JP2018127199A - 重荷重用タイヤ、及び重荷重用タイヤの製造方法 - Google Patents

重荷重用タイヤ、及び重荷重用タイヤの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 軽荷重の使用条件下における耐センター摩耗性能を向上させる。【解決手段】 5%内圧状態におけるタイヤ子午断面において、トレッド部2の表面の輪郭線は、曲率半径R1の内の円弧部J1と、これに変曲点Pで交わる曲率半径R2の外の円弧部J2とからなる。曲率半径R2は、曲率半径R1より小な。変曲点Pは、ミドル陸部11m上に位置する。タイヤ赤道Cから変曲点Pまでの距離Lpは、トレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍である。【選択図】図2

Description

本発明は、耐センター摩耗性能を向上させた重荷重用タイヤ、及び重荷重用タイヤの製造方法に関する。
重荷重用タイヤは、商用車用として用いられることから、ライフは最も重要な性能のひとつである。
駆動軸に装着されるタイヤは、直進方向にしか進まないため、センター領域に高い接地圧がかかり続ける。そのためセンター摩耗が起こりやすく、このセンター摩耗が原因でタイヤが交換されることが多い。従って、耐センター摩耗性能を向上させることが、重荷重用タイヤにけるライフの向上につながる。
耐センター摩耗性能を向上させる一般的な手段として、以下のことが提案されている。例えば、正規荷重下における接地形状(フットプリントの形状)の周方向側輪郭線をフラット化(平坦化)する。これにより接地形状を矩形状に近づけ、センター領域の接地圧を低くする。
しかし、駆動軸に装着される重荷重用タイヤに対しては、仕向地(例えば、北アメリカ地域等)によっては、荷重規制などにより軽荷重の使用条件下で使用される場合がある。具体的には、北アメリカ地域等では、駆動軸に装着されるタイヤには、ロードインデックスの60%以下の軽荷重の使用条件が課せられる。そのような場合、接地時、ショルダー側の接地面積が減って接地形状がフラットにならない。そのため、ロードインデックスに近い重荷重の使用条件下と比較して、センター摩耗が大きくなってしまうという問題かある。
関連する先行技術文献として、例えば下記特許文献1、2等が知られている。
特開平08−002210号公報 特開2007−331439号公報
本発明は、軽荷重下においても、耐センター摩耗性能を良好に発揮しうる重荷重用タイヤ、及び重荷重用タイヤの製造方法を提供することを課題としている。
本願の第1発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内側に配された3又は4枚のベルトプライからなるベルト層とを含み、
かつ前記トレッド部が、タイヤ周方向にのびる複数本の主溝により、最もタイヤ赤道側に配されるセンター陸部、最もトレッド端側に配されるショルダー陸部、及び前記センター陸部とショルダー陸部との間のミドル陸部に区分された重荷重用タイヤであって、
正規リムにリム組みしかつ正規内圧の5%の内圧が充填された5%内圧状態におけるタイヤ子午断面において、
前記トレッド部の表面の輪郭線は、タイヤ赤道に円弧中心を有する曲率半径R1の内の円弧部と、この内の円弧部に変曲点Pで交わりかつ前記曲率半径R1より小な曲率半径R2の外の円弧部とからなり、
前記変曲点Pは、前記ミドル陸部上に位置し、
タイヤ赤道から前記変曲点Pまでのタイヤ軸方向の距離Lpは、タイヤ赤道からトレッド端までのタイヤ軸方向距離であるトレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍であることを特徴としている。
本発明に係る前記重荷重用タイヤでは、前記曲率半径R1と曲率半径R2との比R2/R1は、0.14〜0.20であることが好ましい。
本発明に係る前記重荷重用タイヤでは、前記ベルトプライは、タイヤ半径方向内側から順に配される第1〜第3のベルトプライを含み、かつ前記第2のベルトプライは、最も幅広をなすとともに、
前記第2のベルトプライのタイヤ赤道からのプライ半幅は、前記トレッド半幅の0.8〜0.95倍であることが好ましい。
本発明に係る前記重荷重用タイヤでは、タイヤの偏平率が80%以下であることが好ましい。
本発明に係る前記重荷重用タイヤでは、前記ショルダー陸部は、このショルダー陸部を横切る複数のショルダー横溝を具え、かつ前記ショルダー横溝の溝深さは3.0mm以下であることが好ましい。
本願の第2発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内側に配された3又は4枚のベルトプライからなるベルト層とを含み、
かつ前記トレッド部が、タイヤ周方向にのびる複数本の主溝により、最もタイヤ赤道側に配されるセンター陸部、最もトレッド端側に配されるショルダー陸部、及び前記センター陸部とショルダー陸部との間のミドル陸部に区分された重荷重用タイヤの製造方法であって、
金型によって生タイヤを加硫する加硫工程を含み、
かつ前記金型は、前記トレッド部を成形するトレッド成形面の輪郭線が、タイヤ赤道に円弧中心を有する曲率半径R1の内の金型円弧部と、この内の金型円弧部に変曲点Pで交わりかつ前記曲率半径R1より小な曲率半径R2の外の金型円弧部とからなり、
前記変曲点Pは、前記ミドル陸部を成型するミドル陸部成形面部上に位置し、
タイヤ赤道から前記変曲点Pまでのタイヤ軸方向の距離Lpは、タイヤ赤道からトレッド端成形位置までのタイヤ軸方向距離である金型トレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍であることを特徴としている。
本発明に係る前記重荷重用タイヤの製造方法では、前記曲率半径R1と曲率半径R2との比R2/R1は、0.14〜0.20であることが好ましい。
本発明に係る前記重荷重用タイヤの製造方法では、前記金型は、金型クリップ幅WFと、サイドウォール部を成形するサイドウォール成形面の最大幅位置間の幅WEとの比WE/WFが1.27〜1.37であることが好ましい。
本発明に係る前記重荷重用タイヤの製造方法では、前記金型は、前記サイドウォール部を成形するためのサイドウォール成形面の最大幅位置からビードベースラインまでの半径方向距離HBと、金型クリップ幅WFとの比HB/WFが、0.45〜0.5であることが好ましい。
本発明に係る前記重荷重用タイヤの製造方法では、前記金型が前記サイドウォール部を成形するためのサイドウォール成形面の最大幅位置からビードベースラインまでの半径方向距離HBと、前記重荷重用タイヤの前記金型内での加硫状態において、タイヤ赤道における前記カーカスの内面からビードベースラインまで半径方向距離HAとの比HB/HAが、0.4〜0.6の範囲であることが好ましい。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。又「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味する。
本発明において、前記5%内圧状態のタイヤの輪郭形状は、加硫金型の成形面のプロファイルに近似しており、タイヤ設計において意図されたタイヤ形状と見なすことができる。本発明では、この5%内圧状態におけるタイヤ子午断面において、トレッド部の表面の輪郭線は、曲率半径R1の内の円弧部と、この曲率半径R1より小な曲率半径R2の外の円弧部とからなる所謂ダブルラジアスで形成されている。R1>R2であることで、タイヤ赤道側がフラットなトレッドプロファイルが得られる。
内の円弧部と外の円弧部とが交わる変曲点Pは、主溝の位置ではなく、ミドル陸部上に位置している。そのため、インフレート後も、内外の円弧部の接続が滑らかに維持され、上記のトレッドプロファイルの変化が抑えられる。これにより、荷重変動においても、センター陸部からミドル陸部にかけて、接地形状の周方向側輪郭線のフラット化が維持される。
しかも、タイヤ赤道から変曲点Pまでのタイヤ軸方向の距離Lpは、トレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍である。即ち、従来のダブルラジアスのタイヤに比して、変曲点Pの位置が、タイヤ赤道に近い。これにより、荷重変動においても、センター陸部からミドル陸部にかけて、接地形状の周方向側の輪郭線のフラット化が維持される。その結果、軽荷重下においても、肩落ち摩耗(ショルダー摩耗)を抑制しながら、耐センター摩耗性能を向上させることが可能になる。
本発明の重荷重用タイヤの一実施例を示す断面図である。 トレッドパターンの展開図である。 トレッド表面の輪郭線を示す線図である。 金型を示す断面図である。 比WE/WFによる効果を説明するカーカスプライのプロファイルの概念図である。 金型内での加硫状態における重荷重用タイヤの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の重荷重用タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具える。本例では、重荷重用タイヤ1が、偏平率が80%以下の偏平タイヤとして形成される。
前記カーカス6は、例えばスチール製のカーカスコードをタイヤ周方向に対して70〜90°の角度で配列した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。カーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間を跨る本体部6aの両端に、ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返し部6bを具える。
前記ベルト層7は、カーカス6側から半径方向外側に向かって順に配される第1、第2、第3のベルトプライ7A、7B、7Cを含む3又は4枚のベルトプライで形成される。本例では、第3のベルトプライ7Cの半径方向外側に、第4のベルトプライ7Dが配される場合が示される。
第1のベルトプライ7Aのベルトコードのタイヤ周方向に対する角度α1(図示省略)は、例えば45〜75°である。また第2〜第4のベルトプライ7B〜7Dのベルトコードのタイヤ周方向に対する角度α2(図示省略)は、例えば10〜35°である。第2のベルトプライ7Bと第3のベルトプライ7Cとはベルトコードの傾斜の向きが互いに相違する。これにより、ベルトコードがベルトプライ7B、7C間で互いに交差し、ベルト剛性が高められる。特に、接地圧の均一化のためには、前記角度α2を16度以下(例えば15度)に規制し、ベルト層7による拘束力をより高めてトレッド部の寸法変化を抑えることが好ましい。
ベルトプライのうちで第2のベルトプライ7Bが最も幅広をなす。この第2のベルトプライ7Bのタイヤ赤道Cからのプライ半幅Wbは、タイヤ赤道Cからトレッド端Teまでのタイヤ軸方向距離であるトレッド半幅Wtの0.8〜0.95倍の範囲が好ましい。
図1中の符号8は、ビード補強用のビードエーペックスゴムであり、カーカス6の前記本体部6aと折返し部6bとの間を通ってビードコア5から半径方向外側にのびる。又符号9は、ビード補強用の補強コード層であって、例えばスチール製の補強コードをタイヤ周方向に対して例えば30〜60°の角度で配列する1枚以上、本例では1枚の補強プライから形成される。
図2に示すように、トレッド部2は、タイヤ周方向に連続してのびる複数の主溝10を具える。これによりトレッド部2は、最もタイヤ赤道C側に配されるセンター陸部11c、最もトレッド端Te側に配されるショルダー陸部11s、及び前記センター陸部11cとショルダー陸部11sとの間のミドル陸部11mに区分される。本例では、センター陸部11cが1本であって、タイヤ赤道C上に配される場合が示される。しかしセンター陸部11cが2本であり、タイヤ赤道Cの両側に配されても良い。
本例では、主溝10がジグザグ溝(波状の溝を含む)である場合が示されるが、直線状にのびるストレート溝であっても良い。主溝10の溝巾及び溝深さは、慣例に従って種々定めることができる。本例では、主溝10の溝深さD1(図1に示す)が25mmである場合が示される。
センター陸部11cは、センター陸部11cを横切る横溝12cにより、複数のセンターブロックBcに区分されている。同様に、ミドル陸部11mは、ミドル陸部11mを横切る横溝12mにより、複数のミドルブロックBmに区分されている。又ショルダー陸部11sは、ショルダー陸部11sを横切る横溝12sにより、複数のショルダーブロックBsに区分されている。本例では、横溝12c、12mの溝深さD2(図1に示す)は、それぞれ前記主溝10の溝深さD1の0.6〜1.0倍(本例では20.5mm)であって十分深い。これに対して横溝12sの溝深さD3(図1に示す)は3.0mm以下である。これによりショルダー陸部11sはで、剛性が高められ、耐摩耗性能が高められる。
図3に5%内圧状態におけるタイヤ子午断面が示される。図3に示すように、5%内圧状態において、トレッド部2の表面の輪郭線は、タイヤ赤道Cに円弧中心を有する曲率半径R1の内の円弧部J1と、この内の円弧部J1に変曲点Pで交わる曲率半径R2の外の円弧部J2とから構成される。
前記曲率半径R2は、曲率半径R1より小であり、好ましくは、比R2/R1は、0.14〜0.20の範囲である。これにより、タイヤ赤道側がフラットなトレッドプロファイルが得られる。
前記変曲点Pは、ミドル陸部11m上に位置する。又変曲点Pのタイヤ赤道Cからのタイヤ軸方向の距離Lpは、前記トレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍の範囲である。
本発明の重荷重用タイヤ1では、前記変曲点Pが、主溝10の位置ではなく、ミドル陸部11m上に位置している。そのため、インフレート後も、内外の円弧部J1、J2の接続が滑らかに維持され、上記のトレッドプロファイルの変化が抑えられる。これにより、荷重変動においても、センター陸部11cからミドル陸部11mにかけて、接地形状の周方向側輪郭線のフラット化が維持される。
又変曲点Pの距離Lpがトレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍であり、従来のダブルラジアスのタイヤに比して、変曲点Pの位置がタイヤ赤道Cに近い。これにより、荷重変動においても、センター陸部11cからミドル陸部11mにかけて、接地形状の周方向側輪郭線のフラット化が維持される。その結果、軽荷重下においても、接地圧の均一化を図ることができ、肩落ち摩耗(ショルダー摩耗)を抑制しながら、耐センター摩耗性能を向上させることが可能になる。
距離Lpがトレッド半幅Wtの0.35倍より小さいと、内の円弧部J1の領域範囲が狭くなる。そのため、荷重変動において、センター陸部11cからミドル陸部11mにかけての接地圧が均一にならなくなって、センター摩耗の抑制効果が十分発揮されなくなる。逆に距離Lpがトレッド半幅Wtの0.50倍を越えると、ショルダー陸部11sの接地長が、ミドル陸部11mの接地長に対して相対的に短くなる。そのため、軽荷重下において、肩落ち摩耗が発生傾向となる。このような観点から、距離Lpの下限は、トレッド半幅Wtの0.375倍以上が好ましく、又上限は0.475倍以下が好ましい。
前述のように、内外の円弧部J1、J2の曲率半径の前記比R2/R1は、0.14〜0.20の範囲である。そのため、センター陸部11cにおいて、接地形状の周方向側輪郭線がフラットになり、接地圧を低く抑えることができる。比R2/R1が0.14より小さいと、ショルダー陸部11sの接地長が、ミドル陸部11mの接地長に対して相対的に短くなり、軽荷重下において、肩落ち摩耗が発生傾向となる。逆に0.20より大きいと、ショルダー陸部11sの接地長が、ミドル陸部11mの接地長に対して相対的に長くなり、ショルダー陸部11sの接地圧が高くなる。その分、ミドル陸部11mの接地圧が低くなってしまう。その結果、センター陸部11cからミドル陸部11mにかけての接地圧が不均一となり、軽荷重下において、センター摩耗が発生しやすくなる。このような観点から、比R2/R1の下限は、0.16以上が好ましく、又上限は0.18以下が好ましい。
又重荷重用タイヤ1では、前述のように、第2のベルトプライ7Bのプライ半幅Wbがトレッド半幅Wtの0.8〜0.95倍である。プライ半幅Wbがトレッド半幅Wtの0.8倍を下回ると、ベルト層7によるショルダー陸部11s側での拘束力が小さくなり、インフレート後、ショルダー陸部11sの接地圧が高くなる。その分、ミドル陸部11mの接地圧が低くなってしまう。その結果、センター陸部11cからミドル陸部11mにかけての接地圧が不均一となり、軽荷重下において、センター摩耗が発生しやすくなる。プライ半幅Wbがトレッド半幅Wtの0.95倍を越えると、ベルト端がタイヤ側面に近づき過ぎてタイヤの製造が難しくなる。このような観点から、プライ半幅Wbの下限は、トレッド半幅Wtの0.825倍以上が好ましく、又上限は0.925倍以下が好ましい。
なお高偏平のタイヤ(偏平率が大きいタイヤ)は、低偏平のタイヤと比べてプロファイルの特性上、タイヤ赤道C側の接地長が長くなりやすい。そのため、本発明のように距離Lpをトレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍として変曲点Pをタイヤ赤道Cに近づけると、センター陸部11cの接地長が、ショルダー陸部11sの接地長に対して相対的に長くなり、センター摩耗に不利となり、発明の効果が有効に発揮されなくなる傾向となる。そのため、本発明の重荷重用タイヤ1は、偏平率が80%以下の低偏平のタイヤであるのが好ましい。
次に、前記重荷重用タイヤ1の製造方法を説明する。
図4に示すように、前記製造方法では、金型20によって生タイヤTを加硫する加硫工程を含む。生タイヤTは従来と同様の方法で形成しうる。又加硫工程も、使用する金型20以外は、同様の方法で行いうる。
前記金型20は、トレッド部2を成形するためのトレッド成形面2Sと、サイドウォール部3を成形するためのサイドウォール成形面3Sと、ビード部4を成形するためのビード成形面4Sとを含むキャビティ面を具える。
前記トレッド成形面2Sの輪郭形状は、タイヤ赤道Cに円弧中心を有する曲率半径R1の内の金型円弧部J1と、この内の金型円弧部J1に変曲点Pで交わる曲率半径R2の外の金型円弧部J2とから構成される。
前記曲率半径R2は、曲率半径R1より小であり、好ましくは、比R2/R1は、0.14〜0.20の範囲である。
又変曲点Pは、前記ミドル陸部11mを成型するためのミドル陸部成形面部mS上に位置している。又変曲点Pのタイヤ赤道Cからのタイヤ軸方向の距離Lpは金型トレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍である。なお金型トレッド半幅Wtは、タイヤ赤道Cからトレッド端成形位置Teまでのタイヤ軸方向距離である。
このような金型20は、加硫によって前述の重荷重用タイヤ1を形成しうる。なお金型20において、R2/R1を0.14〜0.20の範囲に規制する理由、及びLp/Wtを0.35〜0.50に規制する理由は、重荷重用タイヤ1において、R2/R1を0.14〜0.20の範囲に規制する理由、及びLp/Wtを0.35〜0.50に規制する理由と同じである。
又金型20は、金型クリップ幅WFと、サイドウォール成形面3Sの最大幅位置Q間の幅WE(金型モールド幅WEという場合がある。)との比WE/WFが1.27〜1.37であることが好ましい。従来の重荷重用タイヤの金型では、比WE/WFは1.27より小、例えば1.25以下であった。本例では、従来に比して金型モールド幅WEを大、かつ金型クリップ幅WF小とすることで前記比WE/WFを1.27〜1.37としている。
図5にカーカスプライ6Aのプロファイルが概念的に示される。図5に示すように、前記金型20で形成されたタイヤでは、カーカスプライ6A(実線で示す)のコードパスが、従来の金型で形成されたタイヤのカーカスプライ(一点鎖線で示す)のコードパスより長くなる。そのため、インフレートしたとき、コードパスが長い分、カーカスプライ6Aが、ショルダー側で半径方向外側に持ち上がり、肩落ち摩耗を抑制する効果が生まれる。これは、トレッド部2の輪郭線をダブルラジアスとしたことに起因する肩落ち摩耗の発生傾向を抑えるのに役立つ。
前記比WE/WFが1.27を下回る場合、上記肩落ち摩耗を抑制する効果が期待できなくなる。特に、金型クリップ幅WFが大きいことにより比WE/WFが1.27を下回る場合には、リム組み時にビード部4に生じる歪みが大きくなってビード耐久性も低下傾向となる。
又金型モールド幅WEが大きいことにより比WE/WFが1.37を越える場合、タイヤの総幅がタイヤ規格から外れる懸念を招く。逆に金型クリップ幅WFが小さいことにより比WE/WFが1.37を越える場合、金型クリップ幅WFがリム幅に近づき過ぎてエアイン性能の低下を招く。
又駆動軸に装着される重荷重用タイヤの摩耗寿命をさらに向上させるためには、空荷状態に近い超軽荷重下における耐センター摩耗性能を高めることも好ましい。
軽荷重下に加え、超軽荷重下における耐センター摩耗性能を高めるために、図4に示すように、金型20において、サイドウォール成形面3Sの最大幅位置QからビードベースラインBLまでの半径方向距離HBと、前記金型クリップ幅WFとの比HB/WFを、0.45〜0.5とするのが好ましい。
さらには、図6に示すように、金型20内での重荷重用タイヤ1の加硫状態において、タイヤ赤道Cにおけるカーカス6の内面からビードベースラインBLまで半径方向距離HAと、最大幅位置Qの前記半径方向距離HBとの比HB/HAを、0.4〜0.6とするのが好ましい。
比HB/WF及び比HB/HAを、それぞれ上記範囲に規制することで、カーカスラインを自然平衡形状に近づけることができる。そのため、インフレートしたとき、タイヤ全体が膨らむようになり、金型20のトレッド成形面2Sに近いトレッドプロファイルを得ることができる。その結果、周方向側輪郭線がフラット化した接地形状を得ることができる。
なお比HB/WFが0.5を越えた場合、及びHB/HAが0.6を越えた場合、カーカスラインが自然平衡形状から外れる傾向となる。そのため、インフレートしたとき、トレッドプロファイルが、金型20のトレッド成形面2Sの形状から変形し、フラットな接地形状が得られなくなる。
具体的には、比HB/WFが0.5を越えた場合、及びHB/HAが0.6を越えた場合、ビード部4におけるカーカスラインが、半径方向側に起きあがった姿勢(半径方向に対す角度が小となる姿勢)となる。そのため、インフレートしたときのビード部4におけるカーカスラインの変化が大きくなる。その結果、トレッド部2におけるカーカスラインがビード部4側に引っ張られ、接地形状(周方向側輪郭線)が丸くなってしまう。
又比HB/WFが0.45を下回る場合、及びHB/HAが0.4を下回る場合、ビード部4のボリュームが小さくなり、耐久性能が低下傾向となる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図4に示す金型を用い、図1に示す重荷重用タイヤ(295/75R22.5)を、表1〜3の仕様で試作した。そして各試作タイヤの耐センター摩耗性能、耐肩落ち摩耗性能、耐久性、タイヤ総幅(規格の合否)、エアイン性能、タイヤ製造性についてテストした。
(A)表1では、トレッド輪郭線の曲率半径の比(R2/R1、R2/R1)、ベルトプライ半幅の比(Wb/Wt)、クリップ幅の比(WE/WF)を最適値とし、変曲点の距離の比(Lp/Wt、Lp/Wt)を変化させている。表に記載以外は実質的に同仕様である。
(B)表2では、変曲点の距離の比(Lp/Wt、Lp/Wt)を最適値として、トレッド輪郭線の曲率半径の比(R2/R1、R2/R1)、ベルトプライ半幅の比(Wb/Wt)、クリップ幅の比(WE/WF)をそれぞれ変化している。表に記載以外は実質的に同仕様である。
(1)耐センター摩耗性能、及び耐肩落ち摩耗性能:
試供タイヤをリム(8.25×22.5)、内圧(750kPa)にて、トレーラーヘッドの駆動軸の1軸目に装着した。表1、2においては、試供タイヤへの荷重は、ロードインデックスの60%(軽荷重状態)である。又表3において、試供タイヤへの荷重は、ロードインデックスの30%(空荷状態)である。
そして一般道路を50,000km実車走行し、走行後のセンター摩耗量、及び耐肩落ち摩耗量を測定した。測定結果に基づき、実施例1を100とする指数で評価した。数値が大なほど、摩耗性能に優れる。
(2)耐久性:
ドラム試験機を用い、試供タイヤをリム(8.25×22.5)、内圧(750kPa)の条件にて、時速45km/hの走行速度で、ロードインデックスの100%の荷重から、24時間毎に10%ずつ荷重を増加させ、タイヤのビード部に損傷が生じるまでの走行距離を測定した。測定結果に基づき、実施例1を100とする指数で評価した。数値が大なほど、耐久性に優れる。
(3)エアイン性能:
リム組み後、タイヤをインフレートするときのし易さを、実施例1を100とする指数で評価した。数値が大なほど、エアイン性能に優れる。
(4)タイヤ総幅(規格の合否):
タイヤ総幅が規格内かどうかを判定した。
(5)タイヤ製造性
生タイヤ製造時及び加硫時における、ベルト層の幅に起因するトラブル発生の有無で判定した。
Figure 2018127199
Figure 2018127199
表1、2に示されるように、実施例品は、軽荷重状態(ロードインデックスの60%の荷重)においても、耐ショルダー摩耗性能の過度の低下を抑えながら耐センター摩耗性能を良好に発揮しうるのが確認できる。耐センター摩耗性能、耐肩落ち摩耗性能は、軽荷重下においては評価値90以上が合格である。
(C) 表3では、変曲点の距離の比(Lp/Wt、Lp/Wt)、トレッド輪郭線の曲率半径の比(R2/R1、R2/R1)、ベルトプライ半幅の比(Wb/Wt)、クリップ幅の比(WE/WF)を最適値とし、サイドウォール成形面の最大幅位置の半径方向距離の比(HB/WF)及び比(HB/HA)をそれぞれ変化している。表に記載以外は実質的に同仕様である。なお表3では、耐センター摩耗性能、耐肩落ち摩耗性能、耐久性をテストした。
Figure 2018127199
表3に示されるように、比HB/WF及び比HB/HAを規制することで、空荷状態(ロードインデックスの30%の荷重)においても、耐ショルダー摩耗性能の過度の低下を抑えながら耐センター摩耗性能を良好に発揮しうるのが確認できる。耐センター摩耗性能、耐肩落ち摩耗性能は、軽荷重下においては評価値90以上が合格である。
1 重荷重用タイヤ
2 トレッド部
2S トレッド成形面
3 サイドウォール部
3S サイドウォール成形面
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
7A〜7Dベルトプライ
10 主溝
11c センター陸部
11m ミドル陸部
11s ショルダー陸部
12s ショルダー横溝
20 金型
J1 内の円弧部
J1 内の金型円弧部
J2 外の円弧部
J2 外の金型円弧部
mS ミドル陸部成形面部
最大幅位置
T 生タイヤ
Te トレッド端
Te トレッド端成形位置
Wb プライ半幅
Wt トレッド半幅

Claims (10)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内側に配された3又は4枚のベルトプライからなるベルト層とを含み、
    かつ前記トレッド部が、タイヤ周方向にのびる複数本の主溝により、最もタイヤ赤道側に配されるセンター陸部、最もトレッド端側に配されるショルダー陸部、及び前記センター陸部とショルダー陸部との間のミドル陸部に区分された重荷重用タイヤであって、
    正規リムにリム組みしかつ正規内圧の5%の内圧が充填された5%内圧状態におけるタイヤ子午断面において、
    前記トレッド部の表面の輪郭線は、タイヤ赤道に円弧中心を有する曲率半径R1の内の円弧部と、この内の円弧部に変曲点Pで交わりかつ前記曲率半径R1より小な曲率半径R2の外の円弧部とからなり、
    前記変曲点Pは、前記ミドル陸部上に位置し、
    タイヤ赤道から前記変曲点Pまでのタイヤ軸方向の距離Lpは、タイヤ赤道からトレッド端までのタイヤ軸方向距離であるトレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍であることを特徴とする重荷重用タイヤ。
  2. 前記曲率半径R1と曲率半径R2との比R2/R1は、0.14〜0.20であることを特徴とする請求項1記載の重荷重用タイヤ。
  3. 前記ベルトプライは、タイヤ半径方向内側から順に配される第1〜第3のベルトプライを含み、かつ前記第2のベルトプライは、最も幅広をなすとともに、
    前記第2のベルトプライのタイヤ赤道からのプライ半幅は、前記トレッド半幅の0.8〜0.95倍であることを特徴とする請求項1又は2記載の重荷重用タイヤ。
  4. タイヤの偏平率が80%以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
  5. 前記ショルダー陸部は、このショルダー陸部を横切る複数のショルダー横溝を具え、かつ前記ショルダー横溝の溝深さは3.0mm以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
  6. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内側に配された3又は4枚のベルトプライからなるベルト層とを含み、
    かつ前記トレッド部が、タイヤ周方向にのびる複数本の主溝により、最もタイヤ赤道側に配されるセンター陸部、最もトレッド端側に配されるショルダー陸部、及び前記センター陸部とショルダー陸部との間のミドル陸部に区分された重荷重用タイヤの製造方法であって、
    金型によって生タイヤを加硫する加硫工程を含み、
    かつ前記金型は、前記トレッド部を成形するためのトレッド成形面の輪郭線が、タイヤ赤道に円弧中心を有する曲率半径R1の内の金型円弧部と、この内の金型円弧部に変曲点Pで交わりかつ前記曲率半径R1より小な曲率半径R2の外の金型円弧部とからなり、
    前記変曲点Pは、前記ミドル陸部を成形するためのミドル陸部成形面部上に位置し、
    タイヤ赤道から前記変曲点Pまでのタイヤ軸方向の距離Lpは、タイヤ赤道からトレッド端成形位置までのタイヤ軸方向距離である金型トレッド半幅Wtの0.35〜0.50倍であることを特徴とする重荷重用タイヤの製造方法。
  7. 前記曲率半径R1と曲率半径R2との比R2/R1は、0.14〜0.20であることを特徴とする請求項6記載の重荷重用タイヤの製造方法。
  8. 前記金型は、金型クリップ幅WFと、前記サイドウォール部を成形するためのサイドウォール成形面の最大幅位置間の幅WEとの比WE/WFが1.27〜1.37であることを特徴とする請求項6又は7記載の重荷重用タイヤの製造方法。
  9. 前記金型は、前記サイドウォール部を成形するためのサイドウォール成形面の最大幅位置からビードベースラインまでの半径方向距離HBと、金型クリップ幅WFとの比HB/WFが、0.45〜0.5である請求項6〜8の何れかに記載の重荷重用タイヤの製造方法。
  10. 前記金型が前記サイドウォール部を成形するためのサイドウォール成形面の最大幅位置からビードベースラインまでの半径方向距離HBと、前記重荷重用タイヤの前記金型内での加硫状態において、タイヤ赤道における前記カーカスの内面からビードベースラインまで半径方向距離HAとの比HB/HAが、0.4〜0.6の範囲である請求項6〜9の何れかに記載の重荷重用タイヤの製造方法。
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