JP2015006322A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】段階的に状態を変化させる可動役物を具備し、当該可動役物を用いて従来に無い斬新な演出を行うことができる遊技機を提供する。【解決手段】映像を表示可能な液晶表示部45と、段階的に状態を変化させる第一演出動作(昇降動作)と、前記第一演出動作における各段階にて前記液晶表示部45に向けて役物の状態を変化させる第二演出動作(回転動作)と、を行う第一可動役物110及び第二可動役物120と、具備し、液晶表示部45に表示される映像と第一可動役物110及び第二可動役物120の演出動作とにより指差しキャラクタCのストックと放出とを表現する演出を行う。【選択図】図25
Description
本発明は、遊技機の技術に関する。
従来、遊技機において、段階的に状態を変化させる可動役物を具備し、当該可動役物を用いて演出を行う技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の遊技機においては、大当りとする場合に大当りとしない場合よりも可動役物における段階的な状態の変化量を多くする演出を行っている。
本発明が解決しようとする課題は、段階的に状態を変化させる可動役物を具備し、当該可動役物を用いて従来に無い斬新な演出を行うことができる遊技機を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、映像を表示可能な表示部と、段階的に状態を変化させる第一演出動作と、前記第一演出動作における各段階にて前記表示部に向けて状態を変化させる第二演出動作とを行う可動役物と、前記表示部にて表示される映像と前記可動役物の動作を制御し、所定の蓄積要素を蓄積する蓄積演出と前記蓄積演出により蓄積した蓄積要素を放出する放出演出とを行う演出制御手段とを具備し、前記演出制御手段は、前記蓄積演出を行う場合には、第一演出映像物が出現する映像及び出現した前記第一演出映像物が前記可動役物側に移動又は延びる映像を前記表示部に表示することにより、前記蓄積要素が前記可動役物に蓄積されることを表現すると共に、前記可動役物の状態を前記第一演出動作により現在の段階から次の段階に変化させることにより、前記蓄積要素の蓄積量が増えたことを表現し、前記放出演出を行う場合には、前記可動役物に前記第一演出動作における所定の段階にて前記第二演出動作を行わせると共に、前記可動役物側に第二演出映像物が出現する映像及び出現した前記第二演出映像物が前記可動役物から離れる方向に移動又は延びる映像を前記表示部に表示することにより、前記可動役物に蓄積された前記蓄積要素が放出されることを表現するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、段階的に状態を変化させる可動役物を具備し、当該可動役物を用いて従来に無い斬新な演出を行うことができる。
まず、本発明の一実施形態に係る遊技機1の全体的な構成について説明する。
なお、以下の説明では、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、左右方向を規定する。
なお、以下の説明では、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、左右方向を規定する。
遊技機1は、図1及び図2が示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠5と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
外枠2は、遊技機1の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、遊技盤4と、窓枠5と、下皿ユニット6と、が設けられる。
遊技盤4は、遊技球が転動する領域である遊技領域7が形成される部材である(図3参照)。遊技盤4は、中枠3に着脱可能に取り付けられる。
窓枠5は、略額縁状に形成される枠体である。窓枠5は、遊技盤4の前方に配置され、中枠3の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。窓枠5の略中央には、略円形状に開口された窓枠開口部8が配設される。窓枠開口部8には、透明板13が覆設される。これによって、遊技者は、窓枠5の後方に配置された遊技盤4の遊技領域7を、前方から透明板13を介して視認することができる。窓枠開口部8の下方には、発射前の遊技球が貯溜される上皿9が配設される。窓枠開口部8の左右上方には、スピーカ10・10がそれぞれ配設される。
下皿ユニット6は、中枠3の下部であって、窓枠5の下方に取り付けられる。下皿ユニット6の略中央には、上皿9から溢れた遊技球が貯溜される下皿11が配設される。下皿ユニット6の右側部であって下皿11の右方には、発射ハンドル12が配設される。発射ハンドル12は回動操作可能に構成され、当該回動操作により上皿9に貯溜された遊技球が遊技領域7へ向けて発射される。
次に、遊技盤21の構成について、図3、図4及び図8を用いてさらに詳細に説明する。
なお、後述するように、遊技盤21に設けられる遊技板22は、透過性を有し、当該遊技板22を介して後方(遊技盤21の後側)が視認可能に構成される。そこで、図3においては、説明の便宜上、遊技盤21の構成のうち主に遊技板22よりも前側の構成を示し、当該遊技板22を介して視認される当該遊技盤21の後側の構成を適宜省略している。また、図4においては、説明の便宜上、遊技盤21の構成のうち遊技板22よりも後側(遊技板22を介して視認される遊技盤21の後側)の構成(種々の装飾等)を示し、遊技板22及び当該遊技板22よりも前側の構成を適宜省略している。
遊技盤21には、図3及び図4に示すように、主として遊技板22と、始動ゲート23と、始動口24と、可変入賞装置25と、大入賞装置26と、可動役物装置(第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28)と、第一発光装置29と、第二発光装置30と、普通図柄表示装置31と、特別図柄表示装置32と、装飾図柄表示装置33等の遊技部品が設けられる。
図3示す遊技板22は、四隅を適宜に切り欠いた略平板状に形成される部材である。遊技板22は、前述したように、透過性を有し、当該遊技板22を介して後方が視認可能に構成される。遊技板22には、中央から上部に亘って当該遊技板22を前後方向に貫通するように孔34が形成される。また、遊技板22の前側面には、ガイドレール35が正面視で略円形状に配置され、前方へ向けて立設される。なお、遊技板22の前側面においてガイドレール35により区画形成された正面視で略円形状の領域が、遊技領域7となる。
図3に示す始動ゲート23は、遊技領域7内の左部に配置される。始動ゲート23は、上下方向に貫通した平面視略コの字状に形成され、その内側を遊技球が通過可能に構成される。始動ゲート23の内側には、近接スイッチからなる始動ゲートセンサ23aが配設される。始動ゲートセンサ23aは、遊技球が始動ゲート23を通過すると当該通過を検知して、始動ゲート通過信号を出力する。
図3に示す始動口24は、遊技領域7内の中央下部に配置される。始動口24は、上面が開口されたポケット状に形成され、その内部に遊技球が入球(入賞)可能に構成される。始動口24の内部には、近接スイッチからなる始動口センサ24aが配設される。始動口センサ24aは、遊技球が始動口24に入賞すると当該入賞を検知して、始動口入賞信号を出力する。
図3に示す可変入賞装置25(普通電動役物)は、遊技領域7内の中央下部に配置される。可変入賞装置25の内部には、前述した始動口24が設けられる。始動口24の左右上方には、可動片36が相互に対向して配設される。可動片36には、図示せぬ可動片用ソレノイドが連結される。そして、可動片36は、前記可動片用ソレノイドによって、遊技球が始動口24に入賞することが困難な閉塞状態と、遊技球が始動口24に入賞することが容易な開放状態と、を切り替え可能に構成される。
図3に示す大入賞装置26(特別電動役物)は、遊技領域7内の中央下部であって、可変入賞装置25よりも下方に配置される。大入賞装置26には、大入賞口37が設けられる。大入賞口37は、正面視で左右方向に細長い略矩形状に形成される。大入賞口37は、大入賞口扉38によって被覆される。大入賞口扉38は、下端を支点として遊技領域7に対して前後回りに回動可能に支持される。大入賞口扉38には、図示せぬ大入賞口扉用ソレノイドが連結される。そして、大入賞口扉38は、前記大入賞口扉用ソレノイドによって、遊技球が大入賞口37に入賞することができる開放状態と、遊技球が大入賞口37に入賞することができない閉塞状態と、を切り替え可能に構成される。また、大入賞口37の内部には、近接スイッチからなる大入賞口センサ37aが配設される。大入賞口センサ37aは、遊技球が大入賞口37に入賞すると当該入賞を検知して、大入賞口入賞信号を出力する。
図3及び図4に示す可動役物装置(第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28)は、後述するように可動役物(第一可動役物110及び第二可動役物120)を具備する。なお、可動役物(第一可動役物110及び第二可動役物120)は、本発明に係る「可動役物」の一実施形態であり、液晶表示部45に表示される映像と共に所定の演出を行うものである。以下にて、具体的に説明する。
図3及び図4に示す第一可動役物装置27は、その動作により所定の演出を行って遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与え、その遊技者の興趣を高めるものである。第一可動役物装置27は、遊技盤21の上部であって、前後方向位置において遊技板22よりも後方に配置される。第一可動役物装置27には、主として第一可動役物110が設けられる。
図3及び図4に示す第一可動役物110は、移動可能に構成される略板状の部材である。第一可動役物110は、遊技板22の孔34内の上部後方に配置される。これにより、第一可動役物110は、遊技板22の孔34を介して遊技者に視認可能に構成される。第一可動役物110は、その遊技者側の面(前側面)に人間の唇を模した装飾が施され、当該遊技者の興味を引くように形成される。第一可動役物110は、主として上唇役物111と、下唇役物112と、により構成される。
上唇役物111は、第一可動役物110の上部を構成する部材である。上唇役物111は、その遊技者側の面(前側面)に人間の上唇(より詳細には、上前歯が見えた状態の上唇)を模した装飾が施される。上唇役物111は、移動不能となるように遊技盤21に固定される。
下唇役物112は、第一可動役物110の下部を構成する部材である。下唇役物112は、その遊技者側の面(前側面)に人間の下唇(より詳細には、下前歯が見えた状態の下唇)を模した装飾が施される。下唇役物112は、上唇役物111の下方に配置される。下唇役物112は、上下方向に移動可能となるように遊技盤21に支持される。
こうして、第一可動役物110は、図3及び図4に示すように、上唇役物111と下唇役物112とが上下に配置されることにより全体として人間の唇を模した装飾が形成され、遊技者の興味を引くように形成される。
以下では、第一可動役物110(より詳細には、下唇役物112)の移動に関する第一可動役物装置27の構成について、図5を用いて簡単に説明する。
図5(a)に示すように、下唇役物112は、その左方に配設された支持部材113により支持される。支持部材113は、上下方向に移動可能となるように遊技盤21に適宜支持される。支持部材113には、細長い板状の細長板部114が設けられる。細長板部114の左側部には、長手方向に沿ってギヤが形成される(不図示)。
また、支持部材113の左方には、下唇役物112の駆動源となる第一駆動モータ115が配設される。第一駆動モータ115は、遊技盤21に固定される。第一駆動モータ115の出力軸には、出力ギヤ116が固定される。出力ギヤ116は、支持部材113の細長板部114の左側部に形成された前記ギヤと噛合される。
このような構成により、図5(a)に示す状態から第一駆動モータ115が駆動して出力ギヤ116が正面視で時計回りに回転すると、細長板部114に形成された前記ギヤを介して支持部材113に下方へ向けた駆動力が伝達される。そして、図5(b)に示すように、前記駆動力が伝達されると、支持部材113が下方へ向けて移動する。そして、支持部材113の移動と共に、当該支持部材113に支持された下唇役物112が下方へ向けて移動する(図5(c)参照)。
なお、図5(c)に示す状態から第一駆動モータ115が駆動して出力ギヤ116が正面視で反時計回りに回転すると、前述した駆動力とは逆方向へ向けての駆動力が伝達されることになり、下唇役物112が上方へ向けて移動し、図5(a)に示す状態となる。
このように、第一可動役物110においては、下唇役物112が、図5(a)に示す上唇役物111に近接した位置(以下では「近接位置」と称する。)と、図5(c)に示す上唇役物111から離間した位置(以下では「離間位置」と称する。)と、の間を往復移動することができる。そして、第一可動役物110においては、下唇役物112が近接位置と離間位置との間を往復移動することにより、あたかも人間の唇が開閉するような印象を遊技者に与えることができる。
図4に示す第二可動役物装置28は、その動作により所定の演出を行って遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与え、その遊技者の印象を高めるものである。第二可動役物装置28は、遊技盤21の概ね左部であって、前後方向位置において遊技板22よりも後方に配置される。第二可動役物装置28には、主として第二可動役物120が設けられる。
図4に示す第二可動役物120は、移動可能に構成される略板状の部材である。第二可動役物120は、遊技盤21の左下部に配置される。第二可動役物120は、透過性を有する遊技板22の後方に配置され、当該遊技板22を介して遊技者に視認可能に構成される。第二可動役物120は、遊技者側の面(前側面)に人間の手指(より詳細には、指差し状態の手)を模した装飾が施され、当該遊技者の興味を引くように形成される。
以下では、第二可動役物120の移動に関する第二可動役物装置28の構成について、図6及び図7を用いて簡単に説明する。
図6(a)に示すように、第二可動役物120は、その右方に配設された支持アーム121により支持される。支持アーム121は、液晶表示部45の下方で当該液晶表示部45を囲むような円弧状に延出された略棒状の部材である。支持アーム121は、その延出方向に沿って(円弧を描くように)移動可能となるように遊技盤21に適宜支持される。支持アーム121の左端部には、略平板状の支持台部123が固定される。支持台部123には、回転軸122が前方へ向けて突設される。回転軸122は、第二可動役物120を支持台部123に対して回転可能に支持する。
このように、第二可動役物120は、支持アーム121に対して回転可能に支持されると共に、遊技盤21に対して液晶表示部45の周囲を(支持アーム121により)移動可能に支持される。
また、支持台部123には、第二可動役物120の第一の駆動源となる第二駆動モータ124が配設される。第二駆動モータ124は、支持台部123に固定される。第二駆動モータ124の出力軸には、出力ギヤ125が固定される。出力ギヤ125は、第二可動役物120に形成された図示せぬギヤと噛合される。
また、支持アーム121の左下方には、第二可動役物120の第二の駆動源となる第三駆動モータ126が配設される。第三駆動モータ126は、遊技盤21に固定される。第三駆動モータ126の出力軸には、出力ギヤ127が固定される。出力ギヤ127は、支持アーム121に延出方向に沿って形成された図示せぬギヤと噛合される。
このような構成により、図6(a)に示す状態から第三駆動モータ126が駆動して出力ギヤ127が背面視で時計回りに回転すると、支持アーム121に形成された前記ギヤを介して当該支持アーム121に概ね左上方へ向けた駆動力が伝達される。そして、図6(b)に示すように、前記駆動力が伝達されると、支持アーム121が遊技盤21に対して液晶表示部45の周囲を概ね左上方へ向けて円弧を描くように移動する。そして、支持アーム121の移動と共に、当該支持アーム121に支持された第二可動役物120が遊技盤21に対して液晶表示部45の周囲を概ね左上方へ向けて円弧を描くように移動する(図7(a)及び(b)参照)。
なお、図6(b)に示す状態から第三駆動モータ126が駆動して出力ギヤ127が背面視で反時計回りに回転すると、前述した駆動力とは逆方向へ向けての駆動力が伝達されることになり、第二可動役物120が遊技盤21に対して液晶表示部45の周囲を概ね右下方へ向けて円弧を描くように移動し、図6(a)に示す状態となる。このように、第二可動役物120においては、図6(a)及び(b)に示すように、遊技盤21に対して液晶表示部45の周囲を概ね右下方へ向けて円弧を描くように移動することができる。
このように、第二可動役物120は、液晶表示部45の周囲を昇降(動作)することができ、指差し状態の手が液晶表示部45の周囲を昇降する印象を遊技者に与えることができる。
なお、本実施形態において第二可動役物120は、図6(a)及び図7(a)に示す位置(以下では「初期位置」と称する。)と図6(b)及び図7(b)に示す位置(以下では「最高位置」と称する。)との間を昇降する際、段階的に昇降するように構成される。より詳細には、第二可動役物120が初期位置と最高位置との間を昇降する場合に、2つの停止位置が設けられる。すなわち、第二可動役物120は、初期位置から上昇する場合、3段階上昇すると最高位置に到達する。また、第二可動役物120は、最高位置から下降する場合、3段階下降すると初期位置に到達する。
また、図6(b)に示す状態から第二駆動モータ124が駆動して出力ギヤ125が背面視で時計回りに回転すると、第二可動役物120に形成された前記ギヤを介して当該第二可動役物120に背面視で反時計回りへの駆動力が伝達される。そして、図6(c)に示すように、前記駆動力が伝達されると、第二可動役物120が支持アーム121に対して背面視で反時計回りに回転(移動)する(図7(b)及び(c)参照)。
なお、図6(c)に示す状態から第二駆動モータ124が駆動して出力ギヤ125が背面視で反時計回りに回転すると、前述した駆動力とは逆方向へ向けての駆動力が伝達されることになり、第二可動役物120が支持アーム121に対して背面視で時計回りに回転(移動)し、図6(b)に示す状態となる(図7(b)及び(c)参照)。
このように、第二可動役物120は、図6(b)及び(c)に示すように、液晶表示部45側へ向けて回転(動作)することができる。これにより、第二可動役物120は、あたかも人間の手指が液晶表示部45を指差しするような印象を遊技者に与え、ひいては当該遊技者の注意を液晶表示部45に引き付けることができる。
なお、本実施形態における第二可動役物120のを昇降(動作)は、段階的に役物の状態を変化させるものであり、本発明に係る「第一演出動作」の一実施形態である。また、本実施形態における第二可動役物120の液晶表示部45側へ向けての回転(移動)は、前記第二可動役物120が昇降した後の各段階にて液晶表示部45に向けて役物の状態を(昇降後から)さらに変化させるものであり、本発明に係る「第二演出動作」の一実施形態である。
図4に示す第一発光装置29は、遊技盤21を装飾すると共に所定の(発光)演出を行うことにより遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与え、その遊技者の印象を高めるものである。第一発光装置29は、前後方向位置において遊技板22よりも後方に配置される。第一発光装置29には、主として複数の第一発光面41が設けられる。
図4に示す第一発光面41は、正面視で略真円状に形成される。第一発光面41は、複数設けられ、液晶表示部45の周囲に円環状に(より詳細には、液晶表示部45の左方及び右方に当該液晶表示部45を囲むような円弧状に連なって)配置される。複数の第一発光面41は、それぞれ独立して点灯することができる。そして、第一発光面41は、透過性を有する遊技板22の後方に配置され、当該遊技板22を介して発光する様子を遊技者に視認可能に構成される。
図4に示す第二発光装置30は、遊技盤21を装飾すると共に所定の(発光)演出を行うことにより遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与え、その遊技者の印象を高めるものである。第二発光装置30は、前後方向位置において遊技板22よりも後方に配置される。第二発光装置30には、主として第二発光面42が設けられる。
図4に示す第二発光面42は、正面視で湾曲した平板状に形成される。第一発光面41は、液晶表示部45の周囲に(より詳細には、連なって配置された複数の第一発光面41の左方で、これらの第一発光面41に沿うように)配置される。第二発光面42は、発光領域が複数に区分けして形成され、それぞれ独立して点灯することができる。そして、第二発光面42は、透過性を有する遊技板22の後方に配置され、当該遊技板22を介して発光する様子を遊技者に視認可能に構成される。
普通図柄表示装置31は、普通図柄遊技の当り判定の結果を表示して遊技者に報知する装置である。普通図柄表示装置31は、遊技領域7の左下部に配置される。普通図柄表示装置31には、普通図柄が変動表示される普図LED表示部43が設けられる。以下では、当りを目指して普通図柄を変動させる遊技を、普通図柄遊技と称する。
なお、普通図柄遊技の当り判定は、始動ゲート23への遊技球の入賞に基づいて行われる。そして、普通図柄遊技の当り判定が行われると、普図LED表示部43に普通図柄の変動表示が開始され、所定時間経過後に当該変動表示が停止される。そして、当該停止表示された普通図柄の図柄の組み合わせにより、普通図柄遊技の当り判定の結果が遊技者に報知される。
そして、普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると遊技者に報知されると、可変入賞装置25の開放状態と閉鎖状態とが切り替えられる。そして、可変入賞装置25が開放状態に切り替えらえると、始動口24に遊技球が入賞することが容易となる。なお、可変入賞装置25の開放状態は、所定時間経過後又は所定個数の遊技球が始動口24に入賞した場合に終了して閉鎖状態へと切り替えられる。
特別図柄表示装置32は、特別図柄遊技の大当り判定の結果を表示して遊技者に報知する装置である。特別図柄表示装置32は、遊技領域7の左下部であって、普通図柄表示装置31の左上方に配置される。特別図柄表示装置32には、特別図柄が変動表示される特図LED表示部44が設けられる。なお、特別図柄遊技とは、大当り判定の大当りを目指して特別図柄を変動させる遊技である。
特別図柄遊技の大当り判定は、始動口24への遊技球の入賞に基づいて行われる。そして、特別図柄遊技の大当り判定が行われると、特別図柄表示装置32の特図LED表示部44に特別図柄の変動表示が開始され、所定時間経過後に当該変動表示が停止される。そして、当該停止表示された特別図柄の図柄の組み合わせにより、特別図柄遊技の大当り判定の結果が遊技者に報知される。
そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合には、特別図柄の変動表示の停止後に後述する大当り遊技が開始され、大入賞装置26の開放状態と閉鎖状態とが連続して切り替えられる。
装飾図柄表示装置33は、装飾図柄遊技の結果を表示して遊技者に報知する装置である。装飾図柄表示装置33には、遊技盤21の概ね中央であって、前後方向位置において遊技板22よりも後方に配置される。装飾図柄表示装置33には、装飾図柄が変動表示される液晶表示部45が設けられる。液晶表示部45は、遊技板22に形成された孔34を後方から覆うように配置される。こうして、液晶表示部45は、遊技板22に形成された孔34を介して前方から遊技者に視認可能に構成される。
液晶表示部45は、映像を表示可能に構成される。液晶表示部45には、装飾図柄遊技として複数の装飾図柄がそれぞれ独立して循環するように変動表示される。なお、装飾図柄遊技とは、当りを目指して複数の装飾図柄を変動させる遊技である。
なお、液晶表示部45は、本発明に係る「表示部」の一実施形態である。
複数の装飾図柄の変動表示は、所定時間経過後に停止される。そして、当該停止表示された複数の装飾図柄の図柄の組み合わせにより、装飾図柄遊技の結果が遊技者に報知される。そして、装飾図柄遊技の結果が当りである場合には、当該結果が遊技者に報知された後、大当り遊技が開始される。
また、複数の装飾図柄の変動表示中には、液晶表示部45に種々の映像(例えば、リーチ演出や背景演出や擬似連続表示演出や先読み予告演出等)が表示されたり、第一可動役物装置27や第二可動役物装置28が動作したりする。これにより、遊技者に大当り遊技状態への移行を想起させ、当該遊技者の興趣を高めることができる。なお、本実施形態においては、複数の装飾図柄の変動表示中における、液晶表示部45に表示される種々の映像や、第一可動役物装置27や第二可動役物装置28による動作は、装飾図柄遊技に含まれるものとする。
なお、本実施形態において装飾図柄は、「0」・「1」・「2」・「3」・「4」・「5」・「6」・「7」の数字図柄が使用される。そして、装飾図柄遊技の結果が当りである場合には、液晶表示部45に停止表示される複数の装飾図柄の組み合わせは、「000」・「111」・「222」・「333」・「444」・「555」・「666」・「777」のうち、何れか1つの組み合わせとなる。
また、装飾図柄遊技の結果は、始動口24への遊技球の入賞に基づいて決定される。より詳細には、装飾図柄遊技の結果は、始動口24への遊技球の入賞に基づいて行われた特別図柄遊技の大当り判定の結果に基づいて決定される。すなわち、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合に、装飾図柄遊技の結果は当りとなる。また、特別図柄遊技の大当り判定の結果がハズレである場合に、装飾図柄遊技の結果はハズレとなる。このように、装飾図柄遊技の結果は、特別図柄遊技の大当り判定の結果と連動するように設定される。
また、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45には、特別図柄遊技の特別図柄の変動保留回数を遊技者に報知する保留回数表示部46が設けられる。保留回数表示部46は、液晶表示部45の下部に配置される。保留回数表示部46に表示される特別図柄遊技の特別図柄の変動保留回数は、始動口24への遊技球の入賞に応じて、あるいは特別図柄の変動表示(大当り判定)に応じて減算される。なお、特別図柄遊技の特別図柄の変動保留回数の上限は、合計4回に設定される。
以下では、大当り遊技について詳細に説明する。
大当り遊技とは、始動口24への遊技球の入賞に基づいて行われた特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合に、内部的な遊技状態が通常の遊技状態から大当り遊技状態へと移行した状態での遊技である。
大当り遊技では、大入賞装置26の大入賞口扉38の開閉動作が連続して行われ、大入賞装置26の開放状態と閉鎖状態との連続した切り替え(連続作動)が行われる。これにより、遊技者は通常の遊技状態での遊技よりも多くの賞球を獲得することができる。
なお、大当り遊技において大入賞装置26の1回当りの開放状態は、所定時間(本実施形態では、30秒)経過後、又は所定個数(本実施形態では、10個)の遊技球が当該大入賞装置26の大入賞口37に入賞した場合に終了し、閉鎖状態へと切り替えられる。そして、大入賞装置26は、閉鎖状態へと切り替えられた後、所定時間(本実施形態では、3秒)経過後に再び開放状態に切り替えられる。
このように、大当り遊技では、大入賞装置26の連続作動が所定回数(本実施形態では、合計16回)だけ行われる。なお、以下では、大当り遊技における大入賞装置26の連続作動を「ラウンド遊技」と称する。また、大当り遊技における大入賞装置26の連続作動のうち1回当りの作動を「ラウンド」と称する。すなわち、ラウンド遊技は、合計16ラウンド行われる。
なお、大当り遊技状態は、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合に、条件装置が作動することにより通常の遊技状態から移行される。なお、条件装置とは、役物連続作動装置が作動するための条件となる装置である。また、役物連続作動装置とは、大入賞装置26を連続して作動させるための装置である。
また、遊技機1においては、特別図柄遊技に関する内部的な遊技状態として、前述した大当り遊技状態に加えて、特別図柄遊技における時短遊技状態が設けられる。
特別図柄遊技における時短遊技状態とは、特別図柄遊技において変動時間短縮機能が作動して通常の(変動時間短縮機能が作動していない)遊技状態から移行する遊技状態である。このように時短遊技状態となると、特別図柄の変動時間が通常の遊技状態での遊技よりも短縮される。
また、遊技機1においては、普通図柄遊技に関する内部的な遊技状態として、普通図柄遊技における時短遊技状態が設けられる。
普通図柄遊技における時短遊技状態とは、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動して通常の(変動時間短縮機能が作動していない)遊技状態から移行する遊技状態である。時短遊技状態となると、普通図柄の変動時間が通常の遊技状態での遊技よりも短縮される。なお、本実施形態において時短遊技状態への移行は、特別図柄遊技における時短遊技状態への移行に従属して決定される。
また、本実施形態においては、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動すると、普通図柄遊技における普通図柄確率変動機能と、普通図柄遊技における普通電動役物開放延長機能と、特別図柄遊技における変動時間短縮機能と、が同時に作動するように設定される。
普通図柄遊技において普通図柄確率変動機能が作動すると、普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると判定される確率が、通常の(普通図柄確率変動機能が作動していない)遊技状態での遊技よりも高確率となる。
普通図柄遊技において普通電動役物開放延長機能が作動すると、可変入賞装置25が開放状態となる1回当りの時間が、通常の(普通電動役物開放延長機能が作動していない)遊技状態での遊技よりも延長される。
このように、普通図柄遊技において時短遊技状態となると、始動口24に遊技球が入賞し易い遊技状態(いわゆる電サポ遊技状態)となる。すなわち、普通図柄遊技において時短遊技状態となると、遊技者に有利は遊技状態となる。
なお、本実施形態では、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動すると、普通図柄遊技における普通図柄確率変動機能と、普通図柄遊技における普通電動役物開放延長機能と、特別図柄遊技における変動時間短縮機能と、が同時に作動するように設定される構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動すると同時に作動する各種の機能は、適宜に組み合わせてもよい。
以下では、主として遊技機1の遊技動作を制御する主制御回路100の構成について、図8から図13を用いて説明する。
主制御回路50は、図8に示すように、主として、主制御CPU51と、主制御ROM55と、主制御RAM54と、主制御入出力回路52と、により構成される。
これらの主制御CPU51と主制御ROM55と主制御RAM54と主制御入出力回路52とは、バスによって相互に接続されている。主制御ROM55には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。主制御RAM54には、主制御CPU51による処理事項が一時的に記憶されている。そして、主制御CPU51は、主制御RAM54をワークエリアとし、主制御ROM55に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。また、主制御CPU51には、主制御クロック回路53が接続される。主制御クロック回路53は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に主制御CPU51に入力される。
これらの主制御CPU51と主制御ROM55と主制御RAM54と主制御入出力回路52とは、バスによって相互に接続されている。主制御ROM55には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。主制御RAM54には、主制御CPU51による処理事項が一時的に記憶されている。そして、主制御CPU51は、主制御RAM54をワークエリアとし、主制御ROM55に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。また、主制御CPU51には、主制御クロック回路53が接続される。主制御クロック回路53は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に主制御CPU51に入力される。
主制御入出力回路52は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、始動口センサ24a、始動ゲートセンサ23a、大入賞口センサ37a等と、電気的に接続されている。また、主制御入出力回路52は、主制御CPU51から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、サブ制御回路90のサブ制御入出力回路92等と、電気的に接続されている。
主制御RAM54には、図9に示すように、主制御クロック回路53から主制御CPU51にクロック信号が入力される毎に「0」から「199」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納される大当りカウンタ60が設けられる。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、主制御クロック回路53から主制御CPU51にクロック信号が入力される毎に「0」から「199」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納される変動パターン選択カウンタ61が設けられる。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、特別図柄遊技の特別図柄の変動表示時間の計測等に使用される特図用タイマカウンタ62が設けられる。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、特別図柄遊技の特別図柄の(変動)保留回数の計測に使用される特図変動保留回数カウンタ64が設けられる。特図変動保留回数カウンタ64には、「0」から「4」までの数値が格納される。前記数値は、遊技球の始動口24への入賞毎に1ずつ加算され、あるいは特別図柄の変動毎に1ずつ減算される。なお、特別図柄遊技の(変動)保留回数の上限は4回であり、特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値は最大で「4」となる。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、各種のカウンタのカウンタ値が適宜に記憶される複数のカウンタ値記憶エリア66が設けられる。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、大当り遊技状態であるか否かを示す大当り遊技状態フラグ67(条件装置)が設けられる。大当り遊技状態フラグ67は、大当り遊技状態でない場合には、オフ状態(条件装置が停止)に設定される。一方、大当り遊技状態フラグ67は、大当り遊技状態である場合には、オン状態(条件装置が作動)に設定される。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、大入賞装置26が作動中であるか否かを示す大入賞装置作動フラグ68が設けられる。大入賞装置作動フラグ68は、大入賞装置26が作動中でない場合には、オフ状態に設定される。一方、大入賞装置作動フラグ68は、大入賞装置26が作動中である場合には、オン状態に設定される。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中であるか否かを示す特別図柄変動表示フラグ69が設けられる。特別図柄変動表示フラグ69は、特別図柄が変動中でない場合には、オフ状態に設定される。一方、特別図柄変動表示フラグ69は、特別図柄が変動中である場合には、オン状態に設定される。
また、主制御RAM54には、図9に示すように、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中であるか否かを示す特別図柄停止図柄表示フラグ70が設けられる。特別図柄停止図柄表示フラグ70は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中でない場合には、オフ状態に設定される。一方、特別図柄停止図柄表示フラグ70は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中である場合には、オン状態に設定される。
また、主制御ROM55には、図10に示すように、大当り判定テーブル記憶エリア75が設けられる。大当り判定テーブル記憶エリア75には、大当り判定テーブル83が格納される。大当り判定テーブル83とは、大当りカウンタ60のカウンタ値に基づいて特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否かの判定に使用されるものである。
大当り判定テーブル83は、図11に示すように、大当りカウンタ60のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「判定結果」と、により構成される。なお、本実施形態では、大当りカウンタ60のカウンタ値が「7」である場合に、判定結果が大当りとされ、カウンタ値がそれ以外である場合に、判定結果がハズレとされる。つまり、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定される確率は、1/200に設定されている。
また、主制御ROM55には、図10に示すように、大当り変動パターン選択テーブル記憶エリア78が設けられる。大当り変動パターン選択テーブル記憶エリア78には、大当り変動パターン選択テーブル86が格納される。大当り変動パターン選択テーブル86とは、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定された場合に、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値に基づいて変動パターンを選択する際に使用されるものである。
大当り変動パターン選択テーブル86は、図12に示すように、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「変動パターン」と、により構成される。なお、本実施形態では、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「0」から「20」である場合に、変動パターンとして「変動パターンE」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンE」が選択される確率は、21/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「21」から「80」である場合に、変動パターンとして「変動パターンF」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンF」が選択される確率は、60/200に設定されている。また、本実施形態では、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「81」から「199」である場合に、変動パターンとして「変動パターンG」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンG」が選択される確率は、119/200に設定されている。
また、主制御ROM55には、図10に示すように、ハズレ変動パターン選択テーブル記憶エリア79が設けられる。ハズレ変動パターン選択テーブル記憶エリア79には、ハズレ変動パターン選択テーブル87aが格納される。ハズレ変動パターン選択テーブル87aとは、装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレであると判定された場合に(特別図柄遊技がハズレであると判定された場合に)、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値に基づいて変動パターンを選択する際に使用されるものである。
ハズレ変動パターン選択テーブル87aは、図13に示すように、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「変動パターン」と、により構成される。なお、本実施形態では、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「0」から「160」である場合に、変動パターンとして「変動パターンA」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンA」が選択される確率は、161/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「161」から「190」である場合に、変動パターンとして「変動パターンB」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンB」が選択される確率は、30/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「191」から「194」である場合に、変動パターンとして「変動パターンC」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンC」が選択される確率は、4/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「195」から「199」である場合に、変動パターンとして「変動パターンD」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンD」が選択される確率は、5/200に設定されている。
次に、主として遊技の演出動作を制御するサブ制御回路90の構成について、図8、及び図14から図16を用いて説明する。
サブ制御回路90は、図8に示すように、主として、サブ制御CPU91と、サブ制御ROM95と、サブ制御RAM94と、サブ制御入出力回路92と、により構成される。
これらのサブ制御CPU91とサブ制御ROM95とサブ制御RAM94とサブ制御入出力回路92とは、バスによって相互に接続されている。サブ制御ROM95には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。サブ制御RAM94には、サブ制御CPU91による処理事項が一時的に記憶されている。そして、サブ制御CPU91は、サブ制御RAM94をワークエリアとし、サブ制御ROM95に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。サブ制御CPU91には、サブ制御クロック回路93が接続される。サブ制御クロック回路93は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎にサブ制御CPU91に入力される。
これらのサブ制御CPU91とサブ制御ROM95とサブ制御RAM94とサブ制御入出力回路92とは、バスによって相互に接続されている。サブ制御ROM95には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。サブ制御RAM94には、サブ制御CPU91による処理事項が一時的に記憶されている。そして、サブ制御CPU91は、サブ制御RAM94をワークエリアとし、サブ制御ROM95に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。サブ制御CPU91には、サブ制御クロック回路93が接続される。サブ制御クロック回路93は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎にサブ制御CPU91に入力される。
サブ制御入出力回路92は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、主制御回路50の主制御入出力回路52等と、電気的に接続されている。また、サブ制御入出力回路92は、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、表示制御回路200の表示制御入出力回路202等と、電気的に接続されている。また、サブ制御入出力回路92は、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、役物制御回路300の動作制御入出力回路302等と、電気的に接続されている。また、サブ制御入出力回路92は、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、図示せぬ電飾制御回路を介して第一発光装置29及び第二発光装置30等と電気的に接続されている。
また、サブ制御RAM94には、図14に示すように、サブ制御クロック回路93からサブ制御CPU91にクロック信号が入力される毎に「0」から「99」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納されるサブ制御変動パターン選択カウンタ96が設けられる。
また、サブ制御ROM95には、図15に示すように、演出内容選択テーブル記憶エリア97が設けられる。演出内容選択テーブル記憶エリア97には、演出内容選択テーブル98が格納される。演出内容選択テーブル98とは、主制御回路50により選択された変動パターンと、当該変動パターンがサブ制御回路90に受信された際のサブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値とに基づいて演出パターンを選択する際に使用されるものである。
演出内容選択テーブル98は、図16に示すように、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「演出パターン」と、により構成される。
ここで、「演出パターン」とは、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される複数の装飾図柄の演出内容を設定するものである。なお、「演出パターン」は、その内容に応じて、「リーチ当り」と、「リーチハズレ」と、「完全ハズレ」と、に区分される。「リーチ当り」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果が当りであると報知される演出内容である。「リーチハズレ」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。「完全ハズレ」とは、リーチ演出がなく装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。また、「リーチ当り」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチ当り」と、「スーパーリーチ1当り」と、「スーパーリーチ2当り」と、に区分される。また、「リーチハズレ」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチハズレ」と、「スーパーリーチ1ハズレ」と、「スーパーリーチ2ハズレ」と、に区分される。
ここで、「演出パターン」とは、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される複数の装飾図柄の演出内容を設定するものである。なお、「演出パターン」は、その内容に応じて、「リーチ当り」と、「リーチハズレ」と、「完全ハズレ」と、に区分される。「リーチ当り」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果が当りであると報知される演出内容である。「リーチハズレ」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。「完全ハズレ」とは、リーチ演出がなく装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。また、「リーチ当り」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチ当り」と、「スーパーリーチ1当り」と、「スーパーリーチ2当り」と、に区分される。また、「リーチハズレ」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチハズレ」と、「スーパーリーチ1ハズレ」と、「スーパーリーチ2ハズレ」と、に区分される。
なお、本実施形態では、図16に示すように、選択された変動パターンが「変動パターンA」であって、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値が「0」から「99」である場合に、演出パターンとして「演出パターンA」(演出内容として「完全ハズレ」)が選択される。つまり、選択された変動パターンが「変動パターンA」である場合に、演出内容として「完全ハズレ」が選択される確率は、100/100に設定されている。
また、選択された変動パターンが「変動パターンB」であって、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値が「0」から「99」である場合に、演出パターンとして「演出パターンB」(演出内容として「ノーマルリーチハズレ」)が選択される。つまり、選択された変動パターンが「変動パターンB」である場合に、演出内容として「ノーマルリーチハズレ」が選択される確率は、100/100に設定されている。
また、選択された変動パターンが「変動パターンC」であって、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値が「0」から「99」である場合に、演出パターンとして「演出パターンC1」(演出内容として「スーパーリーチ1ハズレ」)が選択される。つまり、選択された変動パターンが「変動パターンC」である場合に、演出内容として「スーパーリーチ1ハズレ」が選択される確率は、100/100に設定されている。
また、選択された変動パターンが「変動パターンD」であって、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値が「0」から「99」である場合に、演出パターンとして「演出パターンD」(演出内容として「スーパーリーチ2ハズレ」)が選択される。つまり、選択された変動パターンが「変動パターンD」である場合に、演出内容として「スーパーリーチ2ハズレ」が選択される確率は、100/100に設定されている。
また、選択された変動パターンが「変動パターンE」であって、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値が「0」から「99」である場合に、演出パターンとして「演出パターンE」(演出内容として「ノーマルリーチ当り」)が選択される。つまり、選択された変動パターンが「変動パターンE」である場合に、演出内容として「ノーマルリーチ当り」が選択される確率は、100/100に設定されている。
また、選択された変動パターンが「変動パターンF」であって、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値が「0」から「99」である場合に、演出パターンとして「演出パターンF」(演出内容として「スーパーリーチ1当り」)が選択される。つまり、選択された変動パターンが「変動パターンF」である場合に、演出内容として「スーパーリーチ1当り」が選択される確率は、100/100に設定されている。
また、選択された変動パターンが「変動パターンG」であって、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値が「0」から「99」である場合に、演出パターンとして「演出パターンG」(演出内容として「スーパーリーチ2当り」)が選択される。つまり、選択された変動パターンが「変動パターンG」である場合に、演出内容として「スーパーリーチ2当り」が選択される確率は、100/100に設定されている。
このように、本実施形態では、上述の如く、1つの変動パターンに対して1つの演出パターンが選択されるように構成される。
また、本実施形態においては、演出パターンが設定されると、当該設定に応じた1つの演出情報が設定される。ここで、演出情報とは、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される種々の映像に関する情報や、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28による動作に関する情報等である。
本実施形態においては、図16に示すように、演出内容として演出パターンAが設定さた場合には、演出情報として第一の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンBが設定された場合には、演出情報として第二の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンCが設定された場合には、演出情報として第三の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンDが設定された場合には、演出情報として第四の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンEが設定された場合には、演出情報として第二の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンFが設定された場合には、演出情報として第三の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンGが設定された場合には、演出情報として第四の演出情報が設定される。
このように、本実施形態においては、演出パターンB及び演出パターンEが設定された場合に、同一の演出情報である第二の演出情報が設定される。また、演出パターンC及び演出パターンFが設定された場合に、同一の演出情報である第三の演出情報が設定される。また、演出パターンD及び演出パターンGが設定された場合に、同一の演出情報である第四の演出情報が設定される。
また、本実施形態においては、演出情報として第四の演出情報が設定された場合に、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像や、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28による動作によって、所定の演出(以下では、「ストック取得演出」と、「ストック放出演出」と、それぞれ称する。)が行われる。
なお、ストック取得演出及びストック放出演出についての詳細な説明は後述する。
なお、ストック取得演出及びストック放出演出についての詳細な説明は後述する。
次に、主として装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の表示を制御する表示制御回路200の構成について、図8を用いて説明する。
表示制御回路200は、図8に示すように、主として、表示制御CPU201と、表示制御ROM205と、表示制御RAM204と、VDP206と、VROM207と、VRAM208と、表示制御入出力回路202と、により構成される。
これらの表示制御CPU201と表示制御ROM205と表示制御RAM204とVDP206とVROM207とVRAM208と表示制御入出力回路202とは、バスによって相互に接続されている。表示制御ROM205には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。表示制御RAM204には、表示制御CPU201による処理事項が一時的に記憶されている。VROM207には、表示プログラムや各種の表示処理に使用される表示データ等が予め記憶されている。VRAM208には、VDP206による処理事項が一時的に記憶されている。なお、表示制御CPU201には、表示制御クロック回路203が接続される。表示制御クロック回路203は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に表示制御CPU201に入力される。
これらの表示制御CPU201と表示制御ROM205と表示制御RAM204とVDP206とVROM207とVRAM208と表示制御入出力回路202とは、バスによって相互に接続されている。表示制御ROM205には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。表示制御RAM204には、表示制御CPU201による処理事項が一時的に記憶されている。VROM207には、表示プログラムや各種の表示処理に使用される表示データ等が予め記憶されている。VRAM208には、VDP206による処理事項が一時的に記憶されている。なお、表示制御CPU201には、表示制御クロック回路203が接続される。表示制御クロック回路203は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に表示制御CPU201に入力される。
表示制御CPU201は、表示制御RAM204をワークエリアとし、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)に基づいて表示制御ROM205に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいた信号(コマンド)を設定し、VDP206に出力する。VDP206は、表示制御CPU201からの信号(コマンド)に応じた表示データをVROM207から選択し、LCD回路209を介して装飾図柄表示装置33に送信する。
ここで、「表示データ」とは、前記種々の映像(例えば、リーチ演出や背景演出や擬似連続表示演出や先読み予告演出等)や複数の装飾図柄の変動(複数の装飾図柄の演出内容)や背景画面等を表示する複数のビデオデータや、表示制御CPU201からの信号(コマンド)に応じた前記ビデオデータの表示位置や表示タイミング等に関するデータを指すものである。つまり、VDP206は、表示制御CPU201からの信号(コマンド)に応じて、例えば複数の装飾図柄の変動と共にリーチ演出の映像を表示する等、大当り遊技状態への移行を想起させるような演出を装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示して、遊技者の興趣を高めることができる。
表示制御入出力回路202は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、サブ制御回路90のサブ制御入出力回路92等と、電気的に接続されている。また、表示制御入出力回路202は、VDP206から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、LCD回路209等と、電気的に接続されている。
次に、主として第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28の動作を制御する役物制御回路300の構成について、図8を用いて説明する。
役物制御回路300は、図8に示すように、主として、動作制御CPU301と、動作制御ROM305と、動作制御RAM304と、動作制御入出力回路302と、により構成される。
これらの動作制御CPU301と、動作制御ROM305と、動作制御RAM304と、動作制御入出力回路302とは、バスによって相互に接続されている。動作制御ROM305には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。動作制御RAM304には、動作制御CPU301による処理事項が一時的に記憶されている。
これらの動作制御CPU301と、動作制御ROM305と、動作制御RAM304と、動作制御入出力回路302とは、バスによって相互に接続されている。動作制御ROM305には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。動作制御RAM304には、動作制御CPU301による処理事項が一時的に記憶されている。
動作制御CPU301は、動作制御RAM304をワークエリアとし、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)に基づいて動作制御ROM305に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいた信号(コマンド)を設定し、第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126に送信する。第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126は、信号(コマンド)に応じた動作タイミングや動作時間で動作する。つまり、第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126は、動作制御CPU301からの信号(コマンド)に応じて、第一可動役物110や第二可動役物120を移動して大当り遊技状態への移行を想起させるような演出を行い、遊技者の興趣を高めることができる。
動作制御入出力回路302は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、サブ制御回路90のサブ制御入出力回路92等と、電気的に接続されている。また、動作制御入出力回路302は、送信部として、第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126と、電気的に接続されている。
次に、遊技機1の遊技の流れについて、図17のフローチャートを用いて簡単に説明する。
まず、ステップS001において、遊技球が始動ゲート23を通過した場合に、普通図柄遊技が行われる。普通図柄遊技では、始動ゲート23に遊技球が通過した際に、普通図柄遊技の当り判定が行われる。普通図柄遊技の当り判定の結果は、普通図柄表示装置31に表示された普通図柄39によって遊技者に報知される。
ステップS002において、ステップS001における普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、普通電動役物(可変入賞装置25)が作動して普通電動役物遊技が行われる。普通電動役物(可変入賞装置25)が作動して開放状態になると、始動口24に遊技球が入賞可能となる。
ステップS003において、ステップS002における始動口24に遊技球が入賞すると、特別図柄遊技が行われる。特別図柄遊技では、始動口24に遊技球が入賞した際に、特別図柄遊技の大当り判定が行われる。特別図柄遊技の大当り判定の結果は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄によって遊技者に報知される。
ステップS004において、ステップS003における特別図柄遊技の大当り判定が行われた後に、装飾図柄遊技が行われる。装飾図柄遊技では、特別図柄遊技の大当り判定の結果に応じた当り判定が行われる。装飾図柄遊技の結果は、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄によって遊技者に報知される。
なお、装飾図柄遊技では、結果が遊技者に報知される前に、装飾図柄遊技の結果が当りとなって大当り遊技状態への移行を想起させるような予告演出が装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される。
なお、装飾図柄遊技では、結果が遊技者に報知される前に、装飾図柄遊技の結果が当りとなって大当り遊技状態への移行を想起させるような予告演出が装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される。
ステップS005において、ステップS003における特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると、ステップS004における装飾図柄遊技の当り判定の結果が報知された後に、特別電動役物(大入賞装置26)が作動して、特別電動役物遊技が行われる。特別電動役物(大入賞装置26)が作動すると、大入賞口37に遊技球が入賞可能となる。
次に、主制御回路50の特別図柄遊技の処理について、図18及び図19のフローチャートを用いて説明する。
ステップS101において、主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞したか否かを判定する。
主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞したと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信した場合には、ステップS102へ移行する。
一方、主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞していないと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信していない場合には、ステップS104へ移行する。
主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞したと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信した場合には、ステップS102へ移行する。
一方、主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞していないと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信していない場合には、ステップS104へ移行する。
ステップS102において、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」である場合には、ステップS104へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上でない判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」でない場合には、ステップS103へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」である場合には、ステップS104へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上でない判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」でない場合には、ステップS103へ移行する。
ステップS103において、主制御CPU51は、現在の大当りカウンタ60のカウンタ値及び変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値を読み出して、適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納する。
主制御CPU51は、ステップS103の処理を行った後、ステップS104へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS103の処理を行った後、ステップS104へ移行する。
ステップS104において、主制御CPU51は、条件装置が作動中であるか否かを判定する。
なお、条件装置とは、役物連続作動装置が作動するための条件となる装置である。条件装置は、特別図柄が予め設定された所定の当り図柄で停止されると作動を開始する。条件装置の作動開始によって役物連続作動装置が作動し、これによって遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU51は、条件装置が作動中である場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオン状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、条件装置が作動中でない場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオフ状態である場合には、ステップS105へ移行する。
なお、条件装置とは、役物連続作動装置が作動するための条件となる装置である。条件装置は、特別図柄が予め設定された所定の当り図柄で停止されると作動を開始する。条件装置の作動開始によって役物連続作動装置が作動し、これによって遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU51は、条件装置が作動中である場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオン状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、条件装置が作動中でない場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオフ状態である場合には、ステップS105へ移行する。
ステップS105において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中である場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオン状態である場合には、ステップS112へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中でない場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオフ状態である場合には、ステップS106へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中である場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオン状態である場合には、ステップS112へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中でない場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオフ状態である場合には、ステップS106へ移行する。
ステップS106において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中である場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS116へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中でない場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS107へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中である場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS116へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中でない場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS107へ移行する。
ステップS107において、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回でないと判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」でない場合には、ステップS108へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回でないと判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」でない場合には、ステップS108へ移行する。
ステップS108において、主制御CPU51は、特別図柄遊技の大当り判定を行う。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された大当りカウンタ60のカウンタ値と、大当り判定テーブル記憶エリア75に記憶された大当り判定テーブル83において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否かを判定する。そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定すると、大当り遊技状態フラグ67をオフ状態からオン状態に設定する。
主制御CPU51は、ステップS108の処理を行った後、ステップS109へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された大当りカウンタ60のカウンタ値と、大当り判定テーブル記憶エリア75に記憶された大当り判定テーブル83において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否かを判定する。そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定すると、大当り遊技状態フラグ67をオフ状態からオン状態に設定する。
主制御CPU51は、ステップS108の処理を行った後、ステップS109へ移行する。
ステップS109において、主制御CPU51は、変動パターン(変動時間)の選択を行う。
なお、この変動パターンの選択についての詳細な説明は後述する。
主制御CPU51は、ステップS109の処理を行った後、ステップS110へ移行する。
なお、この変動パターンの選択についての詳細な説明は後述する。
主制御CPU51は、ステップS109の処理を行った後、ステップS110へ移行する。
ステップS110において、主制御CPU51は、ステップS109において選択された変動パターン(変動時間)に関する信号をサブ制御回路90へ送信する。
主制御CPU51は、ステップS110の処理を行った後、ステップS111へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS110の処理を行った後、ステップS111へ移行する。
ステップS111において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄の変動を開始させる。
主制御CPU51は、ステップS111の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
主制御CPU51は、ステップS111の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
また、ステップS105から移行されたステップS112において、主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が予め設定された所定の時間(特別図柄変動時間)を経過したか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過した場合には、ステップS113へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過していない場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過した場合には、ステップS113へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過していない場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
ステップS113において、主制御CPU51は、確定信号をサブ制御回路90へ送信する。
主制御CPU51は、ステップS113の処理を行った後、ステップS114へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS113の処理を行った後、ステップS114へ移行する。
ステップS114において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄の変動を停止させる。
主制御CPU51は、ステップS114の処理を行った後、ステップS115へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS114の処理を行った後、ステップS115へ移行する。
ステップS115において、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間(特別図柄停止図柄表示時間)を設定する。
主制御CPU51は、ステップS115の処理を行った後、ステップS116へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS115の処理を行った後、ステップS116へ移行する。
ステップS116において、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過したか否かを判定する。
主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合には、ステップS117へ移行する。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合には、特別電動役物遊技に移行する。
主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合には、ステップS117へ移行する。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合には、特別電動役物遊技に移行する。
ステップS117において、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせであるか否かを判定する。
主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせである場合、つまり大当りフラグがオン状態である場合には、ステップS118へ移行する。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせでない場合、つまり大当りフラグがオフ状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせである場合、つまり大当りフラグがオン状態である場合には、ステップS118へ移行する。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせでない場合、つまり大当りフラグがオフ状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
ステップS118において、主制御CPU51は、条件装置の作動を開始する。
主制御CPU51は、ステップS118の処理を行った後、ステップS119へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS118の処理を行った後、ステップS119へ移行する。
ステップS119において、主制御CPU51は、条件装置の作動を開始に応じて役物連続作動装置の作動を開始する。
役物連続作動装置は、遊技状態を大当り遊技状態とするのに必要な装置である。役物連続装置の作動が開始されると、大当り遊技状態フラグ67がオフ状態からオン状態とされ、遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS119の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
役物連続作動装置は、遊技状態を大当り遊技状態とするのに必要な装置である。役物連続装置の作動が開始されると、大当り遊技状態フラグ67がオフ状態からオン状態とされ、遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS119の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図17のフローチャートに戻す。
次に、ステップS114における変動パターンの選択について、図20のフローチャートを用いて詳細に説明する。
ステップS201において、主制御CPU51は、遊技状態が大当り遊技状態であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、遊技状態が大当り遊技状態である場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオン状態である場合には、ステップS202へ移行する。
一方、主制御CPU51は、遊技状態が大当り遊技状態でない場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオフ状態である場合には、ステップS203へ移行する。
主制御CPU51は、遊技状態が大当り遊技状態である場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオン状態である場合には、ステップS202へ移行する。
一方、主制御CPU51は、遊技状態が大当り遊技状態でない場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオフ状態である場合には、ステップS203へ移行する。
ステップS202において、主制御CPU51は、大当り変動パターン選択テーブル86を使用して、変動パターンを選択する。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、大当り変動パターン選択テーブル記憶エリア78に記憶された大当り変動パターン選択テーブル86において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により変動パターンを選択する。
なお、本実施形態では、上述の如く、変動パターンとして「変動パターンE」、「変動パターンF」又は「変動パターンG]が選択される(図12参照)。
主制御CPU51が、ステップS202の処理を行った後、遊技状態が大当り遊技状態である場合の変動パターンの選択は終了する。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、大当り変動パターン選択テーブル記憶エリア78に記憶された大当り変動パターン選択テーブル86において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により変動パターンを選択する。
なお、本実施形態では、上述の如く、変動パターンとして「変動パターンE」、「変動パターンF」又は「変動パターンG]が選択される(図12参照)。
主制御CPU51が、ステップS202の処理を行った後、遊技状態が大当り遊技状態である場合の変動パターンの選択は終了する。
ステップS203において、主制御CPU51は、ハズレ変動パターン選択テーブル87aを使用して、変動パターンを選択する。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、ハズレ変動パターン選択テーブル記憶エリア79に記憶されたハズレ変動パターン選択テーブル87aにおいて当該カウンタ値に対応する判定結果と、により変動パターンを選択する。
なお、本実施形態では、上述の如く、変動パターンとして「変動パターンA」、「変動パターンB」、「変動パターンC」又は「変動パターンD」が選択される(図13参照)。
主制御CPU51が、ステップS203の処理を行った後、遊技状態が大当り遊技状態でない場合の変動パターンの選択は終了する。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、ハズレ変動パターン選択テーブル記憶エリア79に記憶されたハズレ変動パターン選択テーブル87aにおいて当該カウンタ値に対応する判定結果と、により変動パターンを選択する。
なお、本実施形態では、上述の如く、変動パターンとして「変動パターンA」、「変動パターンB」、「変動パターンC」又は「変動パターンD」が選択される(図13参照)。
主制御CPU51が、ステップS203の処理を行った後、遊技状態が大当り遊技状態でない場合の変動パターンの選択は終了する。
次に、主制御回路50から変動パターンに関する信号を受信した後の、サブ制御回路90の装飾図柄遊技の処理について、図21のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301において、サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターン(特別図柄変動時間)に関する信号を受信したか否かを判定する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS302へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS304へ移行する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS302へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS304へ移行する。
ステップS302において、サブ制御CPU91は、演出内容選択テーブル記憶エリア97に記憶された演出内容選択テーブル98と、サブ制御変動パターン選択カウンタ96のカウンタ値と、に基づいて、主制御回路50にて選択された変動パターンに対応する演出内容を選択する。
なお、上述(図16参照)の如く、変動パターンとして「変動パターンA」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンA」が選択され、演出内容として「完全ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンB」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンB」が選択され、演出内容として「ノーマルリーチハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンC」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンC」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ1ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンD」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンD」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ2ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンE」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンE」が選択され、演出内容として「ノーマルリーチ当り」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンF」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンF」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ1当り」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンG」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンG」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ2当り」が選択される。
サブ制御CPU91は、ステップS302の処理を行った後、ステップS303へ移行する。
なお、上述(図16参照)の如く、変動パターンとして「変動パターンA」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンA」が選択され、演出内容として「完全ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンB」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンB」が選択され、演出内容として「ノーマルリーチハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンC」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンC」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ1ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンD」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンD」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ2ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンE」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンE」が選択され、演出内容として「ノーマルリーチ当り」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンF」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンF」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ1当り」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンG」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンG」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ2当り」が選択される。
サブ制御CPU91は、ステップS302の処理を行った後、ステップS303へ移行する。
ステップS303において、サブ制御CPU91は、ステップS302における演出内容の選択結果に関する信号を、装飾図柄遊技の処理のために表示制御回路200及び役物制御回路300に送信する。
サブ制御CPU91は、ステップS303の処理を行った後、ステップS304へ移行する。
サブ制御CPU91は、ステップS303の処理を行った後、ステップS304へ移行する。
ステップS304において、サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信したか否かを判定する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信したと判定した場合には、ステップS305へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信していないと判定した場合には、再びステップS301へ移行する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信したと判定した場合には、ステップS305へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信していないと判定した場合には、再びステップS301へ移行する。
ステップS305において、サブ制御CPU91は、主制御回路50からの確定信号の受信に関する信号(複数の装飾図柄の変動の停止命令)を、装飾図柄遊技の処理のために表示制御回路200及び役物制御回路300に送信する。
サブ制御CPU91は、ステップS305の処理を行った後、再びステップS301へ移行する。
サブ制御CPU91は、ステップS305の処理を行った後、再びステップS301へ移行する。
次に、サブ制御回路90から演出パターンに関する信号を受信した後の、表示制御回路200の装飾図柄遊技の処理について、図22のフローチャートを用いて説明する。
ステップS401において、表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したか否かを判定する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS402へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS403へ移行する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS402へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS403へ移行する。
ステップS402において、表示制御CPU201は、設定された演出情報に基づいた演出を開始する。表示制御CPU201は、複数の装飾図柄の変動や、種々の映像(例えば、リーチ演出や背景演出や擬似連続表示演出や先読み予告演出等)の開始を、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示する。つまり、表示制御CPU201は、複数の装飾図柄の変動に関する信号や、種々の映像(例えば、リーチ演出や背景演出や擬似連続表示演出や先読み予告演出等)に関する信号をVDP206に送信する。VDP206は、表示制御CPU201から送信された信号に応じた表示データをVROM207から選択し、LCD回路209を介して装飾図柄表示装置33に送信する。
なお、前記種々の映像には、(前述したように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像や、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28による動作によって行われる)ストック取得演出及びストック放出演出における装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像が含まれている。
ステップS403において、表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号(複数の装飾図柄の変動の停止命令)を受信したか否かを判定する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号(複数の装飾図柄の変動の停止命令)を受信したと判定した場合には、ステップS404へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号(複数の装飾図柄の変動の停止命令)を受信していないと判定した場合には、再びステップ401へ移行する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号(複数の装飾図柄の変動の停止命令)を受信したと判定した場合には、ステップS404へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号(複数の装飾図柄の変動の停止命令)を受信していないと判定した場合には、再びステップ401へ移行する。
ステップS404において、表示制御CPU201は、設定された演出情報に基づいた演出を停止する。表示制御CPU201は、複数の装飾図柄の変動や、種々の映像(例えば、リーチ演出や背景演出や擬似連続表示演出や先読み予告演出等)の停止を、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示する。つまり、表示制御CPU201は、複数の装飾図柄の変動の停止に関する信号や、種々の映像(例えば、リーチ演出や背景演出や擬似連続表示演出や先読み予告演出等)の停止に関する信号をVDP206に送信する。VDP206は、表示制御CPU201から送信された信号を、LCD回路209を介して装飾図柄表示装置33に送信する。
表示制御CPU201は、ステップS404の処理を行った後、再びステップS401へ移行する。
表示制御CPU201は、ステップS404の処理を行った後、再びステップS401へ移行する。
次に、サブ制御回路90から演出パターンに関する信号を受信した後の、役物制御回路300の装飾図柄遊技の処理について、図23のフローチャートを用いて説明する。
ステップS411において、動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したか否かを判定する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS412へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS413へ移行する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS412へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS413へ移行する。
ステップS412において、動作制御CPU301は、設定された演出情報に基づいた演出を開始する。動作制御CPU301は、演出パターン(より詳細には、当該演出パターンにより設定される演出情報)に応じて必要な場合に限り、第一可動役物装置27や、第二可動役物装置28の動作を開始する。つまり、動作制御CPU301は、第一駆動モータ115や、第二駆動モータ124や、第三駆動モータ126の駆動(制御)を開始し、第一可動役物110や第二可動役物120の移動を開始する。
なお、前記第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28の動作には、(前述したように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像や、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28による動作によって行われる)ストック取得演出及びストック放出演出における第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28による動作が含まれている。
ステップS413において、動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したか否かを判定する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS414へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信していないと判定した場合には、再びステップ411へ移行する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS414へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信していないと判定した場合には、再びステップ411へ移行する。
ステップS414において、動作制御CPU301は、設定された演出情報に基づいた演出を停止する。動作制御CPU301は、第一可動役物装置27や、第二可動役物装置28の動作を停止する。つまり、動作制御CPU301は、第一駆動モータ115や、第二駆動モータ124や、第三駆動モータ126の駆動(制御)を停止し、第一可動役物110や第二可動役物120の移動を停止する。
なお、複数の装飾図柄の変動停止前(すなわち、確定信号を受信する前)においても、第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126に駆動を停止するための信号を送信する場合がある。すなわち。第一可動役物装置27や第二可動役物装置28の動作の設定に応じて、複数の装飾図柄の変動中であっても、第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126の駆動を停止する場合がある。
動作制御CPU301は、ステップS414の処理を行った後、再びステップS411へ移行する。
なお、複数の装飾図柄の変動停止前(すなわち、確定信号を受信する前)においても、第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126に駆動を停止するための信号を送信する場合がある。すなわち。第一可動役物装置27や第二可動役物装置28の動作の設定に応じて、複数の装飾図柄の変動中であっても、第一駆動モータ115、第二駆動モータ124及び第三駆動モータ126の駆動を停止する場合がある。
動作制御CPU301は、ステップS414の処理を行った後、再びステップS411へ移行する。
以下では、本実施形態において設定される演出情報の具体的な一例として、演出パターンD及び演出パターンGに応じて設定される第四の演出情報に基づいた演出の処理について、図24のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS601において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に複数の装飾図柄の変動の表示を開始する。
なお、ステップS601においては、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS601の処理の後、ステップS602へ移行する。
なお、ステップS601においては、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS601の処理の後、ステップS602へ移行する。
ステップS602において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像や、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28による動作からなるストック取得演出が行われる。
なお、ストック取得演出についての詳細な説明は後述する。
ステップS602の処理の後、ステップS603へ移行する。
なお、ストック取得演出についての詳細な説明は後述する。
ステップS602の処理の後、ステップS603へ移行する。
ステップS603において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像や、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28による動作からなるストック放出演出が行われる。
なお、ストック放出演出についての詳細な説明は後述する。
ステップS603の処理の後、ステップS604へ移行する。
なお、ストック放出演出についての詳細な説明は後述する。
ステップS603の処理の後、ステップS604へ移行する。
ステップS604において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄の変動を停止する。
なお、ステップS604においては、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28は動作しない。
なお、ステップS604においては、第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28は動作しない。
このように、演出パターンD及び演出パターンGに応じて設定される第四の演出情報に基づいた演出においては、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄の変動の開始から停止までの間に、ストック取得演出と、ストック放出演出と、いう2つの演出が行われる。
以下では、第一実施形態に係るストック取得演出について、図25のフローチャート、及び図26から図31を用いて詳細に説明する。
なお、図26から図31においては、説明の便宜上、装飾図柄の図示を省略する。
なお、図26から図31においては、説明の便宜上、装飾図柄の図示を省略する。
まず、ステップS701において、図26に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、所定のキャラクタが登場する様子が表示される(演出が行われる)。なお、本実施形態においては、前記所定のキャラクタとして、第二可動役物120と同様の外観、すなわち指差し状態の手を模した外観を有するキャラクタが登場する。以下では、本実施形態におけるキャラクタを、指差しキャラクタCと称する。指差しキャラクタCは、液晶表示部45において第一可動役物110の真下方に登場する。
なお、(第一実施形態に係る)ストック取得演出において、液晶表示部45に登場する様子が表示される指差しキャラクタCは、本発明に係る「第一演出映像物」の一実施形態である。(第一実施形態に係る)ストック取得演出において、本発明に係る「第一演出映像物」は、指差しキャラクタCに限定するものではなく、任意のキャラクタを使用することができる。
また、ステップS701の演出の後、ステップS702へ移行する。
ステップS702において、図26に示すように、液晶表示部45において指差しキャラクタCが第一可動役物110側へ向けて移動する様子が表示される(演出が行われる)。また、指差しキャラクタCが第一可動役物110側へ向けて移動する様子が表示される際には、第一可動役物装置27が動作して第一可動役物110の下唇役物112が近接位置から離間位置まで移動する。これにより、指差しキャラクタCが近づいたことに応じて人間の口が開けられたとの印象を遊技者に与えることができる。
ステップS702の演出の後、ステップ703へ移行する。
ステップS702の演出の後、ステップ703へ移行する。
ステップS703において、図26及び図27に示すように、液晶表示部45において指差しキャラクタCが第一可動役物110(より詳細には、下唇役物112)と正面視で略重複する位置まで移動する様子が表示されると、第一可動役物110の下唇役物112が離間位置から近接位置まで移動する(演出が行われる)。また、第一可動役物110の下唇役物112が離間位置から近接位置まで移動する際には、液晶表示部45において指差しキャラクタCの表示が消去される(演出が行われる)。これにより、指差しキャラクタCが人間の口(第一可動役物110)で食べられたとの印象を遊技者に与えることができる。
なお、図27に示すように、液晶表示部45において指差しキャラクタCの表示が消去されると、第一発光装置29及び第二発光装置30が動作される。より詳細には、指差しキャラクタCの表示が消去されると、第一発光装置29において(左側に連なって配置された)複数の第一発光面41が上から下(より詳細には、第二可動役物120)へ向けて順番に点灯する。また、複数の第一発光面41が上から下へ向けて順番に点灯するのに応じて、第二発光装置30の第二発光面42の領域が上から下(より詳細には、第二可動役物120)へ向けて順番に点灯する。このように、第一発光装置29及び第二発光装置30においては、それぞれ発光する箇所が隣り合う状態で、上から下(より詳細には、第二可動役物120)へ向けて順次に点灯する。これにより、人間の口(第一可動役物110)に食べられた指差しキャラクタCが(例えば、食道の中のように指差しキャラクタCの外観が見えない状態で)第二可動役物120側に移動したとの印象を遊技者に与えることができる。
また、ステップS703の演出の後、ステップS704へ移行する。
ステップS704において、図28に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の周囲を移動(上昇)する(演出が行われる)。なお、第二可動役物120は、初期位置と最高位置との間を段階的に昇降するものであるが、今回のステップにおいては初期位置から1段階だけ上昇する。これにより、人間の口に食べられた指差しキャラクタCの数量は1つだけであり、これに対して第二可動役物120の上昇は1段階だけであることから、食べられた指差しキャラクタCの数量と第二可動役物120の上昇する段階数とが連動していると、遊技者に認識させることができる。すなわち、人間の口に食べられた1つの指差しキャラクタCが、第二可動役物120にストックされたと、遊技者に認識させることができる。
なお、本実施形態においては、ステップS704の演出の後、再びステップS701へ移行する。なお、設定される演出情報の種類に基づいて、例えば設定される演出情報が第三の演出情報等である場合には、ステップS704の演出の後、(再びステップS701へ移行せずに)ストック取得演出が終了する。
なお、以下の説明において、前述した説明と重複する箇所についてはその説明を適宜省略する。
なお、以下の説明において、前述した説明と重複する箇所についてはその説明を適宜省略する。
再び移行したステップS701において、図29に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、2つの指差しキャラクタCが登場する様子が表示される(演出が行われる)。2つの指差しキャラクタCは、液晶表示部45において第一可動役物110の左右下方に登場する。
再び移行したステップS701の演出の後、再びステップS702へ移行する。
再び移行したステップS701の演出の後、再びステップS702へ移行する。
再び移行したステップS702において、図29に示すように、液晶表示部45において2つの指差しキャラクタCが第一可動役物110側へ向けて移動する様子が表示される(演出が行われる)。
再び移行したステップS702の演出の後、再びステップ703へ移行する。
再び移行したステップS702の演出の後、再びステップ703へ移行する。
再び移行したステップS703において、図29及び図30に示すように、液晶表示部45において2つの指差しキャラクタCが第一可動役物110(より詳細には、下唇役物112)と正面視で略重複する位置まで移動する様子が表示されると、第一可動役物110の下唇役物112が離間位置から近接位置まで移動する(演出が行われる)。また、第一可動役物110の下唇役物112が離間位置から近接位置まで移動する際には、液晶表示部45において2つの指差しキャラクタCの表示が消去される(演出が行われる)。
再び移行したステップS703の演出の後、再びステップ704へ移行する。
再び移行したステップS703の演出の後、再びステップ704へ移行する。
再び移行したステップS704において、図31に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の周囲を移動(上昇)する(演出が行われる)。なお、今回のステップにおいて第二可動役物120は、2段階上昇する。これにより、人間の口に食べられた指差しキャラクタCの数量は2つであり、これに対して第二可動役物120の上昇は2段階であることから、食べられた指差しキャラクタCの数量と第二可動役物120の上昇する段階数とが連動していると、遊技者に認識させることができる。すなわち、人間の口に食べられた2つの指差しキャラクタCが、第二可動役物120にストックされたと、遊技者に認識させることができる。
なお、今回のステップにより、第二可動役物120は、初期位置から合計3段階上昇して最高位置まで到達した状態となり、合計3つの指差しキャラクタCが第二可動役物120にストックされたと、遊技者に認識させることができる。
このように、ストック取得演出においては、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像と、可動役物(第一可動役物110及び第二可動役物120)と、を連動させて、指差しキャラクタCがストックされていく様子の演出を行うことができる。すなわち、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像としての2次元のキャラクタ(指差しキャラクタC)が、3次元の構造物(第二可動役物120)にストックされていく様子の演出を行うことができ、遊技者に強い印象を与え、当該遊技者の興趣を高めることができる。
以下では、第一実施形態に係るストック放出演出について、図32のフローチャート、図33及び図34を用いて詳細に説明する。
なお、図33及び図34においては、説明の便宜上、装飾図柄の図示を省略する。
なお、図33及び図34においては、説明の便宜上、装飾図柄の図示を省略する。
まず、ステップS801において、図33に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45側へ向けて回転(移動)する(演出を行う)。なお、本実施形態において、第二可動役物120は、指差し状態の手を模した装飾が施されることから、あたかも人間の手指が液晶表示部45を指差しするような印象を遊技者に与え、ひいては当該遊技者の注意を液晶表示部45に引き付けることができる。
ステップS801の演出の後、ステップS802へ移行する。
ステップS801の演出の後、ステップS802へ移行する。
ステップS802において、図33に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、指差しキャラクタCが放出される様子が表示される(演出が行われる)。より詳細には、第二可動役物120が液晶表示部45側へ向けて回転するのと略同一のタイミングで、液晶表示部45において第二可動役物120(より詳細には、指先に相当する箇所)と正面視で略重複する位置に3つの指差しキャラクタCが登場し、これらの指差しキャラクタCが第二可動役物120から離間する方向に移動する様子が表示される。これにより、ストック取得演出にて第二可動役物120にストックされていた3つの指差しキャラクタCが、当該第二可動役物120の回転(移動)により放出されたと、遊技者に認識させることができる。
ステップS802の演出の後、ステップS803へ移行する。
ステップS802の演出の後、ステップS803へ移行する。
なお、ストック放出演出において、液晶表示部45に放出される様子が表示される指差しキャラクタCは、本発明に係る「第二演出映像物」の一実施形態である。本発明に係る「第二演出映像物」は、指差しキャラクタCに限定するものではなく、任意のキャラクタを使用することができる。また、本実施形態において「第一演出映像物」及び「第二演出映像物」は、同一のキャラクタ(指差しキャラクタC)を使用しているが、相互に異なるキャラクタを使用する構成としても良い。
ステップS803において、図34に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の反対側へ向けて回転(移動)する(演出を行う)。すなわち、第二可動役物120は、ステップS801にて移動する前の状態へと移動する。これにより、液晶表示部45に引き付けていた遊技者の注意を解消させることができる。
ステップS803の演出の後、ステップS804へ移行する。
ステップS803の演出の後、ステップS804へ移行する。
ステップS804において、図34に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の周囲を移動(下降)する(演出が行われる)。より詳細には、第二可動役物120は、最高位置から初期位置までの間を3段階下降する(初期位置に到達する)。これにより、放出された指差しキャラクタCの数量は3つであり、これに対して第二可動役物120の下降は3段階であることから、放出された指差しキャラクタCの数量と第二可動役物120の下降する段階数とが連動していると、遊技者に認識させることができる。
なお、今回のステップにより、第二可動役物120は、最高位置から合計3段階下降して初期位置まで到達した状態となる。
このように、ストック放出演出においては、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像と、可動役物(第一可動役物110及び第二可動役物120)と、を連動させて、第二可動役物120にストックされていた指差しキャラクタCを放出する様子の演出を行うことができる。すなわち、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像としての2次元のキャラクタ(指差しキャラクタC)が、3次元の構造物(第二可動役物120)から放出される様子の演出を行うことができ、遊技者に強い印象を与え、当該遊技者の興趣を高めることができる。
なお、ストック放出演出は、第二可動役物120が指差しキャラクタCを1つもストックしていない状態(すなわち、第二可動役物120が初期位置に位置している状態)では行うことはできない。
なお、ストック放出演出により放出される指差しキャラクタCの数量に応じて遊技者に有利な遊技状態を期待させるような構成としても良い。例えば、(複数の装飾図柄の1回当りの変動の開始から停止までの間に行われた)ストック放出演出により放出された指差しキャラクタCの数量が多いほうが、大当り判定の結果が大当りである場合の演出としてハズレである場合よりも選択され易い構成とすることができる。これにより、ストック取得演出及びストック放出演出に遊技者の興味が引かれ、ひいては当該遊技者の興趣を高めることができる。なお、遊技者に有利な状態とは、前述したような大当りに限定するものではなく、例えばモード変更や、遊技状態(確変遊技状態や時短遊技状態)等、種々の状態が想定される。
また、本実施形態において、ストック取得演出において取得されるキャラクタと、ストック放出演出において放出されるキャラクタとは、互いの数量が連動するような構成(すなわち、3つの指差しキャラクタCが取得されている場合には、3つの指差しキャラクタCを放出することができる構成)としたが、これに限定するものではない。例えば、ストック取得演出において取得されるキャラクタと、ストック放出演出において放出されるキャラクタとは、数量と大きさとが連動するような構成としても良い。すなわち、ストック取得演出において取得されたキャラクタの数量に応じて、ストック放出演出において放出されるキャラクタ(例えば、セリフ等)の大きさが大小するような構成としても良い。
また、本実施形態において、ストック取得演出及びストック放出演出は、複数の装飾図柄の1回当りの変動の開始から停止までの間に行われる構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、複数の装飾図柄の1回当りの変動の開始から停止までの間に、ストック取得演出だけ行われる構成や、ストック放出演出だけ行われる構成としても良い。また、複数の装飾図柄の1回当りの変動の開始から停止までの間に、ストック取得演出及びストック放出演出が、それぞれ複数回行われる構成としても良い。
また、本実施形態において、ストック放出演出は、第二可動役物120の1回の移動(回転)によりストックした全ての指差しキャラクタCを放出する構成としたが、これに限定するものではない。例えば、第二可動役物120の1回の移動(回転)により、ストックしている指差しキャラクタCを1つ放出する構成、すなわち第二可動役物120の移動(回転)の回数と、放出される指差しキャラクタCの数量と、が同一となるような構成としても良い。このように、第二可動役物120の1回の移動(回転)により、(ストックしている指差しキャラクタCの数量の範囲内で)任意の数量の指差しキャラクタCを放出する構成とすることができる。なお、その場合は、放出した指差しキャラクタCの数量に応じた段階数だけ第二可動役物120は下降する。
また、本実施形態においては、本発明に係る「可動役物」の一実施形態として第一可動役物110及び第二可動役物120という2つの可動役物が設けられる構成としたが、(第一可動役物110は設けられず)第二可動役物120だけが設けられる構成としても良い。なお、その場合には、液晶表示部45において指差しキャラクタCが第二可動役物120へ向けて移動する様子が表示される。ここで、第二可動役物120は液晶表示部45の周囲を段階的に昇降するものであるので、段階的に昇降した後の第二可動役物120へ向けて指差しキャラクタCの移動する方向が適宜変更されることとなる。
また、前述したように、第二可動役物120の段階的な昇降(動作)は、本発明に係る「第一演出動作」の一実施形態である。本発明に係る「第一演出動作」は、第二可動役物120の段階的な昇降に限定するものではなく、例えば第二可動役物120が段階的に回転するものであったり、形状や大きさが変化するものであっても良い。
また、前述したように、第二可動役物120の回転(動作)は、本発明に係る「第二演出動作」の一実施形態である。本発明に係る「第二演出動作」は、第二可動役物120の回転に限定するものではなく、例えば液晶表示部45に向けて役物が突出したり、第二可動役物120の前側面に液晶表示部45に向けて矢印が表示されるものであっても良い。
また、本発明に係る「蓄積要素」はストックされる対象であり、第一実施形態に係る指差しキャラクタCは「蓄積要素」の一実施形態である。指差しキャラクタCがストックされた場合に、ストック放出演出が行われる可能性があることを遊技者に示し、指差しキャラクタCが放出された場合に、遊技者に有利となるような演出や遊技状態の変更等が行われることを遊技者に示している。
以上のように、第一実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出が行われる本発明の一実施形態に係る遊技機1は、映像を表示可能な表示部(液晶表示部45)と、段階的に状態を変化させる第一演出動作(昇降動作)と、前記第一演出動作における各段階にて前記表示部に向けて状態を変化させる第二演出動作(回転動作)とを行う可動役物(第一可動役物110・第二可動役物120)と、前記表示部にて表示される映像と前記可動役物の動作を制御し、所定の蓄積要素(指差しキャラクタC)を蓄積する蓄積演出(ストック取得演出)と前記蓄積演出により蓄積した蓄積要素を放出する放出演出(ストック放出演出)とを行う演出制御手段(表示制御回路200・役物制御回路300)とを具備し、前記演出制御手段は、前記蓄積演出を行う場合には、第一演出映像物(指差しキャラクタC)が出現する映像及び出現した前記第一演出映像物が前記可動役物(第一可動役物110)側に移動する映像を前記表示部に表示することにより、前記蓄積要素が前記可動役物に蓄積されることを表現すると共に、前記可動役物の状態を前記第一演出動作により現在の段階から次の段階に変化させることにより、前記蓄積要素の蓄積量(指差しキャラクタCの量)が増えたことを表現し、前記放出演出を行う場合には、前記可動役物に前記第一演出動作における所定の段階にて前記第二演出動作を行わせると共に、前記可動役物側に第二演出映像物(指差しキャラクタC)が出現する映像及び出現した前記第二演出映像物が前記可動役物から離れる方向に移動する映像を前記表示部に表示することにより、前記可動役物に蓄積された前記蓄積要素が放出されることを表現するものである。
このような構成により、段階的に役物の状態を変化させる可動役物(第一可動役物110及び第二可動役物120)を具備し、当該可動役物を用いて従来に無い斬新な演出を行うことができる。
以下では、第二実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出について説明する。
第二実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出は、第一実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出と異なり、可動役物装置(第一可動役物装置27及び第二可動役物装置28)及び発光装置(第一発光装置29及び第二発光装置30)のうち、主として第二可動役物装置28が使用される。したがって、以下では説明の便宜上、第一可動役物装置27、第一発光装置29及び第二発光装置30の動作についての説明は省略する。
また、第二実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出は、実行されるタイミングが、第一実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出と異なる。そこで以下では、第二実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出が実行されるタイミングについて、図35及び図36のフローチャートを用いて、具体的に説明する。
なお、以下では、第二実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出を、単に「第二ストック取得演出」及び「第二ストック放出演出」と、それぞれ称する。
なお、以下では、第二実施形態に係るストック取得演出及びストック放出演出を、単に「第二ストック取得演出」及び「第二ストック放出演出」と、それぞれ称する。
図35は、第二ストック取得演出が行われる場合における、前記第四の演出情報に基づいた演出の処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS901において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に複数の装飾図柄の変動の表示を開始する。
なお、ステップS901においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS901の処理の後、ステップS902へ移行する。
なお、ステップS901においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS901の処理の後、ステップS902へ移行する。
ステップS902において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄の変動を停止する。
なお、ステップS902においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS902の処理の後、ステップS903へ移行する。
なお、ステップS902においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS902の処理の後、ステップS903へ移行する。
ステップS903において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像や、第二可動役物装置28による動作からなる第二ストック取得演出が行われる。
なお、第二ストック取得演出についての詳細な説明は後述する。
なお、第二ストック取得演出についての詳細な説明は後述する。
ステップS903の処理の後、第二ストック取得演出が行われる場合における、前記第四の演出情報に基づいた演出の処理が終了する。
なお、本実施形態においては、ステップS902の処理の後に第二ストック取得演出が行われる構成としたが、ステップS902の処理の前に第二ストック取得演出が行われる構成であってもよい。
図36は、第二ストック放出演出が行われる場合における、前記第四の演出情報に基づいた演出の処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS1001において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に複数の装飾図柄の変動の表示を開始する。
なお、ステップS1001においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS1001の処理の後、ステップS1002へ移行する。
なお、ステップS1001においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS1001の処理の後、ステップS1002へ移行する。
ステップS1002において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される映像や、第二可動役物装置28による動作からなる第二ストック放出演出が行われる。
なお、第二ストック放出演出についての詳細な説明は後述する。
ステップS1002の処理の後、ステップS1003へ移行する。
なお、第二ストック放出演出についての詳細な説明は後述する。
ステップS1002の処理の後、ステップS1003へ移行する。
ステップS1003において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄の変動を停止する。
なお、ステップS1003においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS1003の処理の後、ステップS1004へ移行する。
なお、ステップS1003においては、第二可動役物装置28は動作しない。
ステップS1003の処理の後、ステップS1004へ移行する。
ステップS1004において、第二可動役物装置28の動作により第二可動役物120が初期位置へと移動する。
なお、第二可動役物120の初期位置への移動についての詳細な説明は後述する。
なお、第二可動役物120の初期位置への移動についての詳細な説明は後述する。
ステップS1004の処理の後、第二ストック放出演出が行われる場合における、前記第四の演出情報に基づいた演出の処理が終了する。
以下では、第二ストック取得演出(第二実施形態に係るストック取得演出)について、図37のフローチャート、及び図38から図41を用いて詳細に説明する。
まず、ステップS1011において、図38に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄の変動が停止される際に、パワーが第二可動役物120にストックされることを示す映像が前記液晶表示部45に表示される。具体的には、前記複数の装飾図柄の変動が停止された位置にエフェクトE1(パワーがストックされることを示す映像要素)が出現する。
そして、エフェクトE1は、出現した位置を出発点として第二可動役物120側へ向けて延びるように変形する。エフェクトE1の伸びた先端部は、図40に示すように、液晶表示部45の左方に配置された複数の第一発光面41のうち、上から5番目の第一発光面41が配置された位置(すなわち、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち、第二可動役物120に最も近い位置)を到着点として変形する。
ステップS1011の演出の後、ステップS1012へ移行する。
ステップS1011の演出の後、ステップS1012へ移行する。
なお、今回のステップにおいては、図38及び図40に示すように、第二可動役物120は初期位置に配置されるため、エフェクトE1は前記上から5番目の第一発光面41が配置された位置を到着点として変形したが、エフェクトE1の到着点は、第二可動役物120の配置に応じて変更される。すなわち、エフェクトE1は、第二可動役物120の段階的な配置ごとに、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち、第二可動役物120に最も近い位置を到着点として変形する(不図示)。
また、本実施形態において「パワー」は、第二可動役物120にストックされる対象であり、大当り遊技状態への期待度を示すものである。
また、第二可動役物120にストックされたパワーの量は、数値(ポイント)化されて遊技者に報知される。具体的には、第二可動役物120にストックされたパワーの量は、最小が「0」、最大が「50」となる、「0」から「50」までの整数で示される。なお、液晶表示部45には、パワーの量が「m/50」(mは、ストックされたパワーの量)という分数の形式で表示される(図40に示す後述する表示P2)。このような表示によって、第二可動役物120にストックされたパワーの量が最大(「50」)に対してどれくらいであるかを、遊技者が視覚的に容易に認識することができる。
また、エフェクトE1の到着点における大きさは、適宜大きくすることが望ましい。このような構成により、エフェクトE1の到着点に対して第二可動役物120が、遊技者からズレて見えるのを防止することができる。すなわち、遊技者の姿勢や体格に応じてエフェクトE1の到着点と第二可動役物120との相対的な位置関係が異なって見えるところ、エフェクトE1の到着点における大きさを大きくすることにより、エフェクトE1の到着点に対して第二可動役物120が、遊技者からズレて見えるのを防止し、ひいては遊技者に違和感無く、パワーが当該第二可動役物120にストックされることを表現することができる。
なお、本実施形態において、エフェクトE1は、図40に示すように、出発点から到着点まで延びるように表示されるもの(具体的には、出発点から到着点まで、伸びたエフェクトE1によって繋がるように表示されるもの)であるが、エフェクトE1は、(延びるのではなく)出発点から到着点まで移動するように表示されてもよく、また伸びた後にその一部が分離して移動するように表示されてもよい。
また、本実施形態において、エフェクトE1は、第二可動役物120の段階的な配置ごとに、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち、第二可動役物120に最も近い位置を到着点として変形する構成としたが、この構成に限定するものではない。
具体的には、第二可動役物120の段階的な配置を、段階数(本実施形態においては、初期位置を含めて合計4段階)よりも少ない区分(例えば、「上段」及び「下段」という2区分)に区分けしてもよい。この場合、前記下段には、第二可動役物120の段階的な配置のうち、初期位置及び当該初期位置から1段階だけ上昇した位置への配置が区分けされる。また、前記上段には、初期位置から2段階及び3段階だけ上昇した位置への配置が区分けされる。そして、前記上段及び下段においてそれぞれ設定された1箇所を到着点としてエフェクトE1が変形する。このような構成により、第二可動役物120の段階的な配置ごとにエフェクトE1の到着点を有する場合と比べて、ビデオデータ等の映像を表示するためのデータを削減することができる。
なお、このような構成にする場合には、エフェクトE1の到着点における大きさを適宜大きくすることが望ましい。これによって、例えば第二可動役物120が前記下段(初期位置及び当該初期位置から1段階だけ上昇した位置)に配置された場合に、第二可動役物120が2つの位置の何れの方に配置されていても、エフェクトE1の到着点が遊技者から大きくズレて見えることを防止することができる。すなわち、第二可動役物120が2つの位置の何れの方に配置されていても、遊技者に違和感無く、パワーが当該第二可動役物120にストックされることを表現することができる。
なお、第二可動役物120の段階的な配置を、段階数よりも少ない区分に区分けする場合には、前述したように2区分ではなく、例えば3区分や4区分等、任意の区分数を設定することができる。
ステップS1012において、図39に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、ストックされるパワーの量を示す映像が表示される。具体的には、装飾図柄の左上方に、ストックされるパワーの量(本実施形態においては「10」)を示す表示P1(映像要素)が表示される。表示P1は、エフェクトE1と共に、第二可動役物120側へ向けて移動する。すなわち、表示P1は、第二可動役物120の段階的な配置ごとに、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち、第二可動役物120に最も近い位置へ向けて移動する。これによって、第二可動役物120に「10」の量のパワーがストックされることが、遊技者に報知される。
ステップS1012の演出の後、ステップS1013へ移行する。
ステップS1012の演出の後、ステップS1013へ移行する。
なお、ストックされるパワーの量に関する情報は、演出情報に予め含まれている。ストックされるパワーの量は、「10」に限定するものではなく、演出情報に応じて(「10」よりも少ない)「5」や(「10」よりも大きい)「20」等となる。
また、本実施形態において、表示P1は、第二可動役物120の段階的な配置ごとに、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち、第二可動役物120に最も近い位置へ向けて移動する構成としたが、この構成に限定するものではない。具体的には、エフェクトE1の場合と同様に、第二可動役物120の段階的な配置が区分けされた前記区分、例えば前記上段及び下段においてそれぞれ設定された1箇所へ向けて表示P1が移動する構成であってもよい。このような構成により、ビデオデータ等の映像を表示するためのデータを削減することができる。
ステップS1013において、図40に示すように、エフェクトE1が到着点まで延びると、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、表示P1に代わって、ストックされたパワーの量を示す映像が表示される。具体的には、装飾図柄の左上方に、ストックされたパワーの量(本実施形態においては「10」)を示す表示P2(映像要素)が表示される。ここで「ストックされたパワーの量」とは、今回のストック取得演出においてストックされたパワーの量(本実施形態においては「10」)と、今回のストック取得演出が行われる前に既にストックされていたパワーの量(本実施形態においては「0」)と、を合わせた合計のパワーの量を指す。
また、表示P2においては、ストックされたパワーの量が、前述したように、「m/50」という分数の形式で表示される。本実施形態においては「10/50」と表示され、第二可動役物120にストックされたパワーの量が最大(「50」)に対して「10」であること(最大に対して20%であること)を、遊技者が視覚的に容易に認識することができる。
ステップS1013の演出の後、ステップS1014へ移行する。
ステップS1013の演出の後、ステップS1014へ移行する。
ステップS1014において、図41に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の周囲を移動(上昇)することにより、ストックされたパワーの量が増えたことが表現される。なお、第二可動役物120は、初期位置と最高位置との間を段階的(3段階)に昇降するものであるが、今回のステップにおいては初期位置から1段階だけ上昇する。
ステップS1014の演出の後、第二ストック取得演出が終了する。
ステップS1014の演出の後、第二ストック取得演出が終了する。
第二可動役物120の段階的な配置は、第二可動役物120にストックされたパワーの量に応じて決定される。本実施形態においては、ストックされたパワーの量が「0」である場合に、第二可動役物120の配置が初期位置となる。また、ストックされたパワーの量が「1」から「29」である場合に、第二可動役物120の配置が初期位置から1段階だけ上昇した位置となる。また、ストックされたパワーの量が「30」から「49」である場合に、第二可動役物120の配置が初期位置から2段階だけ上昇した位置となる。また、ストックされたパワーの量が「50」である場合に、第二可動役物120の配置が初期位置から3段階だけ上昇した位置(最高位置)となる。なお、これらのストックされたパワーの量と、第二可動役物120の段階的な配置と、の関係は一例であり、任意に設定することができる。
このように、第二ストック取得演出においては、エフェクトE1が出現する映像及び出現したエフェクトE1が第二可動役物120側に延びる映像を液晶表示部45に表示することにより、パワーが第二可動役物120にストックされることを表現すると共に、第二可動役物120の段階的な配置を現在の位置から次の位置に移動させることにより、ストックされたパワーの量が増えたことを表現する。
なお、本実施形態に係る第二ストック取得演出においては、エフェクトE1及び表示P1の両方が出現する構成としたが、エフェクトE1及び表示P1の何れか一方を省略する構成であってもよい。また、第二ストック取得演出においては、表示P2を省略する構成であってもよい。
以下では、第二ストック放出演出について、図42のフローチャート、及び図43から図46を用いて詳細に説明する。
なお、説明の便宜上、今回のステップにおいては、第二ストック放出演出が行われる際に、第二可動役物120が最高位置に配置されているものとする。
まず、ステップS1021において、図43に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄が変動している間に、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45側へ向けて回転(移動)する。なお、本実施形態において、第二可動役物120は、指差し状態の手を模した装飾が施されることから、あたかも人間の手指が液晶表示部45を指差しするような印象を遊技者に与え、ひいては当該遊技者の注意を液晶表示部45に引き付けることができる。
ステップS1021の演出の後、ステップS1022へ移行する。
ステップS1021の演出の後、ステップS1022へ移行する。
ステップS1022において、図44に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、パワーが第二可動役物120から放出されることを示す映像が表示される。具体的には、液晶表示部45の左方に配置された複数の第一発光面41のうち、上から2番目の第一発光面41が配置された位置(すなわち、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち、第二可動役物120に最も近い位置)にエフェクトE2(パワーが放出されたことを示す映像要素)が出現する。
そして、エフェクトE2は、出現した位置を出発点として第二可動役物120から離れる方向へ向けて(正面視で、液晶表示部45を概ね左右方向に亘る放物線形状に)延びるように変形する。これによって、第二可動役物120にストックされたパワーが当該第二可動役物120の回転(移動)により放出されたと、遊技者に認識させることができる。
ステップS1022の演出の後、ステップS1023へ移行する。
ステップS1022の演出の後、ステップS1023へ移行する。
なお、今回のステップS1022においては、エフェクトE2は前記上から2番目の第一発光面41が配置された位置を出発点として変形したが、エフェクトE2の出発点は、第二可動役物120の配置に応じて変更される。すなわち、エフェクトE2は、第二可動役物120の段階的な配置ごとに、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち当該第二可動役物120に最も近い位置を出発点として変形する。
また、エフェクトE2の出発点における大きさは、適宜大きくすることが望ましい。このような構成により、エフェクトE2の出発点に対して第二可動役物120が、遊技者からズレて見えるのを防止することができる。すなわち、遊技者の姿勢や体格に応じてエフェクトE2の出発点と第二可動役物120との相対的な位置関係が異なって見えるところ、エフェクトE2の出発点における大きさを大きくすることにより、エフェクトE2の出発点に対して第二可動役物120が、遊技者からズレて見えるのを防止し、ひいては遊技者に違和感無く、パワーが当該第二可動役物120から放出されることを表現することができる。
なお、本実施形態において、エフェクトE2は、図44に示すように、出発点から延びるように表示されるもの(具体的には、出発点から、伸びた先端部までが、エフェクトE2によって繋がるように表示されるもの)であるが、エフェクトE2は、(延びるのではなく)出発点から移動するように表示されてもよく、また伸びた後にその一部が分離して移動するように表示されてもよい。
また、本実施形態において、エフェクトE2は、第二可動役物120の段階的な配置ごとに、遊技者から見て液晶表示部45の外縁部のうち、第二可動役物120に最も近い位置)を出発点として変形する構成としたが、この構成に限定するものではない。
具体的には、第二可動役物120の段階的な配置を、前述したエフェクトE1の到着点の場合と同様に、段階数よりも少ない区分(例えば、「上段」及び「下段」という2区分)に区分けしてもよい。そして、前記上段及び下段においてそれぞれ設定された1箇所を出発点としてエフェクトE2が変形する。このような構成により、第二可動役物120の段階的な配置ごとにエフェクトE2の出発点を有する場合と比べて、ビデオデータ等の映像を表示するためのデータを削減することができる。
なお、このような構成にする場合には、エフェクトE2の出発点における大きさを適宜大きくすることが望ましい。これによって、例えば第二可動役物120が前記下段(初期位置及び当該初期位置から1段階だけ上昇した位置)に配置された場合に、第二可動役物120が2つの位置の何れの方に配置されていても、エフェクトE2の出発点が遊技者から大きくズレて見えることを防止することができる。すなわち、第二可動役物120が2つの位置の何れの方に配置されていても、遊技者に違和感無く、パワーが当該第二可動役物120から放出されることを表現することができる。
ステップS1023において、図45に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、第二ストック放出演出が行われた後に表示される所定の演出(例えば、所定のチャンスアップ演出)を示唆する映像が表示される。具体的には、液晶表示部45の中央に前記所定の演出を示唆する表示P3(映像要素)が表示される。なお、本実施形態においては、表示P3として「色変化!!」の文字列が表示される。表示P3は、エフェクトE2と共に、第二可動役物120から離れる方向へ向けて移動する。これによって、第二可動役物120からパワーが放出されたことによって表示P3が出現したことを遊技者に認識させることができる。そして、第二ストック放出演出が行われた後、例えばリーチ状態となって背景映像が通常よりも全体的に赤く変化し、大当り遊技への移行を想起させるようなチャンスアップ演出が行われることを、遊技者に示唆し、当該遊技者の興趣を高めることができる。
ステップS1023の演出の後、ステップS1024へ移行する。
ステップS1023の演出の後、ステップS1024へ移行する。
なお、本実施形態において、「色変化!!」の文字列は、表示P3の一実施形態であり、これに限定するものではない。また、本実施形態に係る第二ストック放出演出においては、エフェクトE2及び表示P3の両方が出現する構成としたが、エフェクトE2及び表示P3の何れか一方を省略する構成であってもよい。
ステップS1024において、図46に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の反対側へ向けて回転(移動)する。すなわち、第二可動役物120は、ステップS1021にて移動する前の状態へと移動する。これにより、液晶表示部45に引き付けていた遊技者の注意を解消させることができる。
ステップS1024の演出の後、第二ストック放出演出が終了する。
ステップS1024の演出の後、第二ストック放出演出が終了する。
以下では、第二可動役物120の初期位置への移動について、図47を用いて詳細に説明する。
図47に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄の変動が停止した後に、第二可動役物120の初期位置への移動が行われる。
具体的には、図47に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の周囲を移動(下降)する。より詳細には、第二可動役物120は、最高位置から初期位置までの間を3段階下降する(初期位置に到達する)。これにより、第二可動役物120は、第二ストック取得演出が開始される前の状態(第二可動役物120にパワーがストックされていない状態)に戻される。こうして、第二可動役物120が初期位置に戻されることにより、第二可動役物120にはパワーがストックされていない状態であると、遊技者に認識させることができる。
具体的には、図47に示すように、第二可動役物装置28が動作して第二可動役物120が液晶表示部45の周囲を移動(下降)する。より詳細には、第二可動役物120は、最高位置から初期位置までの間を3段階下降する(初期位置に到達する)。これにより、第二可動役物120は、第二ストック取得演出が開始される前の状態(第二可動役物120にパワーがストックされていない状態)に戻される。こうして、第二可動役物120が初期位置に戻されることにより、第二可動役物120にはパワーがストックされていない状態であると、遊技者に認識させることができる。
このように、第二ストック放出演出においては、第二可動役物120に第二ストック取得演出において移動した段階的な配置で液晶表示部45側へ向けて回転(移動)を行わせると共に、第二可動役物120側にエフェクトE2が出現する映像及び出現したエフェクトE2が第二可動役物120から離れる方向に延びる映像を液晶表示部45に表示することにより、第二可動役物120に蓄積されたパワーが放出されることを表現する。
なお、本実施形態においては例示していないが、第二ストック放出演出が行われる前(すなわち、ステップS1002の処理の前)に所定の予告演出が行われ、その後に当該第二ストック放出演出が行われることによって(パワーが放出されることによって)当該予告演出がチャンスアップする構成としてもよい。
例えば、前記所定の予告演出として、何らかのキャラクタが喋る内容によって演出を行う、いわゆるセリフ演出が行われる場合、ストック放出演出が行われる前においては、白色の文字列でさほど大当り遊技への期待度が高くないセリフ内容が表示される。そして、ストック放出演出が行われることによって、前記セリフ演出がチャンスアップして、赤色の文字列で大当り遊技への期待度の高いセリフ内容が表示される。なお、文字列の色の変化や、大当り遊技への期待度を示すセリフ内容の変化については、第二可動役物120にストックされたパワーの量に応じて決定される。
なお、本実施形態に係る第二ストック取得演出及び第二ストック放出演出において「パワー」は、本発明に係る「蓄積要素」の一実施形態である。
また、本実施形態に係る第二ストック取得演出において「エフェクトE1」、「表示P1」及び「表示P2」は、本発明に係る「第一演出映像物」の一実施形態である。
また、本実施形態に係る第二ストック放出演出において「エフェクトE2」及び「表示P3」は、本発明に係る「第二演出映像物」の一実施形態である。
また、本実施形態に係る第二ストック取得演出において「エフェクトE1」、「表示P1」及び「表示P2」は、本発明に係る「第一演出映像物」の一実施形態である。
また、本実施形態に係る第二ストック放出演出において「エフェクトE2」及び「表示P3」は、本発明に係る「第二演出映像物」の一実施形態である。
なお、本発明に係る「第一演出映像物」及び「第二演出映像物」は、所定の色を付することによって、大当り遊技への期待度を示すように表示してもよい。例えば、本発明に係る「第一演出映像物」及び「第二演出映像物」は、付される色として、白色、青色、黄色、緑色、赤色、虹色、の順番に大当り遊技への期待度が高くなるように設定してもよい。
以上のように、第二実施形態に係るストック取得演出(第二ストック取得演出)及びストック放出演出(第二ストック放出演出)が行われる本発明の一実施形態に係る遊技機1は、映像を表示可能な表示部(液晶表示部45)と、段階的に状態を変化させる第一演出動作(昇降動作)と、前記第一演出動作における各段階にて前記表示部に向けて状態を変化させる第二演出動作(回転動作)とを行う可動役物(第二可動役物120)と、前記表示部にて表示される映像と前記可動役物の動作を制御し、所定の蓄積要素(パワー)を蓄積する蓄積演出(第二ストック取得演出)と前記蓄積演出により蓄積した蓄積要素を放出する放出演出(第二ストック放出演出)とを行う演出制御手段(表示制御回路200・役物制御回路300)とを具備し、前記演出制御手段は、前記蓄積演出を行う場合には、第一演出映像物(エフェクトE1、表示P1及び表示P2)が出現する映像及び出現した前記第一演出映像物が前記可動役物(第二可動役物120)側に延びる映像を前記表示部に表示することにより、前記蓄積要素が前記可動役物に蓄積されることを表現すると共に、前記可動役物の状態を前記第一演出動作により現在の段階から次の段階に変化させることにより、前記蓄積要素の蓄積量(パワーの量)が増えたことを表現し、前記放出演出を行う場合には、前記可動役物に前記第一演出動作における所定の段階にて前記第二演出動作を行わせると共に、前記可動役物側に第二演出映像物(エフェクトE2及び表示P3)が出現する映像及び出現した前記第二演出映像物が前記可動役物(第二可動役物120)から離れる方向に延びる映像を前記表示部に表示することにより、前記可動役物に蓄積された前記蓄積要素が放出されることを表現するものである。
このような構成により、段階的に状態を変化させる可動役物(第二可動役物120)を具備し、当該可動役物を用いて従来に無い斬新な演出を行うことができる。
なお、本実施形態において、第二可動役物120は、(初期位置を含めて)段階的な配置が4つ設けられる構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、第二可動役物120は、段階的な配置が5つ以上設けられる構成や、3つ以下設けられる構成としてもよい。
1:遊技機,33:装飾図柄表示装置,45:液晶表示部,120:第二可動役物,200:表示制御回路,300:役物制御回路,E1:エフェクト,E2:エフェクト,P1:表示,P2:表示,P3:表示
Claims (1)
- 映像を表示可能な表示部と、
段階的に状態を変化させる第一演出動作と、前記第一演出動作における各段階にて前記表示部に向けて状態を変化させる第二演出動作とを行う可動役物と、
前記表示部にて表示される映像と前記可動役物の動作を制御し、所定の蓄積要素を蓄積する蓄積演出と前記蓄積演出により蓄積した蓄積要素を放出する放出演出とを行う演出制御手段とを具備し、
前記演出制御手段は、
前記蓄積演出を行う場合には、第一演出映像物が出現する映像及び出現した前記第一演出映像物が前記可動役物側に移動又は延びる映像を前記表示部に表示することにより、前記蓄積要素が前記可動役物に蓄積されることを表現すると共に、前記可動役物の状態を前記第一演出動作により現在の段階から次の段階に変化させることにより、前記蓄積要素の蓄積量が増えたことを表現し、
前記放出演出を行う場合には、前記可動役物に前記第一演出動作における所定の段階にて前記第二演出動作を行わせると共に、前記可動役物側に第二演出映像物が出現する映像及び出現した前記第二演出映像物が前記可動役物から離れる方向に移動又は延びる映像を前記表示部に表示することにより、前記可動役物に蓄積された前記蓄積要素が放出されることを表現することを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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ID=52337129
Family Applications (1)
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JP2014106585A Withdrawn JP2015006322A (ja) | 2013-05-28 | 2014-05-22 | 遊技機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016158991A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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-
2014
- 2014-05-22 JP JP2014106585A patent/JP2015006322A/ja not_active Withdrawn
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