JP2018112765A - 現像装置、プロセスカートリッジおよび成形品の製造方法 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび成形品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プロセスカートリッジに設けられた静電容量を検知する部材と本体側トナー残量接点の電気的な接続を簡易的な構成で行い、省スペース化や、トナー残量検知の信頼性を実現すること。【解決手段】ゲート痕を有する第一枠体と、前記第一枠体のシート張り付け部に、前記樹脂による成形により張り付けられたシートと、前記第一枠体と結合することでトナー収納部を形成する第二枠体と、を有し、前記第一枠体は、前記ゲート痕と前記張り付け部との間に前記第一枠体の厚さが異なる部分を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。【選択図】 図1

Description

本発明は、現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び成形品の製造方法に関するものである。
現像装置とは、現像ローラを有し、現像ローラによって、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を、現像剤(以下トナーと記す)を用いて可視像化する装置である。
現像カートリッジとは、上記現像装置を一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。また、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラムと、この電子写真感光体ドラムに作用する現像装置とを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
従来の電子写真形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置には、電子写真感光体及びそれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このようなプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことができるため、格段に操作性を向上させることができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
また、プロセスカートリッジ方式の電子写真画像形成装置では、上述のように、ユーザー自身がプロセスカートリッジを交換する。そのため、トナーが消費された場合にそれを検知し、ユーザーに交換時期を報知する手段、即ち、トナー残量検知手段を備えているものが多い。
トナー残量検知手段としては、プロセスカートリッジ内に配置した複数の電極間の静電容量の変化を検知して、トナー残量を検知する方式がある。このような方式の一つとして、特許文献1では、現像剤担持体に交流バイアスを印加することで、現像剤担持体を入力側電極とし、出力側電極となる静電容量検知部材を現像装置内の現像剤担持体に対向する箇所に設ける構成が提案されている。この構成では、静電容量検知部材と画像形成装置本体内に設けられたバネ性を有する導電性部材(以下、本体側トナー残量接点と記す)間を電気的に接続する接点部材がプロセスカートリッジに設けられている。現像剤担持体に交流バイアスが印加されると、現像剤担持体と静電容量検知部材間に、静電容量(トナー残量)に応じた電流が誘起される。この電流値を、前記プロセスカートリッジ側に設けられた接点部材、本体側トナー残量接点を介して、画像形成装置本体のトナー残量検知装置で測定することによりトナー残量を逐次検知することが可能となる。
特開2003−248371号公報
従来の方法においては、高精度に正確に現像剤量の検知を行なうためには、静電容量を検知する部材と現像剤担持体との距離を一定に保つなど、多くの構成部品を高精度に配置することが必要であった。
本発明の目的は、プロセスカートリッジに設けられた静電容量を検知する部材と本体側トナー残量接点の電気的な接続を簡易的な構成で行い、省スペース化や、トナー残量検知の信頼性を実現していくことである。
上記課題を解決する為の本発明の現像装置は、ゲート痕を有する第一枠体と、前記第一枠体と結合することでトナー収納部を形成する第二枠体と、を有し、前記第一枠体は、シートが張り付けられ、前記シートと、前記ゲートとの間に、前記第一枠体の厚さが異なる部分を有することを特徴とする。
本発明のプロセスカートリッジは、ゲート痕を有する第一枠体と、前記第一枠体と結合することでトナー収納部を形成する第二枠体と、を有し、前記第一枠体は、シートが張り付けられ、前記シートと前記ゲートの間に前記第一枠体の厚さが異なる部分を有することを特徴とする。
本発明の成形品の製造方法は、第一の金型と第二の金型の間にシートを挿入し、前記第一の金型と前記第二の金型を合わせることにより空隙を形成し、ゲートから樹脂を流し込むことで前記シートが張り付けられた成形品を製造する成形品の製造方法であって、前記第一の金型或いは第二の金型には、前記シートが挿入される部分と前記ゲートとの間に樹脂の流れを変化させる部分を有することを特徴とする。
本発明によれば、導電性シートを均一に第一の枠体(蓋部材)に一体成形することができ、簡易的な構成で、画像形成装置の省スペース化およびトナー残量検知の信頼性の向上を実現できる。
実施の形態に係る現像装置の断面図を表している。 実施の形態に係る第一の枠体の一部拡大図を表している。 実施の形態に係る電子写真画像形成装置の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの断面図である。 実施の形態に係るプロセスカートリッジの断面図である。 実施の形態に係る開閉扉を開いた画像形成装置本体、プロセスカートリッジの斜視図である。 実施の形態に係るプロセスカートリッジの構成を説明する斜視図である。 実施の形態に係る導電性シートを張り付けて成形された第一の枠体の部分斜視図である。 図7の断面図である。 実施の形態に係る導電性シートを張り付けて成形された第一の枠体とトナー収納枠体の結合を説明するための部分斜視図である。 本発明を適用可能にする現像装置の斜視図である。 実施の形態に係る第一の枠体を成形するための金型全体の断面図である。 空隙の距離(肉厚)を異ならせる形状部が形成されていない状態の金型内部の樹脂の流れの概念図である。 図12の一部断面図である。 導電性シートの表面抵抗値を表した図である。 空隙の距離(肉厚)を異ならせる形状部を有する金型内部の樹脂の流れの概念図である。 実施形態に係る空隙の距離(肉厚)を異ならせる形状部の概念図である。 実施形態に係る空隙の距離(肉厚)を異ならせる形状部の概念図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、電子写真感光体ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。
また、長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光ドラムが駆動力を受ける側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。
図3および図4を用いて全体構成および画像形成プロセスについて説明する。
図3は、本発明の一実施の形態である電子写真画像形成装置の画像形成装置本体(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。
図4は、カートリッジBの断面図である。
ここで、電子写真画像形成装置の装置本体Aとは、カートリッジBを除いた電子写真画像形成装置部分である。
電子写真画像形成装置全体構成
図3において、電子写真画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの上側に露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。
また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収容したシートトレイ4が配置されている。
更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
画像形成プロセス
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。プリントスタート信号に基づいて、電子写真感光体ドラム(以下、ドラム62と記載する)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。
露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBの上面の露光窓部74を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。
これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての現像装置ユニット20において、トナー収納部29内のトナーTは、搬送部材43の回転によって撹拌、搬送される。
トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32の表面に担持される。
トナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面の層厚が規制される。
そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ転移され、トナー像として可視像化される。
また、図3に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から給送される。
そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ供給される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。
このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図4に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。
上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
カートリッジ着脱構成
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について、図5を用いて説明する。
図5は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開いた装置本体A、カートリッジBの斜視図である。
装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられている。この開閉扉13を開くとガイドレール12が備えてあり、カートリッジBはガイドレール12に沿って装置本体A内に装着される。
そして、装置本体Aのモータ(不図示)により駆動される駆動軸14が、カートリッジBに設けられた駆動力受け部と係合する。
これにより、駆動力受け部と結合しているドラム62が装置本体Aから駆動力を受けて回転する。
カートリッジ全体の構成
次にカートリッジBの全体構成について図4、図6を用いて説明する。
図6は、カートリッジBの構成を説明する斜視図である。
カートリッジBはクリーニングユニット60と現像装置ユニット20を合体して構成される。
クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71、ドラム62、帯電ローラ66およびクリーニングブレード77等からなる。
一方、現像装置ユニット20は、蓋部材122、トナー収納容器23、第1サイド部材26L、第2サイド部材26R、現像ブレード42、現像ローラ32、マグネットローラ34、搬送部材43、トナーT、付勢部材46等からなる。
これらクリーニングユニット60と現像装置ユニット20を、結合部材75によって互いに回動可能に結合することによってカートリッジBを構成する。
具体的には、現像装置ユニット20の長手方向両端部にある第1サイド部材26L及び第2サイド部材26Rに形成したアーム部26aL、26aRの先端に、現像ローラ32と平行な回動穴26bL、26bRが設けられている。
また、クリーニング枠体71の長手両端部には、結合部材75を嵌入するための嵌入穴71aが形成されている。
そして、アーム部26aL、26aRをクリーニング枠体71の所定の位置に合わせて、結合部材75を回動穴26bL、26bRと嵌入穴71aに挿入することで、クリーニングユニット60と現像装置ユニット20が結合部材75を中心に回動可能に結合される。
このとき、アーム部26aL、26aRの根元に取り付けられた付勢部材46がクリーニング枠体71に当たり、結合部材75を回動中心として現像装置ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢している。
これにより、現像ローラ32はドラム62の方向へ確実に押し付けられる。
現像装置ユニット
次に本発明に係る現像装置ユニット20の構成について図2、図7、図8を用いて説明する。図7はトナー残量検知部材である導電性シート24が、図2に示す第一枠体である蓋部材122のシート張り付け部446に、張り付けられた部材の部分斜視図を示している。
導電性シート24は第一枠体を成形する際、導電性シート24を金型に挿入(インサート)しておき、前記第一枠体が成形されるとともに導電性シートが成形品に張り付いて成形される(一体的に成形される)ことが好ましい。
図7に示すように、導電性シート24は、機能的にトナー残量検知部24aと接点部24bの2つの部分に分けられ、導電性シート24全体が第一の枠体(蓋部材)122に対して、張り付けられている。
導電性シート24は、PS樹脂をPS樹脂にカーボンブラックを混ぜた導電層で挟み込んだ3層構造の導電性シートであってもよいし、EVA樹脂にカーボンブラックを混ぜた1層構造の導電性シートであってもよい。また、PS樹脂にカーボンブラックを印刷した2層構造の導電性シートであってもよい。導電性シート24の全体の厚みは0.05mm以上0.3mm以下が好ましい。導電性シート24に関しては、上記に限らず、樹脂圧によって金型にならい、かつ、成形後、第一の枠体(蓋部材)122にある一定以上の強度で固定されるようなものであればよい。
図8は図7のX−X断面図である。図中に示すように、導電性シート24の接点部24bは、導電性シート24が第一の枠体(蓋部材)122のトナーと接する側の面aとは裏面の面bに露出するよう成形されている。
導電性シート24が張り付いている部分は、トナー撹拌搬送部材43(図4参照)が回転するためのR形状441と、立壁442の間の鋭角な折れ曲がり部44を含んでいる。
第一の枠体(蓋部材)122は、その大部分が、均一な厚さM(肉厚)で形成されている。均一な厚さM(肉厚)をここでは基本肉厚と称する。基本肉厚は、1.0mm以上3.0mm以下であることが好ましい。
次に図1、8、9、10を用いてトナー残量検知システムに関して説明する。
前述したように導電性シート24が張り付いている第一の枠体(蓋部材)122は、図9に示すように第二の枠体であるトナー収納容器23に溶着等の手段によって固定される。本実施形態では第一の枠体(蓋部材)122に溶着リブ122bを設け、超音波振動をかけることで、第一の枠体(蓋部材)122と第二の枠体(トナー収納容器)23を結合している。
導電性シート24に対向して配置される導電性を有する現像ローラ32は図10に示すように軸受け部材37、38によって支持され、サイド部材26L、26Rを介して、トナー収納容器23に回転可能に取り付けられる。
本実施形態では、現像ローラ32は中空のアルミニウムを、非駆動側の軸受け部材38は導電性樹脂を材質として用い、前記現像ローラ32の非駆動側の内周を軸受け部材38の外周38aで支持する構成をとっている。
装置本体AにカートリッジBが挿入されると、装置本体A内の回路に電気的に接続された不図示の現像接点バネが、軸受け部材38の下面c(図10)に当接することで、現像ローラ32にバイアスが印加されるよう構成されている。
装置本体AにカートリッジBが挿入されると、導電性シート24の接点部(図8 b)は、装置本体Aのトナー残量検知装置に電気的に接続された、本体側トナー残量接点(不図示)と当接するよう構成されている。
図1は装置本体にカートリッジが挿入された状態の現像装置の断面図を表している。
カートリッジは、トナーが収容される第一室9001と、現像ローラ32が取り付けられた第二室9002とを有する。また、前記第一室と前記第二室との間には開口部9003が形成され、前記第一室9001から前記開口部9003を通って前記第二室9002にトナーTが供給されて前記現像ローラ32に前記トナーTを付着させる。
前記第一室9001は、前記開口部9003に隣接して導電性シート24が張り付けられた枠体によって形成されている。
開口部9003に隣接する部分には、トナー撹拌搬送部材43が回転するためのR形状441と、第二室9002との間の壁に沿うように立壁442が形成されている。そして、曲面形状(R形状)441と、立壁442の間に鋭角な折れ曲がり部44を含んでいる。
鋭角な折れ曲がり部の頂点部から急速に形状が変化しているため、この曲面形状(R形状)441と、立壁442の間に鋭角な折れ曲がり部44に導電性シート24を張り付けると、トナー残量を効果的に測定することができる。
第一の枠体(蓋部材)122を成形する際、第一の枠体の形状を有する空間部(キャビティー)に樹脂を流入させるためのゲート(もしくはゲートの痕跡(ゲート痕))102と導電性シート24が張り付けられた部分との間に肉厚変化部45が形成されている。第一の枠体(成形品)には、第一の枠体(成形品)を成形するためにキャビティーに樹脂を流入させるためのゲートの痕跡が残っている場合もある。ゲートおよび成形品に残るゲートの痕跡を含めて本明細書においては、ゲートと称する。
現像ローラ32にAC電圧が印加されると、現像ローラ32と導電性シート24との間に、両者間の静電容量に対応した電流が誘起される。この静電容量は現像ローラ32と導電性シート24間のトナーTの量に応じて変化する。よってこの電流値を、トナー残量検知装置(不図示)で測定することによって現像ローラ32と導電性シート24との間のトナー残量Tを逐次検知することが可能となる。
肉厚変化部(肉厚が異なる部分)についての説明
図2は、第一の枠体(蓋部材)122の一部を拡大して示した概略図である。446は、導電性シート24が張り付いた、シート張り付け部である。この、シート張り付け部446の隣接部(導電性シートとゲート102、103との間)に、肉厚変化部45が設けられている。この肉厚変化部45は、第一の枠体(蓋部材)の厚さ(肉厚)Mが異なる部分のことである。第一の枠体(蓋部材)の厚み(肉厚)Mが異なる部分とは、第一の枠体(蓋部材)122の肉厚を薄くした窪みであることが好ましい。しかし、第一の枠体(蓋部材)122の肉厚を厚くして突出させた突出部であってもよい。肉厚変化部45は、トナーと接する側の面aに形成されていてもよいし裏の面bに形成されていてもよいが、裏の面bに形成されていることが好ましい。
シート張り付け部446の隣接部とは、第一の枠体(蓋部材)122を成形する際、第一の枠体の形状を有する空間部(キャビティー)に樹脂を流入させるためのゲート102、103からシート張り付け部までの間の領域Zのことである。
肉厚変化部は、ゲート102と、ゲート102との距離が最も短い折れ曲がり部とを結んだ線Nの線上に、第一の枠体の厚さ(肉厚)が薄くなっている部分45aを有することが好ましい。厚さが薄くなっている部分の窪み量(肉厚変化量)t1は、0.2mm以上0.5mm以下であることが好ましい。また、幅w1は、20mm以上であることが好ましい。また、厚さが薄くなっている部分と隣接して厚さが厚くなっている部分45bを有していてもよい。厚さが厚くなっている部分は、導電性シート24の端部の折れ曲がり部と、導電性シート24の端部の折れ曲がり部から最も近いゲート102とを結んだ線F上にあることが好ましい。45bの幅w2は30mm以上が好ましい。
成形品(第一の枠体(蓋部材))の製造方法
次に、成形品(第一の枠体(蓋部材))122の製造方法について説明する。第一の枠体(蓋部材)122は、金型内の空隙部に導電性シートを予め挿入しておき、その後、空隙部に樹脂を流し込むことによって、導電性シートが張り付けられた(一体的に張り付けられた)第一の枠体(蓋部材)122が成形され、製造される。
図11に第一の枠体(蓋部材)122を成形するための金型全体の断面図の一例を示す。図11(a)は金型が開いている状態を示した図であり、図11(b)は金型が閉じている状態を示した図である。
35は第一の金型、36は第二の金型、1002はゲートを示す。第一の金型35及び第二の金型36には、転写すると第一の枠体(蓋部材)122の表面形状となる形状が形成されている。金型が開いている状態の時に導電性シート24を金型内にインサート(挿入)しておく。導電性シート24は、S部分に微細な空気穴を設け、この微細な空気穴を不図示の吸引装置に連結することで第一の金型35に固定することができる。ここでは、第一の金型35に導電性シート24を固定したが、これは、樹脂の注入が完了し、第二の金型36が開いている間に導電性シート24を第一の金型35にセット可能にすることで、成形サイクルを短縮するためである。よって、導電性シート24を必ずしも第一の金型35に固定する必要はなく、第二の金型36に固定してもよい。これらの方法以外にも、既知の方法を用いることが可能である。
そして、第一の金型35と第二の金型36を合わせる(型閉)。金型を合わせることにより形成される空隙(キャビティ)1001に、ゲート1002から溶融樹脂を流し込み、第一の枠体(蓋部材)122を成形する。第一の金型35と第二の金型36とを合わせた時、第一の金型35と第二の金型36とが、距離Mの間隔をあけて対向するように構成されている。これにより肉厚Mの第一の枠体(蓋部材)122を成形することができる。
本実施形態においては、第二の金型36には、導電性シート24が挿入される部分の隣接部であって、ゲート1002との間の一部分に、距離Mの間隔が変化する部分(肉厚が変化する部分(肉厚変化部))を形成するための形状110が形成されている。
次に、この空隙の距離(肉厚)を異ならせる形状(肉厚を異ならせる形状)を設けることにより得られる効果について述べる。
肉厚を異ならせる形状を設けず導電性シートを一体的に成形すると、導電性シートのシート内での抵抗値の差が大きく、それにより、トナーの残量検知の値にばらつきが生じてしまう場合がある。その原因について鋭意検討した結果以下のことが分かった。
図12は、肉厚を異ならせる形状が形成されていない状態の金型内部の樹脂の流れを模式化した図である。金型の空隙部に樹脂を途中まで注入した時の状態を示している。2010は樹脂の先端部(フローフロント)を示している。2002、2003はゲート、2004は樹脂であり、224は導電性シートを示す。2441は、第一の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状部を示す。ここでは、2か所のゲート2002、2003から樹脂を注入した場合について説明する。
244gは、シート端部から最も近いゲート2002から最短距離にある、第一の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状部である。237gは第二の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状部である。図13(a)(b)は、244g、237gを含むg−g断面を示す図である。
244eは、導電性シート端部の、第一の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状部であり、237eは第二の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状部である。図13(c)(d)は、244e、237eを含むe−e断面を示す図である。
ゲート2002から折れ曲がり部転写形状部までの肉厚が一定だった場合、溶融した樹脂は、同心円状に流動する。そして、まずゲート2002に最も近い折れ曲がり部を転写する形状(折れ曲がり部転写形状)部244g、237gに到達する。この時、導電性シート224は、第二の金型側237gに位置している(図13(a))。その後、樹脂2004の充填によって持ち上げられ第一の金型側244gに押しつけられる(図13(b))。このあと、244gから端部244eに向かって順番に充填されていくことになる。そして、ゲート2002から離れた導電性シート端部224eにおいては、シートがほとんど固定された状態で樹脂が到達する(図13(c))。そのため、導電性シートより第一の金型側の樹脂が充填されていない部分2005に樹脂が充填される時、導電性シート224は局所的に矢印E方向に引き延ばされ、導電性シートが薄くなってしまう。244gに樹脂が到達してから、244eに樹脂が到達するまでの時間はだいたい0.6秒(s)かかっていた。
金型から取出した第一の枠体(蓋部材)の、折れ曲がり部244における導電性シートの224表面抵抗値を測定した。この結果を図14の点線136に示す。ゲート2002に最も近い折れ曲がり部(244gで成形された部分)における抵抗値137が最も低く、ゲート2002から離れるにつれて値が大きくなり、折れ曲がり部の端部(244eで成形された部分)における表面抵抗値比138が最も高いことがわかる。ゲート2002に最も近い折れ曲がり部(244eで成形された部分)の表面抵抗値137に対して、折れ曲がり部の端部(244eで成形された部分)の表面抵抗値138は約2.2倍であった。これは、折れ曲がり部転写形状部への到達時間の差が、溶融樹脂を固化させ導電性シートを固定させてしまい、その状態で折れ曲がり部に樹脂が充填されることにより導電性シートが引き延ばされてしまっていると考えられる。これにより導電性シートの厚みに差が出てしまい、抵抗値の値にバラつきが生じてしまっていた。
そこで、本実施形態では、折れ曲がり部転写形状部分への樹脂の到達時間の差を少なくすることを目的として、ゲートと折れ曲がり部転写形状部との間に肉厚を変化させる(異ならせる)形状を設ける。
この肉厚変化部を形成するための肉厚を変化させる(異ならせる)形状について次に詳細に説明する。
図15は、肉厚を異ならせる形状110を有する金型内部の樹脂の流れを模式化した図である。金型の空隙部に樹脂を途中まで注入した時の状態を示している。2010は樹脂の先端部を示している。1002、1003はゲート、1004は樹脂であり、24は導電性シートを示す。441は、第一の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状の部分を示す。本実施形態では、2か所のゲート1002、1003から樹脂を注入した場合について説明するがこれに限らず、1か所でもよく、3か所以上のゲートから樹脂を注入してもよい。
110は金型に形成された肉厚を異ならせる形状であり、導電性シート24が樹脂により一体的に張り付けられる部分と隣接して設けられる。隣接とは、導電性シートが張り付けられる部分の端部からゲートまでの間の領域MWのことを言う。
本実施形態では、第二の金型に、突出した形状を有する突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aを形成する例を示す。この形状110aは、シート端部から最も近いゲート1002から最短距離にある、第二の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状部44gと、ゲート1002を結んだ線MNの線上に形成する。突出し形状による肉厚を異ならせる形状の突出し量(図を、0.2mm以上0.5mm以下とすることが好ましい。また、突出し形状による肉厚を異ならせる形状の幅mw1を20mm以上とすることが好ましい。
さらに、導電性シート端部の、第二の金型における第一の枠体(蓋部材)122の折れ曲がり部44を転写する形状部44eと、ゲート1002を結んだ線MFの線上に、第二の金型を窪ませた、窪み形状による肉厚を異ならせる形状110bを形成してもよい。窪み形状による肉厚を異ならせる形状の幅mw2を、30mm以上とすることが好ましい。
この肉厚を異ならせる形状により、樹脂の流れを異ならせる。具体的には、第二の金型に突出し形状による肉厚を異ならせる形状を形成することにより、樹脂の流れが抑制される。また、第二の金型に窪み形状による肉厚を異ならせる形状を形成することにより、樹脂の流れが促進される。肉厚を異ならせる形状は第一の金型に形成してもよい。第一の金型に突出し形状による肉厚を異ならせる形状を形成することにより、樹脂の流れが抑制される。第一の金型に窪み形状による肉厚を異ならせる形状を形成することにより樹脂の流れが促進される。
金型にこのような肉厚を異ならせる形状110を形成することにより、図12と比べ、折れ曲がり部を転写する形状部441に向かう樹脂の先端部2010の差が少なくなる。44gに樹脂が到達してから、44eに樹脂が到達するまでの時間はだいたい0.4秒(s)以下に抑えられる。
図15で示した肉厚を異ならせる形状110を形成した金型で第一の枠体(蓋部材)を成形し、折れ曲がり部44における導電性シートの24表面抵抗値を測定した。この結果を図14の実線132に示す。ゲート1002に最も近い折れ曲がり部(44gで成形された部分)における抵抗値134が最も低く、ゲート1002から離れるにつれて値が大きくなり、折れ曲がり部の端部(244eで成形された部分)における表面抵抗値比135が最も高い。肉厚を異ならせる形状110を形成すると、抵抗値の差がかなり低減されていることがわかる。44gに樹脂が到達してから、44eに樹脂が到達するまでの時間の差をできるだけ抑えることにより、シートが固定されることによる局所的な延びを抑えることに成功し、導電性シートの厚みの変化を抑え、表面抵抗値の差を少なくすることが可能となる。これにより、トナー残量検知の信頼性がより向上する。44gに樹脂が到達してから、44eに樹脂が到達するまでの時間の差を0.4秒(s)以下に抑えることが好ましい。
次に、導電性シート24の接点部24bを成形する方法について説明する。導電性シートの接点部24bを第二の金型に確実に押しつけるため、第一の金型に抑えピンを配置する。抑えピンは金型が閉じた段階ではバネ力によって接点部24bが第二の金型に固定されるよう構成されている。金型が閉じた段階で、樹脂を注入し、抑えピンが樹脂圧で退避するよう構成することで、接点部24bを裏の面b面に露出させて成形する。
以上、本実施形態の成形品の製造方法により、第一の枠体(蓋部材)が成形され、製造されるが、この方法に限るものではない。
次に実施例について説明する。図15に記載の肉厚を異ならせる形状110の形状を変化させて、シミュレーションを行なった。図16は、図15におけるA−A断面図および肉厚を異ならせる形状の上面図を示す。
(実施例1〜実施例5、比較例)
図16(a)に示す突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aを有する金型形状によるシミュレーションを行なった。本実施例においては、肉厚を異ならせる形状110bは設けない例を示す。具体的には、標準肉厚を1.5mmとした。突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aの形状を、幅mw1:30mm、長さml1:12mmとし、突出し量(肉厚変化量)mt1を0.1mm〜0.5mmまで変化させた。本明細書において、標準肉厚とは、肉厚を変化させていない部分の成形品の肉厚、あるいは成形品の肉厚の半分以上を占める肉厚とする。そして、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状部44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状部44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。また、肉厚を異ならせる形状を設けない場合を比較例として、同じように到達時間の差を求めた。結果を表1に示す。
Figure 2018112765
表1から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合と比較して、肉厚を異ならせる形状を設けると、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。これにより、樹脂が固化してしまうことによるシートの厚みの変化を抑えることができる。また、よりよい効果を得るためには、肉厚を異ならせる形状の突出し量(肉厚変化量)mt1を0.2mm以上0.5mm以下にすることが好ましいことがわかった。
(実施例6〜実施例10)
図16(a)に示す突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aを有する金型形状によるシミュレーションを行なった。本実施例においては、肉厚を異ならせる形状110bは設けない例を示す。具体的には、標準肉厚(肉厚を変化させていない部分の成形品の肉厚)を1.5mmとした。肉厚を異ならせる形状110aの形状を、長さml1:12mm、突出し量(肉厚変化量)mt1:0.3mmとし、幅mw1を10mm〜50mmとなるように変化させた。そして、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。結果を表2に示す。
Figure 2018112765
表2から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合(表1比較例参照)と比較して、肉厚を異ならせる形状を設けると、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。これにより、樹脂が固化してしまうことによるシートの厚みの変化を抑えることができる。また、よりよい効果を得るためには、肉厚を異ならせる形状の幅mw1を20mm以上とすることが好ましいことがわかった。
(実施例11〜実施例13)
図16(a)に示す突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aを有する金型形状によるシミュレーションを行なった。本実施例においては、肉厚を異ならせる形状110bは設けない例を示す。具体的には、標準肉厚(肉厚を変化させていない部分の成形品の肉厚)を1.5mmとした。肉厚を異ならせる形状110aの形状を、突出し量(肉厚変化量)mt1:0.3mm、幅mw1:30mmとし、長さml1を6mm〜15mmになるように変化させた。そして、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。結果を表3に示す。
Figure 2018112765
表3から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合(表1比較例参照)と比較して、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。これにより、樹脂が固化してしまうことによるシートの厚みの変化を抑えることができる。
(実施例14〜実施例16)
図16(b)〜図16(d)に示す突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aを有する金型形状によるシミュレーションを行なった。本実施例においては、肉厚を異ならせる形状110bは設けない例を示す。
ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。結果を表4に示す。
Figure 2018112765
表4から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合(表1比較例参照)と比較して、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。これにより、樹脂が固化してしまうことによるシートの厚みの変化を抑えることができる。
(実施例17〜実施例20)
図17(a)に示す突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aに隣接して、窪み形状による肉厚を異ならせる形状110bを設けた肉厚を異ならせる形状を有する金型形状によるシミュレーションを行なった。具体的には、標準肉厚(肉厚を変化させていない部分の成形品の肉厚)を1.5mmとした。肉厚を異ならせる形状110aの形状を、突出し量(肉厚変化量)mt1:0.3mm、幅mw1:30mm、長さml1:12mmとした。突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aに隣接して設けられた肉厚を異ならせる形状110bの形状を、窪み量(肉厚変化量)mt2:0.3mm、長さml2:12mmとし、幅mw2を10mm〜40mmになるように変化させた。そして、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。結果を表5に示す。
Figure 2018112765
表5から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合(表1比較例参照)と比較して、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。また、実施例19および実施例20は、肉厚を異ならせる形状110bを設けない場合(実施例12参照)と比べて、到達時間の差が少なくなっていることが分かった。このことから窪み形状による肉厚を異ならせる形状の幅は、30mm以上が好ましい。
(実施例21〜実施例23)
図17(a)に示す突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aに隣接して、窪み形状による肉厚を異ならせる形状110bを設けた肉厚を異ならせる形状を有する金型形状によるシミュレーションを行なった。具体的には、標準肉厚(肉厚を変化させていない部分の成形品の肉厚)を1.5mmとした。肉厚を異ならせる形状110aの形状を、突出し量(肉厚変化量)mt1:0.3mm、幅mw1:30mm、長さml1:12mmとした。突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aに隣接して設けられた肉厚を異ならせる形状110bの形状を、長さml2:12mmとし、幅mw2を20mmとし、窪み量(肉厚変化量)mt2を0.2mm〜0.5mmになるように変化させた。そして、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。結果を表6に示す。
Figure 2018112765
表6から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合(表1比較例参照)と比較して、肉厚を異ならせる形状を設けると、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。突出し量による変化はあまり見られなかった。
(実施例24)
図17(a)に示す突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aに隣接して、窪み形状による肉厚を異ならせる形状110bを設けた肉厚を異ならせる形状を有する金型形状によるシミュレーションを行なった。具体的には、標準肉厚(肉厚を変化させていない部分の成形品の肉厚)を1.5mmとした。肉厚を異ならせる形状110aの形状を、突出し量(肉厚変化量)mt1:0.3mm、幅mw1:30mm、長さml1:12mmとした。突出し形状による肉厚を異ならせる形状110aに隣接して設けられた肉厚を異ならせる形状110bの形状を、幅mw2を20mmとし、窪み量(肉厚変化量)mt2を0.3mmとし、長さml2を20mmとした。そして、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。結果を表7に示す。
Figure 2018112765
表7から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合(表1比較例参照)と比較して、肉厚を異ならせる形状を設けると、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。長さによる変化はあまり見られなかった。
(実施例25)
図17(b)に示す、肉厚を異ならせる形状110aは設けず、窪み形状による肉厚を異ならせる形状110bのみによる肉厚を異ならせる形状を有する金型形状によるシミュレーションを行なった。具体的には、標準肉厚(肉厚を変化させていない部分の成形品の肉厚)を1.5mmとした。窪み形状による肉厚を異ならせる形状110bを、30mm離して2つ設けた。窪み形状による肉厚を異ならせる形状110bは、幅mw2を20mm、窪み量(肉厚変化量)mt2を0.3mm、長さml2を12mmとした。そして、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、樹脂先端(フローフロント)がゲートから最も近い折れ曲がり部を転写する形状44gに到達するまでの時間をシミュレーションにより求めた。また、ゲートから樹脂を注入し始めた時間から、シート端部の折れ曲がり部を転写する形状44eに到達するまでの時間をシミュレーションによって求めた。そしてその到達時間の差を求めた。結果を表8に示す。
Figure 2018112765
表8から、肉厚を異ならせる形状を設けない場合(表1比較例参照)と比較して、肉厚を異ならせる形状を設けると、44gへの到達時間と、44eへの到達時間との差が少なくなっていることがわかった。これにより、樹脂が固化してしまうことによるシートの厚みの変化を抑えることができる。
1002、1003 ゲート
102、103 ゲート
122 第一枠体
23 第二枠体
24 導電性シート
44 折れ曲がり部
45 第一枠体の厚さが異なる部分(肉厚変化部)
R シート張り付け部
Z シート張り付け部との隣接部
M 第一枠体の基本肉厚
35 第一の金型
36 第二の金型
1001 空隙(キャビティ)
110 肉厚を異ならせる形状

Claims (16)

  1. ゲート痕を有する第一枠体と、
    前記第一枠体と結合することでトナー収納部を形成する第二枠体と、
    を有し、
    前記第一枠体は、シートが張り付けられ、
    記シートと、前記ゲートとの間に、前記第一枠体の厚さが異なる部分を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第一枠体の厚さが異なる部分は、前記第一の枠体の標準肉厚よりも薄いことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 前記厚さが薄くなっている部分の厚さの変化量は、前記標準肉厚に対して0.2mm以上0.5mm以下であることを特徴とする請求項2記載の現像装置。
  4. 前記第一の枠体は、前記シートが張り付けられた折れ曲がり部を有し、
    前記厚さが薄くなっている部分は、前記ゲートと、前記ゲートとの距離が最も短い前記折れ曲がり部とを結んだ線上にあることを特徴とする請求項2記載の現像装置。
  5. 前記厚さが薄くなっている部分の幅は、20mm以上であることを特徴とする請求項2記載の現像装置。
  6. 前記第一枠体の厚さが異なる部分は、前記標準肉厚よりも厚さが薄くなっている部分と隣接して厚さが前記標準肉厚よりも厚くなっている部分を有することを特徴とする請求項2記載の現像装置。
  7. 前記第一の枠体は、前記シートが張り付けられた折れ曲がり部を有し、
    前記厚さが厚くなっている部分は、前記シートの端部の折れ曲がり部と、前記シートの端部の折れ曲がり部から最も近いゲートとを結んだ線上にあることを特徴とする請求項6記載の現像装置。
  8. 前記厚さが厚くなっている部分の幅は、30mm以上であることを特徴とする請求項7記載の現像装置。
  9. ゲート痕を有する第一枠体と、
    前記第一枠体と結合することでトナー収納部を形成する第二枠体と、
    を有し、
    前記第一枠体は、シートが張り付けられ、
    記シートと前記ゲートの間に前記第一枠体の厚さが異なる部分を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 前記第一枠体の厚さが異なる部分は、前記第一の枠体の標準肉厚よりも厚さが薄くなっている部分であることを特徴とする請求項9記載のプロセスカートリッジ。
  11. 前記第一の枠体は、前記シートが張り付けられた折れ曲がり部を有し、
    前記厚さが薄くなっている部分は、前記ゲートと、前記ゲートとの距離が最も短い前記折れ曲がり部とを結んだ線上にあることを特徴とする請求項10記載のプロセスカートリッジ。
  12. 前記第一枠体の厚さが異なる部分は、前記厚さが薄くなっている部分と隣接して厚さが厚くなっている部分を有することを特徴とする請求項10記載のプロセスカートリッジ。
  13. 前記第一の枠体は、前記シートが張り付けられた折れ曲がり部を有し、
    前記厚さが厚くなっている部分は、前記シートの端部の折れ曲がり部と、前記シートの端部の折れ曲がり部から最も近いゲートとを結んだ線上にあることを特徴とする請求項12記載のプロセスカートリッジ。
  14. 第一の金型と第二の金型の間にシートを挿入し、前記第一の金型と前記第二の金型を合わせることにより空隙を形成し、ゲートから樹脂を流し込むことで前記シートが張り付けられた成形品を製造する成形品の製造方法であって、
    前記第一の金型或いは第二の金型には、前記シートが挿入される部分と前記ゲートとの間に樹脂の流れを変化させる部分を有することを特徴とする成形品の製造方法。
  15. 前記樹脂の流れを変化させる部分は、前記第一の金型に形成された突出した形状であることを特徴とする請求項14記載の成形品の製造方法。
  16. 前記樹脂の流れを変化させる部分は、前記突出した形状に隣接した窪みであることを特徴とする請求項15記載の成形品の製造方法。
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