JP2018115741A - 自動変速機 - Google Patents
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Abstract
Description
1.自動変速機1の概略構成
本実施形態に係る自動変速機1の概略構成について、図1を用い説明する。なお、図1では、自動変速機1における径方向の上半分の部分を抜き出して図示しており、下半分の部分については図示を省略している。
引き続き図1を用いて、プラネタリギヤセットPG1〜PG4の構成について説明する。
クラッチCL1〜CL3の構成について、図1及び図3を用い説明する。なお、図3は、自動変速機1におけるクラッチCL1〜CL3の構成を示す模式断面図である。
ブレーキBR1,BR2の構成について、図1を用い説明する。
自動変速機1における変速段毎の摩擦締結要素(クラッチCL1〜CL3、ブレーキBR1,BR2)の締結組み合わせについて、図2を用い説明する。なお、図2において、「○」で示す箇所は、摩擦締結要素が“締結状態”であることを示し、無印の箇所は、摩擦締結要素が“解放状態(非締結状態)”であることを示す。
第2クラッチCL2と第3クラッチCL3との構成上の相互関連について、図4を用い説明する。図4は、第2クラッチCL2の一部構成と第3クラッチCL3の一部構成とを示す模式断面図である。
第1クラッチCL1と第2クラッチCL2との構成上の相互関連について、図5を用い説明する。図5は、第1クラッチCL1の構成と第2クラッチCL2の一部構成とを示す模式断面図である。
本実施形態に係る自動変速機1では、図5を用い説明したように、摩擦締結要素である第1クラッチCL1におけるシリンダ9が第2クラッチCL2におけるスプライン部22としての機能と第2クラッチCL2におけるリテーニング部15としての機能を兼ね備えているので、スプライン部22及びリテーニング部15を第1クラッチCL1のシリンダ9とは別の部品で構成する従来技術に比べて、部品点数の削減が可能である。よって、部品点数を削減した分だけ、自動変速機1のサイズの大型化(特に、軸方向の大型化)の抑制を図ることができる。
第2実施形態に係る自動変速機31の構成について、図6を用い説明する。図6は、本実施形態に係る自動変速機31の構成の内、第3クラッチCL3における一部構成と第2クラッチCL2における一部構成を抜き出して示す模式断面図である。
上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、前進8速、後進1速を実現する自動変速機1,31を一例としたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。変速段については、前進7速以下であっても、9速以上であってもよい。そして、これに伴い、プラネタリギヤセットや摩擦締結要素の構成数を適宜変更することが可能である。
3 入力軸
4 出力軸
9〜11 シリンダ
13,16,20 ドリブンプレート(摩擦板)
14,17,21 ドライブプレート(摩擦板)
15,19,49 リテーニング部
18、22,23 スプライン部
CL1 第1クラッチ(摩擦締結要素)
CL2 第2クラッチ(摩擦締結要素)
CL3 第3クラッチ(摩擦締結要素)
F1〜F3 油圧室
F11〜F13 遠心バランス油圧室
P1〜P3 ピストン
PG1 第1プラネタリギヤセット
PG2 第2プラネタリギヤセット
PG3 第3プラネタリギヤセット
PG4 第4プラネタリギヤセット
Claims (7)
- 入出力軸の延伸方向に沿った方向に第1摩擦締結要素と第2摩擦締結要素とが並設されてなる自動変速機において、
前記第1摩擦締結要素は、有底筒状の第1シリンダと、前記第1シリンダに対して往復動自在に設けられた第1ピストンと、前記第1ピストンの前記往復動により互いに締結状態と解放状態との間で状態変化自在の第1摩擦板及び第2摩擦板と、を有し、
前記第2摩擦締結要素は、有底筒状の第2シリンダと、前記第2シリンダに対して往復動自在に設けられた第2ピストンと、前記第2ピストンの前記往復動により互いに締結状態と解放状態との間で状態変化自在の第3摩擦板及び第4摩擦板と、を有し、
前記第1シリンダは、前記第3摩擦板をスプライン嵌合により前記第2ピストンの前記往復動の方向に移動自在の状態で支持するスプライン部としての機能、及び前記第4摩擦板が前記第2ピストンからの押圧力を受けた際の前記第3摩擦板及び前記第4摩擦板の押圧方向への移動を規制するリテーニング部としての機能、を兼ね備える、
ことを特徴とする自動変速機。 - 請求項1記載の自動変速機であって、
前記第1シリンダは、外周壁の一部に前記スプライン部が設けられ、筒開口部から壁部の一部が延設されてなり、当該延設されてなる部分が前記リテーニング部である、
自動変速機。 - 請求項1又は請求項2記載の自動変速機であって、
前記第1シリンダは、前記第1摩擦板をスプライン嵌合により前記第1ピストンの前記往復動の方向に移動自在の状態で支持するスプライン部としての機能も兼ね備える、
自動変速機。 - 請求項1から請求項3の何れか記載の自動変速機であって、
前記入出力軸の延伸方向に沿った方向において、前記第2摩擦締結要素に対して、前記第1摩擦締結要素とは反対側に第3摩擦締結要素が、さらに並設されており、
前記第3摩擦締結要素は、有底筒状の第3シリンダと、前記第3シリンダに対して往復動自在に設けられた第3ピストンと、前記第3ピストンの前記往復動により互いに締結状態と解放状態との間で状態変化自在の第5摩擦板及び第6摩擦板と、を有し、
前記第3摩擦板を支持する前記スプライン部を第2スプライン部とし、前記第3摩擦板及び前記第4摩擦板の移動を規制する前記リテーニング部を第2リテーニング部とするとき、
前記第2シリンダは、前記第5摩擦板をスプライン嵌合により前記第3ピストンの前記往復動の方向に移動自在の状態で支持する第3スプライン部、及び前記第6摩擦板が前記第3ピストンからの押圧力を受けた際の前記第5摩擦板及び前記第6摩擦板の押圧方向への移動を規制する第3リテーニング部、としての機能を兼ね備える、
自動変速機。 - 請求項4記載の自動変速機であって、
前記第1シリンダ及び前記第2シリンダ及び前記第3シリンダは、前記入出力軸の延伸方向に沿った方向において、互いに筒軸方向に突き合され、締結部材により相対回転が抑制された状態で締結固定されている、
自動変速機。 - 請求項4又は請求項5記載の自動変速機であって、
前記第1シリンダ及び前記第2シリンダ及び前記第3シリンダの各々は、相対的に比重の大きな第1材料と、相対的に比重の小さな第2材料と、の組み合わせを以って構成されており、
前記第1シリンダ及び前記第2シリンダ及び前記第3シリンダの各々において、前記第1材料は、相対的に前記入出力軸に近い部分に用いられ、前記第2材料は、相対的に前記入出力軸から遠い部分に用いられている、
自動変速機。 - 請求項6記載の自動変速機であって、
前記第2リテーニング部と前記第3摩擦板との間には、前記第2材料よりも高剛性であって、且つ、耐摩耗性の高い第3材料からなる受圧補助板が介挿されており、
前記第3リテーニング部と前記第5摩擦板との間には、前記第2材料よりも高剛性であって、且つ、耐摩耗性の高い第3材料からなる受圧補助板が介挿されている、
自動変速機。
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