JP2018117950A - 就寝用頭部カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】
折り畳みが可能で不使用時に嵩張らず携帯しやすいものでありながら、構造が簡素で故障しにくく、安全性に優れた就寝用頭部カバーを提供する。
【解決手段】
就寝用頭部カバーを、就寝者の頭部を囲うためのカバー部材10と、カバー部材10を展張した状態に保つためのフレーム部材20とを備えたものとするとともに、フレーム部材20を、複数本のワイヤーリング21a,21b,21c,21dを筒状に連結した構造とすることにより、フレーム部材20を、ワイヤーリング21a,21b,21c,21dの連結部分で変形させて折り畳むことができるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、就寝者の頭部を保湿又は保温等するための就寝用頭部カバーに関する。
冬期においては、睡眠時に顔の皮膚が乾燥しやすく、肌がダメージを受けやすい。また、身体が冷えやすいだけでなく、乾燥した空気で鼻や喉を傷める虞もあり、風邪等をひく虞もある。このため、乾燥しやすい冬期においては、加湿器等で部屋の湿度を十分に保った状態で就寝することが好ましい。しかし、加湿器は、高価であることに加えて、据え置き型のものが多く、必ずしも、手軽に利用できるものではない。また、加湿器を就寝時に使用すると、そのモーター音等によって快適な睡眠が妨げられる虞もある。
このような実状に鑑みてか、これまでには、就寝者の頭部を保湿又は保温等するための就寝用頭部カバーが提案されている。例えば、特許文献1には、同文献の図1〜3に示されるように、本体頭部板5に固定したパイプ1に、ベール部6を垂れ下げた状態で取り付けたナイトベールが提案されている。また、特許文献2には、同文献の図1,2に示されるように、開閉機構14によって開閉される複数本の支持脚12に対してキルト等22等の布状部材を取り付けた頭部保温機具が提案されている。
実用新案登録第3126709号公報 実用新案登録第2593923号公報
ところが、上記の特許文献1のナイトベールは、本体頭部板5やパイプ1等、剛性を有する硬い部材を就寝者の頭部に配置するものとなっており、就寝者が寝返り等すると、頭部を本体頭部板5やパイプ1等に打ちつける虞がある等、安全性に疑問を有するものとなっている。また、特許文献1のナイトベールは、ある程度重量を有するものであると考えられることに加えて、同文献の図1に示される状態よりはコンパクトにならないため、不使用時に嵩張るだけでなく、旅行先等に手軽に携帯できるものとはなっていない。
この点、上記の特許文献2の頭部保温機具は、同文献の図1に示される状態から図2に示される状態へと折り畳みできるものとなっており、携帯しやすいものとなっている。しかし、特許文献2の頭部保温機具は、開閉機構14を有するものとなっており、製造コストがかかるものとなっている。また、特許文献2の頭部保温機具は、開閉機構14が故障したり、使用者が開閉機構14の操作を誤ったりすると、就寝時に開閉機構14が閉じてしまう等、誤動作する虞もある。さらに、特許文献2の頭部保温器具は、就寝者が寝返り等すると、就寝者の頭部につられてそれ自体も動く虞がある。就寝時に頭部保温機具が動くと、所望の保温機能が発揮できなくなるだけでなく、場合によっては、支持脚12の先端が就寝者の顔面を突く等、危険な場合もある。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、折り畳みが可能で不使用時に嵩張らず携帯しやすいものでありながら、構造が簡素で故障しにくく、安全性に優れた就寝用頭部カバーを提供することを目的とする。
上記課題は、就寝者の頭部を囲うためのカバー部材と、カバー部材を展張した状態に保つためのフレーム部材とを備え、フレーム部材が、複数本のワイヤーリング(弾性を有するワイヤーをリング状に形成したもの。以下同じ。)を筒状に連結した構造とされることにより、フレーム部材を、ワイヤーリングの連結部分で変形させて折り畳むことができるようにしたことを特徴とする就寝用頭部カバーを提供することによって解決される。
本発明の就寝用頭部カバーは、カバー部材を展張するフレーム部材を、複数本のワイヤーリングを筒状に連結することによって形成している。このため、コイルスプリングやフック等の機械的な部品を用いない簡素な構造でありながら、カバー部材を折り畳むことが可能となっている。加えて、本発明の就寝用頭部カバーは、製造コストを抑えるだけでなく、故障や誤動作等の不具合の発生が生じにくいものとなっている。また、本発明の就寝用頭部カバーは、板状部材やパイプ等の硬い部材を用いないものであることに加えて、尖った部材も用いないものであるため、使用者を傷つける虞もない等、安全性に優れたものとなっている。
本発明の就寝用頭部カバーにおいて、筒状に連結するワイヤーリングの本数等は、特に限定されない。フレーム部材は、3本のワイヤーリングを三角筒状に連結することによって形成してもよいし、5本以上のワイヤーリングを五角筒状以上の多面筒状に連結することによって形成してもよい。しかし、前者の場合(3本のワイヤーリングを三角筒状に連結する場合)には、それぞれのワイヤーリングをある程度大きな寸法にしなければ、就寝用頭部カバーにおける内部空間(頭部収容空間)に頭部を収容しにくくなる虞がある。一方、後者の場合(5本以上のワイヤーリングを五角筒状以上の多面筒状に連結する場合)には、使用するワイヤーリングの本数が多くなって、製造コストを抑えにくくなるだけでなく、フレーム部材の折り畳み操作が煩わしくなる虞もある。
このため、本発明の就寝用頭部カバーにおいては、4本のワイヤーリングを四角筒状に連結することによって、フレーム部材を形成することが好ましい。具体的には、カバー部材を、就寝者の頭部下方に敷かれた状態(ここでは、就寝者が仰向けに寝ている状態を基準としている。特に断りのない限り、以下においても同じ。)に配される底面部と、就寝者の顔部上方を覆った状態に配される上面部と、就寝者の頭頂部奥側を覆った状態に配される背面部と、就寝者の頭部左方を覆った状態に配される左側面部と、就寝者の頭部右方を覆った状態に配される右側面部とで構成して、前記背面部に対向する正面部を開放して、当該正面部がカバー部材内に頭部を挿入するための頭部挿入口となる構造とし、フレーム部材を、前記底面部の周縁に沿った箇所を支持する下側ワイヤーリングと、前記上面部の周縁に沿った箇所を支持する上側ワイヤーリングと、前記背面部の周縁に沿った箇所を支持する奥側ワイヤーリングと、前記正面部の周縁に沿った箇所を支持する手前側ワイヤーリングとで構成することが好ましい。
このように、4本のワイヤーリングを四角筒状に連結してフレーム部材を構成することによって、それぞれのワイヤーリングの寸法を抑えながらも、就寝用頭部カバーにおける内部空間(頭部収容空間)を十分に確保することが可能になる。また、使用するワイヤーリングの本数を4本に抑えて、製造コストを抑えるだけでなく、後述するように、フレーム部材の折り畳み操作を容易に行うことも可能になる。
本発明の就寝用頭部カバーにおいては、就寝者の頭部周辺のみがカバー部材のみで覆われるようにしてもよい。しかし、この場合には、就寝者の呼吸等によって温まって湿ったカバー部材内の空気が、就寝用頭部カバーにおける頭部挿入口から逃げるだけでなく、就寝者が首元や胸上に寒さを感じる虞もある。このため、本発明の就寝用頭部カバーにおいては、カバー部材の上面部、左側面部及び/又は左側面部の手前側縁に、就寝者の少なくとも胸上まで覆う幕部を設けることが好ましい。これにより、頭部挿入口を塞ぐだけでなく、就寝者の頭部から胸上までを温かく保つことも可能になる。
以上のように、本発明によって、折り畳みが可能で不使用時に嵩張らず携帯しやすいものでありながら、構造が簡素で故障しにくく、安全性に優れた就寝用頭部カバーを提供することが可能になる。
本発明に係る就寝用頭部カバーを使用して就寝している状態を示した断面図である。 本発明に係る就寝用頭部カバーをカバー部材とフレーム部材とに分離した状態を示した斜視図である。 図2の就寝用頭部カバーにおけるフレーム部材を抜き出して描いた斜視図である。 図2の就寝用頭部カバーにおけるフレーム部材の折り畳み方法を説明する図である。
本発明の就寝用頭部カバーの好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下で説明する図1〜4においては、xyz座標軸を示している。以下においては、説明の便宜上、同xyz座標軸におけるx軸方向正側を「左」側とし、x軸方向負側を「右」側とし、y軸方向正側を「奥」側とし、y軸方向負側を「手前」側とし、z軸方向正側を「上」側とし、z軸方向負側を「下」側として説明する。
図1は、本発明に係る就寝用頭部カバーを使用して就寝している状態を示した断面図である。図2は、本発明に係る就寝用頭部カバーをカバー部材10とフレーム部材20とに分離した状態を示した斜視図である。図3は、図2の就寝用頭部カバーにおけるフレーム部材20を抜き出して描いた斜視図である。図4は、図2の就寝用頭部カバーにおけるフレーム部材20の折り畳み方法を模式的に説明する図であり、図4(a)は、フレーム部材20が展張状態にあるときを、図4(b)は、フレーム部材20を1回折り畳んだ状態を、図4(c)は、フレーム部材20を2回折り畳んだ状態を示している。図4(a)〜(c)の上段は、フレーム部材20を断面(x軸に垂直な断面)で示しており、図4(a)〜(c)の下段は、フレーム部材20を斜めから見た状態で示している。また、図4の上段では、ワイヤーリング保持部材30(図2)におけるワイヤーリング挿通部31を示しているが、図4の下段では、ワイヤーリング挿通部31を省略している。
0.就寝用頭部カバーの概要
本発明に係る就寝用頭部カバーは、図1に示すように、使用者(就寝者100)の頭部を囲った状態に保つためのものとなっている。このため、例えば、気温が低く空気が乾燥しがちな冬期において、本発明に係る就寝用頭部カバーを用いて就寝すると、就寝用頭部カバーの内部空間Sは、就寝者100の呼吸により、温度及び湿度が高い状態に保たれるようになる。このため、睡眠時における顔の皮膚の乾燥を防ぐだけでなく、風邪等の予防を行うことも可能になる。また、暖房等を使用せずとも、温かく快適な睡眠を促進することもできるようになる。ただし、以下で述べるように、本発明に係る就寝用頭部カバーは、後述するカバー部材10の素材等を切り替えることによって、冬期だけでなく、夏期等、冬期以外の季節においても使用することができるものとなっている。
本発明に係る就寝用頭部カバーは、図2及び図3に示すように、就寝者の頭部を囲うためのカバー部材10と、カバー部材10を展張した状態に保つためのフレーム部材20とを備えたものとなっている。カバー部材10は、フレーム部材20に対して取り外すことができない状態で固定したものであってもよいが、本実施態様の就寝用頭部カバーにおいては、フレーム部材20から取り外すことができるものとなっている。このため、カバー部材10を洗濯機等で洗濯し、カバー部材10を清潔な状態に保つことができるようになっている。また、例えば、冬期においては、カバー部材10として保温性や保湿性に優れた生地で形成されたものを用い、夏期においては、カバー部材10として通気性に優れながらも蚊等の虫の侵入を防ぐことができる生地で形成されたものを用いる等、使用時期や用途等に応じてカバー部材10の種類を切り替えることもできるようになっている。
フレーム部材20は、図3に示すように、複数本のワイヤーリング21を筒状に連結して構成されており、図4に示すように、隣り合うワイヤーリング21の連結部分βで変形させて折り畳むことができるものとなっているところ、本実施態様の就寝用頭部カバーにおいては、図2に示すように、これら複数本のワイヤーリング21をワイヤーリング保持部材30における鞘状のワイヤーリング挿通部31に挿通することにより、ワイヤーリング保持部材30を介して筒状に連結された構造となっている。ワイヤーリング21が保持されたワイヤーリング保持部材30を、カバー部材10におけるカバー本体10の内部に挿入することにより、本実施態様の就寝用頭部カバーは使用可能な状態となる。
以下、本実施態様の就寝用頭部カバーを構成する各部についてより詳しく説明する。
1.カバー部材
本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、カバー部材10は、図2に示すように、カバー本体11と幕部12とで構成されている。
1.1 カバー本体
カバー本体11は、使用者の頭部を囲うためのものとなっている。カバー本体11は、使用者の頭部を囲うことができるのであれば、その具体的な形態を限定されないが、本実施態様の就寝用頭部カバーにおいては、底面部11a(図2の面Pを形成する部分)と上面部11b(図2の面P1112を形成する部分)と背面部11c(図2の面P12を形成する部分)と左側面部11d(図2の面Pを形成する部分)と右側面部11e(図2の面P1112を形成する部分)とを有しており、使用時(展張時)において直方体状を為すものとなっている。
図1に示すように、底面部11aは、就寝者100の頭部下方に敷かれた状態に配される部分となっており、上面部11bは、就寝者100の顔部上方を覆った状態に配される部分となっており、背面部11cは、就寝者100の頭頂部奥側を覆った状態に配される部分となっている。また、左側面部11d(図2)は、就寝者の頭部左方を覆った状態に配される部分となっており、右側面部11d(図2)は、就寝者の頭部右方を覆った状態に配される部分となっている。カバー本体11における、背面部11cに対向する正面部(図2の面P11)は、開放された状態となっており、カバー本体11内に頭部を挿入するための部分(頭部挿入口α)となっている。
ところで、底面部11aの下側には、通常、敷布団や床等が位置するため、就寝者の頭部を囲うことのみを考慮すれば、カバー本体11には、底面部11aを設ける必要がない。しかし、本実施態様の就寝用頭部カバーのように、底面部11aを設けることで、図1に示すように、就寝者100の頭部の重みを底面部11aで受けることができるようになり、就寝者100等が寝返り等しても、就寝用頭部カバーが動かないように、使用時における就寝用頭部カバーの安定性を高めることが可能になる。
カバー本体11の寸法は、就寝者の頭部を収容することができるのであれば、特に限定されない。しかし、カバー本体11の寸法が小さすぎると、就寝用頭部カバーの内部空間が狭くなり、就寝者が圧迫感を感じたり、息苦しさを感じたりする虞がある。また、就寝用頭部カバーは、図1に示すように、その内部空間Sに枕200を収容した状態で使用する場面も想定されるところ、就寝用頭部カバーの内部空間Sに枕200を収容できなくなる虞もある。このため、カバー本体11の横幅W(図2)は、45cm以上とすることが好ましく、50cm以上とすることがより好ましく、55cm以上とすることがさらに好ましい。また、カバー本体11の高さH(図2)及び前後長L(図2)はいずれも、25cm以上とすることが好ましく、30cm以上とすることがより好ましく、35cm以上とすることがさらに好ましい。
一方、カバー本体11の寸法が大きすぎると、就寝用頭部カバーの内部空間Sが広くなりすぎてしまい、就寝用頭部カバーを冬期に使用する場合等において、所望の保温効果や保湿効果が奏されにくくなる。また、カバー本体11の寸法を大きくすると、必然的に、フレーム部材20の寸法も大きくする必要が生じるため、フレーム部材20がコンパクトに折り畳みにくいものとなる。このため、カバー本体11の横幅W(図2)は、80cm以下とすることが好ましく、70cm以下とすることがより好ましい。また、カバー本体11の高さH(図2)及び前後長L(図2)はいずれも、60cm以下とすることが好ましく、50cm以下とすることがより好ましい。本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、カバー本体11の横幅Wは、57cm強となっており、カバー本体11の高さH及び前後長Lはいずれも、35cm強となっている。
カバー本体11の素材は、就寝用頭部カバーの用途等に応じて、所望の効果を奏することができるのであれば、特に限定されない。カバー部材10は、就寝者が酸欠状態にならない程度の通気性を確保できるのであれば、樹脂フィルム等で形成することもできるが、通常、編生地や織生地等、通気性を有する生地で形成される。コストや洗濯のしやすさ等を考慮するのであれば、綿素材や麻素材のほか、ポリエステル等の化繊素材からなる生地を好適に用いることができるが、高級感を重視するのであれば、シルク素材等からなる生地でカバー本体11を形成することもできる。シルク素材からなる生地は、目が小さく、就寝用頭部カバーの保温性や保湿性を高めやすいという利点も有している。また、細菌の侵入を防ぐことを考慮するのであれば、ガーゼ等、マスクで使用されている生地でカバー本体11を形成することもできる。カバー本体11には、抗菌処理等を施すこともできる。さらに、保温性や保湿性は考慮せず、通気性や虫の侵入を防ぐことを考慮する場合(夏期に使用する場合)には、メッシュ生地でカバー本体11を形成することもできる。
1.2 幕部
幕部12は、図1に示すように、就寝者100の首付近から胸下に亘る部分を覆うとともに、就寝用頭部カバーの内部空間における温かく湿った空気が頭部挿入口αから逃げないように、カバー本体11の頭部挿入口αを塞ぐためのものとなっている。本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、幕部12は、図2に示すように、カバー本体11における上面部11b、左側面部11d及び右側面部11eの手前側縁(y軸方向負側の縁部)に接続され、その部分から垂れ下がるように設けている(図2における幕部12は、図示の便宜上、張った状態で描いている。)。これにより、就寝用頭部カバーの内部空間Sをより快適な状態に保つだけでなく、就寝者が頭部から胸上までの広い範囲を温かく保つことができるようになっている。
幕部12の前後長L(図2)は、特に限定されない。しかし、幕部12の前後長Lが短すぎると、垂れ下がった状態の幕部12の下側に隙間ができやすくなる虞がある。また、就寝直後には幕部12の下側に隙間がなかったとしても、就寝者が寝返り等して幕部12がめくれた際に隙間ができやすくなる虞もある。このため、幕部12の前後長Lは、25cm以上とすることが好ましく、30cm以上とすることがより好ましく、35cm以上とすることがさらに好ましい。幕部12の前後長Lに特に上限はないが、就寝者は、通常、掛け布団を掛けた状態で寝ているため、幕部12の前後長Lを長くしすぎても、あまり意味がないばかりか、就寝用頭部カバーの重量が嵩むようになる。このため、幕部12の前後長Lは、60cm以下とすることが好ましく、50cm以下とすることがより好ましい。本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、幕部12の前後長Lは、約35cmとなっている。
幕部12は、カバー本体11で述べたものと同様の素材で形成することができる。幕部12は、カバー本体11と別生地により形成し、カバー本体11に対して事後的に縫着等することにより設けたものであってもよいし、カバー本体11を形成する生地を延長して設けたものであってもよい。
2.フレーム部材
フレーム部材20は、カバー部材10におけるカバー本体11を展張した状態に支持するためのものとなっている。このフレーム部材20は、図3に示すように、複数本のワイヤーリング21を連結部分βで連結して筒状にすることにより構成される。それぞれのワイヤーリング21は、通常、樹脂線材や金属線材等の弾性線材を環状に形成したものが用いられる。このフレーム部材20は、それぞれのワイヤーリング21が自らの弾性により広がろうとする力を利用して、カバー本体11(図2)を展張した状態に支持する一方、隣り合うワイヤーリング21の連結部分で変形させることにより、図4に示すように、折り畳むことができるものとなっている。
ワイヤーリング21の本数や寸法は、カバー部材10のカバー本体11の形状や寸法に応じて適宜決定される。既に述べたように、本実施態様の就寝用頭部カバーにおいては、カバー本体11を、展張状態において直方体状となるように形成しているため、フレーム部材20は、図3に示すように、略同寸法の4本のワイヤーリング21(下側ワイヤーリング21a、上側ワイヤーリング21b、奥側ワイヤーリング21c及び手前側ワイヤーリング21d)を連結部分βで四角筒状に連結し、ワイヤーリング21を連結してなるフレーム部材20が、展張状態において、カバー本体11よりもやや小さな直方体状を為すようにしている。
具体的には、下側ワイヤーリング21aの区間21a(フレーム部材20の展張時において奥側に位置する区間)と、奥側ワイヤーリング21cの区間21c(フレーム部材20の展張時において下側に位置する区間)とを連結部分βで連結し、下側ワイヤーリング21aの区間21a(フレーム部材20の展張時において手前側に位置する区間)と、手前側ワイヤーリング21dの区間21d(フレーム部材20の展張時において下側に位置する区間)とを連結部分βで連結し、上側ワイヤーリング21bの区間21b(フレーム部材20の展張時において奥側に位置する区間)と、奥側ワイヤーリング21cの区間21c(フレーム部材20の展張時において上側に位置する区間)とを連結部分βで連結し、上側ワイヤーリング21bの区間21b(フレーム部材20の展張時において手前側に位置する区間)と、手間側ワイヤーリング21dの区間21d(フレーム部材20の展張時において上側に位置する区間)とを連結部分βで連結している。
このフレーム部材20は、例えば、図4(a)に示すように、上側ワイヤーリング21bと手前側ワイヤーリング21dとの連結部分βを矢印Aの向きに押し込んで、図4(b)に示す状態とした後、上側ワイヤーリング21b及び奥側ワイヤーリング21cを矢印Bの向きに倒すことによって、図4(c)に示すように、コンパクトな状態に折り畳むことが可能なものとなっている。ワイヤーリング21を形成する弾性線材として、ある程度柔らかく形態記憶性を有するものを用いれば、図4(c)に示す状態に折り畳まれたワイヤーリング21をさらに「8」の字状に捩じり、その捩じったワイヤーリング21を2つの円形部分(「8」の字の2つの円形部分)が重なるように折り曲げる等、さらに小さく折り畳むことも可能である。フレーム部材20の折り畳みは、フレーム部材20にカバー部材10を被せたままの状態であっても行うことが可能である。
3.ワイヤーリング保持部材
ワイヤーリング保持部材30は、複数本のワイヤーリング21を保持して筒状に連結するためものとなっている。本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、ワイヤーリング保持部材30は、図2に示すように、展張状態において直方体状を為すものとなっており、その底面部(z軸方向負側を向く面)、上面部(z軸方向正側を向く面)、背面部(y軸方向正側を向く面)及び正面部(y軸方向負側を向く面)のそれぞれの周縁に沿って、ワイヤーリング挿通部31が設けられたものとなっている。これらのワイヤーリング挿通部31は、鞘状に形成されており、その内部にワイヤーリング21を挿通することができるようになっている。
本実施態様の就寝用頭部カバーにおいては、ワイヤーリング保持部材30の底面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部31aには、下側ワイヤーリング21aが挿通され、ワイヤーリング保持部材30の上面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部31bには、上側ワイヤーリング21bが挿通され、ワイヤーリング保持部材30の背面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部31cには、奥側ワイヤーリング21cが挿通され、ワイヤーリング保持部材30の正面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部31dには、手前側ワイヤーリング21cが挿通される。
底面部のワイヤーリング挿通部31aにおける、下側ワイヤーリング21aの区間21a(図3)を挿通する部分と、背面部のワイヤーリング挿通部31cにおける、奥側ワイヤーリング21cの区間21c(図3)を挿通する部分は、互いに沿った状態又は1本の鞘状部分を共用する状態に設けられる。また、底面部のワイヤーリング挿通部31aにおける、下側ワイヤーリング21aの区間21a(図3)を挿通する部分と、正面部のワイヤーリング挿通部31dにおける、手前側ワイヤーリング21dの区間21d(図3)を挿通する部分は、互いに沿った状態又は1本の鞘状部分を共用する状態に設けられる。さらに、上面部のワイヤーリング挿通部31bにおける、上側ワイヤーリング21bの区間21b(図3)を挿通する部分と、背面部のワイヤーリング挿通部31cにおける、奥側ワイヤーリング21cの区間21c(図3)を挿通する部分は、互いに沿った状態又は1本の鞘状部分を共用する状態に設けられる。さらにまた、上面部のワイヤーリング挿通部31bにおける、上側ワイヤーリング21bの区間21b(図3)を挿通する部分と、正面部のワイヤーリング挿通部31dにおける、手前側ワイヤーリング21dの区間21d(図3)を挿通する部分は、互いに沿った状態又は1本の鞘状部分を共用する状態に設けられる。これにより、4本のワイヤーリング21は、図3に示す状態に四角筒状に連結される。
ワイヤーリング保持部材30は、上記のワイヤーリング挿通部31のみで構成したものであってもよいが、本実施態様の就寝用頭部カバーにおいては、図2に示すように、ワイヤーリング保持部材30の底面部、上面部、背面部、左側面部及び右側面部を、伸縮性面材32で塞いでいる。具体的には、環状を為す下側ワイヤーリング挿通部31aの内側領域を下側伸縮性面材32aで塞ぎ、環状を為す上側ワイヤーリング挿通部31bの内側領域を上側伸縮性面材32bで塞ぎ、環状を為す奥側ワイヤーリング挿通部31cの内側領域を奥側伸縮性面材32cで塞ぎ、ワイヤーリング保持部材30の左側面部を形成する部分を左側伸縮性面材32dで塞ぎ、ワイヤーリング保持部材30の右側面部を形成する部分を右側伸縮性面材32eで塞いでいる。ワイヤーリング保持部材30における角部には、三角状のつなぎ生地(符号省略)を配している。ワイヤーリング保持部材30の正面部は、頭部挿入口αとなる部分であるため、伸縮性面材32を設けておらず、解放された状態としている。
この伸縮性面材32は、フレーム部材20を展張したときに、張った状態となる。これにより、展張したときのフレーム部材20の形態安定性を高めるだけでなく、カバー部材10のカバー本体11における各面部が弛まないように、カバー本体11の各面部を内側から支持することが可能となっている。伸縮性面材32は、伸縮性を有する面材であれば、特に限定されないが、通常、メッシュ生地が用いられる。
10 カバー部材
11 カバー本体
11a 底面部
11b 上面部
11c 背面部
11d 左側面部
11e 右側面部
12 幕部
20 フレーム部材
21 ワイヤーリング
21a 下側ワイヤーリング
21a 下側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において奥側に位置する区間
21a 下側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において手前側に位置する区間
21b 上側ワイヤーリング
21b 上側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において奥側に位置する区間
21b 上側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において手前側に位置する区間
21c 奥側ワイヤーリング
21c 奥側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において下側に位置する区間
21c 奥側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において上側に位置する区間
21d 手前側ワイヤーリング
21d 手前側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において下側に位置する区間
21d 手前側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において上側に位置する区間
30 ワイヤーリング保持部材
31 ワイヤーリング挿通部
31a ワイヤーリング保持部材の底面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
31b ワイヤーリング保持部材の上面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
31c ワイヤーリング保持部材の背面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
31d ワイヤーリング保持部材の正面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
32 伸縮性面材
32a 下側伸縮性面材
32b 上側伸縮性面材
32c 奥側伸縮性面材
32d 左側伸縮性面材
32e 右側伸縮性面材
100 就寝者
200 枕
S 就寝用頭部カバーの内部空間
カバー本体の横幅
カバー本体の高さ
カバー本体の前後長
幕部の前後長
α 頭部挿入口
β ワイヤーリングの連結部分
β 下側ワイヤーリングと奥側ワイヤーリングとの連結部分
β 下側ワイヤーリングと手前側ワイヤーリングとの連結部分
β 上側ワイヤーリングと奥側ワイヤーリングとの連結部分
β 上側ワイヤーリングと手前側ワイヤーリングとの連結部分

Claims (3)

  1. 就寝者の頭部を囲うためのカバー部材と、
    カバー部材を展張した状態に保つためのフレーム部材と
    を備え、
    フレーム部材が、複数本のワイヤーリングを筒状に連結した構造とされることにより、
    フレーム部材を、ワイヤーリングの連結部分で変形させて折り畳むことができるようにした
    ことを特徴とする就寝用頭部カバー。
  2. カバー部材が、
    就寝者の頭部下方に敷かれた状態に配される底面部と、
    就寝者の顔部上方を覆った状態に配される上面部と、
    就寝者の頭頂部奥側を覆った状態に配される背面部と、
    就寝者の頭部左方を覆った状態に配される左側面部と、
    就寝者の頭部右方を覆った状態に配される右側面部と
    で構成されて、
    前記背面部に対向する正面部が開放されて、当該正面部がカバー部材内に頭部を挿入するための頭部挿入口となる構造され、
    フレーム部材が、
    前記底面部の周縁に沿った箇所を支持する下側ワイヤーリングと、
    前記上面部の周縁に沿った箇所を支持する上側ワイヤーリングと、
    前記背面部の周縁に沿った箇所を支持する奥側ワイヤーリングと、
    前記正面部の周縁に沿った箇所を支持する手前側ワイヤーリングと
    で構成された
    請求項1記載の就寝用頭部カバー。
  3. カバー部材の上面部、左側面部及び/又は左側面部の手前側縁に、就寝者の少なくとも胸上まで覆う幕部が設けられた請求項2記載の就寝用頭部カバー。
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