JP2015010444A - ユニット式建物 - Google Patents
ユニット式建物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015010444A JP2015010444A JP2013138536A JP2013138536A JP2015010444A JP 2015010444 A JP2015010444 A JP 2015010444A JP 2013138536 A JP2013138536 A JP 2013138536A JP 2013138536 A JP2013138536 A JP 2013138536A JP 2015010444 A JP2015010444 A JP 2015010444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- building
- eaves
- floor
- floor building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Abstract
【解決手段】ユニット式建物100は、四隅に立設された柱の上端間及び下端間をそれぞれ天井梁及び床梁で連結した略直方体状のフレームを有する建物ユニット1を複数組み合わせて建築され、下階2の端部に配置される下階建物ユニット11に取り付けられて軒下空間4を形成する庇5と、下階建物ユニット11の真上に配置される上階建物ユニット12に支持され、下階建物ユニット11よりも屋外側に張り出して設けられる拡張ユニット6と、を備え、庇5が、拡張ユニット6に吊られて支持されていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
すなわち、上記した庇を設ける方法によれば、庇本体の大きさを大きくすることで軒下空間を大きくできると考えられるが、庇は建物ユニットに対して一端固定されているため、庇本体が大きくなり過ぎると重量が増大して庇本体を支持することができない。
一方、上階の建物ユニットを下階から張り出して設ける方法によれば、上階の建物ユニットを大きく設計することで軒下空間を大きくすることができるが、そのように大サイズに設計された建物ユニットは、道路交通法上、車両に積載して工場から建築現場まで搬送することができない場合がある。また、工場から建築現場への搬送が可能であったとしても、そのような大サイズの建物ユニットは重量が大きいため下階から張り出した状態で支持することは困難である。
四隅に立設された柱の上端間及び下端間をそれぞれ天井梁及び床梁で連結した略直方体状のフレームを有する建物ユニット1を複数組み合わせて建築されたユニット式建物100であって、
下階2の端部に配置される下階建物ユニット11に取り付けられて軒下空間4を形成する庇5と、
前記下階建物ユニット11の真上に配置される上階建物ユニット12に支持され、前記下階建物ユニット11よりも屋外側に張り出して設けられる拡張ユニット6と、を備え、
前記庇5が、前記拡張ユニット6に吊られて支持されていることを特徴とする。
前記庇5が矩形状に形成され、前記庇5の直交する2辺のうち少なくとも一方が前記下階建物ユニット11に取り付けられていることを特徴とする。
前記庇5bの直交する2辺のうち、一方が前記下階建物ユニット11に取り付けられ、他方が前記下階建物ユニット11に隣接する建物ユニット(例えば下階建物ユニット13)に取り付けられていることを特徴とする。
前記拡張ユニット6の外側であって、かつ前記庇5の上面に板材74が設けられており、
前記庇5は、前記板材74を支持する中間梁59を有することを特徴とする。
前記庇5の上面の周縁部には立上り壁77が設けられ、
前記拡張ユニット6の外壁材62と、前記下階建物ユニット11の外壁材115と、前記立上り壁77とが略同一の模様を有していることを特徴とする。
前記庇5aの内部に設けられ、前記庇5a上に位置する排水口82を有するドレーン管81を更に備え、
前記ドレーン管81は、前記下階建物ユニット11の外壁面に沿って設けられた竪樋83に接続されていることを特徴とする。
図1は、本発明のユニット式建物100の概略斜視図である。図2は、ユニット式建物100の概略断面図である。図3は、ユニット式建物100の庇5の内部構造及び取り付け構造を示す概略平面図である。図4は、図2に示すユニット式建物100の一部を示す概略図であり、それぞれ、図4(a)は、下階建物ユニット11と庇5との取り付け箇所を示す図であり、図4(b)は、庇5が拡張ユニット6に吊られている箇所を示す図であり、図4(c)は、庇5の下階建物ユニット11に取り付けられている箇所の反対側の端部を示す図である。
図3に示すように、庇5は、梁51が下階建物ユニット11の天井梁111に対向し平行になるように配置されている。下階建物ユニット11の天井梁112,113の庇5側の端部には、それぞれ接合金物71がボルト緊結によって取り付けられており、庇5の梁53,54の下階建物ユニット11側の端部がそれぞれ接合金物71にボルト緊結によって取り付けられている。これにより、庇5が下階建物ユニット11にキャンチ式で取り付けられている。
なお、天井梁112,113に対する梁53,54の取り付け方法は、接合金物71を介したボルト緊結に限られるものではなく、例えば、溶接、接着剤による接着等いずれの取り付け方法であっても良いし、それらの組み合わせであっても良い。
庇5上には、Y方向に延設される勾配調整材72,73が設けられ、この勾配調整材72,73の上面には、板材74が架設されている。図4(b)に示すように、中間梁59には断面L字状の支持部材75が取り付けられ、勾配調整材72が支持部材75上に設けられていることによって、勾配調整材73よりも高い位置に配置されている。これにより、板材74は、中間梁59に支持されて、ユニット式建物100から水平方向に遠ざかるに従って次第に低くなるような勾配を有するように構成されている。また、板材74の勾配の下端縁に排水溝76が設けられている。板材74は、例えば、セメント板が用いられ、その表面が防水シートで覆われているものとしても良い。
以下に説明する以外の構成は上記実施形態のユニット式建物100と略同様であるため、同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
以下に説明する以外の構成は上記実施形態のユニット式建物100と略同様であるため、同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ここで、ユニット式建物100Cの庇5cは、X方向及びY方向において拡張ユニット6よりも大きく形成されている。庇5cがこのように構成されていることにより、庇5cの下方に形成される軒下空間4cを更に大きくすることができる。
2 下階
3 上階
4、4b、4c、4d 軒下空間
5、5a、5b、5c、5d 庇
6 拡張ユニット
11 下階建物ユニット
12 上階建物ユニット
13 下階建物ユニット
51、52、53、54 梁
55、55a 面材
56 野縁
57 軒天材
58、59 中間梁
61 床梁
62 外壁材
71 接合金物
72、73 勾配調整材
74 板材
75 支持部材
76 排水溝
77 立上り壁
81 ドレーン管
82 排水口
83 竪樋
91 入隅部
100、100A、100B、100C、100D ユニット式建物
111、112、113 天井梁
114 天井中間梁
115 外壁材
Claims (6)
- 四隅に立設された柱の上端間及び下端間をそれぞれ天井梁及び床梁で連結した略直方体状のフレームを有する建物ユニットを複数組み合わせて建築されたユニット式建物であって、
下階の端部に配置される下階建物ユニットに取り付けられて軒下空間を形成する庇と、
前記下階建物ユニットの真上に配置される上階建物ユニットに支持され、前記下階建物ユニットよりも屋外側に張り出して設けられる拡張ユニットと、を備え、
前記庇が、前記拡張ユニットに吊られて支持されていることを特徴とするユニット式建物。 - 前記庇が矩形状に形成され、前記庇の直交する2辺のうち少なくとも一方が前記下階建物ユニットに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のユニット式建物。
- 前記庇の直交する2辺のうち、一方が前記下階建物ユニットに取り付けられ、他方が前記下階建物ユニットに隣接する建物ユニットに取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のユニット式建物。
- 前記拡張ユニットの外側であって、かつ前記庇の上面に板材が設けられており、
前記庇は、前記板材を支持する中間梁を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のユニット式建物。 - 前記庇の上面の周縁部には立上り壁が設けられ、
前記拡張ユニットの外壁材と、前記下階建物ユニットの外壁材と、前記立上り壁とが略同一の模様を有していることを特徴とする請求項4に記載のユニット式建物。 - 前記庇の内部に設けられ、前記庇上に位置する排水口を有するドレーン管を更に備え、
前記ドレーン管は、前記下階建物ユニットの外壁面に沿って設けられた竪樋に接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のユニット式建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013138536A JP2015010444A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | ユニット式建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013138536A JP2015010444A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | ユニット式建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015010444A true JP2015010444A (ja) | 2015-01-19 |
Family
ID=52303843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013138536A Pending JP2015010444A (ja) | 2013-07-02 | 2013-07-02 | ユニット式建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015010444A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018119288A (ja) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | トヨタホーム株式会社 | 建物構造及び建物 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761858B2 (ja) * | 1978-06-30 | 1982-12-27 | Nat House Ind | |
JPS63189544A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 | 積水化学工業株式会社 | バルコニ−付建物 |
JPH0544246A (ja) * | 1991-08-14 | 1993-02-23 | Kubota House Kk | バルコニー |
JPH06264496A (ja) * | 1993-03-12 | 1994-09-20 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物における外部突出フレームの取付構造 |
JP2000110292A (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-18 | Sekisui House Ltd | 勝手口庇の取付構造 |
JP2002047734A (ja) * | 2001-07-02 | 2002-02-15 | Misawa Homes Co Ltd | オーバーハング付建物 |
JP2003232098A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-08-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 延長庇を有する家屋 |
JP2004011122A (ja) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Panahome Corp | 玄関庇ユニットの取付け構造 |
JP2011196125A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Lixil Corp | バルコニーの前桁、及び、それを備えるバルコニーの架台 |
-
2013
- 2013-07-02 JP JP2013138536A patent/JP2015010444A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761858B2 (ja) * | 1978-06-30 | 1982-12-27 | Nat House Ind | |
JPS63189544A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 | 積水化学工業株式会社 | バルコニ−付建物 |
JPH0544246A (ja) * | 1991-08-14 | 1993-02-23 | Kubota House Kk | バルコニー |
JPH06264496A (ja) * | 1993-03-12 | 1994-09-20 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物における外部突出フレームの取付構造 |
JP2000110292A (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-18 | Sekisui House Ltd | 勝手口庇の取付構造 |
JP2002047734A (ja) * | 2001-07-02 | 2002-02-15 | Misawa Homes Co Ltd | オーバーハング付建物 |
JP2003232098A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-08-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 延長庇を有する家屋 |
JP2004011122A (ja) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Panahome Corp | 玄関庇ユニットの取付け構造 |
JP2011196125A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Lixil Corp | バルコニーの前桁、及び、それを備えるバルコニーの架台 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018119288A (ja) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | トヨタホーム株式会社 | 建物構造及び建物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5166988B2 (ja) | 屋根構造、建物ユニット及びユニット式建物 | |
JP5588556B1 (ja) | コーナー水切り材、屋根パネル及び建物の屋根構造 | |
JP2015010444A (ja) | ユニット式建物 | |
JP5827351B2 (ja) | 分割式屋根材 | |
JP2009270406A (ja) | 簡易建物、簡易建物の組立方法 | |
JP6386856B2 (ja) | 建物の外壁構造 | |
JP6265677B2 (ja) | 外部張出し構造 | |
JP5940293B2 (ja) | バルコニの床構造 | |
JP4783703B2 (ja) | ユニット式建物 | |
JP5775333B2 (ja) | バルコニー用ユニット、ユニット式建物及びユニット式建物の施工方法 | |
JP6473293B2 (ja) | ユニット式建物 | |
JP3958976B2 (ja) | 延長庇を有する家屋 | |
JP5380586B2 (ja) | 車庫用建物ユニット | |
JP6208057B2 (ja) | 建物の屋根構造 | |
JP6444721B2 (ja) | 外壁パネルの取付構造 | |
JP6949526B2 (ja) | ユニット建物 | |
JP4420757B2 (ja) | 建物の軒先構造およびその構築方法 | |
JP6261959B2 (ja) | 建物の止水構造 | |
JP5123572B2 (ja) | ユニット式建物 | |
JP6526881B2 (ja) | 建物の耐火構造 | |
JP6480361B2 (ja) | 屋根設置物を備えたユニット式建物 | |
JP5759878B2 (ja) | 防水シートの設置構造 | |
JP5362298B2 (ja) | 地下構造体、ユニット式建物、地下室の施工方法 | |
JP2017197930A (ja) | 面格子の設置構造 | |
JP6388169B2 (ja) | 屋外床の防水構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160823 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170228 |