JP2018049801A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】枠体と各バイポーラ電極との間に十分な空間を形成でき、かつ隣接するバイポーラ電極の電極板同士の短絡を防止できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1では、第1のバイポーラ電極3Aの電極板11における正極12及び負極13の未塗工部分15には、一方面側に突出する第1の突出部16Aと、他方面側に突出する第2の突出部16Bとが設けられ、第2のバイポーラ電極3Bの電極板11における正極12及び負極13の未塗工部分15には、第1の突出部16Aと対向するように他方面側に突出する第3の突出部16Cと、第2の突出部16Bと対向するように一方面側に突出する第4の突出部16Dとが設けられ、第1の突出部16A及び第3の突出部16Cの少なくとも一方、及び第2の突出部16B及び第4の突出部16Dの少なくとも一方には、絶縁膜17が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電装置に関する。
従来の蓄電装置として、電極板の一方面に正極が形成され、他方面に負極が形成されたバイポーラ電極を備えたバイポーラ電池が知られている(特許文献1参照)。バイポーラ電池は、セパレータを介して複数のバイポーラ電極を積層してなる積層体を備えている。積層体には、シール用の絶縁性の枠体が設けられ、バイポーラ電極の積層によって形成される側面が保持されるようになっている。
特開2011−151016号公報
上述のような蓄電装置では、使用時のガスの発生に対するバッファとして、枠体と各バイポーラ電極との間に十分な広さの空間を有していることが好ましい。また、電極板によって隣接するバイポーラ電極の空間同士を仕切る場合、ガスの発生によってバイポーラ電極間に差圧が生じると、隣接するバイポーラ電極の電極板同士が接触して短絡してしまうことが考えられる。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、枠体と各バイポーラ電極との間に十分な空間を形成でき、かつ隣接するバイポーラ電極の電極板同士の短絡を防止できる蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る蓄電装置は、一方面側に正極が形成され、かつ他方面側に負極が形成された電極板からなるバイポーラ電極を有する蓄電装置であって、セパレータを介して第1のバイポーラ電極と第2のバイポーラ電極とを交互に積層してなる積層体と、第1のバイポーラ電極及び第2のバイポーラ電極の積層によって形成された積層体の側面を取り囲んで保持する絶縁性の枠体と、を備え、第1のバイポーラ電極の電極板における正極及び負極の未塗工部分には、一方面側に突出する第1の突出部と、他方面側に突出する第2の突出部とが設けられ、第2のバイポーラ電極の電極板における正極及び負極の未塗工部分には、第1の突出部と対向するように他方面側に突出する第3の突出部と、第2の突出部と対向するように一方面側に突出する第4の突出部とが設けられ、第1の突出部及び第3の突出部の少なくとも一方、及び第2の突出部及び第4の突出部の少なくとも一方には、絶縁膜が設けられている。
この蓄電装置では、電極板の未塗工部分に第1の突出部〜第4の突出部が設けられていることで、積層方向に隣接するバイポーラ電極同士の電極板の間隔が広がり、枠体と各バイポーラ電極との間に十分な空間を形成できる。また、電極板の未塗工部分に第1の突出部〜第4の突出部が設けられていることで、未塗工部分自体の剛性が向上すると共に、仮にガスの発生によってバイポーラ電極間に差圧が生じた場合であっても、突出部同士が絶縁膜を介して接触するため、電極板同士の短絡を防止できる。
また、第1の突出部と第3の突出部とが互いに接合されており、第2の突出部と第4の突出部とが互いに接合されていてもよい。この場合、バイポーラ電極の積層体のハンドリング性が向上し、枠体への組み付け作業が容易なものとなる。
また、第1の突出部と第3の突出部とが互いに離間しており、第2の突出部と第4の突出部とが互いに離間していてもよい。この場合、枠体と各バイポーラ電極との間の空間の形状が複雑化することを回避できる。
本発明によれば、枠体と各バイポーラ電極との間に十分な空間を形成でき、かつ隣接するバイポーラ電極の電極板同士の短絡を防止できる。
本発明の一実施形態に係る蓄電装置の構成を示す概略断面図である。 図1に示した蓄電装置の要部拡大断面図である。 変形例に係る蓄電装置の要部拡大断面図である。 (a)〜(c)は、突出部の変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一側面に係る蓄電装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る蓄電装置の構成を示す概略断面図である。同図に示す蓄電装置1は、バイポーラ電極3(図2参照)の積層体2を備えたバイポーラ電池である。蓄電装置1は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池などの二次電池、或いは電気二重層キャパシタである。蓄電装置1は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。以下の説明では、ニッケル水素二次電池を例示する。
蓄電装置1は、上述したバイポーラ電極3の積層体2と、積層体2を保持する枠体4と、積層体2を拘束する拘束部材5とを備えている。バイポーラ電極3は、一方面側に正極が形成され、かつ他方面側に負極が形成された電極板からなる電極である。バイポーラ電極3の詳細な構成については、後述する。
枠体4は、例えば絶縁性の樹脂を用いた射出成形によって矩形の筒状に形成されている。枠体4を構成する樹脂材料としては、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、又は変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)などが挙げられる。枠体4は、バイポーラ電極3の積層によって形成される積層体2の側面2aを取り囲んで保持している。
拘束部材5は、一対の拘束プレート21,21と、拘束プレート21,21同士を連結する連結部材(ボルト22及びナット23)とによって構成されている。拘束プレート21は、例えば鉄などの金属によって平板状に形成されている。拘束プレート21の縁部には、ボルト22を挿通させる挿通孔21aが枠体4よりも外側となる位置に設けられている。また、拘束プレート21の一面側には、絶縁性部材24を介して集電板25(25A,25B)が結合されている。これにより、拘束プレート21は、拘束機能と集電機能とを兼ねる集電板付き拘束プレートとなっている。拘束プレート21と集電板25との間に介在させる絶縁性部材24の形成材料としては、例えばウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリプロピレン、PA66等が挙げられる。
一方の拘束プレート21は、枠体4の内側で集電板25Aと積層体2の一端面とが当接するように枠体4の一端面に突き当てられ、他方の拘束プレート21は、枠体4の内側で集電板25Bと積層体2の他端面とが当接するように枠体4の他端面に突き当てられている。ボルト22は、例えば一方の拘束プレート21側から他方の拘束プレート21側に向かって挿通孔21aに通され、他方の拘束プレート21から突出するボルト22の先端には、ナット23が螺合されている。
これにより、積層体2及び枠体4が挟持されてユニット化されると共に、拘束荷重が付加される。また、集電板25A,25Bは、積層体2を積層方向に挟むように拘束プレート21と積層体2との間に配置される。集電板25Aには、正極端子26が接続され、集電板25Bには、負極端子27が接続されている。正極端子26及び負極端子27により、蓄電装置1の充放電を行うことができる。
続いて、上述した積層体2の構成、及び積層体2を構成するバイポーラ電極3の構成について、更に詳細に説明する。
積層体2は、図2に示すように、セパレータ6を介して複数のバイポーラ電極3を積層することによって構成されている。バイポーラ電極3のそれぞれは、電極板11と、電極板11の一方面に設けられた正極12と、電極板11の他方面に設けられた負極13とを有している。積層体2において、一のバイポーラ電極3の正極12は、セパレータ6を挟んで積層方向に隣り合う一方のバイポーラ電極3の負極13と対向し、一のバイポーラ電極3の負極13は、セパレータ6を挟んで積層方向に隣り合う他方のバイポーラ電極の正極12と対向している。
積層体2の一方の積層端(図1における上側の積層端)には、片面に負極のみが設けられた電極板(不図示)が積層されている。当該電極板は、セパレータ6を介して負極と最上層のバイポーラ電極3の正極12とが対向するように配置されている。また、積層体2の他方の積層端(図1における下側の積層端)には、正極のみが設けられた電極板(不図示)が積層されている。当該電極板は、セパレータ6を介して正極と最下層のバイポーラ電極3の負極13とが対向するように配置されている。
セパレータ6は、例えばシート状に形成されている。セパレータの形成材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等が例示される。また、セパレータ6は、フッ化ビニリデン樹脂化合物で補強されたものであってもよい。なお、セパレータ6は、シート状に限られず、袋状のものを用いてもよい。
電極板11は、例えばニッケルからなる金属箔である。電極板11の厚さは、例えば0.1μm〜1000μm程度となっている。正極12を構成する正極活物質としては、例えば水酸化ニッケルが挙げられる。負極13を構成する負極活物質としては、例えば水素吸蔵合金が挙げられる。電極板11の他方面における負極13の形成領域は、電極板11の一方面における正極12の形成領域に対して一回り大きくてもよい。
電極板11の縁部11cは、正極活物質及び負極活物質の塗工されない未塗工部分15となっており、枠体4の内壁4aに埋没した状態で枠体4に保持されている。これにより、積層方向に隣り合う電極板11,11間には、当該電極板11,11と枠体4の内壁4aとによって仕切られた空間Sが形成されている。当該空間には、例えば水酸化カリウム水溶液等のアルカリ溶液からなる電解液(不図示)が収容されている。
また、より詳細には、バイポーラ電極3は、未塗工部分15に第1の突出部16Aと第2の突出部16Bとが設けられた第1のバイポーラ電極3Aと、未塗工部分15に第3の突出部16Cと第4の突出部16Dとが設けられた第2のバイポーラ電極3Bとによって構成されている。
第1の突出部16A〜第4の突出部16Dは、例えばプレス加工によって電極板11への正極活物質及び負極活物質の塗工後に形成される。プレス加工による第1の突出部16A〜第4の突出部16Dの形成パターンは、立体トラスパターン、エンボスパターン、千鳥格子パターンなどの各種のパターンを採り得る。本実施形態では、第1の突出部16A〜第4の突出部16Dは、いずれも断面矩形状に形成され、第1の突出部16A〜第4の突出部16Dの形成部分の反対面側は、これらの突出部の形状に対応した凹部となっている。
第1の突出部16Aは、第1のバイポーラ電極3Aの未塗工部分15において正極12及び負極13寄りの位置に配置され、電極板11の一方面側(図2の上方側)に突出している。第2の突出部16Bは、第1のバイポーラ電極3Aの未塗工部分15において枠体4寄りの位置に配置され、電極板11の他方面側(図2の下方側)に突出している。
また、第3の突出部16Cは、第2のバイポーラ電極3Bの未塗工部分15において第1の突出部16Aと対向する位置に配置され、電極板11の他方面側(図2の下方側)に突出している。第4の突出部16Dは、第2のバイポーラ電極3Bの未塗工部分15において第2の突出部16Bと対向する位置に配置され、電極板11の一方面側(図2の上方側)に突出している。
本実施形態では、第1の突出部16Aの頂部及び第3の突出部16Cの頂部の少なくとも一方に絶縁膜17が設けられており、第1のバイポーラ電極3Aにおける第1の突出部16Aの頂部は、当該絶縁膜17を介した状態で、積層方向の一方側に隣接する第2のバイポーラ電極3Bの第3の突出部16Cの頂部に接合されている。また、第2の突出部16Bの頂部及び第4の突出部16Dの頂部の少なくとも一方に絶縁膜17が設けられており、第1のバイポーラ電極3Aにおける第2の突出部16Bの頂部は、当該絶縁膜17を介した状態で、積層方向の他方側に隣接する第2のバイポーラ電極3Bの第4の突出部16Dの頂部に接合されている。
絶縁膜17は、例えば絶縁性を有する樹脂の塗布によって形成される。このような樹脂材料としては、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、及びポリオレフィンなどが挙げられる。また、第1の突出部16Aの頂部と第3の突出部16Cの頂部との接合、及び第2の突出部16Bの頂部と第4の突出部16Dの頂部との接合には、例えばエポキシ樹脂系の接着剤を用いることができる。絶縁膜17による第1の突出部16Aの頂部と第3の突出部16Cの頂部との間の絶縁抵抗、及び第2の突出部16Bの頂部と第4の突出部16Dの頂部との間の絶縁抵抗は、例えば0.1MΩ以上となっている。
以上説明したように、蓄電装置1では、電極板11の未塗工部分15に第1の突出部16A〜第4の突出部16Dが設けられていることで、積層方向に隣接するバイポーラ電極3同士の電極板11,11の間隔が広がり、枠体4と各バイポーラ電極3との間に十分な空間Sを形成できる。したがって、使用時のガスの発生に対するバッファとして空間Sを活用することが可能となる。
また、電極板11の未塗工部分15に第1の突出部16A〜第4の突出部16Dが設けられていることで、未塗工部分15自体の剛性が向上すると共に、仮にガスの発生によってバイポーラ電極3,3間に差圧が生じた場合であっても、第1の突出部16Aと第3の突出部16Cとの間、及び第2の突出部16Bと第4の突出部16Dとの間に絶縁膜17がそれぞれ介在しているため、電極板11,11同士の短絡を防止できる。
また、蓄電装置1では、第1の突出部16Aと第3の突出部16Cとが互いに接合されており、第2の突出部16Bと第4の突出部16Dとが互いに接合されている。これにより、バイポーラ電極3の積層体2のハンドリング性が向上し、枠体4への組み付け作業が容易なものとなる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、第1の突出部16Aと第3の突出部16Cとが互いに接合されており、第2の突出部16Bと第4の突出部16Dとが互いに接合されているが、第1の突出部16Aと第3の突出部16Cとは、接合されずに単に当接している形態であってもよい。同様に、第2の突出部16Bと第4の突出部16Dとは、接合されずに単に当接している形態であってもよい。
また、図3に示すように、第1の突出部16Aと第3の突出部16Cとが互いに離間しており、第2の突出部16Bと第4の突出部16Dとが互いに離間していてもよい。図3に示す形態では、第1の突出部16Aの頂部及び第3の突出部16Cの頂部の双方に絶縁膜17が設けられているが、第1の突出部16Aの頂部及び第3の突出部16Cの頂部のいずれか一方にのみ絶縁膜17が設けられていてもよい。同様に、図3に示す形態では、第2の突出部16Bの頂部及び第4の突出部16Dの頂部の双方に絶縁膜17が設けられているが、第2の突出部16Bの頂部及び第4の突出部16Dの頂部のいずれか一方にのみ絶縁膜17が設けられていてもよい。
このような変形例の構成によっても、枠体4と各バイポーラ電極3との間に十分な空間Sを形成できる。また、ガスの発生によってバイポーラ電極3,3間に差圧が生じた場合であっても、第1の突出部16Aと第3の突出部16Cとの間、及び第2の突出部16Bと第4の突出部16Dとの間に絶縁膜17がそれぞれ介在しているため、電極板11,11同士の短絡を防止できる。枠体と各バイポーラ電極との間の空間の形状が複雑化することを回避できる。さらに、第1の突出部16A〜第4の突出部16Dの突出量が抑えられるので、枠体4と各バイポーラ電極3,3との間の空間Sの形状が複雑化することを回避できる。
また、上記実施形態では、第1の突出部16A〜第4の突出部16Dの頂部に絶縁膜17が設けられているが、絶縁膜17は、少なくとも頂部に設けられていればよく、第1の突出部16A〜第4の突出部16Dの側部、或いは未塗工部分15の平坦部にわたって絶縁膜17が設けられていてもよい。
さらに、上記実施形態では、断面矩形状の第1の突出部16A〜第4の突出部16Dを例示したが、第1の突出部16A〜第4の突出部16Dの形状はこれに限られるものではない。例えば図4(a)に示すように、断面半円形状の第1の突出部16A〜第4の突出部16Dを設けてもよく、図4(b)に示すように、断面三角形状の第1の突出部16A〜第4の突出部16Dを設けてもよい。また、図4(c)に示すように、断面矩形状の中実の第1の突出部16A〜第4の突出部16Dを設けてもよい。
1…蓄電装置、2…積層体、2a…側面、3…バイポーラ電極、3A…第1のバイポーラ電極、3B…第2のバイポーラ電極、4…枠体、6…セパレータ、11…電極板、12…正極、13…負極、15…未塗工部分、16A…第1の突出部、16B…第2の突出部、16C…第3の突出部、16D…第4の突出部、17…絶縁膜。

Claims (3)

  1. 一方面側に正極が形成され、かつ他方面側に負極が形成された電極板からなるバイポーラ電極を有する蓄電装置であって、
    セパレータを介して第1のバイポーラ電極と第2のバイポーラ電極とを交互に積層してなる積層体と、
    前記第1のバイポーラ電極及び前記第2のバイポーラ電極の積層によって形成された前記積層体の側面を取り囲んで保持する絶縁性の枠体と、を備え、
    前記第1のバイポーラ電極の前記電極板における前記正極及び前記負極の未塗工部分には、前記一方面側に突出する第1の突出部と、前記他方面側に突出する第2の突出部とが設けられ、
    前記第2のバイポーラ電極の前記電極板における前記正極及び前記負極の未塗工部分には、前記第1の突出部と対向するように前記他方面側に突出する第3の突出部と、前記第2の突出部と対向するように前記一方面側に突出する第4の突出部とが設けられ、
    前記第1の突出部及び前記第3の突出部の少なくとも一方、及び前記第2の突出部及び前記第4の突出部の少なくとも一方には、絶縁膜が設けられている蓄電装置。
  2. 前記第1の突出部と前記第3の突出部とが互いに接合されており、前記第2の突出部と前記第4の突出部とが互いに接合されている請求項1記載の蓄電装置。
  3. 前記第1の突出部と前記第3の突出部とが互いに離間しており、前記第2の突出部と前記第4の突出部とが互いに離間している請求項1記載の蓄電装置。
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