JP2018078020A - 燃料電池単セル - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の積層のずれによって発生する、構造の安定性の低下を抑制する。
【解決手段】積層体を構成するための燃料電池単セルは、膜電極接合体と、膜電極接合体を挟持する第1,第2セパレータを有する。第1セパレータは、第1面内方向に沿って並列に配置された直線形状または波線形状の複数の第1溝流路を有す。複数の第1溝流路は第1面内方向に沿った断面が第1凹凸形状を有す。第1凹凸形状は第1面内方向に沿って第1ピッチP1を有する。第2セパレータは、第1面内方向に沿って並ぶ波線形状の複数の第2溝流路を有す。複数の第2溝流路は、隣接する燃料電池単セルの複数の第1溝流路に対峙し、第1面内方向に沿った断面が第2凹凸形状を有す。第2凹凸形状は第1面内方向に沿って第2ピッチP2を有す。第1ピッチP1と第2ピッチP2とは互いに異なり、かつ、P1/P2及びP2/P1の値がいずれも整数でない。
【選択図】図11

Description

本発明は、積層体を構成するための燃料電池単セル、特に燃料電池単セルに含まれるセパレータの溝流路の構造に関する。
特許文献1には、電解質・電極構造体(膜電極接合体)の一方の電極側に設けられたセパレータ及び他方の電極側に設けられたセパレータに、それぞれ、波線形状の反応ガスの溝流路が形成されている燃料電池の構造が開示されている。
特開2011−119061号公報
上記燃料電池を複数積層して燃料電池スタックを構成した場合、隣接する一方の燃料電池の一方のセパレータと、隣接する他方の燃料電池の他方のセパレータとは、それぞれの反応ガスの溝流路の凹面に対応する反対側の凸面同士の接触面の全体で、積層方向に掛かる荷重が支持される構造となっている。
しかしながら、隣接する燃料電池同士の位置が燃料電池の面内方向にずれて、隣接するセパレータ同士の位置がずれると、セパレータ同士の接触面の分布の偏りや、接触面の面積の減少が発生して、荷重を支持する領域の分布が変化するため、燃料電池スタックおよび燃料電池の構造が不安定となる、という問題がある。また、膜電極接合体を挟持している一方のセパレータから膜電極接合体に掛かる荷重分布と、他方のセパレータから膜電極接合体に掛かる荷重分布との差が大きくなって、膜電極接合体の一方の面に荷重が偏って加わるため、膜電極接合体が損傷する可能性がある、という問題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、積層体を構成するための燃料電池単セルが提供される。この燃料電池単セルは、膜電極接合体と、前記膜電極接合体を挟持する第1セパレータ及び第2セパレータと、を有す。前記第1セパレータは、第1面内方向に沿って並列に配置された直線形状または波線形状の複数の第1溝流路を有す。前記複数の第1溝流路は前記第1面内方向に沿った断面が第1凹凸形状を有す。前記第1凹凸形状は前記第1面内方向に沿って第1ピッチP1を有す。前記第2セパレータは、前記第1面内方向に沿って並ぶ波線形状の複数の第2溝流路を有す。前記複数の第2溝流路は、前記第1面内方向に沿った断面が第2凹凸形状を有す。前記第2凹凸形状は前記第1面内方向に沿って第2ピッチP2を有す。前記第1ピッチP1と前記第2ピッチP2とは互いに異なり、かつ、P1/P2及びP2/P1の値がいずれも整数でない。
この形態の燃料電池単セルによれば、燃料電池単セルの積層時において、隣接する燃料電池単セル同士の位置が燃料電池単セルの面内方向にずれて、隣接するセパレータ同士の位置がずれても、セパレータ同士の接触面の分布の偏りを抑制し、接触面の面積の減少を抑制することができ、燃料電池スタックおよび燃料電池単セルの構造が不安定となることを抑制することができる。
(2)上記形態の燃料電池単セルにおいて、前記複数の第1溝流路および前記複数の第2溝流路は、前記膜電極接合体に対向する領域内に形成されている、としてもよい。
この形態の燃料電池単セルによれば、また、膜電極接合体を挟持している一方のセパレータから膜電極接合体に掛かる荷重分布と、他方のセパレータから膜電極接合体に掛かる荷重分布との差を抑制して、膜電極接合体の一方の面に荷重が偏って加わることを抑制し、膜電極接合体が損傷することを抑制することができる。
(3)上記形態の燃料電池単セルにおいて、前記第1ピッチP1及び前記第2ピッチP2は、1<(P1/P2)<3/2又は1<(P2/P1)<3/2を満たす、としてもよい。
この形態の燃料電池単セルによれば、燃料電池単セルの積層時において、隣接する燃料電池単セル同士の位置が燃料電池単セルの面内方向にずれた場合に、ずれた方向における、セパレータ同士の各接触面のずれを小さくすることができるので、より効果的にセパレータ同士の接触面の分布の偏りを抑制し、接触面の面積の減少を抑制することができ、燃料電池スタックおよび燃料電池単セルの構造が不安定となることを抑制することができる。
(4)上記形態の燃料電池単セルにおいて、前記複数の第1溝流路はそれぞれ直線形状の溝流路であるとしてもよい。
この形態の燃料電池単セルによれば、例えば、膜電極接合体に供給する2種類の反応ガスのうちの流量の多い方の反応ガスを供給する第1溝流路を直線形状の溝流路とすることにより、その反応ガスの圧力損失の増加を抑制し、燃料電池の発電性能の低下を低減することができる。
(5)上記形態の燃料電池単セルにおいて、前記第1溝流路の裏側にある第1凸部の平坦部の幅をD1とし、前記第2溝流路の裏側にある第2凸部の波線形状の振幅をAwとし、前記第2凸部の平坦部の幅をD2とした場合に、前記振幅Awは下式(1)に示す関係を満たすように設定される、としてもよい。
(2・P1)−(D1+D2)<Aw<(4・P1)−(D1+D2) ・・・(1)
この形態の燃料電池によれば、第2溝流路の振幅Awが上式(1)に示す関係を満たすように設定されることにより、積層のずれによって燃料電池スタックおよび燃料電池単セルの構造が不安定となることを抑制するとともに、波線形状の第2溝流路を流れる反応ガスの圧力損失の増加を抑制し、燃料電池の発電性能の低下を低減することができる。
(6)上記形態の燃料電池において、前記第1セパレータの前記第1溝流路は、前記膜電極接合体のカソードに酸化ガスを供給する流路であり、前記第2セパレータの前記第2溝流路は、前記膜電極接合体のアノードに燃料ガスを供給する流路であるとしてもよい。
この形態の燃料電池によれば、直線形状の溝流路である第1溝流路を燃料ガスに比べて供給流量の多い酸化ガスの流路としているので、その反応ガスの圧力損失を低減することができ、燃料電池の発電性能の低下を低減することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、燃料電池単セルの他、燃料電池単セルを積層した燃料電池スタック等の形態で実現することができる。
燃料電池スタックの外観を模式的に示す説明図である。 互いに隣接する2つの単セルを分解して示す概略斜視図である。 第1セパレータの主流路部の一部分を拡大して示す概略斜視図である。 第2セパレータの主流路部の一部分を拡大して示す概略斜視図である。 互いに隣接した状態の2つのセパレータの主流路部の一部を拡大して示す概略斜視図である。 互いに隣接する3つの単セルを拡大して示す概略断面図である。 比較例としての3つの単セルを拡大して示す概略断面図である。 別の比較例としての互いに隣接する直線形状の第1凸部と波線形状の第2凸部の一部を示す模式図である。 図8の比較例において、ずれ量dyが0の場合の接触箇所を示す説明図である。 図8の比較例において、ずれ量dyが(P1/2)の場合の接触箇所を示す説明図である。 実施形態としての互いに隣接する直線形状の第1凸部と波線形状の第2凸部の一部を示す模式図である。 図11の実施形態において、ずれ量dyが0の場合の接触箇所を示す説明図である。 図11の実施形態において、ずれ量dyが(P1/4)の場合の接触箇所を示す説明図である。 図11の実施形態において、ずれ量dyが(P1/2)の場合の接触箇所を示す説明図である。 第2溝流路の振幅の下限について示す説明図である。 第2溝流路の振幅の上限について示す説明図である。
A.実施形態:
図1は、燃料電池スタック10の外観を模式的に示す説明図である。図1において、X方向は燃料電池100の長手方向であり、Y方向は短手方向であり、Z方向は積層方向である。他の図も同様である。
燃料電池スタック10は、燃料電池(「単セル」とも呼ぶ)100と、ターミナルプレート110と、絶縁プレート120と、エンドプレート130と、を備える。燃料電池100は、複数有り、Z方向に積層されて積層体を構成している。ターミナルプレート110は、積層された複数の燃料電池100の両側にそれぞれ配置されており、燃料電池100からの電圧、電流を取り出すために用いられる。絶縁プレート120は、ターミナルプレート110の外側に配置されている。エンドプレート130は、積層された燃料電池100と、ターミナルプレート110と、絶縁プレート120と、を締結するために燃料電池スタック10の両側に配置される。
燃料電池100と、ターミナルプレート110と、絶縁プレート120と、エンドプレート130とは、それぞれ複数の開口部を有しており、これらの開口部が連通してマニホールドM1〜M6が形成されている。マニホールドM1は、燃料電池100のアノードに燃料ガスを供給するために用いられるので、燃料ガス供給マニホールドM1とも呼ぶ。以下、マニホールドM2〜M6は、それぞれの役割から、「燃料ガス排出マニホールドM2」、「酸化ガス供給マニホールドM3」、「酸化ガス排出マニホールドM4」、「冷媒供給マニホールドM5」、「冷媒排出マニホールドM6」とも呼ぶ。
図2は、図1の燃料電池スタック10を構成する複数の単セル100のうち互いに隣接する2つの単セル100a,100bを分解して示す概略斜視図である。但し、単セル100bは、単セル100aに隣接するセパレータ400のみを示し、他の構成要素を省略している。
単セル100a,100bは、発電体としての膜電極接合体210を収容した樹脂フレーム200と、膜電極接合体210を挟持する一対のセパレータ300,400と、を備える。膜電極接合体(MEA:Membrane-Electrode Assembly)210は、触媒層接合電解質膜(CCM:Catalyst Coated Membrane)と、CCMの両面にそれぞれ設けられたガス拡散層と、を備える。CCMは、電解質膜と、電解質膜の両面にそれぞれ設けられた触媒層とを備えている。電解質膜は、固体高分子材料としてのフッ素系スルホン酸ポリマーにより形成された高分子電解質膜であり、湿潤状態において良好なプロトン伝導性を有する。電解質膜としては、フッ素系スルホン酸膜の他に、フッ素系ホスホン酸膜、フッ素系カルボン酸膜等を用いてもよい。触媒層は、電気化学反応を進行する触媒金属(例えば、白金)を担持した触媒担持担体(例えば、カーボン粒子)と、プロトン伝導性を有する高分子電解質(例えばフッ素系樹脂)とで構成されている。触媒担持担体としては、カーボンブラック等のカーボン粒子の他に、例えば、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバーなどの炭素材料のほか、炭化ケイ素などに代表される炭素化合物等を用いてもよい。また、触媒金属としては、白金の他に、例えば、白金合金、パラジウム、ロジウム等を使用してもよい。ガス拡散層は、導電性を有する部材、例えば、カーボンペーパー、カーボン不織布、金属製の多孔体、エキスパンドメタル等により形成されている。電解質膜の両面の触媒層及びガス拡散層がそれぞれ膜電極接合体210の電極(カソード,アノード)を構成する。
樹脂フレーム200は、一対のセパレータ300,400の間に位置することで、セパレータ300,400が短絡することを防止すると共に、単セル100内部を通過する反応ガス(燃料ガス,酸化ガス)や冷却媒体が外部に漏れ出すことを防止する。樹脂フレーム200は、ポリプロピレン、フェノール樹脂やエポキシ樹脂等の樹脂を用いて形成されている。
樹脂フレーム200は、外形が矩形状であり、中央の開口部に膜電極接合体210を収容している。樹脂フレーム200のうちの膜電極接合体210の周囲にはマニホールドの一部を構成する貫通孔221,222,231,232,241,242が形成されている。具体的には、貫通孔221は外部から供給された燃料ガス(水素ガス)を各単セル100内に流通させるための燃料ガス供給マニホールドM1の一部を構成し、貫通孔222は各単セル100から排出された燃料ガスの排出ガス(以下、「排出燃料ガス」とも呼ぶ)を外部へ流通させるための燃料ガス排出マニホールドM2の一部を構成する。また、貫通孔231は外部から供給された酸化ガス(空気)を各単セル100内に流通させるための酸化ガス供給マニホールドM3の一部を構成し、貫通孔232は各単セル100から排出された酸化ガスの排出ガス(以下、「排出酸化ガス」とも呼ぶ)を外部へ流通させるための酸化ガス排出マニホールドM4の一部を構成する。貫通孔241は外部から供給された冷却媒体を各単セル100内に流通させるための冷媒供給マニホールドM5の一部を構成し、貫通孔242は排出された冷却媒体を通させるための冷媒排出マニホールドM6の一部を構成する。
一対のセパレータ300,400は、膜電極接合体210が収容された樹脂フレーム200を両側から挟むように配置され、樹脂フレーム200にシール剤を用いて接着されている。一方のセパレータ300は膜電極接合体210のカソード側に配置され、他方のセパレータ400は膜電極接合体210のアノード側に配置されている。以下では、セパレータ300を「第1セパレータ300」とも呼び、セパレータ400を「第2セパレータ400」とも呼ぶ。
セパレータ300,400は、ガス遮断性および電子伝導性を有する部材によって構成されている。セパレータ300,400は、例えば、プレス成形したチタンやステンレス鋼などの金属部材によって形成されている。
セパレータ300,400には、それぞれ、マニホールドの一部を構成する貫通孔321,322,331,332,341,342,421,422,431,432,441,442が形成されている。これらの貫通孔321,322,331,332,341,342,421,422,431,432,441,442は、樹脂フレーム200の貫通孔221,222,231,232,241,242にそれぞれ対応している。すなわち、セパレータ300,400に形成される各貫通孔321,322,331,332,341,342,421,422,431,432,441,442は、樹脂フレーム200に形成される各貫通孔221,222,231,232,241,242とそれぞれ、第1セパレータ300、樹脂フレーム200、およびアノード側のセパレータ400のZ方向に沿った積層方向(以下、単に「積層方向」とも呼ぶ)に沿って連通することで、燃料ガス供給用、燃料ガス排出用、酸化ガス供給用、酸化ガス排出用、冷却媒体供給用、冷却媒体排出用の各マニホールドM1〜M6を構成する。
第1セパレータ300の面のうち膜電極接合体210と対向する面(図の上側の面)には、酸化ガス用の溝流路350ca(以下、「第1溝流路350ca」とも呼ぶ)が形成されている。第1溝流路350caはマニホールドM3,M4と連通し、マニホールドM3を流れる酸化ガスを膜電極接合体210のカソードに供給すると共に、膜電極接合体210を流通した排出酸化ガスをマニホールドM4に流通させる。第1セパレータ300の面のうち膜電極接合体210が位置する側とは反対側に位置する面には、冷却媒体用の溝流路360ca(以下、「冷媒溝流路360ca」とも呼ぶ)が形成されている。冷媒溝流路360caは、マニホールドM5,M6と連通し、冷却媒体が流通する。
第2セパレータ400の両面のうち膜電極接合体210と対向する面には、燃料ガス用の溝流路450an((以下、「第2溝流路450an」とも呼ぶ)が形成されている。第2溝流路450anはマニホールドM1,M2と連通し、マニホールドM1を流れる燃料ガスを膜電極接合体210のアノードに供給すると共に、膜電極接合体210を流通した排出燃料ガスをマニホールドM2に流通させる。第2セパレータ400の面のうち膜電極接合体210が位置する側とは反対側に位置する面には、冷却媒体用の溝流路460an(以下、「冷媒溝流路460an」とも呼ぶ)が形成されている。冷媒溝流路460anは、マニホールドM5,M6と連通し、冷却媒体が流通する。
なお、第1セパレータ300の第1溝流路350caの凹凸と冷媒溝流路360caの凹凸とは、表裏一体の関係にある。すなわち、第1溝流路350caの各溝部は、冷媒溝流路360caの各溝部の両側を挟むリブ部(凸部)の裏側の凹部であり、第1溝流路350caの各溝部の両側を挟むリブ部は、冷媒溝流路360caの各溝部の裏側の凸部である。第2セパレータ400の第2溝流路450anの凹凸と冷媒溝流路460anの凹凸も、同様に、表裏一体の関係にある。すなわち、第2溝流路450anの各溝部は、冷媒溝流路460anの各溝部の両側を挟むリブ部の裏側の凹部であり、第2溝流路450anの各溝部の両側を挟むリブ部は、冷媒溝流路460anの各溝部の裏側の凸部である。
第1溝流路350caのリブ部の平坦部が膜電極接合体210のカソードに接触することにより、第1セパレータ300と膜電極接合体210のカソードとの電気的な接触が確保される。また、第2セパレータ400の燃料ガス用の溝流路450anのリブの平坦部が膜電極接合体210のアノードに接触することにより、第2セパレータ400と膜電極接合体210のアノードとの電気的接触が確保される。これにより、膜電極接合体210が収容された樹脂フレーム200を一対のセパレータ300,400で挟持して一体化された構造体の単セル100(100a,100b)が構成される。また、隣接する一方の単セル100aの第1セパレータ300の第1溝流路350caの溝部に対応する冷媒溝流路360caのリブ部の平坦部と、隣接する他方の単セル100bの第2セパレータ400の第2溝流路450anの溝部に対応する冷媒溝流路460anのリブ部の平坦部と、が接触することにより、隣接する単セル100a,100bの電気的な接触及び構造的な接触が確保される。これにより、複数の単セル100が積層されて一体化された燃料電池スタック10が構成される。
図3は、図2の第1セパレータ300の中央の主流路部の一部分Xcaを拡大して示す概略斜視図である。この中央の主流路部は、発電部である膜電極接合体210に対向する領域(図2)のうち、周辺部に配置される溝流路の分配部及び集合部を除く中央部に配置される溝流路の部分である。第1セパレータ300の中央の主流路部には、酸化ガス(空気)が流通する複数の直線形状の第1溝流路350caがY方向(第1面内方向)に沿って並列に設けられている。個々の第1溝流路350caはX方向に沿って直線形状に延びている。複数の第1溝流路350caの配列のピッチP1は、第1溝流路350caの配列方向Yに沿って測ったピッチで表される。冷媒溝流路360caのリブ部370caのデューティ比は20〜40%とされている。このデューティ比は、ピッチP1に対するリブ部370caの平坦部の幅D1の比(D1/P1)である。なお、第1溝流路350caのY方向に沿った断面の凹凸形状が「第1凹凸形状」に相当する。
図4は、図2の第2セパレータ400の中央の主流路部の一部分Xanを拡大して示す概略斜視図である。第2セパレータ400の中央の主流路部は、第1セパレータ300の中央の主流路部に対峙する部分であり、部分Xanは、隣接する第1セパレータ300の部分Xcaと対峙する部分を示している。第2セパレータ400の中央の主流路部分には、燃料ガス(水素ガス)が流通される複数の波線形状の第2溝流路450anがY方向(第1面内方向)に沿って並列に設けられている。第2溝流路450anが描く波線形状の中心はX方向に平行、すなわち、直線形状の第1溝流路350ca(図3)の流路方向に平行である。複数の第2溝流路450anの配列のピッチP2は、第1溝流路350caのピッチP1と同様に、Y方向に沿って測ったピッチで表される。冷媒溝流路460anのリブ部470anのデューティ比も20〜40%とされている。このデューティ比は、ピッチP2に対するリブ部470anの平坦部の幅D2の比である。第2溝流路450anの振幅、すなわち、冷媒溝流路360ca側の波線形状のリブ部470anの振幅Awは、リブ部470anの幅の中心が描く波線形状の振幅であり、Y方向に沿った値である。なお、第2溝流路450anのY方向に沿った断面の凹凸形状が「第2凹凸形状」に相当する。
第1溝流路350caの第1ピッチP1及び第2溝流路450anの第2ピッチP2は、互いに異なる値に設定されている。本実施形態では(P2/P1)=9/8とされている。後述するように、これらのピッチP1,P2は、1<(P1/P2)<3/2又は1<(P2/P1)<3/2の関係を満たすことが好ましい。また、第2溝流路450anの振幅Awは、複数(本例では3本)の第1溝流路350caの裏側のリブ部370caと重なるような大きさに設定されている。なお、第1溝流路350caの第1ピッチP1、第2溝流路450anの第2ピッチP2、及び、第2溝流路450anの振幅Awについては、さらに後述する。
なお、以下では、互いに隣接する第1セパレータ300と第2セパレータ400との関係を説明するために、第1溝流路350caの裏側のリブ部370caを「第1凸部370ca」とも呼び、第2溝流路450anの裏側のリブ部470anを「第2凸部470an」とも呼ぶ。
図5は、互いに隣接した状態の第1セパレータ300と第2セパレータ400の中央の主流路部分の一部を拡大して示す概略斜視図である。互いに隣接する一方の単セル100aの第1セパレータ300と他方の単セル100bの第2セパレータ400とは、第1セパレータ300の第1凸部370caと、第2セパレータ400の第2凸部470anとで接触する。1つの第2凸部470anは、複数(本例では3本)の第1凸部370caに接触する。なお、図5のハッチングが付されている箇所が接触箇所CPを示している。
図6は、燃料電池スタック10を構成する複数の単セル100のうち互いに隣接する3つの単セル100a,100b,100cを拡大して示す概略断面図である。図6は、図5の6−6断面に対応している。単セル100a及び単セル100bは、ずれの無い状態で隣接した様子を示しており、単セル100cは、単セル100bに対して−Y方向にずれた状態で隣接した様子を示している。2つの単セル100b、100cのずれ量dyは、第1セパレータ300の第1溝流路350caの第1ピッチP1の1/2である。
図7は、比較例として燃料電池スタックを構成する複数の単セルのうち互いに隣接する3つの単セル100ar,100br,100crを拡大して示す概略断面図である。図7は、図6に対応する図であり、単セル100ar及び単セル100brは、ずれの無い状態で隣接した様子を示しており、単セル100crは、単セル100brに対して−Y方向にずれた状態で隣接した様子を示している。2つの単セル100br、100crのずれ量dyは、図6の単セル100cと同様に、第1セパレータ300の第1溝流路350caの第1ピッチP1の1/2である。
比較例の単セル100ar,100br,100crは、実施形態の単セル100の第2セパレータ400の波線形状の第2溝流路450an及び冷媒溝流路460an(図4)を、第1セパレータ300の第1溝流路350ca及び冷媒溝流路360ca(図3)と同様の直線形状の第2溝流路450anr及び冷媒溝流路460anrとしたものである。第2溝流路450anrの第2ピッチP2は、第1溝流路350caの第1ピッチP1と同じとされている。
図7に示したように、単セル100crは−Y方向に(P1/2)のずれ量dyでずれているので、単セル100crの第2セパレータ400rの第2凸部470anrが、単セル100brの冷媒溝流路360caに対向する位置となる。このため、互いに接触させるべき、第1セパレータ300の第1凸部370caと、第2セパレータ400の第2凸部470anrとが接触しない状態となる。これにより、第2凸部470anrが冷媒溝流路360caに嵌まった状態となってしまい、燃料電池スタックおよび燃料電池(単セル)の構造が不安定となる、という問題がある。また、単セル100br,100crにおいて、膜電極接合体210を挟持している第1セパレータ300から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、第2セパレータ400から膜電極接合体210に掛かる荷重分布との差が大きくなって、膜電極接合体210に加わる荷重の一方の面への偏りが大きくなり、膜電極接合体210が損傷する可能性がある。
一方、実施形態では、図6に示したように、第2セパレータ400の第2溝流路450anの第2ピッチP2は、上記したように、第1セパレータ300の第1溝流路350caの第1ピッチP1と異なっており、P1/P2及びP2/P1がいずれも整数でない値とされている。このため、図6に示したように、単セル100a,100bにおいて、単セル100aの第1セパレータ300の第1凸部370caに対して、単セル100bの第2セパレータ400の第2凸部470anの位置が順にずれて、互いに接触する位置が変化する。これにより、単セル100cのように、−Y方向に(P1/2)のずれ量dyでずれたとしても、単セル100bの第1セパレータ300の第1凸部370caに対して、単セル100cの第2セパレータ400の第2凸部470anを接触させることができる。また、単セル100b,100cにおいて、膜電極接合体210を挟持している第1セパレータ300から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、第2セパレータ400から膜電極接合体210に掛かる荷重分布との差を抑制して、膜電極接合体210の一方の面に荷重が偏って加わることを抑制し、膜電極接合体210が損傷することを抑制することができる。
また、図4,図5に示したように、第2セパレータ400の第2溝流路450anは、第1セパレータ300の直線形状の第1溝流路350caに対して、第2凸部470anが複数(本例では3本)の第1凸部370caと重なるような大きさの振幅Awの波線形状の溝流路で構成されている。この構成によっても、隣接するセパレータ同士の接触構造の安定性を向上し、燃料電池スタックの構造の安定性を向上させることができる。
図8は、別の比較例として互いに隣接する第1セパレータ300の直線形状の第1凸部370caと第2セパレータ400tの波線形状の第2凸部470anの一部を示す模式図である。図8は、第2凸部470an(第2溝流路450an)の第2ピッチP2が第1凸部370ca(第1溝流路350ca)の第1ピッチP1と等しい状態を示している。また、図8は、図示及び説明を容易にするため、溝やリブの傾斜を省略するとともに、第1凸部370caの平坦部の部分に右斜め上向きのハッチングを付し、第2凸部470anの平坦部の部分に右斜め下向きのハッチングを付して示している。
図9は、図8の比較例において、隣接する単セルのずれ量dyが0の場合の第1凸部370caと第2凸部470anとの接触箇所CPを示す説明図である。図10は、図8の比較例において、ずれ量dyが(P1/2)の場合の第1凸部370caと第2凸部470anとの接触箇所CPを示す説明図である。なお、ずれ量dyはY方向のずれを、−Y方向を正方向として示している。
第2凸部470an(第2溝流路450an)の第2ピッチP2が第1凸部370ca(第1溝流路350ca)の第1ピッチP1と等しい状態(図8)では、Y方向に積層のずれが発生した場合、図7で示した直線形状の溝流路同士の場合とは違い、第1凸部370caと第2凸部470anとが全く非接触な状態となることは無い。しかしながら、図9と図10を比較すれば分かるように、X方向の位置に応じて、接触箇所CPの状態(場所、形状、面積等)が大きく変化し、この変化に応じて互いに隣接するセパレータの面内における荷重分布の変化を招く。このため、ずれの無い単セル間における荷重分布と、ずれが生じた単セル間における荷重分布とで差が発生し、燃料電池スタックの構造が不安定となる可能性がある。また、ずれの生じた単セルにおいて、膜電極接合体210を挟持している一方のセパレータ300側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、他方のセパレータ400t側から膜電極接合体に掛かる荷重分布との差によって、単セルの構造が不安定となる可能性もある。さらにまた、膜電極接合体210を挟持している一方のセパレータ300側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、他方のセパレータ400t側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布との差によって膜電極接合体210の一方の面に偏って加わる荷重が大きくなり、膜電極接合体210が損傷する可能性もある。
図11は、実施形態として互いに隣接する第1セパレータ300の直線形状の第1凸部370caと第2セパレータ400の波線形状の第2凸部470anの一部を示す模式図である。図11は図8に対応している。図11は、上記したように、第2凸部470an(第2溝流路450an)の第2ピッチP2が第1凸部370ca(第1溝流路350ca)の第1ピッチP1よりも大きく、(P2/P1)=9/8の状態を示している。
図12は、図11の実施形態において、隣接する単セルのずれ量dyが0の場合の第1凸部370caと第2凸部470anとの接触箇所CPを示す説明図である。図13は、図11の実施形態において、ずれ量dyが(P1/4)の場合の第1凸部370caと第2凸部470anとの接触箇所CPを示す説明図である。図14は、図11の実施形態において、ずれ量dyが(P1/2)の場合の第1凸部370caと第2凸部470anとの接触箇所CPを示す説明図である。
(P2/P1)=9/8の状態(図11)では、図12に示すように、セパレータ同士が接触するXY平面に沿った面内における接触箇所CPの状態は、X方向の各位置において、(P2/P1)で決まるピッチ差に従ってY方向に沿って徐々に変化し、本例では、第1凸部370ca(第1溝流路350ca)のピッチ間隔(9・P1)毎に、変化のパターンが繰り返される。この接触箇所CPの状態は、図13及び図14に示すように、Y方向に積層のずれが発生した場合にも、接触箇所CPの形状やY方向の位置に相違はあるが、同様に、(P2/P1)で決まるピッチ差に従ってY方向に沿って徐々に変化し、ピッチ間隔(9・P1)毎に変化のパターンが繰り返される。従って、実施形態の場合には、ずれの無い単セル間における荷重分布と、ずれの生じた単セル間における荷重分布との差の発生を抑制することができ、燃料電池スタックの構造が不安定となることを抑制することが可能である。また、ずれの生じた単セルにおいて、膜電極接合体210を挟持している一方のセパレータ300側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、他方のセパレータ400側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布との差によって単セルの構造が不安定となることを抑制することが可能である。また、膜電極接合体210を挟持している一方のセパレータ300側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、他方のセパレータ400側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布との差によって膜電極接合体210の一方の面に偏って加わる荷重を抑制することができるので、膜電極接合体210が損傷することを抑制することができる。
なお、上記説明では、単セルの積層のずれについて説明したが、単セルを構成する一対のセパレータの配置のずれに対しても、同様に、膜電極接合体を挟持している一方のセパレータから膜電極接合体に掛かる荷重分布と、他方のセパレータから膜電極接合体に掛かる荷重分布との差によって膜電極接合体の一方の面に偏って加わる荷重を抑制することができるので、膜電極接合体が損傷することを抑制することができる。
上記実施形態では、(P2/P1)=9/8として説明したが、これに限定されるものではなく、第1溝流路350caの第1ピッチP1と第2溝流路450anの第2ピッチP2とを互いに異なった値とし、かつ、P1/P2及びP2/P1の値がいずれも整数でない値とすればよい。更に、1<(P1/P2)<3/2、又は、1<(P1/P2)<3/2とすることが好ましい。このようにすれば、積層のずれの有無に関わらず、互いに隣接するセパレータ300,400のXY平面に沿った面内における接触箇所CPの状態を、X方向の各位置において、(P2/P1)又は(P1/P2)で決まるピッチ差に応じてY方向に沿って徐々に変化させることができる。これにより、ずれの無い単セル間における荷重分布と、ずれの生じた単セル間における荷重分布との差の発生を抑制することができ、燃料電池スタックの構造が不安定となることを抑制することが可能である。また、ずれの生じた単セルにおいて、膜電極接合体210を挟持している一方のセパレータ300側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、他方のセパレータ400側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布との差によって構造が不安定となることを抑制することが可能である。また、膜電極接合体210を挟持している一方のセパレータ300側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布と、他方のセパレータ400側から膜電極接合体210に掛かる荷重分布との差によって膜電極接合体210の一方の面に偏って加わる荷重を抑制することができるので、膜電極接合体210が損傷することを抑制することができる。
なお、P1/P2及びP2/P1の値をいずれも整数でないとするのは、第1溝流路350caと第2溝流路450anとが配列方向(Y方向)で一致する状態を極力回避するためである。また、(P1/P2)>3/2又は(P2/P1)>2/3とすれば、ずれた方向における、セパレータ同士の各接触面のずれ量を小さくして、第1溝流路350caと第2溝流路450anとが配列方向(Y方向)で一致する状態をより効果的に回避するためである。
ここで、酸化ガスとして供給される空気には、発電のための電気化学反応に実際に供される酸素が2割程度しか含まれておらず、発電性能を確保するためには、酸化ガスとしての空気の供給量を十分に確保することが重要となる。また、通常、供給される燃料ガスは、電気化学反応に供される水素ガスであるので、第2溝流路450anの供給の効率は、酸化ガスの供給の効率に比べて高い。このため、酸化ガスの供給量を十分に確保すべく、第1溝流路350caを直線形状の溝流路とし、第1溝流路350caにおける酸化ガスの圧力損失を優先して低減することが望ましい。また、第1溝流路350caの第1ピッチP1を基準として、第2溝流路450anの第2ピッチP2の大きさを変化させる方が、設計上望ましい。また、第2溝流路450anの第2ピッチP2を小さくするのに比べて、第2溝流路450anの第2ピッチP2を大きくする方が、第2セパレータ400の製造における精度を考慮した場合、製造が容易である。そこで、実際には、第1溝流路350caの第1ピッチP1を基準として、第2溝流路450anの第2ピッチP2の大きさを大きくすることが望ましい。
また、上記実施形態では、第2溝流路450anの振幅Aw(図4)は、第2溝流路450anの裏側のリブ部470an(第2凸部470an)が、複数(本例では3本)の第1溝流路350caの裏側のリブ部370ca(第1凸部370ca)と重なるような大きさに設定されている。この振幅Awは、以下のように設定されることが好ましい。
振幅Awを小さくして、第2凸部470an(図11)が第1凸部370caに重なる数を少なくすると、第2凸部470anが接触する第1凸部370caの数が少なくなるので、隣接するセパレータ同士の接触構造の安定性が低下し、燃料電池スタックの構造の安定性が低下する。逆に、振幅Awを大きくして、第2凸部470anが第1凸部370caに重なる数を多くすると、第2凸部470anが接触する第1凸部370caの数が多くなるので、隣接するセパレータ同士の接触構造の安定性が向上し、燃料電池スタックの構造の安定性が向上する。しかしながら、この場合、溝流路が大きく蛇行し、その流路長が長くなるので、第2溝流路450anにおける燃料ガスの圧力損失が高くなり、燃料ガスの供給効率が低下する。そこで、第2溝流路450anの振幅Awは、接触構造の安定性と圧力損失の抑制の両立が可能な大きさに設定されることが好ましく、第2凸部470anが3〜4本の第1凸部370caと重なるような大きさに設定されることが好ましい。具体的には、以下のように設定されることが好ましい。
図15は、第2溝流路450anの振幅Awの下限について示す説明図である。図16は、第2溝流路450anの振幅の上限について示す説明図である。第2溝流路450an(第2凸部470an)のピッチをP2、第2凸部470anの平坦部の幅をD2とする。第1溝流路350ca(第1凸部370ca)のピッチをP1、第1凸部370caの平坦部の幅をD1とする。第2溝流路450anの振幅として、第2凸部470anの幅の中心CLの破線形状の振幅をAwとする。
図15に示すように、波線形状の第2凸部470anの直線形状の第1凸部370caとの重なりを3本以上とするためには、下式(2)を満たす必要がある。
(D2/2)+Aw+(D2/2)>(2・P1)−D1 ・・・(2)
そして、上式(2)を変形することにより、下式(3)に示すように、振幅Awの下限が設定される。
Aw>(2・P1)−(D1+D2) ・・・(3)
図16に示すように、波線形状の第2凸部470anの直線形状の第1凸部370caとの重なりを5本未満(4本以下)とするためには、下式(4)を満たす必要がある。
(D2/2)+Aw+(D2/2)<(4・P1)−D1 ・・・(4)
そして、上式(4)を変形することにより、下式(5)に示すように、振幅Awの上限が設定される。
Aw<(4・P1)−(D1+D2) ・・・(5)
第2溝流路450an(第2凸部470an)の振幅Awを上式(3)及び上式(5)を満たすように設定すれば、第2凸部470anが3〜4本の第1凸部370caと重なるようにすることができる。これにより、第2溝流路450anにおける燃料ガスの圧力損失を適切な状態に設定するとともに、第2凸部470anと第1凸部370caとの接触箇所CPの数を適切な状態に設定して隣接するセパレータ同士の接触構造の安定化を図り、燃料電池スタックの構造の安定化を図ることができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態では隣接する単セル100同士が接するXY平面に沿った面内において、隣接する単セル100同士がY方向(第1面内方向)にずれた場合について説明したが、X方向にずれた場合や、X方向及びY方向にずれた場合も同様の効果を得ることができる。
(2)上記実施形態の第1セパレータ300の直線形状の第1溝流路350caは、中央の主流路部(図3)中において、全てがリブ部で挟まれた直線形状の溝流路であるとして説明したが、一部に屈曲部や絞り部を含むものとしてもよい。また、上記実施形態では、隣接するセパレータ300,400の中央の主流路部(図2,図3,図4)の溝流路の構造を例に説明したが、セパレータ300,400の流路が形成された面内のいずれかの一部に実施形態で説明した溝流路の構造を適用可能である。
(3)上記実施形態では、カソード側セパレータ300の第1溝流路350caを直線形状の溝流路(図3)とし、アノード側セパレータ400の第2溝流路450anを波線形状の溝流路(図4)とした場合を例に説明したが、カソード側セパレータ300の溝流路を波線形状の溝流路とし、アノード側セパレータ400の溝流路を直線形状の溝流路としてもよい。また、カソード側セパレータ300およびアノード側セパレータ400の両方の溝流路を波線形状の溝流路としてもよい。
(4)上記実施形態では、反応ガスの溝流路の溝部の裏側が冷媒溝流路の両側を挟むリブ部(凸部)となる凹凸形状を有する表裏一体型のセパレータ300,400(図3,図4)を例に説明した。しかしながら、例えば、カーボン粒子を圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材などを用いて型成形により形成されたセパレータのように、表裏一体型ではなく、反応ガスの溝流路側と冷却媒体の溝流路側とでそれぞれ独立した溝流路が形成されている場合にも、実施形態で説明した溝流路の構造を適用可能である。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、或いは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…燃料電池スタック
100…燃料電池(単セル)
100a…単セル
100ar…単セル
100b…単セル
100br…単セル
100c…単セル
100cr…単セル
110…ターミナルプレート
120…絶縁プレート
130…エンドプレート
200…樹脂フレーム
210…膜電極接合体(MEA)
221…貫通孔
222…貫通孔
231…貫通孔
232…貫通孔
241…貫通孔
242…貫通孔
300…第1セパレータ
321…貫通孔
322…貫通孔
331…貫通孔
332…貫通孔
341…貫通孔
342…貫通孔
350ca…第1溝流路
360ca…冷媒溝流路
370ca…リブ部(第1凸部)
400…第2セパレータ
400r…第2セパレータ
400t…第2セパレータ
421…貫通孔
422…貫通孔
431…貫通孔
432…貫通孔
441…貫通孔
442…貫通孔
450an…第2溝流路
450anr…第2溝流路
460an…冷媒溝流路
460anr…冷媒溝流路
470an…リブ部(第2凸部)
470anr…リブ部(第2凸部)
Aw…振幅
CL…中心
CP…接触箇所
D1…幅
D2…幅
M1…マニホールド(燃料ガス供給マニホールド)
M2…マニホールド(燃料ガス排出マニホールド)
M3…マニホールド(酸化ガス供給マニホールド)
M4…マニホールド(酸化ガス排出マニホールド)
M5…マニホールド(冷媒供給マニホールド)
M6…マニホールド(冷媒排出マニホールド)
P1…第1ピッチ
P2…第2ピッチ
Xan…部分
Xca…部分
dy…ずれ量
X,Y,Z…方向

Claims (6)

  1. 積層体を構成するための燃料電池単セルであって、
    膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体を挟持する第1セパレータ及び第2セパレータと、
    を有し、
    前記第1セパレータは、第1面内方向に沿って並列に配置された直線形状または波線形状の複数の第1溝流路を有し、前記複数の第1溝流路は前記第1面内方向に沿った断面が第1凹凸形状を有し、前記第1凹凸形状は前記第1面内方向に沿って第1ピッチP1を有し、
    前記第2セパレータは、前記第1面内方向に沿って並ぶ波線形状の複数の第2溝流路を有し、前記複数の第2溝流路は、前記第1面内方向に沿った断面が第2凹凸形状を有し、前記第2凹凸形状は前記第1面内方向に沿って第2ピッチP2を有し、
    前記第1ピッチP1と前記第2ピッチP2とは互いに異なり、かつ、P1/P2及びP2/P1の値がいずれも整数でない、燃料電池単セル。
  2. 請求項1に記載の燃料電池単セルであって、
    前記複数の第1溝流路および前記複数の第2溝流路は、前記膜電極接合体に対向する領域内に形成されている、燃料電池単セル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の燃料電池単セルであって、
    前記第1ピッチP1及び前記第2ピッチP2は、1<(P1/P2)<3/2又は1<(P2/P1)<3/2を満たす、燃料電池単セル。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の燃料電池単セルであって、
    前記複数の第1溝流路はそれぞれ直線形状の溝流路である、燃料電池単セル。
  5. 請求項4に記載の燃料電池単セルであって、
    前記第1溝流路の裏側にある第1凸部の平坦部の幅をD1とし、前記第2溝流路の裏側にある第2凸部の波線形状の振幅をAwとし、前記第2凸部の平坦部の幅をD2とした場合に、前記振幅Awは下式(1)に示す関係を満たすように設定される、燃料電池単セル。
    (2・P1)−(D1+D2)<Aw<(4・P1)−(D1+D2) ・・・(1)
  6. 請求項4または請求項5に記載の燃料電池単セルであって、
    前記第1セパレータの前記第1溝流路は、前記膜電極接合体のカソードに酸化ガスを供給する流路であり、
    前記第2セパレータの前記第2溝流路は、前記膜電極接合体のアノードに燃料ガスを供給する流路である、燃料電池単セル。
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