JP2015054225A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作手段の操作に至るまでの演出の単調さを解消し、ボタン演出の興趣性を向上させることができるパチンコ遊技機を提供する。【解決手段】装飾図柄表示装置33の表示画面を暗転する第一の処理(ステップS601に示す表示制御)と、第一の処理を開始した後に、回転ドラム123を駆動すると共に暗転された前記表示画面に男の子141を表示する第二の処理(ステップS602及びS603に示す駆動制御・ステップS603に示す表示制御)と、前記表示画面に表示された前記男の子141が演出用ボタン100側に向けて移動しながら前記表示画面の外に消えるように前記男の子141を移動表示する第三の処理(ステップS604に示す表示制御)と、第三の処理を開始した後に、前記表示画面に演出用ボタン100の操作を遊技者に促す映像を表示する第四の処理(ステップS606に示す表示制御)とを実行する。【選択図】図24
Description
本発明は、操作手段を具備するパチンコ遊技機の技術に関する。
従来、操作手段を具備するパチンコ遊技機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載のパチンコ遊技機は、操作ボタン(操作手段)を具備する。
このような構成により、特許文献1に記載のパチンコ遊技機は、遊技者が操作ボタンを操作することにより所定の演出映像を表示することができる。
しかしながら、特許文献1に記載のパチンコ遊技機では、遊技者に演出ボタンの操作を促すにあたり、ボタンに模したキャラクタと「PUSH」の文字表示とを表示画面に表示するのみであり、ボタン操作に至るまでの演出が単調で、ボタン演出の興趣性に乏しいという不都合があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、操作手段の操作に至るまでの演出の単調さを解消し、ボタン演出の興趣性を向上させることができるパチンコ遊技機を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、始動口への入球に応じて遊技者に有利な特別遊技を発生させるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を報知する映像が表示される表示部と、遊技者が操作可能であると共に、駆動源により駆動可能な可動演出部を有する操作手段と、前記表示部を表示制御すると共に前記可動演出部を駆動制御し、遊技者に前記操作手段の操作を促す演出を実行する演出制御手段とを具備し、前記演出制御手段は、前記表示部の表示画面を暗転する第一の処理と、前記第一の処理を開始した後に、前記可動演出部を駆動すると共に暗転された前記表示画面にキャラクタを表示する第二の処理と、前記表示画面に表示された前記キャラクタが前記操作手段側に向けて移動しながら前記表示画面の外に消えるように前記キャラクタを移動表示する第三の処理と、前記第三の処理を開始した後に、前記表示画面に前記操作手段の操作を遊技者に促す映像を表示する第四の処理とを実行するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、操作手段の操作に至るまでの演出の単調さを解消し、ボタン演出の興趣性を向上させることができる。
まず、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の全体的な構成について説明する。
なお、以下の説明では、パチンコ遊技機を遊技者から見て、手前側をパチンコ遊技機の前側とし、奥側をパチンコ遊技機の後側として、前後方向を規定する。また、パチンコ遊技機を遊技者から見て、左手側をパチンコ遊技機の左側とし、右手側をパチンコ遊技機の右側として、左右方向を規定する。
なお、以下の説明では、パチンコ遊技機を遊技者から見て、手前側をパチンコ遊技機の前側とし、奥側をパチンコ遊技機の後側として、前後方向を規定する。また、パチンコ遊技機を遊技者から見て、左手側をパチンコ遊技機の左側とし、右手側をパチンコ遊技機の右側として、左右方向を規定する。
パチンコ遊技機は、図1及び図2が示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠5と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
外枠2は、パチンコ遊技機の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、遊技盤4と、窓枠5と、下皿ユニット6と、が設けられる。
遊技盤4は、遊技球が転動する領域である遊技領域7が形成される部材である(図5参照)。遊技盤4は、中枠3に着脱可能に取り付けられる。
窓枠5は、略額縁状に形成される枠体である。窓枠5は、遊技盤4の前方に配置され、中枠3の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。窓枠5の略中央には、略円形状に開口された窓枠開口部8が配設される。窓枠開口部8には、透明板13が覆設される。これによって、遊技者は、窓枠5の後方に配置された遊技盤4の遊技領域7を、前方から透明板13を介して視認することができる。窓枠開口部8の下方には、後述する演出用ボタン100や、発射前の遊技球が貯溜される上皿9が配設される。窓枠開口部8の左右上方には、スピーカ10・10がそれぞれ配設される。また、窓枠開口部8の右下方であって、演出用ボタン100の直ぐ右下方には、スピーカ10aが配設される。
下皿ユニット6は、中枠3の下部であって、窓枠5の下方に取り付けられる。下皿ユニット6の略中央には、上皿9から溢れた遊技球が貯溜される下皿11が配設される。下皿ユニット6の右側部であって下皿11の右方には、発射ハンドル12が配設される。発射ハンドル12は回動操作可能に構成され、当該回動操作により上皿9に貯溜された遊技球が遊技領域7へ向けて発射される。
以下では、演出用ボタン100の構成について、図1、図3及び図4を用いて詳細に説明する。
図1及び図3(a)に示す演出用ボタン100は、遊技者の操作及び遊技の演出に使用するための部材である。演出用ボタン100は、窓枠5において、透明板13が覆設された窓枠開口部8の下方に配置される。すなわち、演出用ボタン100は、遊技者が前方から透明板13を介して視認可能な遊技領域7の下方に配置される。演出用ボタン100は、主として操作部110と、演出部120と、を具備する。
図1及び図3(a)に示す操作部110は、主として遊技者の操作に使用するための部材である。操作部110は、主としてケース部材111と、カバー部材112と、を具備する。
図3(a)に示すケース部材111は、上側及び下側が開口された略筒状の部材である。ケース部材111の上側の開口部には、外方へ向けて延出したリブ113が形成される。リブ113の内周の縁部は、長手方向を左右方向へ向けた略楕円状に形成される。ケース部材111の内側には、遊技者の操作を検知するための操作検知センサ114が配設される。なお、ケース部材111は略全体が窓枠5の内側に配置されるため、図1に示すように、リブ113だけが窓枠5の外側に露出する。
図1及び図3(a)に示すカバー部材112は、下側が開口された略箱(カバー)状の部材である。カバー部材112は、透過性を有する材料により形成される。カバー部材112は、長手方向を左右方向へ向けた略楕円状に形成される。カバー部材112は、ケース部材111の内側に上方から挿入され、ケース部材111に対して上下方向へ摺動可能とされる。なお、カバー部材112は、ケース部材111から離脱不能に構成される。そして、カバー部材112は、図示せぬ付勢手段により常時上方へ向けて付勢される。こうしてカバー部材112は、ケース部材111よりも概ね上方に配置され、図1に示すように、窓枠5から上方へ(すなわち、遊技者側へ向けて)突出される。
そして、演出用ボタン100を操作する際には、遊技者はカバー部材112を上方から押し下げる。カバー部材112が押し下げられると、ケース部材111の内側に配設された操作検知センサ114が当該押し下げを検知してボタン操作信号を出力する。これにより、遊技者の演出用ボタン100の操作が完了する。
なお、カバー部材112は一旦押し下げられた後、前記付勢手段の付勢力により操作前の位置に押し上げられる(戻される)。
なお、カバー部材112は一旦押し下げられた後、前記付勢手段の付勢力により操作前の位置に押し上げられる(戻される)。
図1及び図3に示す演出部120は、遊技の演出に使用するための部材である。演出部120は、操作部110のケース部材111の内側に収納される。演出部120は、主として台座121と、ドラム支持部材122と、駆動モータ124と、回転ドラム123と、を具備する。
図3(b)に示す台座121は、演出部120を構成する各種の部材が取り付けられる部材である。台座121は、その板面を上下方向へ向けた略平板状に形成される。台座121は、操作部110のケース部材111の内側に適宜固定される。
図3(b)に示すドラム支持部材122は、回転ドラム123を回転自在に支持する部材である。ドラム支持部材122は、主として一対の平板状の部材からなり、台座121から上方へ向けて立設される。前記一対の平板状の部材は、上端部が切り欠かれて側面視で凹状に形成される。
図3(b)に示す駆動モータ124は、回転ドラム123の駆動源となる部材である。駆動モータ124は、ドラム支持部材122の左方に配置され、図示せぬ出力軸を右方へ向けた状態で当該ドラム支持部材122に固定される。
図3(b)及び図4に示す回転ドラム123は、所定の演出を表示する部材である。回転ドラム123は、軸方向を左右方向へ向けた略円筒状に形成される。回転ドラム123は、ドラム支持部材122により回転自在に支持される。回転ドラム123は、駆動モータ124の出力軸と連結され、当該駆動モータ124からの駆動力が伝達される。
このような構成により、回転ドラム123は、駆動モータ124から伝達される駆動力により、所定の回転パターンに応じた任意の速度や、任意の方向(前方回り又は後方回り)で回転(駆動)可能となる。
また、回転ドラム123は、動作(回転)している際に、小角度回転させる動作を回転方向の反転を繰り返しながら続けることができる。このような動作により、回転ドラム123を前後方向回りに細かく振動させることができる。また、回転ドラム123を振動させると、当該振動が回転ドラム123から当該回転ドラム123を有する演出部120の全体へと伝達される。そして、演出部120が振動すると、当該振動が操作部110へと伝達され、ひいては演出用ボタン100の全体が振動することとなる。以下では、演出用ボタン100を振動させるような、当該演出用ボタン100(より詳細には、回転ドラム123)の動作(駆動)を、特に「振動動作」と称する。なお、回転ドラム123は、振動動作の速さを変更可能に構成され、ひいては演出用ボタン100の振動の程度(振動の強弱)を変更可能に構成される。具体的には、回転ドラム123の振動動作の速さを速くすると、演出用ドラム100の振動が強くなる。一方、回転ドラム123の振動動作の速さを遅くすると、演出用ドラム100の振動が弱くなる。
また、回転ドラム123は、図3(b)及び図4に示すように、演出表示部125と、LED列126と、をさらに具備する。
演出表示部125は、所定の演出を表示するための部材である。演出表示部125は、回転ドラム123の外周面により形成される。より詳細には、回転ドラム123の外周面には、軸方向(左右方向)に延出した細長い3つのスリット134が形成される。そして、回転ドラム123の外周面は、3つのスリット134により周方向に均等に3分割される。そして、当該3分割された回転ドラム123の外周面には、それぞれ所定の文字列が印刷される。
なお、以下では、前記3分割された回転ドラム123の外周面を、「第一表示部131」と、「第二表示部132」と、「第三表示部133」と、それぞれ称する。
図4に示すように、本実施形態においては、第一表示部131に所定の文字列として「PUSH!」の文字列が印刷されている。また、第二表示部132には、所定の文字列として「チャンス!」の文字列が印刷されている。また、第三表示部133には、文字列は印刷されていない(空白である)。
このような構成により、回転ドラム123を回転させ、第一表示部131、第二表示部132及び第三表示部133のうち何れかの表示部を、カバー部材112の上側面と対向する位置(以下では、「表示位置」と称する。)に停止させると、当該表示部に印刷された文字列を、カバー部材112を介して遊技者に表示することができる。
具体的には、回転ドラム123を回転させ、第一表示部131を表示位置に停止させると、カバー部材112を介して「PUSH!」の文字列を遊技者に表示することができる。これにより、演出用ボタン100を見た遊技者に、「今が演出用ボタン100を操作するタイミングである」と認識させることができる。
また、回転ドラム123を回転させ、第二表示部132を表示位置に停止させると、カバー部材112を介して「チャンス!」の文字列を遊技者に表示することができる。これにより、演出用ボタン100を見た遊技者に「大当りとなる可能性がある」と認識させることができる。
また、回転ドラム123を回転させ、第三表示部133を表示位置に停止させると、カバー部材112を介して文字列を遊技者に表示しない(空白を表示する)ことができる。これにより、演出用ボタン100を見た遊技者に「今は特に情報が無い」と認識させることができる。
図3(b)及び図4に示すLED列126は、発光することにより演出を行うものである。LED列126は、複数のLEDが一列に並設して形成される。LED列126は、回転ドラム123の外周面に形成された3つのスリット134の内側にそれぞれ配置される。より詳細には、図4に示すように、回転ドラム123の内側には、発光用の3つの基板135が、側面視で正三角形となる位置関係で配設される。各基板135の側面視における一側端部は、対応するスリット134の内側に配置される。また、各基板135の側面視における一側端部には、LED列126がスリット134の長手方向に沿って配置される。
こうして、3つのLED列126が、回転ドラム123のスリット134の内側から外方を臨むように配置される。そして、3つのLED列126は、回転ドラム123の外方へ向けて、それぞれ独立して所定の発光パターンに応じて発光可能に構成される。
このような構成により、演出部120は、回転ドラム123を高速で回転させながら、3つのLED列126をそれぞれ独立して所定の発光パターンに応じて発光させることができる。すなわち、3つのLED列126はバーサライトを構成し、残像効果を利用して所定の文字列や絵柄を浮かび上がらせることができる。また、3つのLED列126により表示位置に浮かび上がらせた所定の文字列や絵柄は、カバー部材112を介して遊技者に表示することができる。
次に、遊技盤21の構成について、図5及び図6を用いてさらに詳細に説明する。
遊技盤21には、図5に示すように、主として遊技板22と、始動ゲート23と、始動口24と、可変入賞装置25と、大入賞装置26と、普通図柄表示装置31と、特別図柄表示装置32と、装飾図柄表示装置33等を具備する。
図5示す遊技板22は、四隅を適宜に切り欠いた略平板状に形成される部材である。遊技板22には、中央から上部に亘って当該遊技板22を前後方向に貫通するように孔34が形成される。また、遊技板22の前側面には、ガイドレール35が正面視で略円形状に配置され、前方へ向けて立設される。なお、遊技板22の前側面においてガイドレール35により区画形成された正面視で略円形状の領域が、遊技領域7となる。
図5に示す始動ゲート23は、遊技領域7内の左部に配置される。始動ゲート23は、上下方向に貫通した平面視略コの字状に形成され、その内側を遊技球が通過可能に構成される。始動ゲート23の内側には、近接スイッチからなる始動ゲートセンサ23aが配設される。始動ゲートセンサ23aは、遊技球が始動ゲート23を通過すると当該通過を検知して、始動ゲート通過信号を出力する。
図5に示す始動口24は、遊技領域7内の中央下部に配置される。始動口24は、上面が開口されたポケット状に形成され、その内部に遊技球が入球(入賞)可能に構成される。始動口24の内部には、近接スイッチからなる始動口センサ24aが配設される。始動口センサ24aは、遊技球が始動口24に入賞すると当該入賞を検知して、始動口入賞信号を出力する。
図5に示す可変入賞装置25(普通電動役物)は、遊技領域7内の中央下部に配置される。可変入賞装置25の内部には、前述した始動口24が設けられる。始動口24の左右上方には、可動片36が相互に対向して配設される。可動片36には、図示せぬ可動片用ソレノイドが連結される。そして、可動片36は、前記可動片用ソレノイドによって、遊技球が始動口24に入賞することが困難な閉塞状態と、遊技球が始動口24に入賞することが容易な開放状態と、を切り替え可能に構成される。
図5に示す大入賞装置26(特別電動役物)は、遊技領域7内の中央下部であって、可変入賞装置25よりも下方に配置される。大入賞装置26には、大入賞口37が設けられる。大入賞口37は、正面視で左右方向に細長い略矩形状に形成される。大入賞口37は、大入賞口扉38によって被覆される。大入賞口扉38は、下端を支点として遊技領域7に対して前後回りに回動可能に支持される。大入賞口扉38には、図示せぬ大入賞口扉用ソレノイドが連結される。そして、大入賞口扉38は、前記大入賞口扉用ソレノイドによって、遊技球が大入賞口37に入賞することができる開放状態と、遊技球が大入賞口37に入賞することができない閉塞状態と、を切り替え可能に構成される。また、大入賞口37の内部には、近接スイッチからなる大入賞口センサ37aが配設される。大入賞口センサ37aは、遊技球が大入賞口37に入賞すると当該入賞を検知して、大入賞口入賞信号を出力する。
図5に示す普通図柄表示装置31は、普通図柄遊技の当り判定の結果を表示して遊技者に報知する装置である。普通図柄表示装置31は、遊技領域7の左下部に配置される。普通図柄表示装置31には、普通図柄が変動表示される普図LED表示部43が設けられる。以下では、当りを目指して普通図柄を変動させる遊技を、普通図柄遊技と称する。
なお、普通図柄遊技の当り判定は、始動ゲート23への遊技球の入賞に基づいて行われる。そして、普通図柄遊技の当り判定が行われると、普図LED表示部43に普通図柄の変動表示が開始され、所定時間経過後に当該変動表示が停止される。そして、当該停止表示された普通図柄の図柄の組み合わせにより、普通図柄遊技の当り判定の結果が遊技者に報知される。
そして、普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると遊技者に報知されると、可変入賞装置25の開放状態と閉鎖状態とが切り替えられる。そして、可変入賞装置25が開放状態に切り替えらえると、始動口24に遊技球が入賞することが容易となる。なお、可変入賞装置25の開放状態は、所定時間経過後又は所定個数の遊技球が始動口24に入賞した場合に終了して閉鎖状態へと切り替えられる。
図5に示す特別図柄表示装置32は、特別図柄遊技の大当り判定の結果を表示して遊技者に報知する装置である。特別図柄表示装置32は、遊技領域7の左下部であって、普通図柄表示装置31の左上方に配置される。特別図柄表示装置32には、特別図柄が変動表示される特図LED表示部44が設けられる。なお、特別図柄遊技とは、大当り判定の大当りを目指して特別図柄を変動させる遊技である。
特別図柄遊技の大当り判定は、始動口24への遊技球の入賞に基づいて行われる。そして、特別図柄遊技の大当り判定が行われると、特別図柄表示装置32の特図LED表示部44に特別図柄の変動表示が開始され、所定時間経過後に当該変動表示が停止される。そして、当該停止表示された特別図柄の図柄の組み合わせにより、特別図柄遊技の大当り判定の結果が遊技者に報知される。
そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合には、特別図柄の変動表示の停止後に後述する大当り遊技が開始され、大入賞装置26の開放状態と閉鎖状態とが連続して切り替えられる。
図5に示す装飾図柄表示装置33は、装飾図柄遊技の結果を表示して遊技者に報知する装置である。装飾図柄表示装置33には、遊技盤21の概ね中央であって、前後方向位置において遊技板22よりも後方に配置される。装飾図柄表示装置33には、装飾図柄が変動表示される液晶表示部45が設けられる。液晶表示部45は、遊技板22に形成された孔34を後方から覆うように配置される。こうして、液晶表示部45は、遊技板22に形成された孔34を介して前方から遊技者に視認可能に構成される。
図5に示す液晶表示部45は、映像を表示可能に構成される。液晶表示部45には、装飾図柄遊技として複数の装飾図柄がそれぞれ独立して循環するように変動表示される。なお、装飾図柄遊技とは、当りを目指して複数の装飾図柄を変動させる遊技である。
複数の装飾図柄の変動表示は、所定時間経過後に停止される。そして、当該停止表示された複数の装飾図柄の図柄の組み合わせにより、装飾図柄遊技の結果が遊技者に報知される。そして、装飾図柄遊技の結果が当りである場合には、当該結果が遊技者に報知された後、大当り遊技が開始される。
また、複数の装飾図柄の変動表示中には、液晶表示部45に種々の演出(例えば、リーチ演出や、背景演出、演出用ボタン演出等)が表示されたり、当該演出の一部として演出用ボタン100)が動作したりする。これにより、遊技者に大当り遊技状態への移行を想起させ、当該遊技者の興趣を高めることができる。なお、本実施形態においては、複数の装飾図柄の変動表示中における液晶表示部45に表示される種々の演出や、当該演出の一部としての演出用ボタン100の動作は、装飾図柄遊技に含まれるものとする。
なお、本実施形態において装飾図柄は、「0」・「1」・「2」・「3」・「4」・「5」・「6」・「7」の数字図柄が使用される。そして、装飾図柄遊技の結果が当りである場合には、液晶表示部45に停止表示される複数の装飾図柄の組み合わせは、「000」・「111」・「222」・「333」・「444」・「555」・「666」・「777」のうち、何れか1つの組み合わせとなる。
また、装飾図柄遊技の結果は、始動口24への遊技球の入賞に基づいて決定される。より詳細には、装飾図柄遊技の結果は、始動口24への遊技球の入賞に基づいて行われた特別図柄遊技の大当り判定の結果に基づいて決定される。すなわち、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合に、装飾図柄遊技の結果は当りとなる。また、特別図柄遊技の大当り判定の結果がハズレである場合に、装飾図柄遊技の結果はハズレとなる。このように、装飾図柄遊技の結果は、特別図柄遊技の大当り判定の結果と連動するように設定される。
また、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45には、特別図柄遊技の特別図柄の変動保留回数を遊技者に報知する保留回数表示部46が設けられる。保留回数表示部46は、液晶表示部45の下部に配置される。保留回数表示部46に表示される特別図柄遊技の特別図柄の変動保留回数は、始動口24への遊技球の入賞に応じて、あるいは特別図柄の変動表示(大当り判定)に応じて減算される。なお、特別図柄遊技の特別図柄の変動保留回数の上限は、合計4回に設定される。
以下では、大当り遊技について詳細に説明する。
大当り遊技とは、始動口24への遊技球の入賞に基づいて行われた特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合に、内部的な遊技状態が通常の遊技状態から大当り遊技状態へと移行した状態での遊技である。
大当り遊技では、大入賞装置26の大入賞口扉38の開閉動作が連続して行われ、大入賞装置26の開放状態と閉鎖状態との連続した切り替え(連続作動)が行われる。これにより、遊技者は通常の遊技状態での遊技よりも多くの賞球を獲得することができる。
なお、大当り遊技において大入賞装置26の1回当りの開放状態は、所定時間(本実施形態では、30秒)経過後、又は所定個数(本実施形態では、10個)の遊技球が当該大入賞装置26の大入賞口37に入賞した場合に終了し、閉鎖状態へと切り替えられる。そして、大入賞装置26は、閉鎖状態へと切り替えられた後、所定時間(本実施形態では、3秒)経過後に再び開放状態に切り替えられる。
このように、大当り遊技では、大入賞装置26の連続作動が所定回数(本実施形態では、合計16回)だけ行われる。なお、以下では、大当り遊技における大入賞装置26の連続作動を「ラウンド遊技」と称する。また、大当り遊技における大入賞装置26の連続作動のうち1回当りの作動を「ラウンド」と称する。すなわち、ラウンド遊技は、合計16ラウンド行われる。
なお、大当り遊技状態は、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである場合に、条件装置が作動することにより通常の遊技状態から移行される。なお、条件装置とは、役物連続作動装置が作動するための条件となる装置である。また、役物連続作動装置とは、大入賞装置26を連続して作動させるための装置である。
また、パチンコ遊技機においては、特別図柄遊技に関する内部的な遊技状態として、前述した大当り遊技状態に加えて、特別図柄遊技における時短遊技状態が設けられる。
特別図柄遊技における時短遊技状態とは、特別図柄遊技において変動時間短縮機能が作動して通常の(変動時間短縮機能が作動していない)遊技状態から移行する遊技状態である。このように時短遊技状態となると、特別図柄の変動時間が通常の遊技状態での遊技よりも短縮される。
また、パチンコ遊技機においては、普通図柄遊技に関する内部的な遊技状態として、普通図柄遊技における時短遊技状態が設けられる。
普通図柄遊技における時短遊技状態とは、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動して通常の(変動時間短縮機能が作動していない)遊技状態から移行する遊技状態である。時短遊技状態となると、普通図柄の変動時間が通常の遊技状態での遊技よりも短縮される。なお、本実施形態において時短遊技状態への移行は、特別図柄遊技における時短遊技状態への移行に従属して決定される。
また、本実施形態においては、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動すると、普通図柄遊技における普通図柄確率変動機能と、普通図柄遊技における普通電動役物開放延長機能と、特別図柄遊技における変動時間短縮機能と、が同時に作動するように設定される。
普通図柄遊技において普通図柄確率変動機能が作動すると、普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると判定される確率が、通常の(普通図柄確率変動機能が作動していない)遊技状態での遊技よりも高確率となる。
普通図柄遊技において普通電動役物開放延長機能が作動すると、可変入賞装置25が開放状態となる1回当りの時間が、通常の(普通電動役物開放延長機能が作動していない)遊技状態での遊技よりも延長される。
このように、普通図柄遊技において時短遊技状態となると、始動口24に遊技球が入賞し易い遊技状態(いわゆる電サポ遊技状態)となる。すなわち、普通図柄遊技において時短遊技状態となると、遊技者に有利は遊技状態となる。
なお、本実施形態では、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動すると、普通図柄遊技における普通図柄確率変動機能と、普通図柄遊技における普通電動役物開放延長機能と、特別図柄遊技における変動時間短縮機能と、が同時に作動するように設定される構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、普通図柄遊技において変動時間短縮機能が作動すると同時に作動する各種の機能は、適宜に組み合わせてもよい。
以下では、主としてパチンコ遊技機の遊技動作を制御する主制御回路50の構成について、図6から図11を用いて説明する。
主制御回路50は、図6に示すように、主として、主制御CPU51と、主制御ROM55と、主制御RAM54と、主制御入出力回路52と、により構成される。
これらの主制御CPU51と主制御ROM55と主制御RAM54と主制御入出力回路52とは、バスによって相互に接続されている。主制御ROM55には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。主制御RAM54には、主制御CPU51による処理事項が一時的に記憶されている。そして、主制御CPU51は、主制御RAM54をワークエリアとし、主制御ROM55に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。また、主制御CPU51には、主制御クロック回路53が接続される。主制御クロック回路53は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に主制御CPU51に入力される。
これらの主制御CPU51と主制御ROM55と主制御RAM54と主制御入出力回路52とは、バスによって相互に接続されている。主制御ROM55には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。主制御RAM54には、主制御CPU51による処理事項が一時的に記憶されている。そして、主制御CPU51は、主制御RAM54をワークエリアとし、主制御ROM55に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。また、主制御CPU51には、主制御クロック回路53が接続される。主制御クロック回路53は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に主制御CPU51に入力される。
主制御入出力回路52は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、始動口センサ24a、始動ゲートセンサ23a、大入賞口センサ37a等と、電気的に接続されている。また、主制御入出力回路52は、主制御CPU51から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、サブ制御回路90のサブ制御入出力回路92等と、電気的に接続されている。
主制御RAM54には、図7に示すように、主制御クロック回路53から主制御CPU51にクロック信号が入力される毎に「0」から「199」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納される大当りカウンタ60が設けられる。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、主制御クロック回路53から主制御CPU51にクロック信号が入力される毎に「0」から「199」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納される変動パターン選択カウンタ61が設けられる。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、特別図柄遊技の特別図柄の変動表示時間の計測等に使用される特図用タイマカウンタ62が設けられる。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、特別図柄遊技の特別図柄の(変動)保留回数の計測に使用される特図変動保留回数カウンタ64が設けられる。特図変動保留回数カウンタ64には、「0」から「4」までの数値が格納される。前記数値は、遊技球の始動口24への入賞毎に1ずつ加算され、あるいは特別図柄の変動毎に1ずつ減算される。なお、特別図柄遊技の(変動)保留回数の上限は4回であり、特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値は最大で「4」となる。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、各種のカウンタのカウンタ値が適宜に記憶される複数のカウンタ値記憶エリア66が設けられる。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否か(変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせであるか否か)を示す大当りフラグ67が設けられる。大当りフラグ67は、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りでない(変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせでない)場合には、オフ状態に設定される。一方、大当りフラグ67は、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りである(変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせである)場合には、オン状態に設定される。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、大入賞装置26が作動中であるか否かを示す大入賞装置作動フラグ68が設けられる。大入賞装置作動フラグ68は、大入賞装置26が作動中でない場合には、オフ状態に設定される。一方、大入賞装置作動フラグ68は、大入賞装置26が作動中である場合には、オン状態に設定される。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中であるか否かを示す特別図柄変動表示フラグ69が設けられる。特別図柄変動表示フラグ69は、特別図柄が変動中でない場合には、オフ状態に設定される。一方、特別図柄変動表示フラグ69は、特別図柄が変動中である場合には、オン状態に設定される。
また、主制御RAM54には、図7に示すように、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中であるか否かを示す特別図柄停止図柄表示フラグ70が設けられる。特別図柄停止図柄表示フラグ70は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中でない場合には、オフ状態に設定される。一方、特別図柄停止図柄表示フラグ70は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中である場合には、オン状態に設定される。
また、主制御ROM55には、図8に示すように、大当り判定テーブル記憶エリア75が設けられる。大当り判定テーブル記憶エリア75には、大当り判定テーブル83が格納される。大当り判定テーブル83とは、大当りカウンタ60のカウンタ値に基づいて特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否かの判定に使用されるものである。
大当り判定テーブル83は、図9に示すように、大当りカウンタ60のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「判定結果」と、により構成される。なお、本実施形態では、大当りカウンタ60のカウンタ値が「7」である場合に、判定結果が大当りとされ、カウンタ値がそれ以外である場合に、判定結果がハズレとされる。つまり、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定される確率は、1/200に設定されている。
また、主制御ROM55には、図8に示すように、大当り変動パターン選択テーブル記憶エリア78が設けられる。大当り変動パターン選択テーブル記憶エリア78には、大当り変動パターン選択テーブル86が格納される。大当り変動パターン選択テーブル86とは、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定された場合に、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値に基づいて変動パターンを選択する際に使用されるものである。
大当り変動パターン選択テーブル86は、図10に示すように、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「変動パターン」と、により構成される。なお、本実施形態では、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「0」から「20」である場合に、変動パターンとして「変動パターンE」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンE」が選択される確率は、21/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「21」から「80」である場合に、変動パターンとして「変動パターンF」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンF」が選択される確率は、50200に設定されている。また、本実施形態では、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「81」から「199」である場合に、変動パターンとして「変動パターンG」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンG」が選択される確率は、119/200に設定されている。
また、主制御ROM55には、図8に示すように、ハズレ変動パターン選択テーブル記憶エリア79が設けられる。ハズレ変動パターン選択テーブル記憶エリア79には、ハズレ変動パターン選択テーブル87aが格納される。ハズレ変動パターン選択テーブル87aとは、装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレであると判定された場合に(特別図柄遊技がハズレであると判定された場合に)、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値に基づいて変動パターンを選択する際に使用されるものである。
ハズレ変動パターン選択テーブル87aは、図11に示すように、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「変動パターン」と、により構成される。なお、本実施形態では、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「0」から「160」である場合に、変動パターンとして「変動パターンA」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンA」が選択される確率は、161/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「161」から「190」である場合に、変動パターンとして「変動パターンB」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンB」が選択される確率は、30/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「191」から「194」である場合に、変動パターンとして「変動パターンC」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンC」が選択される確率は、4/200に設定されている。また、変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値が「195」から「199」である場合に、変動パターンとして「変動パターンD」が選択される。つまり、変動パターンとして「変動パターンD」が選択される確率は、5/200に設定されている。
次に、主として遊技の演出動作を制御するサブ制御回路90の構成について、図6、及び図12から図14を用いて説明する。
サブ制御回路90は、図6に示すように、主として、サブ制御CPU91と、サブ制御ROM95と、サブ制御RAM94と、サブ制御入出力回路92と、により構成される。
これらのサブ制御CPU91とサブ制御ROM95とサブ制御RAM94とサブ制御入出力回路92とは、バスによって相互に接続されている。サブ制御ROM95には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。サブ制御RAM94には、サブ制御CPU91による処理事項が一時的に記憶されている。そして、サブ制御CPU91は、サブ制御RAM94をワークエリアとし、サブ制御ROM95に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。サブ制御CPU91には、サブ制御クロック回路93が接続される。サブ制御クロック回路93は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎にサブ制御CPU91に入力される。
これらのサブ制御CPU91とサブ制御ROM95とサブ制御RAM94とサブ制御入出力回路92とは、バスによって相互に接続されている。サブ制御ROM95には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。サブ制御RAM94には、サブ制御CPU91による処理事項が一時的に記憶されている。そして、サブ制御CPU91は、サブ制御RAM94をワークエリアとし、サブ制御ROM95に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。サブ制御CPU91には、サブ制御クロック回路93が接続される。サブ制御クロック回路93は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎にサブ制御CPU91に入力される。
サブ制御入出力回路92は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、主制御回路50の主制御入出力回路52、操作検知センサ114等と、電気的に接続されている。また、サブ制御入出力回路92は、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、表示制御回路200の表示制御入出力回路202等と、電気的に接続されている。また、サブ制御入出力回路92は、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、役物制御回路300の動作制御入出力回路302等と、電気的に接続されている。また、サブ制御入出力回路92は、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、図示せぬ電飾制御回路を介してLED列126等と電気的に接続されている。
こうして、サブ制御CPU91は、サブ制御RAM94をワークエリアとし、主制御CPU51から発信された各種の信号(コマンド)に基づいてサブ制御ROM95に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいた発光パターンを設定し、LED列126に送信する。これにより、LED列126は、所定の発光パターンに応じて発光することができる。
また、サブ制御RAM94には、図12に示すように、サブ制御クロック回路93からサブ制御CPU91にクロック信号が入力される毎に「0」から「99」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納される演出内容選択カウンタ96が設けられる。
また、サブ制御ROM95には、図13に示すように、演出内容選択テーブル記憶エリア97が設けられる。演出内容選択テーブル記憶エリア97には、演出内容選択テーブル98が格納される。演出内容選択テーブル98とは、主制御回路50により選択された変動パターンと、当該変動パターンがサブ制御回路90に受信された際の演出内容選択カウンタ96のカウンタ値とに基づいて演出パターン(演出内容)を選択する際に使用されるものである。
演出内容選択テーブル98は、図14に示すように、演出内容選択カウンタ96のカウンタ値を示す「カウンタ値」と、この「カウンタ値」に対応する「演出パターン」と、により構成される。
ここで、「演出パターン」とは、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される複数の装飾図柄の演出内容を設定するものである。なお、「演出パターン」は、その内容に応じて、「リーチ当り」と、「リーチハズレ」と、「完全ハズレ」と、に区分される。「リーチ当り」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果が当りであると報知される演出内容である。「リーチハズレ」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。「完全ハズレ」とは、リーチ演出がなく装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。また、「リーチ当り」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチ当り」と、「スーパーリーチ1当り」と、「スーパーリーチ2当り」と、に区分される。また、「リーチハズレ」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチハズレ」と、「スーパーリーチ1ハズレ」と、「スーパーリーチ2ハズレ」と、に区分される。
ここで、「演出パターン」とは、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される複数の装飾図柄の演出内容を設定するものである。なお、「演出パターン」は、その内容に応じて、「リーチ当り」と、「リーチハズレ」と、「完全ハズレ」と、に区分される。「リーチ当り」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果が当りであると報知される演出内容である。「リーチハズレ」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。「完全ハズレ」とは、リーチ演出がなく装飾図柄遊技の結果がハズレであると報知される演出内容である。また、「リーチ当り」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチ当り」と、「スーパーリーチ1当り」と、「スーパーリーチ2当り」と、に区分される。また、「リーチハズレ」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチハズレ」と、「スーパーリーチ1ハズレ」と、「スーパーリーチ2ハズレ」と、に区分される。
なお、本実施形態では、図14に示すように、1つの変動パターンに対して1つの演出パターンが選択されるように構成される。
また、本実施形態においては、演出パターンが設定されると、当該設定に応じた1つの演出情報が設定される。演出情報とは、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される種々の演出や、当該演出の一部としての演出用ボタン100の動作等の具体的な演出内容を設定するための情報である。
本実施形態においては、図14に示すように、演出内容として演出パターンAが設定さた場合には、演出情報として第一の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンBが設定された場合には、演出情報として第二の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンCが設定された場合には、演出情報として第三の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンDが設定された場合には、演出情報として第四の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンEが設定された場合には、演出情報として第二の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンFが設定された場合には、演出情報として第三の演出情報が設定される。また、演出内容として演出パターンGが設定された場合には、演出情報として第四の演出情報が設定される。
なお、本実施形態における第三の演出情報には、前述した種々の演出のうち演出用ボタン演出(以下では、「第一演出用ボタン演出」と称する。)の演出内容についての情報が含まれるものとする。
また、本実施形態における第四の演出情報には、前述した種々の演出のうち演出用ボタン演出(以下では、「第二演出用ボタン演出」と称する。)の演出内容についての情報が含まれるものとする。
ここで、演出用ボタン演出(第一演出用ボタン演出及び第二演出用ボタン演出)とは、演出用ボタン100を用いて行われる演出である。演出用ボタン演出(第一演出用ボタン演出及び第二演出用ボタン演出)には、演出用ボタン100の操作に応じて開始される演出が含まれる。
なお、第一演出用ボタン演出及び第二演出用ボタン演出の具体的な内容についての詳細な説明は後述する。
また、本実施形態における第四の演出情報には、前述した種々の演出のうち演出用ボタン演出(以下では、「第二演出用ボタン演出」と称する。)の演出内容についての情報が含まれるものとする。
ここで、演出用ボタン演出(第一演出用ボタン演出及び第二演出用ボタン演出)とは、演出用ボタン100を用いて行われる演出である。演出用ボタン演出(第一演出用ボタン演出及び第二演出用ボタン演出)には、演出用ボタン100の操作に応じて開始される演出が含まれる。
なお、第一演出用ボタン演出及び第二演出用ボタン演出の具体的な内容についての詳細な説明は後述する。
次に、主として装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の表示を制御する(装飾図柄表示装置33を表示制御する)表示制御回路200の構成について、図6を用いて説明する。
表示制御回路200は、図6に示すように、主として、表示制御CPU201と、表示制御ROM205と、表示制御RAM204と、VDP206と、VROM207と、VRAM208と、表示制御入出力回路202と、により構成される。
これらの表示制御CPU201と表示制御ROM205と表示制御RAM204とVDP206とVROM207とVRAM208と表示制御入出力回路202とは、バスによって相互に接続されている。表示制御ROM205には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。表示制御RAM204には、表示制御CPU201による処理事項が一時的に記憶されている。VROM207には、表示プログラムや各種の表示処理に使用される表示データ等が予め記憶されている。VRAM208には、VDP206による処理事項が一時的に記憶されている。なお、表示制御CPU201には、表示制御クロック回路203が接続される。表示制御クロック回路203は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に表示制御CPU201に入力される。
これらの表示制御CPU201と表示制御ROM205と表示制御RAM204とVDP206とVROM207とVRAM208と表示制御入出力回路202とは、バスによって相互に接続されている。表示制御ROM205には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。表示制御RAM204には、表示制御CPU201による処理事項が一時的に記憶されている。VROM207には、表示プログラムや各種の表示処理に使用される表示データ等が予め記憶されている。VRAM208には、VDP206による処理事項が一時的に記憶されている。なお、表示制御CPU201には、表示制御クロック回路203が接続される。表示制御クロック回路203は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に表示制御CPU201に入力される。
表示制御CPU201は、表示制御RAM204をワークエリアとし、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)に基づいて表示制御ROM205に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいた信号(コマンド)を設定し、VDP206に出力する。VDP206は、表示制御CPU201からの信号(コマンド)に応じた表示データをVROM207から選択し、LCD回路209を介して装飾図柄表示装置33に送信する。
ここで、「表示データ」とは、前記種々の映像(例えば、リーチ演出や、背景演出、擬似連続表示演出、先読み予告演出等)や、複数の装飾図柄の変動(演出内容)、背景画面等を表示する複数のビデオデータや、表示制御CPU201からの信号(コマンド)に応じた前記ビデオデータの表示位置や表示タイミング等に関するデータを指すものである。つまり、VDP206は、表示制御CPU201からの信号(コマンド)に応じて、例えば複数の装飾図柄の変動と共にリーチ演出の映像を表示する等、大当り遊技状態への移行を想起させるような演出を装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示して、遊技者の興趣を高めることができる。
表示制御入出力回路202は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、サブ制御回路90のサブ制御入出力回路92等と、電気的に接続されている。また、表示制御入出力回路202は、VDP206から発信された各種の信号(コマンド)の送信部として、LCD回路209等と、電気的に接続されている。
次に、主として演出用ボタン100(より詳細には、演出用ボタン100の演出部120)の動作を制御する(演出用ボタン100を駆動制御する)役物制御回路300の構成について、図6を用いて説明する。
役物制御回路300は、図6に示すように、主として、動作制御CPU301と、動作制御ROM305と、動作制御RAM304と、動作制御入出力回路302と、により構成される。
これらの動作制御CPU301と、動作制御ROM305と、動作制御RAM304と、動作制御入出力回路302とは、バスによって相互に接続されている。動作制御ROM305には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。動作制御RAM304には、動作制御CPU301による処理事項が一時的に記憶されている。
これらの動作制御CPU301と、動作制御ROM305と、動作制御RAM304と、動作制御入出力回路302とは、バスによって相互に接続されている。動作制御ROM305には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。動作制御RAM304には、動作制御CPU301による処理事項が一時的に記憶されている。
動作制御入出力回路302は、外部にて出力された各種の信号の受信部として、サブ制御回路90のサブ制御入出力回路92等と、電気的に接続されている。また、動作制御入出力回路302は、送信部として、駆動モータ124と電気的に接続されている。
こうして、動作制御CPU301は、動作制御RAM304をワークエリアとし、サブ制御CPU91から発信された各種の信号(コマンド)に基づいて動作制御ROM305に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいた回転パターンを設定し、駆動モータ124に送信する。これにより、駆動モータ124は、所定の回転パターンに応じて回転ドラム123を回転させることができる。すなわち、回転ドラム123は、所定の回転パターンに応じた任意の速度や、任意の方向(前方回り又は後方回り)で回転することができる。
次に、パチンコ遊技機の遊技の流れについて、図15のフローチャートを用いて簡単に説明する。
まず、ステップS001において、遊技球が始動ゲート23を通過した場合に、普通図柄遊技が行われる。普通図柄遊技では、始動ゲート23に遊技球が通過した際に、普通図柄遊技の当り判定が行われる。普通図柄遊技の当り判定の結果は、普通図柄表示装置31に表示された普通図柄39によって遊技者に報知される。
ステップS002において、ステップS001における普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、普通電動役物(可変入賞装置25)が作動して普通電動役物遊技が行われる。普通電動役物(可変入賞装置25)が作動して開放状態になると、始動口24に遊技球が入賞可能となる。
ステップS003において、ステップS002における始動口24に遊技球が入賞すると、特別図柄遊技が行われる。特別図柄遊技では、始動口24に遊技球が入賞した際に、特別図柄遊技の大当り判定が行われる。特別図柄遊技の大当り判定の結果は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄によって遊技者に報知される。
ステップS004において、ステップS003における特別図柄遊技の大当り判定が行われた後に、装飾図柄遊技が行われる。装飾図柄遊技では、特別図柄遊技の大当り判定の結果に応じた当り判定が行われる。装飾図柄遊技の結果は、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示された複数の装飾図柄によって遊技者に報知される。
なお、装飾図柄遊技では、結果が遊技者に報知される前に、装飾図柄遊技の結果が当りとなって大当り遊技状態への移行を想起させるような予告演出が装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される。
なお、装飾図柄遊技では、結果が遊技者に報知される前に、装飾図柄遊技の結果が当りとなって大当り遊技状態への移行を想起させるような予告演出が装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示される。
ステップS005において、ステップS003における特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると、ステップS004における装飾図柄遊技の当り判定の結果が報知された後に、特別電動役物(大入賞装置26)が作動して、特別電動役物遊技が行われる。特別電動役物(大入賞装置26)が作動すると、大入賞口37に遊技球が入賞可能となる。
次に、主制御回路50の特別図柄遊技の処理について、図16及び図17のフローチャートを用いて説明する。
ステップS101において、主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞したか否かを判定する。
主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞したと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信した場合には、ステップS102へ移行する。
一方、主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞していないと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信していない場合には、ステップS104へ移行する。
主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞したと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信した場合には、ステップS102へ移行する。
一方、主制御CPU51は、始動口24に遊技球が入賞していないと判定した場合、つまり主制御CPU51が始動口センサ24aの始動口入賞信号を受信していない場合には、ステップS104へ移行する。
ステップS102において、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」である場合には、ステップS104へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上でない判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」でない場合には、ステップS103へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」である場合には、ステップS104へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上でない判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」でない場合には、ステップS103へ移行する。
ステップS103において、主制御CPU51は、現在の大当りカウンタ60のカウンタ値及び変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値を読み出して、適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納する。
主制御CPU51は、ステップS103の処理を行った後、ステップS104へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS103の処理を行った後、ステップS104へ移行する。
ステップS104において、主制御CPU51は、条件装置が作動中であるか否かを判定する。
なお、条件装置とは、役物連続作動装置が作動するための条件となる装置である。条件装置は、特別図柄が予め設定された所定の当り図柄で停止されると作動を開始する。条件装置の作動開始によって役物連続作動装置が作動し、これによって遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU51は、条件装置が作動中である場合、つまり大当りフラグ67がオン状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、条件装置が作動中でない場合、つまり大当りフラグ67がオフ状態である場合には、ステップS105へ移行する。
なお、条件装置とは、役物連続作動装置が作動するための条件となる装置である。条件装置は、特別図柄が予め設定された所定の当り図柄で停止されると作動を開始する。条件装置の作動開始によって役物連続作動装置が作動し、これによって遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU51は、条件装置が作動中である場合、つまり大当りフラグ67がオン状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、条件装置が作動中でない場合、つまり大当りフラグ67がオフ状態である場合には、ステップS105へ移行する。
ステップS105において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中である場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオン状態である場合には、ステップS112へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中でない場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオフ状態である場合には、ステップS106へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中である場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオン状態である場合には、ステップS112へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が変動中でない場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオフ状態である場合には、ステップS106へ移行する。
ステップS106において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中である場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS116へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中でない場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS107へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中である場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS116へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄が停止図柄表示時間中でない場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS107へ移行する。
ステップS107において、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回であるか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回でないと判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」でない場合には、ステップS108へ移行する。
主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回でないと判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」でない場合には、ステップS108へ移行する。
ステップS108において、主制御CPU51は、特別図柄遊技の大当り判定を行う。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された大当りカウンタ60のカウンタ値と、大当り判定テーブル記憶エリア75に記憶された大当り判定テーブル83において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否かを判定する。そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定すると、大当りフラグ67をオフ状態からオン状態に設定する。
なお、主制御CPU51は、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定すると、大当り図柄を選択する。一方、特別図柄遊技の大当り判定の結果がハズレであると判定すると、ハズレ図柄を選択する。
主制御CPU51は、ステップS108の処理を行った後、ステップS109へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された大当りカウンタ60のカウンタ値と、大当り判定テーブル記憶エリア75に記憶された大当り判定テーブル83において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否かを判定する。そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定すると、大当りフラグ67をオフ状態からオン状態に設定する。
なお、主制御CPU51は、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定すると、大当り図柄を選択する。一方、特別図柄遊技の大当り判定の結果がハズレであると判定すると、ハズレ図柄を選択する。
主制御CPU51は、ステップS108の処理を行った後、ステップS109へ移行する。
ステップS109において、主制御CPU51は、変動パターンの選択を行う。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、大当り判定の結果に応じたテーブル(すなわち、大当りである場合には大当り変動パターン選択テーブル86、大当りでない場合にはハズレ変動パターン選択テーブル87a)と、を使用して、変動パターンを選択する。
主制御CPU51は、ステップS109の処理を行った後、ステップS110へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、大当り判定の結果に応じたテーブル(すなわち、大当りである場合には大当り変動パターン選択テーブル86、大当りでない場合にはハズレ変動パターン選択テーブル87a)と、を使用して、変動パターンを選択する。
主制御CPU51は、ステップS109の処理を行った後、ステップS110へ移行する。
ステップS110において、主制御CPU51は、ステップS109において選択された変動パターンに関する信号をサブ制御回路90へ送信する。
主制御CPU51は、ステップS110の処理を行った後、ステップS111へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS110の処理を行った後、ステップS111へ移行する。
ステップS111において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄の変動を開始させる。
主制御CPU51は、ステップS111の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
主制御CPU51は、ステップS111の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
また、ステップS105から移行されたステップS112において、主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が予め設定された所定の時間(特別図柄変動時間)を経過したか否かを判定する。
主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過した場合には、ステップS113へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過していない場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過した場合には、ステップS113へ移行する。
一方、主制御CPU51は、特別図柄の変動時間が特別図柄変動時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過していない場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
ステップS113において、主制御CPU51は、確定信号をサブ制御回路90へ送信する。
主制御CPU51は、ステップS113の処理を行った後、ステップS114へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS113の処理を行った後、ステップS114へ移行する。
ステップS114において、主制御CPU51は、特別図柄表示装置32に表示された特別図柄の変動を停止させる。
主制御CPU51は、ステップS114の処理を行った後、ステップS115へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS114の処理を行った後、ステップS115へ移行する。
ステップS115において、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間(特別図柄停止図柄表示時間)を設定する。
主制御CPU51は、ステップS115の処理を行った後、ステップS116へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS115の処理を行った後、ステップS116へ移行する。
ステップS116において、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過したか否かを判定する。
主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合には、ステップS117へ移行する。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合には、ステップS117へ移行する。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
ステップS117において、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせである場合、つまり大当りフラグ67がオン状態である場合には、ステップS118へ移行する。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせでない場合、つまり大当りフラグ67がオフ状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU51は、変動を停止した特別図柄の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせでない場合、つまり大当りフラグ67がオフ状態である場合には、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
ステップS118において、主制御CPU51は、条件装置の作動を開始する。
主制御CPU51は、ステップS118の処理を行った後、ステップS119へ移行する。
主制御CPU51は、ステップS118の処理を行った後、ステップS119へ移行する。
ステップS119において、主制御CPU51は、条件装置の作動を開始に応じて役物連続作動装置の作動を開始する。
役物連続作動装置は、遊技状態を大当り遊技状態とするのに必要な装置である。役物連続装置の作動が開始されると、遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
なお、役物連続作動装置が停止して大当り遊技状態が終了すると、大当りフラグ67はオン状態からオフ状態に設定される。
主制御CPU51は、ステップS119の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
役物連続作動装置は、遊技状態を大当り遊技状態とするのに必要な装置である。役物連続装置の作動が開始されると、遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
なお、役物連続作動装置が停止して大当り遊技状態が終了すると、大当りフラグ67はオン状態からオフ状態に設定される。
主制御CPU51は、ステップS119の処理を行った後、主制御回路50の特別図柄遊技の処理を、図15のフローチャートに戻す。
次に、主制御回路50から変動パターンに関する信号を受信した後の、サブ制御回路90の装飾図柄遊技の処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301において、サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターン(特別図柄変動時間)に関する信号を受信したか否かを判定する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS302へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS304へ移行する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS302へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS304へ移行する。
ステップS302において、サブ制御CPU91は、演出内容選択テーブル記憶エリア97に記憶された演出内容選択テーブル98と、演出内容選択カウンタ96のカウンタ値と、に基づいて、主制御回路50にて選択された変動パターンに対応する演出パターンを選択する。なお、本実施形態においては、演出パターンが選択されると、当該演出パターンの選択に応じて演出情報が選択される。(図14参照)
サブ制御CPU91は、ステップS302の処理を行った後、ステップS303へ移行する。
サブ制御CPU91は、ステップS302の処理を行った後、ステップS303へ移行する。
ステップS303において、サブ制御CPU91は、ステップS302における演出パターン及び演出情報の選択結果に関する信号を、装飾図柄遊技の処理のために表示制御回路200及び役物制御回路300に送信する。
サブ制御CPU91は、ステップS303の処理を行った後、ステップS304へ移行する。
サブ制御CPU91は、ステップS303の処理を行った後、ステップS304へ移行する。
ステップS304において、サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信したか否かを判定する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信したと判定した場合には、ステップS305へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信していないと判定した場合には、再びステップS301へ移行する。
サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信したと判定した場合には、ステップS305へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路50から確定信号を受信していないと判定した場合には、再びステップS301へ移行する。
ステップS305において、サブ制御CPU91は、主制御回路50からの確定信号の受信に関する信号を、装飾図柄遊技の処理のために表示制御回路200及び役物制御回路300に送信する。
サブ制御CPU91は、ステップS305の処理を行った後、再びステップS301へ移行する。
サブ制御CPU91は、ステップS305の処理を行った後、再びステップS301へ移行する。
次に、表示制御回路200の装飾図柄遊技の処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。
ステップS401において、表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信したか否かを判定する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS402へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS403へ移行する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS402へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS403へ移行する。
ステップS402において、表示制御CPU201は、前記受信した演出パターン及び演出情報に基づいて演出を開始する。すなわち、表示制御CPU201は、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、複数の装飾図柄の変動や、前記種々の演出の表示を開始する。
具体的には、表示制御CPU201は、複数の装飾図柄の変動表示開始に関する信号や、前記種々の演出の映像の表示開始に関する信号を、VDP206に送信する。VDP206は、表示制御CPU201から送信された信号に応じた表示データをVROM207から選択し、LCD回路209を介して装飾図柄表示装置33に送信する。
表示制御CPU201は、ステップS402の処理を行った後、ステップS403へ移行する。
ステップS403において、表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したか否かを判定する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS404へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信していないと判定した場合には、再びステップ401へ移行する。
表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS404へ移行する。
一方、表示制御CPU201は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信していないと判定した場合には、再びステップ401へ移行する。
ステップS404において、表示制御CPU201は、前記受信した演出パターン及び演出情報に基づいた演出を停止する。すなわち、表示制御CPU201は、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に行われた、複数の装飾図柄の変動や、前記種々の演出の表示を停止する。
具体的には、表示制御CPU201は、複数の装飾図柄の変動表示停止に関する信号や、前記種々の演出の映像の表示停止に関する信号を、VDP206に送信する。VDP206は、表示制御CPU201から送信された信号を、LCD回路209を介して装飾図柄表示装置33に送信する。
表示制御CPU201は、ステップS404の処理を行った後、再びステップS401へ移行する。
表示制御CPU201は、ステップS404の処理を行った後、再びステップS401へ移行する。
次に、役物制御回路300の装飾図柄遊技の処理について、図20のフローチャートを用いて説明する。
ステップS411において、動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信したか否かを判定する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS412へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS413へ移行する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS412へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90にて選択された演出パターン及び演出情報に関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS413へ移行する。
ステップS412において、動作制御CPU301は、前記受信した演出パターン及び演出情報に基づいた演出を開始する。具体的には、動作制御CPU301は、前記受信した演出パターン及び演出情報に基づいて必要な場合に限り、演出用ボタン100の駆動モータ124の動作を開始し、回転ドラム123の回転を開始する。
また、回転ドラム123が動作(回転)している際に、短期間ごとにその回転方向(前方回り又は後方回り)を交互に切り換えることにより(すなわち、振動動作を行うことにより)、演出用ボタン100の全体を振動させることができる。
また、回転ドラム123が動作(回転)している際に、短期間ごとにその回転方向(前方回り又は後方回り)を交互に切り換えることにより(すなわち、振動動作を行うことにより)、演出用ボタン100の全体を振動させることができる。
動作制御CPU301は、ステップS412の処理を行った後、ステップS413へ移行する。
ステップS413において、動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したか否かを判定する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS414へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信していないと判定した場合には、再びステップ411へ移行する。
動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS414へ移行する。
一方、動作制御CPU301は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信していないと判定した場合には、再びステップ411へ移行する。
ステップS414において、動作制御CPU301は、前記受信した演出パターン及び演出情報に基づいた演出を停止する。具体的には、動作制御CPU301は、前記受信した演出パターン及び演出情報に応じた演出用ボタン100の駆動モータ124の動作を停止し、回転ドラム123の回転を停止する。
動作制御CPU301は、ステップS414の処理を行った後、再びステップS411へ移行する。
動作制御CPU301は、ステップS414の処理を行った後、再びステップS411へ移行する。
なお、動作制御CPU301は、確定信号の受信に関する信号を受信する前でも、演出用ボタン100の駆動モータ124の動作を停止させる場合がある。すなわち、演出用ボタン100の回転ドラム123は、複数の装飾図柄が変動表示中であっても、演出の内容に応じて回転を停止する。
また、本実施形態において動作制御CPU301は、演出用ボタン100の駆動モータ124を動作させるものであるが、例えばパチンコ遊技機が図示せぬ可動役物を具備する場合には当該可動役物の駆動モータを動作させるものであってもよい。
また、本実施形態において動作制御CPU301は、演出用ボタン100の駆動モータ124を動作させるものであるが、例えばパチンコ遊技機が図示せぬ可動役物を具備する場合には当該可動役物の駆動モータを動作させるものであってもよい。
以下では、上記の如き処理により実行される、演出用ボタン演出(第一演出用ボタン演出及び第二演出用ボタン演出)の具体的な内容について詳細に説明する。
なお、図22及び図23、図25及び図26では、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子を模式的に示している。
まず、図22を用いて、演出用ボタン演出が開始される直前の装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子について説明する。
図22に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、複数の装飾図柄の変動表示が行われる。
また、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
また、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
このように、演出用ボタン演出が開始される直前においては、遊技者は、複数の装飾図柄の変動表示に興味が引かれるため、当該変動表示が行われている装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に注目している。
次に、図21のフローチャート及び図23を用いて、第一演出用ボタン演出が開始された後の装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子について説明する。
第一演出用ボタン演出が開始されると、ステップS501において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に演出用ボタン100の操作を促す表示を行う。
なお、ステップS501において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
なお、ステップS501において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
具体的には、図23(a)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、演出用ボタン100の外観を模した形状のキャラクタ(以下では、「ボタン144」と称する。)が表示される。また、ボタン144の中央には、演出用ボタン100の第一表示部131が表示位置に停止された場合と同様に、「PUSH!」の文字列が表示される。さらに、ボタン144の上方には、「ボタンを押せ!」の文字列が表示される。これらにより、今が演出用ボタン100を操作するタイミングであると遊技者に認識させることができる。すなわち、遊技者に、演出用ボタン100の操作を促すことができる。
なお、図22に示す複数の装飾図柄の変動表示は、第一演出用ボタン演出が開始されると、大きさが小さく変化すると共に、その表示の位置を液晶表示部45の中央から片隅に移動する(不図示)。
なお、ステップS501へと移行した後、演出用ボタン100が操作された場合には、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS502へと移行する。
ステップS502において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に後述する第一発展演出を表示する。
なお、ステップS502において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
なお、ステップS502において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
具体的には、図23(b)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の略中央にハート型のキャラクタ(以下では、「ハート145」と称する。)が表示される。ハート145は、演出用ボタン100の操作に対応して装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示され、大当りである可能性の大小についての印象を遊技者に与えるための演出(以下では、「第一発展演出」と称する。)である。なお、第一発展演出として行われる表示は、ハート145に限定するものではなく、種々の中から所定の条件に応じて選択される。
なお、ステップS502へと移行した後、所定の時間が経過すると(第一発展演出が終了すると)、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS503へと移行する。
ステップS503において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45にリーチ演出を表示する。
なお、ステップS503において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
なお、ステップS503において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
具体的には、図23(c)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に行われていたハート145の表示が消去される。そして、複数の装飾図柄の変動表示が、液晶表示部45の片隅から再び中央に移動して行われる。そして、3つの装飾図柄のうち左右の装飾図柄が同一の図柄(本実施形態においては、「7」)で停止し、中央の装飾図柄の停止した図柄に応じて大当りが報知されるリーチ演出が表示される。
こうして、ステップS503において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45にリーチ演出が表示され、大当りであるか否かが遊技者に報知されると、第一演出用ボタン演出が終了する。
このように、第一演出用ボタン演出において、演出用ボタン100は、遊技者の操作が行われるものとしての機能のみを有する。すなわち、第一演出用ボタン演出において、演出用ボタン100は、演出が行われるものとしての機能を有していない。
次に、図24のフローチャート、図25及び図26を用いて、第二演出用ボタン演出が開始された後の装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子について説明する。
第二演出用ボタン演出が開始されると、ステップS601において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に暗転する様子を表示する。
なお、ステップS601において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
なお、ステップS601において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
具体的には、図25(a)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45が瞬間的に黒色の領域で占められる様子が表示される。こうして、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45には、背景映像やキャラクタ等が瞬間的に何も表示されなくなる。これにより、遊技者に驚きを与えると共に、次にどのような表示が開始されるかの期待を煽ることができる。
なお、図22に示す複数の装飾図柄の変動表示は、第二演出用ボタン演出が開始されると、大きさが小さく変化すると共に、その表示の位置を液晶表示部45の中央から片隅に移動する(不図示)。
なお、ステップS601へと移行した後、所定の時間が経過すると、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS602へと移行する。
ステップS602において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に表示した暗転した状態を継続する。
また、ステップS602において、演出用ボタン100は、振動動作を開始する。
また、ステップS602において、演出用ボタン100は、振動動作を開始する。
具体的には、図25(b)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、ステップS601にて行った表示が継続して行われる。
また、図25(b)に示すように、演出用ボタン100(より詳細には、回転ドラム123)が振動動作を開始し、これにより演出用ボタン100が振動する(図中の黒太矢印参照)。このように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の表示が暗転した状態で演出用ボタン100が振動することにより、今から演出用ボタン100で何らかの演出が行われるとの印象を遊技者に与え、当該遊技者の注目を装飾図柄表示装置33だけではなく演出用ボタン100にも向けることができる。
また、図25(b)に示すように、演出用ボタン100(より詳細には、回転ドラム123)が振動動作を開始し、これにより演出用ボタン100が振動する(図中の黒太矢印参照)。このように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の表示が暗転した状態で演出用ボタン100が振動することにより、今から演出用ボタン100で何らかの演出が行われるとの印象を遊技者に与え、当該遊技者の注目を装飾図柄表示装置33だけではなく演出用ボタン100にも向けることができる。
なお、演出用ボタン100が振動動作を開始した場合に、スピーカ10aから「ガタガタ」との振動音を模した音(効果音)を出力させることもできる。なお、スピーカ10aは、演出用ボタン100の直ぐ右下方に配置される。したがって、スピーカ10aから「ガタガタ」との効果音を出力させることにより、演出用ボタン100の振動により振動音が発生しているような印象を遊技者に与えることができる。すなわち、遊技者の注目をより確実に演出用ボタン100に向けることができる。
また、演出用ボタン100が振動動作を開始した場合に、演出用ボタン100以外の部材(例えば、遊技盤4や、窓枠5等)の電飾を消灯した上で、当該演出用ボタン100を発光させることもできる。これにより、遊技者の注目をより確実に演出用ボタン100に向けることができる。
なお、ステップS602へと移行した後、所定の時間が経過すると、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS603へと移行する。
ステップS603において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に、複数のキャラクタが演出用ボタン100に向けて移動する様子を表示する。
また、ステップS603において、演出用ボタン100は、振動動作を継続する。
また、ステップS603において、演出用ボタン100は、振動動作を継続する。
具体的には、図25(c)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45には、画面の上方から男の子を模したキャラクタ(以下では、「男の子141」と称する。)や、女の子を模したキャラクタ(以下では、「女の子142」と称する。)が、下方へ向けて移動する様子が表示される。なお、男の子141や女の子142は、下方へ向けて移動するに従って徐々に画面の左右中央側へ移動する様子が表示される。また、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の中央下方には、演出用ボタン100が配置される。これにより、男の子141や女の子142が装飾図柄表示装置33の液晶表示部45から演出用ボタン100に向けて移動しているとの印象を遊技者に与えることができる。
また、図25(c)に示すように、男の子141や女の子142の表示は、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の表示が暗転した状態で行われる。これにより、男の子141や女の子142が移動する様子が、画面に引き立って鮮やかに見せることができる(映えさせることができる)。
なお、ステップS603へと移行した後、所定の時間が経過すると、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS604へと移行する。
ステップS604において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に、複数のキャラクタが演出用ボタン100に吸い込まれていく様子を表示する。
また、ステップS604において、演出用ボタン100は、振動動作を継続する。
また、ステップS604において、演出用ボタン100は、振動動作を継続する。
具体的には、図25(d)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45には、男の子141や女の子142が、下方へ向けて移動し、画面から落下していく(見えなくなる)様子が表示される。なお、男の子141や女の子142が落下していく方向には前述したように演出用ボタン100が配置されるため、男の子141や女の子142が装飾図柄表示装置33の液晶表示部45から演出用ボタン100に吸い込まれていくとの印象を遊技者に与えることができる。
また、演出用ボタン100は、振動動作を継続して振動している。なお、前述したように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45には、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれていく様子が表示される。したがって、演出用ボタン100の振動は、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれたことにより発生しているとの印象を遊技者に与えることができる。さらに、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれたことにより、当該演出用ボタン100にエネルギーが注入されているような印象を遊技者に与えることができる。
なお、ステップS604においては、例えば演出用ボタン100の電飾を点滅可能な構成とし、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれていく様子の表示と共に、演出用ボタン100の電飾を徐々に早く点滅させることもできる。このような構成により、演出用ボタン100にエネルギーが注入されているような印象を、遊技者に、より強く与えることができる。
また、ステップS604においては、例えば演出用ボタン100の電飾の色の濃さを変更可能な構成とし、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれていく様子の表示と共に、演出用ボタン100の電飾の色の濃さを徐々に濃くすることもできる。このような構成により、演出用ボタン100にエネルギーが注入されているような印象を、遊技者に、より強く与えることができる。
また、ステップS604においては、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれていく様子の表示と共に、回転ドラム123の振動動作の速さを徐々に速くすることにより、演出用ボタン100の振動を徐々に強くすることができる。このような構成により、演出用ボタン100にエネルギーが注入されているような印象を、遊技者に、より強く与えることができる。
また、演出用ボタン100自体が動く構成とすることもできる。例えば演出用ボタン100自体を窓枠5に対して昇降可能な構成とし、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれていく様子の表示と共に、演出用ボタン100を窓枠5に対して上昇させることもできる。このような構成により、演出用ボタン100にエネルギーが注入されているような印象を、遊技者に、より強く与えることができる。
また、演出用ボタン100自体が動く構成とすることもできる。例えば演出用ボタン100自体を窓枠5に対して昇降可能な構成とし、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれていく様子の表示と共に、演出用ボタン100を窓枠5に対して上昇させることもできる。このような構成により、演出用ボタン100にエネルギーが注入されているような印象を、遊技者に、より強く与えることができる。
なお、ステップS604へと移行した後、登場した全てのキャラクタが演出用ボタン100に吸い込まれた表示が行われると、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS605へと移行する。
ステップS605において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に、複数のキャラクタが演出用ボタン100に吸い込まれた後の様子を表示する。
また、ステップS605において、演出用ボタン100は、振動動作を停止する。
また、ステップS605において、演出用ボタン100は、振動動作を停止する。
具体的には、図26(a)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45には、何のキャラクタも表示されない。また、図26(a)においては、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、男の子141や女の子142が演出用ボタン100に吸い込まれた後の残像の様子が表示されているが、所定の時間の経過と共にこの残像の様子も消去される。
また、演出用ボタン100は振動動作を停止し、当該演出用ボタン100の振動が停止する。
また、演出用ボタン100は振動動作を停止し、当該演出用ボタン100の振動が停止する。
これにより、演出用ボタン100へのエネルギーの注入が完了したとの印象を遊技者に与えることができる。
なお、演出用ボタン100は振動動作を停止させず、当該演出用ボタン100の振動が継続する構成としてもよい。これにより、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に行われた表示により演出用ボタン100へのエネルギーの注入が完了したとの印象を遊技者に与えると共に、演出用ボタン100の振動により当該注入されたエネルギーが溢れそうとの印象を遊技者に与えることができる。
なお、ステップS605へと移行した後、所定の時間が経過すると(前記残像の様子の表示が消去されると)、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS606へと移行する。
ステップS606において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に演出用ボタン100の操作を促す表示を行う。
なお、ステップS606において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
なお、ステップS606において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
具体的には、図26(b)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に、ボタン144が表示される。また、ボタン144の中央には、演出用ボタン100の第一表示部131が表示位置に停止された場合と同様に、「PUSH!」の文字列が表示される。さらに、ボタン144の上方には、「ボタンを押せ!」の文字列が表示される。これらにより、今が演出用ボタン100を操作するタイミングであると遊技者に認識させることができる。すなわち、遊技者に、演出用ボタン100の操作を促すことができる。
なお、ステップS606へと移行した後、演出用ボタン100が操作された場合には、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS607へと移行する。
ステップS607において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45に後述する第二発展演出を表示する。
なお、ステップS607において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
なお、ステップS607において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
具体的には、図26(c)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45の略中央に星型のキャラクタ(以下では、「星146」と称する。)が表示される。星146は、演出用ボタン100の操作に対応して装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に表示され、大当りである可能性の大小についての印象を遊技者に与えるための演出(以下では、「第二発展演出」と称する。)である。なお、第二発展演出として行われる表示は、星146に限定するものではなく、種々の中から所定の条件に応じて選択される。
なお、第二発展演出は、第一演出用ボタン演出で表示された第一発展演出よりも、大当りであると報知される可能性の高い演出(いわゆる熱い演出)が行われ易いように設定することができる。
なお、ステップS607へと移行した後、所定の時間が経過すると(第二発展演出が終了すると)、装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子は、次のステップS608へと移行する。
ステップS608において、装飾図柄表示装置33は、液晶表示部45にリーチ演出を表示する。
なお、ステップS608において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
なお、ステップS608において、演出用ボタン100は、特に変化が無い。
具体的には、図26(d)に示すように、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に行われていた星146の表示が消去される。そして、複数の装飾図柄の変動表示が、液晶表示部45の片隅から再び中央に移動して行われる。そして、3つの装飾図柄のうち左右の装飾図柄が同一の図柄(本実施形態においては、「7」)で停止し、中央の装飾図柄の停止した図柄に応じて大当りとが報知されるリーチ演出が表示される。
こうして、ステップS608において、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45にリーチ演出が表示され、大当りであるか否かが遊技者に報知されると、第二演出用ボタン演出が終了する。
このように、第二演出用ボタン演出においてステップS606からステップS608に行われる演出(装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子)は、第一演出用ボタン演出においてステップS501からステップS503に行われる演出(装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子)と略同一である。しかしながら、第二演出用ボタン演出においては、ステップS601からステップS605に行われる演出(装飾図柄表示装置33及び演出用ボタン100の様子)を有している点で、第一演出用ボタン演出と異なる。
すなわち、第二演出用ボタン演出において、演出用ボタン100が、遊技者の操作が行われるものとしての機能のみならず、装飾図柄表示装置33の液晶表示部45に行われる表示と連携して演出が行われるものとしての機能を有する。こうして、第二演出用ボタン演出は、演出用ボタン100の操作に至るまでの演出が単調でなく、当該第二演出用ボタン演出の興趣性に富むものである。
以上のよう、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機は、
始動口24への入球に応じて遊技者に有利な特別遊技(大当り遊技)を発生させるか否かを判定する判定手段(主制御回路50)と、
前記判定手段の判定結果を報知する映像が表示される表示部(装飾図柄表示装置33)と、
遊技者が操作可能であると共に、駆動源(駆動モータ124)により駆動可能な可動演出部(回転ドラム123)を有する操作手段(演出用ボタン100)と、
前記表示部を表示制御すると共に前記可動演出部を駆動制御し、遊技者に前記操作手段の操作を促す演出を実行する演出制御手段(表示制御回路200・役物制御回路300)とを具備し、
前記演出制御手段は、
前記表示部の表示画面を暗転する第一の処理(ステップS601に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)と、
前記第一の処理を開始した後に、前記可動演出部を駆動すると共に暗転された前記表示画面にキャラクタ(男の子141や女の子142)を表示する第二の処理(ステップS602及びS603に示す演出用ボタン100の駆動制御・ステップS603に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)と、
前記表示画面に表示された前記キャラクタが前記操作手段側に向けて移動しながら前記表示画面の外に消えるように前記キャラクタを移動表示する第三の処理(ステップS604に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)と、
前記第三の処理を開始した後に、前記表示画面に前記操作手段の操作を遊技者に促す映像を表示する第四の処理(ステップS606に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)とを実行するものである
始動口24への入球に応じて遊技者に有利な特別遊技(大当り遊技)を発生させるか否かを判定する判定手段(主制御回路50)と、
前記判定手段の判定結果を報知する映像が表示される表示部(装飾図柄表示装置33)と、
遊技者が操作可能であると共に、駆動源(駆動モータ124)により駆動可能な可動演出部(回転ドラム123)を有する操作手段(演出用ボタン100)と、
前記表示部を表示制御すると共に前記可動演出部を駆動制御し、遊技者に前記操作手段の操作を促す演出を実行する演出制御手段(表示制御回路200・役物制御回路300)とを具備し、
前記演出制御手段は、
前記表示部の表示画面を暗転する第一の処理(ステップS601に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)と、
前記第一の処理を開始した後に、前記可動演出部を駆動すると共に暗転された前記表示画面にキャラクタ(男の子141や女の子142)を表示する第二の処理(ステップS602及びS603に示す演出用ボタン100の駆動制御・ステップS603に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)と、
前記表示画面に表示された前記キャラクタが前記操作手段側に向けて移動しながら前記表示画面の外に消えるように前記キャラクタを移動表示する第三の処理(ステップS604に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)と、
前記第三の処理を開始した後に、前記表示画面に前記操作手段の操作を遊技者に促す映像を表示する第四の処理(ステップS606に示す装飾図柄表示装置33の表示制御)とを実行するものである
このような構成により、操作手段(演出用ボタン100)の操作に至るまでの演出の単調さを解消し、ボタン演出(第二演出用ボタン演出)の興趣性を向上させることができる。
なお、本実施形態において、本発明に係る「演出制御手段」により実行される演出として「第二演出用ボタン演出」を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。すなわち、本発明に係る「演出制御手段」により実行される演出は、本発明に係る「第一の処理」と、「第二の処理」と、「第三の処理」と、「第四の処理」とを順番に実行するものであれば良い。
また、本実施形態において、ステップS601に示す装飾図柄表示装置33の表示制御は、本発明に係る「第一の処理」の一実施形態である。
また、本実施形態において、ステップS602及びS603に示す演出用ボタン100の駆動制御・ステップS603に示す装飾図柄表示装置33の表示制御は、本発明に係る「第二の処理」の一実施形態である。なお、本実施形態においては、演出用ボタン100(回転ドラム123)が振動動作(駆動)を開始した後に装飾図柄表示装置33が男の子141や女の子142(キャラクタ)を表示する構成であるが、本発明に係る「第二の処理」はこの構成に限定するものではない。すなわち、本発明に係る「第二の処理」は、装飾図柄表示装置33が男の子141や女の子142(キャラクタ)を表示した後に、演出用ボタン100(回転ドラム123)が振動動作(駆動)を開始する構成であってもよい。また、本発明に係る「第二の処理」は、演出用ボタン100(回転ドラム123)が振動動作(駆動)を開始すると同時に装飾図柄表示装置33が男の子141や女の子142(キャラクタ)を表示する構成であってもよい。
また、本実施形態において、ステップS604に示す装飾図柄表示装置33の表示制御は、本発明に係る「第三の処理」の一実施形態である。
また、本実施形態において、ステップS606に示す装飾図柄表示装置33の表示制御は、本発明に係る「第四の処理」の一実施形態である。
また、本実施形態において、ステップS602及びS603に示す演出用ボタン100の駆動制御・ステップS603に示す装飾図柄表示装置33の表示制御は、本発明に係る「第二の処理」の一実施形態である。なお、本実施形態においては、演出用ボタン100(回転ドラム123)が振動動作(駆動)を開始した後に装飾図柄表示装置33が男の子141や女の子142(キャラクタ)を表示する構成であるが、本発明に係る「第二の処理」はこの構成に限定するものではない。すなわち、本発明に係る「第二の処理」は、装飾図柄表示装置33が男の子141や女の子142(キャラクタ)を表示した後に、演出用ボタン100(回転ドラム123)が振動動作(駆動)を開始する構成であってもよい。また、本発明に係る「第二の処理」は、演出用ボタン100(回転ドラム123)が振動動作(駆動)を開始すると同時に装飾図柄表示装置33が男の子141や女の子142(キャラクタ)を表示する構成であってもよい。
また、本実施形態において、ステップS604に示す装飾図柄表示装置33の表示制御は、本発明に係る「第三の処理」の一実施形態である。
また、本実施形態において、ステップS606に示す装飾図柄表示装置33の表示制御は、本発明に係る「第四の処理」の一実施形態である。
また、本実施形態において、男の子141や女の子142は、本発明に係る「キャラクタ」の一実施形態である。本発明に係る「キャラクタ」は、男の子141や女の子142等に限定するものではなく、例えば生き物ではなく物(無生物)等であってもよい。
また、本実施形態において、演出用ボタン100は、本発明に係る「操作手段」の一実施形態であり、これに限定するものではない。すなわち、本発明に係る「操作手段」は、ボタンではなく、レバー等であってもよい。
24:始動口,33:装飾図柄表示装置,50:主制御回路,100:演出用ボタン,123:回転ドラム,124:駆動モータ,141:男の子,142:女の子,200:表示制御回路,300:役物制御回路
Claims (1)
- 始動口への入球に応じて遊技者に有利な特別遊技を発生させるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果を報知する映像が表示される表示部と、
遊技者が操作可能であると共に、駆動源により駆動可能な可動演出部を有する操作手段と、
前記表示部を表示制御すると共に前記可動演出部を駆動制御し、遊技者に前記操作手段の操作を促す演出を実行する演出制御手段とを具備し、
前記演出制御手段は、
前記表示部の表示画面を暗転する第一の処理と、
前記第一の処理を開始した後に、前記可動演出部を駆動すると共に暗転された前記表示画面にキャラクタを表示する第二の処理と、
前記表示画面に表示された前記キャラクタが前記操作手段側に向けて移動しながら前記表示画面の外に消えるように前記キャラクタを移動表示する第三の処理と、
前記第三の処理を開始した後に、前記表示画面に前記操作手段の操作を遊技者に促す映像を表示する第四の処理とを実行することを特徴とするパチンコ遊技機。
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