JP2018108687A - 穴付き付箋紙 - Google Patents

穴付き付箋紙 Download PDF

Info

Publication number
JP2018108687A
JP2018108687A JP2016257492A JP2016257492A JP2018108687A JP 2018108687 A JP2018108687 A JP 2018108687A JP 2016257492 A JP2016257492 A JP 2016257492A JP 2016257492 A JP2016257492 A JP 2016257492A JP 2018108687 A JP2018108687 A JP 2018108687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sticky note
hole
sticky
adhesive
mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016257492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6143935B1 (ja
Inventor
渡辺 正人
Masato Watanabe
正人 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meisters Inc
Original Assignee
Meisters Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meisters Inc filed Critical Meisters Inc
Priority to JP2016257492A priority Critical patent/JP6143935B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6143935B1 publication Critical patent/JP6143935B1/ja
Publication of JP2018108687A publication Critical patent/JP2018108687A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】形状、色、大きさ等あらゆるデザインの付箋紙を結束でき、紐やネームプレートなど装着可能であり、色や大きさ、若しくはデザイン等から用途に応じた付箋紙を効率よく選択し使用することができる付箋紙を提供する。【解決手段】複数の付箋紙の各裏面に粘着剤を塗布して一枚の台紙の上に積層される付箋紙束であって、該付箋紙束における粘着剤が塗布された領域内等に1以上の貫通穴が設けられ、貫通穴の一部から付箋紙束の外周縁部までに割部が設けられており、該割部は、棒状等の縁部から貫通穴へと挿通させるために付箋紙束を隔絶した通路であって、挿通後は略連通状態となる構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、付箋紙の技術に関し、詳しくは、複数の付箋紙を積層した束に穴部と割部を設けることによって、異なる色や形状の様々な付箋紙束を集合させることができ、首にかけた社員証などの紐部を穴部まで通過させて導くことを可能とし、種々の付箋紙を持ち運び容易とするなどの利便性を発揮する付箋紙の技術に関する。
従来より、事務用品又は文房具として広く親しまれている付箋紙は、大きさや色など、用途や目的に対応できるように多種多様のものが販売されており、工夫を凝らした製品が多く、中には蛍光色や半透明、或いは絵面入りなど、おしゃれ感覚を取り入れたものがあり、更には、長さを自由に切り取って利用できるロール型付箋紙なども登場し、事務職や学習の机上のみならず、創作活動や開発現場、或いは営業活動や取引先でのメモ書きなど、その利用範囲は広く、業種や場所等にかかわらず利用されている。
これらの付箋紙は、片面の一部に再剥離可能な粘着剤を塗布した多数の付箋紙を積層し、これに厚紙の台紙を付けて束としたものが一般的である。従って、係る付箋紙の束はポケットに入れて移動したりすると積層状態が崩れてしまったり、また、色違いや大きさの違うもの、或いは形状の相違する付箋紙を使い分けたい場合などでは、色や大きさ、或いは形状毎に購入するかセット品を購入しなければならない。そうすると無駄が生じたりするなどの経済的不利益が生じ得る。そこで、多種の付箋紙を自在に選択可能であって、収納や並び替えといった実用性に優れた付箋紙の結束技術が求められている現状がある。
また、付箋紙本体に穴があり、例えば棒状部材に通すことでバラバラになるのを防ぐことが可能な付箋紙もある。そのような場合も使用したい付箋紙より上部にある付箋紙を一端は先に外してから使用しなくてはならないという問題点がある。そこで、使いたい付箋紙をピンポイントに選択でき、容易に剥離可能な付箋紙が求められている。
上記の問題点に鑑みて、本発明者以外からも種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、発明の名称を「付箋紙クリップ」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。具体的には「複数枚からなる付箋紙、その付箋シートの一端部領域に感圧性接着層を設け、その中央に貫通孔を設ける。付箋シートメモ部裏面に再剥離性粘着剤を設ける。感圧性接着層と再剥離性接着剤使用の境目に切り離しのミシン目を設けたことを特徴とする付箋紙」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、貫通孔に棒状部材などを通すことでバラバラになることを防ぎ、ミシン目からの切り離し可能なことから使用したい付箋紙を棒状部材から外すことなく使用可能な優れた付箋紙といえる。従って、積み重ねた付箋紙の並び替えや、使用済となった台紙を取り除くなどを容易に行うにはまだまだ便利とはいえず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献2には、発明の名称を「情報伝達機能ならびにコミュニケーションツール機能を備える筆記手帳」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には「本発明における情報伝達機能ならびにコミュニケーションツール機能を備える筆記手帳は、手帳部と表紙カバーからなる綴じ手帳ならびにシステム手帳の形態を有して形成され、手帳部を表紙カバーの高さ寸法を短小とする形状とし、該短小としたスペースに付箋紙ならびにメッセージカード等から成る情報伝達紙片が留め具によって綴じ込まれることで、その情報伝達紙片によって情報伝達機能ならびにコミュニケーションツール機能を備える共に、その情報伝達紙片が日常的に使用される手帳内において厚みを増すことなくコンパクトに収納する」というものである。しかしながら、特許文献2に記載の発明は、手帳に綴じたことでバラバラになることもなく使いたいときにすぐに取り出せる便利さがあるが、手帳を持ち歩く特定の場合のみに限定され日常的に通じて便利とは言えないため、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献3には、発明の名称を「付箋紙」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献3参照)。具体的には「付箋紙は、複数の付箋シートの裏面に塗布された再剥離性粘着剤を介して積層され、上下方向に沿って形成されたミシン目と、このミシン目の外側に配置された糊代部と、ミシン目の内側に配置されて表面に文字などを記入可能なノート部5とを有し、糊代部4の裏面に再剥離性粘着剤が塗布されている一方、ノート部には、リングファイルのとじ具を挿通可能な複数の貫通孔が形成されている」というものである。しかしながら、特許文献3に記載の発明は、手帳やノートなどに装着して使用する時のみに限定された形状であり、用途に応じた付箋紙を自由に使うには問題が残されているといえる。
特開2016−52771号 特開2014−124779号 特開2007−283518号
形状、色、大きさ等あらゆるデザインの付箋紙を結束でき、紐やネームプレートなど装着可能であり、色や大きさ、若しくはデザイン等から用途に応じた付箋紙を効率よく選択し使用することができる付箋紙を提供する。
本発明は、複数の付箋紙の各裏面に他の付箋紙の表面と剥離可能な粘着剤を塗布して一枚の台紙の上に積層される付箋紙の束であって、前記付箋紙には前記粘着剤が塗布された領域、若しくは、前記粘着剤が塗布された領域内と粘着剤が塗布されていない領域との境界を跨ぐ位置の何れかに少なくても1以上の貫通穴が設けられ、前記付箋紙及び前記台紙には前記貫通穴の一部から前記付箋紙及び前記台紙の外周縁部まで割部が設けられており、該割部は、外部から棒状、紐状又はリング状部材を前記貫通穴へと挿通させ、該挿通後は略連通状態に戻る構成を採用した。
また、本発明は、積層された前記付箋紙部分の割部の位置と前記台紙の割部の位置とがオフセットされて設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記割部が、前記貫通穴の一部から前記付箋紙及び前記台紙の外周縁部に向かって略V字状に形成された構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記粘着剤が前記塗布された領域内に、ミシン目による切り取り部が設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記粘着剤が前記塗布された領域と、塗布されていない領域の境に、ミシン目による切り取り部が設けられている構成を採用することもできる。
本発明に係る穴付き付箋紙によれば、色等はもとより、様々な大きさや形状の異なる付箋紙を一本の棒状等の部材へ結束し、用途に応じた付箋紙を選択して使い分けられるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る穴付き付箋紙によれば、紐や棒状部材或いはベルト通し部のような切れ目のないリング等へ装着可能であり、例えば、首にかけた状態のままの社員証の紐部に、割部から貫通穴へと導いてぶら下げたりすることができるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る穴付き付箋紙によれば、貫通穴に紐状等の部材が挿通された状態においても、割部を有することによってそのまま付箋紙をはがし取ることが可能であり、また、ミシン目によって部分的にはがし取る態様など、様々な利用形態を可能とするという優れた効果を発揮する。
本発明に係る穴付き付箋紙の第一の基本構成を示す基本構成説明図である。 本発明に係る穴付き付箋紙の第二の基本構成を示す基本構成説明図である。 本発明に係る穴付き付箋紙の第三の基本構成を示す基本構成説明図である。 本発明に係る穴付き付箋紙の第三の基本構成を示す基本構成説明図である。 本発明に係る穴付き付箋紙の粘着剤の塗布領域とミシン目の配置関係を説明する配置構成説明図である。 本発明に係る穴付き付箋紙の利用状態を示す利用状態説明図である。 本発明に係る穴付き付箋紙の利用状態を示す利用状態説明図である。
図1は、本発明に係る穴付き付箋紙1の第一の基本構成(割部60がストレート)を示す基本構成説明図である。図1(a)は、本発明に係る穴付き付箋紙1の平面図であり、図1(b)は複数の付箋紙10と台紙30の積層状態を示し、図1(c)は本発明に係る穴付き付箋紙1の第一の基本構成を説明する斜視図である。
穴付き付箋紙1は、複数の付箋紙10の各裏面に他の付箋紙10の表面と剥離可能な粘着剤20を塗布して積層され、最底部の付箋紙10の裏面には一枚の台紙30が配置される構成である。以下、各構成について説明する。
付箋紙10は、メモ書きとして一時的に文書や書籍等に貼り付ける小さな紙で、のりやテープを用意しなくても貼ったりはがしたりすることができる小片紙である。紙質はメモ書きできる上質紙等を用い、厚さは70μmから120μm(0.070mmから0.120mm)といった一般的なものでよく、また、プラスチック素材の場合でも同様に付箋紙10として一般的なプラスチック素材であればよく、特にこれらの素材に限定されるものではない。なお、形状についても図面に示したものに限定されるものではなく、また、色彩についても同様であって、本発明に係る技術的思想の創作の範囲内において変更可能なものとする。
台紙30は、複数の付箋紙10が粘着剤20によって積層された最底部に配置され、積層された付箋紙10のたわみや形状を維持するために用いられる部材であり、厚さについては一般的な付箋紙10の一枚分の厚さと同程度であればよい。ただし、係る厚さに限定されるものではなく、3mm程度の厚紙を用いてメモを取るときにしっかりした台紙30としてもよく、貫通穴50に棒状部材B等を挿通させることを考慮すると、2mm程度とすることが最良と思慮される。
貫通穴50は、付箋紙10及び台紙30に貫通して設けられる穴部であり、大きさは特に限定するものではなく、付箋紙10の大きさや形状、或いは結束部の太さ等によって適宜対応可能な径とする。また、図面では円形に切り抜かれた状態で示されているが、円形に限定されるものではなく、四角形や他の多角形等でもよい。
割部60は、付箋紙10及び台紙30に設ける切り込みであり、第一の基本構成における切り込みは積層された付箋紙10及び台紙30を直線的に切り込んで形成される。なお、係る割部60は、粘着剤20が塗布された領域21に設けられることが望ましい。その理由は、割部60をひねり、開口させ、そこへ棒状部材B等を挿通させた後、粘着剤20の弾性特性により元の状態に復帰する効果が得られるからである。
図2は、本発明に係る穴付き付箋紙1の第二の基本構成(割部がオフセット)を示す基本構成説明図である。図2(a)は、本発明に係る穴付き付箋紙1の平面図であり、図2(b)は複数の付箋紙10と台紙30の積層状態を示すとともに、オフセット割部61であることを示し、図2(c)は本発明に係る穴付き付箋紙1の第二の基本構成を説明する斜視図である。
オフセット割部61は、付箋紙10及び台紙30に設ける切り込みであり、第一の基本構成における切り込みとは異なり、第二の基本構成における切り込みは、積層された付箋紙10及と台紙30とで、それぞれオフセットして形成される。係る切り込み形状を採用する場合、取り付け及び取り外しの際に、貫通穴50付近の付箋紙10の切り込みが台紙30の切り込み部と位相した位置に設けられることによって、積層された付箋紙10の貫通穴50に挿通された棒状部材B等を外れにくくし、定位置に戻りやすくするためのストッパーとしての役目を果たすものである。
図3は、本発明に係る穴付き付箋紙1の第三の基本構成(割部がV字状)を示す基本構成説明図である。図3(a)は、本発明に係る穴付き付箋紙1の平面図であり、図3(b)は複数の付箋紙10と台紙30の積層状態を示すとともに、V字状割部62であることを示し、図3(c)は本発明に係る穴付き付箋紙1の第三の基本構成を説明する斜視図である。
V字状割部62は、付箋紙10及び台紙30に設ける切り込みであり、第三の基本構成における切り込みは、積層された付箋紙10及び台紙30を、貫通穴50から外周縁部に向かって広がるように切り込まれた略V字状に形成される。係る切り込み形状を採用する場合、貫通穴50へ導くために開口させる間口が広く、操作性が優れる構成である。
図4は、本発明に係る穴付き付箋紙1の第四の基本構成(割部が傾斜状)を示す基本構成説明図である。図4(a)は、本発明に係る穴付き付箋紙1の平面図であり、図4(b)は複数の付箋紙10と台紙30の積層状態を示すとともに、傾斜状割部63であることを示し、図4(c)は本発明に係る穴付き付箋紙1の第四の基本構成を説明する斜視図である。
傾斜状割部63は、付箋紙10及び台紙30に設ける切り込みであり、第四の基本構成における切り込みは、積層された付箋紙10及び台紙30を、貫通穴50から外周縁部に向かって傾斜を持たせることでより長い切り込み量として形成される。係る切り込み形状を採用する場合、貫通穴50へ導く距離が長くなり、特に積層量が多い場合の元に戻りやすくするとともに、棒状部材B等を抜けにくくする構成である。
図5は、本発明に係る穴付き付箋紙1の粘着剤20の塗布領域とミシン目70の配置関係を説明する配置構成説明図である。図5(a)は、粘着剤20が塗布された領域21内にミシン目70が配置されている構成を示し、図5(b)は、粘着剤20が塗布された領域21内であって、貫通穴50を分割するようにミシン目70が配置されている構成を示し、図5(c)は、ミシン目70を、貫通穴50を含む部分と含まない部分とに分ける位置に配置し、該分割して切り取られた際に何れの付箋紙10にも粘着剤20が塗布された領域21を有する構成を示している。
粘着剤20は、何度でも剥がすことが可能な特性を有するとともに、付箋紙10の喉部に塗って積層させた束形状を維持する粘着力を備えた再剥離可能粘着剤20を用いる。具体的にはアクリル系、ゴム系、ウレタン系、ソルベイン系などの多くの種類がある。なお、本発明に係る穴付き付箋紙1は、図面に示すように背部は有さずに粘着剤20のみによる結合で良いが、図5(a)に示した実施例の場合であれば、背を設けて複数の付箋紙10に対し接着剤による強固な膜を背としても良い。
塗布された領域21は、書類等に付箋紙10を剥離可能に貼り付けるための粘着剤20が付箋紙10の裏面に塗布される領域であり、他の付箋紙10の表面と積層して一体的な付箋紙10の束とすることを可能にする。但し、係る領域は、常に喉部に限られるわけではなく、前記の通り、ミシン目70との関係で塗布領域は工夫をすることが必要であり、図5(a)、図5(b)、図5(c)にそれぞれ例示したように、例えば図5(a)では塗布された領域21内にミシン目70があり、実施形態としては塗布されていない領域22の部分を切り取って使用する態様である。次に図5(b)は、粘着剤20が塗布された領域21内にミシン目70が配置されている点では前記と同様であるが、ミシン目70が貫通穴50を分割するように設けられている点で相違する。図5(c)は、ミシン目70を、貫通穴50を含む部分と含まない部分とに分ける位置に配置し、該分割して切り取られた際に何れの付箋紙10にも粘着剤20が塗布された領域21を有する構成を示している。
塗布されていない領域22は、付箋紙10における前記塗布された領域21以外の領域である。また、係る領域は、書類等に粘着剤20によって貼着された付箋紙10を引き剥がしやすくするための持ち手部分ともなる。
ミシン目70は、付箋紙10を分割して切り取るために断続的な切り込みを入れるものであり、本発明において図面に示したミシン目70の配置構成は、これに限られるものではなく、例えば矩形の対角を繋ぐミシン目70とし、切り取った形状が三角形を成すような形状でもよく、その切り取った後の付箋紙10の形状の中に粘着剤20の塗布された領域21、或いは塗布されていない領域22等をうまく組み合わせて、多様な用途に対応できるものであればよい。
図6は、本発明に係る穴付き付箋紙1の利用状態を示す利用状態説明図である。図6(a)、図6(b)及び図6(c)の図面を用いて使用方法を説明する。図6(a)は、棒状部材Bを挿通前の状態を示し、図6(b)は、棒状部材Bを挿通途中の状態を示し、図6(c)は、棒状部材Bを貫通穴50に挿通させた状態を示している。ここで、図6(a)の状態から、まず、割部60によって分割された付箋紙10を、割部60をひねるようにして開口させ、その開口した隙間から図6(b)に示すように、棒状部材Bを該隙間から挿通させると、付箋紙10の粘着剤20が塗布された領域22は、その粘着剤20によって元の形状に戻ろうとする弾性特性を有しているので、挿通後は図6(c)のように開口した割部60は元の平らな状態に戻ることとなる。
図7は、本発明に係る穴付き付箋紙1の利用状態を示す利用状態説明図であり、図7(a)は社員証の首つり用の紐やリング等の部材に略正方型の付箋紙10が異なる色彩のものを三種類同時に持ち運んで使用できる態様を示し、図7(b)はボルトとナットのような比較的太い棒状部材Bであっても利用することができることを示し、図7(c)は穴付き付箋紙1の貫通穴50に挿通されている棒状部材Bが長尺で端部からの挿入ができない場合であっても、前記図6の説明で示した通り、割部60を介して棒状部材Bを貫通穴50に挿通して案内できることを示している。
なお、図面では、全ての付箋紙10の束は同形状で同じ大きさのものを示しているが、例えば正方形の付箋紙10の束と、長方形の付箋紙10の束と、円形の付箋紙10の束といった形状や大きさの異なるものであっても、同様の利用が可能である。また、棒状部材Bや紐状部材Sは、図面に示した形状に限られず、棒状部材Bであれば断面が四角形やその他の多角形等であってもよく、また紐状部材Sはチェーン等の鎖状のものであっても対応可能である。
従って、例えばデスクワークから離れた作業現場へ付箋紙10を社員証の紐に通して、必要な大きさや色、形状といったものをぶら下げ、現場で必要なときに束を取り外すことなく必要な付箋紙10を選んで使用することができる。また、机上に使い途中の量が少なくなった付箋紙10などが、バラバラに散乱しているような場合に、ボルトやペンなどに取り付けて整理することができる。
本願発明は、用途に応じ付箋紙を自在に効率よく選択でき、また、穴に棒状部材を通すことでバラバラになることもなく、穴部から設けたスリットにより自在に並べ替えが可能な便利さからも、仕事や学習をするうえで多くの需要が見込まれる。よって、産業上利用可能性は極めて高いと思慮されるものである。
1 穴付き付箋紙
10 付箋紙
20 粘着剤
21 塗布された領域
22 塗布されていない領域
30 台紙
50 貫通穴
60 割部
61 オフセット割部
62 V字状割部
63 傾斜状割部
70 ミシン目
B 棒状部材
S 紐状部材

Claims (5)

  1. 複数の付箋紙10の各裏面に他の付箋紙10の表面と剥離可能な粘着剤20を塗布して一枚の台紙30の上に積層される付箋紙10の束であって、
    前記付箋紙10には前記粘着剤20が塗布された領域21、若しくは、前記粘着剤20が塗布された領域21内と粘着剤20が塗布されていない領域22との境界を跨ぐ位置の何れかに少なくても1以上の貫通穴50が設けられ、
    前記付箋紙10及び前記台紙30には前記貫通穴50の一部から前記付箋紙10及び前記台紙30の外周縁部まで割部60が設けられており、
    該割部60は、外部から棒状、紐状又はリング状部材を前記貫通穴50へと挿通させ、該挿通後は略連通状態に戻ることを特徴とする穴付き付箋紙1。
  2. 積層された前記付箋紙10部分の割部60の位置と前記台紙30の割部60の位置とがオフセットされて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の穴付き付箋紙1。
  3. 前記割部60が、前記貫通穴50の一部から前記付箋紙10及び前記台紙30の外周縁部に向かって略V字状に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の穴付き付箋紙1。
  4. 前記粘着剤20が前記塗布された領域21内に、ミシン目70による切り取り部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の穴付き付箋紙1。
  5. 前記粘着剤20が前記塗布された領域21と、塗布されていない領域22の境に、ミシン目70による切り取り部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の穴付き付箋紙1。
JP2016257492A 2016-12-30 2016-12-30 穴付き付箋紙 Active JP6143935B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016257492A JP6143935B1 (ja) 2016-12-30 2016-12-30 穴付き付箋紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016257492A JP6143935B1 (ja) 2016-12-30 2016-12-30 穴付き付箋紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6143935B1 JP6143935B1 (ja) 2017-06-07
JP2018108687A true JP2018108687A (ja) 2018-07-12

Family

ID=59012156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016257492A Active JP6143935B1 (ja) 2016-12-30 2016-12-30 穴付き付箋紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6143935B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7360137B1 (ja) 2023-01-06 2023-10-12 ヒカリ株式会社 筆記帳

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5394741U (ja) * 1976-12-29 1978-08-02
JPH03125342U (ja) * 1990-03-29 1991-12-18
US7094454B2 (en) * 2004-01-23 2006-08-22 Taiwan Hopax Chems. Mfg. Co., Ltd. Multi-color multi-ply note pad
US20060019050A1 (en) * 2004-07-23 2006-01-26 Gilmer Phyllis A Perforated adhesive label and method of making same
JP2006289552A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Nobuo Tatsumi 用紙加工器および用紙加工方法
JP2007283518A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Ultra Graphics:Kk 付箋紙
JP3131273U (ja) * 2007-02-15 2007-04-26 有限会社E.C.O.ソリューション 単語カード用紙
JP3137134U (ja) * 2007-08-13 2007-11-15 株式会社ビックリマーク ミシン目とリング穴を備えた機能拡張性の高い付箋
JP2011093273A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Masanori Nakajima 筆記具立て付き紙束
JP3167565U (ja) * 2011-02-17 2011-04-28 村山 哲夫 クリアファイルバインダー
JP2016052771A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 陽子 柵木 付箋紙クリップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7360137B1 (ja) 2023-01-06 2023-10-12 ヒカリ株式会社 筆記帳

Also Published As

Publication number Publication date
JP6143935B1 (ja) 2017-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2467705C (en) Business card stock with peel off labels, and method
US9358827B1 (en) Integrated note with binder clip
US20060290134A1 (en) Project management organizer clip
JP6143935B1 (ja) 穴付き付箋紙
JP2003341257A (ja) 付箋付きメモ帳
JP3170652U (ja) 付箋紙および名刺入れ
KR200475848Y1 (ko) 포스트잇 유형의 메모 견출지
JP3196226U (ja) 多用途型付箋紙
JP3033274U (ja) ファイリング用具
JP2002103853A (ja) 本状物
JP6417469B1 (ja) 冊子作製綴具
JP2007283518A (ja) 付箋紙
KR20220000940U (ko) 제본 명함
JP3192870U (ja) 多用途型付箋紙
KR200376676Y1 (ko) 전면 탈부착형 메모지
JP3163852U (ja) メモ帳
JPH0390393A (ja) 書籍用の付箋セット
JP6797480B2 (ja) 壁面装飾具
JP2022160032A (ja) 立体集合型付箋紙
US20040145175A1 (en) File device having white board member
JP2014177073A (ja) ミシン目入り全面粘着式付箋
JP4773008B2 (ja) 粘着シート及び粘着シート積層体
JP2001310577A (ja) インビテーションカードセット
KR200203727Y1 (ko) 탁상용 달력
TWM549162U (zh) 貼紙、貼紙盒及附貼紙盒的書寫用具及鑰匙鍊

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6143935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250