JP2018121667A - 景品取得ゲーム機 - Google Patents

Abstract

【課題】 簡単にかつ効率よく景品の属性やプレイヤーの性別に応じて表示色を変更することができる景品取得ゲーム機を提供する。【解決手段】 本発明に係るクレーンゲーム機１００は、下部筐体１１０Ａと、景品やクレーン２８０などを収容する遊技空間が形成された上部筐体１１０Ｂとを含む。下部筐体１１０Ａ側には、下部ＬＥＤ発光部３１０が設けられ、上部筐体１１０Ｂ側には、上部ＬＥＤ発光部３００が設けられる。上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０の表示色は、リモコンからの遠隔操作によって変更することができる。【選択図】 図２

Description

本発明は、筐体内に収容されている景品をプレイヤーの操作によって取得可能な景品取得ゲームに関する。

景品取得ゲーム機として、クレームゲーム機、プッシュ式ゲーム機などが知られている。クレーンゲーム機は、プレイヤーがクレーンを操作し、クレーンで景品を把持し、把持した景品を取得するゲーム機である。プッシュ式ゲーム機は、プレイヤーがプッシャー装置を操作し、プッシャー装置からプッシャー部材を落下させ、命中させた景品を取得するゲーム機である（特許文献１）。

クレーンゲーム機等の景品取得ゲーム機では、収容されている景品が外部から良く見えるようにするため、景品収容部の周囲の壁を透明なガラスやアクリル樹脂で構成したり（特許文献２）、あるいは景品収容部に収容された様々な景品を効果的に照らすため、景品収容部内にＬＥＤ管を配置させているものがある（特許文献３）。さらに、景品収容部を円柱状にすることで、円柱状のスペースにクレーンゲーム機を配置したときにデッドスペースが生じないようにするゲーム機が提案されている（特許文献４）。

特開２０１１−７８６７７号公報 特開２００３−１６４６６２号公報 特開２０１２−２５４２２３号公報 特開２０００−１２６４４１号公報

しかしながら、従来の景品取得ゲーム機には、次のような課題がある。図１は、従来のクレーンゲーム機の外観斜視図である。同図に示すように、クレーンゲーム機１０は、概略矩形状の筐体１２を有し、筐体１２は、下部筐体１２Ａと上部筐体１２Ｂとの２つに分離される。下部筐体１２Ａは、その内部に電源や回路基板等を収納し、下部筐体１２Ａの前面には、景品取り出し口２０と、ジョイスティックや決定ボタン等を含む操作部２２、操作時の音声を出力するスピーカー２４などが設けられる。上部筐体１２Ｂには、正面および左右の側面が透明なアクリル樹脂等によって囲まれた略矩形状の遊技空間３０が形成される。遊技空間３０には、複数の景品、景品落とし部、３次元方向に移動可能なクレーンなどが配置される。

クレーンゲーム機では、遊技空間３０内の景品を識別するため、あるいは対象とするプレイヤーの性別を識別するため、下部筐体１２Ａと上部筐体１２Ｂとの境界付近に特定の色の帯状のステッカーまたはシール４０が貼り付けられている。例えば、景品が男の子用であれば、ステッカー４０を青色にし、女の子用であれば、ステッカー４０をピンク色にすることで、外観から容易に景品の属性を判定できるようにしていた。しかしながら、クレーンゲーム機毎に、景品やプレイヤーの性別等に応じて、ステッカーやシール４０の色を変更して取付けることは、非常に煩雑であり手間がかかる。

本発明は、このような従来の課題を解決し、従来と比較して簡単にかつ効率よく景品の属性やプレイヤーの性別に応じて表示色を変更することができる景品取得ゲーム機を提供することを目的とする。

本発明に係る景品取得ゲーム機は、筐体内に収容されている景品をプレイヤーの操作によって取得可能なものであって、前記筐体に取付けられ、複数の発光素子を含む発光手段と、前記発光手段を制御する制御手段と、前記発光手段の設定に関する入力を前記制御手段に与える外部入力手段とを有し、前記制御手段は、前記外部入力手段で入力された設定に従い前記発光手段を発光させる。

好ましくは前記筐体は、下部筐体と、遊技空間が形成された上部筐体とを含み、前記発光手段は、前記遊技空間が遮蔽されない位置に配置される。好ましくは前記遊技空間は、少なくとも一部が透明部材によって覆われ、前記発光手段は、前記透明部材に隣接して配置される。好ましくは前記筐体は、透明な天井部材によって覆われている。好ましくは前記外部入力手段は、前記発光手段の色を設定するための複数の色設定ボタンを含み、前記複数の色設定ボタンは、それぞれ異なる色で表示され、前記外部入力手段は、前記複数の色設定ボタンのいずれかが選択されたとき、選択された色設定ボタンに対応する色設定の入力を前記制御手段へ与える。好ましくは前記外部入力手段はさらに、前記発光手段の明るさを設定するための明るさ設定ボタンを含み、前記外部入力手段は、前記明るさ設定ボタンが選択されたとき、明るさ設定の入力を前記制御手段へ与える。

本発明によれば、景品取得ゲーム機に、複数の発光素子を含む発光手段を設け、外部入力手段からの入力により発光手段の色を設定できるようにしたので、従来のように、特定の色のステッカーやシールを筐体に貼り付ける場合と比較して、簡単に効率よく景品の属性やプレイヤーの性別に応じた表示色を得ることができる。

従来のクレーンゲーム機の外観斜視図である。 本発明の実施例に係るクレーンゲーム機の外観斜視図である。 図３（Ａ）は、図２に示すクレーンゲーム機の上面図、図３（Ｂ）は、図２に示すクレーンゲーム機の正面図である。 図４（Ａ）は、図２に示すクレーンゲーム機の左側面図、図４（Ｂ）は、図２に示すクレーンゲーム機の右側面図である。 図２に示すクレーンゲーム機の背面図である。 図２に示すクレーンゲーム機を２台連結した状態を示す側面図である。 本実施例のクレーンゲーム機に取付けられるＬＥＤ発光部を表した図である。 本実施例のクレーンゲームの外観写真を示す図である。 本発明の実施例に係るクレーンゲーム機に利用されるリモートコントローラの平面図である。 図９Ａ、Ｂは、本発明の実施例に係るクレーンゲーム機本体およびリモートコントローラの電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るクレームゲーム機におけるＬＥＤ発光部の色の設定および変更の動作を説明するフローチャートである。

以下、本発明の好ましい実施態様について図面を参照して説明する。本発明の好ましい実施態様では、景品取得ゲーム機の代表的なクレーンゲーム機を例示して説明する。但し、本発明は、クレーンゲーム機に限定されるものではなく、プレイヤーの操作の技量によって景品を取得することが可能なゲーム機全般に適用される。

図２は、本発明の実施例に係るクレーンゲーム機の斜視図、図３は、クレーンゲーム機の上面図および正面図、図４は、クレーンゲーム機の左右の側面図、図５は、クレーンゲーム機の背面図、図６は、２つのクレームゲーム機を連結した状態を示す側面図である。

図２に示すクレーンゲーム機１００は、二人のプレイヤーが同時に遊技することができる二人用のゲーム機を例示している。クレーンゲーム機１００は、略矩形状の筐体１１０を含み、筐体１１０は、下部筐体１１０Ａと上部筐体１１０Ｂとの２つに分離される。下部筐体１１０Ａは、その内部に電源や回路基板等を収容し、下部筐体１１０Ａの前面には、２つの景品取り出し口１２０と、ジョイスティックや決定ボタンなどを含む２つの操作部１３０と、クレーン操作時の音声を出力するスピーカー１４０などが設けられている。

上部筐体１１０Ｂは、枠状の下部フレーム２００と、下部フレーム２００の複数の位置から垂直方向に延びる帯状の複数の垂直フレーム２１０と、複数の垂直フレーム２１０の上端に接続された枠状の上部フレーム２２０とを有する。これらの下部フレーム２００、垂直フレーム２１０および上部フレーム２２０によって囲まれた領域は、遊技空間を形成する。中央部分に位置する前方の垂直フレーム２１０Ａと後方の垂直フレーム２１０Ｂとの間には、遊技空間を２人用の遊技空間に隔離するための隔離壁２３０が取付けられる。上部筐体１１０Ｂの前面および左右の側面に位置する複数の垂直フレーム２１０間の露出された空間には、矩形状のアクリル樹脂またはガラスなどの透明部材２４０が嵌め込まれる。また、上部フレーム２２０には、アクリル樹脂またはガラス等の透明な部材から構成された、頂部が平坦な天井部材２５０が取付けられる。上部筐体１１０Ｂの背面に位置する複数の垂直フレーム２１０間の露出された空間には、図５に示すように、比較的剛性のある不透明な矩形状の背面パネル２６０が取付けられる。こうして、正面、左右の側面の透明部材２４０および透明な天井部材２５０を介して、上部筐体１１０Ｂ内の遊技空間を見ることができる。なお、２つのクレーンゲーム機の背面同士を接続した場合には、図６に示すように、４人用のプレイヤーが同時に遊技することができるゲーム機となる。

枠状の下部フレーム２００には、遊技空間の底面を構成する平坦な底板２７０が取付けられる。底板２７０は、複数の景品を陳列する景品収容部を構成する。また、底板２７０には、景品落とし部２７２（図３（Ｂ）を参照）が形成され、景品落とし部２７２は、下部筐体１１０Ａの景品取り出し口１２０に連通される。さらに上部筐体１１０Ｂの遊技空間内には、景品を把持するためのクレーン２８０や、クレーン２８０をＸ、Ｙ、Ｚ方向に移動させるための駆動機構などが配置される。

本実施例において特徴的な点は、上部筐体１１０Ｂ側に上部ＬＥＤ発光部３００、下部筐体１１０Ａ側に下部ＬＥＤ発光部３１０が設けられる。上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０は、外部のリモートコントローラ（以下、リモコン）の操作によって、種々の色や明るさ等で点灯される。

図７（Ａ）は、上部筐体１１０Ｂ側に取付けられる上部ＬＥＤ発光部３００を示し、図７（Ｂ）は、下部筐体１１０Ａに取付けられる一対の下部ＬＥＤ発光部３１０を示している。図７（Ａ）に示す上部ＬＥＤ発光部３００は、上部筐体１１０Ｂの左側面を水平方向に延在する左側面部分３０２と、上部筐体１１０Ｂの正面を水平方向に延在する正面部分３０４と、上部筐体１１０Ｂの右側面を水平方向に延在する右側面部分３０６とを含む、概略コ字型を有している。好ましくは、上部ＬＥＤ発光部３００は、上部筐体１１０Ａの枠状の上部フレーム２２０に沿うように、言い換えれば、上部ＬＥＤ発光部３００は、遊技空間の上端に隣接するように線形に配置される。これにより、クレームゲーム機１００の正面および両側面のいずれの方向からも、上部ＬＥＤ発光部３００の発光色を視認することができ、他方、上部ＬＥＤ発光部３００によって遊技空間の視界は遮蔽されない。なお、上部筐体１１０Ｂの背面は、設置場所の壁側を向いたり、あるいは、図６に示すように他のゲーム機の背面に向けられ、背面方向から見られることがないため、上部筐体１１０Ｂの背面にはＬＥＤ発光部は取付けられない。

図７（Ｂ）に示す一対の下部ＬＥＤ発光部３１０は、下部筐体１１０Ａの側面を水平方向に延在する側面部分３１２と、下部筐体１１０Ａの正面を垂直方向に延在する垂直部分３１４とを有する。側面部分３１２は、例えば、下部筐体１１０Ａと上部筐体１１０Ｂとの境界近傍に取付けられ、垂直部分３１４は、操作部１３０付近を垂直方向に延在する。一対の下部ＬＥＤ発光部３１０は、下部筐体１１０Ａにほぼ左右対称に取付けられる。図７Ａに、上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０を取り付けた実際のクレーンゲーム機の外観写真を示す。

次に、本実施例のクレーンゲーム機の上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０を遠隔操作するためのリモコンについて説明する。ここで、上部ＬＥＤ発光部３００と下部ＬＥＤ発光部３１０を総称する場合には、ＬＥＤ発光部３００Ｎと称する。図８は、本実施例のリモコンの模式的な平面図である。リモコン４００には、複数の操作ボタンが用意されている。領域４１０の操作ボタンＢ１は、ＬＥＤ発光部３００Ｎをオンするためのボタン、操作ボタンＢ２は、ＬＥＤ発光部３００Ｎをオフするためのボタン、操作ボタンＢ３は、ＬＥＤ発光部３００Ｎの明るさを大きくするためのボタン、操作ボタンＢ４は、ＬＥＤ発光部３００Ｎの明るさを小さくするためのボタンである。

領域４２０には、ＬＥＤ発光部３００Ｎの色を設定するための色設定ボタンＣ１〜Ｃ１２が用意されている。色設定ボタンＣ１〜Ｃ１２は、それぞれ異なる色で表されており、例えば、ボタンＣ１は、「赤」、ボタンＣ２は、「緑」、ボタンＣ３は、「青」、ボタンＣ４は、「紫」、ボタンＣ５は、「白色」などである。ここで留意すべきは、色設定ボタンＣ１〜Ｃ１２の色は、ＬＥＤ発光部３００Ｎで点灯される色と同じ色であるということである。例えば、クレーンゲーム機の管理者は、色設定ボタンＣ１〜Ｃ１２のいずれかの色を選択することで、これと同じ色でＬＥＤ発光部３００Ｎを点灯させることができる。ＬＥＤ発光部３００Ｎの色を変更したい場合には、色設定ボタンＣ１〜Ｃ１２の中から他の色を選択すればよい。なお、図８に示す色設定ボタンＣ１〜Ｃ１２は一例であり、必ずしも色設定ボタンの数はこれに限られるものではない。

領域４３０には、ＬＥＤ発光部３００Ｎの発光パターンを設定するためのパターン設定ボタンＰ１〜Ｐ４が用意される。例えば、ボタンＰ１は、ＬＥＤを連続点灯させ、ボタンＰ２は、一定の周期でＬＥＤを点滅させ、ボタンＰ３は、予め決められた規則に従い点滅させる。領域４４０には、ＬＥＤを点滅させるとき、その点滅速度を設定するための速度設定ボタンＳ１〜Ｓ４が用意される。リモコン４００には、さらに他の機能を実行するための操作ボタンが用意されるようにしてもよい。

上記例では、上部ＬＥＤ発光部３００と下部ＬＥＤ発光部３１０の明るさや色を同じとしたが、これに限らず、上部ＬＥＤ発光部３００と下部ＬＥＤ発光部３１０の明るさや色を異なるようにすることも可能である。この場合には、上部ＬＥＤ発光部３００と下部ＬＥＤ発光部３１０のそれぞれに割り当てられた明るさ設定ボタンや色設定ボタンがそれぞれ用意される。

次に、ＬＥＤ発光部３００Ｎを点灯させるための電気的な構成について説明する。図９（Ａ）は、クレーンゲーム機本体側（筐体側）の発光モジュールの電気的な構成を示すブロック図である。本体側の発光モジュールＭＤは、通信部５００、制御部５１０、記憶部５２０、ＬＥＤ発光部３００Ｎを駆動する駆動部５３０を有する。

通信部５００は、無線通信手段によりリモコン４００との間で信号の送受を可能にする。無線通信手段は、特に限定されないが、例えば、赤外線通信を利用するもの、あるいはＷｉＦｉ（登録商標）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、あるいは無線ＬＡＮであってもよい。通信部５００は、リモコン４００からＬＥＤ発光部３００Ｎの設定に関する操作信号、例えば、ＬＥＤ発光部３００Ｎの明るさ、色、発光パターン、点滅速度等の設定に関する操作信号を受け取ると、当該操作信号を制御部５１０へ提供する。

制御部５１０は、発光モジュールＭＤの各部を制御する。制御部５１０は、例えば、マイクロコンピュータやマイクロプロセッサなどから構成され、ＲＯＭ／ＲＡＭに記憶されたプログラムを実行することで各部を制御する。制御部５１０は、上記したように、通信部５００を介して、ＬＥＤ発光部３００Ｎの設定に関する操作信号を受け取ると、当該操作信号からＬＥＤ３００Ｎの設定情報を解読し、解読された設定情報を記憶５２０に記憶するとともに、設定情報に基づき駆動制御信号を駆動部５３０に提供する。

駆動部５３０は、制御部５１０からの駆動制御信号に基づきＬＥＤ発光部３００Ｎを駆動し、ＬＥＤ発光部３００Ｎの点灯を制御する。ＬＥＤ発光部３００Ｎは、複数の発光部を含み、１つの発光部は、例えば、Ｒ（赤）、Ｇ(緑)、Ｂ（青）を発光する発光ダイオードから構成される。１つの発光部は、Ｒ、Ｇ、Ｂの光量または強さの組み合わせを変えることで、種々の色を点灯することができる。

上記の例では、発光モジュールＭＤが記憶部５２０を含み、当該記憶部５２０がＬＥＤ発光部３００Ｎの設定情報を記憶する例を示したが、これは必須ではない。但し、記憶部５２０に設定情報を記憶させることで、クレーンゲーム機１００への電源が投下されたとき、制御部５１０は、以前の設定情報に従いＬＥＤ発光部３００Ｎを点灯させることができる。

リモコン４００は、図９（Ｂ）に示すように、操作検出部６００、制御部６１０、記憶部６２０、通信部６３０を含む。制御部６１０は、例えば、マイクロコンピュータまたはマイクロプロセッサなどから構成され、ＲＯＭ／ＲＡＭに記憶されたプログラムを実行することで各部を制御する。

操作検出部６００は、リモコン４００がユーザーによって操作されたとき、操作されたボタンを検出し、その検出結果を制御部６１０へ提供する。例えば、ユーザーが色設定ボタンＣ３を操作したならば、色設定ボタンＣ３の操作が検出され、その検出結果が制御部６１０へ提供される。制御部６１０は、操作検出部６００の検出結果に基づきＬＥＤ発光部３００Ｎの設定情報を記憶部６２０に記憶させるとともに、設定に関する操作信号を通信部６３０を介して本体側の発光モジュールＭＤへ送信する。ここでは、設定情報を記憶部６２０に記憶させる例を示したが、設定情報は必ずしも記憶部６２０に記憶させることを要しない。但し、記憶部６２０に設定情報を記憶させた場合には、ユーザーがリモコンを操作したとき、設定情報が変更されたか否かを判定し、設定情報が変更された場合にのみ、設定に関する操作信号を発光モジュールＭＤへ送信させ、設定情報が変更されない場合には、設定に関する操作信号の送信を省略させることができる。

次に、本実施例のクレーンゲーム機において、ＬＥＤ発光部３００Ｎの設定／変更を行う動作を、図１０のフローチャートを参照して説明する。ここでは、ＬＥＤ発光部３００Ｎの色を「青」に設定し、これを「赤」に変更する例を説明する。先ず、ユーザーは、リモコン４００の複数の色設定ボタンの中から青色の色設定ボタンを選択する（Ｓ１００）。青色の色設定ボタンの操作が操作検出部６００によって検出されると（Ｓ１０２）、制御部６１０は、青色設定を含む操作信号を通信部６３０を介して本体側の発光モジュールＭＤへ送信する。

青色設定を含む操作信号が発光モジュールＭＤの通信部５００によって受け取られると（Ｓ１０４）、制御部５１０は、当該操作信号から青色の設定情報を解読し、青色の設定情報を記憶部５２０に記憶するとともに（Ｓ１０６）、ＬＥＤ発光部３００Ｎを青色で点灯させるための駆動制御信号を駆動部５３０へ提供する。これにより、クレーンゲーム機１００の上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０が青色で点灯する（Ｓ１０８）。

次に、ＬＥＤ発光部３００Ｎの点灯色を青色から赤色に変更する場合、ユーザーは、リモコン４００の赤色の色設定ボタンを操作する（Ｓ１１０）。赤色の色設定ボタンの操作が検出されると（Ｓ１１２）、制御部６１０は、通信部６３０を介して、赤色設定を含む操作信号をクレーンゲーム機本体側の発光モジュールＭＤへ送信する。発光モジュールＭＤの通信部５００が赤色設定を含む操作信号を受け取ると（Ｓ１１４）、制御部５１０は、当該操作信号から赤色の色設定情報を解読し、記憶部５２０の設定情報を更新し（Ｓ１１６）、さらにＬＥＤ発光部３００Ｎを赤色で点灯させるための駆動制御信号を駆動部５３０へ提供する。こうして、クレーンゲーム機１００の上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０が赤色に点灯する（Ｓ１１８）。

このように本実施例によれば、景品の属性や対象のプレイヤーの性別等によりＬＥＤ発光部３００Ｎの色を設定または変更したい場合には、リモコン４００の色設定ボタンを選択することで、簡単にＬＥＤ発光部３００Ｎの色の設定または変更をすることができる。なお、図１０では、ＬＥＤ発光部３００Ｎの色の設定／変更を例示したが、ＬＥＤ発光部３００Ｎの明るさ、連続点灯か否か、点滅速度などを設定／変更する場合も、上記と同様に行われる。

また上記実施例では、上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０は、図７（Ａ）、（Ｂ）に示すような形状に構成されたが、これは一例であり、他の形状であってもよい。上部ＬＥＤ発光部３００は、左側面部分３０２、正面部分３０４および右側面部３０６が連続するように構成されるが、例えば、左側面部分３０２、正面部分３０４、右側面部分３０６は、それぞれ複数に分離されていてもよい。また、下部ＬＥＤ発光部３１０は、一対の側面部分３１２と垂直部分３１４とを有するが、左右の側面部分３１２を正面部分によって連結するような構成であってもよい。上部ＬＥＤ発光部３００および下部ＬＥＤ発光部３１０は、クレーンゲーム機の形状、大きさ等に応じて、その配置、形状、数等を適宜変更し得る。また、上記実施例では、クレーンゲーム機について例示したが、本発明は、これ以外のプッシュ式ゲームや、その他プレイヤーが操作することで景品を取得するあらゆるゲーム機に適用することができる。

以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、請求項の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

１００：クレーンゲーム機 １１０：筐体
１１０Ａ：下部筐体 １１０Ｂ：上部筐体
１２０：景品取り出し口 １３０：操作部
１４０：スピーカー ２００：下部フレーム
２１０：垂直フレーム ２２０：上部フレーム
２３０：隔離壁 ２４０：透明部材
２５０：天井部材 ２６０：背面パネル
２７０：底板 ２７２：景品落とし部
２８０：クレーン ３００：上部ＬＥＤ発光部
３１０：下部ＬＥＤ発光部 ４００：リモコン

Claims (6)

1. 筐体内に収容されている景品をプレイヤーの操作によって取得可能な景品取得ゲーム機であって、
   前記筐体に取付けられ、複数の発光素子を含む発光手段と、
   前記発光手段を制御する制御手段と、
   前記発光手段の設定に関する入力を前記制御手段に与える外部入力手段とを有し、
   前記制御手段は、前記外部入力手段で入力された設定に従い前記発光手段を発光させる、景品取得ゲーム機。
2. 前記筐体は、遊技空間が形成された上部筐体を含み、前記発光手段は、前記遊技空間が遮蔽されない位置に配置される、請求項１に記載の景品取得ゲーム機。
3. 前記遊技空間は、少なくとも一部が透明部材によって覆われ、前記発光手段は、前記透明部材に隣接して配置される、請求項２に記載の景品取得ゲーム機。
4. 前記筐体は、透明な天井部材によって覆われている、請求項１ないし３いずれか１つに記載の景品取得ゲーム機。
5. 前記外部入力手段は、前記発光手段の色を設定するための複数の色設定ボタンを含み、前記複数の色設定ボタンは、それぞれ異なる色で表示され、
   前記外部入力手段は、前記複数の色設定ボタンのいずれかが選択されたとき、選択された色設定ボタンに対応する色設定の入力を前記制御手段へ与える、請求項１に記載の景品取得ゲーム機。
6. 前記外部入力手段はさらに、前記発光手段の明るさを設定するための明るさ設定ボタンを含み、
   前記外部入力手段は、前記明るさ設定ボタンが選択されたとき、明るさ設定の入力を前記制御手段へ与える、請求項５に記載の景品取得ゲーム機。