JP2018118822A - 搬送システム - Google Patents

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昌伸 富永
Masanobu Tominaga
昌伸 富永
司 郷田
Tsukasa Goda
司 郷田
八木本 宏幸
Hiroyuki Yagimoto
宏幸 八木本
宏明 小玉
Hiroaki Kodama
宏明 小玉
勇二郎 佐伯
Yujiro Saeki
勇二郎 佐伯
定 竹内
Sadamu Takeuchi
定 竹内
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Abstract

【課題】従来に比べてコスト低減できる搬送システムの提供。【解決手段】シューター20が、トラバーサ30が近づくにつれて高さが低くなる傾斜面60を備える。トラバーサ30のアーム部32の、第1延出部32bが載置台33を支持し、第1延出部32bよりも長い第2延出部32cが傾斜面60に押し当てられることで傾斜面60に沿って押し下げられる押し下げ部34を支持する。そのため、載置台33上の物品Wの重さより小さな力でも、押し下げ部34を傾斜面60に押し当てることで載置台33を上昇させることができる。よって、モータ等の動力源を用いずにトラバーサ30の載置台33を上昇させることができ、従来に比べてコストを低減することができる。【選択図】 図7

Description

本発明は、パレットなどの物品が載置される上下動可能な載置台を備えるトラバーサを有する、搬送システムに関する。
特許文献1は、上下動可能な載置台(昇降台)を備えるトラバーサを有する、搬送システムを開示している。特許文献1では、上下動可能な載置台がモータにより昇降駆動されている。
上記特許文献1開示の搬送システムには、つぎの問題点がある。
モータを用いて載置台を上昇させているため、コスト低減において改善の余地がある。
モータを廃止して人手で載置台を上昇させることも考えられるが、その場合、単純に廃止するだけでは、物品が重量物の場合、人手で載置台を上昇させることは困難である。
特開2007−119196号公報
本発明の目的は、従来に比べてコスト低減できる搬送システムを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 物品が搬送されるシューターと、
前記シューターの高さまで前記物品を上昇させるトラバーサと、
を備える搬送システムであって、
前記シューターは、前記トラバーサが近づくにつれて高さが低くなる傾斜面を備えており、
前記トラバーサは、(a)軸受を備える台車部と、(b)前記軸受に回動可能に支持されており、前記軸受の位置から延出する第1延出部と、前記軸受の位置から前記第1延出部よりも長く前記第1延出部と反対側へ延出する第2延出部と、を備えるアーム部と、(c)前記第1延出部に支持され、前記物品が載置される載置台と、(d)前記第2延出部に支持され、前記トラバーサが前記シューターに近づく際に前記傾斜面に押し当てられることで前記傾斜面に沿って押し下げられる押し下げ部と、を備える、
搬送システム。
上記(1)の搬送システムによれば、つぎの効果を得ることができる。
シューターが、トラバーサが近づくにつれて高さが低くなる傾斜面を備えており、トラバーサのアーム部の、第1延出部が載置台を支持し、第1延出部よりも長い第2延出部が傾斜面に押し当てられることで傾斜面に沿って押し下げられる押し下げ部を支持している。そのため、載置台上の物品の重さより小さな力でも、押し下げ部を傾斜面に押し当てることで載置台を上昇させることができる。よって、モータ等の動力源を用いずにトラバーサの載置台を上昇させることができ、従来に比べてコストを低減することができる。
本発明実施例の搬送システムの平面図である。 本発明実施例の搬送システムの側面図である。 本発明実施例の搬送システムにおけるシューターの平面図である。 本発明実施例の搬送システムにおけるシューターの正面図である。 本発明実施例の搬送システムにおけるトラバーサの、載置台が下降した状態の正面図である。 本発明実施例の搬送システムにおけるトラバーサの、載置台が下降した状態の平面図である。 本発明実施例の搬送システムにおけるトラバーサの、載置台が上昇した状態の正面図である。 本発明実施例の搬送システムにおけるトラバーサの、アーム部のみの拡大正面図である。 本発明実施例の搬送システムにおけるトラバーサの、浮き上がり防止ストッパの拡大機構図である。(a)は、浮き上がり防止ストッパが働いている状態を示す。(b)は、浮き上がり防止ストッパが解除された状態を示す。 本発明実施例の搬送システムとは異なる載置台昇降機構を有する、載置台昇降機構の模式図である。
以下に、図面を参照して、本発明実施例の搬送システム10を説明する。
本発明実施例の搬送システム(搬送装置といってもよい)10は、図2に示すように、物品Wを搬送するシステムである。物品Wは、たとえば鉄製のパレットW1を含み、パレットW1に荷物W2が搭載されている場合にはパレットW1と荷物W2の両方を含む。
搬送システム10は、図1、図2に示すように、物品Wが搬送されるシューター(空シューターまたは排出シューターといってもよい)20と、シューター20の長手方向と直交する方向に移動可能でありシューター20の高さまで物品Wを上昇させるトラバーサ30と、を備える。搬送システム10は、さらに、シューター20と間隔をおいて平行に配置される供給シューター(実シューターといってもよい)40を、備える。
まず、物品Wの流れについて説明する。
物品Wは、まず、パレットW1に荷物W2が搭載された状態で、図示略の牽引車によって供給シューター40の入口部41に運搬される。供給シューター40の入口部41に運搬されてきた物品W(W1+W2)は、供給シューター40に設けられるローラー部43を用いて、供給シューター40の入口部41から供給シューター40の出口部42に向って搬送される。このとき、供給シューター40には、入口部41に対して出口部42が低くなるように傾斜44がつけられており、供給シューター40の入口部41から出口部42に向って物品Wが自重を利用して移動するようにされている。
供給シューター40の出口部42に到達した物品Wは、供給シューター40からトラバーサ30に移載される。パレットW1から荷物W2が取り除かれた後、空のパレットW1のみからなる物品Wは、トラバーサ30を用いて、シューター20の入口部21に近づく方向に移動されてシューター20の入口部21に移載される。シューター20の入口部21に移載された物品W(W1のみ)は、シューター20に設けられるローラー部23を用いて、シューター20の入口部21からシューター20の出口部22に向って搬送される。このとき、シューター20には、入口部21に対して出口部22が低くなるように傾斜24がつけられており、シューター20の入口部21から出口部22に向って物品Wが自重を利用して移動するようにされている。シューター20の出口部22に搬送された物品W(W1のみ)は、図示略の牽引車に移載されて運搬される。
物品Wが、図示略の牽引車によって供給シューター40の入口部41に運搬され、図示略の牽引車によってシューター20の出口部42から運搬されるため、図2に示すように、供給シューター40の入口部41とシューター20の出口部22は同じ高さH1とされている。また、供給シューター40には、入口部41に対して出口部42が低くなるように傾斜44がつけられているため、供給シューター40の出口部42の高さH2は高さH1より低くされている(H2<H1)。さらに、シューター20には、入口部21に対して出口部22が低くなるように傾斜24がつけられているため、シューター20の入口部21の高さH3は、高さH1より高くされている(H3>H1)。よって、シューター20の入口部21の高さH3は、供給シューター40の出口部42の高さH2より高くされている(H3>H2)。そのため、供給シューター40の出口部42からトラバーサ30に移載された物品Wを、トラバーサ30を用いてシューター20の入口部21に移載させるためには、トラバーサ30に物品Wを昇降させる機構が必要である。
図3に示すように、シューター20と供給シューター40には、両シューター20,40と一体的にまたは両シューター20,40とは独立して、トラバーサ30の移動軌跡を制約するトラバーサガイド50が設けられている。
トラバーサガイド50は、シューター20の入口部21と供給シューター40の出口部42のそれぞれに対応する位置の間にわたって設けられている。トラバーサガイド50は、両シューター20,40の長手方向(物品Wの搬送方向、図3における上下方向)と直交する方向(図3における左右方向)に直線状に延びて設けられている。トラバーサガイド50により、トラバーサ30は、移動軌跡が制約されて、シューター20の入口部21と供給シューター40の出口部42との間で往復直線動可能とされている。
図4に示すように、シューター20には、トラバーサ30が供給シューター40の出口部42からシューター20の入口部21に向って移動する際に、トラバーサ20がシューター20の入口部21に近づくにつれて高さが低くなる傾斜面60が設けられている。また、シューター20には、トラバーサ30がシューター20の入口部21から供給シューター40の出口部42に戻る際に、トラバーサ20が供給シューター40の出口部42に近づくにつれて高さが高くなる第2傾斜面61が設けられている。第2傾斜面61は、傾斜面60の下側に設けられている。
傾斜面60と第2傾斜面61は、平面視で、トラバーサガイド50と平行な方向に延びて設けられている。すなわち、傾斜面60と第2傾斜面61は、平面視で、トラバーサ30の移動方向と平行な方向に延びて設けられている。傾斜面60と第2傾斜面61の水平面に対する傾斜角度は、傾斜面60の全体にわたって一定とされていてもよく、傾斜面60内で異なっていてもよい。傾斜面60と第2傾斜面61は、シューター20の入口部21の前方および/またはその近傍に設けられている。なお、傾斜面60と第2傾斜面61の長さによっては、傾斜面60と第2傾斜面61は、シューター20の入口部21の前方および/またはその近傍から供給シューター40の出口部42の前方および/またはその近傍にわたって設けられていてもよい。
トラバーサ30は、図5〜図7に示すように、(a)軸受31aを備える台車部31と、(b)軸受31aに回動可能に支持されており、軸受31aの位置から延出する第1延出部32bと、軸受31aの位置から第1延出部32bと反対側へ延出する第2延出部32cと、を備えるアーム部32と、(c)第1延出部32bに支持され、物品Wが載置される載置台33と、(d)第2延出部32cに支持され、トラバーサ30がシューター20に近づく際に傾斜面60に押し当てられることで傾斜面60に沿って押し下げられる押し下げ部34と、を備える。トラバーサ30は、さらに、浮き上がり防止ストッパ35を有する。
台車部31は、車輪31bを有しており、車輪31bを用いてトラバーサ30の移動方向に移動可能とされている。台車部31は、図6に示すように、トラバーサ30の移動方向を長手方向とする長方形状のフレーム部31cを有する。フレーム部31cの内側には、台車部31の長手方向と直交する幅方向に延びる少なくとも1本の幅方向フレーム31dと、台車部31の長手方向に延びる少なくとも1本の長手方向フレーム31eと、が設けられている。
アーム部32は、台車部31の長手方向中央に対して対称となる位置に一対(2個)設けられている。それぞれのアーム部32は、台車部31の軸受31aに、台車部31の幅方向に延びる軸芯Pまわりに回動可能に支持されている。アーム部32は、軸受31aに回動可能に支持される軸部32aを備えている。第1延出部32bは、軸部32aから軸芯Pと直交する方向に延びており、第2延出部32cは、軸部32aの一端部(シューター20側の端部)から台車部31の幅方向外側で第1延出部32bと反対側へ延びている。
図5、図7に示すように、第1、第2延出部32b、32cは、それぞれ、軸芯Pと平行な方向から見たときに軸部32aから直線状に延びていてもよく湾曲して延びていてもよい。第1延出部32bは、軸部32aから台車部31の長手方向外側に延びて設けられており、第2延出部32cは、軸部32aから台車部31の長手方向中央側に延びて設けられている。このため、第1延出部32bが軸部32aから台車部31の長手方向中央側に延び、第2延出部32cが軸部32aから台車部31の長手方向外側に延びる場合に比べて、一対設けられるアーム部32の第1延出部32b同士の間隔を大きくすることができる。このため、一対設けられるアーム部32の第1延出部32b同士で、安定して地面に平行に載置台33を持ち上げることができる。なお、第1延出部32bの載置台33との接触部は、摩擦力を低減するために回転可能なローラー構造とされていることが望ましい。
図8に示すように、軸芯Pと平行な方向から見たとき、第2延出部32cの軸部32aからの延び量は、第1延出部32bの軸部32aからの延び量と同じかそれより大とされている。これは、傾斜面60を用いた押し下げ部34の押し下げ力(第2延出部32cの押し下げ力)を軽くするためである。ただし、この場合、傾斜面60を用いた押し下げ部34(第2延出部32c)を押し下げる距離が長くなってしまう。そこで、軸芯Pと平行な方向から見たときにおける、第2延出部32cの軸部32aからの延び方向を、第1延出部32bの軸部32からの延び方向の延長線よりも上方となるようにしており(アーム部32が上方に沿った形状にしており)、高さを稼いでいる。
図6に示すように、傾斜面60を用いた押し下げ部34(第2延出部32c)の押し下げ力を軽くするために、アーム部32には、ウエイト(錘)70が保持されるウエイト保持部32dが設けられている。ウエイト保持部32dは、台車部31の幅方向内側で軸部32aから第2延出部32cと同方向に延びて設けられている。台車部31の高さは制約があるため、限られたスペースの中に納まるように、ウエイト保持部32dおよびウエイト70は板状とされていることが望ましい。
第2延出部32cの延び量が第1延出部32bの延び量と同じかそれより大とされており、また、ウエイト70が設けられているため、トラバーサ30に物品Wが載っていないときにアーム部32が回転してしまい、載置台33が浮き上がってしまうおそれがある。この浮き上がりを防止するために、トラバーサ30には浮き上がり防止ストッパ35が設けられていることが望ましい。
浮き上がり防止ストッパ35は、図9に示すように、載置台33に回動可能に支持されるとともに載置台33から下方に延びて下端部で台車部31に係脱可能なフック部35aと、フック部35aに固定されており載置台33から斜め上方に向って突出するヒレ部35bと、を備える。フック部35aが台車部31に係合しているとき(図9(a)参照)、載置台33の台車部31からの浮き上がりが防止され、フック部35aが台車部31から離脱したとき(図9(b)参照)、載置台33の台車部31からの浮き上がりが可能となる。ヒレ部35bは、載置台33に物品Wが載せられたときに物品Wが接触して物品Wにより押し下げられるようになっている。このため、物品Wが載置台33に載せられていないときには、ヒレ部35bが物品Wにより押し下げられておらず、台車部31に係合しているフック部35aは台車部31に係合し続け、載置台33の浮き上がりが防止される。一方、物品Wが載置台33に載せられたときには、物品Wによりヒレ部35bが押し下げられ(押し倒され)、ヒレ部35bと固定されるフック部35aが回転して台車部31から離脱し、載置台33の浮き上がりが許容される。
載置台33は、図7に示すように、一対設けられるアーム部32の第1延出部32b同士で、地面と平行な姿勢を保つようにして支持されている。載置台33には、ローラー部33aが設けられており、トラバーサ30と、シューター20との間および供給シューター40との間で、物品Wの移載を容易に行うことができるようにされている。
図6に示すように、押し下げ部34は、アーム部32の第2延出部32cの延び方向先端部に支持されている。押し下げ部34は、第2延出部32cの延び方向先端部からシューター20に向って延出している。押し下げ部34は、トラバーサ30を供給シューター40の出口部42からシューター20の入口部21に近づく方向に移動させるときに、その移動途中で傾斜面60に接触し始め、さらにトラバーサ30を移動させることで傾斜面60に押し当てられて傾斜面60に沿って押し下げられる。押し下げ部34は、傾斜面60との摩擦力を低減するために回転可能なローラー構造とされていることが望ましい。
つぎに、本発明実施例の作動を説明する。
(i)トラバーサ30が供給シューター40の出口部42に位置するとき(図1)
載置台33に物品Wは載せられていない。また、浮き上がり防止ストッパ35のフック部35aが台車部31に係合しており、載置台33の浮き上がりが防止されている。載置台33の高さは供給シューター40の出口部42の高さH2と略同じである。
(ii)供給シューター40で搬送されてきた物品W(W1+W2)が、供給シューター40からトラバーサ30に移載されるとき
図2に示すように、物品Wがトラバーサ30に移載されると、物品Wにより浮き上がり防止ストッパ35によるストッパが解除される。しかし、載置台33には物品Wが載せられているため、載置台33は浮き上がらない。
(iii)パレットW1から荷物W2が取り除かれた後、空のパレットW1のみからなる物品Wを供給シューター40の出口部42からシューター20の入口部21側に、作業者がトラバーサ30を手で押して移動させるとき
トラバーサ30がシューター20の入口部21に向って移動される途中で、トラバーサ30の押し下げ部34が傾斜面60(図4)に接触し始め、さらにトラバーサ30を移動させることで押し下げ部34が傾斜面60によって押し下げられる。押し下げ部60が押し下げられると、トラバーサ30のアーム部32が回転し、アーム部32の第1延出部32bにて載置台30が押し上げられる(図7)。
(iv)トラバーサ30がシューター20の入口部21に達したとき
トラバーサ30の載置台33は、シューター20の入口部21の高さH3と略同じ高さにある。そして、トラバーサ30からシューター20に物品W(W1のみ)を移載させても、第2延出部32cの延び量が第1延出部32bの延び量と同じかそれより大とされており、また、ウエイト70が設けられているため、載置台33は浮き上がった状態(高さH3の状態)を維持する。
(v)物品Wを保持していないトラバーサ30をシューター20の入口部21から供給シューター40の出口部42側に、作業者が手で押して移動させて戻すとき
トラバーサ30が供給シューター40の出口部42に向って戻される途中で、トラバーサ30の押し下げ部34が第2傾斜面61(図4)によって押し上げられる。押し下げ部34が押し下げられると、トラバーサ30のアーム部32が回転し、載置台33が下げられる(図5)。
(vi)トラバーサ30が供給シューター40の出口部42に達したとき
トラバーサ30の載置台33は、供給シューター40の出口部42の高さH2と略同じ高さにある。そして、浮き上がり防止ストッパ35のフック部35aが台車部31に係合し、浮き上がり防止ストッパ35のストッパが掛かり、上記(i)の状態に戻る。
つぎに、本発明実施例の効果を説明する。
シューター20が、トラバーサ30が近づくにつれて高さが低くなる傾斜面60を備えており、トラバーサ30のアーム部32の、第1延出部32bが載置台33を支持し、第1延出部32bよりも長い第2延出部32cが傾斜面60に押し当てられることで傾斜面60に沿って押し下げられる押し下げ部34を支持している。そのため、載置台33上の物品Wの重さより小さな力でも、押し下げ部34を傾斜面60に押し当てることで載置台33を上昇させることができる。よって、モータ等の動力源を用いずにトラバーサ30の載置台33を上昇させることができ、従来に比べてコストを低減することができる。
アーム部32がウエイト保持部32dにてウエイト70を保持するため、アーム部32がウエイト70を保持していない場合に比べて、押し下げ部34を押し下げるのに要する力を軽くすることができる。よって、トラバーサ30に物品Wが載せられていても、作業者はトラバーサ30を押して移動させるだけで比較的軽い力で物品Wが載せられている載置台33を押し上げることができる。
トラバーサ30が浮き上がり防止ストッパ35を有するため、作業者の意思に反して載置台33が浮き上がってしまうことを防止できる。また、浮き上がり防止ストッパ35がヒレ部35bを有しており、物品Wがトラバーサ30に移載されたときに物品Wにより押し下げられる(押し倒される)ため、浮き上がり防止ストッパ35のストッパ解除のためだけの操作は不要である。
シューター20が第2傾斜面61を有するため、トラバーサ30をシューター20の入口部21から供給シューター40の出口部42側に戻すだけで、浮き上がった状態にある載置台33を浮き上がっていない状態に戻すことができる。
本発明実施例では、載置台33を昇降させるために、シューター20とトラバーサ30のうちのシューター20側に傾斜面60、第2傾斜面61を設け、トラバーサ30側にアーム部32と押し下げ部34を設けている。しかし、載置台33を昇降させる手段はこれに限定されず、他の手段を採ることも可能である。
他の手段として、たとえば、図10に示すように、シューター20側にトラバーサ30の移動方向に延びるラック101を設け、トラバーサ30側にラック101に噛合する少なくとも1つのギヤ102を設け、ギヤ102の1つにパンタグラフジャッキ103のボルト103aを固定して取付ける。そして、パンタグラフジャッキ103にて載置台33を支持する。これにより、トラバーサ30の移動に伴いギヤ102を回転させることができ、ギヤ102の回転に伴いパンタグラフジャッキ103を用いて載置台33を持ち上げることができる。
10 搬送システム
20 シューター
21 シューターの入口部
22 シューターの出口部
23 ローラー部
30 トラバーサ
31 台車部
31a 軸受
32 アーム部
32a 軸部
32b 第1延出部
32c 第2延出部
32d ウエイト保持部
33 載置台
34 押し下げ部
35 浮き上がり防止ストッパ
35a フック部
35b ヒレ部
40 供給シューター
41 供給シューターの入口部
42 供給シューターの出口部
43 ローラー部
50 トラバーサガイド
60 傾斜面
61 第2傾斜面
70 ウエイト
W 物品
W1 パレット
W2 荷物

Claims (1)

  1. 物品が搬送されるシューターと、
    前記シューターの高さまで前記物品を上昇させるトラバーサと、
    を備える搬送システムであって、
    前記シューターは、前記トラバーサが近づくにつれて高さが低くなる傾斜面を備えており、
    前記トラバーサは、(a)軸受を備える台車部と、(b)前記軸受に回動可能に支持されており、前記軸受の位置から延出する第1延出部と、前記軸受の位置から前記第1延出部よりも長く前記第1延出部と反対側へ延出する第2延出部と、を備えるアーム部と、(c)前記第1延出部に支持され、前記物品が載置される載置台と、(d)前記第2延出部に支持され、前記トラバーサが前記シューターに近づく際に前記傾斜面に押し当てられることで前記傾斜面に沿って押し下げられる押し下げ部と、を備える、
    搬送システム。
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