JP7105053B2 - 保護部材形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェーハの表面に保護部材を形成する保護部材形成装置に関する。
ウェーハメイキング工程では、円柱状のインゴットがワイヤーソーでスライスされてアズスライスウェーハ(ウェーハ)が形成される。ウェーハのスライス面にはうねりや反りが発生しており、研削加工等によってウェーハからうねり等が除去される。この場合、ウェーハの一方のスライス面に平坦な保護部材が形成され、保護部材の平坦面を研削時の基準面にして他方のスライス面が平坦に研削される。さらに、研削後の他方のスライス面を研削時の基準面にして、ウェーハから保護部材を剥がして一方のスライス面が平坦に研削されて、うねりが取り除かれたウェーハが製造される。
従来、ウェーハの片面に保護部材を形成する保護部材形成装置として、液状樹脂にウェーハを押し付けることで保護部材を形成するものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1、2に記載の保護部材形成装置では、ウェーハを保持した押圧パッドの下方でフィルム上に所定量の液状樹脂が供給され、押圧パッドによってウェーハがフィルム上の液状樹脂の液溜りに押し付けられる。そして、ウェーハの片面全域に液状樹脂が押し広げられた状態で、液状樹脂が硬化されることでウェーハの片面に保護部材が形成される。
特開2009-148866号公報 特開2009-272557号公報
ところで、ウェーハサイズは4インチ、6インチ、8インチ等のように規定されているため、通常はウェーハサイズ毎に液状樹脂の供給量が設定されている。このため、ウェーハサイズに関わらず、ウェーハの片面には一定厚さの樹脂層が形成される。しかしながら、近年では、規定サイズのウェーハだけでなく、僅かに直径が異なるウェーハが形成されることがある。さらに、1カセット内に収容された様々なサイズのウェーハに同じ厚さで樹脂層を形成したいという要望がある。このような任意サイズのウェーハに規定量の液状樹脂が供給されると、樹脂層の厚さにバラツキが生じてしまっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ウェーハサイズに依らずに、ウェーハの一方の面に同じ厚さで樹脂層を形成することができる保護部材形成装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様の保護部材形成装置は、ウェーハ面積より大きい面積のフィルムの上に供給した液状樹脂をウェーハの一方の面で押し広げ硬化させ一方の面全面に形成した樹脂層とフィルムとにより保護部材を形成する保護部材形成装置であって、フィルムを保持する保持テーブルと、該保持テーブルが保持した該フィルムの上に所定量の液状樹脂を供給する樹脂供給手段と、ウェーハの他方の面を吸引保持するウェーハ保持手段と、該ウェーハ保持手段を該保持テーブルに向かって接近および離間させ該フィルムに供給した液状樹脂を拡張させる拡張手段と、ウェーハの一方の面全面に拡張された該液状樹脂に外部刺激を加えて固め樹脂層を形成する硬化手段と、液状樹脂を硬化させたときの収縮率を記憶する記憶部と、を備え、該樹脂供給手段が該フィルムに液状樹脂を供給する前に、ウェーハサイズを測定する測定手段と、形成する該樹脂層の厚さを予め設定する厚さ設定部と、該測定手段が測定したウェーハサイズと該厚さ設定部で設定した厚さ値と、該記憶部に記憶されている液状樹脂を硬化させたときの収縮率と、を用いて、該樹脂供給手段が該フィルムに供給する液状樹脂の供給量を算出する算出手段とを備え、ウェーハサイズが変わっても所定の厚さの樹脂層の形成を可能にする。
この構成によれば、ウェーハサイズが測定されると共に予め樹脂層の厚さ値が設定されているため、ウェーハサイズ、樹脂層の厚さ値、収縮率に基づいてウェーハサイズに応じた液状樹脂の供給量が算出される。よって、ウェーハサイズ毎に液状樹脂の供給量を規定することなく、様々なサイズのウェーハの一方の面全面に対して常に所定の厚さで樹脂層を形成することができる。このように、規定サイズのウェーハだけでなく、規定サイズから外れたウェーハに対しても、規定サイズのウェーハと同一の厚さで樹脂層を形成することができる。
本発明の一態様の保護部材形成装置において、該算出手段は、ウェーハサイズを2r[cm]、厚さ値をh[cm]、収縮率をα[%]としたときに、下記式(1)に基づいて液状樹脂の供給量L[l]を算出する。
L=πr h/(1-α/100)・・・(1)
本発明の一態様の保護部材形成装置において、該ウェーハの外周縁から外に所定距離離れたところを円形に該フィルムを切断し、該ウェーハの外側にリング状のはみ出し部を形成させる切断手段を備えている。
本発明によれば、ウェーハサイズに応じて液状樹脂の供給量を算出することで、ウェーハサイズに依らずに、ウェーハの一方の面に常に所定の厚さで樹脂層を形成することができる。
本実施の形態の保護部材形成装置の斜視図である。 比較例の液状樹脂の厚さの調整方法の模式図である。 本実施の形態のウェーハ検出手段の斜視図である。 本実施の形態のウェーハ検出手段及び制御手段の模式図である。 本実施の形態の保護部材の形成動作の一例を示す図である。 本実施の形態のウェーハサイズとカットサイズの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態の保護部材形成装置について説明する。図1は、本実施の形態の保護部材形成装置の斜視図である。図2は、比較例の液状樹脂の厚さの調整方法の模式図である。なお、本実施の形態の保護部材形成装置は、図1に示す構成に限定されない。保護部材形成装置は、フィルムに供給した液状樹脂にウェーハを押し付けてウェーハの片面に保護部材を形成するものであれば、どのような構成を有していてもよい。なお、図1においては、説明の便宜上、保護部材形成装置の外部筐体を破線で示している。
図1に示すように、保護部材形成装置1は、ウェーハWの搬入から搬出までに各種加工を施して、ウェーハWの一方の面に樹脂製の保護部材を形成するように構成されている。保護部材形成装置1では、フィルムF上に供給された液状樹脂に対してウェーハWの一方の面が押し付けられて、ウェーハWとフィルムFの間で液状樹脂が押し広げられている。そして、ウェーハWの一方の面全面に液状樹脂が行き渡った状態で液状樹脂が硬化されて、液状樹脂が硬化した樹脂層とフィルムFとによってウェーハWの一方の面に保護部材が形成される。
ウェーハWは、デバイス形成前のアズスライスウエーハであり、円柱状のインゴットをワイヤーソーでスライスすることで形成される。なお、ウェーハWは、デバイス形成前のアズスライスウエーハに限らず、デバイス形成後のデバイスウエーハでもよいし、ミクロンオーダからサブミクロンオーダの平坦度が要求される各種材料でもよい。また、液状樹脂としては紫外線硬化樹脂が用いられ、例えば、50~30000[MPa]程度の粘度を有する樹脂が選択される。フィルムFとしては、ポリエチレンテレフタレート等でウェーハ面積より大きく形成されたフィルムが使用される。
保護部材形成装置1の外部筐体10の一端側には、カセットC1、C2の搬入口及び搬出口として機能するカセット収容手段11が設けられている。カセット収容手段11には左右一対の収容部屋が上下2段に形成されており、上段の収容部屋には保護部材形成前のウェーハWを収容する搬入側のカセットC1が載置され、下段の収容部屋には保護部材形成後のウェーハWを収容する搬出側のカセットC2が載置される。また、カセット収容手段11の前方には、各カセットC1、C2に対してウェーハWの搬入及び搬出を行う搬入搬出手段12が設けられている。
搬入搬出手段12の前方空間には、コラム部13の背面にウェーハ検出手段(測定手段)15が支持され、ウェーハ検出手段15の下方にフィルムカット手段(切断手段)16が設けられている。ウェーハ検出手段15には仮置きテーブル33が設けられ、仮置きテーブル33の上方にウェーハWを撮像する撮像装置35が設けられている。フィルムカット手段16にはカットテーブル45が設けられ、カットテーブル45の上方にウェーハWに貼着されたフィルムFを切断するカッター46が設けられている。ウェーハ検出手段15及びフィルムカット手段16の前方には、ウェーハWの片面に保護部材を形成するウェーハ貼着手段17が設けられている。
ウェーハ貼着手段17の基台51上には、フィルムFが保持される保持テーブル53が設けられている。保持テーブル53は、石英ガラス等の透光性材料で外周部分を除いて凹状に窪んだ円板状に形成されている。保持テーブル53の凹状の段差に倣ってフィルムFが引き伸ばされて保持テーブル53の保持面に吸着される。保持テーブル53の近傍には、保持テーブル53上のフィルムFの上面に所定量の液状樹脂を供給する樹脂供給手段54が設けられている。樹脂供給手段54は、基台51内に設けられたタンクに接続されており、タンクから汲み上げられた液状樹脂をノズル55からフィルムFの上面に供給する。
コラム部13の前面には、ウェーハ保持手段52を保持テーブル53に対して接近及び離反させる昇降手段61が設けられている。昇降手段61は、Z軸方向に平行な一対のガイドレール62と、一対のガイドレール62にスライド可能に設置されたZ軸テーブル63とを有している。Z軸テーブル63の背面側には図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ64が螺合されている。ボールネジ64の一端部に連結された駆動モータ65によりボールネジ64が回転駆動されることで、ウェーハ保持手段52がガイドレール62に沿ってZ軸方向に移動される。
Z軸テーブル63には、保持テーブル53の上方でウェーハWの他方の面を吸引保持するウェーハ保持手段52が設けられている。昇降手段61によってウェーハ保持手段52が保持テーブル53に対して昇降され、ウェーハ保持手段52に保持されたウェーハWでフィルムF上に供給された液状樹脂が押し広げられる。すなわち、昇降手段61は、ウェーハ保持手段52に保持されたウェーハWでフィルムF上の液状樹脂を拡張する拡張手段として機能している。このようにして、ウェーハWの他方の面には液状樹脂の樹脂層を介してフィルムFが貼着される。
ウェーハ保持手段52には、液状樹脂を押し広げる押し力値を測定する押し力測定部56が設けられている。押し力値は、液状樹脂がウェーハWの外縁に向かって押し広げられるのに伴って増加し、ウェーハWの外縁からはみ出ると瞬間的に押し力値が低下する。この押し力測定部56が測定した押し力値の瞬間的な低下を認識して昇降手段61を停止させウェーハWの外縁まで液状樹脂が押し広げられる。また、基台51内には、透光性の保持テーブル53を通じて液状樹脂に紫外線を照射して、液状樹脂を硬化させて樹脂層を形成する硬化手段57が設けられている。
ウェーハ検出手段15及びフィルムカット手段16の側方には、ウェーハ検出手段15とウェーハ貼着手段17との間でウェーハWを搬送すると共に、ウェーハ貼着手段17とフィルムカット手段16との間でウェーハWを搬送するウェーハ搬送手段18が設けられている。ウェーハ貼着手段17の前方には、保持テーブル53に対してフィルムFを供給するフィルム供給手段21が設けられている。フィルム供給手段21では、フィルムロールFRからフィルムFが引き出されて所定長で切断され、フィルムロールFRの側方のフィルム搬送手段22によって切断後のフィルムFが保持テーブル53に搬送される。
また、保護部材形成装置1には、装置各部を統括制御する制御手段23(図4参照)が設けられている。制御手段23は、保護部材形成装置1の各種処理を実行するプロセッサやメモリ等によって構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。また、メモリには、保護部材形成装置1の制御プログラムに加えて、後述する液状樹脂の供給量を算出する算出プログラムや、算出プログラムで使用される各種パラメータ等が記憶されている。
このように構成された保護部材形成装置1では、ウェーハ保持手段52へのウェーハWの搬送に並行して、保持テーブル53に向けてフィルムFが搬送される。そして、保持テーブル53上のフィルムFには、樹脂供給手段54から液状樹脂が供給され、フィルムF上の液状樹脂に対してウェーハ保持手段52に保持されたウェーハWが押し付けられる。ウェーハWの一方の面全面に液状樹脂が拡張された状態で、硬化手段57によって液状樹脂に紫外線が照射されて液状樹脂が硬化される。このようにして、液状樹脂が固まった樹脂層とフィルムFによってウェーハWの一方の面全面に保護部材が形成される。
ところで、一般にウェーハサイズが規定されており、カセットC内には同じサイズのウェーハWが収容されるのが通常である。このため、保護部材形成装置1では、規定サイズに対応した供給量でウェーハWに液状樹脂を供給することで、ウェーハWの一方の面に所定の厚さで樹脂層を形成することができる。しかしながら、近年では、6インチ(φ150[mm])等の規定サイズだけではなく、φ140[mm]、φ145[mm]のように規定サイズから外れたウェーハWが形成される場合がある。このような微妙なサイズ違いを無視して、同量の液状樹脂を供給すると樹脂層の厚さにバラツキが生じてしまう。
具体的には、図2Aに示すように、ウェーハWに樹脂層を形成する際には、押し力値の変動を監視しながらウェーハWで液状樹脂Rを押し付けることで、ウェーハWの外縁からわずかに液状樹脂Rをはみ出させ液状樹脂Rが押し広げられている。このため、サイズが違うウェーハWA、WBに対して同量の液状樹脂Rで樹脂層を形成する場合に、ウェーハWA、WBに押し広げられた液状樹脂Rの厚さが異なる。例えば、図2Aの一例では、6インチのウェーハWAよりも、φ140mmのウェーハWBの方が液状樹脂RがΔtだけ厚くなっている。
一方で、図2Bに示すように、液状樹脂Rに対するウェーハWの押し付け量を一定にすることで、サイズが異なるウェーハWA、WBの液状樹脂Rの厚さを揃えることができる。ウェーハWA、WBに同じ厚さの樹脂層を形成することができるが、サイズ違いのウェーハWA、WBに同量の液状樹脂Rが供給されるため、液状樹脂Rの供給過多や供給不足が生じていた。例えば、図2Bの一例では、φ140mmのウェーハWBに6インチのウェーハWAと同量の液状樹脂Rを供給したことで、ウェーハWBの外縁から液状樹脂RがΔrだけ余分にはみ出している。
特に現在は、様々なサイズのウェーハWを収容可能なカセットが検討されており、規定サイズに対応した供給量では、カセット内の各ウェーハWに一様な厚さで樹脂層を形成することは難しい。そこで、本実施の形態の保護部材形成装置1では、ウェーハ検出手段15でウェーハサイズを測定して、ウェーハサイズに応じて液状樹脂の供給量を算出している。これにより、ウェーハサイズ毎に液状樹脂の供給量が調整されるため、ウェーハサイズの違いに依らずに、ウェーハWに対して常に所定の厚さで樹脂層を形成することが可能になっている。
以下、液状樹脂の供給量の調整構造について詳細に説明する。図3は、本実施の形態のウェーハ検出手段の斜視図である。図4は、本実施の形態のウェーハ検出手段及び制御手段の模式図である。
図3及び図4に示すように、ウェーハ検出手段15は、仮置きテーブル33に仮置きされたウェーハWを撮像装置35で撮像して、ウェーハWの中心を検出すると共にウェーハサイズを測定するように構成されている。ウェーハ検出手段15の基台31上には、撮像照明として白色光を発光する照明パネル41が設置されている。照明パネル41は、例えば、有機EL照明で構成されており、配線を介して外部から電力が供給されている。照明パネル41の発光面42はウェーハWよりも広く形成されており、ウェーハWの裏面に対して照明光を垂直に入射させている。
照明パネル41上には支柱32が突き立てられており、支柱32の上端に仮置きテーブル33が設けられている。仮置きテーブル33はウェーハWよりも小径な円板状に形成されており、仮置きテーブル33の上面中央はポーラス材によって保持面34になっている。仮置きテーブル33の上方には支持アーム36を介して撮像装置35が支持されている。撮像装置35は、レンズ37により所定倍率で撮像領域の像を結像して撮像素子38に投影することで撮像している。撮像素子38は、CCDやCMOS等で構成され、多数の画素が受ける光量を電気信号に変換して撮像画像を生成している。
撮像装置35には制御手段23が接続されており、制御手段23にはウェーハ検出手段15の一部として判断部71、検出部72、測定部73が設けられている。判断部71では、撮像装置35から入力された撮像画像に微分処理等が施され、撮像画像で輝度勾配が大きなエッジがウェーハWの外縁81として判断される。検出部72では、判断部71に判断されたウェーハWの外縁位置に基づいてウェーハWの中心位置が検出される。測定部73では、判断部71に判断されたウェーハWの外縁位置と検出部72で検出されたウェーハWの中心位置からウェーハサイズが測定される。
また、制御手段23には厚さ設定部74、記憶部75、算出手段76が設けられている。厚さ設定部74には、ウェーハWに対して形成される樹脂層の厚さ値が予め設定されている。記憶部75には、液状樹脂の種類毎に液状樹脂を硬化させたときの収縮率が記憶されている。算出手段76では、測定部73で測定されたウェーハサイズと厚さ設定部74で設定した厚さ値と記憶部75に記憶された収縮率とを用いて液状樹脂の供給量が算出される。算出手段76には樹脂供給手段54が接続されており、算出手段76で算出された供給量で樹脂供給手段54によってフィルムFに液状樹脂が供給される。
このように構成されたウェーハ検出手段15では、仮置きテーブル33にウェーハWが保持されると、照明パネル41によって仮置きテーブル33の下方からウェーハWが照明される。このとき、照明パネル41の発光面42と仮置きテーブル33の保持面34は間隔Dを空けて平行に保たれているため、照明パネル41からの照明光がウェーハWの裏面に対して垂直に入射されて、ウェーハWの外縁81で明暗コントラストが明確になっている。また、仮置きテーブル33の保持面34から適切な高さHに撮像装置35が配置されることで、撮像装置35の撮像領域にウェーハW全体が収められている。
ウェーハWが遮光性である場合には、撮像画像にはウェーハW全体が黒色の円形状に表示され、ウェーハWの外側が白色に表示される。このとき、ウェーハWの外縁81を境に輝度勾配が急変しているため、この輝度勾配に基づいて判断部71によってウェーハWの外縁81が判断される。また、ウェーハWが透光性である場合には、撮像画像にはウェーハWの外縁81が黒色のリング状に表示され、ウェーハWの外縁81の内側及び外側が白色に表示される。この場合も、ウェーハWの外縁81を境に輝度勾配が急変しているため、この輝度勾配に基づいて判断部71によってウェーハWの外縁81が判断される。
なお、ここでは、間隔Dと間隔Hを適切な大きさに設定されているため、ウェーハWの外縁81で明暗のコントラストが明確になっている。例えば、間隔D及び間隔Hが適切な間隔に設定されないと、ウェーハWの外縁81付近で散乱した光が撮像装置35に入射される。このため、撮像装置35のピントを調節しても撮像画像のウェーハWの外縁81が灰色に表示されて、判断部71によってウェーハWの外縁を適切に判断できなくなる。また、本実施の形態では、面光源を用いて照明しているため、点光源や線光源を用いて照明する場合と比べて、ウェーハW全体を均一に照明することが可能になっている。
判断部71でウェーハWの外縁81が判断されると、検出部72でウェーハWの外縁座標から中心座標が検出される。例えば、ウェーハWの3点の外縁座標を円の中心を求める方程式に代入してウェーハWの中心座標を検出してもよいし、ウェーハWの外縁81に対する2本の弦の垂直二等分線の交点からウェーハWの中心座標を検出してもよい。また、ウェーハWの外縁座標に対してハフ変換を適用してウェーハWの中心座標を検出してもよいし、ウェーハWの外縁座標の座標値を平均化してウェーハWの中心座標を検出してもよい。なお、ウェーハWにノッチやオリエンテーションフラットが形成されている場合には、これら切欠きを考慮してウェーハWの中心座標が検出される。
検出部72でウェーハWの中心座標が検出されると、測定部73でウェーハWの外縁座標と中心座標からウェーハサイズが測定される。例えば、ウェーハWの外縁座標と中心座標の距離を2倍したものがウェーハサイズとして測定される。なお、測定部73は、ウェーハサイズを測定可能であればよく、例えば、撮像画像のウェーハWの画素数から面積を求めて、ウェーハWの面積を円周率で除算して半径の平方根を求め、ウェーハWの半径の平方根からウェーハサイズを測定してもよい。このようにして、仮置きテーブル33に載置されたウェーハWのウェーハサイズが測定される。
測定部73でウェーハサイズが測定されると、算出手段76には測定部73からウェーハサイズ、厚さ設定部74から厚さ値、記憶部75から収縮率がそれぞれ入力される。そして、液状樹脂の供給量L[l]は、ウェーハサイズを2r[cm]、厚さ値をh[cm]、収縮率をα[%]としたときに、次式(1)に基づいて算出される。
(1)
L=πrh/(1-α/100)
例えば、ウェーハサイズφ150[mm]、厚さ値200[μm]、収縮率5[%]の場合には、液状樹脂の供給量が約3.73[l]として算出される。
算出手段76で液状樹脂の供給量が算出されると、算出手段76で算出された供給量で樹脂供給手段54からフィルムF上に液状樹脂が供給される。樹脂供給手段54がフィルムFに液状樹脂を供給する前に、ウェーハサイズに適した液状樹脂の供給量が算出されるため、ウェーハサイズが変わってもウェーハWに対して常に所定の厚さの樹脂層を形成することが可能になっている。よって、カセット内にサイズ違いのウェーハWが収容されていても、ウェーハサイズ毎に各ウェーハWに対して適切な量で液状樹脂が供給されるため、各ウェーハWに形成された樹脂層の厚さを揃えることができる。
続いて、図5を参照して、保護部材の形成動作について説明する。図5は、本実施の形態の保護部材の形成動作の一例を示す図である。図6は、本実施の形態のウェーハサイズとカットサイズの一例を示す図である。
図5Aに示すように、仮置きテーブル33上にウェーハWが載置されると、照明パネル41によってウェーハWが下方から照明される共に撮像装置35によってウェーハWが上方から撮像される。撮像装置35から制御手段23に撮像画像が出力されると、撮像画像からウェーハWの外縁81及び中心が検出されると共にウェーハWの外縁81と中心からウェーハサイズが測定される。さらに、上記したように、制御手段23の算出手段76(図4参照)によって、ウェーハサイズとウェーハの厚さ値と液状樹脂R(図5B参照)の収縮率に基づいて、ウェーハサイズに適した液状樹脂Rの供給量が算出される。
図5Bに示すように、ウェーハ保持手段52にウェーハWが搬送されると共に保持テーブル53にフィルムFが搬送されて、ウェーハ保持手段52及び保持テーブル53によってウェーハWとフィルムFが上下方向に対向した状態で保持される。また、算出手段76で算出された液状樹脂Rの供給量が樹脂供給手段54に設定され、樹脂供給手段54のノズル55の先端がフィルムFの中央に位置付けられる。そして、ノズル55からフィルムFの中央にウェーハサイズに適した供給量で液状樹脂Rが供給され、フィルムFの中央に液状樹脂Rで液溜りが形成される。
図5Cに示すように、ウェーハ保持手段52が保持テーブル53に近づけられて、フィルムFの上面に供給された液状樹脂Rの液溜りがウェーハWによって押し広げられる。液状樹脂RがウェーハWの外縁81まで広がると、ウェーハ保持手段52が停止されてウェーハWの一方の面全面が液状樹脂Rによってカバーされる。図5Dに示すように、硬化手段57から保持テーブル53を通じて液状樹脂Rに紫外線が照射されて、ウェーハWに押し潰された状態で液状樹脂Rが硬化される。これにより、ウェーハWの一方の面には、所定の厚さの樹脂層85とフィルムFから成る保護部材86が形成される。
なお、本実施の形態では、押し力測定部56で押し力値を測定し、押し力値が増加から瞬間的に減少に(低下に)変動するまでウェーハWで液状樹脂Rを押し込むことで、液状樹脂RをウェーハWの外縁81まで広げる構成にしたが、この構成に限定されない。予めウェーハサイズに応じた押し力の目標値を設定しておき、押し力測定部56で測定された押し力値が目標値に到達するまでウェーハWで液状樹脂Rを押し込むことで、液状樹脂RをウェーハWの外縁81まで広げてもよい。この場合、ウェーハサイズと目標押し力値を関連付けたテーブルを用意していてもよい。
また、図6に示すように、フィルムFは規定サイズのウェーハ面積よりも大きく形成されているため、ウェーハサイズが規定サイズよりも小さくても、ウェーハWの一方の面全面をカバーすることができる。保護部材形成後のウェーハWはカットテーブル45に搬送されて、ウェーハWの外縁に沿ってフィルムFが切断されるが、ウェーハWが規定サイズよりも小さくても規定サイズで切断される。すなわち、ウェーハWの外周縁から外に所定距離離れたところでフィルムFが円形に切断されて、ウェーハWの外側にリング状のはみ出し部82が形成される。
このように、ウェーハサイズが規定サイズから外れていても、フィルムFのカットサイズをウェーハWの規定サイズに合わせている。図6Bに示すように、後段の研削工程では、研削装置91の保持テーブル92の保持面93が規定サイズに合わせて形成されているため、フィルムFが規定サイズに合されることで、規定サイズよりも小サイズのウェーハWをフィルムFを介して保持面93で保持することができる。よって、研削工程では、ウェーハサイズに関わらず、保持テーブル92でウェーハWを保持して、ウェーハWの他方の面を研削することが可能になっている。
以上のように、本実施の形態の保護部材形成装置1によれば、ウェーハサイズが測定されると共に予め樹脂層の厚さ値が設定されているため、ウェーハサイズ、樹脂層の厚さ値、収縮率に基づいてウェーハサイズに応じた液状樹脂Rの供給量が算出される。よって、ウェーハサイズ毎に液状樹脂Rの供給量を規定する必要がなく、様々なサイズのウェーハWの一方の面全面に対して常に所定の厚さで樹脂層を形成することができる。このように、規定サイズのウェーハWだけでなく、規定サイズから外れたウェーハWに対しても、規定サイズのウェーハWと同一の厚さで樹脂層を形成することができる。
なお、本実施の形態では、保持テーブルの上面が凹状に形成されたが、この構成に限定されない。保持テーブルはフィルムを保持可能に形成されていればよく、例えば保持テーブルの上面全体が平坦に形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、拡張手段としての移動手段がボールネジ式の移動機構で構成されたが、拡張手段はリニアモータ式の移動機構やラックアンドピニオン式の移動機構で構成されてもよい。
また、本実施の形態では、押し力測定部がウェーハ保持手段に設けられる構成にしたが、この構成に限定されない。押し力測定部は液状樹脂を押し広げる押し力値を測定可能であればよく、例えば保持テーブルに設けられてもよい。
また、本実施の形態では、液状樹脂として紫外線硬化樹脂を例示して説明したが、この構成に限定されない。液状樹脂は外部刺激を受けて硬化する樹脂であればよく、例えば熱硬化樹脂でもよい。この場合、硬化手段はヒータ等で構成されてもよい。
また、本実施の形態では、ウェーハとしては、半導体基板、無機材料基板等の各種ワークが用いられてもよい。半導体基板としては、シリコン、ヒ化ガリウム、窒化ガリウム、シリコンカーバイド等の各種基板が用いられてもよい。無機材料基板としては、サファイア、セラミックス、ガラス等の各種基板が用いられてもよい。半導体基板及び無機材料基板はデバイスが形成されていてもよいし、デバイスが形成されていなくてもよい。また、ウェーハとして、デバイス形成後又はデバイス形成前のリチウムタンタレート、リチウムナイオベート、さらに生セラミックス、圧電素子が用いられてもよい。
また、本実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態及び変形例は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
また、本実施の形態では、本発明を保護部材形成装置に適用した構成について説明したが、ウェーハの片面で液状樹脂を硬化させて保護部材を形成する他の装置に適用することも可能である。
以上説明したように、本発明は、ウェーハサイズに依らずに、ウェーハの一方の面に同じ厚さで樹脂層を形成することができるという効果を有し、特に、アズスライスウェーハの裏面に樹脂層を形成する保護部材形成装置に有効である。
1 :保護部材形成装置
15 :ウェーハ検出手段(測定手段)
16 :フィルムカット手段(切断手段)
17 :ウェーハ貼着手段
52 :ウェーハ保持手段
53 :保持テーブル
54 :樹脂供給手段
57 :硬化手段
61 :昇降手段
74 :厚さ設定部
75 :記憶部
76 :算出手段
81 :ウェーハの外縁
82 :フィルムのはみ出し部
85 :樹脂層
86 :保護部材
F :フィルム
R :液状樹脂
W :ウェーハ

Claims (3)

  1. ウェーハ面積より大きい面積のフィルムの上に供給した液状樹脂をウェーハの一方の面で押し広げ硬化させ一方の面全面に形成した樹脂層と該フィルムとにより保護部材を形成する保護部材形成装置であって、
    該フィルムを保持する保持テーブルと、該保持テーブルが保持した該フィルムの上に所定量の液状樹脂を供給する樹脂供給手段と、ウェーハの他方の面を吸引保持するウェーハ保持手段と、該ウェーハ保持手段を該保持テーブルに向かって接近および離間させ該フィルムに供給した液状樹脂を拡張させる拡張手段と、ウェーハの一方の面全面に拡張された液状樹脂に外部刺激を加えて固め該樹脂層を形成する硬化手段と、液状樹脂を硬化させたときの収縮率を記憶する記憶部と、を備え、
    該樹脂供給手段が該フィルムに液状樹脂を供給する前に、
    ウェーハサイズを測定する測定手段と、形成する該樹脂層の厚さを予め設定する厚さ設定部と、該測定手段が測定したウェーハサイズと該厚さ設定部で設定した厚さ値と、該記憶部に記憶されている液状樹脂を硬化させたときの収縮率と、を用いて、
    該樹脂供給手段が該フィルムに供給する液状樹脂の供給量を算出する算出手段とを備え、
    ウェーハサイズが変わっても所定の厚さの該樹脂層の形成を可能にする保護部材形成装置。
  2. 該算出手段は、ウェーハサイズを2r[cm]、厚さ値をh[cm]、収縮率をα[%]としたときに、下記式(1)に基づいて液状樹脂の供給量L[l]を算出する請求項1記載の保護部材形成装置。
    L=πrh/(1-α/100)・・・(1)
  3. 該ウェーハの外周縁から外に所定距離離れたところを円形に該フィルムを切断し、該ウェーハの外側にリング状のはみ出し部を形成させる切断手段を備えた請求項1または請求項2記載の保護部材形成装置。
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