JP2018073583A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】応力の緩和によってバイポーラ電極における電極の破損や電極板からの電極の剥離を抑制できる蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電装置1は、一方面11a側に正極12が形成され、他方面11b側に負極が形成された電極板11からなるバイポーラ電極2を有し、セパレータ6を介してバイポーラ電極2を積層してなる積層体3と、バイポーラ電極2の積層によって形成された積層体3の側面3aにおいて電極板11の縁部11cを保持する枠体4と、積層体3に対して積層方向に拘束荷重を付加する拘束部材5と、を備え、正極12及び負極13は、いずれも略矩形状をなし、積層方向から見て、正極12の形成領域は、負極13の形成領域の内側に位置し、正極12の角部12aは、丸みを帯びている。【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電装置に関する。
従来の蓄電装置として、電極板の一方面に正極が形成され、他方面に負極が形成されたバイポーラ電極を備えたバイポーラ電池が知られている(特許文献1参照)。バイポーラ電池は、セパレータを介して複数のバイポーラ電極を積層してなる積層体を備えている。積層体には、シール用の絶縁性の枠体が設けられ、バイポーラ電極の積層によって形成される側面において電極板の縁部が保持されるようになっている。また、積層体には、拘束部材によってバイポーラ電極の積層方向に拘束荷重が付加される場合がある。
特開2011−151016号公報
バイポーラ電極においては、材料の歩留まりを高め、かつ電極板に対する電極の塗工面積割合を確保する観点から、電極板の一方面に矩形の正極が形成され、他方面に矩形の負極が形成される。しかしながら、電極を矩形に形成した場合、拘束荷重による応力が電極の角部に集中し易いという問題がある。電極の角部に応力が集中すると、当該角部が起点となって、電極の破損や電極板からの剥離が生じることが考えられる。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、応力の緩和によってバイポーラ電極における電極の破損や電極板からの電極の剥離を抑制できる蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る蓄電装置は、一方面側に正極が形成され、他方面側に負極が形成された電極板からなるバイポーラ電極を有する蓄電装置であって、セパレータを介してバイポーラ電極を積層してなる積層体と、バイポーラ電極の積層によって形成された積層体の側面において電極板の縁部を保持する枠体と、積層体に対して積層方向に拘束荷重を付加する拘束部材と、を備え、正極及び負極は、いずれも略矩形状をなし、積層方向から見て、正極の形成領域は、負極の形成領域の内側に位置し、正極の角部は、丸みを帯びている。
この蓄電装置では、バイポーラ電極において、正極の形成領域が負極の形成領域の内側に位置している。この構成では、拘束部材によって積層体の積層方向に付加される拘束荷重は、主として正極に作用し、積層方向から見て正極の外側にはみ出す負極の縁部は、拘束荷重に対してはフリーとなる。したがって、バイポーラ電極を構成する電極のうち、正極の角部に丸みを持たせることにより、拘束荷重によって正極の角部に付加される応力を緩和することが可能となる。これにより、バイポーラ電極における電極の破損や電極板からの電極の剥離を抑制できる。
負極の角部は、丸みを帯びていてもよい。電極板の縁部が枠体によって保持されている場合、蓄電装置の使用時に内部ガスによる枠体の内圧上昇が生じると、枠体の膨張によってバイポーラ電極の電極板に面内方向に引っ張り応力が生じることが考えられる。したがって、正極の角部及び負極の角部にそれぞれ丸みを持たせることにより、枠体の膨張によって正極の角部及び負極の角部に付加される応力を緩和することが可能となる。これにより、バイポーラ電極における電極の破損や電極板からの電極の剥離を一層好適に抑制できる。
正極の角部の曲率は、負極の角部の曲率よりも小さくなっていてもよい。正極の角部には、拘束荷重による応力及び枠体の膨張による応力の双方が作用する。したがって、正極の角部の曲率を負極の角部の曲率よりも小さくすることで、正極の角部に付加される応力を一層確実に緩和できる。
正極の角部の曲率は、負極の角部の曲率よりも大きくなっていてもよい。この場合、正極の角部及び負極の角部にそれぞれ丸みを持たせた場合であっても、バイポーラ電極の積層体において正極と負極との対向面積を確保できる。したがって、蓄電装置の容量を十分に確保できる。
本発明によれば、応力の緩和によってバイポーラ電極における電極の破損や電極板からの電極の剥離を抑制できる。
蓄電装置の一実施形態を示す概略断面図である。 バイポーラ電極における正極及び負極の構成の一例を示す平面図である。 バイポーラ電極の積層体に付加される拘束荷重の様子を示す概略図である。 枠体の内圧上昇時にバイポーラ電極に付加される応力の様子を示す概略図である。 バイポーラ電極における正極及び負極の構成の別例を示す平面図である。 蓄電装置の変形例を示す概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一側面に係る蓄電装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、蓄電装置の一実施形態を示す概略断面図である。同図に示す蓄電装置1は、バイポーラ電極2の積層体3を備えたバイポーラ電池である。蓄電装置1は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池などの二次電池、或いは電気二重層キャパシタである。蓄電装置1は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。以下の説明では、ニッケル水素二次電池を例示する。
蓄電装置1は、上述した積層体3と、積層体3を保持する枠体4と、積層体3を拘束する拘束部材5とを備えている。積層体3は、セパレータ6を介して複数のバイポーラ電極2を積層することによって構成されている。バイポーラ電極2は、一方面11a側に正極12が形成され、かつ他方面11b側に負極13が形成された電極板11からなる電極である。積層体3において、一のバイポーラ電極2の正極12は、セパレータ6を挟んで積層方向に隣り合う一方のバイポーラ電極2の負極13と対向し、一のバイポーラ電極2の負極13は、セパレータ6を挟んで積層方向に隣り合う他方のバイポーラ電極2の正極12と対向している。
セパレータ6は、例えばシート状に形成されている。セパレータ6を形成する材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等が例示される。また、セパレータ6は、フッ化ビニリデン樹脂化合物で補強されたものであってもよい。なお、セパレータ6は、シート状に限られず、袋状のものを用いてもよい。
枠体4は、例えば絶縁性の樹脂を用いた射出成形によって矩形の筒状に形成されている。枠体4を構成する樹脂材料としては、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、又は変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)などが挙げられる。枠体4は、バイポーラ電極2の積層によって形成される積層体3の側面3aを取り囲むように構成されている。枠体4の内壁4aには、各バイポーラ電極2の電極板11の縁部11cが埋没して保持されている。これにより、積層方向に隣り合う電極板11,11間には、当該電極板11,11と枠体4の内壁4aとによって仕切られた気密空間Vが形成されている。当該気密空間Vには、例えば水酸化カリウム水溶液等のアルカリ溶液からなる電解液(不図示)が収容されている。
積層体3の一方の積層端(図1における上側の積層端)には、終端電極15Aが積層されている。また、積層体3の他方の積層端(図1における下側の積層端)には、終端電極15Bが積層されている。終端電極15A,15Bの縁部は、バイポーラ電極2の電極板11の縁部11cと同様に、枠体4の内壁4aに埋没した状態で枠体4に保持されている。終端電極15A,15Bは、バイポーラ電極2の電極板11に比べて厚く形成されていてもよい。終端電極15Aにおける積層体3側の面には、セパレータ6を介して最上層のバイポーラ電極2の負極13と対向する正極12が設けられている。また、終端電極15Bにおける積層体3側の面には、セパレータ6を介して最下層のバイポーラ電極2の正極12と対向する負極13が設けられている。
拘束部材5は、一対の拘束プレート16(16A,16B)と、拘束プレート16A,16B同士を連結する連結部材(ボルト17及びナット18)とによって構成されている。拘束プレート16は、例えば鉄などの金属によって板状に形成されている。拘束プレート16の縁部には、ボルト17の軸部を挿通させる挿通孔16aが枠体4よりも外側となる位置に設けられている。なお、拘束プレート16A,16Bの少なくとも一方(図1では拘束プレート16A,16Bの双方)において、挿通孔16aには、拘束プレート16と連結部材とを電気的に絶縁するカラーCが挿入されている。
一方の拘束プレート16Aは、終端電極15A及び枠体4の一端面に突き当てられ、他方の拘束プレート16Bは、終端電極15B及び枠体4の他端面に突き当てられている。ボルト17は、例えば一方の拘束プレート16A側から他方の拘束プレート16B側に向かって挿通孔16aに通され、他方の拘束プレート16Bから突出するボルト17の先端には、ナット18が螺合されている。これにより、積層体3、終端電極15A,15B、及び枠体4が挟持されてユニット化されると共に、バイポーラ電極2の積層方向に拘束荷重が付加される。また、一方の拘束プレート16Aには、正極端子19が接続され、他方の拘束プレート16Bには、負極端子20が接続されている。これらの正極端子19及び負極端子20により、蓄電装置1の充放電を実施できる。
次に、上述したバイポーラ電極2の構成について更に詳細に説明する。
図2は、バイポーラ電極における正極及び負極の構成の一例を示す平面図である。同図に示すように、バイポーラ電極2は、電極板11と、電極板11の一方面11aに設けられた正極12と、電極板11の他方面11bに設けられた負極13とを有している。電極板11は、例えばニッケルからなる矩形の金属箔である。本実施形態では、電極板11は、長方形状をなしている。電極板11の縁部11cは、正極活物質及び負極活物質の塗工されない未塗工領域となっており、当該未塗工領域が枠体4の内壁4aに埋没して保持される領域となっている。
正極12を構成する正極活物質としては、例えば水酸化ニッケルが挙げられる。負極13を構成する負極活物質としては、例えば水素吸蔵合金が挙げられる。電極板11の他方面11bにおける負極13の形成領域は、電極板11の一方面11aにおける正極12の形成領域に対して一回り大きくなっている。本実施形態では、正極12の形成領域及び負極13の形成領域は、いずれも略長方形状となっており、その長辺及び短辺の向きは、電極板11の長辺及び短辺の向きとそれぞれ一致している。また、積層体3におけるバイポーラ電極2の積層方向から見て、正極12の形成領域は、負極13の形成領域の内側に位置している。すなわち、正極12の形成領域は、負極13の形成領域の外側にはみ出ないようになっており、正極12の全面が電極板11を挟んで負極13と対向した状態となっている。
正極12の4つの角部12a及び負極13の4つの角部13aは、いずれも丸みを帯びている(円弧状或いはR状となっている)。正極12の角部12aの曲率Raは、負極13の角部13aの曲率Rbよりも小さくなっている。バイポーラ電極2の積層方向(電極板11の厚さ方向)から見て、正極12の角部12aは、負極13の角部13aよりも内側(電極板11の中心側)である緩やかにカーブし、負極13の角部13aは、正極12の角部12aよりも外側(電極板11の角部側)で正極12の角部12aよりも急峻にカーブしている。
続いて蓄電装置1の作用効果について説明する。
上述したように、蓄電装置1では、拘束部材5によって積層体3の積層方向に拘束荷重が付加されている。また、蓄電装置1では、電極板11の縁部11cが枠体4の内壁4aによって保持されているため、蓄電装置1の使用時に内部ガスによる枠体4の内圧上昇が生じると、枠体4が外側に膨張することによって電極板11に面内方向に引っ張り応力が生じることが考えられる。電極を矩形に形成した場合、これらの応力が電極の角部に集中し易いという問題がある。電極の角部に応力が集中すると、当該角部が起点となって、電極の破損や電極板からの剥離が生じることが考えられる。このような問題に対し、蓄電装置1では、正極12の4つの角部12a及び負極13の4つの角部13aがいずれも丸みを帯びている。このように、角部12a,13aに丸みを持たせることにより、角部12a,13aを例えば直角に形成する場合に比べて、角部12a,13aへの応力の集中を緩和できる。
正極12及び負極13に対する応力を更に考察すると、蓄電装置1では、バイポーラ電極2において、積層体3の積層方向から見た場合に、正極12の形成領域が負極13の形成領域の内側に位置している。このため、図3に示すように、拘束部材5によって積層体3の積層方向に付加される拘束荷重Pは、主として正極12に作用し、積層方向から見て正極12の外側にはみ出す負極13の縁部13cは、拘束荷重Pに対してはフリーとなる。したがって、バイポーラ電極2を構成する電極のうち、少なくとも正極12の角部12aに丸みを持たせることにより、拘束荷重Pによって正極12の角部に付加される応力を緩和することが可能となり、バイポーラ電極2における電極の破損や電極板11からの電極の剥離を抑制できる。
また、蓄電装置1では、電極板11の縁部11cが枠体4の内壁4aによって保持されている。このため、蓄電装置1の使用時に内部ガスによる枠体4の内圧上昇が生じると、図4に示すように、枠体4の膨張によってバイポーラ電極2の電極板11に面内方向に引っ張り応力Qが生じることが考えられる。この引っ張り応力Qにより、電極板11に形成されている正極12の角部12a及び負極13の角部12aにも電極板11の角部に向かう方向に引っ張り応力が生じることとなる。したがって、正極12の角部12a及び負極13の角部13aにそれぞれ丸みを持たせることにより、枠体4の膨張によって正極12の角部12a及び負極13の角部13aに付加される応力を緩和することが可能となる。これにより、バイポーラ電極2における電極の破損や電極板からの電極の剥離を一層好適に抑制できる。
上述のように、正極12の角部12aには、拘束荷重による応力と枠体4の膨張による応力の双方が作用する。これに対し、負極13の角部13aには、主として枠体4の膨張に応力する応力のみが作用する。したがって、図2に示したように、正極12の角部12aの曲率Raを負極13の角部の曲率Rbよりも小さくすることで、正極12の角部12aに付加される応力を一層確実に緩和できる。
蓄電装置1では、角部12a,13aを除いて正極12及び負極13の形状が矩形となっているので、電極板11に対する電極の塗工面積割合を確保でき、積層体3の体積エネルギー密度の向上が図られる。また、電極の塗工の際の材料の歩留まりを高めることができる。さらに、積層方向から見て、正極12の形成領域が負極13の形成領域の内側に位置していることで、充放電サイクルの繰返しによる容量劣化を抑制できる。
図5は、バイポーラ電極における正極及び負極の構成の別例を示す平面図である。この例では、正極12の角部12aの曲率Raと負極13の角部13bの曲率Rbとの大小関係が、図2に示した形態と反対になっている。すなわち、正極12の角部12aの曲率Raは、負極13の角部13aの曲率Rbよりも大きくなっている。バイポーラ電極2の積層方向(電極板11の厚さ方向)から見て、正極12の角部12aは、負極13の角部13aよりも内側(電極板11の中心側)で急峻にカーブし、負極13の角部13aは、正極12の角部12aよりも外側(電極板11の角部側)で正極12の角部12aよりも緩やかにカーブしている。
このような構成においても、上記実施形態と同様に、正極12の角部12a及び負極13の角部13aに付加される応力を緩和することが可能となる。これにより、バイポーラ電極2における電極の破損や電極板からの電極の剥離を好適に抑制できる。また、正極12の角部12aの曲率Raを負極13の角部13aの曲率Rbよりも大きくする場合、正極12の形状が矩形に近づくため、バイポーラ電極2の積層体3において正極12と負極13との対向面積を確保できる。したがって、蓄電装置1の容量を一層十分に確保できる。
上記実施形態では、拘束プレート16Aに接続された正極端子19及び拘束プレート16Bに接続された負極端子20は、それぞれ積層体3における積層方向に引き出されているが(図1参照)、正極端子19及び負極端子20の構成はこれに限られるものではない。例えば図6に示すように、正極端子19が拘束プレート16Aからバイポーラ電極2の面内方向に沿って引き出され、負極端子20が拘束プレート16Bからバイポーラ電極2の面内方向に沿って引き出される構成であってもよい。
1…蓄電装置、2…バイポーラ電極、3…積層体、3a…側面、4…枠体、5…拘束部材、6…セパレータ、11…電極板、11a…一方面、11b…他方面、11c…縁部、12…正極、12a…角部、13…負極、13a…角部。

Claims (4)

  1. 一方面側に正極が形成され、他方面側に負極が形成された電極板からなるバイポーラ電極を有する蓄電装置であって、
    セパレータを介して前記バイポーラ電極を積層してなる積層体と、
    前記バイポーラ電極の積層によって形成された前記積層体の側面において前記電極板の縁部を保持する枠体と、
    前記積層体に対して積層方向に拘束荷重を付加する拘束部材と、を備え、
    前記正極及び前記負極は、いずれも略矩形状をなし、
    前記積層方向から見て、前記正極の形成領域は、前記負極の形成領域の内側に位置し、
    前記正極の角部は、丸みを帯びている、蓄電装置。
  2. 前記負極の角部は、丸みを帯びている、請求項1記載の蓄電装置。
  3. 前記正極の角部の曲率は、前記負極の角部の曲率よりも小さくなっている、請求項2記載の蓄電装置。
  4. 前記正極の角部の曲率は、前記負極の角部の曲率よりも大きくなっている、請求項2記載の蓄電装置。
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