JP2018088440A - 収縮率測定方法及び保護部材形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液状樹脂の収縮率を考慮してウエーハの片面に保護部材を所定の厚みで形成すること。【解決手段】収縮率測定方法が、ステージ(23)にフィルム(F)を載置する工程と、フィルムに所定量の液状樹脂(R)を供給する工程と、ウエーハ保持手段(25)に保持したウエーハ(W)をフィルム上の液状樹脂に押し付けてウエーハの片面全域に押し広げる工程と、液状樹脂を硬化させると共に液状樹脂を押し広げたときの押し力値を維持するようにして液状樹脂の硬化に伴う収縮にウエーハ保持手段を追従させる工程と、液状樹脂の硬化前のウエーハ保持手段の第1の高さ位置(H1)と液状樹脂の硬化後のウエーハ保持手段の第2の高さ位置(H2)とから液状樹脂の収縮率を算出する工程とを有する構成にした。【選択図】図3

Description

本発明は、保護部材用の樹脂の収縮率を測定する収縮率測定方法及び保護部材形成装置に関する。
ウェーハメイキング工程では、シリコン等の円柱状のインゴットがワイヤーソーでスライスされてアズスライスウェーハ(ウエーハ)が形成される。ウエーハのスライス面にはうねりや反りが発生しており、研削加工等によってウエーハからうねり等が除去される。この場合、ウエーハの一方のスライス面に樹脂によって平坦な保護部材が形成され、保護部材の平坦面を研削時の基準面にして他方のスライス面が平坦に研削される。さらに、研削後の他方のスライス面を研削時の基準面にして、ウエーハから保護部材を剥がして一方のスライス面が平坦に研削される。
従来、ウエーハの片面に保護部材を形成する保護部材形成装置として、液状樹脂にウエーハを押し付けることで保護部材を形成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の保護部材形成装置では、ウエーハを保持した押圧パッドの下方でステージ上にフィルムが載置され、フィルム上に供給された液状樹脂の液溜りに対して押圧パッドに保持されたウエーハが押し付けられる。そして、ウエーハの片面全域に液状樹脂が押し広げられた状態で、液状樹脂に紫外線等の外部刺激が加えられることで、液状樹脂が硬化してウエーハの片面に保護部材が形成される。
特開2012−146872号公報
液状樹脂は硬化すると体積が収縮するため、保護部材を所定の厚みに形成するためには液状樹脂の収縮率を考慮する必要がある。しかしながら、液状樹脂の種類が同じであっても収縮率が同じであるとは限らず、例えば、液状樹脂の製造ロットや装置の設置環境によって収縮率が変化するためウエーハに対して保護部材を所定の厚みに形成することが困難になっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、液状樹脂の収縮率を考慮してウエーハの片面に保護部材を所定の厚みで形成することができる収縮率測定方法及び保護部材形成装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様の収縮率測定方法は、フィルムを載置するステージと、フィルムの上面に紫外線で硬化する液状樹脂を所定量供給する樹脂供給手段と、該ステージの上方でウエーハを吸引保持するウエーハ保持手段と、該ウエーハ保持手段を該ステージに対して昇降させフィルムの上面に供給した液状樹脂を該ウエーハ保持手段が保持したウエーハで押し広げる拡張手段と、該拡張手段で液状樹脂を押し広げる押し力値を測定する押し力測定部と、ウエーハとフィルムとの間に押し広げられた液状樹脂に紫外線を照射させて液状樹脂を硬化させる硬化手段と、制御手段と、を備える保護部材形成装置を用いた収縮率測定方法であって、該ステージにフィルムを載置するフィルム載置工程と、該フィルムに所定量の液状樹脂を供給する樹脂供給工程と、該ウエーハ保持手段にウエーハを保持させ該ステージに接近する方向に移動させ該ステージに載置した該フィルムの上面と該ウエーハ保持部が保持したウエーハの下面との距離が予め設定した距離にすると共に該フィルムの上面に供給した液状樹脂をウエーハ保持手段が保持したウエーハの所定の面積で拡張する液状樹脂拡張工程と、該液状樹脂拡張工程での該押し力測定部が測定した押し力値を維持して拡張した液状樹脂を硬化させ硬化する樹脂の収縮に応じてウエーハ保持手段を移動させる樹脂硬化工程と、該液状樹脂拡張工程で液状樹脂を押し広げたときの該ウエーハ保持手段の第1の高さ位置と該樹脂硬化工程で液状樹脂が硬化したときの該ウエーハ保持手段の第2の高さ位置とから液状樹脂の収縮率を算出する算出工程と、を備える。
本発明の一態様の保護部材形成装置は、フィルムを載置するステージと、フィルムの上面に紫外線で硬化する液状樹脂を所定量供給する樹脂供給手段と、該ステージの上方でウエーハを吸引保持するウエーハ保持手段と、該ウエーハ保持手段を該ステージに対して昇降方向に移動させフィルムに供給した液状樹脂を該ウエーハ保持手段が保持したウエーハで押し広げる拡張手段と、該拡張手段で液状樹脂を押し広げる押し力値を測定する押し力測定部と、ウエーハとフィルムとの間に押し広げられた液状樹脂に紫外線を照射させて液状樹脂を硬化させる硬化手段と、制御手段と、を備える保護部材形成装置であって、該制御手段は、該拡張手段で該ステージに載置したフィルムの上面と該ウエーハ保持手段が保持したウエーハの下面との間で液状樹脂を所定の面積で押し広げたときの該ウエーハ保持手段の第1の高さ位置を記憶する第1の記憶部と、液状樹脂を所定の面積で押し広げたときの該押し力測定部が測定した押し力値を維持して該硬化手段で押し広げられた液状樹脂を硬化させ樹脂の収縮に追従させて該ウエーハ保持手段を下降させ樹脂が硬化した時の該ウエーハ保持手段の第2の高さ位置を記憶する第2の記憶部と、第1の高さ位置と第2の高さ位置から液状樹脂の収縮率を算出する算出手段と、該算出手段が算出した該収縮率を液状樹脂の種類毎に記憶する収縮率記憶部と、該収縮率記憶部に記憶された液状樹脂の該収縮率を逆算して硬化した樹脂の厚みが予め設定した値になるよう液状樹脂の供給量を制御する制御部と、を備える。
これらの構成によれば、ステージに載置されたフィルム上に液状樹脂が供給されて、ウエーハ保持手段に保持されたウエーハで液状樹脂が所定の面積で押し広げられ、液状樹脂に紫外線が照射されることで液状樹脂が硬化される。このとき、液状樹脂に対する押し力値が測定されており、液状樹脂の硬化によって押し力値が維持されるように樹脂の収縮に追従してウエーハ保持手段が下降される。これにより、樹脂の厚み方向の収縮量分だけウエーハ保持手段が移動され、液状樹脂を押し広げたときのウエーハ保持手段の第1の高さ位置と液状樹脂が硬化したときのウエーハ保持手段の第2の高さ位置とから、液状樹脂の硬化に伴う収縮率が算出される。液状樹脂の収縮率を考慮して液状樹脂の供給量を調整することで、ウエーハに対して保護部材を所定の厚みで形成することができる。
本発明によれば、液状樹脂の硬化前後のウエーハ保持手段の高さ位置から液状樹脂の収縮率を算出して液状樹脂の供給量を調整することで、ウエーハに保護部材を所定の厚みで形成することができる。
本実施の形態の保護部材形成装置の斜視図である。 本実施の形態の保護部材形成装置の制御構成を示す模式図である。 本実施の形態の収縮率測定方法の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態の保護部材形成装置について説明する。図1は、本実施の形態の保護部材形成装置の斜視図である。なお、本実施の形態の保護部材形成装置は、図1に示す構成に限定されない。保護部材形成装置は、フィルムに供給した液状樹脂にウエーハを押し付けてウエーハの片面に保護部材を形成するものであれば、どのような構成を有していてもよい。なお、図1においては、説明の便宜上、保護部材形成装置の外部筐体を破線で示している。
図1に示すように、保護部材形成装置1は、ウエーハWの搬入から搬出までに各種加工を施して、ウエーハWの片面に樹脂製の保護部材を形成するように構成されている。この場合、ステージ23上のフィルムFに液状樹脂を供給して、ステージ23の上方にてウエーハ保持手段25に保持したウエーハWを液状樹脂に押し付けるように動作する。フィルムFに対してウエーハWが押し付けられることで、ウエーハWとフィルムFの間で液状樹脂が押し広げられて、ウエーハWの下面全体に押し広げられた液状樹脂が硬化されることで保護部材が形成される。
ウエーハWは、デバイス形成前のアズスライスウエーハであり、円柱状のインゴットをワイヤーソーでスライスすることで形成される。なお、ウエーハWは、デバイス形成前のアズスライスウエーハに限らず、デバイス形成後のデバイスウエーハでもよいし、ミクロンオーダからサブミクロンオーダの平坦度が要求される各種材料でもよい。また、液状樹脂としては紫外線硬化樹脂が用いられ、例えば、50〜30000[mPa・s]程度の粘度を有する樹脂が選択される。フィルムFとしては、ポリエチレンテレフタレート等で形成されたフィルムが選択される。
保護部材形成装置1の外部筐体10の一端側には、カセットC1、C2の搬入口及び搬出口として機能するカセット収容手段11が設けられている。カセット収容手段11には左右一対の収容部屋が上下2段に形成されており、上段の収容部屋には保護部材形成前のウエーハWを収容する搬入側のカセットC1が載置され、下段の収容部屋には保護部材形成後のウエーハWを収容する搬出側のカセットC2が載置される。また、カセット収容手段11の前方には、各カセットC1、C2に対してウエーハWの搬入及び搬出を行う搬入搬出手段12が設けられている。
搬入搬出手段12の前方空間には、コラム部22の背面に仮置きテーブル13が支持され、仮置きテーブル13の下方にフィルムカットテーブル15が設けられている。仮置きテーブル13には加工前のウエーハWの向き等を検出するウエーハ検出手段14が設けられ、フィルムカットテーブル15にはウエーハWに貼着されたフィルムFをウエーハWの外形に沿ってカットするフィルムカット手段16が設けられている。ウエーハ検出手段14及びフィルムカット手段16の前方には、ウエーハWに対してフィルムFに塗布された液状樹脂を貼着し、ウエーハWの片面に保護部材を形成するウエーハ貼着手段20が設けられている。
ウエーハ貼着手段20の基台21上には、フィルムFが載置されるステージ23が設けられている。ステージ23は、石英ガラス等の透光性材料で外周部分を除いて凹状に窪ませた円板状に形成されている。ステージ23の凹状の段差に倣ってフィルムFが引き伸ばされながらステージ23の載置面に吸着される。ステージ23の近傍には、ステージ23上のフィルムFの上面に液状樹脂を所定量供給する樹脂供給手段26が設けられている。樹脂供給手段26は、基台21内に設けられたタンクに接続されており、タンクから汲み上げられた液状樹脂をノズル27からフィルムFの上面に供給する。
コラム部22の前面には、ウエーハ保持手段25をステージ23に対して接近及び離反させる昇降手段31が設けられている。昇降手段31は、Z軸方向に平行な一対のガイドレール32と、一対のガイドレール32にスライド可能に設置されたZ軸テーブル33とを有している。Z軸テーブル33の背面側には図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ34が螺合されている。ボールネジ34の一端部に連結された駆動モータ35によりボールネジ34が回転駆動されることで、ウエーハ保持手段25がガイドレール32に沿ってZ軸方向に移動される。
Z軸テーブル33には、ステージ23の上方でウエーハWを吸引保持するウエーハ保持手段25が設けられている。昇降手段31によってウエーハ保持手段25がステージ23に対して昇降され、ウエーハ保持手段25に保持されたウエーハWでフィルムF上に供給された液状樹脂が押し広げられる。すなわち、昇降手段31は、ウエーハ保持手段25に保持されたウエーハWでフィルムF上の液状樹脂を拡張する拡張手段として機能している。このとき、ウエーハ保持手段25のウエーハWを保持する保持面は、液状樹脂に対してウエーハWを押し付ける押圧面になっている。
ウエーハ保持手段25には、液状樹脂を押し広げる押し力値を測定する押し力測定部28(図2参照)が設けられている。押し力値は、液状樹脂がウエーハWの外縁に向かって押し広げられるのに伴って増加し、ウエーハWの外縁から食み出ると低下し始める。この押し力測定部28の測定結果を利用して、押し力値の変化に応じて昇降手段31の駆動量を調整することでウエーハWの外縁まで液状樹脂が押し広げられる。また、基台21内には、透光性のステージ23を通じて液状樹脂に紫外線光を照射して、液状樹脂を硬化させる硬化手段29が設けられている。
ウエーハ検出手段14及びフィルムカット手段16の側方には、ウエーハ検出手段14とウエーハ貼着手段20との間、ウエーハ貼着手段20とフィルムカット手段16との間でウエーハWを搬送するウエーハ搬送手段37が設けられている。ウエーハ貼着手段20の前方には、ステージ23に対してフィルムFを供給するフィルム供給手段38が設けられている。フィルム供給手段38では、フィルムロールFRからフィルムFが引き出されて所定長でカットされ、フィルムロールFRの側方のフィルム搬送手段39によってカット後のフィルムFがステージ23に搬送される。
また、保護部材形成装置1には、装置各部を統括制御する制御手段40(図2参照)が設けられている。制御手段40は、保護部材形成装置1の各種処理を実行するプロセッサやメモリ等によって構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。また、メモリには、保護部材形成装置1の制御プログラムに加えて、後述する硬化後の樹脂の収縮率を測定する収縮率測定方法の各ステップを実行するための測定プログラムが記憶されている。
このように構成された保護部材形成装置1では、搬入搬出手段12により搬入側のカセットC1から加工前のウエーハWが取り出され、ウエーハ検出手段14でウエーハWの向きや中心が検出される。ウエーハWの向きや中心が検出されると、ウエーハ搬送手段37によってウエーハWがウエーハ保持手段25に向けて搬送されて、ウエーハ保持手段25によってステージ23の上方でウエーハWが保持される。一方、ウエーハWの搬送に並行して、フィルム供給手段38でフィルムロールFRから引き出されたフィルムFが所定長でカットされてステージ23に向けて搬送される。
ステージ23の上のフィルムFには、樹脂供給手段26から液状樹脂が供給され、フィルムF上の液状樹脂に対してウエーハ保持手段25に保持されたウエーハWが押し付けられる。液状樹脂がウエーハWの外縁まで押し広げられ、硬化手段29によって液状樹脂に紫外線が照射されてウエーハWとフィルムFの間に保護部材が形成される。保護部材形成後のウエーハWは、ウエーハ搬送手段37によってステージ23からフィルムカット手段16に搬送される。そして、フィルムカット手段16でウエーハWの外形に沿って余分なフィルムFが取り除かれて、ウエーハ搬入搬出手段12によって搬出側のカセットC2に押し込まれる。
ところで、液状樹脂を硬化させることでウエーハWの片面に保護部材を形成しているが、保護部材を所定の厚みに形成するためには液状樹脂の硬化時の収縮率を考慮する必要がある。樹脂の種類毎に収縮率を管理することも考えられるが、同じ種類の樹脂であっても収縮率が異なる場合がある。例えば、液状樹脂は製造ロット毎にタンクに収容されて装置内に設置され、タンクから吸い上げられた液状樹脂がフィルムFに供給される。このため、保護部材形成装置1に対するタンクの交換作業が実施される度に保護部材の厚みが変化していた。
また通常は、保護部材形成装置1は温度及び湿度が管理されたクリーンルームに設置されているが、クリーンルームであっても温度及び湿度が変化する場合がある。樹脂の収縮率が温度や湿度の影響を受けるため、クリーンルーム内の温度や湿度等の室内環境が変化する度に保護部材の厚みが変化していた。そこで、本実施の形態の保護部材形成装置1では、タンクの交換作業、クリーンルームの室内環境の変化の度に、液状樹脂の硬化時の収縮率を測定するようにしている。これにより、樹脂の収縮率に応じて液状樹脂の供給量を調整して、ウエーハWの片面に保護部材を所定の厚みに形成することができる。
以下、本実施の形態の保護部材形成装置の制御構成について説明する。図2は、本実施の形態の保護部材形成装置の制御構成を示す模式図である。
図2に示すように、保護部材形成装置1では、ステージ23の上方にウエーハ保持手段25が昇降手段(拡張手段)31に支持され、ウエーハ保持手段25の内部には押し力測定部28が設けられている。また、ステージ23の下方に硬化手段29が設けられ、ステージ23の側方に樹脂供給手段26が設けられている。これら昇降手段31、押し力測定部28、硬化手段29、樹脂供給手段26には制御手段40が接続されており、これら各部が制御手段40に制御されることで、ウエーハWに対する保護部材の形成動作及び液状樹脂Rを硬化させたときの収縮率の測定動作が実施される。
制御手段40には、第1の記憶部41、第2の記憶部42、算出手段43、収縮率記憶部44、制御部45が設けられている。制御手段40によってウエーハ保持手段25が下降されると、ステージ23に載置したフィルムFの上面とウエーハ保持手段25が保持したウエーハWの下面との間で液状樹脂Rが所定の面積で押し広げられる。第1の記憶部41には、この液状樹脂Rが押し広げられたときのウエーハ保持手段25の第1の高さ位置が記憶される(図3C参照)。このとき、押し力測定部28によって液状樹脂RをウエーハWの下面で押し広げたときの押し力値が測定されている。
また、液状樹脂Rを押し広げた状態で硬化手段29から紫外線が照射されると、液状樹脂Rの硬化に伴う収縮に追従するようにウエーハ保持手段25が下降される。この場合、液状樹脂Rを所定の面積で押し広げたときの押し力測定部28が測定した押し力値を維持するように、ウエーハ保持手段25の移動を制御することで液状樹脂Rの収縮にウエーハ保持手段25が追従される。第2の記憶部42には、この樹脂が硬化したときのウエーハ保持手段25の第2の高さ位置H2が記憶される(図3D参照)。このようにして、液状樹脂Rの硬化に伴う収縮量分だけ第1の高さ位置H1から第2の高さ位置H2にウエーハ保持手段25が移動される。
算出手段43によって第1、第2の記憶部41、42から第1、第2の高さ位置H1、H2が読み出されて、第1、第2の高さ位置H1、H2から液状樹脂Rの硬化に伴う収縮率が算出される。算出手段43は、例えば、以下の式(1)に基づいて液状樹脂Rの収縮率を算出する。なお、液状樹脂Rの収縮率の算出方法は、式(1)に限定されるものではなく、収縮率を算出可能であれば、どのような算出方法で算出されてもよい。
(1)
収縮率[%]=(第1の高さ位置−第2の高さ位置)/第1の高さ位置×100
収縮率記憶部44には、算出手段43によって算出された収縮率が液状樹脂Rの種類毎に記憶される。そして、樹脂供給手段26の制御部45によって収縮率記憶部44から液状樹脂Rの収縮率が読み出され、収縮率を逆算して硬化後の樹脂の厚みが予め設定した値になるように液状樹脂Rの供給量が調整される。このように、液状樹脂Rの硬化に伴う収縮にウエーハ保持手段25の移動を追従させることで液状樹脂Rの収縮率を算出し、液状樹脂Rが収縮する分だけ供給量を増やすことでウエーハWの片面に所定の厚みの保護部材を形成することが可能になっている。
続いて、図3を参照して、本実施の形態の収縮率測定方法について説明する。図3は、本実施の形態の収縮率測定方法の一例を示す図である。なお、図3Aはフィルム載置工程、図3Bは樹脂供給工程、図3Cは液状樹脂拡張工程、図3Dは樹脂硬化工程及び算出工程の一例を示している。また、以下の収縮率測定方法は、液状樹脂の種類が変更された場合や、液状樹脂のタンクの交換作業が発生した場合に実施されてもよい。また、クリーンルーム内で液状樹脂の収縮率を測定したときの温度及び湿度を記憶し、温度及び湿度が許容範囲以上に変化した場合に収縮率測定方法が実施されてもよい。
図3Aに示すように、先ずフィルム載置工程が実施される。フィルム載置工程では、ステージ23上にフィルムFが載置され、ステージ23の不図示の吸引孔によってフィルムFがステージ23に吸引保持される。ステージ23の上面は凹状に窪んでおり、この凹面に沿ってフィルムFが引き伸ばされながら吸着される。次に、図3Bに示すように、フィルム載置工程の後に樹脂供給工程が実施される。樹脂供給工程では、樹脂供給手段26のノズル27の先端がフィルムFの中央に位置付けられ、ノズル27からフィルムFに所定量の液状樹脂Rが供給される。
次に、図3Cに示すように、樹脂供給工程の後に液状樹脂拡張工程が実施される。液状樹脂拡張工程では、ウエーハ保持手段25がステージ23に接近する方向に移動されて、ステージ23に載置されたフィルムFの上面とウエーハ保持手段25に保持されたウエーハWの下面との距離が予め設定した距離に調整される。これにより、フィルムFの上面に供給された液状樹脂Rが、ウエーハ保持手段25に保持されたウエーハWの所定の面積で拡張される。また、液状樹脂RがウエーハWの下面全域に広がったときのウエーハ保持手段25の第1の高さ位置H1が第1の記憶部41(図2参照)に記憶される。
次に、図3Dに示すように、液状樹脂拡張工程の後に樹脂硬化工程が実施される。樹脂硬化工程では、硬化手段29からステージ23を通じて紫外線が液状樹脂Rに照射されて、ウエーハWの下面に押し潰された液状樹脂Rが硬化し始める。このとき、押し力測定部28によって液状樹脂Rに対する押し力値が測定されており、液状樹脂Rの収縮によって押し力値が変動しないようにウエーハ保持手段25が動かされる。すなわち、液状樹脂拡張工程での押し力測定部28が測定した押し力値を維持するように、液状樹脂Rの収縮に追従させてウエーハ保持手段25が移動される。
例えば、液状樹脂Rの収縮によって押し力測定部28の押し力値が低下すると、押し力値を液状樹脂Rの硬化前の値まで戻すようにウエーハ保持手段25がステージ23に近づけられる。このように、押し力測定部28によって押し力値を監視しながらウエーハ保持手段25の高さを調整することで、液状樹脂Rが押し広げられてから液状樹脂Rが硬化するまでに間に、液状樹脂Rが収縮した分だけウエーハ保持手段25が移動される。また、液状樹脂Rが硬化したときのウエーハ保持手段25の第2の高さ位置H2が第2の記憶部42(図2参照)に記憶される。
次に、樹脂硬化工程の後に算出工程が実施される。算出工程では、液状樹脂拡張工程で液状樹脂Rを押し広げたときのウエーハ保持手段35の第1の高さ位置H1と樹脂硬化工程で液状樹脂Rが硬化したときのウエーハ保持手段35の第2の高さ位置H2とから液状樹脂Rの収縮率が算出される。また、液状樹脂Rの収縮率は収縮率記憶部44(図2参照)に記憶される。そして、液状樹脂Rの収縮率から逆算して保護部材が所定の厚みになるように樹脂供給手段26による液状樹脂Rの供給量が制御される。これにより、以降の保護部材の形成動作では、ウエーハWの片面に所定の厚みで保護部材を形成することが可能になっている。
以上のように、本実施の形態の保護部材形成装置1は、ステージ23に載置されたフィルムF上に液状樹脂Rが供給されて、ウエーハ保持手段25に保持されたウエーハWで液状樹脂Rが所定の面積で押し広げられ、液状樹脂Rに紫外線が照射されることで液状樹脂Rが硬化される。このとき、液状樹脂Rに対する押し力値が測定されており、液状樹脂Rの硬化によって押し力値が維持されるように樹脂の収縮に追従してウエーハ保持手段25が下降される。これにより、樹脂の厚み方向の収縮量分だけウエーハ保持手段25が移動され、液状樹脂Rを押し広げたときのウエーハ保持手段25の第1の高さ位置H1と液状樹脂Rが硬化したときのウエーハ保持手段25の第2の高さ位置H2とから、液状樹脂Rの硬化に伴う収縮率が算出される。液状樹脂Rの収縮率を考慮して液状樹脂Rの供給量を調整することで、ウエーハWに対して保護部材を所定の厚みで形成することができる。
なお、本実施の形態では、ステージの上面が凹状に形成されたが、この構成に限定されない。ステージはフィルムが載置可能に形成されていればよく、例えばステージの上面全体が平坦に形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、拡張手段としての移動手段がボールネジ式の移動機構で構成されたが、拡張手段はリニアモータ式の移動機構やラックアンドピニオン式の移動機構で構成されてもよい。
また、本実施の形態では、押し力測定部がウエーハ保持手段に設けられる構成にしたが、この構成に限定されない。押し力測定部は液状樹脂Rを押し広げる押し力値を測定可能であればよく、例えばステージに設けられてもよい。
また、本実施の形態では、液状樹脂Rとして紫外線硬化樹脂を例示して説明したが、この構成に限定されない。液状樹脂Rは外部刺激を受けて硬化する樹脂であればよく、例えば熱硬化樹脂でもよい。この場合、硬化手段はヒータ等で構成されてもよい。
また、本実施の形態では、ウエーハ保持手段に保持されたウエーハを用いて液状樹脂Rの収縮率を測定する構成にしたが、この構成に限定されない。ウエーハの代わりにダミーワークをウエーハ保持手段に保持させて液状樹脂Rの収縮率を測定するようにしてもよい。
また、本発明の各実施の形態を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
また、本実施の形態では、本発明を保護部材形成装置に適用した構成について説明したが、ウエーハの片面で液状樹脂Rを硬化させて所定の厚みの保護部材を形成する他の装置に適用することも可能である。
以上説明したように、本発明は、ウエーハの片面に保護部材を所定の厚みで形成することができるという効果を有し、特に、アズスライスウエーハの片面に紫外線硬化樹脂で保護部材を形成する保護部材形成装置及び保護部材形成装置による収縮率測定方法に有用である。
1 保護部材形成装置
23 ステージ
25 ウエーハ保持手段
26 樹脂供給手段
28 押し力測定部
29 硬化手段
31 昇降手段(拡張手段)
40 制御手段
41 第1の記憶部
42 第2の記憶部
43 算出手段
44 収縮率記憶部
45 制御部
F フィルム
H1 第1の高さ位置
H2 第2の高さ位置
R 液状樹脂
W ウエーハ

Claims (2)

  1. フィルムを載置するステージと、フィルムの上面に紫外線で硬化する液状樹脂を所定量供給する樹脂供給手段と、該ステージの上方でウエーハを吸引保持するウエーハ保持手段と、該ウエーハ保持手段を該ステージに対して昇降させフィルムの上面に供給した液状樹脂を該ウエーハ保持手段が保持したウエーハで押し広げる拡張手段と、該拡張手段で液状樹脂を押し広げる押し力値を測定する押し力測定部と、ウエーハとフィルムとの間に押し広げられた液状樹脂に紫外線を照射させて液状樹脂を硬化させる硬化手段と、制御手段と、を備える保護部材形成装置を用いた収縮率測定方法であって、
    該ステージにフィルムを載置するフィルム載置工程と、
    該フィルムに所定量の液状樹脂を供給する樹脂供給工程と、
    該ウエーハ保持手段にウエーハを保持させ該ステージに接近する方向に移動させ該ステージに載置した該フィルムの上面と該ウエーハ保持部が保持したウエーハの下面との距離が予め設定した距離にすると共に該フィルムの上面に供給した液状樹脂をウエーハ保持手段が保持したウエーハの所定の面積で拡張する液状樹脂拡張工程と、
    該液状樹脂拡張工程での該押し力測定部が測定した押し力値を維持して拡張した液状樹脂を硬化させ硬化する樹脂の収縮に応じてウエーハ保持手段を移動させる樹脂硬化工程と、
    該液状樹脂拡張工程で液状樹脂を押し広げたときの該ウエーハ保持手段の第1の高さ位置と該樹脂硬化工程で液状樹脂が硬化したときの該ウエーハ保持手段の第2の高さ位置とから液状樹脂の収縮率を算出する算出工程と、を備える収縮率測定方法。
  2. フィルムを載置するステージと、フィルムの上面に紫外線で硬化する液状樹脂を所定量供給する樹脂供給手段と、該ステージの上方でウエーハを吸引保持するウエーハ保持手段と、該ウエーハ保持手段を該ステージに対して昇降方向に移動させフィルムに供給した液状樹脂を該ウエーハ保持手段が保持したウエーハで押し広げる拡張手段と、該拡張手段で液状樹脂を押し広げる押し力値を測定する押し力測定部と、ウエーハとフィルムとの間に押し広げられた液状樹脂に紫外線を照射させて液状樹脂を硬化させる硬化手段と、制御手段と、を備える保護部材形成装置であって、
    該制御手段は、該拡張手段で該ステージに載置したフィルムの上面と該ウエーハ保持手段が保持したウエーハの下面との間で液状樹脂を所定の面積で押し広げたときの該ウエーハ保持手段の第1の高さ位置を記憶する第1の記憶部と、液状樹脂を所定の面積で押し広げたときの該押し力測定部が測定した押し力値を維持して該硬化手段で押し広げられた液状樹脂を硬化させ樹脂の収縮に追従させて該ウエーハ保持手段を下降させ樹脂が硬化した時の該ウエーハ保持手段の第2の高さ位置を記憶する第2の記憶部と、第1の高さ位置と第2の高さ位置から液状樹脂の収縮率を算出する算出手段と、該算出手段が算出した該収縮率を液状樹脂の種類毎に記憶する収縮率記憶部と、該収縮率記憶部に記憶された液状樹脂の該収縮率を逆算して硬化した樹脂の厚みが予め設定した値になるよう液状樹脂の供給量を制御する制御部と、を備える保護部材形成装置。
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