JP5069654B2 - 燃料電池用セパレータ及びこれを用いた燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、セルの性能偏差を減少させ、デッドスペースを減少させることで、スタック性能を向上させることができる燃料電池用セパレータ及びこれを用いた燃料電池スタックに関する。
一般に、燃料電池用セパレータは、複数のセルが積層された構造を有する燃料電池スタックに用いられることができる。この場合、セパレータは、セルとセルとの間に配置され、隣接するセルに燃料又は酸化剤を供給し、また、隣接する2つのセルを電気的に連結する役割を果たす。そのため、セパレータは通常、セルのアノード側に燃料を供給するためのチャネル及び/又はセルのカソード側に酸化剤を供給するためのチャネルを備える。
燃料電池スタックは、応用に応じて多様な模様(パターンまたは構成)や形態に製作されることができる。例えば、燃料電池スタックは、セルのアクティブ領域内に締結孔が穿孔された構造を有することができる。あるいは、燃料電池スタックは、セパレータに形成されるチャネル領域が十字型チャネル領域を有する構造に製作されることができる。ここで、セルのアクティブ領域内に締結孔が開いたスタック構造は、セルとセパレータが積層されるとき、これらの境界面が広がるのを防止するための構造である。そして、セパレータが十字型チャネル領域を有するスタック構造は、同じスタック体積で最大のアクティブ領域を得るための構造である。
セパレータのチャネルは通常、積層型燃料電池スタックに配設されるインレットマニホールドとアウトレットマニホールドとの間に連結される。1つのセパレータの一面に複数のチャネルが設けられる場合、複数のチャネルは、インレットマニホールドからアウトレットマニホールドまで互いに平行に延びるように配置されるか、あるいは、インレットマニホールドからアウトレットマニホールドまで互いに異なる領域で独立して延びるように配置されることができる(例えば、特許文献1〜3参照。)
大韓民国特許公開第10−0722411号 大韓民国特許公開第10−0647666号 大韓民国特許公開第10−0488723号
しかしながら、セルのアクティブ領域内に締結孔が設けられた構造を有する燃料電池スタックにおいては、締結孔が位置するため、上記締結孔をよけて複数のチャネルをセパレータに配置しなければならず、複数のチャネルを互いに平行に延びるように配置することが困難であるという問題があった。
そのため、セルのアクティブ領域内に締結孔が位置する構造を有する燃料電池スタックにおいては、複数のチャネルを、セパレータの面上の互いに異なる領域でそれぞれ独立して延びるように配置する構造が知られている。しかしこの場合、インレットマニホールド及びアウトレットマニホールドがセパレータのチャネル領域の上下又は左右の中間部分に位置するため、デッドスペースが大きくなるという問題があった。具体的には、インレットマニホールド及びアウトレットマニホールドは、チャネル領域の外側のセパレータの上下左右の4つの縁領域のうち、上下の縁領域のそれぞれの中間部分(中央)に配置されるか、あるいは、左右の縁領域のそれぞれの中間部分(中央)に配置されることができる。そしてこのとき、上記中間部分の両側の領域はチャネルが形成されないデッドスペースとなっていた。そして、デッドスペースによりセルのアクティブ領域が小さくなり、セル体積当たりの出力密度が低くなるという短所があった。
一方、複数のチャネルが互いに異なる領域でそれぞれ独立して延びるように配置されたセパレータを用いた燃料電池スタックにおいて、インレットマニホールド及びアウトレットマニホールドを、チャネル領域の外のセパレータの同一対角線上に位置する角領域に配置することもできる。しかしこの場合、インレットマニホールドとアウトレットマニホールドとの間で独立してパターンを形成するチャネルグループの一方のグループに燃料流量が集中する現象が生じ、チャネルグループの間の燃料流量が不均一になり、スタックの性能が低下してしまうという問題が発生し得る。
また、インレットマニホールドとアウトレットマニホールドとの間で独立してパターンを形成するチャネルグループが設けられる場合、各チャネルグループの流路が異なるため、例えばアノード側においては、燃料の酸化反応の結果として生成される二酸化炭素の発生位置の分布は、各チャネルグループごとに異なることになる。このように、各チャネルグループにおいて、インレットマニホールドからの距離を基準とした二酸化炭素の発生位置が異なると、特に二酸化炭素のように体積が大きい気相の場合、各チャネルグループ内で異なる圧力が形成される。このような圧力差により、一方のチャネルに燃料が集中するという問題が発生していた。また、上記圧力差が大きくなると、ガス拡散層を介して燃料の迂回流路が形成されてしまい、燃料電池スタックの性能の安定性や安全性が損なわれる恐れがあるという問題もあった。
また、スタックに供給される燃料の流量及び/又は酸化剤の流量は、例えば、燃料電池スタックに電気的に連結された負荷の容量が減少した場合や、燃料電池システムの動作モードが変化した場合(例えば、正常モードから待機モードへの変化などのような運転条件の変化)に大幅に低くなる。このように燃料及び/又は酸化剤の流量が少ない場合、上述したチャネルグループ間の燃料流量の不均一による燃料電池スタック内のセル間の性能偏差は、顕著になる。上記セル間の性能偏差は、例えばセル間の電圧偏差であって、このような電圧偏差が生じることにより、スタックの動作安全性や、燃料電池システムの安定性が損なわれるという問題もあった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、セパレータに形成される燃料または酸化剤の複数の流路間における圧力の差を少なくし、かつ、上記流路領域を大きくとることにより、性能の安定化及び出力密度の向上を図ることのできる燃料電池用セパレータ及びこれを用いた燃料電池スタックを提供することにある。
また、本発明の目的は、セルのアクティブ領域内に締結孔(ホール)を有するスタック構造や、セパレータが十字型のチャネル領域を有するスタック構造において、リアクタント流量が少ないときに燃料電池スタック内のセルの間に所望しない性能偏差が発生するのを防止することにより、スタック性能の安定性及び安全性を向上させることができる燃料電池用セパレータ及びこれを用いた燃料電池スタックを提供することにある。
本発明の他の目的は、セルのアクティブ領域の内側に締結孔(ホール)を有するスタック構造や、セパレータが十字型のチャネル領域を有するスタック構造において、デッドスペースを最小化することにより、スタックの出力密度を高めることができる燃料電池用セパレータ及びこれを用いた燃料電池スタックを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ベース部材と、上記ベース部材の少なくとも一面に配設されて、少なくとも1つのチャネルを有する第1チャネルグループ及び少なくとも1つのチャネルを有する第2チャネルグループと、を備え、上記第1チャネルグループのチャネル及び上記第2チャネルグループのチャネルは、互いに平行に延び、チャネルが形成される領域の中間部分でのみ互いに異なる領域で独立して延びること、を特徴とする燃料電池用セパレータが提供される。
このような本発明にかかる燃料電池用セパレータによれば、上記中間部分以外では、第1グループと第2グループのチャネルは互いに平行に延びて同じ経路を形成するので、第1グループのチャネルと第2グループのチャネルとの間の圧力の差が発生しにくくなる。これにより、燃料または酸化剤が第1グループのチャネル及び第2グループのチャネル内を均一に流れ、電気化学反応がアクティブ領域の全領域で安定的に行われる。
ここで、上記第1チャネルグループのチャネルと上記第2チャネルグループのチャネルが互いに異なる領域で独立して延びる上記中間部分は、上記チャネルが形成される領域全体の半分以下であるのがよい。
上記チャネルが形成される領域は十字の形状を有することができる。また、上記セパレータは、上記チャネルが形成される領域の中央部に締結孔(締結ホール)を備えることができる。
また、上記第1チャネルグループの一端と上記第2チャネルグループの一端が連結される第1マニホールドと、上記第1チャネルグループの他端と上記第2チャネルグループの他端が連結される第2マニホールドとを更に備え、上記第1マニホールド及び上記第2マニホールドは、四角形状を有する上記ベース部材の同一対角線上に位置する2つの角領域(向き合う2つの隅部分)にそれぞれ配置されるのがよい。このように第1マニホールド及び第2マニホールドを配置することにより、セパレータのチャネル領域の面積を大きくすることができ、電気化学反応が行われるアクティブ領域も大きくなる。
またこのとき、上記第1チャネルグループの上記一端及び上記第2チャネルグループの上記一端は、上記第1マニホールドに互いに独立して連結されるのがよい。更に、上記第1チャネルグループの上記他端及び上記第2チャネルグループの上記他端は、上記第2マニホールドに互いに独立して連結されるのがよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、アノード、カソード及び上記アノードと上記カソードを分離する電解質を備えた少なくとも1つのセルと、上記セルの一面に接するように設置され、上記アノード及び上記カソードのうちの少なくとも1つに反応剤(リアクタント)を供給するセパレータとを備え、上記セパレータは、ベース部材と、上記ベース部材の少なくとも一面に配設されて、少なくとも1つのチャネルを有する第1チャネルグループ及び少なくとも1つのチャネルを有する第2チャネルグループとを備え、上記第1チャネルグループのチャネルと上記第2チャネルグループのチャネルは互いに平行に延び、上記チャネルが形成される領域の中間部分でのみ互いに異なる領域で独立して延びること、を特徴とする燃料電池スタックが提供される。ここで、上記反応剤は、燃料電池の電気化学反応に用いられる燃料及び/又は酸化剤を意味する。
このような本発明にかかる燃料電池スタックによれば、上記セパレータの中間部分以外では、第1グループと第2グループのチャネルは互いに平行に延びて同じ経路を形成するので、第1グループのチャネルと第2グループのチャネルとの間の圧力の差が発生しにくくなる。これにより、燃料または酸化剤が第1グループのチャネル及び第2グループのチャネル内を均一に流れ、電気化学反応がアクティブ領域の全領域で安定的に行われる。その結果、本発明にかかる燃料電池スタックの性能が安定し、また、出力密度も向上される。また、特に反応剤の流量が少ないときに、燃料電池スタック内のセルの間に大きな性能偏差が発生するのを防止することができ、燃料電池スタックの安定性及び動作安全性を維持することができる。
ここで、上記第1チャネルグループのチャネルと上記第2チャネルグループのチャネルが互いに異なる領域で独立して延びる上記中間部分は、上記チャネルが形成される領域全体の半分以下であるのがよい。
上記チャネルが形成される領域は十字の形状を有することができる。また、上記セパレータは、上記チャネルが形成される領域の中央部に締結孔(締結ホール)を備えることができる。
また、上記第1チャネルグループの一端と上記第2チャネルグループの一端が連結される第1マニホールドと、上記第1チャネルグループの他端と上記第2チャネルグループの他端が連結される第2マニホールドとを更に備え、上記第1マニホールド及び上記第2マニホールドは、四角形状を有する上記ベース部材の同一対角線上に位置する2つの角領域(向き合う2つの隅部分)にそれぞれ配置されるのがよい。このように第1マニホールド及び第2マニホールドを配置することにより、セパレータのチャネル領域の面積を大きくすることができ、電気化学反応が行われるアクティブ領域も大きくなる。
またこのとき、上記第1チャネルグループの上記一端及び上記第2チャネルグループの上記一端は、上記第1マニホールドに互いに独立して連結されるのがよい。更に、上記第1チャネルグループの上記他端及び上記第2チャネルグループの上記他端は、上記第2マニホールドに互いに独立して連結されるのがよい。
また、上記少なくとも1つのセルは、直接メタノール型燃料電池であることができる。
本発明によれば、セパレータに形成される燃料及び/または酸化剤の複数の流路を、各流路内に形成される圧力の差を小さくしてセル間の性能の差が抑制されるように配置し、かつ、上記流路領域を大きくとることにより、性能の安定化及び出力密度の向上を図ることのできる燃料電池用セパレータ及びこれを用いた燃料電池スタックを提供することができる。
本発明によれば、締結孔(ホール)がセルのアクティブ領域(チャネル領域)内に設けられる構造、あるいは、十字型のチャネル領域を有する構造のセパレータにおいて、リアクタントの流量が少ないときに、燃料電池スタック内のセルの間に大きな性能偏差が発生するのを防止することができる。即ち、燃料電池スタックに電気的に連結された負荷の容量減少や、燃料電池システムの動作モードの変化(例えば、正常モードから待機モードへの変化などのような運転条件の変化)により、スタックに供給される燃料の流量及び/又は酸化剤の流量が大幅に低くなる場合にも、スタックの動作安全性を維持することができる。また、その結果、燃料電池システムの長時間の安定した運転に寄与することができる。
また、本発明によれば、チャネル領域内に締結孔(ホール)を有するセパレータ構造や、十字型のチャネル領域を有するセパレータ構造において、デッドスペースを最小化することができる。従って、同じ体積あたりのスタックの性能を向上させることができ、また、燃料電池システムの小型化にも寄与することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。以下の説明においては、高い吸水性及び高い吸湿性は、事実上、エネルギーの吸収を含まないものとし、物質の相互作用によりシステムの動作が定義されるものとする。特に、本説明は液体の活動に限定されず、気体及び固体の活動も含まれる。また、本発明の詳細な説明によれば、図示する各層の厚さや大きさは、説明の明確性と便宜性のために誇張されて示される場合がある。また、周知の機能や構成についての詳細な技術は、本発明の内容を不明確にしないために省略される場合がある。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる燃料電池用セパレータの平面図である。図2は、図1のセパレータのII−II線に沿った断面図である。
図1及び図2に示すように、第1の実施の形態のセパレータ10は、ベース部材12と、ベース部材12の少なくとも一面に形成される十字の形状を有するチャネル領域14と、チャネル領域14の外側に形成される複数のマニホールド16a、16b、17a、17bと、各マニホールドと所定の距離だけ離隔されてチャネル領域(アクティブ領域)14の外に形成される複数の締結孔(締結用ホール)18a、18b、18c、18dと、一対のマニホールド16a、16bと連結されてこれらの間に形成される第1チャネル21及び第2チャネル23とを備える。ここで、チャネル領域14とは、チャネルが形成される領域であって、セル内でセパレータによりリアクタントが供給される領域に対応する。すなわち、チャネル領域14は、リアクタントが供給されて電気化学反応が行われるセルのアクティブ領域である。また、リアクタント(反応剤)とは、燃料電池の電気化学反応に用いられる燃料及び/又は酸化剤を意味する。
セパレータ10は、その両面にチャネルをそれぞれ備えるバイポーラプレート構造、あるいは、その一面にのみチャネルを備えるモノポーラプレート構造で実現されることができる。
ベース部材12は、高密度のグラファイトで製造されたカーボンセパレータ、炭素と高分子で製造された複合セパレータ、又はステンレス鋼を中心とした金属セパレータで実現されることができる。
複数のマニホールド16a、16b、17a、17bは、燃料を流動させるために設けられる一対の第1マニホールド16a、16bと、酸化剤を流動させるために設けられる一対の第2マニホールド17a、17bとを備える。一対の第1マニホールド16a、16bは、略四角形状を有するベース部材12の向き合う(互いに対角をなす)2つの隅部分(角領域)にそれぞれ配置される。ここで、一対の第1マニホールド16a、16bのうち、燃料が第1チャネル21及び第2チャネル23に流入される入口となる方の第1マニホールドを第1インレットマニホールド16aとし、燃料が流出される出口となる方の第1マニホールドを第1アウトレットマニホールド16bとする。一方、一対の第2マニホールド17a、17bは、略四角形状を有するベース部材12の、第1マニホールド16a、16bが設けられた上記2つの角領域とは異なる2つの角領域にそれぞれ配置される。ここで、一対の第2マニホールド17a、17bのうち、酸化剤が第1チャネル21及び第2チャネル23に流入される入口となる方の第2マニホールドを第2インレットマニホールド17aとし、酸化剤が流出される出口となる方の第2マニホールドを第2アウトレットマニホールド17bとする。
第1マニホールド16a、16bは、各セルのアノードに燃料を供給するために燃料電池スタックに配設されるものであって、図1では、ベース部材12の厚さ方向にベース部材12を貫通する燃料流動用孔として示されている。第2マニホールド17a、17bは、各セルのカソードに酸化剤を供給するために燃料電池スタックに配設されるものであって、図1では、ベース部材12の厚さ方向にベース部材12を貫通する酸化剤流動用孔として示されている。
締結孔18a、18b、18c、18dは、セパレータ10を介在して積層される複数のセルを締結する、例えばボルトなどの締結手段が通過する孔として、図2に示されている。第1の実施の形態において、4つの締結孔18a、18b、18c、18dは、十字架の形状に外部に延びるチャネル領域の各延長部の間の領域において、各マニホールドと所定の距離だけ離隔されてそれぞれ配置される。前述した締結孔18a、18b、18c、18dは、複数のセルが締結される締結構造に応じて、その一部又は全体が省略されることもできる。
第1チャネル21及び第2チャネル23は、第1インレットマニホールド16aから燃料が流入して流れる流路である。燃料は、第1インレットマニホールド16aから流入されて、第1チャネル21及び第2チャネル23を通過しながら、燃料電池スタックの各セルのアノードに広がり、その後第1アウトレットマニホールド16bから流出される。
セパレータ10は、図2に示すように、2つのマニホールド16b、17b内に形成される段差部25aと、2つの締結孔18c、18d内に形成される段差部25bと、ベース部材12の一面の縁部に形成される段差部25cとを備えることができる。これらの段差部には、セパレータ10を取り付けて燃料電池スタックを組み立てる際に、セルとセパレータ10との間を封止するガスケット(図示せず)が部分的に挿入されることができる。参考までに、図2では、図示の便宜上、一面にチャネルを備えるモノポーラプレート構造のセパレータ10を示した。
ここで、第1の実施の形態にかかるセパレータ10は、複数のチャネルを備え、同じ大きさを有する(セルと対向する面の面積が同じである)セパレータにおいては、デッドスペースを従来よりも小さくすることができる構造を有する。上記構造は、非対称チャネル構造を有するセパレータに適用されることができ、同じ体積のセパレータでセルのアクティブ面積を広げてスタックの性能を向上させることができる。以下、これと関連する第1の実施の形態のセパレータの構造及び作用について、更に詳細に説明する。
第1の実施の形態において、第1チャネル21及び第2チャネル23は、それぞれの一端が、燃料を流入させるために設けられる第1インレットマニホールド16aに連結される。そして、第1チャネル21及び第2チャネル23は、先ず、第1インレットマニホールド16aから、酸化剤を流動させるために設けられる第2アウトレットマニホールド17bが位置する方向に向かう第1方向に互いに平行に延びる。次に、第1チャネル21及び第2チャネル23は、第2アウトレットマニホールド17bに隣接する領域で、共に180度折り曲がった(折り返した)後、上記第1方向とは逆の方向に再び互いに平行に延びる。そして、第1チャネル21及び第2チャネル23は、第1インレットマニホールド16aに隣接する領域で、再び共に180度折り返した後、再び上記第1方向に互いに平行に延びる。即ち、第1チャネル21及び第2チャネル23は、第1インレットマニホールド16aに隣接したチャネル領域内で、複数回折り返しながらくねくねとした形状に互いに平行に延びる。
次に、第1チャネル21は、その中間部分、即ち、第1中間チャネル領域14aで、第2チャネル23と互いに平行に延びず、独立したチャネルパターンで折り返しながら(くねくねに)延びる。同様に、第2チャネル23はその中間部分、即ち、第2中間チャネル領域14bで、第1チャネル21と互いに平行に延びず、独立したチャネルパターンで折り返しながら(くねくねに)延びる。
そして、第1チャネル21及び第2チャネル23は、燃料を流出させるために設けられる第1アウトレットマニホールド16bに隣接したチャネル領域で、酸化剤を流動させるために設けられる第2インレットマニホールド17aと、燃料を流動させるために設けられる第1アウトレットマニホールド16bを連結する直線と略平行な方向、即ち、上記第1方向で互いに平行に、かつくねくねに延びる。すなわち、第1チャネル21及び第2チャネル23は、第1アウトレットマニホールド16bに隣接したチャネル領域で、互いに平行に、上記第1方向と平行する方向に複数回折り返しながら、第1アウトレットマニホールド16bまで延びる。そして、第1チャネル21及び第2チャネル23のそれぞれの他端は、燃料を流出させるために設けられる第1アウトレットマニホールド16bに連結される。
以上のように、第1の実施の形態においては、リアクタントがチャネルを流動する方向に沿ってチャネル領域14を、第1インレットマニホールド16aに隣接したチャネル領域と、中間チャネル領域14a、14bと、第1アウトレットマニホールド16bに隣接したチャネル領域との3つの領域に分けている。このとき、中間チャネル領域14a、14bは、チャネルが形成される領域全体、すなわちチャネル領域14の半分以下であるのがよい。そして、第1インレットマニホールド16aに隣接したチャネル領域及び第1アウトレットマニホールド16bに隣接したチャネル領域では、第1チャネル21及び第2チャネル23は、互いに平行に折り返しながら延長される。このとき、第1チャネル21及び第2チャネル23が折り返し延長される方向は、セパレータの一辺と略平行な方向であることができる。そして、第1チャネル21及び第2チャネル23は、中間チャネル領域14a、14bにおいては、それぞれ別の領域で独立して折り返しながら延長される。例えば、図1では、第1チャネル21が中間チャネル領域14a内で折り返し延長されていて、第2チャネル23が中間チャネル領域14b内で折り返し延長されている。このように、第1チャネル21及び第2チャネル23は、第1インレットマニホールド16aから、先ず互いに並んで折り返し延長され、中間チャネル領域で分岐してそれぞれ独立した領域内で折り返し延長され、その後合流して、第1アウトレットマニホールド16bまで再び並んで折り返し延長される。
ここで、第1チャネル21及び第2チャネル23の両端部は、燃料を流動させるために設けられる第1インレットマニホールド16a及び第1アウトレットマニホールド16bに、それぞれ独立して連結される。すなわち、第1チャネル21及び第2チャネル23のそれぞれの一端は、第1インレットマニホールド16aにそれぞれ独立して連結されて、第1チャネル21及び第2チャネル23のそれぞれの他端は、第1アウトレットマニホールド16bにそれぞれ独立して連結される。このような各チャネルが独立してマニホールドに連結される構造は、本発明の実施の形態の主な技術的特徴の1つである。
そして、上記のような第1チャネル21及び第2チャネル23の結合構造によれば、第1インレットマニホールド16aに隣接したチャネル領域で、第1チャネル21と第2チャネル23の長さが異なる場合などに、第1チャネル21と第2チャネル23との間に所望しない圧力差が発生するのを防止することができる。
図3は、比較例による燃料電池用セパレータの平面図である。図3に示す比較例のセパレータ10aは、第1の実施の形態のセパレータ10のチャネル構造と対比をするためのものである。比較例のセパレータ10aの説明において、図1の第1の実施の形態のセパレータ10と同一または類似する要素については、説明の便宜性を図り、重複説明の省略のために同じ参照符号で示した。
図3を参照すれば、比較例のセパレータ10aにおいて、第1チャネル21a及び第2チャネル23aは、アノードインレットチャネル領域14cで互いに平行に延びず、それぞれ独立したチャネルパターンで互いに異なる領域で折り返しながら(くねくねに)延びる。
また、第1チャネル21aは、その中間部分、即ち第1中間チャネル領域14aで、第2チャネル23aと平行に延びず、実質的に独立したチャネルパターンで第2チャネル23aとは互いに異なる領域で折り返しながら(くねくねに)延びる。そして、第2チャネル23aは、その中間部分、即ち第2中間チャネル領域14bで、第1チャネル21aと平行に延びず、独立したチャネルパターンで第1チャネル21aとは互いに異なる領域で折り返しながら(くねくねに)延びる。
そして、第1チャネル21a及び第2チャネル23aは、燃料を流出させる第1アウトレットマニホールド16bに隣接したチャネル領域14dで、互いに平行に延びず、それぞれ独立したチャネルパターンで互いに異なる領域で折り返しながら(くねくねに)延びる。
比較例のセパレータ10aの構造によれば、第1チャネル21aを通過する燃料の酸化反応の結果として生成される二酸化炭素と、第2チャネル23aを通過する燃料の酸化反応の結果として生成される二酸化炭素とは、第1インレットマニホールド16aからの距離を基準とした場合の発生位置に、大きな差が生じる。ここで、体積が大きい気相の二酸化炭素が第1チャネル21aと第2チャネル23aの互いに異なる位置で発生すれば、アノードインレット側(第1インレットマニホールド16a側)のチャネル領域14cにおいて、第1チャネル21aと第2チャネル23aにそれぞれ異なる圧力が形成される。このような圧力差により、一方のチャネルに燃料が集中するという問題が発生する恐れがある。また、ガス拡散層を介して迂回流路が形成されるという問題が発生する恐れもある。このように、比較例のセパレータ10aでは、燃料電池スタックの性能の安全性を確保し難いという問題がある。
これに対し、第1の実施の形態にかかるセパレータ10の構造では、第1チャネル21及び第2チャネル23が、第1インレットマニホールド16aから、先ず、互いに平行に同じ経路を形成するように配置されているので、第1チャネル21と第2チャネル23には、ほぼ同じ圧力が形成される。従って、リアクタントの流量がチャネル間で均一になり、電気化学反応が効率良く行われるようになる。
ここで、第1の実施の形態では、第1インレットマニホールド16aと第1アウトレットマニホールド16bとの間に、第1チャネル21と第2チャネル23の2本のチャネルが連結された。しかし、連結されるチャネルは2本に限定されるものではなく、2本より多くのチャネルが連結されることもできる。この場合、複数のチャネルは第1グループと第2グループからなることができ、中間チャネル領域では、第1グループのチャネルが中間チャネル領域14a内で折り返して、第2グループのチャネルが中間チャネル領域14b内で折り返すように構成されることができる。また、第1の実施の形態では、チャネル領域内には締結孔は形成されていないが、例えば中間チャネル領域14aと中間チャネル領域14bとの境界部に締結孔が形成されてもよい。このとき、締結孔は、中間チャネル領域14aと中間チャネル領域14bとの境界部に複数個形成されてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態にかかる燃料電池用セパレータの平面図である。
図4を参照すれば、セパレータ30は、積層型燃料電池スタックの締結時に締結部材が挿入される締結孔(締結用ホール)38a、38b、38c、38d、38eを備える。4つのホール38a、38b、38c、38dは、チャネルが形成される領域の外側、即ちセパレータ30のチャネル領域の外に設けられて、1つのホール38eはチャネル領域内に設けられる。
また、セパレータ30は複数のチャネル31を備える。複数のチャネル31は、第1中間チャネル領域34aを通過する第1チャネルを備えた第1チャネルグループと、第2中間チャネル領域34bを通過する第2チャネルを備えた第2チャネルグループとに区分できる。
更に、セパレータ30は、燃料流動用の第1マニホールド36a、36bと、酸化剤流動用の第2マニホールド37a、37bとを備える。図4では、第1マニホールド36a、36bのうち、燃料が流入する第1マニホールドを第1インレットマニホールド36aとし、燃料が流出する第1マニホールドを第1アウトレットマニホールド36bとする。また、第2マニホールド37a、37bのうち、酸化剤が流入する第2マニホールドを第2インレットマニホールド37aとし、酸化剤が流出する第2マニホールドを第2アウトレットマニホールド37bとする。第1インレットマニホールド36aには、第1チャネルグループの各チャネルの一端と、第2チャネルグループの各チャネルの一端が連結される。また、第1アウトレットマニホールド36bには、第1チャネルグループの各チャネルの他端と、第2チャネルグループの各チャネルの他端が連結される。
第1チャネルグループの各チャネル31及び第2チャネルグループの各チャネル31は、アノードインレットチャネル領域34cで互いに平行に延びる。また、第1チャネルグループの各チャネル31及び第2チャネルグループの各チャネル31は、アノードアウトレットチャネル領域34dで互いに平行に延びる。一方、第1チャネルグループのチャネル及び第2チャネルグループのチャネルは、中間部分において、互いに異なる領域で独立して延びる。即ち、第1チャネルグループのチャネルは、第1中間チャネル領域34aで互いに平行に延び、第2チャネルグループのチャネルは第2中間チャネル領域34bで互いに平行に延びる。
以上のように、第2の実施の形態においては、リアクタントがチャネルを流動する方向に沿ってチャネル領域を、第1インレットマニホールド36aに隣接したアノードインレットチャネル領域34cと、第1中間チャネル領域34a及び第2中間チャネル領域34bと、第1アウトレットマニホールド36bに隣接したアノードアウトレットチャネル領域34dとに分けている。このとき、第1中間チャネル領域34a及び第2中間チャネル領域34bは、チャネルが形成される領域全体の半分以下であるのがよい。そして、アノードインレットチャネル領域34c及びアノードアウトレットチャネル領域34dでは、第1チャネルグループのチャネル及び第2チャネルグループのチャネルは、互いに平行に折り返しながら延長される。このとき、第1チャネルグループのチャネル及び第2チャネルグループのチャネルが折り返し延長される方向は、セパレータの一辺と略平行な方向であることができる。そして、第1チャネルグループのチャネル及び第2チャネルグループのチャネルは、中間チャネル領域においては、それぞれ別の領域で独立して折り返しながら延長される。例えば、図4では、第1チャネルグループの複数のチャネルが第1中間チャネル領域34a内で折り返し延長され、第2チャネルグループの複数のチャネルが第2中間チャネル領域34b内で折り返し延長されている。このように、第1チャネルグループの複数のチャネル及び第2チャネルグループの複数のチャネルは、第1インレットマニホールド16aから、先ず互いに並んで折り返し延長され、中間チャネル領域で第1チャネルグループと第2チャネルグループとに分岐してそれぞれ独立した領域内で折り返し延長され、その後合流して、第1アウトレットマニホールド16bまで再び並んで折り返し延長される。
図5は、比較例による燃料電池用セパレータの平面図である。
図5を参照すれば、比較例のセパレータ30aは、燃料流動用の第1インレットマニホールド36aと、燃料流動用の第1アウトレットマニホールド36bとを備える。また、セパレータ30aは、互いに異なる領域で独立して延びる第1チャネルグループのチャネル32aと、第2チャネルグループのチャネル32bとを備える。
セパレータ30aのチャネル領域を第1上部チャネル領域と第2下部チャネル領域とに二分するとき、第1チャネルグループのチャネル32aは、第1インレットマニホールド36aから第1上部チャネル領域を経由して第1アウトレットマニホールド36bまで延びる。そして、第2チャネルグループのチャネル32bは、第1インレットマニホールド36aから第2下部チャネル領域を経由して第1アウトレットマニホールド36bまで延びる。
比較例のセパレータ30aは、前述した第2の実施の形態のセパレータ30に比べてデッドスペースが大きい。即ち、比較例のセパレータ30aの構造は、具体的には、第1インレットマニホールド36aと第1アウトレットマニホールド36bをセパレータ30aの幅方向の中間部に備えるため、これらのマニホールドによりデッドスペースが大きくなる。しかしながら、第2の実施の形態のセパレータ30は、第1インレットマニホールド36aと第1アウトレットマニホールド36bが略四角形状を有するセパレータ30の互いに向き合う隅部分(同一対角線上に位置する角領域)に配設されるため、比較例のセパレータ30aに比べてデッドスペースを減少させることができる。すなわち、比較例では、第1インレットマニホールド36a及び第1アウトレットマニホールド36bからチャネルの分岐点までの、全チャネルが平行に延びている部分の両側のスペースがデッドスペースとなっている。
これに対し、第2の実施の形態では、第1インレットマニホールド36a及び第1アウトレットマニホールド36bから延びるチャネルは、そのまま曲がらずにアクティブ領域内で平行に延長されてから折り返すので、従来のようなデッドスペースが生じない。また、チャネル領域の外に締結孔が設けられる場合、第2の実施の形態では、締結孔が配設されているのと同じ辺に沿った縁部に第1インレットマニホールド36a及び第1アウトレットマニホールド36bを設けることができ、デッドスペースを減少させることができる。
もちろん、前述した第2実施の形態のセパレータ30は、第1の実施の形態のセパレータで説明した技術的特徴を含む。
次に、本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックについて説明する。図6は、本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックが採用された燃料電池システムの構成を概略的に示した側面図である。
図6を参照すれば、燃料電池スタック100は、アノード触媒層103aと第1気体拡散層105aを備えたアノード、カソード触媒層103bと第2気体拡散層105bを備えたカソード及び、アノードとカソードを分離する電解質101を備える。アノード、電解質101及びカソードの積層体は、セルを構成し、いわゆる膜電極集合体(Membrane Electrode Assembly:MEA)と呼ばれる。このとき、上記セルは、直接メタノール型燃料電池であることができる。
また、燃料電池スタック100は、セパレータ107、ガスケット109、一対のエンドプレート111、締結部材113、燃料流動用インレットマニホールド121、及び燃料流動用アウトレットマニホールド123を備える。
セパレータ107は、いわゆる分離板と呼ばれ、セルとセルとの間に設置されてセルと共に積層体を形成し、隣接するセルに燃料及び/又は酸化剤を供給し、隣接する2つのセルを電気的に連結する。そして、セパレータ107は、各セルのアノードに混合燃料を供給するための複数の燃料流動用チャネル108a及び/又は各セルのカソードに酸化剤を供給するための酸化剤流動用チャネル108bを備える。
ガスケット109は、各セルに供給される混合燃料及び酸化剤が漏れたり、外部の空気や不純物が侵入しないように、各セルを気密に封止する。
一対のエンドプレート111は、セルとセパレータ107が積層された積層体の両端に、積層方向に積層体を支持するように配置され、上記積層体と一対のエンドプレート111は締結部材113により互いに結合される。
本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックのセパレータ107は、前述した第1または第2の実施の形態にかかるセパレータ10、30のうちのいずれか1つを用いて実現されることができる。このとき、セパレータ107は、インレットマニホールド121に隣接したチャネル領域で各セルのチャネル108aの長さを最大限同一にし、チャネルが独立して互いに平行にインレットマニホールド121に連結されるように構成される。
本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックによれば、インレットマニホールド121に隣接するアクティブ領域でチャネルの長さが異なることにより生じるチャネル間の圧力差などの既存の問題を防止することにより、燃料電池スタックの性能の向上及び安定化を図ることができる。また、気体拡散層105aに迂回流路が形成されるのを防止することにより、スタック性能の安全性を確保することができる。特に、燃料の供給量及び/又は酸化剤の供給量が少ない場合に不安定になり得るスタックの性能を、安定的に維持することができる。ここで、迂回流路とは、くねくねとしたチャネルを横切る流路の短絡パスや隣接したチャネルの間に形成される流路の短絡パスを意味する。例えば、チャネルに圧力が高くて流動が困難な部分が存在する場合、燃料または酸化剤はこのような部分を迂回して、チャネルを横切るような近道となる経路を流動し、迂回経路が形成されることになる。このような迂回流路が発生した場合、一部のチャネルに燃料又は酸化剤が供給されなくなるため、実質的にセルで電気を発生させることができるアクティブ面積が減少し、これによりセルの性能が低下することになる。
図7は、本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックの出力性能と比較例の燃料電池スタックの出力性能を説明するためのグラフである。
本実験において、本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックは、図1に示したセパレータを採用し、比較例の燃料電池スタックは、図3に示したセパレータを採用したことを除いては同じ仕様を備える。本実験に用いられた燃料電池スタックは20個のセルを備え、スタックの正常運転時のセルの平均電圧は約4.5Vを示した。
図7から分かるように、比較例の燃料電池スタックは、アノード側インレットマニホールドに供給される燃料の量論比(anode stoichiometry)と、カソード側インレットマニホールドに供給される空気の量論比(cathode stoichiometry)がそれぞれ2、2.5及び3であるとき、セル電圧に大きな標準偏差が生じた。例えば、空気の量論比が2であるとき、セル電圧の偏差は燃料の量論比によって約40mV、約39mV、約43mVを示した。そして、空気の量論比が2.5であるとき、セル電圧の偏差は燃料の量論比によって約19mV、約10mV、約15mVを示した。また、空気の量論比が3であるとき、セル電圧の偏差は燃料の量論比によって約25mV、約9mV、約8mVを示した。このように、比較例の燃料電池スタックにおいて、空気の量論比が3又は2.5より小さな2である場合に、セル電圧の偏差が大きくなる傾向があることが分かる。
また、比較例の燃料電池スタックにおいて、セル電圧の偏差は燃料の量論比が2.5又は3である場合より燃料の量論比が2である場合に、大部分が大きく観測された。例えば、燃料の量論比が2であり、空気の量論比が2.5である場合のセル電圧の偏差は約19mVである。この値は空気の量論比が2.5であり、燃料の量論比が2.5又は3である場合のセル電圧の偏差の約10mV又は約15mVより大きい。また、燃料の量論比が2であり、空気の量論比が3である場合のセル電圧の偏差は約25mVである。この値は空気の量論比が3であり、燃料の量論比が2.5又は3である場合のセル電圧偏差の約9mV又は約8mVよりほぼ3倍大きい。このように、比較例の燃料電池スタックにおいて、燃料の量論比が3又は2.5より小さな2である場合に、一般的にセル電圧の偏差が大きくなる傾向があることが分かる。
前述した比較例の燃料電池スタックにおいて、燃料の量論比及び/又は空気の量論比が低いときにセル電圧偏差が大きくなる理由は、燃料の流動のためのインレットマニホールドとアウトレットマニホールドとの間に独立して連結されるチャネルの間で、燃料流量によってセル間の流量偏差が大きくなるためである。同様に、酸化剤の流動のためのインレットマニホールドとアウトレットマニホールドとの間に独立して連結されるチャネルの間でも、酸化剤の流量によってセル間の流量偏差が大きくなるためである。例えば、それは2つのチャネルの一方のチャネルに燃料が流入し、他方のチャネルでは停滞する現象が起こるためである。このような現象は、特に液相物質と気相物質が流動するとき、2つのチャネルの間に発生する圧力差により更に発生し易くなる。
一方、図7を参照すれば、本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックは、スタックに供給される燃料の量論比と空気の量論比がそれぞれ2、2.5及び3であるとき、ほぼ一定に低いセル電圧の偏差を示した。例えば、空気の量論比が2であるとき、セル電圧の偏差は燃料の量論比によって約9mV、約11mV、約10mVを示した。そして、空気の量論比が2.5であるとき、セル電圧の偏差は燃料の量論比によって約7mV、約7mV、約6mVを示した。また、空気の量論比が3であるとき、セル電圧の偏差は燃料の量論比によって約6mV、約6mV、約6mVを示した。このように、本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックは、燃料の量論比が2、2.5及び3である場合と空気の量論比が2、2.5及び3である場合のいずれにおいても、約11mV〜約6mVのほぼ均一なセル電圧の偏差を示した。
本発明の実施の形態にかかるセパレータを用いれば、燃料電池スタックに供給される燃料及び/又は酸化剤の供給量が変動する場合にもスタックの性能が低下することなく、スタックの性能が安定的に維持されることが分かる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施の形態にかかる燃料電池用セパレータの平面図である。 図1のセパレータのII−II線に沿った断面図である。 比較例による燃料電池用セパレータの平面図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる燃料電池用セパレータの平面図である。 比較例による燃料電池用セパレータの平面図である。 本発明の実施の形態にかかる燃料電池スタックが採用された燃料電池システムの構成を概略的に示した側面図である。 本発明の燃料電池スタックの出力性能と比較例の燃料電池スタックの出力性能を説明するためのグラフである。
符号の説明
10、30 セパレータ
12 ベース部材
14 チャネル領域(アクティブ領域)
16a、36a 第1インレットマニホールド
16b、36b 第1アウトレットマニホールド
17a、37a 第2インレットマニホールド
17b、37b 第2アウトレットマニホールド
18a、18b、18c、18d 締結孔(締結用ホール)
38a、38b、38c、38d、38e 締結孔(締結用ホール)
21 第1チャネル
23 第2チャネル
31 チャネル
32a 第1チャネルグループのチャネル
32b 第2チャネルグループのチャネル
14a、34a 第1中間チャネル領域
14b、34b 第2中間チャネル領域
14c、34c アノードインレットチャネル領域
14d、34d アノードアウトレットチャネル領域
100 燃料電池スタック
103a アノード触媒層
105a 第1気体拡散層
103b カソード触媒層
105b 第2気体拡散層
101 電解質
107 セパレータ
108a 燃料流動用チャネル
108b 酸化剤流動用チャネル
109 ガスケット
111 エンドプレート
113 締結部材
121 燃料流動用インレットマニホールド
123 燃料流動用アウトレットマニホールド

Claims (7)

  1. ベース部材と、
    前記ベース部材の少なくとも一面に配設されて、少なくとも1つのチャネルを有する第1チャネルグループ及び少なくとも1つのチャネルを有する第2チャネルグループと、
    前記第1チャネルグループの一端と前記第2チャネルグループの一端が連結される第1マニホールドと、
    前記第1チャネルグループの他端と前記第2チャネルグループの他端が連結される第2マニホールドと、
    前記ベース部材に配設される少なくとも4つの締結孔と、
    を備え、
    前記第1チャネルグループのチャネル及び前記第2チャネルグループのチャネルは、互いに平行に延び、チャネルが形成される領域の中間部分でのみ互いに異なる領域で独立して延びること、
    前記第1チャネルグループのチャネルと前記第2チャネルグループのチャネルが互いに異なる領域で独立して延びる前記中間部分は、前記チャネルが形成される領域全体の半分以下であること、
    前記チャネルが形成される領域は十字の形状を有すること、
    前記第1マニホールド及び前記第2マニホールドは、四角形状を有する前記ベース部材の同一対角線上に位置する2つの角領域にそれぞれ配置されること、並びに、
    前記締結孔は、前記チャネルが形成される十字の領域の外部であって前記第1マニホールド又は前記第2マニホールドと前記チャネルが形成される領域とに挟まれる位置にそれぞれ配置されること、
    を特徴とする燃料電池用セパレータ。
  2. 前記第1チャネルグループの前記一端及び前記第2チャネルグループの前記一端は、前記第1マニホールドに互いに独立して連結されることを特徴とする請求項に記載の燃料電池用セパレータ。
  3. 前記第1チャネルグループの前記他端及び前記第2チャネルグループの前記他端は、前記第2マニホールドに互いに独立して連結されることを特徴とする請求項に記載の燃料電池用セパレータ。
  4. アノード、カソード及び前記アノードと前記カソードを分離する電解質を備えた少なくとも1つのセルと、
    前記セルの一面に接するように設置され、前記アノード及び前記カソードのうちの少なくとも1つに反応剤を供給するセパレータとを備え、
    前記セパレータは、
    ベース部材と、前記ベース部材の少なくとも一面に配設されて、少なくとも1つのチャネルを有する第1チャネルグループ及び少なくとも1つのチャネルを有する第2チャネルグループと
    前記第1チャネルグループの一端と前記第2チャネルグループの一端が連結される第1マニホールドと、
    前記第1チャネルグループの他端と前記第2チャネルグループの他端が連結される第2マニホールドと、
    前記ベース部材に配設される少なくとも4つの締結孔と、
    を備え、
    前記第1チャネルグループのチャネルと前記第2チャネルグループのチャネルは互いに平行に延び、前記チャネルが形成される領域の中間部分でのみ互いに異なる領域で独立して延びること、
    前記第1チャネルグループのチャネルと前記第2チャネルグループのチャネルが互いに異なる領域で独立して延びる前記中間部分は、前記チャネルが形成される領域全体の半分以下であること、
    前記チャネルが形成される領域は十字の形状を有すること、
    前記第1マニホールド及び前記第2マニホールドは、四角形状を有する前記ベース部材の同一対角線上に位置する2つの角領域にそれぞれ配置されること、並びに、
    前記締結孔は、前記チャネルが形成される十字の領域の外部であって前記第1マニホールド又は前記第2マニホールドと前記チャネルが形成される領域とに挟まれる位置にそれぞれ配置されること、
    を特徴とする燃料電池スタック。
  5. 前記第1チャネルグループの前記一端及び前記第2チャネルグループの前記一端は、前記第1マニホールドに互いに独立して連結されることを特徴とする請求項に記載の燃料電池スタック。
  6. 前記第1チャネルグループの前記他端及び前記第2チャネルグループの前記他端は、前記第2マニホールドに互いに独立して連結されることを特徴とする請求項に記載の燃料電池スタック。
  7. 前記少なくとも1つのセルは、直接メタノール型燃料電池であることを特徴とする請求項に記載の燃料電池スタック。
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