JP2018142459A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電モジュールを並列で設けた場合に、電圧監視部の個数の増加を抑制することができる蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電装置10において、中継集電部64,65は、第1発電部63Aの蓄電モジュール12に積層された導電板14B,14Cと、第2発電部63Bの蓄電モジュール12に積層された導電板14F,14Gと、導電板14B,14Cと導電板14F,14Gとを電気的に接続する接続部15C,15Dと、を備えている。このように、並列接続された第1発電部63Aと第2発電部63Bとは、中継集電部64,65を介して電気的に接続されることで、当該中継集電部64,65での電圧が互いに等しくなる。【選択図】図1

Description

本発明の一側面は、蓄電装置に関する。
電極板と、電極板の一方面に設けられた正極と、電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極が積層された積層体を有するバイポーラ電池が知られている(例えば特許文献1)。このバイポーラ電池では、積層体が樹脂製のシール材(枠体)によって囲まれることで蓄電モジュールが構成されている。また、バイポーラ電池は、蓄電モジュールを負極側の集電部及び正極側の集電部に接続することによって構成される。
特開2012−234823号公報
ここで、上述のような蓄電装置においては、複数の蓄電モジュールを並列に接続する場合がある。更に、並列に設けられた各発電部の中でも、複数層の蓄電モジュールを積層する場合がある。一方、複数の蓄電モジュールを用いて蓄電装置を構成する場合、蓄電装置内の各箇所における電圧を監視する必要がある。従って、蓄電モジュールの個数の増加に従って、電圧監視部の個数を増加させる必要がある。しかしながら、電圧監視部の個数が増加すると蓄電装置のコストが上昇してしまうという問題がある。従って、蓄電モジュールを並列で設けた場合に、蓄電装置に設けられる電圧監視部の個数の増加を抑制することが求められていた。
本発明の一側面は、蓄電モジュールを並列で設けた場合に、電圧監視部の個数の増加を抑制することができる蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る蓄電装置は、負極端子に電気的に接続された負極集電部と、正極端子に電気的に接続された正極集電部と、負極集電部及び正極集電部に対して並列に接続された少なくとも第1発電部及び第2発電部と、電圧を監視する電圧監視部と、を備える蓄電装置であって、第1発電部及び第2発電部は、中継集電部を介して積層された複数の蓄電モジュールを備え、蓄電モジュールは、電極板と、電極板の一方面に設けられた正極と、電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極が複数積層された積層体と、バイポーラ電極の積層方向に延在する積層体の側面において電極板の縁部を保持する枠体と、を備え、中継集電部は、第1発電部の蓄電モジュールに積層された第1導電板と、第2発電部の蓄電モジュールに積層された第2導電板と、第1導電板と第2導電板とを電気的に接続する接続部と、を備える。
この蓄電装置では、少なくとも第1発電部及び第2発電部が負極集電部及び正極集電部に対して並列に接続されている。そして、第1発電部及び第2発電部は、中継集電部を介して積層された複数の蓄電モジュールを備えている。このような構成を有する蓄電装置において、中継集電部は、第1発電部の蓄電モジュールに積層された第1導電板と、第2発電部の蓄電モジュールに積層された第2導電板と、第1導電板と第2導電板とを電気的に接続する接続部と、を備えている。このように、並列接続された第1発電部と第2発電部とは、中継集電部を介して電気的に接続されることで、当該中継集電部での電圧が互いに等しくなる。以上により、蓄電モジュールを並列で設けた場合に、蓄電装置に設けられる電圧監視部の個数の増加を抑制することができる。
中継集電部の第1導電板及び第2導電板には、冷媒が通過する空隙が設けられていてよい。これにより、第1導電板及び第2導電板が、蓄電モジュールを冷却するための冷却板としての機能も有する。
中継集電部の接続部は、中実な構成を有してよい。接続部は、蓄電モジュールとは異なる位置に設けられているものである。当該接続部に冷媒が通過する空隙を設けても、冷却効率は低い。従って、接続部には空隙を設けず中実な構成とすることで、冷却効率の低い箇所に冷媒を流すことを抑制できる。
枠体は、電極板の縁部を保持する複数の第1樹脂部と、積層方向から見て第1樹脂部の周囲に設けられた第2樹脂部と、を備えてよい。これによって、蓄電モジュールのシール性を向上できる。
電圧監視部は、中継集電部に接続されていてよい。中継集電部に接続された電圧監視部によって、当該位置における第1発電部及び第2発電部の電圧を同時に監視することができる。すなわち、第1発電部と第2発電部のそれぞれに電圧監視部を設ける必要が無くなるので、必要な電圧監視部の個数を低減することができる。
本発明の一側面によれば、蓄電モジュールを並列で設けた場合に、電圧監視部の個数の増加を抑制することができる蓄電装置が提供され得る。
蓄電モジュールを備える蓄電装置の一実施形態を示す概略断面図である。 図1の蓄電装置を構成する蓄電モジュールを示す概略断面図である。 比較例に係る蓄電装置の概略断面図である。 本実施形態及び比較例に係る蓄電装置の回路図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。図面にはXYZ直交座標系が示される。
図1は、蓄電モジュールを備える蓄電装置の一実施形態を示す概略断面図である。同図に示す蓄電装置10は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。蓄電モジュール12は例えばバイポーラ電池である。蓄電モジュール12は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池等の二次電池であるが、電気二重層キャパシタであってもよい。以下の説明では、ニッケル水素二次電池を例示する。
蓄電装置10は、負極端子26に電気的に接続された負極集電部61と、正極端子24に電気的に接続された正極集電部62と、負極集電部61及び正極集電部62に対して並列に接続された第1発電部63A及び第2発電部63Bと、を備える。第1発電部63A及び第2発電部63Bは、中継集電部64、65を介して積層された複数の蓄電モジュール12を備える。第1発電部63Aは、複数の蓄電モジュール12と金属板等の導電板14を交互に積層することによって構成されている。また、各集電部61,62のうち第1発電部63Aに対応する部分は、第1発電部63Aの積層方向における両端の蓄電モジュール12の外側にそれぞれ導電板14を積層することによって構成される。第2発電部63Bは、複数の蓄電モジュール12と金属板等の導電板14を交互に積層することによって構成されている。また、各集電部61,62のうち第2発電部63Bに対応する部分は、第2発電部63Bの積層方向における両端の蓄電モジュール12の外側にそれぞれ導電板14を積層することによって構成される。なお、蓄電装置10の各構成要素の配置等についての詳細は後述する。
積層方向から見て、蓄電モジュール12及び導電板14は例えば矩形形状を有する。導電板14は、蓄電モジュール12において発生した熱を放出するための放熱板としても機能し得る。導電板14には、冷媒が通過する複数の空隙14aが形成されている。導電板14の内部に設けられた複数の空隙14aを空気等の冷媒が通過することにより、蓄電モジュール12からの熱を効率的に外部に放出できる。各空隙14aは例えば積層方向に交差する方向(Y方向)に延在する。積層方向から見て、導電板14は、蓄電モジュール12よりも小さいが、蓄電モジュール12と同じかそれより大きくてもよい。
蓄電装置10は、交互に積層された蓄電モジュール12及び導電板14を積層方向に拘束する拘束部材16を備え得る。拘束部材16は、一対の拘束プレート16A,16Bと、拘束プレート16A,16B同士を連結する連結部材(ボルト18及びナット20)とを備える。拘束プレート16A,16Bは、第1発電部63A及び第2発電部63Bを並列に並べた状態で同時に拘束することができる。各拘束プレート16A,16Bと導電板14との間には、例えば樹脂フィルム等の絶縁フィルム22が配置される。各拘束プレート16A,16Bは、例えば鉄等の金属によって構成されている。積層方向から見て、各拘束プレート16A,16B及び絶縁フィルム22は例えば矩形形状を有する。絶縁フィルム22は導電板14よりも大きくなっており、各拘束プレート16A,16Bは、蓄電モジュール12を並列に並べた大きさよりも大きくなっている。積層方向から見て、拘束プレート16Aの縁部には、ボルト18の軸部を挿通させる挿通孔16A1が蓄電モジュール12よりも外側となる位置に設けられている。同様に、積層方向から見て、拘束プレート16Bの縁部には、ボルト18の軸部を挿通させる挿通孔16B1が蓄電モジュール12よりも外側となる位置に設けられている。積層方向から見て各拘束プレート16A,16Bが矩形形状を有している場合、挿通孔16A1及び挿通孔16B1は、拘束プレート16A,16Bの角部に位置する。
一方の拘束プレート16Aは、負極集電部61を構成する導電板14に絶縁フィルム22を介して突き当てられ、他方の拘束プレート16Bは、正極集電部62を構成する導電板14に絶縁フィルム22を介して突き当てられている。ボルト18は、例えば一方の拘束プレート16A側から他方の拘束プレート16B側に向かって挿通孔16A1に通され、他方の拘束プレート16Bから突出するボルト18の先端には、ナット20が螺合されている。これにより、絶縁フィルム22、導電板14及び蓄電モジュール12が挟持されてユニット化されると共に、積層方向に拘束荷重が付加される。
図2は、図1の蓄電装置を構成する蓄電モジュールを示す概略断面図である。同図に示す蓄電モジュール12は、複数のバイポーラ電極32が積層された積層体30を備える。バイポーラ電極32の積層方向から見て積層体30は例えば矩形形状を有する。隣り合うバイポーラ電極32間にはセパレータ40が配置され得る。バイポーラ電極32は、電極板34と、電極板34の一方面に設けられた正極36と、電極板34の他方面に設けられた負極38とを含む。積層体30において、一のバイポーラ電極32の正極36は、セパレータ40を挟んで積層方向に隣り合う一方のバイポーラ電極32の負極38と対向し、一のバイポーラ電極32の負極38は、セパレータ40を挟んで積層方向に隣り合う他方のバイポーラ電極32の正極36と対向している。積層方向において、積層体30の一端には、内側面に負極38が配置された電極板34(負極側終端電極)が配置され、他端には、内側面に正極36が配置された電極板34(正極側終端電極)が配置される。負極側終端電極の負極38は、セパレータ40を介して最上層のバイポーラ電極32の正極36と対向している。正極側終端電極の正極36は、セパレータ40を介して最下層のバイポーラ電極32の負極38と対向している。これら終端電極の電極板34はそれぞれ隣り合う導電板14(図1参照)に接続される。
蓄電モジュール12は、バイポーラ電極32の積層方向に延在する積層体30の側面30aにおいて電極板34の縁部34aを保持する枠体50を備える。枠体50は、積層体30の側面30aを取り囲むように構成されている。側面50sは、バイポーラ電極32の積層方向から見て例えば矩形形状を有している。この場合、側面50sは4つの矩形面から構成される。枠体50は、電極板34の縁部34aを保持する第1樹脂部52と、積層方向から見て第1樹脂部52の周囲に設けられる第2樹脂部54とを備え得る。
枠体50の内壁を構成する第1樹脂部52は、各バイポーラ電極32の電極板34の一方面(正極36が形成される面)から縁部34aにおける電極板34の端面にわたって設けられている。バイポーラ電極32の積層方向から見て、各第1樹脂部52は、各バイポーラ電極32の電極板34の縁部34a全周にわたって設けられている。隣り合う第1樹脂部52同士は、各バイポーラ電極32の電極板34の他方面(負極38が形成される面)の外側に延在する面において溶着している。その結果、第1樹脂部52には、各バイポーラ電極32の電極板34の縁部34aが埋没して保持されている。各バイポーラ電極32の電極板34の縁部34aと同様に、積層体30の両端に配置された電極板34の縁部34aも第1樹脂部52に埋没した状態で保持されている。これにより、積層方向に隣り合う電極板34,34間には、当該電極板34,34と第1樹脂部52とによって気密に仕切られた内部空間Vが形成されている。当該内部空間Vには、例えば水酸化カリウム水溶液等のアルカリ溶液からなる電解液(不図示)が収容されている。
枠体50の外壁を構成する第2樹脂部54は、バイポーラ電極32の積層方向において積層体30の全長にわたって延在する筒状部である。第2樹脂部54は、バイポーラ電極32の積層方向に延在する第1樹脂部52の外側面を覆っている。第2樹脂部54は、バイポーラ電極32の積層方向に延在する内側面において第1樹脂部52の外側面に溶着されている。
電極板34は、例えばニッケルからなる矩形の金属箔である。電極板34の縁部34aは、正極活物質及び負極活物質の塗工されない未塗工領域となっており、当該未塗工領域が枠体50の内壁を構成する第1樹脂部52に埋没して保持される領域となっている。正極36を構成する正極活物質としては、例えば水酸化ニッケルが挙げられる。負極38を構成する負極活物質としては、例えば水素吸蔵合金が挙げられる。電極板34の他方面における負極38の形成領域は、電極板34の一方面における正極36の形成領域に対して一回り大きくなっている。
セパレータ40は、例えばシート状に形成されている。セパレータ40を形成する材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン等からなる織布又は不織布等が例示される。また、セパレータ40は、フッ化ビニリデン樹脂化合物等で補強されたものであってもよい。
枠体50(第1樹脂部52及び第2樹脂部54)は、例えば絶縁性の樹脂を用いた射出成形によって矩形の筒状に形成されている。枠体50を構成する樹脂材料としては、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、又は変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)等が挙げられる。
図1に戻り、蓄電装置10の各構成要素の接続関係についてより詳細に説明する。
蓄電装置10では、拘束プレート16A,16B間のX方向の一方側(負側)に、第1発電部63Aを構成する蓄電モジュール12A,12B,12Cと、導電板14A,14B,14C,14Dと、が交互に積層されている。具体的には、拘束プレート16Aと蓄電モジュール12Aとの間に導電板14Aが配置されている。蓄電モジュール12Aと蓄電モジュール12Bとの間に導電板14Bが配置されている。蓄電モジュール12Bと蓄電モジュール12Cとの間に導電板14Cが配置されている。蓄電モジュール12Cと拘束プレート16Bとの間に導電板14Dが配置されている。
拘束プレート16A,16B間のX方向の他方側(正側)に、第2発電部63Bを構成する蓄電モジュール12D,12E,12Fと、導電板14E,14F,14G,14Hと、が交互に積層されている。具体的には、拘束プレート16Aと蓄電モジュール12Dとの間に導電板14Eが配置されている。蓄電モジュール12Dと蓄電モジュール12Eとの間に導電板14Fが配置されている。蓄電モジュール12Eと蓄電モジュール12Fとの間に導電板14Gが配置されている。蓄電モジュール12Fと拘束プレート16Bとの間に導電板14Hが配置されている。
導電板14Aと導電板14Eとは、接続部15Aによって電気的に接続される。また、導電板14Eからは負極端子26が引き出されている。これにより、導電板14A,14E及び接続部15Aによって負極集電部61が構成される。すなわち、負極集電部61は、第1発電部63Aの蓄電モジュール12Aと積層方向に接続される導電板14Aと、第2発電部63Bの蓄電モジュール12Dと積層方向に接続される14Eと、導電板14Aと導電板14Eとを電気的に接続する接続部15Aと、を備えて構成される。
導電板14Dと導電板14Hとは、接続部15Bによって電気的に接続される。また、導電板14Hからは正極端子24が引き出されている。これにより、導電板14D,14H及び接続部15Bによって正極端子24が構成される。すなわち、正極集電部62は、第1発電部63Aの蓄電モジュール12Cと積層方向に接続される導電板14Dと、第2発電部63Fの蓄電モジュール12Fと積層方向に接続される14Hと、導電板14Dと導電板14Hとを電気的に接続する接続部15Bと、を備えて構成される。
導電板14Bと導電板14Fとは、接続部15Cによって電気的に接続される。これにより、導電板14B,14F及び接続部15Cによって中継集電部64が構成される。すなわち、中継集電部64は、第1発電部63Aの蓄電モジュール12A,12Bに積層された導電板14Bと、第2発電部63Bの蓄電モジュール12D,12Eに積層された導電板14Fと、導電板14Bと導電板14Fとを電気的に接続する接続部15Cと、を備えて構成される。
導電板14Cと導電板14Gとは、接続部15Dによって電気的に接続される。これにより、導電板14C,14G及び接続部15Dによって中継集電部65が構成される。すなわち、中継集電部65は、第1発電部63Aの蓄電モジュール12B,12Cに積層された導電板14Cと、第2発電部63Bの蓄電モジュール12E,12Fに積層された導電板14Gと、導電板14Cと導電板14Gとを電気的に接続する接続部15Dと、を備えて構成される。
接続部15A,15B,15C,15Dは、中実な構成を有する。すなわち、接続部15A,15B,15C,15Dには、各導電板のように冷媒用の空隙が形成されていない。なお、図1に示す例では、接続部15A,15B,15C,15Dは、各導電板に比して厚み(Z方向の大きさ)が薄くなっているが、各導電板と同等の厚みでもよい。また、接続部15A,15B,15C,15Dの各導電板に対する厚み方向の位置は特に限定されない。また、接続部15A,15B,15C,15DのY方向の大きさは、各電極板に比して小さくてもよいが、導電板と同等の大きさでもよい。また、接続部15A,15B,15C,15Dは、Y方向に複数個に分割されていてもよい。また、接続部15A,15B,15C,15Dは、板状の部材で構成されてもよく、ワイヤ等の線状の部材で構成されてもよい。また、接続部15A,15B,15C,15Dは、対応する導電板14に別部材を接続することで構成されていてもよいが、対応する導電板14と一体的に構成されていてもよい。また、接続部と、第1発電部63Aに対応する導電板14と、第2発電部63Bに対応する導電板14とが、一枚の板として構成されていてもよい。
負極集電部61、正極集電部62、中継集電部64,65には、電圧を監視する電圧監視部70A,70B,70C,70Dがそれぞれ接続されている。負極集電部61には、負極端子26を介して電圧監視部70Aが接続される。正極集電部62には、正極端子24を介して電圧監視部70Bが接続される。中継集電部64には、接続部15Cの位置に電圧監視部70Cが接続される。中継集電部65には、接続部15Dの位置に電圧監視部70Dが接続される。なお、各電圧監視部70A,70B,70C,70Dは、各集電部のどの位置に接続されてもよい。
以上の様な構成により、図4(a)に示すような回路構成が成り立つ。図4(a)に示すように、第1発電部63Aでは、蓄電モジュール12A,12B,12Dが直列に接続され、第2発電部63Bでは、蓄電モジュール12D,12E,12Fが直列に接続されている。また、第1発電部63Aと第2発電部63Bとの間は、中継集電部64,65にて接続されている。
次に、本実施形態に係る蓄電装置10の作用・効果について説明する。
まず、図3及び図4(b)を参照して、比較例に係る蓄電装置100について説明する。比較例に係る蓄電装置100は、本実施形態に係る蓄電装置10の中継集電部64,65のような接続部15C,15Dが設けられていない。すなわち、第1発電部63Aに積層された導電板と、第2発電部63Bに積層された導電板とが、電気的に接続されておらず、互いに電気的に独立している。従って、第1発電部63Aに積層された導電板と、第2発電部63Bに積層された導電板とのそれぞれに対して一つずつ電圧監視部70を設けなくてはならない。具体的には、第1発電部63Aに積層された導電板14Bに電圧監視部70Eが設けられ、第2発電部63Bに積層された導電板14Fに電圧監視部70Gが設けられる。第1発電部63Aに積層された導電板14Cに電圧監視部70Fが設けられ、第2発電部63Bに積層された導電板14Gに電圧監視部70Hが設けられる。このように、蓄電装置100では、発電部の並列数が増加するに従って、各発電部の導電板14に対して電圧監視部70を設ける必要があるため、電圧監視部70の数が増加してしまう。特に、発電部の並列数(例えばN個)が多い場合は、各発電部内での蓄電モジュールの積層数が1つ増えただけでも、必要な電圧監視部70はN個増加してしまう。このように、蓄電装置100内の電圧監視部70の個数が多くなり、コストが上昇してしまう。
一方、本実施形態に係る蓄電装置10では、少なくとも第1発電部63A及び第2発電部63Bが負極集電部61及び正極集電部62に対して並列に接続されている。そして、第1発電部63A及び第2発電部63Bは、中継集電部64,65を介して積層された複数の蓄電モジュール12を備えている。このような構成を有する蓄電装置10において、中継集電部64,65は、第1発電部63Aの蓄電モジュール12に積層された導電板14B,14C(第1導電板)と、第2発電部63Bの蓄電モジュール12に積層された導電板14F,14G(第2導電板)と、導電板14B,14Cと導電板14F,14Gとを電気的に接続する接続部15C,15Dと、を備えている。このように、並列接続された第1発電部63Aと第2発電部63Bとは、中継集電部64,65を介して電気的に接続されることで、当該中継集電部64,65での電圧が互いに等しくなる。従って、本実施形態においては、中継集電部64,65に接続された電圧監視部70C,70Dによって、当該位置における第1発電部63A及び第2発電部63Bの電圧を同時に監視することができる。すなわち、第1発電部63Aと第2発電部63のそれぞれに電圧監視部70を設ける必要が無くなるので、必要な電圧監視部70の個数を低減することができる。以上により、蓄電モジュール12を並列で設けた場合に、蓄電装置10に設けられる電圧監視部70の個数の増加を抑制することができる。特に、発電部の並列数(例えばN個)が多い場合は、各発電部内での蓄電モジュールの積層数が1つ増えたら、必要な電圧監視部70は1個増加するだけである。
中継集電部64,65の導電板14B,14C及び導電板14F,14Gには、冷媒が通過する空隙14aが設けられていている。これにより、導電板14B,14C,14F,14Gが、蓄電モジュール12を冷却するための冷却板としての機能も有する。
中継集電部64,65の接続部15C,15Dは、中実な構成を有している。接続部15C,15Dは、蓄電モジュール12とは異なる位置に設けられているものである。当該接続部15C,15Dに冷媒が通過する空隙を設けても、冷却効率は低い。従って、接続部15C,15Dには空隙を設けず中実な構成とすることで、冷却効率の低い箇所に冷媒を流すことを抑制できる。
枠体50は、電極板34の縁部を保持する複数の第1樹脂部52と、積層方向から見て第1樹脂部52の周囲に設けられた第2樹脂部54と、を備えている。これによって、蓄電モジュール12のシール性を向上できる。
電圧監視部70は、中継集電部64,65に接続されていている。中継集電部64,65に接続された電圧監視部70C,70Dによって、当該位置における第1発電部63A及び第2発電部63Bの電圧を同時に監視することができる。すなわち、第1発電部63Aと第2発電部63Bのそれぞれに電圧監視部70を設ける必要が無くなるので、必要な電圧監視部70の個数を低減することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明されたが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上述の実施形態では、中継集電部64,65の両方に対して電圧監視部70が設けられていたが、一方の中継集電部から電圧監視部70を省略してもよい。あるいは、中継集電部64,65に接続される電圧監視部70を省略してもよい。すなわち、中継集電部64,65を採用することで、第1発電部63Aと第2発電部63Bとは電圧が等しくなるため、各発電部における中継位置における電圧監視部70を省略し、負極集電部61及び正極集電部62に接続した電圧監視部70のみで電圧を監視してもよい。
例えば、蓄電装置の発電部の並列数は上述の実施形態は2つであったが、3つ以上でもよい。また、一つあたりの発電部の蓄電モジュールの積層数は3つであったが、2つでもよく、4つ以上であってもよい。
12…蓄電モジュール、14B,14C…導電板(第1導電板)、14F,14G…導電板(第2導電板)、15C,15D…接続部、30…積層体、30a…側面、32…バイポーラ電極、34…電極板、34a…縁部、36…正極、38…負極、50…枠体、52…第1樹脂部、54…第2樹脂部、61…負極集電部、62…正極集電部、63A…第1発電部、63B…第2発電部、64,65…中継集電部、70…電圧監視部。

Claims (5)

  1. 負極端子に電気的に接続された負極集電部と、
    正極端子に電気的に接続された正極集電部と、
    前記負極集電部及び前記正極集電部に対して並列に接続された少なくとも第1発電部及び第2発電部と、
    電圧を監視する電圧監視部と、を備える蓄電装置であって、
    前記第1発電部及び前記第2発電部は、中継集電部を介して積層された複数の蓄電モジュールを備え、
    前記蓄電モジュールは、
    電極板と、前記電極板の一方面に設けられた正極と、前記電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極が複数積層された積層体と、
    前記バイポーラ電極の積層方向に延在する前記積層体の側面において前記電極板の縁部を保持する枠体と、を備え、
    前記中継集電部は、
    前記第1発電部の前記蓄電モジュールに積層された第1導電板と、
    前記第2発電部の前記蓄電モジュールに積層された第2導電板と、
    前記第1導電板と前記第2導電板とを電気的に接続する接続部と、を備える、蓄電装置。
  2. 前記中継集電部の前記第1導電板及び前記第2導電板には、冷媒が通過する空隙が設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記中継集電部の前記接続部は、中実な構成を有する、請求項1又は2に記載の蓄電装置。
  4. 前記枠体は、
    前記電極板の前記縁部を保持する複数の第1樹脂部と、
    前記積層方向から見て前記第1樹脂部の周囲に設けられた第2樹脂部と、を備える、請求項1〜3の何れか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記電圧監視部は、前記中継集電部に接続されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の蓄電装置。
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