JP3167565U - クリアファイルバインダー - Google Patents

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【課題】バインダーの綴込み金具の開閉を必要とすることなく、クリアファイルの抜き差しが容易にできるクリアファイルバインダーを提供する。【解決手段】綴込み固定金具11を備えるバインダー10と、抜き差し長孔26を備えるクリアファイル20とから構成される手段と、該クリアファイルの中央折線位置で二つ折りされた一方のシートに、インデックスを形成する切り離される切り目を有する切り出し線と、中央折線位置で二つ折りにされる折り目と継ぎ目を有する折り出し線とを中央折線位置に沿って連続して設けた手段を採る。【選択図】図1

Description

本考案は、バインダーの綴込み金具の開閉を必要とすることなく、クリアファイルの抜き差しが容易にできるクリアファイルバインダーに関する。
従来、書類を整理してバインダーに保管するには、整理しようとする書類に綴じ孔を開け、さらにバインダーの綴込み金具を外し、該綴込み金具に綴じ孔を開けた書類を挿入し、再びバインダーの綴込み金具を閉じて保管しなければならず、また取り出す際には、同様に綴込み金具を開かなければならず、その綴じ込みの開閉作業は、いちいち面倒でもあり、手間を要するものであった。
従来より上記のような問題点を解決しようと、バインダーの綴込み金具を閉じたままの状態で出し入れする綴代に綴孔を設けたクリアファイルが提案されている。例えば、透明シートの2面を張り合わせた書類ホルダーの綴込み部分にパンチ孔に穴しろをつけて、パンチ孔に沿った切り込みをつけることにより、ファイルホルダーの押えつけ具を全て外すことなくクリアファイルに、書類の綴込みを可能にする「透明書類ホルダー」(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、上記の「透明書類ホルダー」(特許文献1参照)は、切り込み孔がパンチ孔の径と同じ幅であるためバインダーが傾いたりした場合、バインダーの綴込み金具からクリアファイルがズレ落ちてしまうものであり、またクリアファイルの綴込み辺の反対側が開放されているため、クリアファイル内に収納されている書類が、衝撃や持ち運びの際の傾きによってクリアファイルから飛び出してしまう恐れがあるものであった。
また、合成樹脂製シート板の略中央位置で二つ折りにして、下部辺を溶着形成すると共に、前記シート板の両端部及び上部の間を開放状態に形成したクリアファイルにおいて、前記シート板の一方の端部には、バインダーの綴じ具に係止するための係止用綴じ孔を設け、前記シート板の他方の端部における前記係止用綴じ孔と対応する位置には、前記綴じ具に係止するための切り込み付綴じ孔を設け、該切り込み付綴じ孔には、該綴じ孔の中心から端縁に対して所定角度の切込みが設けられていると共に、該切り込みが端縁まで湾曲形成されている「クリアファイル」(特許文献2参照)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、上記の「クリアファイル」(特許文献2参照)は、切り込みが設けられているシート板の方は捲ることができるが、クリアファイルが重なって綴じ込まれている状態では捲ることができないもので、さらにクリアファイルのもう片方のシート板には、係止用綴じ孔が固定されて設けられているため、クリアファイル自体を引き抜くことができないものであった。
また、書類をファイリングするための用具において、綴じ込み側縁に、閉じ穴につながる切り欠きを設け、この開口部(切り欠き)はファイルのチューブ、リングなどにかけられる構造とした「ファイル用ポケット」(特許文献3参照)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、上記の「ファイル用ポケット」(特許文献3参照)は、開口部(切り欠き)の幅寸法が、リングが挿通する開口部と同じ幅であるためバインダーが傾いたりした場合、リングファイルのリングからクリアファイルがズレ落ちてしまうものであった。
また、図1に示されるカギ状の開口部(切り欠き)における抜き取り作業は、クリアファイルを一旦、上方向に垂直移動させ、さらに横方向に水平移動させなければならず、その作業は煩雑さを伴うものであった。
また、クリアファイルをリングファイルに差し込む作業は、クリアファイルの狭い開口部(切り欠き)をリングファイルのリングに狙いを定めて差し込まなければならないため、細かい動作と煩さを伴うものであった。
また、クリアファイルをリングファイルが開かれた状態で一番上に差し込むことは容易にできるが、クリアファイルが複数重なって綴じられている状態の中にクリアファイルを差し込むことは、クリアファイルの開口部が狭いことから容易にできるものではなかった。
また、図2に示されるリングファイルに設けられるチューブ、リングの形状ならびに配置は、リングファイルの厚み形状に対してクリアファイルを合理的に綴じ込む機能を備えておらず実用性に欠けるものであった。
また、クリアファイルの綴じ込み側縁が、プラスチック、厚紙、金属で形成されてクリアファイルの材質と異なることから、クリアファイルの製造原価がコスト高になる問題があった。
一方、可撓性のシート部材の中心線の右部又は左部にインデックス切り出し領域の近傍にバインダー孔が複数個設けられ、前記中心線で折り畳んでバインダーにファイルされる「インデックス付ファイル」(特許文献4参照)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、上記の「インデックス付ファイル」(特許文4参照)は、インデックス領域を切り出す場合、可撓性のシート部材からカッターなどの道具を使って切り出さなければならず、手間隙と切り出す道具を必要とするものであり、また切り出されるインデックスの形状が手作業で行うため端麗に切り出すことができないものであり、さらに切り出されたインデックスの折り出し線部は、可撓性シートの折曲応力が残留していることから、可撓性シートに対して夫々異なった角度でバラバラに突設するもので、外観的に規則正しい形状で成形されないものであった。
以上のように、従来のクリアファイルの提案は、バインダーの綴込み金具が閉じられている状態での一番上のクリアファイルは容易に出し入れすることはできるが、クリアファイルが重なって綴じ込まれている中のクリアファイルの抜き差しは容易にできないもので、さらに丈夫で見栄えの良いインデックスが、クリアファイルに設けられたインデックス付クリアファイルはこれまでに提供されていなかった。
本出願人は、以上のようなバインダーならびにクリアファイルの現状を鑑み、バインダーの綴込み金具が閉じられている状態でクリアファイルの出し入れができる従来技術は本出願人も知るところであるが、本考案のように、バインダーの綴込み金具が固定されて且つ、閉じられ、さらにクリアファイルが綴じられて重なっている状態であっても、クリアファイルの抜き差しが容易にできるクリアファイルバインダーは、本出願人が知る限りにおいては見当たらないことから、本考案のクリアファイルバインダーの提案に至るものである。
実用新案登録第3146120号公報 実用新案登録第3092325号公報 特開2009-56790公報 特開平5-185789号公報
本考案は、上記問題点に鑑み、バインダーの綴込み金具の開閉を必要とすることなく、クリアファイルの抜き差しが容易にできるクリアファイルバインダーの提供を図る。
本考案のクリアファイルバインダーは、綴込み固定金具を備えるバインダーと、抜き差し長孔を備えるクリアファイルとから構成されるクリアファイルバインダーであって、前記バインダーは、表紙体に装着される底板と、クリアファイルの綴じ孔に挿入する少なくとも二以上設けた綴じ孔ロッドを備える側板と、を略コの字形に成型した綴込み固定金具を備えて成り、前記クリアファイルは、矩形の合成樹脂製のシートを中央折線位置で二つ折りにして下辺を熱溶着すると共に、上辺と両側の綴込み辺を開放して形成し、該綴込み辺領域には、前記綴込み固定金具の綴じ孔ロッドが挿入される抜き差し長孔を設け、さらに該周辺にはエンボス加工を施して形成し、前記抜き差し長孔の長孔経路幅を、綴じ孔の直径寸法に対して幅狭く形成すると共に、該綴じ孔の下方から綴込み辺の方向に向かってなだらかな曲線を描いて徐々に幅広に形成される開口口に連通した手段を採る。
また本考案のクリアファイルバインダーは、前記クリアファイルが、インデックス付きのクリアファイルであって、該インデックス付きのクリアファイルの中央折線位置で二つ折りされた一方のシートには、インデックスを形成する切り離される切り目を有する切り出し線と、中央折線位置で二つ折りにされる折れ目と継ぎ目を有する折り出し線と、を中央折線位置に沿って連続して設けた手段を採る。
また本考案の綴込み固定金具を、固定リング式の綴込み金具とすることができる。
また本考案の抜き差し長孔を、バインダーに綴じ込まれる書類に直接設けることができる。
本考案のクリアファイルバインダーによれば、バインダーにクリアファイルが多数重ねて綴じ込まれている場合においても、バインダーの綴込み固定金具の開閉を必要とすることなくクリアファイルの抜き差しが容易にできる優れた効果を奏する。
また、本考案のクリアファイルバインダーによれば、綴じられているクリアファイル自体が、すでにインデックスを備えているため、保管しようとする書類に綴じ孔を開けたり、新たなインデックスを貼付したりすることなく即バインダーにファイリングすることができる優れた効果を奏する。
また、本考案のクリアファイルバインダーによれば、本考案のクリアファイルを単体の状態で既存の開閉金具式のバインダーに直接ファイリングすることができる優れた効果を奏する。
本考案のクリアファイルバインダーの全体概要を示す説明図ある。(実施例1) 本考案のクリアファイルバインダーの実施形態を示す説明図ある。(実施例2) 本考案のクリアファイルバインダーのクリアファイルの実施形態を示す説明図ある。(実施例3) 本考案のクリアファイルバインダーのクリアファイルの抜き差し長孔を示す拡大説明図ある。(実施例4) 本考案のクリアファイルバインダーにおけるクリアファイルのインデックスを示す説明図ある。(実施例5) 本考案のクリアファイルバインダーにおけるクリアファイルのインデックスを示す拡大説明図である。(実施例6) 本考案のクリアファイルバインダーにおける別の実施形態を示す説明図である。(実施例7)
本考案のクリアファイルバインダーは、綴込み固定金具を備えるバインダーと、抜き差し長孔を備えるクリアファイルと、から構成されるクリアファイルバインダーであって、前記バインダーは、表紙体に装着される底板と、クリアファイルの綴じ孔に挿入する少なくとも二以上設けた綴じ孔ロッドを備える側板と、を略コの字形に成型した綴込み固定金具を備えて成り、前記クリアファイルは、矩形の合成樹脂製のシートを中央折線位置で二つ折りにして下辺を熱溶着すると共に、上辺と両側の綴込み辺を開放して形成し、該綴込み辺領域には、前記綴込み固定金具の綴じ孔ロッドが挿入される抜き差し長孔を設け、さらに該周辺にはエンボス加工を施して形成し、前記抜き差し長孔の長孔経路幅を、綴じ孔の直径寸法に対して幅狭く形成すると共に、該綴じ孔の下方から綴込み辺の方向に向かってなだらかな曲線を描いて徐々に幅広に形成される開口口に連通した手段と、前記クリアファイルが、インデックス付きのクリアファイルであって、該インデックス付きのクリアファイルの中央折線位置で二つ折りされた一方のシートには、インデックスを形成する切り離される切り目を有する切り出し線と、中央折線位置で二つ折りにされる折り目と継ぎ目を有する折り出し線と、を中央折線位置に沿って連続して設けた手段を採ったことを最大の特徴とするもので、以下、実施例を図面を基に説明する。
また、本考案のバインダーならびにクリアファイルの形状は、下記に述べる実施例に特に限定されるものでなく、本考案の技術的思想に逸脱しない範囲で任意に変更することができる。
図1は、本考案のクリアファイルバインダーの全体概要を示す説明図ある。
本考案のクリアファイルバインダー1は、クリアファイル20が、バインダー10の綴込み固定金具11で綴じ込まれた状態で抜き差しすることができるものである。
図(a)は、バインダー10からクリアファイル20を抜き差し状態を示す説明図である。
本考案のクリアファイルバインダー1は、バインダー10にクリアファイル20が多数重ねて綴じ込まれている状態であっても、バインダー10の綴込み固定金具11で綴じられた状態でクリアファイル20を容易に抜き差しすることができるものである。
図(b)は、クリアファイル20から書類Sを抜き差し状態を示す説明図である。
クリアファイルバインダー1は、書類Sをクリアファイル20内に収納する際に、その収納される書類Sに綴じ孔27を開けることなく収納することができるものである。
図2は、本考案のクリアファイルバインダーの実施形態を示す説明図ある。
図(a)は、バインダー10からクリアファイル20を抜き差しする状態を示す説明図である。
バインダー10は、表紙体Tに装着される綴込み固定金具11を備え、綴込み辺領域Rに抜き差し長孔26を有するクリアファイル20を綴じ込むものである。
図(b)は、綴込み固定金具11の各部の名称を示す拡大説明図である。
綴込み固定金具11は、バインダー10の表紙体Tに装着される底板12と、綴じ孔ロッド14を備える側板13とを略コの字形に成型して成り、該綴じ孔ロッド14は、クリアファイル20の綴じ孔27に挿入できる側板13の位置に少なくとも二以上設けて形成されている。
また綴込み固定金具11は、従来の綴じ込み金具とは異なり、出し入れ用の機構を備えておらず、単に2本の綴じ孔ロッド14が側板13に固定されているものであり、その出し入れ手段は、クリアファイル20の抜き差し長孔26に係止して抜き差しするものである。
また綴込み固定金具11は、薄手のバインダーの固定リング式の綴込み金具としてノートや手帳などに利用することもできる。
図3は、本考案のクリアファイルバインダーのクリアファイルの実施形態を示す説明図ある。
図(a)は、クリアファイル20が展開された状態を示す説明図である。
クリアファイル20は、矩形の合成樹脂製シートを中央折線位置22で二つ折りにして、下辺23を熱溶着すると共に、上辺24と両サイドの綴込み辺25が開放されて形成されている。
綴込み辺領域Rは、綴込み固定金具11の綴じ孔ロッド14が挿入される抜き差し長孔26が綴込み辺25の中央位置に設けられると共に、エンボス加工Eが帯状に施されて抜き差し長孔26の周辺を補強して形成される。また、綴込み辺領域Rを補強する別の手段としては、綴込み辺25の端部を延長し、二重にして折り込み、さらにエンボス加工Eを帯状に施して圧着補強することも可能である。
抜き差し長孔26は、長孔経路幅28aを綴じ孔27の直径寸法に対して幅狭く形成すると共に、該綴じ孔27の下方から綴込み辺25の方向に向かってなだらかな曲線を描いて徐々に幅広に形成される開口口29に連通して形成している。それに対して従来のクリアファイル20の切り込み孔(本考案の抜き差し長孔26に相当)の構造は、綴込み辺25の方向に向かって直線的に設けられるため、クリアファイル20が不用意に外側に引っ張られて容易に脱落してしまうものであった。
また抜き差し長孔26を綴じ込まれる書類Sに直接設けて、差し替え式のノートや手帳として利用することができる。
綴じ孔27は、綴じ孔ロッド14が挿入される孔で、長孔経路28と交わる括れ部27aで綴じ孔ロッド14を係止する役割を果たしている。
長孔経路28は、綴じ孔27の直径寸法に対して長孔経路幅28aを狭く設定し、該綴じ孔27の下方から綴込み辺25の方向に向かってなだらかな曲線を形成している。長孔経路幅28aが、綴じ孔27の直径寸法に対しての幅を狭く設定してあるのは、クリアファイル20が傾いたとき、綴じ孔ロッド14からクリアファイル20の綴じ孔27が簡単に脱落しないように括れ部27aで係止するためである。
開口口29は、抜き差し長孔26に連通して徐々に幅広に形成されるもので、開口口29が徐々に幅広に形成されていることによって、綴じ孔ロッド14が挿入し易い形状と成り、さらにクリアファイル20が複数重ねて綴じ込まれた状態であっても、自由に抜き差しすることができるものである。特に従来の開口口は、本考案の開口口29と比べて極端に幅狭であるため、バインダー10の綴込み金具が閉じた状態ならびにクリアファイル20が複数重なり合った状態において抜き差しが容易にできない構造となっているものである。
図(b)は、クリアファイル20が綴じられた状態を示す説明図である。
バインダー10にクリアファイル20が多数重ねられて綴じられている状態であっても、本考案の抜き差し長孔26の特有の形状よってバインダー10の綴込み固定金具11を固定した状態ならびにクリアファイル20が複数重なり合った状態であってもクリアファイル20を容易に抜き差しすることができると共に、クリアファイル20を単体の状態で既存の開閉金具式のバインダーに直接ファイリングすることも可能である。
図4は、本考案のクリアファイルバインダーのクリアファイルの抜き差し長孔を示す拡大説明図ある。
図(a)は、クリアファイル20の抜き差し長孔26を示す拡大説明図である。
本考案のクリアファイル20の抜き差し長孔26は、長孔経路幅28aを綴じ孔27の直径寸法に対して幅狭く形成すると共に、該綴じ孔27の下方から綴込み辺25の方向に向かってなだらかな曲線を描いて徐々に幅広に形成される開口口29に連通して形成されている。
図(b)は、バインダー10にクリアファイル20を差し込む手順を示す拡大説明図である。
(1)クリアファイル20の抜き差し長孔26の開口口29を綴込み固定金具11の綴じ孔ロッド14の取り付け位置付近に移動させる。
(実際には既に綴込まれたクリアファイル20が邪魔になって見えないため、差し込むクリアファイル20の上辺24と中央折線22とを、既に綴じられているクリアファイル20の上辺24と中央折線22を凡そ合わせて抜き差し長孔26の開口口29の位置を想定する。)
(2)抜き差し長孔26の開口口29を、挿入状態を探りながら綴じ孔ロッド14に押し当てる。
(3)綴じ孔ロッド14を抜き差し長孔26の長孔経路28に導く。
(4)綴じ孔ロッド14を長孔経路28の開口口29から綴じ孔27の下方に向かってなだらかな曲線に沿って上方に移動させる。(長孔経路28が綴じ孔ロッド14によって捲れ上がっている状態で移動)
(5)綴じ孔27に綴じ孔ロッド14を導く。
(6)綴じ孔ロッド14は、綴じ孔27に挿入され、括れ部27aで係止される。
図(c)は、バインダー10からクリアファイル20を抜き取る手順を示す拡大説明図である。
(1)クリアファイル20の綴じ孔27に挿入されている綴じ孔ロッド14を下方に引っ張って、綴じ孔27の下方の括れ部27aで係止されている状態を解除する。
(2)綴じ孔ロッド14を綴じ孔27の下方から開口口29の方向に向かってなだらかな曲線に沿って下方に移動させる。(長孔経路28が綴じ孔ロッド14によって捲れ上がっている状態で移動)
(3)綴じ孔ロッド14を長孔経路28の開口口29まで移動させる。
(4)クリアファイル20を綴じ孔ロッド14から抜き取る。
以上のように、クリアファイル20が複数重ねて綴じ込まれた状態であっても、バインダー10からクリアファイル20を容易に抜き差しすることができるものである。
図5は、本考案のクリアファイルバインダーにおけるクリアファイルのインデックスを示す説明図ある。
図(a)は、クリアファイル20が二つ折りにされた中央折線位置22にインデックス30が設けられる領域を示す説明図である。
本考案のクリアファイル20の中央折線位置22で二つ折りされた一方のシート21には、インデックス30を形成する切り離される切り目31aを有する切り出し線31と、二つ折りにされる折れ目32aと、継ぎ目32bを有する折り出し線32が形成されている。
インデックス30は、切り離される切り目31aを有する切り出し線31によって、中央折線位置22の二つ折りされた一方のシート21の中央折線位置22に沿って連続して設けられる。
切り出し線31は、インデックス30の形状を形成する切り離される切り目31aによって形成されるもので、切り離される切り目31aによって切り出されることでインデックス30付きのクリアファイル20とすることができる。
折り出し線32は、二つ折りにされる折れ目32aを折り出すことによってインデックス30を必要に応じてクリアファイル20から折り出すことができるもので、継ぎ目32bの狭い連結部を折り出すことによって折り癖のないインデックス30を折り出すことができる。
図(b)は、クリアファイル20の二つ折りされた中央折線位置22を示す拡大説明図である。
インデックス30を形成する切り離される切り目31aを有する切り出し線31は、インデックス30を形成するに当たって切り離される目的で形成される。
以上のように、切り離される切り目31aを有する切り出し線31によってインデックス30が形成されて切り離されるものであって、定規やナイフ、ハサミなどの道具を必要とすることなくインデックス30を容易に切り出すことができるものである。
図6は、本考案のクリアファイルバインダーにおけるクリアファイルのインデックスを示す拡大説明図である。
図(a)は、クリアファイル20の中央折線位置22の切り出し線31と折り出し線32を示す拡大説明図である。
インデックス30は、上記の実施例5の切り出された状態から二つ折りにされる折れ目32aと、継ぎ目32bを有する折り出し線32によって平坦に折り曲げられてクリアファイル20の中央折線位置22に突設して形成される。
図(b)は、クリアファイル20の中央折線位置22の折り出し線32を示す拡大説明図である。
折り出し線32の二つ折りにされる折れ目32aと、継ぎ目32bは、切り出されることなく中央折線位置22に沿って折り出されるもので、インデックス30とシート21は狭い継ぎ目32bによって連結されているため、その狭い継ぎ目32bを折り曲げることによって折曲癖がない平坦な状態でクリアファイル20の中央折線位置22に突設することができるものである。
図(c)は、インデックス付クリアファイルのインデックス30を示す拡大説明図である。
インデックス30の表面には、インデックス紙D又は接着シールH又はペイントPを施して筆記具で書き込み可能とすることもできる。
以上のように、本考案のクリアファイル20の二つ折りにされる折れ目32aと、継ぎ目32bを有する折り出し線32は、インデックス30を形成する狭い継ぎ目32bが折り出されることにより、外観的にも折曲癖がない上、美しく且つ丈夫なインデックス30が突設されるもので、従来にないインデックスの折り出し方法を形成するものである。
図7は、本考案のクリアファイルバインダーにおける別の実施形態を示す説明図である。
図(a)は、薄手表紙のバインダーを示し、図(b)は、携帯用手帳バインダーを示す。
本考案のクリアファイルバインダー1は、図示するような薄手表紙のバインダーや、携帯用、ノート用、資料用などのクリアファイルバインダーとしてや、プリンターで出力したデジタルフォトアルバムとしても広く利用できるものである。
本考案のクリアファイルバインダーは、事務用のクリアファイルを実施例をもって説明しているが、図7で示すような書類やクリアファイルに抜き差し長孔を設けた携帯用手帳バインダーとしてや、差し替え自由なデジタルフォトアルバムとしても広く利用できることから、本考案におけるクリアファイルバインダーの産業上の利用可能性は大とするものと解する。
1 クリアファイルバインダー
10 バインダー
11 綴込み固定金具
12 底板
13 側板
14 綴じ孔ロッド
20 クリアファイル
21 シート
22 中央折線位置
23 下辺
24 上辺
25 綴込み辺
26 抜き差し長孔
27 綴じ孔
27a括れ部
28 長孔経路
28a長孔経路幅
29 開口口
30 インデックス
31 切り出し線
31a切れ目
32 折り出し線
32a折れ目
32b継ぎ目
33 指掛け凹部
R 綴込み辺領域
E エンボス加工
S 書類
T 表紙体
D インデックス紙
H 接着シール
P ペイント

Claims (2)

  1. 綴込み固定金具を備えるバインダーと、抜き差し長孔を備えるクリアファイルと、から構成されるクリアファイルバインダーであって、
    前記バインダーは、表紙体に装着される底板と、クリアファイルの綴じ孔に挿入する少なくとも二以上設けた綴じ孔ロッドを備える側板と、を略コの字形に成型した綴込み固定金具を備えて成り、
    前記クリアファイルは、矩形の合成樹脂製のシートを中央折線位置で二つ折りにして下辺を熱溶着すると共に、上辺と両側の綴込み辺を開放して形成し、
    該綴込み辺領域には、前記綴込み固定金具の綴じ孔ロッドが挿入される抜き差し長孔を設け、さらに該周辺にはエンボス加工を施して形成し、
    前記抜き差し長孔の長孔経路幅を、綴じ孔の直径寸法に対して幅狭く形成すると共に、
    該綴じ孔の下方から綴込み辺の方向に向かってなだらかな曲線を描いて徐々に幅広に形成される開口口に連通したことを特徴とするクリアファイルバインダー。
  2. 前記クリアファイルが、インデックス付きのクリアファイルであって、
    該インデックス付きのクリアファイルの中央折線位置で二つ折りされた一方のシートには、
    インデックスを形成する切り離される切り目を有する切り出し線と、
    中央折線位置で二つ折りにされる折り目と継ぎ目を有する折り出し線と、
    を中央折線位置に沿って連続して設けたことを特徴とする請求項1に記載のクリアファイルバインダー。
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