JP3074194U - 就寝用開閉式ドーム型頭部防寒カバー - Google Patents

就寝用開閉式ドーム型頭部防寒カバー

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JP3074194U
JP3074194U JP2000005237U JP2000005237U JP3074194U JP 3074194 U JP3074194 U JP 3074194U JP 2000005237 U JP2000005237 U JP 2000005237U JP 2000005237 U JP2000005237 U JP 2000005237U JP 3074194 U JP3074194 U JP 3074194U
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福男 板倉
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福男 板倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、平板アルミ棒を開閉出来るドー
ム型に形成して、毛布様布地を被せて、冬季就寝中の頭
部や顔、襟元などの防寒を目的とする。 【解決手段】 本考案は、長さの異なる6本の平板アル
ミ棒1の短い物から中心を揃えてその両端の穴にちょう
ボルト3を貫通させて、半円形のドーム型に折り曲げ、
基底部とする平板アルミ棒2の両端を折り上げて、その
穴にちょうボルト3を貫通し、ちょうナット4で扇の要
の如く締め付け、アルミ棒1の間隔を均一に開くよう、
アルミ棒1の中心の右左均等の位置に小穴を設け、三つ
組みチエン5を各アルミ棒1に繋ぎ止め、広げたドーム
型アルミ棒1に毛布様布地6を被せて、外側アルミ棒1
aの半円形に沿って安全ピンで止め付け、睡眠に入る
際、頭部に被り用いる防寒カバーである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属す技術分野】
本考案は平板アルミ棒(以下アルミ棒という)と布地を用い、就寝時日除けの 如くドーム型カバーで頭部を覆い、保温を目的とした、開閉式枕屏風である。
【0002】
【従来の技術】
従来の日本家屋では窓や障子襖など立て付けが悪く、隙間風が吹き込んで就寝 時、頭部や襟元が寒く襟元に風よけのため、首にセエターやタオル巻き付けたり 或いは枕屏風なる背の低い小さい屏風を置いて、就寝時の寒さ凌ぎをしたもので 、冬季寒冷地の一般家庭では、部屋の温度を維持するため、一晩中暖房を付けて おくのが常であり、畳の上に布団を敷いて寝ることは、部屋の中で一番室温の低 い条件の悪い場所に休むことになるのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように室温を保持するため、ストーブを付けて火災の危険を伴ったり、 隙間風防止の為に建具の修理費用を負担して、大変不経済であったものを、この 上げ下げ自由の開閉カバーを頭部側にセットして就寝すれば、襟元からの隙間風 や頭部、顔などに冷たい風が当たらず、暖かく就寝することが出来るのである、 つまり室内空気の移動を遮断して風を直接肌に当てず、寒さを防止をしながら体 温の発散を防いで、暖かく就寝しょうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、就寝時に用いる掛け布団を掛けることが出来ない、顔の部分を保温 するものであって、枕を置く側の敷き布団の下に、本考案の敷布団の幅に合わせ た基底部を差し込み、両端ちょうボルト部を扇の要の如く半円形に足方向に開き 、毛布様布地を本体に掛け、一番外側の半円形アルミ棒に安全ピンで、数箇所止 め付けて布地のはずれを防ぎ、就寝時においては頭部方向に折りたたみ、睡眠に 入る時点で、腕を延ばして足方向に開いて、頭部に被り用ちうるものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案のドーム型カバーは、就寝時防寒のため頭部に被るものであるから、煩 わしさや鬱陶しさを避けるため、顔から上方へ有る程度の距離と、空間を造らな ければならないので、アルミ棒6本の内、外側に向かって順に長くし、アルミ棒 6本の両端と、ちょうボルトで基底棒の両端突出部の穴とを貫通させて、ちょう ナツトで締め付け、均一に開くよう2条に三っ組みチエーンで繋ぎ止め、半円形 のドーム型に組んだアルミ棒を骨格として、毛布様の布地をかけて、就寝用防寒 カバーとしたものである。
【0006】
【実施例】
以下、添付図面に従って実施例を説明する。1は平板アルミ棒、2は基底部の 平板アルミ棒(敷き布団の下に入る部分)で、両端を20ミリ折り上げて中心に 穴を設け、6本のアルミ棒1の両端の設けた穴に、3のちょうボルトで両方の穴 に貫通させ、半円形のドーム型に曲げ、4のちょうナットで締め付け、半円形の アルミ棒1の中心より右左均等の位置にそれぞれ小穴を設け、5の三組みチエン で二通りに、アルミ棒1を均等に開く様に繋ぎ止めて、ドーム状の空間を造る骨 格を形成するものである。また2aは基底部のアルミ棒でアルミ棒1と基底部ア ルミ棒2の接続補強材として用いたものである。
【0007】 図2に従って説明する、図1のドーム型のアルミ棒1を骨格として、毛布様布 地6を掛けて用いる姿を示したもので、半円形のアルミ棒1に6の毛布様布地を 掛けて、先端の外側アルミ棒1aの半円形に沿って、数箇所安全ピンにて布地が ずり落ちないよう止め付けて、使用出来る状態の正面姿図である。
【0008】
【考案の効果】
前述の様に本考案は、就寝時顔や襟元頭などの寒さを防ぐばかりでなく、光と 有る程度の音も遮断して、寝顔を他人に見られる事なく、安眠に導く防寒カバー であり、寒冷地の日本家屋や都市部の冬季の集合住宅など、外気から伝わる室内 の冷気を就寝中の露出部分に直接当たらぬ様に保護する防寒具で、冬季災害時の 避難先において、暖房器具などままにならぬ場合、風吹き抜ける講堂での就寝は 殊更に寒く、病人はもとより寝たきり老人など、この考案の防寒カバーがあらば 冷えや寒さも防ぎ、上記の様な利益も得られて寝顔ものぞかれる心配なく、容易 にプライバシーが守られることと、確信するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のアルミ棒の半円形ドーム型骨格の斜正
面図
【図2】本考案のドーム型に開いた骨格に毛布様布地を
被せて使用する姿図
【図3】本考案のちょうボルトと、ちょうナットを示す
【符号の説明】
1 平板アルミ棒 2 基底部とする平板アルミ棒 3 ちょうボルト 4 ちょうナット 5 三ツ組みチエン 6 毛布様布地

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 6本の長さの異なる平板アルミ棒の両端
    にちょうボルトを貫通させ、半円形のドーム型に曲げ
    て、基底部とする平板アルミ棒の両端を、折り上げてそ
    の突出部分に、ちょうボルトを差し込み、ちょうナット
    でしめつけて、日除け様に開くとき、間隔を均一にする
    ため、半円形の平板アルミ棒の中心より右左に振り分け
    た位置に小穴を設け、三っ組チエーンで2通りに繋ぎ止
    めて、毛布様布地を掛けた、就寝用開閉式ドーム型頭部
    防寒カバー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209499A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 雅信 石飛 防護、防寒、防音、保湿、プライバシー保護、安眠ヘッドボード型上飾りカーテン装置
JP2018117950A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 末田 たつ恵 就寝用頭部カバー

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