部13,13との間で形成される空間が電線配索用のスペースになっている。
図11に示すように、プロテクタ本体11の底壁部12と両側壁部13,13の後端側が電線61を導入する電線導入口部15になっている。また、図7~図9に示すように、プロテクタ本体11の底壁部12と両側壁部13,13の前端側には、複数の電線61を分岐させて導出する2つの電線導出分岐部(電線固定部)20,30が設けられている。さらに、図5~図8に示すように、プロテクタ本体11の両側壁部13,13の上部には、蓋体40の後述するロック枠43が係止・離脱されるロック爪(ロック機構)16が所定間隔毎に複数突設されている。
図1~図5及び図9に示すように、2つの電線導出分岐部20,30は、プロテクタ本体11の底壁部12と両側壁部13,13の前端側から延設されていて、一方(図中右側面側)の電線導出分岐部20の向きAと他方(図中左側面側)の電線導出分岐部30の向きBは、異なる方向に向いている。即ち、他方の電線導出分岐部30は、一方の電線導出分岐部20と平面から見て平行の方向ではなく、一方の電線導出分岐部20から離れる異なる方向(平面から見てV字状に離れる方向)に向いている。
図2~図4、図9に示すように、一方の電線導出分岐部20は、正面視U字状の周壁21で形成されており、その内部がU状の電線収容部22になっている。また、周壁21の出口端の内周面21aには、ワイヤハーネス(複数の電線61を束ねた分岐線)60の外周に装着したコルゲートチューブ70の凹溝71に嵌る一対のリブ(コルゲートチューブ固定部)23,23が突設されている。さらに、周壁21の両側の外周面21b,21bには、後述する第1カバー50のロック枠51に係止・離脱されるロック爪(ロック機構)24,24がそれぞれ突設されている。尚、周壁21の外側の外周面21bは、プロテクタ本体11の図中右側面側の側壁部13に連なっている。
図2~図4、図9に示すように、他方の電線導出分岐部30は、正面視U字状の周壁31で形成されており、その内部がU状の電線収容部32になっている。また、周壁31の出口端の内周面31aには、ワイヤハーネス(複数の電線61を束ねた分岐線)60の外周に装着したコルゲートチューブ70の凹溝71に嵌る一対のリブ(コルゲートチューブ固定部)33,33が突設されている。さらに、周壁31の両側の外周面31b,31bには、後述する第2カバー55のロック枠57に係止・離脱されるロック爪(ロック機構)34,34がそれぞれ突設されている。尚、周壁31の内側の外周面31bは、一方の周壁21の内側の外周面21bに連なって両面でV字状に交わっている。また、周壁31の外側の外周面31bは、プロテクタ本体11の図中左側面側の側壁部13に連なっている。さらに、図9に示すように、他方の電線導出分岐部30の周壁31の大きさは、一方の電線導出分岐部20の周壁21の大きさよりも小形に形成されていると共に高い位置に形成されている。
図5~図11に示すように、蓋体40は、プロテクタ本体11の両側壁部13,13の上端面に沿って当たる天井壁部41と、プロテクタ本体11の両側壁部13,13の外面側を覆う両側壁部42,42と、を備えていて、下面側が開口している。そして、蓋体40の両側壁部42,42には、プロテクタ本体11の両側壁部13,13の各ロック爪16に係止・離脱されるロック枠(ロック機構)43が所定間隔毎に複数設けられている。
また、図2~図5に示すように、蓋体40の前端側には、一方の電線導出分岐部20の電線収容部22と他方の電線導出分岐部30の電線収容部32の一部を塞ぐ第1カバー50と、他方の電線導出分岐部30の電線収容部32のみを塞ぐ第2カバー55と、を有している。
図1、図2、図5に示すように、第1カバー50は、蓋体40の前端側の両側壁部42,42間に形成されたヒンジ44を介して開閉自在に設けられている。この第1カバー50の基部50a側は、他方の電線導出分岐部30の周壁31の外周面31b側まで延びている。そして、第1カバー50の一方の電線導出分岐部20の周壁21の両側のロック爪24,24に対向する位置には、該各ロック爪24,24に係止・離脱されるロック枠(ロック機構)51,51がそれぞれ突設されている。さらに、第1カバー50の基部50aの他方の電線導出分岐部30の周壁31の外側の奥のロック爪34に対向する位置には、該ロック爪34に係止・離脱されるロック枠(ロック機構)52が突設されている。
また、図2、図9に示すように、第1カバー50の一方の電線導出分岐部20の一対のリブ23,23に対向する位置には、コルゲートチューブ70の凹溝71に嵌る一対のリブ(コルゲートチューブ固定部)53,53が突設されている。さらに、図2、図4、図5に示すように、第1カバー50の一方の電線導出分岐部20の電線収容部22の中央に対向する位置には、コルゲートチューブ70の収容位置(収容状態)を確認する矩形の窓54が設けられている。
図1、図2、図5に示すように、第1カバー50の基部50aの他方の電線導出分岐部30の周壁21の両側上端に対応する位置には、L字状で一対のスリット50b,50bが形成されている。この一対のスリット50b,50bの基端側間に形成されたヒンジ56により第2カバー55が第1カバー50の基部50aに対して開閉自在に設けられている。そして、図2、図5に示すように、第2カバー55の両側の他方の電線導出分岐部30の周壁31の両側のロック爪34,34に対向する位置には、該各ロック爪34,34に係止・離脱されるロック枠(ロック機構)57,57がそれぞれ突設されている。
また、図2、図9に示すように、第2カバー55の他方の電線導出分岐部30の一対のリブ33,33に対向する位置には、コルゲートチューブ70の凹溝71に嵌る一対のリブ(コルゲートチューブ固定部)58,58が突設されている。さらに、図2、図4、図5に示すように、第2カバー55の他方の電線導出分岐部30の電線収容部32の中央に対応する位置には、コルゲートチューブ70の収容位置(収容状態)を確認する矩形の窓59が設けられている。図2に示すように、第2カバー55は、第1カバー50に段差状に形成された傾斜壁部50cにより第1カバー50よりも上方に位置している。
以上実施形態のプロテクタ10によれば、図2に示すように、一方の電線導出分岐部20のリブ23にコルゲートチューブ70の凹溝71を嵌めてセットすると共に、他方の電線導出分岐部30のリブ33にコルゲートチューブ70の凹溝71を嵌めてセットする。
次に、図3に示すように、一方の電線導出分岐部20の電線収容部22を第1カバー50で塞ぐ際に、第1カバー50のリブ53をコルゲートチューブ70の凹溝71に嵌め、一方の電線導出分岐部20のロック爪24と他方の電線導出分岐部30のロック爪34に第1カバー50のロック枠51,52を係止して、一方の電線導出分岐部20と第1カバー50をロックする。
次に、図4に示すように、他方の電線導出分岐部30の電線収容部32を第2カバー55で塞ぐ際に、第2カバー55のリブ58をコルゲートチューブ70の凹溝71に嵌め、他方の電線導出分岐部30のロック爪34に第2カバー55のロック枠57を係止して、他方の電線導出分岐部30と第2カバー55をロックする。
このように、プロテクタ本体11の2つの電線導出分岐部20,30の各電線収容部22,32を蓋体40の前端側に設けられた第1、第2カバー50,55の別々の作業により簡単に塞ぐことができる。また、第1カバー50のリブ53をコルゲートチューブ70の凹溝71に嵌め込むことで、第2カバー55のリブ58のコルゲートチューブ70の凹溝71に対する嵌め込み位置も誘導されるため、2つの電線導出分岐部20,30と第1、第2カバー50,55の取付作業性をより一段と向上させることができる。
さらに、第1カバー50と第2カバー55を別々の作業により、2つの電線導出分岐部20,30の各電線収容部22,32を塞いで、両者をロックするようにしたことで、各カバー50,55のロック枠51,52,57に各電線導出分岐部20,30のロック爪24,34を挿入するロック挿入力が低負荷となり、ロック嵌合がし易くなる。
また、第1カバー50の基部50a側のロック枠52が他方の電線導出分岐部30のロック爪34に係止されて、一方の電線導出分岐部20の電線収容部22と他方の電線導出分岐部30の電線収容部32の一部を塞いで、カバー本体である蓋体40と同じ役割をするため、ハーネスレイアウトに関係なく、強度を保った第1カバー50と第2カバー55を設定することができる。
ここで、前記実施形態の優位性を説明するために、図12及び図13に参考例を示す。図12は参考例のヒンジカバーを閉じたプロテクタの平面図、図13はヒンジカバーを開いた状態の部分斜視図である。
この参考例として示すプロテクタ10′は、プロテクタ本体11の上面開口14を覆う蓋体40の前端側に、ヒンジ46を介して1つ(一枚)のカバー(ヒンジカバー)50′を開閉自在に設けてある。そして、この1つのカバー50′で2つの電線導出分岐部20,30の各電線収容部22,32をそれぞれ塞ぐようになっている点が、前記実施形態と異なり、他の構成は前記実施形態と同様である。従って、同一構成部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この参考例のプロテクタ10′では、1つのカバー50′により2つの電線導出分岐部20,30の各電線収容部22,32をそれぞれ塞ぐため、従来技術の場合と同様に、2つの電線導出分岐部20,30の各リブ23,33とカバー50′の各リブ53,58を同時にコルゲートチューブ70の凹溝71に嵌め込まなければならないため、2つの電線導出分岐部20,30とカバー50′の位置合わせ作業が難しく、また、カバー50′のロック枠51,52,57に各電線導出分岐部20,30のロック爪24,34を挿入するロック挿入力が高負荷となり、ロック嵌合がし難くなるが、前記実施形態のプロテクタ10では、これらの問題点を解消することができる。
また、参考例のプロテクタ10′では、カバー50′を各電線導出分岐別に別体化した場合、2つの電線導出分岐部20,30との間に隙間ができ、電線が飛び出して断線する可能性があり、また、2つの電線導出分岐部20,30間に隙間ができ、カバー50′の中央部が浮いて、異物等が混入する可能性があるが、前記実施形態のプロテクタ10では、2つの電線導出分岐部20,30間は、第1カバー50が浮くことなく覆われるため、電線飛び出し防止用やカバー支え用のリブ等を設けることなく、電線飛び出しや異物混入等を簡単かつ確実に防止することができる。
尚、前記実施形態によれば、プロテクタ本体と蓋体を別体で形成して、ロック機構で係止・離脱自在にしたが、プロテクタ本体と蓋体を一方の側に設けられたヒンジを介して一体に形成して、他方の側に設けられたロック機構で係止・離脱自在にしても良い。また、第1カバーと第2カバーにコルゲートチューブの位置を確認する窓を設けたが、第1カバーと第2カバーに確認用の窓を設けなくても良い。
また、前記実施形態によれば、電線導出分岐部を2つ設けたが、3つ以上でも良い。この電線導出分岐部を3つ設ける場合は、第1カバーで中央に位置する電線導出分岐部の電線収容部と左右両側に位置する電線導出分岐部の各電線収容部の一部をそれぞれ塞ぎ、第1カバーにヒンジを介して開閉自在に設けた第2カバーで右側の電線導出分岐部の電線収容部のみを塞ぐと共に、第1カバーにヒンジを介して開閉自在に設けた第3カバーで左側の電線導出分岐部の電線収容部のみを塞ぐようにすれば良い。
さらに、前記実施形態によれば、プロテクタ本体側にロック爪を設け、蓋体及び各カバー側にロック枠を設けてロック機構を構成したが、プロテクタ本体側にロック枠を設け、蓋体及び各カバー側にロック爪を設けてロック機構を構成しても良い。
10 プロテクタ
11 プロテクタ本体
14 上面開口(開口)
16 ロック爪(ロック機構)
20 一方の電線導出分岐部
22 電線収容部
23 リブ
24 ロック爪(ロック機構)
30 他方の電線導出分岐部
32 電線収容部
33 リブ
34 ロック爪(ロック機構)
40 蓋体
43 ロック枠(ロック機構)
44 ヒンジ
50 第1カバー
51,52 ロック枠(ロック機構)
53 リブ
54 確認用の窓
55 第2カバー
56 ヒンジ
57 ロック枠(ロック機構)
58 リブ
59 確認用の窓
60 ワイヤハーネス
61 電線
70 コルゲートチューブ
71 凹溝
A 一方の電線導出分岐部の向き
B 他方の電線導出分岐部の向き

Claims (7)

  1. 一面側に開口を有し、電線を収容するプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体に係止・離脱自在に取り付けられ、前記開口を塞ぐ蓋体と、を備えたプロテクタであって、
    前記プロテクタ本体は、少なくとも2つの電線導出分岐部を有し、
    前記蓋体は、前記一方の電線導出分岐部の電線収容部と他方の電線導出分岐部の電線収容部の一部を塞ぐ第1カバーと、前記他方の電線導出分岐部の電線収容部のみを塞ぐ第2カバーと、を有し、
    前記第1カバーが前記他方の電線導出分岐部の電線収容部の一部を塞ぐときの、前記第1カバーにおける、前記他方の電線導出分岐部の周壁の両側上端に対応する位置には、L字状で一対のスリットが形成されていることを特徴とするプロテクタ。
  2. 請求項1記載のプロテクタであって、
    前記蓋体には、前記第1カバーがヒンジを介して開閉自在に設けられ、
    前記第1カバーには、前記一対のスリットの基端側間に形成されたヒンジを介して前記第2カバーが開閉自在に設けられていることを特徴とするプロテクタ。
  3. 請求項1または2記載のプロテクタであって、
    前記各電線導出分岐部と前記各カバーの対向する各部位には、前記電線に装着されたコルゲートチューブの凹溝に嵌め込まれるリブがそれぞれ設けられていることを特徴とするプロテクタ。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のプロテクタであって、
    前記一方の電線導出分岐部の向きと前記他方の電線導出分岐部の向きは、異なる方向に向いていることを特徴とするプロテクタ。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のプロテクタであって、
    前記第1カバーと前記第2カバーには、前記電線の収容位置を確認する窓がそれぞれ設けられていることを特徴とするプロテクタ。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のプロテクタであって、
    前記プロテクタ本体には、前記蓋体がロック爪とロック枠からなるロック機構を介して係止・離脱自在に設けられ、
    前記各電線導出分岐部には、前記各カバーがロック爪とロック枠からなるロック機構を介して係止・離脱自在に設けられていることを特徴とするプロテクタ。
  7. 請求項1~5のいずれか1項に記載のプロテクタであって、
    前記プロテクタ本体には、前記蓋体がヒンジを介して開閉自在に設けられ、かつ、ロック機構を介して係止・離脱自在に設けられていることを特徴とするプロテクタ。
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