JP2018117950A - 就寝用頭部カバー - Google Patents
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Abstract
折り畳みが可能で不使用時に嵩張らず携帯しやすいものでありながら、構造が簡素で故障しにくく、安全性に優れた就寝用頭部カバーを提供する。
【解決手段】
就寝用頭部カバーを、就寝者の頭部を囲うためのカバー部材10と、カバー部材10を展張した状態に保つためのフレーム部材20とを備えたものとするとともに、フレーム部材20を、複数本のワイヤーリング21a,21b,21c,21dを筒状に連結した構造とすることにより、フレーム部材20を、ワイヤーリング21a,21b,21c,21dの連結部分で変形させて折り畳むことができるようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明に係る就寝用頭部カバーは、図1に示すように、使用者(就寝者100)の頭部を囲った状態に保つためのものとなっている。このため、例えば、気温が低く空気が乾燥しがちな冬期において、本発明に係る就寝用頭部カバーを用いて就寝すると、就寝用頭部カバーの内部空間Sは、就寝者100の呼吸により、温度及び湿度が高い状態に保たれるようになる。このため、睡眠時における顔の皮膚の乾燥を防ぐだけでなく、風邪等の予防を行うことも可能になる。また、暖房等を使用せずとも、温かく快適な睡眠を促進することもできるようになる。ただし、以下で述べるように、本発明に係る就寝用頭部カバーは、後述するカバー部材10の素材等を切り替えることによって、冬期だけでなく、夏期等、冬期以外の季節においても使用することができるものとなっている。
本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、カバー部材10は、図2に示すように、カバー本体11と幕部12とで構成されている。
カバー本体11は、使用者の頭部を囲うためのものとなっている。カバー本体11は、使用者の頭部を囲うことができるのであれば、その具体的な形態を限定されないが、本実施態様の就寝用頭部カバーにおいては、底面部11a(図2の面P1P2P8P7を形成する部分)と上面部11b(図2の面P6P5P11P12を形成する部分)と背面部11c(図2の面P1P6P12P7を形成する部分)と左側面部11d(図2の面P1P2P5P6を形成する部分)と右側面部11e(図2の面P7P8P11P12を形成する部分)とを有しており、使用時(展張時)において直方体状を為すものとなっている。
幕部12は、図1に示すように、就寝者100の首付近から胸下に亘る部分を覆うとともに、就寝用頭部カバーの内部空間における温かく湿った空気が頭部挿入口αから逃げないように、カバー本体11の頭部挿入口αを塞ぐためのものとなっている。本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、幕部12は、図2に示すように、カバー本体11における上面部11b、左側面部11d及び右側面部11eの手前側縁(y軸方向負側の縁部)に接続され、その部分から垂れ下がるように設けている(図2における幕部12は、図示の便宜上、張った状態で描いている。)。これにより、就寝用頭部カバーの内部空間Sをより快適な状態に保つだけでなく、就寝者が頭部から胸上までの広い範囲を温かく保つことができるようになっている。
フレーム部材20は、カバー部材10におけるカバー本体11を展張した状態に支持するためのものとなっている。このフレーム部材20は、図3に示すように、複数本のワイヤーリング21を連結部分βで連結して筒状にすることにより構成される。それぞれのワイヤーリング21は、通常、樹脂線材や金属線材等の弾性線材を環状に形成したものが用いられる。このフレーム部材20は、それぞれのワイヤーリング21が自らの弾性により広がろうとする力を利用して、カバー本体11(図2)を展張した状態に支持する一方、隣り合うワイヤーリング21の連結部分で変形させることにより、図4に示すように、折り畳むことができるものとなっている。
ワイヤーリング保持部材30は、複数本のワイヤーリング21を保持して筒状に連結するためものとなっている。本実施態様の就寝用頭部カバーにおいて、ワイヤーリング保持部材30は、図2に示すように、展張状態において直方体状を為すものとなっており、その底面部(z軸方向負側を向く面)、上面部(z軸方向正側を向く面)、背面部(y軸方向正側を向く面)及び正面部(y軸方向負側を向く面)のそれぞれの周縁に沿って、ワイヤーリング挿通部31が設けられたものとなっている。これらのワイヤーリング挿通部31は、鞘状に形成されており、その内部にワイヤーリング21を挿通することができるようになっている。
11 カバー本体
11a 底面部
11b 上面部
11c 背面部
11d 左側面部
11e 右側面部
12 幕部
20 フレーム部材
21 ワイヤーリング
21a 下側ワイヤーリング
21a1 下側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において奥側に位置する区間
21a2 下側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において手前側に位置する区間
21b 上側ワイヤーリング
21b1 上側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において奥側に位置する区間
21b2 上側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において手前側に位置する区間
21c 奥側ワイヤーリング
21c1 奥側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において下側に位置する区間
21c2 奥側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において上側に位置する区間
21d 手前側ワイヤーリング
21d1 手前側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において下側に位置する区間
21d2 手前側ワイヤーリングにおける、フレーム部材の展張時において上側に位置する区間
30 ワイヤーリング保持部材
31 ワイヤーリング挿通部
31a ワイヤーリング保持部材の底面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
31b ワイヤーリング保持部材の上面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
31c ワイヤーリング保持部材の背面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
31d ワイヤーリング保持部材の正面部の周縁に沿って設けられたワイヤーリング挿通部
32 伸縮性面材
32a 下側伸縮性面材
32b 上側伸縮性面材
32c 奥側伸縮性面材
32d 左側伸縮性面材
32e 右側伸縮性面材
100 就寝者
200 枕
S 就寝用頭部カバーの内部空間
W1 カバー本体の横幅
H1 カバー本体の高さ
L1 カバー本体の前後長
L2 幕部の前後長
α 頭部挿入口
β ワイヤーリングの連結部分
β1 下側ワイヤーリングと奥側ワイヤーリングとの連結部分
β2 下側ワイヤーリングと手前側ワイヤーリングとの連結部分
β3 上側ワイヤーリングと奥側ワイヤーリングとの連結部分
β4 上側ワイヤーリングと手前側ワイヤーリングとの連結部分
Claims (3)
- 就寝者の頭部を囲うためのカバー部材と、
カバー部材を展張した状態に保つためのフレーム部材と
を備え、
フレーム部材が、複数本のワイヤーリングを筒状に連結した構造とされることにより、
フレーム部材を、ワイヤーリングの連結部分で変形させて折り畳むことができるようにした
ことを特徴とする就寝用頭部カバー。
- カバー部材が、
就寝者の頭部下方に敷かれた状態に配される底面部と、
就寝者の顔部上方を覆った状態に配される上面部と、
就寝者の頭頂部奥側を覆った状態に配される背面部と、
就寝者の頭部左方を覆った状態に配される左側面部と、
就寝者の頭部右方を覆った状態に配される右側面部と
で構成されて、
前記背面部に対向する正面部が開放されて、当該正面部がカバー部材内に頭部を挿入するための頭部挿入口となる構造され、
フレーム部材が、
前記底面部の周縁に沿った箇所を支持する下側ワイヤーリングと、
前記上面部の周縁に沿った箇所を支持する上側ワイヤーリングと、
前記背面部の周縁に沿った箇所を支持する奥側ワイヤーリングと、
前記正面部の周縁に沿った箇所を支持する手前側ワイヤーリングと
で構成された
請求項1記載の就寝用頭部カバー。
- カバー部材の上面部、左側面部及び/又は左側面部の手前側縁に、就寝者の少なくとも胸上まで覆う幕部が設けられた請求項2記載の就寝用頭部カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017012624A JP6420382B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 就寝用頭部カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017012624A JP6420382B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 就寝用頭部カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018117950A true JP2018117950A (ja) | 2018-08-02 |
JP6420382B2 JP6420382B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=63042961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017012624A Active JP6420382B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 就寝用頭部カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6420382B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7455333B2 (ja) | 2021-07-06 | 2024-03-26 | エアーストレッチャー株式会社 | ストレッチャー用アイソレータ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0652626U (ja) * | 1993-01-11 | 1994-07-19 | 昌利子 森下 | 頭部保温器具 |
JP3023524U (ja) * | 1994-08-23 | 1996-04-23 | 嘉栄 安部 | 保湿安眠枠、及び保湿安眠掛布団 |
JP3074194U (ja) * | 2000-06-20 | 2000-12-19 | 福男 板倉 | 就寝用開閉式ドーム型頭部防寒カバー |
JP3149037U (ja) * | 2008-11-26 | 2009-03-12 | 株式会社東光社 | 花粉症患者用寝具 |
JP2014000367A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Yasuko Yamada | 細菌及びウイルス防止ガード |
-
2017
- 2017-01-27 JP JP2017012624A patent/JP6420382B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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JP6420382B2 (ja) | 2018-11-07 |
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