JP2018089125A - 腕用枕 - Google Patents

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まさ代 前田
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【課題】上腕が下がるのを防止することができる腕用枕を提供する。【解決手段】就寝時に上腕に取り付けて使用する腕用枕であって、上腕に着脱可能に取り付けられるバンド部材、および、前記バンド部材に設けられた保持部材によって保持された楔形のクッションを有し、前記腕用枕を上腕に取り付けた時に、前記クッションは、厚みの厚い方が肩側に位置し、厚みの薄い方が肘側に位置するように、前記バンド部材の保持部材によって保持されている。【選択図】図1

Description

本発明は、就寝時に上腕に取り付けることで、五十肩による就寝時の痛みを防止する腕用枕に関する。
中高年の人が悩まされる肩の痛み、いわゆる「五十肩」は、50歳代を中心とした中年以降に発症し、運動時の痛みに加えて安静時または夜間の痛みが出現し、徐々に関節拘縮が現れて肩の可動域が制限されるようになる。このような五十肩を発症すると、就寝時に枕と上腕部との間に生じる段差によって、上腕が下がることで痛みを感じるようになり、安眠が妨げられ睡眠不足になるという問題があった。
肩凝り、四十肩などの解消を目的として、就寝時に腕が下がるのを防止するための枕(特許文献1〜3参照)もいくつか存在するが、これらはいずれも肩から肘の付近までを載せる2つの枕を、頭を載せる枕から互いに平行に延伸するように配置して、それぞれの枕を一体に設けたものであり、枕全体は略コ字状の平面形状を呈した構造を有している。そのため、特許文献1〜3に記載されている枕はいずれも一般的な枕の約2倍の大きさを有している。
特開2001−275811号公報 特開2005−296589号公報 特開2006−192041号公報
五十肩に限らず、就寝時に上腕が下がることによって生じる痛みを低減するための枕の必要性は十分に認識されている。しかしながら、従来の腕を載せる部分が一体となった枕は大きくコストが高く、そして、使用者は既に使用している枕の代わりに新しい枕に買い替える必要があるので、購入費用が負担になるという問題がある。また、枕が変わると眠れない人もいることから、頭を載せる枕が代わってしまうことにより、腕の痛みが軽減されても寝心地が悪くなり安眠できない場合もある。
そこで、本発明は、就寝時に上腕が下がるのを防止して痛みを低減し、さらに、従来のような高コストの大きな枕ではなく、低コストで誰もが簡単に購入することができる腕用枕を提供することを目的とする。
本発明の腕用枕は、就寝時に上腕に取り付けて使用する腕用枕であって、上腕に着脱可能に取り付けられるバンド部材、および、前記バンド部材に設けられた保持部材によって保持された楔形のクッションを有し、前記腕用枕を上腕に取り付けた時に、前記クッションは、厚みの厚い方が肩側に位置し、厚みの薄い方が肘側に位置するように、前記バンド部材の保持部材によって保持されていることを特徴とする。
前記保持部材はポケットの形態で前記バンド部材に設けられており、前記クッションは前記ポケットの開口から出し入れ可能であり、前記クッションは厚みの薄い方から前記開口へと挿入されて保持される。
前記バンド部材は帯の形態であり、前記帯の両端に設けた係合手段を係合させることで、前記バンド部材を上腕に巻き付けた状態で固定することができ、係合手段の係合を解除すると、前記バンド部材を上腕から取り外すことができる。
前記バンド部材は筒の形態であり、前記筒の中に腕を挿入することで、前記バンド部材を上腕に着脱可能に取り付けることができる。
前記バンド部材は、伸縮性および通気性の少なくとも1つの性質を有する素材からなる。
本発明の腕用枕は、就寝時に上腕に取り付けて使用する腕用枕であって、上腕に着脱可能に取り付けられるバンド部材、および、前記バンド部材に設けられた保持部材によって保持された楔形のクッションを有し、前記腕用枕を上腕に取り付けた時に、前記クッションは、厚みの厚い方が肩側に位置し、厚みの薄い方が肘側に位置するように、前記バンド部材の保持部材によって保持されており、就寝時、上腕の下に生じる空間を前記クッションが埋めることによって、就寝時に上腕が下がって生じる痛みを防止し、安眠を確保することができる。
前記保持部材はポケットの形態で前記バンド部材に設けられており、前記クッションは前記ポケットの開口から出し入れ可能であり、前記クッションは厚みの薄い方から前記開口へと挿入されて保持されていることにより、前記バンド部材から前記クッションを簡単に取り外すことができるので前記バンド部材だけを洗濯することが可能となって清潔な状態を保つことができ、また、異なる大きさの複数のクッションを用意しておくことで、使用者の体形、使用している枕の高さなどに合わせて適切な大きさのクッションを選択することで上腕が下がるのをより効果的に防止することができるようになる。
前記バンド部材は、伸縮性および通気性の少なくとも1つの性質を有する素材からなることにより、腕用枕を使用している時の使い心地を良くし、より安眠できる環境を提供することができる。
本発明の腕用枕の斜視図である。 クッションを取り外した状態の本発明の腕用枕の斜視図である。 上腕に取り付けた状態の腕用枕の斜視図である(上腕は図示せず)。 腕用枕を使用した状態の断面図である。 筒の形態の帯状部材を用いた本発明の腕用枕の斜視図である。
本発明の腕用枕1について、図面を用いて詳細に説明する。図1に示すのは腕用枕1の斜視図であり、図2に示すのはバンド部材2からクッション3を取り外した状態の腕用枕1の斜視図である。
本発明の腕用枕1は就寝時に上腕に取り付けて使用する枕であって、図1,2に示すように、バンド部材2、および、前記バンド部材2に設けられた保持部材4によって保持された楔形のクッション3を有する。前記ハンド部材2は帯の形態を有し、帯の一端の内側面に3つの係合手段6が設けられ、他端の外側面に、前記係合手段6と係合する3つの係合手段7が設けられており、そして帯の中央付近にポケットの形態の保持部材4が設けられている。
前記バンド部材2の材質は、上腕に取り付けることを考慮すると使用時に窮屈さを感じさせないために伸縮性を有する素材とすることが好ましい。また、夏に使用することを考慮すると、蒸れなどを防止するために通気性を有する素材を用いることが好ましいことから、例えば、メッシュ素材などを用いることが考えられる。また、上腕に触れる面には肌触りの良い材質を用いることも考えられる。このように、様々な条件を踏まえて、前記バンド部材2の材質は様々な材質から適宜、選択して用いることができる。さらに、前記バンド部材2の部位によって、材質を変えることも可能であり、内側面と外側面で異なる材質を用いることも可能である。そして、デザイン性を考慮して材質、色などを選択することも可能である。
前記係合手段6,7として面ファスナーを図示しており、前記バンド部材2を上腕に巻き付けて、前記バンド部材2の一端と他端を互いに重ね合わせ、前記係合手段6,7を互いに押し付けて付着させると、図4(上腕は図示せず)に示すような状態となり、簡単に前記バンド部材2を上腕に固定することができる。前記係合手段6,7に面ファスナーを用いると、上腕の太さに合わせて前記バンド部材2の長さを調節することが出来るので、性別、年齢、腕の太さに関係なく誰でも使用することができる。そして、前記係合手段6,7を引き剥がすと、前記バンド部材2を上腕から簡単に取り外すことが出来る。このように、前記係合手段6,7によって、腕用枕1は簡単に上腕に着脱することができ、また、上腕の太さに合わせて適切に取り付けることができる。前記係合手段6,7の例として面ファスナーを挙げているが、その他の係合手段を用いることも可能であり、面ファスナーだけに限定するものではない。
前記保持部材4は開口5を有するポケットの形態で前記バンド部材2の中央付近に設けられており、前記開口5は、前記バンド部材2を上腕に取り付けた際に、肩側に位置するように配置されている。前記保持部材4は前記クッション3を前記バンド部材2に保持する機能を有する形態であればよく、ポケット以外の形態も可能である。例えば、前記バンド部材2の厚みの中に前記クッション3を内蔵して出し入れできないようにした構造も可能であり、また、前記係合手段6,7のような面ファスナーを用いて、前記バンド部材2の内側又は外側の面に前記クッション3を着脱可能に取り付ける構造を用いることもできる。
図2に示すように前記クッション3は楔形であり、図1に示すようにポケットの形態の前記保持部材4に開口5から出し入れ可能に収容されて保持されている。前記クッション3は、布などによって形成されたカバーの中に綿などを詰めたもの、ポリウレタンフォームを楔形に成形したものなど、様々な形態が可能であり、腕用枕1を使用時に上腕を保持できる程度の弾力性を有し、使用者が硬さを感じで不快にならないものであればよい。また、上腕に沿うように曲面を有する形状も可能である。
図1,3,4に示すように楔形の前記クッション3は厚みの薄い方から前記開口5へと挿入してポケットの形態の前記保持部材4内に収容されて保持されている。そして、前記開口5は使用時に肩側に位置するように配置されていることから、図4に示すように、前記腕用枕1を上腕10に取り付けた時に、前記クッション3は、厚みの厚い方が上腕の肩側に位置し、厚みの薄い方が肘側に位置することになる。
本発明の腕用枕1を使用する方法について簡単に説明する。図1の状態の腕用枕1を、前記クッション3の厚みの厚い方が肩側となるように前記バンド部材2を上腕に巻き付けるようにして取り付け、上腕の太さに合わせて長さを調節しながら前記バンド部材2の両端部を互いに重ね合わせて、図3に示すように前記係合手段6,7を互いに係合させて固定する。そして、就寝時に前記クッション3が上腕の下側となるよう位置を調節する。その後、使用者が就寝すると、図4に示すように、枕によって上腕の肩側が持ち上げられて生じた上腕の下側の空間を前記クッション3が埋めることにより、上腕が下がるのを防止し、五十肩の痛みを和らげることができるという優れた効果を奏する。
本発明の腕用枕1は、従来のような普通の枕と腕用の枕を組み合わせたものではなく、上腕専用の枕であることから製造コストは易くなり、また、現在使用している枕はそのまま使用することができるので、腕を載せる枕と頭を載せる枕が1つになった枕を新たに購入するよりも低コストで導入することができる。さらに、本発明の腕用枕1は上腕だけに取り付けられているので、就寝時の姿勢に合わせて腕用枕1の位置は使用者が適宜調節することができる。さらに、本発明の腕用枕1は、左右どちらの腕にも取り付けることができるので、同じものを2つ用意すれば両腕に使用することができ、製造コストを低減することができる。
ここまで説明してきた腕用枕1は、バンド部材2を帯の形態とした場合であったが、前記バンド部材2は筒の形態とすることも可能である。筒の形態のバンド部材2’を用いた腕用枕1’を図5に示す。腕用枕1’は、保持部材4、開口5およびクッション3は、腕用枕1と同じ形態を用いている。
筒の形態のバンド部材2’を用いた腕用枕1’は、筒の形態のバンド部材2’の中に腕を挿入することで上腕に取り付けることになるので、バンド部材2’を伸縮性を有する素材で形成する、あるいは、帯の形態のバンド部材2’の両端をゴムなどの伸縮性を有する素材で互いに接続して筒の形態とすることなどが考えられる。このような伸縮性を有する構造を前記バンド部材2’に用いることにより、前記バンド部材2’の中に腕を出し入れすることで簡単に腕用枕1’を着脱することができる。
本発明の腕用枕1’は、筒の形態のバンド部材2’を用いた場合でも、帯の形態のバンド部材2を用いた腕用枕1と同様に、就寝時に上腕が下がって生じる痛みを防止し、安眠を確保するという優れた効果を奏することができる。このように、バンド部材の形態は、上腕に着脱可能に取り付けることができれば、様々な形態が可能である。
本発明の腕用枕1,1’は、上腕に取り付けることを想定しているが、足に取り付けて足を部分的に保持するために使用することも可能である。
1,1’ 腕用枕
2,2’ バンド部材
3 クッション
4 保持部材
5 開口
6,7 係合手段
10 上腕

Claims (5)

  1. 就寝時に上腕に取り付けて使用する腕用枕であって、
    上腕に着脱可能に取り付けられるバンド部材、および、
    前記バンド部材に設けられた保持部材によって保持された楔形のクッションを有し、
    前記腕用枕を上腕に取り付けた時に、前記クッションは、厚みの厚い方が肩側に位置し、厚みの薄い方が肘側に位置するように、前記バンド部材の保持部材によって保持されていることを特徴とする腕用枕。
  2. 前記保持部材はポケットの形態で前記バンド部材に設けられており、前記クッションは前記ポケットの開口から出し入れ可能であり、前記クッションは厚みの薄い方から前記開口へと挿入されて保持されることを特徴とする請求項1に記載の腕用枕。
  3. 前記バンド部材は帯の形態であり、前記帯の両端に設けた係合手段を係合させることで、前記バンド部材を上腕に巻き付けた状態で固定することができ、係合手段の係合を解除すると、前記バンド部材を上腕から取り外すことができることを特徴とする請求項1または2に記載の腕用枕。
  4. 前記バンド部材は筒の形態であり、前記筒の中に腕を挿入することで、前記バンド部材を上腕に着脱可能に取り付けることができることを特徴とする請求項1または2に記載の腕用枕。
  5. 前記バンド部材は、伸縮性および通気性の少なくとも1つの性質を有する素材からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の腕用枕。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021146156A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 麻見 稲田 腕や肩の運動補助具

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