JP2018084685A - 画像投影装置および画像投影システム - Google Patents

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丈裕 西森
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Tetsuya Fujioka
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Yasunari Mikutsu
泰成 御沓
聡 土屋
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聡 土屋
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Abstract

【課題】画像投影装置における投射装置の小型軽量化を図るとともに、画像投影装置の設置場所の自由度を向上させ、かつ、投射装置から騒音の発生を抑制する。【解決手段】光を出射する光源、光源からの光を用いて画像を形成する画像表示素子、および光源からの光を画像表示素子に導く照明光学部を有する光学エンジン2と、画像表示素子によって形成された画像を投影する投射ユニット3と、を有する光学筐体4と、画像投影装置1の各部へ電力を供給する電源装置8と、画像投影装置1で発生する熱を放熱させる放熱板10と、画像投影装置1で発生する熱を外部に排出させる軸流ファン11と、を有する電装筐体5とを備え、光学筐体4と電装筐体5は、電装筐体5から光学筐体4へ電力を伝送する電力伝達手段7で接続されるとともに、光源で発生した熱を、光学筐体4から電装筐体5へ移動させる熱輸送手段6で接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、画像投影装置および画像投影システムに関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置、DVDプレーヤーなどの映像再生機器、デジタルカメラなどの撮像装置等から送信される画像データ(映像データ)に基づいて、光源から出射される光を用いて画像表示素子(光学変調素子)としてのDMD(Digital Micro-mirror Device)や液晶パネルが画像を生成し、生成された画像を複数のレンズ等を含む光学系を通してスクリーン等の被投影面に投影する画像投影装置(プロジェクタ)が知られている。
画像投影装置の光源として、従来は高輝度の放電ランプを用いることが一般的であったが、近年、励起光を射出する固体発光素子と、該励起光を吸収して所定の波長帯域光に変換する蛍光体を組み合わせた光源装置が用いられるようになっている。固体発光素子としては、発光ダイオード(LED:light emitting diode)やレーザダイオード(LD:laser diode)、または有機EL(OEL:organic electro luminescence)等の半導体素子が用いられる。
固体発光素子を用いる場合、放電ランプを用いる場合に比べて、色再現性、発光効率、光利用効率等の向上を図ることができるとともに、光源の超寿命化を図ることができる。また、点光源あるいは平行ビームであるため照明系の設計が容易であり、色合成の簡易化や投射レンズの低NA化等を達成することも可能となる。
一方で、固体発光素子を用いる場合は、光量の確保が重要となる。以下、レーザダイオードを用いる場合を例に説明する。レーザダイオードを用いて高輝度の光量を射出する場合には、多数個のレーザダイオードが平面状に密にマトリクス配置して使用される。
そして、このようなレーザダイオードについて、所望の光量を維持して寿命期間まで点灯し続けるためには、十分に冷却することが重要となる。レーザダイオードの冷却手段として、レーザダイオードと伝熱した放熱板を光源装置の近傍に設け、ファン等の冷却手段を用いて、画像投影装置の外部に放熱するものが知られている(例えば、特許文献1)。
また、画像投影装置には、光源装置や、画像表示素子、冷却手段等に電力を供給するための電源装置や、レーザダイオードの点灯制御をするための制御基板等の電装基板が備えられている。そして、電源装置の過加熱や、電装基板に実装された各電子部品の発熱による誤動作や破損を回避するため、ファン等の冷却手段を用いて、画像投影装置の外部に放熱して冷却することが知られている。
これまで、画像投影装置の光源装置に固体発光素子(例えば、レーザダイオード)を用いて高輝度の光量を射出する際には、レーザダイオードからの発熱量も大きくなるため、レーザダイオードと伝熱した放熱板の放熱表面積を拡大させて、大型化させなければならなかった。放熱板の大型化により、画像投影装置全体の体積も大きくなり重量増加に繋がってしまう。また、画像投影装置全体の大型化により、画像投影装置の設置面積も拡大し、設置スペースにも制約が生じてしまうという問題があった。さらに、大型化した放熱板に均一な冷却風を送風するためには、ファンの大型化や複数個の設置が必要になり、画像投影装置全体の大型化、さらには、騒音の増大に繋がってしまうという問題があった。
画像投影装置の省スペース化に関する技術として、特許文献2には、ダクトに支持され、ダクトから供給される電力を変換する電源回路を収容する電源収容部と、画像を投射する投射部を収容し、画像の投射方向を調整可能に電源収容部に支持される投射部本体と、を備えたプロジェクタが開示されている。
特許文献2では、電源収容部(電源装置)と投射部本体(投射装置)とを別体とすることで、画像投影装置の省スペース化を図っているが、特許文献2のプロジェクタは、電源収容部と投射部本体とが支持部を介して配置されているため設置場所の自由度が低く、また、投射部本体に設けられる光源を冷却するための冷却手段による騒音を低減することはできなかった。
そこで本発明は、画像投影装置における投射装置の小型軽量化を図るとともに、画像投影装置の設置場所の自由度を向上させ、かつ、投射装置から騒音の発生を抑制することができる画像投影装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像投影装置は、光を出射する光源と、前記光源からの光を用いて画像を形成する画像表示素子と、前記光源からの光を前記画像表示素子に導く照明光学部と、前記画像表示素子によって形成された画像を投影する投射光学部と、を有する第1の筐体と、画像投影装置の各部へ電力を供給する電源部と、画像投影装置で発生する熱を放熱させる放熱部と、画像投影装置で発生する熱を外部に排出させる冷却部と、を有する第2の筐体とを備え、前記第1の筐体と前記第2の筐体は、前記第2の筐体から前記第1の筐体へ電力を伝送する電力伝達手段で接続されるとともに、前記光源で発生した熱を、前記第1の筐体から前記第2の筐体へ移動させる熱輸送手段で接続されているものである。
本発明によれば、画像投影装置における投射装置の小型軽量化を図るとともに、画像投影装置の設置場所の自由度を向上させ、かつ、投射装置から騒音の発生を抑制することができる。
画像投影装置の一実施形態を示す概略構成図(1)である。 光学筐体の一例を示す概略構成図である。 光路切り替え盤の一例を示す模式図である。 色成分切り替え盤の一例を示す模式図である。 画像投影システムの一実施形態を示す概略構成図である。 画像投影装置の一実施形態を示す概略構成図(2)である。 画像投影装置の一実施形態を示す概略構成図(3)である。 画像投影システムの他の実施形態を示す概略構成図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図8に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(画像投影装置)
[第1の実施形態]
本実施形態に係る画像投影装置(画像投影装置1)は、光を出射する光源(レーザダイオード13)と、光源からの光を用いて画像を形成する画像表示素子(画像形成パネル29)と、光源からの光を画像表示素子に導く照明光学部(光路におけるカップリングレンズ14から反射ミラー31までの各光学系)と、画像表示素子によって形成された画像を投影する投射光学部(投射ユニット3)と、を有する第1の筐体(光学筐体4)と、画像投影装置の各部へ電力を供給する電源部(電源装置8)と、画像投影装置で発生する熱を放熱させる放熱部(放熱板10)と、画像投影装置で発生する熱を外部に排出させる冷却部(軸流ファン11)と、を有する第2の筐体(電装筐体5)とを備え、第1の筐体と第2の筐体は、第2の筐体から第1の筐体へ電力を伝送する電力伝達手段(電力伝達手段7)で接続されるとともに、光源で発生した熱を、第1の筐体から第2の筐体へ移動させる熱輸送手段(熱輸送手段6)で接続されているものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
<構成>
図1は、本発明に係る画像投影装置の一実施形態を示す概略構成図である。画像投影装置1は、第1の筐体としての光学筐体4(投射装置)と、第2の筐体としての電装筐体5(電源装置)の2つの筐体から構成される。光学筐体4と電装筐体5とは、電力伝達手段7により接続されているとともに、熱輸送手段6により連接されている。
光学筐体4には、光源と、光源からの光を画像表示素子に導く照明光学系と、画像表示素子とを備える光学エンジン2と、画像表示素子で形成される画像を被投影面(スクリーン12、図2参照)に拡大投影させる投射光学部としての投射ユニット3と、が収容される。
光学筐体4には、吸気口、排気口、ファン等は設けられておらず、筐体内の強制気流による空冷はなされない。光学筐体4は、通気や液体の出入りがない防塵機能および防水機能を有した密閉構造となっている。
電装筐体5には、画像投影装置1の各部に電力供給を行う電源部としての電源装置8と、画像投影装置1の各部を駆動制御する駆動制御部としての駆動制御基板9と、放熱部としての放熱板10と、冷却部としての軸流ファン11と、が収容される。
熱輸送手段6は、光学筐体4内の光学エンジン2と電装筐体5内の放熱板10に連接されている。熱輸送手段6は、熱抵抗が低く、光学筐体4側から電装筐体5側へ熱移動を促す手段であって、例えば、ヒートパイプ6aを用いることができる。
ヒートパイプ6aは、熱伝導性の高い材質からなるパイプ中に揮発性の液体(作動液)を封入したもので、一方を加熱すると、熱を吸収して作動液の蒸発が起こり、他方に移動する。そして、熱を放出して作動液の凝縮を起こし、熱の移動が行われる。
ヒートパイプ6aの中空体の内壁には、多孔質層が設けられており、多孔質層には、十分に濡れる程度の作動液が注入されており、真空状態になるように密閉されている。
画像投影装置1においては、光学エンジン2内で発生した熱は、ヒートパイプ6aに伝熱され、ヒートパイプ6aの内壁に含浸している作動液を蒸発させる。蒸発した作動液は、ヒートパイプ6aの最も冷えた領域である電装筐体5内の放熱板10に移動する。蒸気となった作動液は、放熱板10において冷却されることにより凝縮し、再び液相状態の作動液に変化して、蒸発部(光学筐体4側)と凝縮部(電装筐体5側)に繋がる多孔質層に浸透し、層部の毛細管圧力によって蒸発部側に移動(還流)する。このような作動液の蒸発、凝縮等の相変態や移動によって、蒸発部と凝縮部間を移動することで発熱部を冷却する。
電力伝達手段7は、光学筐体4内の各電子駆動部品と電装筐体5内の電源装置8および駆動制御基板9にそれぞれ接続されている。電力伝達手段7は、電源装置8から光学筐体4の各電子駆動部品への電力供給、および駆動制御基板9から光学筐体4の各電子駆動部品への制御信号を伝送をする電力と信号の伝達手段である。
電装筐体5には、吸気口などの吸気部と、排気口などの排気部が設けられており、軸流ファン11によって電装筐体5内部の熱を外部に排気するように構成されている。
<光学筐体>
次に、光学筐体4の詳細を説明する。図2は、光学筐体4の一例を示す概略構成図である。光学エンジン2は、固体発光素子としてのレーザダイオード(LD)13を備えている。
レーザダイオード13は、保持部としてのレーザダイオード保持体16に設けられている。レーザダイオード保持体16は、例えば、アルミニウムや銅等の熱伝導性の良い金属で構成されることが好ましい。
レーザダイオード13の射出面側には、カップリングレンズ14が設けられており、レーザダイオード13から射出されたレーザ光は、カップリングレンズ14により集光され、平行光束として集光レンズ15に導かれる。集光レンズ15は、カップリングレンズ14により平行光束とされたレーザ光を集光する。
レーザダイオード保持体16のレーザダイオード13の射出面と反対側は、熱輸送手段6としてのヒートパイプ6aの一端側に接続されている。
ここでは一例として、レーザダイオード13が青色成分のレーザ光を射出するものとして説明するが、緑色成分のレーザ光、赤色成分のレーザ光を発生するレーザダイオードを用いてもよい。
また、ここでは一例として、単一のレーザダイオード13とカップリングレンズ14の例を説明するが、必要に応じて複数個用いられることは勿論である。
集光レンズ15で集光された青色成分のレーザ光は、反射ミラー22を介して光路切り替え盤17に導かれる。光路切り替え盤17には、レーザ光がスポット状に形成されており、レーザ光のスポットサイズは、混色防止等のため適宜最適な大きさに定められる。
光路切り替え盤の一例を図3に示す。光路切り替え盤17は、図3に示すように回転方向に分割された反射領域17aと透過領域17bとを有する光路時分割用回転円盤から構成され、光路切り替え盤17は、光軸に対して斜め(図2の例では、光軸に対して45度)に配設されている。
光路切り替え盤17は、例えば、駆動源としてのステッピングモータ18により回転駆動される。なお、図3における符号18aは、ステッピングモータ18の駆動軸を示す。
光路切り替え盤17の反射領域17aには、青色成分のレーザ光を反射する反射膜が設けられている。一方、透過領域17bには、青色成分のレーザ光を透過させる反射防止膜が形成されている。
光路切り替え盤17の透過領域17bを透過した青色成分のレーザ光が進行する光路は、レーザダイオード13から発せられた青色成分のレーザ光を蛍光体ホイール19に照射し、蛍光体ホイール19からの蛍光をライトトンネル30に導光する光路とされている。
蛍光体ホイール19は、回転円盤から構成され、例えば、駆動源としてのステッピングモータ20により回転駆動される。蛍光体ホイール19には、青色成分のレーザ光が照射されて、青色成分のレーザ光とは異なる緑色成分を含む蛍光と赤色成分の蛍光とを含む蛍光を発生する蛍光膜19aが塗布されている。
蛍光膜19aの蛍光材料としては、例えば青色成分のレーザ光の照射により励起されて、緑色成分の蛍光を発生する蛍光材料と赤色成分の蛍光を発生する蛍光材料との混合物(黄色の蛍光を発生する蛍光材料)が用いられるが、これに限られるものではない。例えば、緑色成分の波長域から赤色成分の波長域にまたがる蛍光分布特性を有する蛍光材料を用いることができる。
蛍光膜19aにレーザ光が照射されると、蛍光膜19aでの蛍光変換損失の一部が熱に変わって蛍光膜19aが発熱する。なお、蛍光体ホイール19の回転により、同一箇所にレーザ光が照射されるのが防止されるため、蛍光膜19aの劣化が抑制される。
レーザ光が蛍光膜19aに照射されると、レーザ光は蛍光体ホイール19において散乱されてコヒーレント光ではなくなるため、レーザ光が蛍光膜19aに照射されている限りにおいては、人間の目に対する安全性を図るうえで支障は生じない。
青色成分のレーザ光が透過領域17bを透過して蛍光体ホイール19に向かって進行する光路には、集光レンズ34と、反射ミラー32と、ダイクロイックミラー24と、集光レンズ21と、が設けられている。
集光レンズ34は、透過領域17bにより透過された青色成分のレーザ光を集光して平行光束に変換する。集光レンズ34にて平行光束に変換された青色成分のレーザ光は反射ミラー32により光路合成光学素子であるダイクロイックミラー24に向けて反射される。
ダイクロイックミラー24は、青色成分のレーザ光を透過して蛍光体ホイール19に導く機能と、青色成分以外のレーザ光の色成分の蛍光を反射して色成分切り替え盤25に導く機能と、を有する。
集光レンズ21は、平行光束を蛍光体膜19a上にスポット状に集光させる機能と蛍光体ホイール19からの蛍光を集光して平行光束に変換する機能とを有する。
ダイクロイックミラー24と色成分切り替え盤25との間には、集光レンズ26が設けられている。ダイクロイックミラー24により反射された蛍光は、集光レンズ26により集光されて色成分切り替え盤25に照射され、色成分切り替え盤25を透過した光はライトトンネル30に導光される。
色成分切り替え盤25の一例を図4に示す。色成分切り替え盤25は、例えば、駆動源としてのステッピングモータ27により回転駆動され、回転駆動により色を切り替える。なお、図4における符号27aは、ステッピングモータ27の駆動軸を示す。
色成分切り替え盤25は、扇形状領域25aと扇形状領域25bと扇形状領域25cとが周回り方向に分割されて形成された色成分時分割用回転円盤から構成される。扇形状領域25aは回転方向に青色成分のレーザ光を透過する領域である。扇形状領域25aは、例えば透明なガラス板、または、切り欠き部、もしくは、所望の波長帯のみを透過するフィルタにより構成できる。
扇形状領域25bは緑色成分の蛍光を透過し、かつ赤色成分の蛍光を吸収又は反射する領域である。扇形状領域25cは赤色成分の蛍光を透過し、かつ緑色成分の蛍光を吸収又は反射する領域である。
また、光路切り替え盤17の反射領域17aにより反射された青色成分のレーザ光が進行する光路は、レーザダイオード13から発せられた青色成分のレーザ光をライトトンネル30に導光する光路とされている。
青色成分のレーザ光が反射領域17aにより反射してライトトンネル30に向かって進行する光路には、集光レンズ33と、反射ミラー23と、ダイクロイックミラー24と、集光レンズ26と、色成分切り替え盤25と、が設けられている。
集光レンズ33は光路切り替え盤17で反射した青色成分のレーザ光を平行光束に変換して反射ミラー23に導く。反射ミラー23は、レーザ光が入射する側に、反射防止膜が形成されている。反射された青色成分のレーザ光は、ダイクロイックミラー24に導かれる。
ダイクロイックミラー24は、上述のように青色成分のレーザ光を透過する機能を有し、透過した青色成分のレーザ光は、集光レンズ26に導かれ、集光レンズ26により集光されて色成分切り替え盤25に照射される。そして、色成分切り替え盤25の扇形状領域25aを透過して、ライトトンネル30に照射される。
ライトトンネル30は、光量むらを低減する効果を有する。この効果を有するものであれば代替可能であり、例えば、ライトトンネル30の代わりにフライアイレンズを用いてもよい。
ライトトンネル30を通過した青色成分のレーザ光、緑色成分の蛍光、赤色成分の蛍光は、集光レンズ28により集光されて、平行光束とされる。次いで、反射ミラー31により反射されて、公知のデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等の画像形成パネル29に導かれる。
画像形成パネル29は、画像生成部29aによって制御される。画像生成部29aには画像データが入力され、画像データに応じて変調信号がデジタルマイクロミラーデバイスに入力される。
デジタルマイクロミラーデバイスの各マイクロミラー表示素子は画像データに応じて変調され、これにより、各色成分の光はその画像形成パネル29によって反射されて、投射レンズで構成された投射ユニット3を介してスクリーン12に画像形成光として投影される。その結果、スクリーンSにカラー画像が拡大形成される。
なお、図2に示す光学エンジン2の構成は一例であって、他の投影方式を採用した光学エンジン2であってもよい。例えば、光源はレーザダイオード13に限られるものではなく、LED等の他の光源を用いてもよい。また、図2の例では、画像形成パネル29として、変調信号に応じて画像が形成される反射型の画像形成パネルを用いて説明したが、透過型の画像形成パネルを用いてもよい。
<筐体間熱輸送>
画像投影装置1の熱輸送手段6としてのヒートパイプ6aの一端側は、図2に示すように、光学筐体4の光学エンジン2内において、レーザダイオード13を保持するレーザダイオード保持体16と接続されている。また、他端側は図1に示すように、電装筐体5内の放熱板10に接続されている。したがって、レーザダイオード13で生じた熱は、ヒートパイプ6aを介して、電装筐体5の放熱板10に伝熱される。
電装筐体5には冷却手段としての軸流ファン11が設けられているため、放熱板10に伝わった熱は、電源装置8や駆動制御基板9で生じた熱とともに電装筐体5外部へ排気される。
この構成により、光学筐体4側には、吸気口、排気口、ファン等の冷却手段が不要となるので、光学筐体4は、通気や液体の出入りがない防塵機能および防水機能を有した密閉構造とすることができる。
以上説明した本実施形態に係る画像投影装置1によれば、光学エンジン2と投射ユニット3を収納した光学筐体4のみを画像投影に必要な場所に設置すればよく、光源の冷却手段を含む他の構成部分は電装筐体5に収納するようにして、電装筐体5は他の光学筐体4とは別の場所に設置することが可能となる。
したがって、光学筐体4を小型化かつ軽量化することが可能となる。よって、光学筐体4の設置スペースを小さくすることができる。また、熱輸送手段6と電力伝達手段7を長尺とすることで光学筐体4と電装筐体5を十分に離間させることも可能となるので、設置場所の自由度を向上することができる。
さらに、光源の冷却手段(軸流ファン11)を電装筐体5に収容することとし、光学筐体4とは別体に収容することができるため、ユーザが投影画像を視聴する際における、ファンの回転による騒音を抑制することができる。
また、光学筐体4と電装筐体5とを離間して設置することができるため、電装筐体5からの排気風が画像投影光に流れることが無く、揺らぎのない安定した画像を投影することが可能となる。
また、熱輸送手段6としてヒートパイプ6aを用いることにより、光学筐体4内の熱量を電装筐体5に効率的に伝熱することが可能となり、放熱板10および電装筐体5の小型化かつ軽量化することも可能となる。
(画像投影システム(1))
画像投影装置1を備える画像投影システムについて説明する。図5は画像投影システム35の一実施形態を示す概略構成図である。この画像投影システム35は、建造物と、画像投影装置1と、を備え、光学筐体4が建造物(符号36は建造物の一部を示している)の外側に配置され、電装筐体5が建造物の内側に配置されるものである。すなわち、光学筐体4が屋外に、電装筐体5が屋内に設置されるものである。熱輸送手段6として、例えば、長尺のヒートパイプ6aを用いることで、このような設置が可能となる。
画像投影装置1を屋外で使用する場合、屋内での使用時に比べて大気の汚染状態が悪くなるため、ファンによって塵埃等が多量に画像投影装置内1に吸引され、電装基板や放熱板等に付着して冷却性能を著しく低下させるという問題がある。
これに対し、従来は、画像投影装置1の吸気部にエアフィルタ等を設け、塵埃を除去する対策が取られていたが、エアフィルタは定期的に交換をする必要があるため、交換作業が必要となっていた。特に、大気の汚染度が著しく悪い場所で使用した場合などには、エアフィルタを短期間で交換しなければならず、交換に要する作業工数やコストを増加させてしまう。
また、雨天時には、水分が電源部や投射部の内部に付着もしくは浸入するおそれがあり、製品の寿命短縮や故障を誘発してしまうおそれがあり、雨天時の屋外での使用は難しかった。
これに対し、本実施形態に係る画像投影装置1は、光学筐体4を屋外設置用筐体、電装筐体5を屋内設置用筐体とするものである。すなわち、屋外にスクリーン12を設けて屋外で画像を投影する場合でも、電装筐体5については屋内に設置することで、エアフィルタなどの交換部品を用いることなく、放熱板10、電源装置8、駆動制御基板9等を備える電装筐体5への塵埃の侵入、付着や、水分の浸入、付着を抑制することができるため、放熱板10、電源装置8、駆動制御基板9等の高寿命化を図ることができる。
さらに、本実施形態に係る画像投影装置1では、光学筐体4を、通気や液体の出入りがない防塵機能および防水機能を有した密閉構造とすることが可能であるため、屋外での使用においても上記の問題を回避することができる。すなわち、光学エンジン2と投射ユニット3への塵埃の侵入、付着や、水分の浸入、付着を抑制することができるため、光学エンジン2と投射ユニット3の高寿命化を図ることができる。
また、光学筐体4を屋外、電装筐体5を屋内、と離間して設置することで電装筐体5からの排気風が画像投影光に流れることが無く、揺らぎのない安定した画像を投影することが可能となる。
なお、本実施形態では、光学筐体4には、排気部、吸気部、ファンなどの空冷の冷却手段を有さず、光学筐体4が密閉構造を有する例について説明したが、少なくとも光源装置のからの発熱に対しての冷却手段が、熱輸送手段を介して、電装筐体5側に設けられていればよい。すなわち、光学筐体4が他の用途のための冷却手段を有していてもよく、光学筐体4に排気口や吸気口が設けられることを妨げるものではない。この場合は、光学筐体4は密閉構造は有さない。また、防塵機能および防水機能の少なくとも一方を有するものであればよい。
また、光学筐体4が、光学筐体4内の各部を駆動制御するための駆動制御基板を備えていてもよく、この場合、駆動制御基板は電装筐体5の電源装置8から電力の供給を受けるものであればよい。
[第2の実施形態]
以下、本発明に係る画像投影装置の他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は適宜省略する。
図6は、画像投影装置の第2の実施形態を示す概略構成図である。画像投影装置1は、第1の筐体としての光学筐体4と、第2の筐体としての電装筐体5の2つの筐体から構成される。光学筐体4と電装筐体5とは、電力伝達手段7により接続されているとともに、熱輸送手段6により連接されている。
第1の実施形態では、熱輸送手段6としてヒートパイプ6aを用いる例を説明したが、第2の実施形態では、熱輸送手段6として液冷手段6bを用いるものである。
液冷手段6bは、流体の移動に伴い熱を移動させるものであって、発熱部と放熱部の間を内部が流体で満たされた状態の密閉されたチューブ6b2で接続するとともに、流体に一定方向の圧力を発生させるためのポンプ6b1を備えている。
光学筐体4の光学エンジン2(発熱部)内で発生した熱は液冷手段6bのチューブ6b2内の流体に伝熱され、ポンプ6b1の動作によって熱を帯びた流体が光学エンジン2から電装筐体5の放熱板10(放熱部)に移動する。
電装筐体5には冷却手段としての軸流ファン11が設けられているため、放熱板10に伝わった熱は、電源装置8及び駆動制御基板9で生じた熱とともに電装筐体5外部へ排気される。そして、熱が除去された流体は、再び光学エンジン2の発熱部に戻るという循環サイクルで熱輸送を行う。
以上説明したように、熱輸送手段6として液冷手段6bを用いることにより、発熱部と放熱部の間の流体の循環サイクルによって、光学筐体4の熱を電装筐体5に伝熱し、電装筐体5で熱を排出することができるため、さらに高い冷却効果を得ることができる。よって、放熱板10および電装筐体5の更なる小型化が可能となる。
[第3の実施形態]
図7は、画像投影装置の第3の実施形態を示す概略構成図である。画像投影装置1は、第1の筐体としての光学筐体4と、第2の筐体としての電装筐体5の2つの筐体から構成される。光学筐体4と電装筐体5とは、電力伝達手段7により接続されているとともに、熱輸送手段6としての液冷手段6bにより連接されている。
第3の実施形態では、熱輸送手段6としての液冷手段6bには、コネクタ部としての流体コネクタ6b3が設けられるとともに、電力伝達手段7にはコネクタ部としての電装コネクタ7aが設けられる。
流体コネクタ6b3は、液冷手段6bの流路を分離、接続することが可能な継手であって、光学エンジン2に接続される側のチューブ6b2と、放熱板10に接続される側のチューブ6b2のそれぞれに設けられる。
電装コネクタ7aは、電力伝達手段7の配線を分離、接続をすることが可能な継手であって、光学筐体4に接続される側の配線と、電装筐体5に接続される側の配線のそれぞれに設けられる。
以上説明したように、コネクタを設けて光学筐体4と電装筐体5を分離、接続を可能とすることにより画像投影装置1の運搬や保管を容易として作業性を向上させることができる。なお、第3の実施形態では、液冷手段6bの場合を例に説明したが、他の熱輸送手段6の構成にも適用可能である。
(画像投影システム(2))
図8は、画像投影システムの他の実施形態を示す概略構成図である。画像投影システム35は、1の電装筐体5に対し、複数の光学筐体4を接続可能に有するものである。図8の例では、第1の光学筐体4Aと第2の光学筐体4Bとが電装筐体5に対して分離、接続可能となっている例について説明するが、1の電装筐体5に対して接続可能な光学筐体4の数はこれに限られるものではない。
第1の光学筐体4Aが備える光学エンジン2Aは、多数のレーザダイオードにより高輝度な明るさを射出する構成を有し、発熱量が大きいものとする。一方、第2の光学筐体4Bが備える光学エンジン2Bは、光学エンジン2Aに比べて、少数のレーザダイオードにより低輝度な明るさを射出する構成を有し、発熱量も小さいものとする。
電装筐体5の構成は、第3の実施形態と同様であるが、放熱板10は発熱量が大きい方の光学筐体4(光学筐体4A)への対応が可能となっている。
画像投影システム35の電装筐体5は、流体コネクタ6b3および電装コネクタ7aを介して、第1の光学筐体4Aの流体コネクタ6b3および電装コネクタ7a、または、第2の光学筐体4Bの流体コネクタ6b3および電装コネクタ7aのいずれとも接続可能となっており、いずれの光学筐体4と接続された場合であっても、接続された光学筐体4からの熱を電装筐体5に伝熱し、電装筐体5で熱を排出することが可能となっている。
以上説明したように、画像投影システム35では、1の電装筐体5により、2以上の光学筐体4A,4Bと分離、接続することが可能となっている。このように、光源の種類や構成が異なる光学エンジン2を備える複数の光学筐体4に対して、電装筐体5を共通化することが可能となる。例えば、投影画像に必要な明るさに応じて、複数の光学筐体4が必要となる場合でも、電装筐体5については共通化することが可能となり、使用にかかるコストを抑制することができる。また、複数の光学筐体4を投影場所に常時設置しておいても、電装筐体5のみを運搬して投影可能とすることが可能となりユーザの利便性も向上することができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像投影装置
2,2A,2B 光学エンジン
3 投射ユニット
4 光学筐体
4A 第1の光学筐体
4B 第2の光学筐体
5 電装筐体
6 熱輸送手段
6a ヒートパイプ
6b 液冷手段
6b1 ポンプ
6b2 チューブ
6b3 流体コネクタ
7 電力伝達手段
7a 電装コネクタ
8 電源装置
9 駆動制御基板
10 放熱板
11 軸流ファン
12 スクリーン
13 レーザダイオード
14 カップリングレンズ
15 集光レンズ
16 レーザダイオード保持体
17 光路切り替え盤
17a 反射領域
17b 透過領域
18 ステッピンングモータ
18a 駆動軸
19 蛍光体ホイール
19a 蛍光膜
20 ステッピンングモータ
21 集光レンズ
22 反射ミラー
23 反射ミラー
24 ダイクロイックミラー
25 色成分切り替え盤
26 集光レンズ
27 ステッピングモータ
27a 駆動軸
28 集光レンズ
29 画像形成パネル
29a 画像生成部
30 ライトトンネル
31 反射ミラー
32 反射ミラー
33 集光レンズ
34 集光レンズ
35 画像投影システム
36 建造物
特開2016− 80758号公報 特開2015− 22147号公報

Claims (9)

  1. 光を出射する光源と、
    前記光源からの光を用いて画像を形成する画像表示素子と、
    前記光源からの光を前記画像表示素子に導く照明光学部と、
    前記画像表示素子によって形成された画像を投影する投射光学部と、を有する第1の筐体と、
    画像投影装置の各部へ電力を供給する電源部と、
    画像投影装置で発生する熱を放熱させる放熱部と、
    画像投影装置で発生する熱を外部に排出させる冷却部と、を有する第2の筐体とを備え、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体は、
    前記第2の筐体から前記第1の筐体へ電力を伝送する電力伝達手段で接続されるとともに、
    前記光源で発生した熱を、前記第1の筐体から前記第2の筐体へ移動させる熱輸送手段で接続されていることを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記熱輸送手段は、
    前記第1の筐体において前記光源を保持する保持部と、
    前記第2の筐体における前記放熱部と、に連接されていることを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記第2の筐体は、画像投影装置の各部を駆動制御する駆動制御部を有し、
    前記電力伝達手段は、
    前記電源部から前記第1の筐体へ電力を供給するとともに、
    前記駆動制御部から前記第1の筐体へ制御信号を伝送することを特徴とする請求項1または2に記載の画像投影装置。
  4. 前記熱輸送手段は、ヒートパイプであることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像投影装置。
  5. 前記熱輸送手段は、内部が液体で充填されたチューブと、前記チューブに設けられるポンプと、を有し、前記液体を循環させる液冷手段であることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像投影装置。
  6. 前記第1の筐体は、空冷による冷却手段を有しない密閉構造であることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の画像投影装置。
  7. 前記第1の筐体と前記第2の筐体は、前記電力伝達手段および前記熱輸送手段に設けられたコネクタ部により接続および切り離し可能であることを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の画像投影装置。
  8. 建造物と、請求項1から7までのいずれかに記載の画像投影装置と、を備え、
    前記第1の筐体が前記建造物の外側に配置され、前記第2の筐体が前記建造物の内側に配置されていることを特徴とする画像投影システム。
  9. 請求項1から7までのいずれかに記載の画像投影装置における前記第2の筐体を1つ、前記第1の筐体を2以上備えることを特徴とする画像投影システム。
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