JP2018119288A - 建物構造及び建物 - Google Patents
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Abstract
Description
(建物)
第1実施形態に係る建物構造は、図1に示すように、柱22及び梁24が仕口部材26で接合されて形成された箱型架構20を、上下方向及び横方向に連結して形成された鉄骨造の架構形式(所謂ユニット構造)を備える建物10に適用される。
箱型架構20は、図2に示すように、角型鋼管で形成された4本の柱22と、床フレーム28Aと、天井フレーム28Bとを、組み合わせて形成された躯体ユニットである。
床フレーム28Aは、柱22と同断面の角型鋼管で形成された4つの仕口部材26Aと、仕口部材26Aを連結する梁24Aと、を備えている。梁24Aはチャンネル材で形成され、フランジの先端Fが床フレーム28Aの内側を向くように仕口部材26Aに溶接されている。また梁24Aは、仕口部材26Aと下端面が略一致するように配置されている。
天井フレーム28Bは、柱22と同断面の角型鋼管で形成された4つの仕口部材26Bと、仕口部材26Bを連結する梁24Bと、を備えている。梁24Bはチャンネル材で形成され、フランジの先端Fが天井フレーム28Bの内側を向くように仕口部材26Bに溶接されている。また梁24Bは、仕口部材26Bと上端面が略一致するように配置されている。
箱型架構20に天井を貼るには、図3に示す箱型架構20(下部架構20D)のように、梁24Bに天井小梁32を定ピッチで架け渡し、この天井小梁32にスペーサーSを介して天井材34を固定する。なお、図2に示すように、箱型架構20を形成する梁24に長短がある場合は、この天井小梁32は、短い梁24に沿って(図2に示すY方向に沿って)架け渡すのが好ましい。
第1実施形態に係る建物構造は、図4(A)に示すように、下部架構20Dと上部架構20Uとの間に、図2に示した天井フレーム28Bが配置される、下部架構20Dの嵩上げ構造である。
第1実施形態に係る建物構造によると、図4(A)に示すように、下部架構20Dと上部架構20Uの間(すなわち下部架構20Dの上端であって上部架構20Uの下端)に、天井フレーム68Bが配置される。これにより、図4(B)に矢印H1で示すように、天井フレーム68Bを設置しない場合と比較して下部架構20Dの天井を高く(嵩上げ)できる。したがって、箱型架構20を用いて形成された建物10の内部空間を拡張できる。
第2実施形態の説明において第1実施形態と同じ構成、効果については同符号を付すと共に、適宜省略して説明する。以下の実施形態についても同様である。
第2実施形態に係る建物構造は、図5(A)に示すように、下部架構20Dと上部架構20Uとの間に、床フレーム68Aが配置される、上部架構20Uの底下げ構造である。
この建物構造に用いられる床フレーム68Aにおいては、図5(B)に示すように、梁64Aに床小梁36が架け渡されており、床小梁36の上部には床材38が貼られている。また、上部架構20Uには床小梁36及び床材38が貼られていない。
第2実施形態に係る建物構造によると、図5(A)に示すように、下部架構20Dと上部架構20Uの間(すなわち下部架構20Dの上端であって上部架構20Uの下端)に、床フレーム68Aが配置される。これにより、図5(B)に矢印H2で示すように、上部架構20Uの床を低く(底下げ)して、床からみた天井位置を高くできる。したがって、箱型架構20を用いて形成された建物10の内部空間を拡張できる。
(建物構造)
第3実施形態に係る建物構造は、図6(A)に示すように、上部架構20Uの上端に、天井フレーム68Bが配置される嵩上げ構造である。
この建物構造に用いられる天井フレーム68Bにおいては、図6(B)に示すように、梁24Bに天井小梁32が架け渡されており、天井小梁32の下には天井材34が貼られている。また、上部架構20Uには天井小梁32及び天井材34が貼られていない。
第3実施形態に係る建物構造によると、図6(A)に示すように、上部架構20Uの上端に、天井フレーム68Bが載置される。これにより、図6(B)に矢印H3で示すように、上部架構20Uの天井を高く(嵩上げ)できる。したがって、箱型架構20を用いて形成された建物10の内部空間を拡張できる。
(建物構造)
第4実施形態に係る建物構造は、図7(A)に示すように、下部架構20Dの下部に、図2に示した床フレーム68Aが配置される、下部架構20Dの底下げ構造である。この建物構造に用いられる床フレーム68Aにおいては、図7(B)に示すように、梁64Aに床小梁36が架け渡されており、床小梁36の上には床材38が貼られている。また、上部架構20Uには床小梁36及び床材38が貼られていない。
第4実施形態に係る建物構造によると、図7(A)に示すように、下部架構20Dの下端に、床フレーム68Aが配置される。これにより、図7(B)に矢印H4で示すように、下部架構20Dの床を低く(底下げ)して、床からみた天井位置を高くできる。したがって、箱型架構20を用いて形成された建物10の内部空間を拡張できる。
(建物構造)
上述した第1〜第4に係る建物構造は、箱型架構20(下部架構20D、上部架構20U)の「上端又は下端」に、床フレーム68A又は天井フレーム68Bを配置して構成したが、第5実施形態に係る建物構造は、箱型架構20(下部架構20D、上部架構20U)の「側方」に、図9(A)に示される壁フレーム40が配置される。
この壁フレーム40は、図9(B)に示すように2つの箱型架構20の間に配置され、添え柱42が箱型架構20における柱21に接して立設される。
第5実施形態に係る建物構造によると、箱型架構20の側方に壁フレーム40を配置することで、床、壁、天井等の施工範囲を横方向に拡げられる。これにより、箱型架構20を用いて形成された建物10の内部空間を拡張できる。
上述した第1、第3実施形態においては天井フレーム68Bを1箇所(下部架構20Dの上端「又は」上部架構20Uの上端)に1つ用いているが、本発明の実施形態はこれに限らない。
20 箱型架構
20U 上部架構(箱型架構)
20D 下部架構(箱型架構)
21 柱
24 梁
24A 梁
24B 梁
32 天井小梁(小梁)
40 壁フレーム(フレーム)
42 添え柱
64A 梁(連結梁)
64B 梁(連結梁)
66A 仕口部材
66B 仕口部材
68A 床フレーム(フレーム)
68B 天井フレーム(フレーム)
Claims (4)
- 4本の柱の上下端がそれぞれ梁で連結された箱型架構と、
前記箱型架構の上端又は下端に配置され、前記柱にそれぞれ接合される複数の仕口部材と、前記複数の仕口部材を連結する連結梁と、を有するフレームと、
を備えた建物構造。 - 前記フレームは前記箱型架構の上端に載置され、前記連結梁間には小梁が架け渡されている、請求項1に記載の建物構造。
- 4本の柱の上下端がそれぞれ梁で連結された箱型架構の側方に配置され、互いに隣接する前記柱に接してそれぞれ立設される複数の添え柱と、
前記複数の添え柱の上下端をそれぞれ連結する連結梁と、
を備えた建物構造。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の建物構造を備えた建物。
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