JP2004044321A - ボックス類の架設具 - Google Patents

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【課題】取付け板に切り起こされた一対の係止片のピッチを、僅かに異なる2種類のいずれかに選択可能な構造にして、一対の係止片挿通孔のピッチの異なる2種類のボックス類を架設できる架設具の提供である。
【解決手段】コンクリート埋設されるボックスBを、その底壁1を当接させて取付ける取付け板10と、該取付け板10の上下端部に横方向に固着されて、両端部を奥側に折り曲げて鉄筋41に固定して突張り力を発生させる支持バー30とを備え、前記取付け板10には、ボックスBの底壁1に形成された係止片挿通孔3に挿通係止されて、該取付け板10にボックスBを取付ける一対の係止片12が前面側に切り起こして形成されたボックス類の架設具であって、前記取付け板10における各係止片12の基端部には、一対の係止片12のピッチP(P)を変更するための切込み22が、切起し方向に延長して設けられている。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート打設前に、これに埋設されるボックス類を鉄筋類に固定するためのボックス類の架設具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート打設前において、コンクリート埋設されるボックスの前面開口を型枠に密着した状態で、このボックスを鉄筋類に固定するのに使用される架設具の一つとして、特公平4−19336号公報に開示されているものがある。この架設具の基本構成は、コンクリート埋設されるボックス類を、その底壁を当接させて取付けるための取付け板と、該取付け板の上下端部に横方向に取付けられて、両端部を奥側に折り曲げて鉄筋類に固定することにより突張り力を発生させる支持バーとを備え、前記取付け板には、ボックス類の底壁に設けられた後述の孔に挿通係止されて、該取付け板にボックス類を取付けるための一対の係止片が前面側に切り起こして形成されたものである。
【0003】
そして、架設具の取付け板に前面側に切り起こされた一対の係止片のピッチ(間隔)は、ボックスの底壁に設けられた釘等を挿入するための一対(又は複数)の孔のピッチ(間隔)と対応している。そして、ボックスは、自身の底壁に設けられた前記孔を利用して、前記架設具を介して周辺の支持材に架設される。ここで、ボックスの底壁に設けられる一対(又は複数)の孔のピッチは、JIS・C8340に規定されていて、例えば、アウトレットボックスの場合には、その大きさに対応して、一対の孔のピッチは、通常は65mmであるが、これよりも僅かに小さなボックスでは、60mmとなっている。
【0004】
よって、従来の架設具では、その取付け板に設けられた一対の係止片のピッチは一定であるので、上記したように、底壁に設けられた一対(又は複数)の孔のピッチが僅かに異なる場合においても、これに対応した2種類の架設具が必要となる不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、取付け板に切り起こされた一対の係止片のピッチを、僅かに異なる2種類のいずれかに選択可能な構造にして、一対又は複数の孔のピッチの異なる2種類のボックス類を架設できる架設具の提供である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明は、ボックス類を取付ける取付け板と、該取付け板の上下部に横方向に固着されて、両端部が周辺の支持材に固定される支持バーとを備え、前記取付け板には、ボックス類の底壁に貫通された係止片挿通孔に挿通係止されて、該取付け板にボックス類を取付ける一対の係止片が前面側に切り起こして形成されたボックス類の架設具であって、前記取付け板における各係止片の基端部には、一対の係止片のピッチを変更するための切込みが、切起し方向に延長して設けられていることを特徴としている。
【0007】
請求項1の発明によれば、取付け板に前面側に向けて切り起こされた一対の係止片のピッチは、前記取付け板の前面の当接面に取付けられるボックス類に設けられた一対の係止片挿通孔のピッチに対応して、前記切込みが残っている第1ピッチと、各係止片を切込みに沿って更に切り起こして形成されて、前記第1ピッチと僅かに大きさの異なる第2ピッチとの2種類のいずれか一方が選択される。よって、1種類の架設具によって、一対の係止片挿通孔のピッチの異なる2種類のボックス類の架設が可能となる。このため、保有すべき架設具の種類が少なくなって、施工、架設具の管理等が容易となる。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記一対の係止片は、取付け板の内側に向けて切り起こされていることを特徴としている。請求項2の発明によれば、引寄せ具が螺合される取付け板の中央部に近い部分に、前記係止片の切起し溝が残らないので、取付け板の強度の低下を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態の架設具K1 の斜視図であり、図2は、架設具K1 と、これに取付けられるボックスBとが分離された状態の斜視図であり、図3は、架設具K1 の正面図であり、図4は、図3のX─X線断面図であり、図5は、架設具K1 を使用してボックスBを架設した状態の平面図であり、図6は、図5のY−Y線拡大断面図である。
【0010】
図1ないし図4において、架設具K1 は、その前面にボックスBの底壁1が当接される取付け板10と、該取付け板10の上下の両端部に固着される一対の支持バー30とで構成される。取付け板10は、金属板をプレス成形した後に、カール成形を施して形成される。即ち、取付け板10の中心部には、バーリング成形により短円筒状の雌ねじ形成筒部11が背面側に向けて突出して形成され、取付け板10は、前記雌ねじ形成筒部11に対して左右に同一量だけずれた部分にそれぞれ上下の各取付け板部10a,10b が連続して形成されている。よって、上下の各取付け板部10a,10b は、縦長の長方形状をなしているが、その接続部は、ボックスBの底壁1のノックアウト孔6に接続される電線管(図示せず)の外径に対応した円弧状に形成されている。即ち、取付け板10の全体形状は、非長方形状であって、これを構成する各取付け板部10a,10b は、中心部の前記雌ねじ形成筒部11に対して点対称形状(各取付け板部10a,10b のいずれか一方を雌ねじ形成筒部11を中心にして半回転させると、他方に合致する形状)となっている。
【0011】
上下の各取付け板部10a,10b における雌ねじ形成筒部11の直上及び直下の対称位置には、一対の係止片12が、前面の当接面13の側であって、しかも内側(雌ねじ形成筒部11の側)に向けて切り起こされている。このため、一対の係止片12は、雌ねじ形成筒部11から上下方向に沿って同一位置に位置しており、上下の各取付け板部10a,10b に対しては、それぞれ幅方向(横方向)に沿って互いに反対側の端部に偏って形成されている。
【0012】
また、取付け板10における一対の係止片12の側方には、それぞれ直線リブ14が背面側に膨出して上下方向に形成されていると共に、雌ねじ形成筒部11の外周には、リングリブ15が同じく背面側に膨出して形成され、両リブ14,15は、互いに接続している。取付け板10に直線リブ14及びリングリブ15を設けることにより、該取付け板10の全体が補強される。この雌ねじ形成筒部11には、後述の引寄せボルト44の先端部を螺合させる雌ねじ16(図4参照)が形成されている。
【0013】
また、プレス成形時には、取付け板10の上下の端部であって、しかも当該部分の幅方向の両端部に、支持バー30を挿通して固着する支持バー挿通固着部17を形成するための長方形状をした上下に2個ずつの計4個の板状部(図示せず)が同時に打抜き形成される。そして、プレス成形後において、4つの前記各板状部を取付け板10の前面側に向けて断面略リング形にカール成形することにより、取付け板10の上下の各端部に、横方向に所定間隔をおいた2個ずつの計4個の支持バー挿通固着部17が形成される。支持バー挿通固着部17は、支持バー30を挿通して固着するための部分であって、成形後の内径は、支持バー30を挿通可能にするために、その外径よりも僅かに大きくなっており、上下の各支持バー30を横方向に沿って所定間隔をおいた一対の支持バー挿通固着部17に挿通した後に、この支持バー挿通固着部17をかしめて僅かに変形させることにより、取付け板10に対して支持バー30が一体に固着される。なお、図1ないし図4において、18は、一対の係止片12を切り起こすことにより、取付け板10に形成された切起し溝であり、19は、中央の雌ねじ形成筒部11の両側に形成されたタッピンねじ挿通孔であり、図1ないし図3、図7及び図8において、21は、支持バー挿通固着部17の表面に残った「かしめ痕」を示す。
【0014】
また、図1ないし図4に示されているように、取付け板10のプレス成形後においては、一対の係止片12のピッチ(間隔)は、標準ピッチ(P)であって、取付け板10における各係止片12の基端部には、該係止片12の切起し方向(取付け板10の内側方向)に沿って一対の切込み22が前記切起し溝18に接続して設けられている。そして、この切込み22の長さ(L)〔図3参照〕は、図7に示されるように、ペンチ等の把持工具Tを使用して、一対の係止片12を切起し方向に最大に切り起こした場合に、切起し後の一対の係止片12’の特殊ピッチ(P)〔図4及び図8参照〕が前記標準ピッチ(P)よりも大きな目的のピッチとなるような長さに定められている。例えば、アウトレットボックスの場合においては、前記標準ピッチ(P)は、60mmであって、特殊ピッチ(P)は、65mmである。
【0015】
また、支持バー30は、直径4mm程度の鉄線で構成されて、手で折り曲げ可能であって、図5に示されるように、取付け板10の上下端部にそれぞれ形成された一対の支持バー挿通固着部17にそれぞれ支持バー30が挿通されて、各支持バー挿通固着部17がかしめられることにより、上下一対の支持バー30は、その中央部が取付け板10に一体に固着されている。
【0016】
また、コンクリート内に埋設されるボックス(アウトレットボックス)Bは、図2に示されるように、その底壁1の中央部に引寄せボルト44を挿通するボルト挿通孔2が形成され、該ボルト挿通孔2を中心として、その上下に一対の係止片挿通孔3が形成されている。この一対の係止片挿通孔3のピッチは、該ボックスBを架設する前記架設具K1 の取付け板10にプレス成形時に設けられた一対の係止片12の標準ピッチP1 と同一である。また、底壁1には、前記ボルト挿通孔2を中心にして計4個のタッピンねじ下孔4が周方向に等間隔で形成されている。このタッピンねじ下孔4は、架設具K1 の取付け板10の前面に一対の係止片12によってボックスBを取付ける際に、その取付強度が不足する場合には、取付け板10の前記タッピンねじ挿通孔19に挿通したタッピンねじをねじ込んで、前記取付強度の不足を補うためのものである。また、ボックスBの底壁1及び周壁5には、多数のノックアウト孔6が形成されていて、使用しないものは、閉塞蓋7で覆われている。
【0017】
そして、前記架設具K1 を使用して、コンクリート内に埋設されるボックスBを所定位置に配置するには、以下のようにして行う。まず、ボックスBの底壁1の裏面を、架設具K1 の取付け板10の前面の当接面13に当接させて、該取付け板10に設けられた標準ピッチ(P)の一対の係止片12を、ボックスBの底壁1に設けられた標準ピッチ(P)の一対の係止片挿通孔3に挿通して、底壁1の内面から突出した部分を、該底壁1の中心側に向けて折り曲げる(図6参照)。これにより、一対の係止片12を介して取付け板10の前面の当接面13にボックスBが取付けられる。なお、一対の係止片12のみでは、取付強度が不足する場合には、取付け板10に設けられたタッピンねじ挿通孔19に挿通されたタッピンねじを、ボックスBのタッピンねじ下孔4に螺合して、強度不足を補うことは、上記した通りである。
【0018】
次に、図5に示されるように、架設具K1 を構成する上下一対の支持バー30の両端部30aを奥側に折り曲げて、その近傍の鉄筋41に針金45等を使用して固定し、前記支持バー30を奥側に折り曲げることにより発生する突張り力によって、ボックスBの前面開口は、コンクリート打設位置に立てかけた型枠42の内面側に密着して、この状態が維持される。また、型枠42に設けられたボルト挿通孔43から引寄せボルト44を内部に挿入して、その先端を、取付け板10の中央部に成形された雌ねじ形成筒部11の内周面の雌ねじ16に螺合させることにより、ボックスBを型枠42の側に引き寄せて、該ボックスBの開口端面を型枠42の内面に確実に密着させる。この状態で、型枠の内側にコンクリートを打設すると、その硬化後において、ボックスBは、コンクリート内に埋設される。なお、支持バー30の両端部を奥側に折り曲げることにより発生する「突張り力」のみによって、コンクリートが流入しない密着力を有して、ボックスBの開口端面が型枠42の内面に密着する場合には、前記引寄せボルト44を使用する必要はない。
【0019】
一方、底壁に設けられた一対の係止片挿通孔のピッチが前記標準ピッチ(P)よりも僅かに小さな特殊ピッチ(P)の別のボックスを取付ける場合には、図7に示されるように、ペンチ等の把持工具Tを使用して、取付け板10の前面側に突出している一対の係止片12を把持して、該係止片12の切起し方向(第1実施形態では、内側)に向けて前記係止片12を更に切り起こす。取付け板10には、そのプレス成形時において、切起し溝18の幅方向の端縁に連続する2本の切込み22が設けられているため、前記係止片12は、図8に示されるように、前記切込み22の長さ(L)に対応した分だけ、更に切り起こされて、切起し後における一対の係止片12’のピッチは、特殊ピッチ(P)となる。
【0020】
よって、各係止片12を更に切り起こして、一対の係止片12’のピッチを特殊ピッチ(P)とすることにより、同一の架設具K1 を使用して、底壁に設けられた一対の係止片挿通孔のピッチが前記標準ピッチ(P)よりも僅かに小さな特殊ピッチ(P)の別のボックスを取付けることが可能となる。よって、一つの架設具K1 によって、2種類のボックスを取付けることができる。
【0021】
また、上記第1実施形態の架設具K1 は、取付け板10に設けられる一対の係止片12は、内側に向けて切り起こされているために、引寄せボルト44が螺合される取付け板10の中心部に切起し溝18が形成されないために、取付け板10の強度の低下が少ない利点がある。しかし、図9に示される本発明の第2実施形態の架設具K2 のように、一対の係止片12は、外側に切り起こして形成されて、切起し溝18に連続して、その外側に切込み22が設けられた構成のものも考えられる。この架設具K2 は、プレス成形時の一対の係止片12の標準ピッチ(P11) は、前記一対の係止片12を切起し溝18に沿って更に外側に切り起こして形成された一対の係止片12’の特殊ピッチ(P12) よりも小さい。
【0022】
また、取付け板10の全体形状に関しても、長方形状のものであってもよい。
【0023】
また、上記施工例は、ボックスBがコンクリート内に埋設される場合であって、架設具K1 を構成する一対の支持バー30は、その両端部を奥側に折り曲げて周辺の鉄筋41に固定することにより、突張り力を発生させ、この突張り力により型枠42の裏面側にボックスBを当接させるものである。しかし、本発明に係る架設具は、軽量間仕切り壁を構成していて相隣接する2本の間柱の間にボックスを配設する施工例においても、使用可能である。この施工例の場合には、架設具を構成する上下一対の各支持バー30の両端部は、折り曲げることなく、そのままの真っ直ぐな状態で前記2本の間柱に固定される。更に、具体的には、前記2本の間柱の各対向板部に穿孔した挿通孔に支持バー30の端部が挿通固定される。後者の施工例の場合でも、2本の間柱の間に配設されるボックスの底壁に設けられた一対(又は複数)の係止片挿通孔3のピッチが僅かに異なる場合には、前者の施工例の場合と同様にして、取付け板10の前面に突出した一対の係止片12を切込み22に沿って更に切り起こして、そのピッチを僅かに変更させればよい。
【0024】
更に、上記各架設具K,K2 は、いずれも取付け板10の上下端部に一対(2本)の独立した支持バー30が固定された構成であって、ボックスBに対して両側に位置する支持バー30の両端部が周辺の支持材(前者の施工例では、鉄筋41であり、後者の施工例では、軽量間仕切り壁を構成する2本の間柱である)に固定される例である。しかし、本発明の架設具を構成する「支持バー」は、必ずしも独立した2本で構成される必要はなく、1本の鉄線をコの字形に折り曲げて、互いに平行となった部分を取付け板の上下端部に固定するものも含まれる。この構成では、支持バーの「両端部」は、これを構成する1本の鉄線の両端部であって、コの字形に折り曲げられているために、所定位置に配設されたボックスの片側に位置することになる。換言すれば、ボックスは、1本の鉄線をコの字形に折り曲げた支持バーに片持ち状となって支持される。
【0025】
【発明の効果】
本発明に係るボックス類の架設具は、取付け板における各係止片の基端部に、一対の係止片のピッチを変更するための切込みが、切起し方向に延長して設けられていて、前記切込みに沿って一対の係止片を更に切り起こすことにより、一対の係止片のピッチを変更させられて、同一の架設具が、異なる2種類のピッチの係止片を有することとなる。よって、架設具を構成する取付け板に設けられた一対の係止片の有する2種類のピッチのいずれかを選択することにより、一対の係止片挿通孔のピッチの異なる2種類のボックス類を架設できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の架設具K1 の斜視図である。
【図2】架設具K1 と、これに取付けられるボックスBとが分離された状態の斜視図である。
【図3】架設具K1 の正面図である。
【図4】図3のX─X線断面図である。
【図5】架設具K1 を使用してボックスBを架設した状態の平面図である。
【図6】図5のY−Y線拡大断面図である。
【図7】把持工具Tを使用して、一対の係止片12を更に切り起こして、そのピッチを特殊ピッチ(P)としている途中を示す架設具K1 の斜視図である。
【図8】同じく切起し後の状態の架設具K1 の斜視図である。
【図9】本発明の第2実施形態の架設具K2 の斜視図である。
【符号の説明】
B:ボックス(ボックス類)
,K2 :架設具
,P11:一対の係止片の標準ピッチ
,P12:一対の係止片の特殊ピッチ
1:ボックスの底壁
3:係止片挿通孔
10:取付け板
12:係止片
22:切込み
30:支持バー
41:鉄筋(支持材)

Claims (2)

  1. ボックス類を取付ける取付け板と、該取付け板の上下部に横方向に固着されて、両端部が周辺の支持材に固定される支持バーとを備え、
    前記取付け板には、ボックス類の底壁に貫通された係止片挿通孔に挿通係止されて、該取付け板にボックス類を取付ける一対の係止片が前面側に切り起こして形成されたボックス類の架設具であって、
    前記取付け板における各係止片の基端部には、一対の係止片のピッチを変更するための切込みが、切起し方向に延長して設けられていることを特徴とするボックス類の架設具。
  2. 前記一対の係止片は、取付け板の内側に向けて切り起こされていることを特徴とする請求項1に記載のボックス類の架設具。
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