JP2018115452A - 壁構造及び壁材 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造によって、支持具に対する壁材のがたつきを抑えられる壁構造を提供する。【解決手段】壁材14と、壁材14と下地材12の間に配置され、下地材12に壁材14を支持させるための支持具16と、を備え、壁材14の背面には、第1凹部20と第2凹部22が形成され、支持具16は、第1凹部20に差し込まれ、第1凹部20の内上面に接触する第1差込片26と、第2凹部22に差し込まれ、第2凹部22の内下面に接触する第2差込片28とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、建物の壁構造及び壁材に関する。
従来より、建物の下地材に対する仕上材等の壁材の取り付け方として、種々のものが検討されている。この一例として、特許文献1には、壁材と下地材の間に支持具を配置し、その支持具を介して下地材に壁材を支持させる構造が開示されている。この構造では、壁材の背面に上側係合溝と下側係合溝を設け、支持具に上側係合部と下側係合部を設けている。壁材の上側係合溝には支持具の上側係合部を下側から係合させ、壁材の下側係合溝には支持具の下側係合部を下側から係合させている。
特開2013−91967号公報
特許文献1の構造では、支持具に対する壁材のがたつきを抑えるため、壁材の下側係合溝の下面と、取付具の下側係合部との間にバネを配置し、そのバネにより支持具の下側係合部を上向きに付勢している。本発明者は、特許文献1の構造に関して検討したところ、支持具に対する壁材のがたつきを抑えるうえで、簡易化を図る余地があるとの認識を得た。
本発明のある態様は、このような課題に鑑みてなされ、その目的の1つは、簡易な構造によって、支持具に対する壁材のがたつきを抑えられる壁構造を提供することにある。
本発明の第1態様は壁構造である。第1態様の壁構造は、壁材と、前記壁材と下地材の間に配置され、前記下地材に前記壁材を支持させるための支持具と、を備え、前記壁材の背面には、第1凹部と第2凹部が形成され、前記支持具は、前記第1凹部に差し込まれ、前記第1凹部の内上面に接触する第1差込片と、前記第2凹部に差し込まれ、前記第2凹部の内下面に接触する第2差込片とを有する。
第1態様によれば、支持具の第1差込片と第2差込片を用いた簡易な構造により、支持具に対する壁材の上下方向でのがたつきを抑えられる。
本発明の他の態様は壁材である。他の態様の壁材は、下地材に対して支持具により支持されるべき壁材であって、本壁材の背面に形成され、前記支持具に設けられた第1差込片を差し込むための第1凹部と、本壁材の背面に形成され、前記支持具に設けられた第2差込片を差し込むための第2凹部と、を有し、前記第1凹部は、正面側に向かって上向きに延び、前記第1差込片が接触するための内上面を有し、前記第2凹部は、正面側に向かって下向きに延び、前記第2差込片が接触するための内下面を有する。
この態様によれば、支持具と組み合わせる場合、壁材が正面側に変位しようとしたとき、その変位しようとする方向によらず、壁材の各凹部から支持具の各差込片が抜け難くなる。よって、支持具により安定して支持される壁材を得られる。
本実施形態の壁構造を模式的に示す側面断面図である。 本実施形態の壁材の背面図である。 図2の一部の拡大図である。 図3のA−A線断面とともに周辺構造を示す図である。 本実施形態の壁材の下側凹部と上側凹部を拡大して示す図である。 本実施形態の壁材の一部と支持具を背面側かつ上側から見た斜視図である。 本実施形態の壁材の凹部に対する支持具の接触状態の一例を示す図である。 本実施形態の支持具の他の使用場面を説明するための壁構造の側面断面図である。 図8の壁材の一部と支持具を背面側かつ上側から見た斜視図である。 図8の壁材の一部と支持具を模式的に示す正面図である。
以下、実施形態、変形例では、同一の構成要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図面では、説明の便宜のため、構成要素の一部を適宜省略したり、構成要素の寸法を適宜拡大、縮小して示す。
図1は、本実施形態の壁構造10を模式的に示す側面断面図である。本実施形態の壁構造10は、建物の壁部、詳しくは外壁部を構成する。壁構造10は、下地材12と、壁材14と、支持具16とを備える。
下地材12は、壁材14や支持具16を支持する役割を果たす。下地材12は、モルタル、コンクリート等の経時硬化性充填材でもよいし、石膏ボード、合板、けい酸カルシウム板等の下地ボード材でもよい。本実施形態の下地材12の外面12aは、正面視で左右上下に延びる平面状をなす。
壁材14は、下地材12より下地材12の正面側に配置される。本実施形態の壁材14は、建物の外部空間に露出する外壁材、つまり、建材として用いられる。本実施形態の壁材14はセラミックスを素材とする。壁材14は、正面視で左右上下に延びる矩形状を呈するパネル体である。
本実施形態の壁材14は、左右方向X(図1では不図示)及び上下方向Yに複数並べられている。ここでの左右方向Xとは正面視で左右に延びる水平方向をいい、上下方向Yは正面視で上下に延びる鉛直方向をいう。
本実施形態の壁材14は、壁材14と下地材12の間に介装される接着剤18により下地材12に貼り付けられる。本実施形態では、いわゆる接着剤張り工法を用いており、弾性接着剤を接着剤18として用いている。
図2は、壁材14の背面図である。図3は、図2の一部の拡大図である。壁材14の背面14aには支持具16の一部を差し込むための下側凹部20と上側凹部22の組が形成される。下側凹部20と上側凹部22の組は壁材14の上端部に形成される。下側凹部20と上側凹部22は上下に離れた箇所に形成される。下側凹部20は相対的に低位置に形成され、上側凹部22は相対的に高位置に形成される。
下側凹部20と上側凹部22の組は左右に離れた箇所に二組形成される。一つの組に属する下側凹部20と上側凹部22は壁材14の左右方向Xに延びるとともに、壁材14の左右方向Xの何れかに向かって開いた溝状をなす。一つの組に属する下側凹部20と上側凹部22は壁材14の左右方向Xの何れかの端部にのみ形成され、その左右方向Xの中央部には形成されない。以下、一つの組に属する下側凹部20と上側凹部22を説明する。
図4は、図3のA−A線断面とともに周辺構造を示す図である。本図では下地材12と接着剤18も併せて示す。図5は、壁材14の下側凹部20と上側凹部22を拡大して示す図である。図4、図5に示すように、本実施形態の下側凹部20は、壁材14の背面14aから正面側かつ上向きに窪む。下側凹部20の上下に対向する内面のうちの内上面20aは、壁材14の背面14aから正面側に向かって上向きに延びている。本実施形態の上側凹部22は、壁材14の背面14aから正面側かつ下向きに窪む。上側凹部22の上下に対向する内面のうちの内下面22aは、壁材14の背面14aから正面側に向かって下向きに延びている。本実施形態の各凹部20、22は壁材14の背面14aを切削工具を用いて切削することで形成される。
支持具16は、下地材12に壁材14を支持させるためのものである。本実施形態の支持具16は、壁材14と下地材12の間の接着剤18の接着力が弱まったとき、壁材14の荷重を下地材12に伝達することで、下地材12に壁材14を支持させた状態を維持するためのものである。
図6は、壁材14の一部と支持具16を背面側かつ上側から見た斜視図である。図4、図6に示すように、支持具16は、基部24と、第1差込片26と、第2差込片28とを有する。支持具16は、金属等を素材としている。支持具16は、プレス成形等により各部位が一体的に成形された一体成形品である。
基部24は、壁材14の背面14aと下地材12の間に配置される。基部24は、正面視において、全体として、上下方向Yに長尺な板状をなす。本実施形態の基部24は、下端側から上端側にかけて順に、第1外壁側接触部24aと、第1下地側接触部24bと、第2外壁側接触部24cと、第2下地側接触部24dとを有する。
第1外壁側接触部24aは、壁材14の背面14aに対して重ね合わせた状態で接触する。第1外壁側接触部24aの下端部からは第1差込片26が延びている。
第1下地側接触部24bは、第1外壁側接触部24aとの間で第1接続部24eを介して接続される。第1接続部24eは、第1外壁側接触部24aの上端部と第1下地側接触部24bの下端部とを接続し、第1外壁側接触部24a及び第1下地側接触部24bのそれぞれに対して鈍角をなしている。第1下地側接触部24bは、壁材14の背面14aより下地材12側に第1隙間30を空けて配置される。第1下地側接触部24bは下地材12の外面12aに重ね合わせた状態で接触する。第1下地側接触部24bからは第2差込片28が延びている。第1下地側接触部24bは、詳細は後述するが、線材38を巻き付けるための巻付部40を有する。
第2外壁側接触部24cは、第1下地側接触部24bとの間で第2接続部24fを介して接続される。第2接続部24fは、第1下地側接触部24bの上端部と第2外壁側接触部24cの下端部とを接続し、第1下地側接触部24b及び第2外壁側接触部24cのそれぞれに対して鈍角をなしている。第2外壁側接触部24cは壁材14の背面14aに重ね合わせた状態で接触する。
第2下地側接触部24dは、第2外壁側接触部24cとの間で第3接続部24gを介して接続される。第3接続部24gは、第2外壁側接触部24cの上端部と第2下地側接触部24dの下端部との間を接続し、第2外壁側接触部24c及び第2下地側接触部24dのそれぞれに対して鈍角をなしている。第2下地側接触部24dは、壁材14の背面14aより下地材12側に第2隙間32を空けて配置される。第2下地側接触部24dは、下地材12の外面12aに重ね合わせた状態で接触する。
第2下地側接触部24dは、壁材14より上方に延びる固定部24hを有する。固定部24hは、第1固定具34により下地材12に固定される。本実施形態の第1固定具34は、ビス等の締結具であり、頭部34aと、雄ねじ部が形成された軸部34bとを有する。固定部24hには、第1固定具34の軸部が挿通される挿通孔24iが形成される。第1固定具34は、支持具16の固定部24hと下地材12を締結することで支持具16を下地材12に接続する。
図5、図6に示すように、第1差込片26と第2差込片28は、基部24の上下に間を空けた箇所から正面側に延びている。本実施形態の第1差込片26は、基部24の第1外壁側接触部24aの下端部から正面側かつ上向きに延びる板状をなす。第1差込片26は、基部24に連なる板状部分を折り曲げることで基部24と一体的に成形される。
第1差込片26は、壁材14の下側凹部20に差し込まれる。第1差込片26は、下側凹部20の内上面20aに接触している。本実施形態の第1差込片26は、下側凹部20の内上面20aに先端部が線状に接触している。ここでの線状とは、第1差込片26の先端部が延び方向と直交する板幅方向に亘る範囲で線状に接触することをいう。これにより、支持具16は、壁材14を第1差込片26により下側から支持できる。
本実施形態の第2差込片28は、基部24の第1下地側接触部24bから正面側かつ下向きに延びる板状をなす。第2差込片28は、基部24の第1下地側接触部24bに形成された切り込み24j(図3も参照)により囲まれた板状部分を折り曲げることで基部24と一体的に成形される。
第2差込片28は、壁材14の上側凹部22に差し込まれる。第2差込片28は、上側凹部22の内下面22aに接触している。本実施形態の第2差込片28は、上側凹部22の内下面22aに先端部が線状に接触している。ここでの線状とは、第2差込片28の先端部が延び方向と直交する板幅方向に亘る範囲で線状に接触することをいう。これにより、支持具16は、壁材14が上側や正面側に変位しようとしたとき、その変位を第2差込片28により規制することで壁材14を支持できる。
以上の壁構造10の構築手順を説明する。
壁材14の下側凹部20と上側凹部22内に支持具16の第1差込片26と第2差込片28を配置する。このとき、壁材14の各凹部20、22内には左右方向Xに向かって開く開口20b、22b(図6参照)から支持具16の各差込片26、28を各凹部20、22がなす溝の長手方向(左右方向X)に向けて挿入する。このとき、詳しくは後述するが、必要に応じて、基部24に対する第2差込片28の曲げ角度を調整する。
次に、下地材12の外面12aに接着剤18を塗布する。接着剤18は、下地材12に対して壁材14が重ね合わせられるべき箇所全体に塗布する。未硬化状態の塗布済みの接着剤18に壁材14の背面14aを重ね合わせるように接触させ、下地材12に接着剤18を介して壁材14を貼り付ける。このとき、壁材14全体の裏側と下地材12の間に接着剤18が介装され、支持具16と下地材12の間にも接着剤18が介装される。
次に、壁材14より上方に延びる支持具16の固定部24hと下地材12とを第1固定具34により接続する。第1固定具34は、支持具16の挿通孔24iに軸部34bを挿通させつつ軸部34bの雄ねじ部を下地材12にねじ込む。第1固定具34は、上段側の壁材14との干渉を避けるため、下段側の壁材14の背面14aより頭部34aが下地材12側に配置されるまでねじ込む。これにより、支持具16が下地材12に接続される。
下段側の支持具16を下地材12に接続したら、同様の手順により、上段側の壁材14を下地材12に貼り付け、その上段側の壁材14の背面側の上段側の支持具16を下地材12に接続する作業を繰り返す。
以上の壁構造10の効果を説明する。
支持具16は、下側凹部20の内上面20aに接触する第1差込片26と、上側凹部22の内下面22aに接触する第2差込片28とを有する。よって、支持具16に対する壁材14の上下方向でのがたつきを第1差込片26と第2差込片28により抑えられ、そのがたつきに起因する差込片26、28の凹部20、22からの抜けを防止できる。特に、支持具16の第1差込片26と第2差込片28を用いた簡易な構造により、支持具16に対する壁材14のがたつきを抑えられる。よって、同様の機能を複数の部品を用いて実現するより部品点数を削減でき、施工コストや施工工数の削減を図れる。
また、下側凹部20の内上面20aは正面側に向かって上向きに延び、上側凹部22の内下面22aは正面側に向かって下向きに延びている。よって、自重等により壁材14が正面側に変位しようとしたとき、その変位しようとする方向によらず、下側凹部20の内上面20aへの第1差込片26の接触状態か、上側凹部22の内下面22aへの第2差込片28の接触状態が保持される。たとえば、下側凹部20の深さ方向(図5の左上方向)に向かって壁材14が変位しようとしたとき、上側凹部22の内下面22aへの第2差込片28の接触状態が保持される。また、上側凹部22の深さ方向(図5の左下方向)に向かって壁材14が変位しようとしたとき、下側凹部20の内上面20aへの第1差込片26の接触状態が保持される。この結果、壁材14が正面側に変位しようとしたとき、その変位しようとする方向によらず、壁材14の各凹部20、22から支持具16の各差込片26、28が抜け難くなり、支持具16により安定して壁材14を支持できる。
次に、壁構造10の他の特徴を説明する。
支持具16は、前述の通り、壁材14の各凹部20、22のそれぞれに支持具16の差込片26、28が接触する二点接触状態にして用いられる。図7は、壁材14の凹部20、22に対する支持具16の接触状態の一例を示す図である。支持具16は、壁材14の各凹部20、22の寸法誤差の影響により、前述の二点接触状態にできない場合がある。図7の例では、下側凹部20の内上面20aに第1差込片26が接触しているものの、上側凹部22の内下面22aに第2差込片28が接触していない。この対策として、本実施形態の支持具16は、基部24に対して第2差込片28がなす鋭角での曲げ角度θを現場で調整し易くするため、次の工夫を施している。
図3に示すように、第2差込片28の板幅W2は、第1差込片26の板幅W1より小さくなるように設定される。ここでの板幅とは、差込片26、28の延び方向と直交する方向での差込片26、28の最小となる寸法をいう。これにより、第1差込片26より第2差込片28が基部24に対して曲げ変形し易くなる。
図5に示すように、第1差込片26の基部24からの延び量をL1とし、第2差込片28の基部24からの延び量をL2とする。ここでの延び量とは、差込片26、28の基端部と連なる箇所において、基部24の正面24k又はその正面24kと平行な面24mから差込片26、28の先端までの差込片26、28の延び方向での寸法をいう。このとき、第2差込片28の延び量L2は、第1差込片26の延び量L1より大きくなるように設定される。これを実現するため、第1差込片26は、壁材14の背面14aに近い箇所にある基部24の第1外壁側接触部24aから延びている。一方、第2差込片28は、壁材14の背面14aから遠い箇所にある基部24の第1下地側接触部24bから延びている。これにより、第1差込片26又は第2差込片28の先端部に外力を付与したとき、第1差込片26より第2差込片28が基部24に対して曲げ変形し易くなる。
第2差込片28の曲げ角度θの調整手順を説明する。この曲げ角度θの調整は、第2差込片28の先端部をハンマー等の打撃工具により打撃することで行う。たとえば、第2差込片28の曲げ角度θが小さすぎる場合、第2差込片28を上側凹部22内に配置できなくなる。この場合、第2差込片28の曲げ角度θが大きくなるように調整し、各差込片26、28が壁材14の各凹部20、22内に配置できるようにする。一方、第2差込片28の曲げ角度θが大きすぎる場合、図7に示すように、第2差込片28を上側凹部22に配置できても上側凹部22の内下面22aから離れてしまうケースがある。この場合、第2差込片28の曲げ角度θが小さくなるように調整する。
このような第2差込片28の曲げ角度θの調整を通じて、図5に示すように、壁材14の各凹部20、22のそれぞれに支持具16の差込片26、28が接触する二点接触状態となるようにする。これにより、第2差込片28の曲げ角度θを施工現場で調整することで、壁材14の各凹部20、22の寸法誤差の影響によらず、前述の二点接触状態を容易に実現できる。
なお、本実施形態では、壁材14を下側から支持する第1差込片26の方が第2差込片28より曲げ変形し難くなっている。よって、第1差込片26により壁材14を下側から安定して支持できる。
図8は、支持具16の他の使用場面を説明するための壁構造10の側面断面図である。本図では、複数の壁材14のうちの最上段の壁材14と上下に隣り合う位置に建物の天井面36が配置される例を示す。本実施形態の建物の天井面36は、たとえば、ピロティの天井面や軒の軒裏面等である。支持具16は、図4に示すように、壁材14より上方に支持具16の固定部24hを配置し、その固定部24hを第1固定具34により下地材12に接続する構造である。よって、図8に示すように、建物の天井面36と隣り合う壁材14が天井面36に近い箇所に配置される場合、支持具16の固定部24hが天井面36と干渉してしまい、壁材14の背面側に支持具16を配置できないケースもあり得る。
この対策として、本実施形態の支持具16は、次の特徴を持つ。支持具16は、上下逆にした場合、第1差込片26を壁材14の上側凹部22に差し込み可能であり、かつ、第2差込片28を壁材14の下側凹部20に差し込み可能である。これを実現するため、本実施形態の支持具16の第1差込片26と第2差込片28が基部24から正面側に延びる方向は上下逆向きである。つまり、第1差込片26は、図5に示すように、基部24から正面側かつ上向きに延び、第2差込片28は基部24から正面側かつ下向きに延びる。また、下側凹部20の内上面20aと上側凹部22の内下面22aが正面側に延びる方向も上下逆向きである。つまり、下側凹部20の内上面20aは正面側かつ上向きに延び、上側凹部22の内下面22aは正面側かつ下向きに延びる。
これにより、図8に示すように、支持具16を上下逆にした場合でも、支持具16の各差込片26、28を壁材14の各凹部20、22に差し込めるようになり、支持具16により壁材14を支持できるようになる。このとき、支持具16は、壁材14を第2差込片28により下側から支持するとともに、壁材14の変位を第1差込片26により規制することで壁材14を支持する。
また、支持具16は、上下逆にした場合、支持具16の全体が壁材14の上面14bより下方に配置される。これにより、支持具16の一部が壁材14の上面14bより上方にはみ出ないため、建物の天井面36との干渉を避けられる。
図9は、図8の壁材14の一部と支持具16を背面側かつ上側から見た斜視図である。図10は、図8の壁材14の一部と支持具16を模式的に示す正面図である。支持具16は、上下逆にした場合でも下地材12に接続できるように、下地材12に繋がれた線材38の一端側部分を巻き付けるための巻付部40を有している。巻付部40の側面には線材38を掛けるための掛け部40aが形成される。巻付部40は、基部24の第1下地側接触部24bに形成され、壁材14の背面14aから第1隙間30を空けた位置に配置される。巻付部40は、基部24の第1差込片26が連なる箇所24nと、基部24の第2差込片28が連なる箇所24oとの間に設けられる。
線材38は、ステンレス線等である。線材38の一端側部分は支持具16の巻付部40に巻き付けられる。線材38の他端側部分は下地材12に固定される第2固定具42に巻き付けられる。第2固定具42はビス等の締結具であり、頭部42aと、雄ねじ部が形成された軸部42bを有する。線材38の他端側部分は第2固定具42の軸部42bの基端部に巻き付けられる。これにより、線材38は第2固定具42を介して下地材12に繋がれ、支持具16は線材38を介して下地材12に接続される。
巻付部40の掛け部40aは、巻付部40に巻き付けられる線材38が引っ掛かることで、巻付部40に対する巻付箇所からの変位を規制するためのものである。巻付部40の掛け部40aは、基部24の長手方向と直交する幅方向(左右方向X)両外側に臨む巻付部40の両側面に形成される。本実施形態の掛け部40aは巻付部40の側面に形成される凹部である。この凹部は前述の幅方向の内側に向けて窪んでいる。本実施形態の掛け部40aは、基部24の幅方向の内側に向かうにつれて上下方向での内幅を徐々に狭めるように形成される。
以上の支持具16を用いた壁構造10の構築手順を説明する。
壁材14の下側凹部20と上側凹部22内に支持具16の第2差込片28と第1差込片26を配置する。下地材12の外面12aに接着剤18を塗布する。ここまでは、支持具16を上下逆にせずに用いる場合と同様の手順を経る。
ここで、下地材12の外面12aに接着剤18を塗布する前に第2固定具42を下地材12に固定する。この第2固定具42には線材38の他端側部分を巻き付けておき、下地材12に線材38が繋がれた状態にする。
次に、壁材14の接着剤18に対する重ね合わせ予定箇所の近くに壁材14を配置する。壁材14は下地材12上の接着剤18に接触させず、接着剤18から僅かに間を空けた位置に配置する。この位置に配置した状態のまま、線材38の一端側部分を支持具16の巻付部40に巻き付ける。線材38の一端側部分を支持具16の巻付部40に巻き付けたら、壁材14を接着剤18に対する重ね合わせ予定箇所に接触させて、下地材12に接着剤18を介して壁材14を貼り合わせる。
以上の壁構造10の効果を説明する。
支持具16の巻付部40の側面には線材38を引っ掛けるための掛け部40aが形成される。よって、支持具16の掛け部40aに線材38を引っ掛けつつ巻付部40に線材38を巻き付けることで、支持具16に対する線材38の位置ずれを抑えられる。このため、支持具16の巻付部40に線材38を巻き付ける場合に良好な作業性を得られる。
また、支持具16の掛け部40aは、壁材14の背面14aから第1隙間30を空けて配置される第1下地側接触部24bに形成される。よって、支持具16の巻付部40と壁材14との間に第1隙間30を通して線材38を配置し易くなり、支持具16の巻付部40に線材38を巻き付ける場合に良好な作業性を得られる。
また、支持具16の掛け部40aは、基部24の第1差込片26が連なる箇所24nと、基部24の第2差込片28が連なる箇所24oとの間に形成される。これらの箇所24n、24oは壁材14から支持具16の差込片26、28を通して基部24に荷重が入力される荷重入力箇所となる。本実施形態の支持具16では、この二つの荷重入力箇所の両方に近い箇所で線材38が巻き付けられることになる。よって、支持具16の巻付部40が他の箇所に設けられる場合と比べて、壁材14から支持具16の各差込片26、28を通して基部24に入力される荷重を線材38で受けて下地材12に伝達し易くなり、支持具16による壁材14の支持状態を安定させられる。
なお、支持具16を上下逆にした場合も、支持具16の第2差込片28の曲げ角度θの調整を通じて、壁材14の各凹部20、22のそれぞれに支持具16の差込片26、28が接触する二点接触状態となるようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明した。前述した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態の」「実施形態では」等との表記を付して強調しているが、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。また、図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
下地材12は、経時硬化性充填材を例に説明したが、これに限られない。たとえば、柱材、梁材等の骨組材でもよい。
壁材14は、建物の外部空間に露出する外壁材を例に説明したが、これに限られない。たとえば、建物の内部空間に露出する内壁材でもよい。つまり、壁材14は、外壁材や内壁材等として機能する仕上材でもよい。壁材14が内壁材となる場合、前述の壁構造10は建物の内壁部を構成し、前述の天井面36は天井材の下面等となる。
壁材14の素材は、セラミックスを例に説明したが、これに限られない。たとえば、コンクリート、樹脂、天然石等を素材としてもよい。また、壁材14には、たとえば、サイディングボード、ALC板(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)等が含まれる。
壁材14は、接着剤張り工法により下地材12に貼り付けられる例を説明したが、その貼り付け方法はこれに限られない。たとえば、いわゆるモルタル張り工法により下地材12に貼り付けてもよい。この場合、接着剤18は、たとえば、張り付けモルタル等でもよい。モルタル張り工法の場合、壁材14の背面側に裏足を設けるとよりよい。また、壁材14は接着剤18を介して貼り付けなくともよい。この場合も、壁材14は支持具16を介して支持される。
壁材14の背面14aには第1凹部として下側凹部20が形成され、第2凹部として上側凹部22が形成される例を説明したが、第1凹部と第2凹部の上下方向での位置関係は特に限られない。たとえば、第1凹部は相対的に高位置に形成され、第2凹部は相対的に低位置に形成されてもよい。
また、第1凹部の内上面20aは正面側に向かって上向きに延び、第2凹部の内下面22aは正面側に向かって下向きに延びる例を説明したが、その延びる方向はこれに限られない。第1凹部の内上面20aと内下面は同方向に向かって延びる例を説明したが、異なる方向に向かって延びてもよい。第2凹部の内上面と内下面22aも同様である。
支持具16は、上下逆にしない場合、第1差込片26が低位置に配置され、第2差込片28が高位置に配置される例を説明した。これらの上下方向での位置関係は、壁材14の第1凹部と第2凹部と同様に特に限られない。
第2差込片28の板幅W2は第1差込片26の板幅W1より小さくなるように設定される例を説明したが、その逆の関係が成り立つように設定されてもよい。つまり、第1差込片26及び第2差込片28のうちの一方の差込片の板幅が他方の差込片の板幅より小さくなるように設定されていればよい。また、各差込片26、28の板幅が同等の大きさに設定されてもよい。
第2差込片28の延び量L2は第1差込片26の延び量L1より大きくなるように設定される例を説明したが、その逆の関係が成り立つように設定されてもよい。つまり、第1差込片26及び第2差込片28のうちの一方の差込片の延び量が他方の延び量より大きくなるように設定されていればよい。また、各差込片26、28の延び量が同等の大きさに設定されてもよい。
支持具16は、図4の例では、支持具16の固定部24hを第1固定具34により下地材12に固定することで下地材12に接続する例を説明した。支持具16は、図10の例では、下地材12に繋がれた線材38を支持具16の巻付部40に巻き付けることで下地材12に接続する例を説明した。この支持具16の下地材12に対する接続構造は、壁材14から支持具16が受けた荷重を下地材12に伝達可能であればよく、その具体的な構造はこれらに限られない。たとえば、下地材12に固定された他部材に支持具16を固定することで下地材12に接続してもよい。
支持具16の巻付部40の掛け部40aは、巻付部40の側面に形成される凹部である例を説明したが、巻付部40の側面に形成される凸部でもよい。
支持具16は、図6の例では、複数の挿通孔24iが形成され、そのうちの一つの挿通孔24iに挿通される一つの第1固定具34を用いて下地材12に接続される例を説明した。この場合、一つの挿通孔24iに挿通した第1固定具34を打ち損じた場合に、他の挿通孔24iに挿通した第1固定具34を用いて支持具16を下地材12に接続できる利点がある。また、この他に、支持具16は、複数の挿通孔24iのそれぞれに挿通される個別の第1固定具34を用いて下地材12に接続されてもよい。
以上の実施形態、変形例により具体化される発明を一般化すると、以下の技術的思想が導かれる。以下、発明が解決しようとする課題に記載の態様を用いて説明する。
第2態様の壁構造は、第1態様において、前記第1凹部及び前記第2凹部のうちの一方は相対的に高位置に形成され、他方は相対的に低位置に形成されてもよい。
第3態様の壁構造は、第1または第2態様において、前記内上面は、前記壁材の正面側に向かって上向きに延びており、前記内下面は、前記壁材の正面側に向かって下向きに延びていてもよい。
この態様によれば、壁材が正面側に変位しようとしたとき、その変位しようとする方向によらず、壁材の各凹部から支持具の各差込片が抜け難くなり、支持具により安定して壁材を支持できる。
第4態様の壁構造は、第1から第3態様において、前記支持具は、基部を有し、前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部から正面側に延びる板状をなし、前記第1差込片及び前記第2差込片のうちの一方の差込片の板幅は他方の差込片の板幅より小さくなるように設定されてもよい。
この態様によれば、他方の差込片と比べて一方の差込片が基部に対して曲げ変形し易くなる。よって、一方の差込片の曲げ角度を施工現場で調整することで、壁材の各凹部の寸法誤差の影響によらず、各凹部のそれぞれに支持具の差込片が接触する二点接触状態を容易に実現できる。
第5態様の壁構造は、第1から第4態様のいずれかにおいて、前記支持具は、基部を有し、前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部から正面側に延び、前記第1差込片及び前記第2差込片のうちの一方の差込片の前記基部からの延び量は他方の差込片の前記基部からの延び量より大きくなるように設定されてもよい。
この態様によれば、他方の差込片と比べて一方の差込片が基部に対して曲げ変形し易くなる。よって、一方の差込片の曲げ角度を施工現場で調整することで、壁材の各凹部の寸法誤差の影響によらず、各凹部のそれぞれに支持具の差込片が接触する二点接触状態を容易に実現できる。
第6態様の壁構造は、第1から第5態様のいずれかにおいて、前記支持具は、基部を有し、前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部から前記壁材の正面側に延び、前記第1差込片及び前記第2差込片のうちの一方の差込片の前記基部からの延び量は他方の差込片の前記基部からの延び量より大きくなるように設定されてもよい。
この態様によれば、支持具を上下逆にした場合でも、支持具により壁材を支持できる。また、建物の天井面と上下に隣り合う位置に壁材を配置する場合でも、その天井面と支持具との干渉を避けられる。
第7態様の壁構造は、第1から第6態様のいずれかにおいて、前記支持具は、前記下地材に繋がれた線材を巻き付けるための巻付部を有し、前記巻付部の側面には、前記線材を引っ掛けるための掛け部が形成されてもよい。
この態様によれば、支持具の巻付部に線材を巻き付ける場合に良好な作業性を得られる。
第8態様の壁構造は、第7態様において、前記巻付部は、前記壁材の背面から隙間を空けて配置されてもよい。
この態様によれば、支持具の巻付部と壁材との間に隙間を通して線材を配置し易くなり、支持具の巻付部に線材を巻き付ける場合に良好な作業性を得られる。
第9態様の壁構造は、第7または第8態様において、前記支持具は、前記壁材の背面と前記下地材の間に配置される基部を有し、前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部の間を空けた箇所から正面側に延び、前記巻付部は、前記基部の前記第1差込片が連なる箇所と、前記基部の前記第2差込片が連なる箇所との間に設けられてもよい。
この態様によれば、支持具の巻付部が他の箇所に設けられる場合と比べて、壁材から支持具の各差込片を通して基部に入力される荷重を線材で受けて下地材に伝達し易くなり、支持具による壁材の支持状態を安定させられる。
10…壁構造、12…下地材、14…壁材、14a…背面、14b…上面、16…支持具、20…下側凹部(第1凹部)、20a…内上面、22…上側凹部(第2凹部)、22a…内下面、24…基部、24h…固定部、26…第1差込片、28…第2差込片、38…線材、40…巻付部、40a…掛け部。

Claims (10)

  1. 壁材と、
    前記壁材と下地材の間に配置され、前記下地材に前記壁材を支持させるための支持具と、を備え、
    前記壁材の背面には、第1凹部と第2凹部が形成され、
    前記支持具は、
    前記第1凹部に差し込まれ、前記第1凹部の内上面に接触する第1差込片と、
    前記第2凹部に差し込まれ、前記第2凹部の内下面に接触する第2差込片とを有する壁構造。
  2. 前記第1凹部及び前記第2凹部のうちの一方は相対的に高位置に形成され、他方は相対的に低位置に形成される請求項1に記載の壁構造。
  3. 前記内上面は、前記壁材の正面側に向かって上向きに延びており、
    前記内下面は、前記壁材の正面側に向かって下向きに延びている請求項1または2に記載の壁構造。
  4. 前記支持具は、前記壁材の背面と前記下地材の間に配置される基部を有し、
    前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部から正面側に延びる板状をなし、
    前記第1差込片及び前記第2差込片のうちの一方の差込片の板幅は他方の差込片の板幅より小さくなるように設定される請求項1から3のいずれかに記載の壁構造。
  5. 前記支持具は、前記壁材の背面と前記下地材の間に配置される基部を有し、
    前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部から正面側に延び、
    前記第1差込片及び前記第2差込片のうちの一方の差込片の前記基部からの延び量は他方の差込片の前記基部からの延び量より大きくなるように設定される請求項1から4のいずれかに記載の壁構造。
  6. 前記支持具は、前記壁材より上方に延びており、前記下地材に固定される固定部を有し、
    前記支持具は、上下逆にした場合、前記第1差込片を前記第2凹部に差し込み可能であり、前記第2差込片を前記第1凹部に差し込み可能であり、前記支持具の全体が前記壁材の上面より下方に配置される請求項1から5のいずれかに記載の壁構造。
  7. 前記支持具は、前記下地材に繋がれた線材を巻き付けるための巻付部を有し、
    前記巻付部の側面には、前記線材を引っ掛けるための掛け部が形成される請求項1から6のいずれかに記載の壁構造。
  8. 前記巻付部は、前記壁材の背面から隙間を空けて配置される請求項7に記載の壁構造。
  9. 前記支持具は、前記壁材の背面と前記下地材の間に配置される基部を有し、
    前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部の間を空けた箇所から正面側に延び、
    前記巻付部は、前記基部の前記第1差込片が連なる箇所と、前記基部の前記第2差込片が連なる箇所との間に設けられる請求項7または8に記載の壁構造。
  10. 下地材に対して支持具により支持されるべき壁材であって、
    本壁材の背面に形成され、前記支持具に設けられた第1差込片を差し込むための第1凹部と、
    本壁材の背面に形成され、前記支持具に設けられた第2差込片を差し込むための第2凹部と、を有し、
    前記第1凹部は、正面側に向かって上向きに延び、前記第1差込片が接触するための内上面を有し、
    前記第2凹部は、正面側に向かって下向きに延び、前記第2差込片が接触するための内下面を有する壁材。
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