JP4049664B2 - アウトレットボックス取付金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄筋コンクリート構造物を築造する際に、構造物内の電気設備や空調設備に使用される配線用のアウトレットボックス(ターミナルボックスとも言う)を、配筋された型枠内にコンクリートを打ち込む前に、形成されるコンクリート壁面に開口して埋め込まれるように鉄筋に取り付けるためのアウトレットボックス取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は一般に使用されている合成樹脂製のアウトレットボックス1を示し、(A)はアウトレットボックス1を表側より見た斜視図、(B)は裏側より見た斜視図である。このアウトレットボックス1は、方形枠状の周側壁2と底壁3とからなるもので、周側壁2の各側壁部2a及び底壁3には、配線用ホース4の取付口4aを挿入するための孔を形成する抜き取り可能な孔形成部5が設けられ、また底壁3にはビス挿通孔6が複数設けてある。尚、図には、孔形成部5の一つを抜き取って形成した孔7に配線用ホース4の取付口4aを挿着した状態を示している。
【0003】
ところで、このようなアウトレットボックス1を型枠内に配筋される鉄筋に取り付けるのに、従来技術として、公知文献を具体的に挙げることは出来ないが、アウトレットボックス1の底壁3の裏側に、長さが底壁3の一辺の長さの3〜4倍程度の番線を上下方向に2本平行に配して、それらの中央部を底壁3に固定部材を介して固着しておき、そしてコンクリート壁面側に配置された上下に隣合う所要の2本の横筋間にアウトレットボックス1を配置し、上記2本の番線の夫々の上端部側を上側の横筋に縛り付け、その下端部側を下側の横筋に縛り付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにアウトレットボックスの裏側に固着した番線による取付手段によると、横筋への番線の縛り付け作業に非常に手間がかかって、1個のアウトレットボックスを取り付けるのに相当な時間を要する上に、所定の位置に正確に取り付けることが出来ず、例えば複数個のアウトレットボックスを同じ高さ位置に並べて鉄筋に取り付けようとしても、それら複数のアウトレットボックス間にどうしても段差が生じてしまい、同じ高さ位置に配設することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑み、アウトレットボックスを鉄筋に対し容易且つ迅速に取り付けできると共に所定位置に正確に取り付けることができるアウトレットボックス取付金具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のアウトレットボックス取付金具は、鉄筋コンクリート構造物のコンクリート壁面Sに開口するように埋め込むアウトレットボックス1を鉄筋に取り付けるための取付金具であって、ウェブaと両側フランジb,bとからなる溝形材によって形成される金具本体11は、横長状の主体12と、これの一端側に折曲部13を介して連設され、溝部cを内向きにして折り曲げられる折曲片14とからなり、折曲片14にはフランジbに切欠部15を、ウェブaの先端部にビスねじ込み孔16を夫々設け、主体12のフランジbには、折曲片14の折り曲げ時にその切欠部15と対向する位置に切欠部17を設け、ウェブaの一端部にビス挿通用スリット18を設けると共に、このスリット18からウェブaの他端部に亘ってビスねじ込み用スリット19を設け、而して主体12のウェブaをコンクリート壁面S側に配置された複数の縦筋8aの前面に当接させ、折り曲げた折曲片14の切欠部15と主体12の切欠部17とで一つの縦筋8aを挟み付けてビス22をビス挿通用スリット18からビスねじ込み孔16にねじ込むことにより主体12の一端側を当該縦筋8aに固定し、主体12の他端側を固定手段23で他の縦筋8aに固定し、この主体12にアウトレットボックス1を当接させてビス24を主体12のビスねじ込み用スリット19にねじ込むようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2は、請求項1に記載のアウトレットボックス取付金具において、前記固定手段23は、前記主体12の他端側を他の縦筋8aに縛って固定する鉄線からなることを特徴とする。
【0008】
請求項3は、請求項1又は2に記載のアウトレットボックス取付金具において、前記切欠部15,17は、フランジをV字状に切除して形成されるVカット部からなる。
【0009】
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載のアウトレットボックス取付金具において、前記折曲片14は、主体12に対して略V字状に折り曲げられていることを特徴とする。
【0010】
請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載のアウトレットボックス取付金具において、前記金具本体11の主体12は、その一端側でフランジがV字状に切除されて屈曲可能となっていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1の(A)は本発明に係るアウトレットボックス取付金具10を示す正面図、(B)は平面図、(C)は背面図であり、図2の(A)は図1の(A)のX−X線拡大断面図、同図の(B)は(A)のY−Y線断面図である。また図3は、この取付金具10を使用してアウトレットボックス1を鉄筋8に取り付けた状態を正面側から見た図面であり、図4は同取付状態を裏側から見た図面である。
【0012】
本発明に係るアウトレットボックス取付金具10は、図1及び図2に示すようにウェブaと両側フランジb,bとからなる溝形材(チャンネル材)によって形成される金具本体11を有し、この金具本体11は、横長状の主体12と、この主体12の一端側に折曲部13を介して一体に連設され、溝形材の溝部cを内向きにして折り曲げられる折曲片14とからなる。尚、この金具本体11は、図3及び図4に例示するように、アウトレットボックス1を例えば3個取り付けることができる。また、折曲部13ではフランジbの部分が切除されている。
【0013】
金具本体11の折曲片14には、図1の(B)及び図2の(A)から分かるように、溝形材のフランジb,bの両側対向位置にVカット部(切欠部)15,15が設けられ、またウェブaの先端部にはビスねじ込み孔16が設けられている。金具本体11の主体12にはそのフランジb,bに、折曲片14を折り曲げた時にそのVカット部15,15と対向する位置にVカット部(切欠部)17,17が設けられ、またこの主体12のウェブの一端部にビス挿通用スリット18が設けられ、そしてこのビス挿通用スリット18からウェブaの他端部に亘って一定長さのビスねじ込み用スリット19が一定のピッチで複数設けられている。
【0014】
また図1の(B)及び図2の(A)から分かるように、金具本体11の主体12は、その一端側で、即ちビス挿通用スリット18とこれに隣接するビスねじ込み用スリット19との間に対応する位置でフランジb,bの部分がV字状に切除されてVカット部20,20を形成し、而してこのVカット部20,20に対応する位置21(スリット18,19の中間位置)でウェブaが折曲可能となっている。この位置21(スリット18,19の中間位置)が屈曲部となる。
【0015】
この実施形態にあっては、金具本体11の折曲片14は、図1の(B)及び図2の(A)に示すように、主体12に対して予め略V字状に、例えば25度程度に折り曲げられているが、このように曲げることなく、主体12と同一直線状に延ばしたままにしておいて、使用の際に現場で曲げるようにしてもよい。尚、折曲片14を曲げることなく主体12と同一直線状に延ばしたままにしておけば、金具本体11を搬送したり保管する時に嵩張らず、有効である。
【0016】
上記のような構成の金具本体11よりなるアウトレットボックス取付金具10の使用方法について図3〜図10を参照しながら説明する。
【0017】
先ず、折曲片14をV字状に折り曲げた金具本体11を水平状態にして、この金具本体11の主体12を、型枠(図示省略)内に配筋される鉄筋8の最前列側、つまり型枠に近い側(コンクリート壁面側)に位置する複数(この場合は、例えば4本とする)の縦筋8aの前面に当接させ、そして図5の(A)に示すように、V字状に折り曲げてある折曲片14を更に折り曲げて、折曲片14側のVカット部15,15と主体12側のVカット部17,17とを一つの縦筋8aの前後両側面に係合させて両Vカット部15,15、17,17で縦筋8aを挟着した状態で、ビス22を主体12の一端側にあるビス挿通用スリット18から折曲片14のビスねじ込み孔16にねじ込んで締め付けることにより、金具本体11の一端部を縦筋8aに固定し、図6の(A)に示す状態とする。尚、この金具本体11の一端部を縦筋8aに固定する際には、その固定位置(高さ位置)を縦筋8aに墨等で表示しておく。
【0018】
こうして金具本体11の一端部を縦筋8aに固定したならば、この金具本体11の水平状態を確認しながら、この金具本体11の他端部を他の縦筋8aに対し図5の(B)及び図7の(A),(B)に示すように鉄線23で縛り付けて固定する。この鉄線23としては、普通の針金の他に、番線(型枠や足場の組立時に結束用として使用される鉄線で、8番,10番の鉄線)を使用する。これによって、金具本体11は、主体12が鉄筋8の最前列側にある複数の縦筋8aの夫々前面に当接した状態で、一定の高さ位置に水平姿勢に固定される。
【0019】
尚、この実施形態では、金具本体11の他端側を他の縦筋8aに鉄線23で縛り付けて固定するようにしているが、この固定手段としては、鉄線23に以外に適当なクランプを使用してもよい。但し、固定手段として鉄線23を使用すれば、固定作業が簡単容易となる。
【0020】
こうして金具本体11を複数の縦筋8aに対し水平姿勢で当接させて固定した後、この金具本体11の主体12の前面に複数個のアウトレットボックス1の夫々背面に当て付け、図3に示すように、これらアウトレットボックス1相互の間隔を予め調整確認した上で、図8の(A),(B)に示すように、各アウトレットボックス1の底壁3に設けてあるビス挿通孔6からビス24を挿入して主体12のビスねじ込み用スリット19にねじ込み、締め付けることによって、各アウトレットボックス1を主体12に固定する。これによって、アウトレットボックス1の取付作業を終了する。
【0021】
上記のようにしてアウトレットボックス1は取付金具10を介して鉄筋8の縦筋8aに取り付けられ、そしてこのアウトレットボックス1の前面(開口面)がコンクリート型枠の内側面と面一状になるわけであるが、取り付けられたアウトレットボックス1の前面位置が型枠の内側面位置に対し後退している場合には、コンクリート打ち込み時にアウトレットボックス1内部にコンクリートが入り込むと言う不都合が生じるため、アウトレットボックス1の取付位置を調整する必要がある。
【0022】
而して、この発明のアウトレットボックス取付金具10では、前述のように金具本体11の主体12がその一端側位置21(スリット18,19の中間位置)で屈曲可能となっていることから、図9に示すように、金具本体11の一端側の折曲片14と主体12を締め付けて縦筋8aに固定しているビス22を緩め、また金具本体11の他端側を縦筋8aに縛り付けている鉄線23を緩めた状態で、上記位置(屈曲部)21のところで主体12を同図の実線図示から仮想線図示のように屈曲させることにより、主体12を前方側へ変位させて、アウトレットボックス1の出面位置を簡単に調整することができる。
【0023】
図10は、アウトレットボックス1を取付金具10によって鉄筋8の縦筋8aに取り付けた後、所定のコンクリート型枠内にコンクリートを打ち込み、コンクリートの固化後に型枠を撤去することによって、アウトレットボックス1がコンクリート壁面Sに開口した状態ならびにアウトレットボックス1に接続した配線用ホース4がコンクリート内に埋設した状態を示している。
【0024】
以上説明したように、本発明のアウトレットボックス取付金具10によれば、金具本体11を水平状態にして、主体12のウェブaを、最前列に配置された複数の縦筋8aの前面に当接させ、折り曲げた折曲片14のVカット部15,15と主体12のVカット部17,17とで一つの縦筋8aを挟み付けて、主体12側のビス挿通用スリット18から折曲片14側のビスねじ込み孔16にビス22をねじ込むことにより主体12の一端側を縦筋8aに固定し、主体12の他端側を他の縦筋8aに鉄線23で縛り付けて固定し、この主体12の前面にアウトレットボックス1を当接させ、ボックス1の底壁3に設けてあるビス挿通孔6からビス24を主体12のビスねじ込み用スリット19にねじ込むようにするから、この取付金具10を介して、アウトレットボックス1を鉄筋8の縦筋8aに対して容易且つ迅速にして且つ所定の位置に正確に取り付けることができると共に、特に複数個のアウトレットボックス1を一定の高さ位置に同じレベルに正確に取り付けることができる。
【0025】
また、金具本体11の主体12には、その一端側から他端側に亘ってビスねじ込み用スリット19が設けられているから、主体12に対するアウトレットボックス1の取付位置を自由に調整することができる。また、このビスねじ込み用スリット19は主体12の一端側から他端側に亘って連続的に形成されたものではなく、一定長さの複数のビスねじ込み用スリット19が相互に短い間隔で形成されたものであるから、主体12の強度を弱めることがなく、十分に剛性を維持することができる。
【0026】
上述の実施形態において、折曲片14側の切欠部15及び主体12側の切欠部17は、フランジbをV字状に切除して形成されるVカット部15,17としているが、これらは例えば円弧状にカットしたものでもよい。しかしながら、Vカット部15,17を採用すれば、V字形の楔効果によって縦筋8aの挟着力、掴持力が強く働いて金具本体11の一端側を縦筋8aに確実に固定できると共に、挟み付けられる縦筋8aの径の大きいもの、小さいものの何れにも適用できる利点がある。
【0027】
【発明の効果】
請求項1に係る発明のアウトレットボックス取付金具によれば、アウトレットボックスを鉄筋の縦筋に対して容易且つ迅速にして所定位置に正確に取り付けることができると共に、複数個のアウトレットボックスを一定の高さ位置に同じレベルに正確に取り付けることができ、それによってアウトレットボックスの取付作業能率を大幅に向上できる。
【0028】
請求項2に係る発明のアウトレットボックス取付金具によれば、固定手段が、主体の他端側を他の縦筋に縛って固定する鉄線からなるため、固定作業を簡単容易に行なうことができる。
【0029】
請求項3に係る発明のアウトレットボックス取付金具によれば、折曲片側の切欠部及び主体側の切欠部が、フランジをV字状に切除して形成されるVカット部からなるため、V字形の楔効果によって縦筋の挟着力、掴持力が強く働いて金具本体の一端側を縦筋に確実に固定できると共に、挟み付けられる縦筋の径の大きいもの、小さいものの何れにも適用可能となる。
【0030】
請求項4に係る発明のアウトレットボックス取付金具によれば、金具本体の折曲片が主体に対して略V字状に折り曲げられているから、現場での折曲片部の折り曲げ作業が簡便となり、作業能率を一層向上できる。
【0031】
請求項5に係る発明のアウトレットボックス取付金具によれば、金具本体の主体が、その一端側でフランジがV字状に切除されて屈曲可能となっているから、この屈曲部のところで主体を屈曲させることにより、主体に取り付けられるアウトレットボックスの出面位置を簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明に係るアウトレットボックス取付金具の正面図、(B)は平面図、(C)は背面図である。
【図2】 (A)は図1の(A)のX−X線拡大断面図、(B)は(A)のY−Y線断面図である。
【図3】 本発明の取付金具を使用してアウトレットボックスを鉄筋に取り付けた状態を正面側から見た図面である。
【図4】 同上の取付状態を裏側から見た図面である。
【図5】 (A)は金具本体の一端側(折曲片側)を一つの縦筋に固定している状態を示す斜視図、(B)は金具本体の他端側を他の縦筋に固定している状態を示す斜視図である。
【図6】 (A)は金具本体の一端側(折曲片側)を一つの縦筋に固定した状態の平面図、(B)は(A)のV−V線断面図である。
【図7】 (A)は金具本体の他端側を他の縦筋に固定した状態の平面図、(B)は(A)のW−W線断面図である。
【図8】 (A)はアウトレットボックスを金具本体の主体に取り付けた状態の平面図、(B)は(A)のZ−Z線断面図である。
【図9】 主体の一端側に設けた屈曲部を利用して主体と折曲片とを互いに屈曲させ、アウトレットボックスの出面調整をしている状態を示す平面図である。
【図10】 アウトレットボックスがコンクリート壁面に開口した状態ならびにアウトレットボックスに接続した配線用ホースがコンクリート内に埋設した状態を示す斜視図である。
【図11】 (A)はアウトレットボックスを表側より見た斜視図、(B)は裏側より見た斜視図である。
【符号の説明】
1 アウトレットボックス
4 配線用ホース
6 アウトレットボックスのビス挿通孔
8 鉄筋
8a 縦筋
8b 横筋
11 金具本体
12 主体
13 折曲部
14 折曲片
15 折曲片側のVカット部(切欠部)
16 ビスねじ込み孔
17 主体側のVカット部(切欠部)
18 ビス挿通用スリット
19 ビスねじ込み用スリット
20 Vカット部
21 主体の屈曲部
22 ビス
23 鉄線(固定手段)
24 ビス

Claims (5)

  1. 鉄筋コンクリート構造物のコンクリート壁面に開口するように埋め込むアウトレットボックスを鉄筋に取り付けるための取付金具であって、ウェブと両側フランジとからなる溝形材によって形成される金具本体は、横長状の主体と、これの一端側に折曲部を介して連設され、溝部を内向きにして折り曲げられる折曲片とからなり、折曲片にはフランジに切欠部を、ウェブの先端部にビスねじ込み孔を夫々設け、主体のフランジには、折曲片の折り曲げ時にその切欠部と対向する位置に切欠部を設け、ウェブの一端部にビス挿通用スリットを設けると共に、このスリットからウェブの他端部に亘ってビスねじ込み用スリットを設け、而して主体のウェブをコンクリート壁面側に配置された複数の縦筋の前面に当接させ、折り曲げた折曲片の切欠部と主体の切欠部とで一つの縦筋を挟み付けてビスをビス挿通用スリットからビスねじ込み孔にねじ込むことにより主体の一端側を当該縦筋に固定し、主体の他端側を他の縦筋に固定手段で固定し、この主体にアウトレットボックスを当接させてビスを主体のビスねじ込み用スリットにねじ込むようにしたアウトレットボックス取付金具。
  2. 前記固定手段は、前記主体の他端側を他の縦筋に縛って固定する鉄線からなる請求項1に記載のアウトレットボックス取付金具。
  3. 前記切欠部は、フランジをV字状に切除して形成されるVカット部からなる請求項1又は2に記載のアウトレットボックス取付金具。
  4. 前記折曲片は、主体に対して略V字状に折り曲げられている請求項1〜3の何れかに記載のアウトレットボックス取付金具。
  5. 前記金具本体の主体は、その一端側でフランジがV字状に切除されて屈曲可能となっている請求項1〜4の何れかに記載のアウトレットボックス取付金具。
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