JP2006336252A - ボックス架設具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボックス類の取付固定のために折曲げ突起を容易に折り曲げることができ、取扱性の良いボックス架設具を提供する。
【解決手段】既設の構造体である鉄筋Kにボックスを架設するためのボックス架設具5であって、その主部をなす板状の架設具本体1と、この架設具本体1を鉄筋Kに取り付けるための取付部3と、架設具本体1から切り起こされ、該ボックスの底壁に設けられた取付孔に挿通係止して、該ボックスの開口方向に延び出た折曲げ突起4とを備え、この折曲げ突起4にその折曲げを容易とする貫通孔4bが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート打設前に、これに埋設されるボックス類を、鉄筋類に固定する、また、建築物の壁面内などに収容されるボックス類を、既設の構造体である柱などに取り付けられた固定具本体に固定するためのボックス架設具に関する。
このような架設具としては、特許文献1が提案されており、図8は、この従来の架設具に関するもので、(a)はその使用態様の一例を示す斜視図、(b)はその使用態様の他例を示す斜視図である。
この架設具50は、S字状の平板の上下端部がコンクリート打設前の鉄筋Kを巻き込んで固定されるようになっており、その適所にその平板から直角に切り起こされた折曲げ突起51が設けられている。
図8(a)に示すように、この折曲げ突起51がボックスBの取付穴B1に入るようにすることで、ボックスBを落下しないように所定の向きで一時的に掛け留めでき、その位置で良好な場合には、ボックスBの開口側から取付穴B1の内底面で折曲げ突起51を折り曲げることによって、ボックスBがコンクリートの打設程度では脱落しないように固定、架設することができるものであった。
一方、この架設具50では、折曲げ突起51の切り起こし部分には、余分の切り込み52がされており、折曲げ状態の折曲げ突起51そのままでは、ボックスBの取付穴B1の穴間ピッチに適合しない場合には、図8(b)に示すように、工具によって、折曲げ突起51の起き上がり部分を挟んで、より奥の切り込みから折り曲げるように、あるいは、より手前で折り曲げるように折曲げ位置を調整することができ、これによって、その折曲げ突起51間のピッチをボックスBの取付穴B1の穴間ピッチに適合させることができるものであった。
しかしながら、この架設具50の折曲げ突起51においては、ボックスBの開口側から取付穴B1の内底面に沿わせて折り曲げる場合、また、特にピッチ間を調整する場合、人の手指では容易に折曲げることができず、現場での取扱性の改善が望まれていた。
特開2004−44321号公報(図2、図7)
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、ボックス類の取付固定のために折曲げ突起を容易に折り曲げることができ、取扱性の良いボックス架設具を提供することを目的とする。
請求項1記載のボックス架設具は、既設の構造体にボックスを架設するためのボックス架設具であって、その主部をなす板状の架設具本体と、この架設具本体を該既設の構造体に取り付けるための取付部と、該架設具本体から切り起こされ、該ボックスの底壁に設けられた取付孔に挿通係止して、該ボックスの開口方向に延び出る折曲げ突起とを備え、該折曲げ突起にその折曲げを容易とする貫通孔が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載のボックス架設具は、請求項1に従属し、前記貫通孔は、前記折曲げ突起の幅方向の中央に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載のボックス架設具は、請求項1または2に従属し、前記貫通孔は、前記折曲げ突起の折曲げが必要とされる部分に設けられていることを特徴とする。
請求項4記載のボックス架設具は、請求項3に従属し、前記貫通孔は、前記折曲げ突起の長手方向に延びて形成されていることを特徴とする。
請求項1記載のボックス架設具によれば、折曲げ突起にその折曲げを容易とする貫通孔が設けられているので、ボックス類の取付固定のために折曲げ突起を人の手指で折り曲げることができ、現場での取扱性が良い。
請求項2記載のボックス架設具によれば、請求項1の効果に加え、貫通孔は、前記折曲げ突起の幅方向の中央に形成されているので、折曲げ突起が左右に傾かないで、まっすぐ折れ曲がる。
請求項3及び4記載のボックス架設具によれば、、請求項1または2の効果に加え、前記貫通孔は、前記折曲げ突起の折曲げが必要とされる部分に長孔として設けられているので、必要な部分で折曲げでき、また、ボックスの取付孔の長さ(底壁の厚さ)が種々の場合にも対応できる。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明のボックス架設具の一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその縦断面図、(c)は(a)の要部拡大図、図2は、図1のボックス架設具の使用態様の一例を示すもので、(a)はその斜視図、(b)はその要部断面図、(c)は(b)の折曲げ操作後の要部断面図である。
このボックス架設具5は、コンクリート打設前に、これに埋設されるボックス類を鉄筋Kに固定するために用いられるもので、ほぼS字形状で平板状の架設具本体1の幅中央部分に長手方向に延びる補強としての補強凹所2が設けられ、その上下端部には、鉄筋Kを巻き込むような取付部3が設けられている。
補強凹所2の長手方向の中央部分はS字の中央部分と同様に屈曲し、この屈曲部分の中央をなすように円形の補強凹所2aとされ、この補強凹所2aの中央にボックスB(図2参照)の前面をコンクリート型枠に引き寄せるためのボルトが挿通される挿通孔2bが設けられている。
この挿通孔2bを挟んで対向する方向に延びている架設具本体1の部分には、折曲げ突起4を切り起こすための切り込み4aが挿通孔2bを挟んで対向する方向に所定長さで形成され、その一部が図示するように折曲げ突起4として、切り起こされている。
この切り込み4aの幅中央部分には、貫通孔4bが切り込み4aの長さに対応して設けられている。
この切り込み4aと貫通孔4bとの関係は、この切り込み4aについて、折曲げ突起4が切り起こされていない状態を示す図1(c)によって明瞭に解る。つまり、貫通孔4bの長さは、足長の下向きのU字形状に形成された切り込み4aの足長さの半分程度の所から、この足元を少し越える程度の所までのものとなっている。
一方、貫通孔4bの幅は、切り込み4aの幅に対して、残肉部4cの機械的強度が、架設具本体1の厚さ、架設具5の材質とも兼ね合って、図2(b)で示すように、この切り込み4aつまり折曲げ突起4の先頭部4dを人の指先Fで操作することによって、折曲げ突起4をこの残肉部4cで折り曲げることができる程度のものとなっている。
このような構成のボックス架設具5の使用態様を図2によって説明する。
まず、図2(a)に示すように、架設具5自体をその取付部3を用いて既設の鉄筋Kに固定する。ついで、同図に示すように、ボックスBの取付穴B1に架設具5の折曲げ突起4が入るようにすると、図2(b)でも解るように、ボックスBが落下しないように所定の向きで一時的に掛け留めできる。
その位置で良好な場合には、図2(b)に示すように、ボックスBの開口側から取付穴B1の内底面B2に沿わせるように、先頭部4dを人の指先Fで操作することによって、折曲げ突起4を折り曲げることができ、これにより、図2(c)に示すように、ボックスBがコンクリートの打設程度では脱落しないように固定、架設される。
こうして、このボックス架設具5によれば、折曲げ突起4に貫通孔4bが設けられ、折曲げ容易とされているので、人の手指でも折り曲げることができ、現場での取扱性、施行性に優れている。特に、ボックスBが通常の配線ボックスの場合には、その開口側からの操作には、場所的な制約があり、別途ペンチやプライヤなどの工具を用いることなく、操作容易な人の手指でも折り曲げることができる点は優れている。
また、この貫通孔4bは、折曲げ突起4の中央に設けられているので、その残肉部4cの強度が左右同一であり、折曲げ突起4はその左右の残肉部4cで同じように折れ曲がり、どちらか片方に傾いて折れ曲がるようなことがない。
また、この貫通孔4bは、上記説明で解るように、折曲げ突起の折曲げが必要とされる部分に対応できるように、折曲げ突起の長手方向に延びて形成されているので、必要な部分で折曲げでき、また、ボックスBの取付孔B1の長さが種々の場合にも対応できる。
更に、この貫通孔4bは、図1(c)で説明したように、切り込み4aの足長さの半分程度の所から、この足元を少し越える程度の所まで形成されている。
これにより、この貫通孔4bによる折曲げ易さの効果が、ボックスBの取付後の折曲げ時だけでなく、図1(c)のような折曲げ突起4部分が切り起こされていない状態から、先頭部4dに操作力を加えて、図1(b)のような状態の折曲げ突起4とする場合にも、発揮される。
従って、このような貫通孔4bを設けた架設具5は、図1(b)のように折曲げ突起4を切り起こした状態ではなく、図1(c)のように、切り起こさない状態で、提供することができ、提供時のスペースが節約され、取扱し易さが向上する。
また、この貫通孔4bは、図1(c)のような長孔となっているので、図1(b)に示すように、すでに切り起こし状態で用意された折曲げ突起4のピッチP1を別のピッチP2の折曲げ突起4′に変えたい場合にも、折曲げ直しが容易となる。
更に、この貫通孔4bは、切り込み4aの足元を少し越える程度の所まで形成されているので、切り込み4aの最大限度で切り起こしたい場合にも、その切り起こしが容易となる。
図3は、本発明のボックス架設具の他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)は(a)のBB断面図、(c)は(a)のAA断面図である。これより、すでに説明した部分と同じ部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。また、煩雑さを避けるために、全ての符号を繰り返して記載しない場合がある。
このボックス架設具5Aは、図1のボックス架設具5に比べ、全体の形状がS字状ではなく、単なる矩形となっている点が異なり、各部の形状もそれに伴い異なるだけで、各部の機能、作用効果は同一である。
つまり、この架設具5Aの架設具本体1A、補強凹所2A、挿通孔2c、折曲げ突起4A、切り込み4e、貫通孔4f、残肉部4g、先頭部4hは、図1の架設具5の架設具本体1、補強凹所2、挿通孔2b、折曲げ突起4、切り込み4a、貫通孔4b、残肉部4c、先頭部4dと機能、作用効果は同一である。
従って、このボックス架設具5Aによれば、図1のボックス架設具5と同じ効果を発揮する。
図4は、本発明のボックス架設具の他例を備えたボックス固定具の固定具本体を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその左側面図、(c)は(a)のCC断面図、(e)は(d)の要部拡大図、図5(a)は、図4の固定具本体と組み合わせて用いられる座板を示す正面図、(b)はその縦断面図、(c)は図4の固定具本体と組み合わせて用いられる裏板を示す正面図、(d)はその側面図である。
図6は、図4の固定具本体と組み合わせて用いられる、本発明のボックス架設具を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図、(d)は更に他例の正面図、図7は、図4、5、6のボックス固定具の使用態様を示すもので、(a)はその斜視図、(b)はその要部断面図、(c)は(b)の折曲げ操作後の要部断面図である。
図4の固定具本体6、図5(a)、(b)の座板7、図5(c)、(d)の裏板8、図6のボックス架設具9は、図1から3で説明したボックス架設具5、5Aとは異なり、全体セットでボックス固定具10として、建築物の壁面内などに収容されるボックス類を、柱に取り付けられた固定具本体6を介して、ボックス架設具9により架設固定するものである。
そして、図1から3で説明したボックス架設具5、5Aの特徴は、このボックス固定具10に含まれるボックス架設具9に表れている。
図4の固定具本体6は、柱など既設の構造体に取付される取付部6aと、この取付部6aから延設されてボックスBを支持するための支持部6bとを備えている。
取付部6aと支持部6bとは長方形の平板をその長手方向に直交する線で直角にL字形に折り曲げた関係で、取付部6aは構造体の垂直な面に取り付けられるように想定され、その際に、支持部6bの平面が、長寸方向は水平向きで短寸方向は垂直向きで、つまり、その取付状態を側面から見た際に、図4(a)のように見えるように取付される。
取付部6aには、この取付部6aを構造体に取り付けるための取付孔6c、6dが設けられ、取付孔6dは長孔となっている。
支持部6bは全体として長方形平板の短寸方向の中央に長手方向に延びるすり鉢状凹所6gが形成され、その最深中央部には断続的な貫通長孔6hが形成されている。この貫通長孔6hの底間隙の間隙寸法Dは、ここに疑似螺合させて用いる取付雄ねじに対応した雌ネジの孔径に一致するものとなっている。
なお、このすり鉢状凹所6gと貫通長孔6hとは、その組み合わせにより、貫通長孔6hの任意の位置で対応する雄ネジがネジ係止可能となっており、この組み合わせを、ネジ係止タイプ長孔6fと呼ぶ。
該長方形平板の短寸方向の両端は所定寸法だけ所定角度に折り曲げた端曲部6eとなって長手方向に延びている。
図5(a)、(b)の座板7は、正方形の平板であって、四隅近傍に4つの小丸突起7aと中央に大丸突起7dが同じ側に突出するように形成されている。また、より長い長孔7bが上下それぞれの2個の小丸突起7aの近傍に渡るように形成されている。また、長孔7bと平行し、中央の大丸突起7dを挟むように一対のより短い長孔7cが形成されている。
正丸突起7dの反突起側は、貫通しない程度の小凹所7eとなっており、大丸突起7dの反突起側は、大径の大凹所7fが形成され、この底面と大丸突起7dの突起側とは、貫通孔7eによって貫通されている。
図5(c)、(d)の裏板8は、矩形形状の平板で、一つの対角の双方は大きなアール面取りとなっており、長手方向に直列した二つの長孔8aとその間にネジ孔8bとが形成されている。
図6(a)、(b)、(c)のボックス架設具9は、前面側となる平板部9aと、これの一対の対辺に設けられた抱き込み部9bとを備えている。この抱き込み部9bの後面側に、図4の固定具本体6の支持部6bの上下一対の端曲部6eが嵌まり込むようになっている。
平板部9aには、上記一対の抱き込み部9bに対する中心線となる位置の右方に折曲げ突起9cが切り起こされ、左方には取付孔9hが形成されている。
折曲げ突起9cは、切り込み9d、貫通孔9e、残肉部9f、先頭部9gを備え、これらは、図1の架設具5の折曲げ突起4と、それに備わった切り込み4a、貫通孔4b、残肉部4c、先頭部4dと同一の機能、作用効果を発揮する。
ただし、この折曲げ突起9cの場合、組み合わせて用いられる取付孔9gが長孔となっており、ボックスBAの取付孔BA1のピッチとの調整が不要なので、その切り起こし位置の調整が不要であり、そのため、貫通孔9eは、切り込み9dの足元部分にまでは及んでいない。
図6(d)のボックス架設具9Aは、上記のボックス架設具9に比べ、取付孔9iが、長孔ではなく、取付孔9hの長孔の長径を直径とする丸孔となっている点が異なる。
なお、これらのボックス架設具9、9Aについては、それが取り付けられる対象としての既設の構造体が固定具本体6に、その平板部9aが架設具本体に、抱き込み部9bが取付部に相当する。
このような固定具本体6、座板7、裏板8、ボックス架設具9からなるボックス固定具10は、図7に示すようにセットで用いられ、この例では、構造体であるチャンネル状の柱PにボックスBAを架設、固定することができる。
まず、座板7と裏板8ををチャンネル状の柱Pに取り付ける。この際、座板7を、その4つの小丸突起7aがこの柱Pのチャンネルの開口側のツバ間に嵌まり込むように、その表側に、一方、ツバの裏側に裏板8をセットし、座板7と裏板8でチャンネルの開口側のツバを挟むようにする。
この状態で、座板7の大凹所7fから締付ネジを挿通させて、そのネジを裏板8のネジ孔8bに螺合させて、ネジ締めすると、柱Pの開口側ツバの適所に座板7が固定される。
この座板7にその長孔7bを利用して、固定具本体6の取付孔6cに挿通させた締付ネジで、図7(a)に示す方向F1の適切な位置を決めて、固定具本体6を座板7に、つまり、柱Pに固定する。
一方、その支持部6bは、その長寸方向が水平方向に、短寸方向が垂直方向になるようになっており、その支持部6bをボックス架設具9の抱き込み部9bで抱き込むようにすると、図に示す方向F2にボックス架設具9は支持部6b上でスライド可能となる。
この状態で、ボックスBAを、その取付孔BA1の一方に、ボックス架設具9の折曲げ突起9cが入るようにすると、図7(b)の状態となり、ボックスBAは人がそれを支えていなくとも、ボックス架設具9に掛け留めされた状態となり、その状態でも、ボックス架設具9は、方向F2に支持部6b上でスライド可能である。
ここで、折曲げ突起9cを人の指で曲げ操作すると、この折曲げ突起9cは貫通孔9eにより容易に折曲げ可能となっているので、図7(c)に示すように、ボックスBAの底面BA2に沿って折れ曲がり、また、この状態でも、ボックスBAはボックス架設具9と共に、方向F2に支持部6b上でスライド可能である。
ここで、ボックスBAの他の取付孔BA1に固定ネジBSを挿通させ、ボックス架設具9の取付孔9hを通して、固定具本体6の支持部6bに設けられたネジ係止タイプ長孔6fの貫通長孔6hに螺合させて、ボックスBAを固定具本体6に、ひいては、構造体である柱Pに架設、固定することができる。
この架設、固定の手順の中で、貫通孔9eを形成した折曲げ突起9cを備えたボックス架設具9は、その最終目的を好適に達成しつつ、図1から3のボックス架設具5、5Aと同様の効果を発揮している。
なお、ボックス架設具9の取付孔9hは、上記の説明でも解るように、ボックスBAの取付孔BA1と固定具本体6の支持部6bの貫通長孔6hとの間に介在する逃がし孔9hに過ぎないので、固定部材である固定ネジBSを通過させることができればよい。
したがって、図6(d)に示すボックス架設具9Aのように、この逃がし孔(取付孔)9iを、取付孔9hのように長孔とする代わりに、この長孔の長さを直径とする丸孔としてもよい。
上記では、3つの実施例について説明したが、これらは、本発明のボックス架設具の例示に過ぎず、本発明のボックス架設具は、上記説明した各要素の異なる組み合わせは、均等の範囲での変形、改良などが含まれるものであり、上記実施例に限定されるものではない。
本発明のボックス架設具は、ボックス類の取付固定のために折曲げ突起を容易に折り曲げることができ、良好な取扱性が要請されるあらゆる産業上の分野に用いることができる。
本発明のボックス架設具の一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその縦断面図、(c)は(a)の要部拡大図 図1のボックス架設具の使用態様の一例を示すもので、(a)はその斜視図、(b)はその要部断面図、(c)は(b)の折曲げ操作後の要部断面図 本発明のボックス架設具の他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)は(a)のBB断面図、(c)は(a)のAA断面図 本発明のボックス架設具の他例を備えたボックス固定具の固定具本体を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその左側面図、(c)は(a)のCC断面図、(e)は(d)の要部拡大図 (a)は、図4の固定具本体と組み合わせて用いられる座板を示す正面図、(b)はその縦断面図、(c)は図4の固定具本体と組み合わせて用いられる裏板を示す正面図、(d)はその側面図 図4の固定具本体と組み合わせて用いられる、本発明のボックス架設具を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図、(d)は更に他例の正面図 図4、5、6のボックス固定具の使用態様を示すもので、(a)はその斜視図、(b)はその要部断面図、(c)は(b)の折曲げ操作後の要部断面図 従来の架設具に関するもので、(a)はその使用態様の一例を示す斜視図、(b)はその使用態様の他例を示す斜視図
符号の説明
1、1A 架設具本体
3、3A 取付部
4、4A 折曲げ突起
4b 貫通孔
5、5A ボックス架設具
6 固定具本体
6a 取付部
6b 支持部
6f ネジ係止タイプ長孔
7 座板
8 裏板
9 ボックス架設具
9a 平板部(架設具本体)
9b 抱き込み部(取付部)
9c 折曲げ突起
9e 貫通孔
9h 逃がし孔
10 ボックス固定具
B ボックス
B1 取付孔
BA ボックス
BA1 取付孔
K 鉄筋
P 柱

Claims (4)

  1. 既設の構造体にボックスを架設するためのボックス架設具であって、その主部をなす板状の架設具本体と、この架設具本体を該既設の構造体に取り付けるための取付部と、該架設具本体から切り起こされ、該ボックスの底壁に設けられた取付孔に挿通係止して、該ボックスの開口方向に延び出る折曲げ突起とを備え、
    該折曲げ突起にその折曲げを容易とする貫通孔が設けられていることを特徴とするボックス架設具。
  2. 前記貫通孔は、前記折曲げ突起の幅方向の中央に形成されていることを特徴とする請求項1記載のボックス架設具。
  3. 前記貫通孔は、前記折曲げ突起の折曲げが必要とされる部分に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のボックス架設具。
  4. 前記貫通孔は、前記折曲げ突起の長手方向に延びて形成されていることを特徴とする請求項3記載のボックス架設具。
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