JP2018114665A - タイヤトリミング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる幅寸法のタイヤを一台で処理することができるタイヤトリミング装置を提供する。【解決手段】エアシリンダ25の出入軸25aが突出し、スライド板41が左方向へスライド動作して丸棒9の下方領域に位置する。タイヤT1内にエアが供給され、タイヤT1は載置台7を下降させながら膨らむ。タイヤT1が膨らむに従ってエアシリンダ5の出入軸5aが没入して、載置台7がタイヤT1と共に下降し、4本の丸棒9の下端面がスライド板41の上面に当接して支持される。タイヤT1は載置台7と回転駆動体23によってクランプされた状態となる。そして、回転駆動体23が回転し、タイヤT1が載置台7と共に回転させられて、回転するタイヤT1にゴムばり切除装置のヘッド部55、57が接近して、ヘッド部55、57によってゴムばりTb、Tcが切除される。【選択図】 図8

Description

本発明は、タイヤ成型時にタイヤ表面に形成されるゴムばりを切除するタイヤトリミング装置に関するものである。
加硫成型後のタイヤには、成型金型の空気穴からはみ出した円筒状のゴムばりが形成されてしまう。ゴムばりは外観上の理由や、タイヤ側面におけるマーキング及び意匠に関する印刷時の妨げとなるため、ゴムばりを切除するトリミングが行なわれる。
このゴムばりを切除する装置として特許文献1に記載されたタイヤトリミング装置がある。この装置は、空圧シリンダ等によって構成される昇降手段に回転自在に取り付けられる下側リム、回転駆動する回転軸に固定された上側リム及びトリミングユニットを備えている。そして、搬送コンベアからタイヤが供給されて、下側リムが所定位置に上昇することで、タイヤが下側リムと上側リムによって挟持される。次いで、タイヤ内に空気が供給されてから、回転軸を回転させることでタイヤを回転させ、トリミングユニットによってゴムばりが切除される。
特開2013−220634号公報
しかしながら、上記従来例に係るタイヤトリミング装置では、予め設定されたタイヤの幅寸法に合わせて下側リムの上昇位置が決められているので、同じサイズのタイヤにのみ対応可能であり、異なる幅寸法のタイヤに対応することができない。すなわち、異なる幅寸法のタイヤを搬送コンベアからタイヤトリミング装置に供給することはできない。従って、比較的小ロットのサイズのタイヤを効率よく処理することができないという問題点がある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、異なる幅寸法のタイヤを一台で処理することができるタイヤトリミング装置の提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、タイヤのリム取付け用の開口に下面側から嵌り込む嵌合部を有する載置台と、前記載置台を回転可能に支持する回転支持手段と、前記載置台を前記回転支持手段と共に昇降動作させる昇降手段と、前記載置台上のタイヤの開口に上面側から嵌り込む嵌合部を有する回転駆動体と、前記載置台の嵌合部と前記回転駆動体の嵌合部が前記タイヤの開口に嵌り込んでクランプされた状態で前記回転駆動体が回転することで前記載置台と共に前記タイヤを回転させながらゴムばりを切除する切除手段とを有するタイヤトリミング装置において、前記載置台は一定以上の荷重が加わると下降し、前記下降する載置台を所定位置で停止させる停止手段を備えており、前記停止手段は前記載置台に載置されるタイヤの幅寸法に合わせて前記載置台を複数の所定の高さ位置に停止させるものであることを特徴とするタイヤトリミング装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載したタイヤトリミング装置において、停止手段は載置台側に設けられた当接部と、前記当接部の下方領域に位置し、前記載置台が下降すると前記当接部に当接するストッパ部と、前記ストッパ部の前記当接部に当接する部分の高さ位置を変更する高さ変更手段とから成ることを特徴とするタイヤトリミング装置である。
請求項3の発明は、請求項2に記載したタイヤトリミング装置において、ストッパ部は高さ方向に並ぶ複数の板材から成り、前記板材は当接部の下方領域へそれぞれ出入自在であり、且つ前記板材を出入動作させる板材駆動手段を具備したことを特徴とするタイヤトリミング装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載したタイヤトリミング装置において、複数の板材は重なり合う状態で下方領域に位置することを特徴とするタイヤトリミング装置である。
請求項5の発明は、請求項3または4に記載したタイヤトリミング装置において、複数の板材は下方領域を挟んで一方側に備えられるものと、他方側に備えられるものとがあり、一方側の板材のうち少なくとも一枚の厚さ寸法が他の板材の厚さ寸法と異なることを特徴とするタイヤトリミング装置である。
本発明のタイヤトリミング装置によれば、異なる幅寸法のタイヤを一台で処理することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るタイヤトリミング装置の正面図である。 図1のタイヤトリミング装置の載置台の斜視図である。 図1のタイヤトリミング装置の載置台の底面を上にした状態の斜視図である。 図1のタイヤトリミング装置のスライド板の斜視図である。 ゴムばりが除去される前のタイヤと図1のタイヤトリミング装置に備えられたゴムばり切除装置のヘッド部の斜視図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、載置台が最下位置となっている状態を示す図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、載置台が最上位置となっている状態を示す図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、最も幅寸法の大きいタイヤを載置台と回転駆動体によってクランプしている状態の図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、図8で説明したタイヤより幅寸法がワンサイズ小さいタイヤを載置台と回転駆動体によってクランプしている状態の図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、図9で説明したタイヤより幅寸法がワンサイズ小さいタイヤを載置台と回転駆動体によってクランプしている状態の図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、図10で説明したタイヤより幅寸法がワンサイズ小さいタイヤを載置台と回転駆動体によってクランプしている状態の図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、図11で説明したタイヤより幅寸法がワンサイズ小さいタイヤを載置台と回転駆動体によってクランプしている状態の図である。 図1のタイヤトリミング装置の要部の正面図で、図12で説明したタイヤより幅寸法がワンサイズ小さいタイヤを載置台と回転駆動体によってクランプしている状態の図である。
本発明の実施の形態に係るタイヤトリミング装置1を図面にしたがって説明する。
図1において符号3は機台を示し、この機台3の下部には昇降手段としてのエアシリンダ5が固定されている。このエアシリンダ5には出入軸5aが上方へ向けて備えられており、出入軸5aは機台3の開口3aを通って上方へ延びており、出入軸5aの先端には載置台7が回転支持手段としてのベアリング装置8を介して回転自在に取り付けられている。出入軸5aは載置台7の中心部に連結されている(図6から図13参照)。
図2に示すように載置台7はベース部7a、このベース部7a上に形成された上段へいくに従って径寸法が小さくなる三段の円板状の嵌合部7bを有している。図3に示すようにベース部7aの下面には凸部7cが形成され、この凸部7cには当接部としての4本の丸棒9が取り付けられている。4本の丸棒9は同じ長さ寸法で出入軸5aを囲むように配置されている。
機台3の上面にはモータ11が備えられており、このモータ11の駆動軸11aにはプーリ13が固定されている。また、基台3の上部には一対のベアリング装置15を有する軸受17が取り付けられ、ベアリング装置15を介して回転軸18が回転自在に備えられている。回転軸18の上端部は機台3の上面から突出しており、この突出部分にはプーリ19が固定されている。プーリ19と駆動軸11aに固定されたプーリ13には無端ベルト21が掛け渡されている。
また、回転軸18の下端部には回転駆動体23が固定されている。回転駆動体23は載置台7を上下逆にした形状に形成されており、下段にいくに従って径寸法が小さくなる三段の円板状の嵌合部23aを有している。回転駆動体23は載置台7に間隔を開けて対向している。回転駆動体23の下面にはエア供給孔(図示せず)が形成され、このエア供給孔には回転軸18に設けられたエア供給路(図示せず)が連通している。エア供給路は図示しないエア供給装置に接続されている。
また、機台3には、エアシリンダ25、27、29、31、33、35が備えられており、エアシリンダ25、27、29、31、33、35は出入軸25a、27a、29a、31a、33a、35aをそれぞれ有している。このうちエアシリンダ25、27、29が図1において右側に上下方向に並ぶように配置され、エアシリンダ31、33、35は左側に上下方向に並ぶように配置されている。
出入軸25a、27a、29aにはストッパ部としてのスライド板41、43、45が固定ブロック25b、27b、29bを介して連結されている。スライド板41が最も小さい厚さ寸法に設定され、スライド板43、45はスライド板41の2倍の厚さ寸法に設定されている。スライド板41と43は幅寸法と長さ寸法が同じサイズに設定され、スライド板45はスライド板41、43と幅寸法は同じであるが、長さ寸法は略半分に設定されている。
また、スライド板41、43、45は左端面と上下面に開口を有し、同じサイズの切欠き部41a、43a、45aを有する平面視略コの字状を為している。
スライド板41、43、45はその下面に摩擦係数の小さい材料から成る摺接層41b、43b、45bを有している。
スライド板43には右端面と上下面に開口を有する切欠き43cが形成されている。スライド板41に固定された固定ブロック25bと出入軸25aは切欠き43c内に位置している。なお、出入軸27aに連結された固定ブロック27bはスライド板43の上面の右端後寄りの角部に固定されている。出入軸29aに連結された固定ブロック29bはスライド板45の上面の右端中央部に固定されている。
スライド板41、43、45は左端面を揃えて、高さ方向に重なった状態で並んで備えられている。
エアシリンダ31、33、35の出入軸31a、33a、35aには、ストッパ部としてのスライド板47、49、51が固定ブロック31b、33b、35bを介して連結されている。
スライド板47はスライド板41より厚さ寸法が大きく設定され、スライド板47、49、51はいずれもスライド板43、45と同じ厚さ寸法に設定されている。この点を除きスライド板47、49、51はスライド板41、43、45と対称となる形状を為しており、スライド板47、49、51はスライド板41、43、45と間隔を開け、切欠き部47a、49a、51aが形成された側を対向させて備えられている。
なお、スライド板47、49、51はスライド板41、43、45と同様にその下面に摩擦係数の小さい材料から成る摺接層47b、49b、51bを有している。更に、スライド板49には、左端面と上下面に開口を有する切欠き49cが形成されている。スライド板47に固定された固定ブロック31bと出入軸31aは切欠き49c内に位置している。
出入軸33aに連結された固定ブロック33bはスライド板49の上面の左端後寄りの角部に固定されている。出入軸35aに連結された固定ブロック35bはスライド板51の上面の左端中央部に固定されている。
スライド板47、49、51は右端面を揃えて、高さ方向に重なった状態で並んで備えられている。
機台3にはローラコンベア53が備えられ、このローラコンベア53は載置台7に対応する箇所に開口部53aを有している。従って、後述するように載置台7はローラコンベア53に接触することなく、上下動することができるようになっている。
また、機台3の丸棒9の下方には開口部3aが形成され、図6に示すように丸棒9は機台3に接触することなく、下降することができるようになっている。
また、機台3には切除手段としてのゴムばり切除装置が設けられており、図5に示すようにゴムばり切除装置にはタイヤT1の周面のゴムばりTbを切除するための2つのヘッド部55、タイヤT1の側面のゴムばりTcを切除するための2つのヘッド部57が備えられている。ヘッド部55、57は図示しない駆動機構によって載置台7に載置されたタイヤT1に対し近接離間するようになっている。
次に、このタイヤトリミング装置1の動作について説明する。
図7に示すように、エアシリンダ5の出入軸5aが突出する。この状態では丸棒9の下端面は最も高い位置にあるスライド板51の上面より僅かに高い最高位置となる。
幅寸法の最も大きいタイヤT1がローラコンベア53によって搬送され、開口部53aにタイヤT1のリム取付け用の開口Taが対向する位置でローラコンベア53が停止する。このローラコンベア53へ送られてくる途中で図示しないセンサによってタイヤのサイズが検知されて、幅寸法の最も大きいタイヤT1であることが検知情報として、タイヤトリミング装置1のエアシリンダ25、27、29、31、33、35等の動作を制御するコントローラに伝達される。
次いで、エアシリンダ5の出入軸5aが突出して載置台7が上昇し、更に載置台7の嵌合部7bがタイヤT1の下面側から開口Taの下端部分に嵌り込み、また、回転駆動体23の嵌合部23aがタイヤT1の上面側から開口Taの上端部分に嵌り込む。
図8に示すようにエアシリンダ25の出入軸25aが突出し、スライド板41が左方向へスライド動作して丸棒9の下方領域に位置する。そして、図示しないエア供給装置からエア供給路、エア供給孔を介してタイヤT1内にエアが供給され、タイヤT1は載置台7を下降させながら膨らむ。タイヤT1が膨らむことで載置台7に一定以上の荷重が加わると、エアシリンダ5の出入軸5aが没入して、載置台7がタイヤT1と共に下降し、4本の丸棒9の下端面がスライド板41の上面に当接して支持される。タイヤT1は載置台7と回転駆動体23によってクランプされた状態となる。
この状態のまま、モータ11の駆動軸11aが回転し、この回転力がプーリ13、無端ベルト21及びプーリ19を介して回転駆動体23に伝達されて、回転駆動体23が回転する。これにより、タイヤT1が載置台7と共に回転させられる。そして、回転するタイヤT1にゴムばり切除装置のヘッド部55、57が接近して、ヘッド部55、57によってゴムばりTb、Tcが切除される。ゴムばりTb、Tcの切除終了後、ヘッド部55、57がタイヤT1から離間する。
次いで、タイヤT1内のエアが抜かれ、エアシリンダ5の出入軸5aが突出して、載置台7が上昇し、エアシリンダ25の出入軸25aが没入して、スライド板41が丸棒9の下方領域から退避する。
次に、エアシリンダ5の出入軸5aが没入して、載置台7が下降する。これにより、載置台7の嵌合部7bと回転駆動体23の嵌合部23aが開口Taから外れて、タイヤT1がローラコンベア53上に設置される。そして、ローラコンベア53が駆動して、タイヤT1が機外に送られる。
以下、図9から図13に示すタイヤT2、T3、T4、T5、T6はタイヤT1より幅寸法がワンサイズずつ小さくなるものであり、スライド板41、43、45、47、49、51のうちのいずれか一つ以上のものがスライドして丸棒9の下方領域へ位置することによって載置台7の高さ位置を調整し、他の動作は上記タイヤT1と同様である。従って、スライド板41、43、45、47、49、51に係る動作以外については、その説明を省略する。
図9に示すようにタイヤT2の場合は、エアシリンダ31の出入軸31aが突出して、スライド板47が右方向へスライド動作して丸棒9の下方領域へ位置する。そして、載置台7が丸棒9と共に下降し、丸棒9の下端面がスライド板47に当接して支持され、載置台7が停止する。前述のようにスライド板47の厚さ寸法はスライド板41の厚さ寸法より大きいので、その分、載置台7は上方に位置して、回転駆動体23との間の距離が小さくなり、幅寸法がタイヤT1よりワンサイズ小さいタイヤT2が載置台7と回転駆動体23にクランプされた状態となる。
図10に示すようにタイヤT3の場合は、エアシリンダ25の出入軸25aと共にエアシリンダ27の出入軸27aが突出して、スライド板41、43が左方向へスライド動作する。これにより、スライド板41、43が重なった状態で丸棒9の下方領域へ位置する。そして、載置台7が丸棒9と共に下降して、丸棒9の下端面がスライド板43に当接して支持され、載置台7が停止する。スライド板41、43が重なっているので、その厚さ寸法はスライド板47の厚さ寸法より大きい。従って、その分、載置台7は上方に位置して、回転駆動体23との間の距離が小さくなり、幅寸法がタイヤT2よりワンサイズ小さいタイヤT3が載置台7と回転駆動体23にクランプされた状態となる。
図11に示すようにタイヤT4の場合は、エアシリンダ31の出入軸31aと共にエアシリンダ33の出入軸33aが突出して、スライド板47、49が右方向へスライド動作する。これにより、スライド板47、49が重なった状態で丸棒9の下方領域へ位置する。そして、載置台7が丸棒9と共に下降して、丸棒9の下端面がスライド板49に当接して支持され、載置台7が停止する。スライド板47、49が重なっているので、その厚さ寸法はスライド板41、43が重なった厚さ寸法より大きい。従って、その分、載置台7は上方に位置して、回転駆動体23との間の距離が小さくなり、幅寸法がタイヤT3よりワンサイズ小さいタイヤT4が載置台7と回転駆動体23にクランプされた状態となる。
図12に示すようにタイヤT5の場合は、エアシリンダ25の出入軸25a、エアシリンダ27の出入軸27a及びエアシリンダ29の出入軸29aが突出して、スライド板41、43、45が左方向へスライド動作する。これにより、スライド板41、43、45が重なった状態で丸棒9の下方領域へ位置する。そして、載置台7が丸棒9と共に下降して、丸棒9の下端面がスライド板45に当接して支持され、載置台7が停止する。スライド板41、43、45が重なっているので、その厚さ寸法はスライド板47、49が重なった厚さ寸法より大きい。従って、その分、載置台7は上方に位置して、回転駆動体23との間の距離が小さくなり、幅寸法がタイヤT4よりワンサイズ小さいタイヤT5が載置台7と回転駆動体23にクランプされた状態となる。
図13に示すようにタイヤT6の場合は、エアシリンダ31の出入軸31a、エアシリンダ33の出入軸33a及びエアシリンダ35の出入軸35aが突出して、スライド板47、49、51が右方向へスライド動作する。これにより、スライド板47、49、51が重なった状態で丸棒9の下方領域へ位置する。そして、載置台7が丸棒9と共に下降して、丸棒9の下端面がスライド板51に当接して支持され、載置台7が停止する。スライド板47、49、51が重なっているので、その厚さ寸法はスライド板41、43、45が重なった厚さ寸法より大きい。従って、その分、載置台7は上方に位置して、回転駆動体23との間の距離が小さくなり、幅寸法がタイヤT5よりワンサイズ小さいタイヤT6が載置台7と回転駆動体23にクランプされた状態となる。
このように、タイヤトリミング装置1によれば、幅寸法がワンサイズずつ小さくなるタイヤT1、T2、T3、T4、T5、T6のゴムばりの切除を一台で行うことが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、スライド板の数は6枚に限らず、処理するタイヤの幅寸法の種類に応じて6枚より少なくても、多くてもよい。
また、上記実施の形態では1枚のスライド板のみを他のスライド板と異なる厚さ寸法としたが、2枚以上のスライド板を他のスライド板と異なる厚さ寸法とする構成としてもよい。
本発明のタイヤトリミング装置はタイヤトリミング装置等の機械製造業、タイヤ製造業に利用可能性を有する。
1…タイヤトリミング装置 3…機台 3a…開口部 5…エアシリンダ
5a…エアシリンダの出入軸 7…載置台 7a…ベース部 7b…嵌合部
7c…凸部 8…ベアリング装置 9…丸棒 11…モータ
11a…モータの駆動軸 13…プーリ 15…ベアリング装置
17…軸受 18…回転軸 19…プーリ 21…無端ベルト
23…回転駆動体 25、27、29、31、33、35…エアシリンダ
25a、27a、29a、31a、33a、35a…出入軸
25b、27b、29b、31b、33b、35b…固定ブロック
41、43、45、47、49、51…スライド板
41a、43a、45a、47a、49a、51a…切欠き部
41b、43b、45b、47b、49b、51b…摺接層 53…コンベア
53a…開口部 55、57…ゴムばり切除装置のヘッド部
T1、T2、T3、T4、T5、T6…タイヤ Ta…タイヤの開口
Tb…タイヤの周面のゴムばり Tc…タイヤの側面のゴムばり

Claims (5)

  1. タイヤのリム取付け用の開口に下面側から嵌り込む嵌合部を有する載置台と、前記載置台を回転可能に支持する回転支持手段と、前記載置台を前記回転支持手段と共に昇降動作させる昇降手段と、前記載置台上のタイヤの開口に上面側から嵌り込む嵌合部を有する回転駆動体と、前記載置台の嵌合部と前記回転駆動体の嵌合部が前記タイヤの開口に嵌り込んでクランプされた状態で前記回転駆動体が回転することで前記載置台と共に前記タイヤを回転させながらゴムばりを切除する切除手段とを有するタイヤトリミング装置において、
    前記載置台は一定以上の荷重が加わると下降し、前記下降する載置台を所定位置で停止させる停止手段を備えており、前記停止手段は前記載置台に載置されるタイヤの幅寸法に合わせて前記載置台を複数の所定の高さ位置に停止させるものであることを特徴とするタイヤトリミング装置。
  2. 請求項1に記載したタイヤトリミング装置において、停止手段は載置台側に設けられた当接部と、前記当接部の下方領域に位置し、前記載置台が下降すると前記当接部に当接するストッパ部と、前記ストッパ部の前記当接部に当接する部分の高さ位置を変更する高さ変更手段とから成ることを特徴とするタイヤトリミング装置。
  3. 請求項2に記載したタイヤトリミング装置において、ストッパ部は高さ方向に並ぶ複数の板材から成り、前記板材は当接部の下方領域へそれぞれ出入自在であり、且つ前記板材を出入動作させる板材駆動手段を具備したことを特徴とするタイヤトリミング装置。
  4. 請求項3に記載したタイヤトリミング装置において、複数の板材は重なり合う状態で下方領域に位置することを特徴とするタイヤトリミング装置。
  5. 請求項3または4に記載したタイヤトリミング装置において、複数の板材は下方領域を挟んで一方側に備えられるものと、他方側に備えられるものとがあり、一方側の板材のうち少なくとも一枚の厚さ寸法が他の板材の厚さ寸法と異なることを特徴とするタイヤトリミング装置。
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