JP2018115452A - 壁構造及び壁材 - Google Patents
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Abstract
Description
壁材14の下側凹部20と上側凹部22内に支持具16の第1差込片26と第2差込片28を配置する。このとき、壁材14の各凹部20、22内には左右方向Xに向かって開く開口20b、22b(図6参照)から支持具16の各差込片26、28を各凹部20、22がなす溝の長手方向(左右方向X)に向けて挿入する。このとき、詳しくは後述するが、必要に応じて、基部24に対する第2差込片28の曲げ角度を調整する。
支持具16は、下側凹部20の内上面20aに接触する第1差込片26と、上側凹部22の内下面22aに接触する第2差込片28とを有する。よって、支持具16に対する壁材14の上下方向でのがたつきを第1差込片26と第2差込片28により抑えられ、そのがたつきに起因する差込片26、28の凹部20、22からの抜けを防止できる。特に、支持具16の第1差込片26と第2差込片28を用いた簡易な構造により、支持具16に対する壁材14のがたつきを抑えられる。よって、同様の機能を複数の部品を用いて実現するより部品点数を削減でき、施工コストや施工工数の削減を図れる。
支持具16は、前述の通り、壁材14の各凹部20、22のそれぞれに支持具16の差込片26、28が接触する二点接触状態にして用いられる。図7は、壁材14の凹部20、22に対する支持具16の接触状態の一例を示す図である。支持具16は、壁材14の各凹部20、22の寸法誤差の影響により、前述の二点接触状態にできない場合がある。図7の例では、下側凹部20の内上面20aに第1差込片26が接触しているものの、上側凹部22の内下面22aに第2差込片28が接触していない。この対策として、本実施形態の支持具16は、基部24に対して第2差込片28がなす鋭角での曲げ角度θを現場で調整し易くするため、次の工夫を施している。
壁材14の下側凹部20と上側凹部22内に支持具16の第2差込片28と第1差込片26を配置する。下地材12の外面12aに接着剤18を塗布する。ここまでは、支持具16を上下逆にせずに用いる場合と同様の手順を経る。
支持具16の巻付部40の側面には線材38を引っ掛けるための掛け部40aが形成される。よって、支持具16の掛け部40aに線材38を引っ掛けつつ巻付部40に線材38を巻き付けることで、支持具16に対する線材38の位置ずれを抑えられる。このため、支持具16の巻付部40に線材38を巻き付ける場合に良好な作業性を得られる。
この態様によれば、壁材が正面側に変位しようとしたとき、その変位しようとする方向によらず、壁材の各凹部から支持具の各差込片が抜け難くなり、支持具により安定して壁材を支持できる。
この態様によれば、他方の差込片と比べて一方の差込片が基部に対して曲げ変形し易くなる。よって、一方の差込片の曲げ角度を施工現場で調整することで、壁材の各凹部の寸法誤差の影響によらず、各凹部のそれぞれに支持具の差込片が接触する二点接触状態を容易に実現できる。
この態様によれば、他方の差込片と比べて一方の差込片が基部に対して曲げ変形し易くなる。よって、一方の差込片の曲げ角度を施工現場で調整することで、壁材の各凹部の寸法誤差の影響によらず、各凹部のそれぞれに支持具の差込片が接触する二点接触状態を容易に実現できる。
この態様によれば、支持具を上下逆にした場合でも、支持具により壁材を支持できる。また、建物の天井面と上下に隣り合う位置に壁材を配置する場合でも、その天井面と支持具との干渉を避けられる。
この態様によれば、支持具の巻付部に線材を巻き付ける場合に良好な作業性を得られる。
この態様によれば、支持具の巻付部と壁材との間に隙間を通して線材を配置し易くなり、支持具の巻付部に線材を巻き付ける場合に良好な作業性を得られる。
この態様によれば、支持具の巻付部が他の箇所に設けられる場合と比べて、壁材から支持具の各差込片を通して基部に入力される荷重を線材で受けて下地材に伝達し易くなり、支持具による壁材の支持状態を安定させられる。
Claims (10)
- 壁材と、
前記壁材と下地材の間に配置され、前記下地材に前記壁材を支持させるための支持具と、を備え、
前記壁材の背面には、第1凹部と第2凹部が形成され、
前記支持具は、
前記第1凹部に差し込まれ、前記第1凹部の内上面に接触する第1差込片と、
前記第2凹部に差し込まれ、前記第2凹部の内下面に接触する第2差込片とを有する壁構造。 - 前記第1凹部及び前記第2凹部のうちの一方は相対的に高位置に形成され、他方は相対的に低位置に形成される請求項1に記載の壁構造。
- 前記内上面は、前記壁材の正面側に向かって上向きに延びており、
前記内下面は、前記壁材の正面側に向かって下向きに延びている請求項1または2に記載の壁構造。 - 前記支持具は、前記壁材の背面と前記下地材の間に配置される基部を有し、
前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部から正面側に延びる板状をなし、
前記第1差込片及び前記第2差込片のうちの一方の差込片の板幅は他方の差込片の板幅より小さくなるように設定される請求項1から3のいずれかに記載の壁構造。 - 前記支持具は、前記壁材の背面と前記下地材の間に配置される基部を有し、
前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部から正面側に延び、
前記第1差込片及び前記第2差込片のうちの一方の差込片の前記基部からの延び量は他方の差込片の前記基部からの延び量より大きくなるように設定される請求項1から4のいずれかに記載の壁構造。 - 前記支持具は、前記壁材より上方に延びており、前記下地材に固定される固定部を有し、
前記支持具は、上下逆にした場合、前記第1差込片を前記第2凹部に差し込み可能であり、前記第2差込片を前記第1凹部に差し込み可能であり、前記支持具の全体が前記壁材の上面より下方に配置される請求項1から5のいずれかに記載の壁構造。 - 前記支持具は、前記下地材に繋がれた線材を巻き付けるための巻付部を有し、
前記巻付部の側面には、前記線材を引っ掛けるための掛け部が形成される請求項1から6のいずれかに記載の壁構造。 - 前記巻付部は、前記壁材の背面から隙間を空けて配置される請求項7に記載の壁構造。
- 前記支持具は、前記壁材の背面と前記下地材の間に配置される基部を有し、
前記第1差込片及び前記第2差込片は、前記基部の間を空けた箇所から正面側に延び、
前記巻付部は、前記基部の前記第1差込片が連なる箇所と、前記基部の前記第2差込片が連なる箇所との間に設けられる請求項7または8に記載の壁構造。 - 下地材に対して支持具により支持されるべき壁材であって、
本壁材の背面に形成され、前記支持具に設けられた第1差込片を差し込むための第1凹部と、
本壁材の背面に形成され、前記支持具に設けられた第2差込片を差し込むための第2凹部と、を有し、
前記第1凹部は、正面側に向かって上向きに延び、前記第1差込片が接触するための内上面を有し、
前記第2凹部は、正面側に向かって下向きに延び、前記第2差込片が接触するための内下面を有する壁材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017006087A JP2018115452A (ja) | 2017-01-17 | 2017-01-17 | 壁構造及び壁材 |
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JP2017006087A JP2018115452A (ja) | 2017-01-17 | 2017-01-17 | 壁構造及び壁材 |
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JP2017006087A Pending JP2018115452A (ja) | 2017-01-17 | 2017-01-17 | 壁構造及び壁材 |
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JP (1) | JP2018115452A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110374287A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-10-25 | 江苏金蟾装饰工程有限公司 | 一种墙砖干挂安装结构 |
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-
2017
- 2017-01-17 JP JP2017006087A patent/JP2018115452A/ja active Pending
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