JP2018069777A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつコンパクトな構成でアームレストをシートバックとともに起きた姿勢に回動させることができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シートは、シートクッションと、シートクッションに対し起立位置とシートクッションに近づくように倒れる倒伏位置との間で回動可能なシートバックS2と、シートバックS2に対し使用位置とシートバックS2に収納される収納位置との間で回動可能なアームレストARとを備える。アームレストARは、回動可能に支持される軸部31と、左右方向から見て軸部31からずれた位置に配置された突出部32とを有する。乗物用シートは、シートバックS2に移動可能に設けられ、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させるときに突出部32に係合し、起立位置でアームレストARを収納位置から使用位置に回動させるときに突出部32との係合が解除される係合部材100をさらに備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、シートクッションに対し起立位置と倒伏位置との間で回動可能なシートバックと、シートバックに対し使用位置と収納位置との間で回動可能なアームレストとを備える乗物用シートに関する。
自動車などに適用される乗物用シートとして、例えば、特許文献1には、後部座席のシートバックに、アームレストが使用位置と収納位置との間で回動可能にシートバックに取り付けられ、アームレストの使用位置のときに上面となる部分にエアコンやリクライニング装置などの車載装置を操作する操作スイッチが設けられた後部座席が開示されている。特許文献1の座席は、アームレストのシートバックへの取付部にロータリースイッチが配してあり、アームレストが使用位置のときは導通を許容して操作スイッチの操作を有効とし、アームレストが使用位置以外の位置にあるときは導通を遮断して操作スイッチの操作を無効とするように構成されている。また、特許文献2には、リヤシートのシートバックが、シートクッションに対し、シートクッションの上面と重なるように前に倒れた位置と、起きた位置との間で回動可能に構成されたものが開示されている。
特開2005−104251号公報 特開2006−076467号公報
ところで、倒れた位置と起きた位置との間で回動可能なシートバックに、回動可能なアームレストを設けた場合、ユーザの利便性の観点から、シートバックを倒れた位置から起こす際に、アームレストが使用位置に残ったままとならないよう、アームレストもシートバックとともに移動できることが望まれる。そして、そのような機構は、簡単かつコンパクトな構成であることが望ましい。
そこで、本発明は、簡単かつコンパクトな構成でアームレストをシートバックとともに起きた姿勢に回動させることができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、シートバックとアームレストの連動機構を構成する係合部材のがたつきや、がたつきによる音の発生を抑制することができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、連動機構を有する構成でアームレストを収納位置から使用位置に良好に動作させることができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、シートバックを倒伏位置から起立位置に回動させるときに連動機構を良好に機能させることができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、係合部材を各部の機能上、最適な材料から形成することができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、係合部材を良好に動作させることができる乗物用シートを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の乗物用シートは、シートクッションと、前記シートクッションに対し、起立位置と、前記シートクッションに近づくように倒れる倒伏位置との間で回動可能なシートバックと、前記シートバックに対し、使用位置と、前記シートバックに収納される収納位置との間で回動可能なアームレストと、を備え、前記アームレストは、回動可能に支持される軸支部と、左右方向から見て前記軸支部からずれた位置に配置されたアームレスト側係合部とを有し、前記シートバックに移動可能に設けられ、少なくとも前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部に係合し、前記起立位置で少なくとも前記アームレストを前記収納位置から前記使用位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部との係合が解除される係合部材をさらに備えることを特徴とする。
このような構成によれば、シートバックを倒伏位置から起立位置に回動させるときに係合部材がアームレスト側係合部に係合するので、アームレストをシートバックとともに起きた姿勢に回動させることができる。そして、このシートバックとアームレストの連動機構は、軸支部を中心に回動可能に設けられたアームレストのアームレスト側係合部に、係合部材が係合することで実現できるので、簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、左右方向から見たときの外周面に、前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部を受け入れて前記アームレスト側係合部に係合する開口部を有する構成とすることができる。
これによれば、アームレスト側係合部と係合する部分を突出させて設ける構成と比較して、係合部材をコンパクトな構成とできるので、連動機構をコンパクトな構成とすることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記シートバックは、前記アームレストの回動動作をガイドするガイド穴を有し、前記アームレスト側係合部は、左右方向に突出し、前記ガイド穴に係合して前記ガイド穴にガイドされる突出部である構成とすることができる。
これによれば、ガイド穴にガイドされる部分とは別にアームレスト側係合部を設ける必要がないので、連動機構を簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記アームレスト側係合部と前記係合部材は、少なくとも前記アームレストが前記収納位置にあるときに、当接している構成とすることができる。
これによれば、シートバックに移動可能に設けられた係合部材を押さえておくことが可能となるので、係合部材のがたつきや、がたつきによる音の発生を抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部に係合する係合面と、前記係合面とは別に設けられ、少なくとも前記アームレストが前記収納位置にあるときに前記アームレスト側係合部に当接する当接面とを有する構成とすることができる。
これによれば、アームレストが収納位置にあるときにはアームレスト側係合部と係合部材との係合が解除された状態となるので、連動機構を有する構成でアームレストを収納位置から使用位置に良好に動作させることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、前記シートバックを前記起立位置から前記倒伏位置に回動させたときに前記アームレスト側係合部と係合する方向に回動する構成とすることができる。
これによれば、係合部材がアームレスト側係合部に係合しやすくなるので、シートバックを倒伏位置から起立位置に回動させるときに連動機構を良好に機能させることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させたときに前記アームレスト側係合部との係合を解除する方向に回動する構成とすることができる。
これによれば、係合部材がアームレスト側係合部から外れやすくなるので、連動機構を有する構成でアームレストを収納位置から使用位置に良好に動作させることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、自重で回動するように設けられている構成とすることができる。
これによれば、係合部材を所定方向に回動させるためのバネなどを設ける必要がないので、連動機構を簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、前記アームレスト側係合部は、少なくとも前記シートバックが起立位置で前記アームレストを前記使用位置から前記収納位置に回動させたときに前記当接面に当接して押すことで前記係合部材を回動させる構成とすることができる。
これによれば、係合部材を周囲の部材から離した状態に保持することが可能となるので、係合部材のがたつきや、がたつきによる音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、係合部材本体と、少なくとも前記アームレスト側係合部と係合する部分を覆う被覆部材とを有する構成とすることができる。
これによれば、係合部材本体と被覆部材のそれぞれをその機能上、最適な材料から形成することができる。例えば、係合部材本体を金属製とすることで係合部材の強度を確保することができ、被覆部材を樹脂製とすることでアームレスト側係合部と係合部材との摺接音を抑制したり、摩耗を抑制したりすることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、回動軸の周囲の部分が他部材によって前記回動軸方向で挟まれており、前記被覆部材は、前記他部材に挟まれる部分に設けられ、前記他部材に向けて突出する凸部を有する構成とすることができる。
これによれば、係合部材と他の部材との接触面積を小さくできるので、係合部材と他の部材との摺動抵抗を小さくできるため、係合部材を良好に動作させることができる。
本発明によれば、簡単かつコンパクトな構成でアームレストをシートバックとともに起きた姿勢に回動させることができる。
また、本発明によれば、係合部材を左右方向から見たときの外周面にアームレスト側係合部を受け入れて係合可能な開口部を有する構成とすることで、連動機構をコンパクトな構成とすることができる。
また、本発明によれば、アームレスト側係合部をシートバックに設けられたガイド穴にガイドされる突出部とすることで、連動機構を簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
また、本発明によれば、アームレスト側係合部と係合部材を少なくともアームレストが収納位置にあるときに当接する構成とすることで、係合部材のがたつきや、がたつきによる音の発生を抑制することができる。
また、本発明によれば、係合部材を係合面と当接面とを有する構成とすることで、連動機構を有する構成でアームレストを収納位置から使用位置に良好に動作させることができる。
また、本発明によれば、係合部材をシートバックを起立位置から倒伏位置に回動させたときにアームレスト側係合部と係合する方向に回動する構成とすることで、シートバックを倒伏位置から起立位置に回動させるときに連動機構を良好に機能させることができる。
また、本発明によれば、係合部材をシートバックを倒伏位置から起立位置に回動させたときにアームレスト側係合部との係合を解除する方向に回動する構成とすることで、連動機構を有する構成でアームレストを収納位置から使用位置に良好に動作させることができる。
また、本発明によれば、係合部材を自重で回動するように設けることで、連動機構を簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
また、本発明によれば、アームレスト側係合部をアームレストを使用位置から収納位置に回動させたときに当接面に当接して押すことで係合部材を回動させる構成とすることで、係合部材のがたつきや、がたつきによる音の発生をより抑制することができる。
また、本発明によれば、係合部材を係合部材本体と被覆部材とを有する構成とすることで、係合部材本体と被覆部材のそれぞれをその機能上、最適な材料から形成することができる。
また、本発明によれば、被覆部材を係合部材の他部材に挟まれる部分に設け、他部材に向けて突出する凸部を有する構成とすることで、係合部材を良好に動作させることができる。
実施形態に係る乗物用シートとしての車両用シートの斜視図である。 アームレストが使用位置にある状態の車両用シートの斜視図である。 シートバックが起立位置にある状態の車両用シートの側面図(a)と、シートバックが倒伏位置にある状態の車両用シートの側面図(b)である。 アームレストが使用位置にある状態の車両用シートの側面図である。 シートバックとアームレストの連動機構と、アームレストの操作部の通電状態を切り替える切替機構の斜視図である。 アームレスト、支持ブラケット、シートバックフレームおよび係合部材を示す斜視図(a)と、係合部材の端部を拡大して示す側面図(b)である。 図6(a)のX−X断面に相当する係合部材と支持ブラケットの断面図である。 シートバックフレーム、第1ブラケット、切替機構およびクリップを示す斜視図(a)と、スイッチおよびレバー部材の側面図(b)である。 アームレストが使用位置にあるときの切替機構の側面図である。 アームレストが収納位置にあるときの切替機構の側面図である。 シートバックが起立位置にあり、アームレストが収納位置にあるときの連動機構の側面図である。 アームレストが収納位置から使用位置に回動し始めたときの連動機構の側面図である。 シートバックが起立位置にあり、アームレストが使用位置にあるときの連動機構の側面図である。 シートバックが倒伏位置にあるときの連動機構の側面図である。 シートバックが倒伏位置から起立位置に回動し始めたときの連動機構の側面図である。 シートバックフレームの斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明において、前後、左右、上下は、乗物用シートに座る乗員を基準とする。
図1に示すように、本実施形態に係る乗物用シートは、一例として、運転席と助手席を有する前部座席と、前部座席の後方に設けられた後部座席とを備える2列タイプのセダン型自動車の後部座席に使用される車両用シートSとして構成されている。車両用シートSは、シートクッションS1と、シートバックS2と、アームレストARとを主に備えている。つまり、アームレストARは、セダン型自動車の後部座席に設けられている。
図2に示すように、アームレストARは、シートバックS2に対し、使用するときの位置である使用位置と、シートバックS2に収納される収納位置(図1参照)との間で前後に回動可能に支持されている。アームレストARは、図2に示す使用位置にあるときの上面の前端部に設けられた操作部11と、操作部11の後方に設けられたカップホルダ12とを有している。操作部11は、オーディオ機器や空調機器などを操作するための構成であり、操作ボタン13やディスプレイ14などを有している。操作部11は、アームレストARを収納位置から使用位置に回動させたときに通電されることで操作可能となる。
図3(a)に示すように、シートバックS2は、シートクッションS1に対し、乗員がシートクッションS1(車両用シートS)に着座可能となる起立位置と、図3(b)に示すように、シートクッションS1に近づくように前に倒れる倒伏位置との間で前後に回動可能に設けられている。
図4に示すように、シートバックS2は、骨格を構成するフレームとしてのシートバックフレーム20を有し、アームレストARは、骨格を構成するアームレストフレーム30を有している。シートバックS2およびアームレストARは、シートバックフレーム20やアームレストフレーム30に、図示しないクッション材や表皮材などを被せることで構成されている。
シートバックフレーム20には、支持部材としての支持ブラケット40が設けられている。図5に示すように、支持ブラケット40は、アームレストARを回動可能に支持する部材である。支持ブラケット40は、板金からなり、その後部の上下の端に、アームレストARの左右方向外側に向けて延出する接合部45が設けられている。支持ブラケット40は、接合部45がシートバックフレーム20に溶接されることで(溶接部W1参照)、シートバックフレーム20に連結されている。図9に示すように、支持ブラケット40は、左右方向から見て、略矩形状をなし、前端部がシートバックフレーム20から前方に突出するように配置され、後端がシートバックフレーム20の後端と略重なるように配置されている。
図5に戻り、支持ブラケット40は、左右に貫通した軸支穴41およびガイド穴42を有している。軸支穴41は、アームレストARを回動可能に軸支する略円形の穴であり、支持ブラケット40の前端部の上下方向中央部に設けられている。また、ガイド穴42は、アームレストARの回動動作をガイドする長穴であり、左右方向から見て、軸支穴41の上方から後方にわたって軸支穴41を中心とした略円弧状に形成されている。このような支持ブラケット40は、アームレストARの左右両側に1つずつに設けられている(一方のみ図示)。
アームレストフレーム30は、軸支部としての軸部31と、アームレスト側係合部としての突出部32とを有している。
軸部31は、アームレストフレーム30の後端部からアームレストARの左右方向外側に突出するように設けられている。軸部31は、アームレストフレーム30の左右両側に1つずつ設けられ(一方のみ図示)、端部が、対応する支持ブラケット40の軸支穴41に挿通されることで、支持ブラケット40に回動可能に支持されている。
突出部32は、アームレストフレーム30の後端からアームレストARの左右方向外側に突出するように設けられている。突出部32は、左右方向から見て、軸部31からずれた位置、具体的には、軸部31の上斜め後方に配置されている。突出部32は、左右の端部(一方のみ図示)が、対応する支持ブラケット40のガイド穴42に係合しており、アームレストARが回動動作をしたときにガイド穴42によってガイドされる。突出部32は、左右の端部に、ガイド穴42からの抜け止めとして、フランジ部32Fを有している。突出部32の左端部は、フランジ部32FよりもアームレストARの左右方向外側まで延びており、このフランジ部32Fよりも外側まで延びる部分が後述する切替機構2に当接可能となっている。
車両用シートSは、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させるときにアームレストARをシートバックS2とともに倒れた姿勢から起きた姿勢に回動させる連動機構1と、アームレストARに設けられた操作部11(図2参照)の通電状態を切り替える切替機構2とを備えている。なお、連動機構1および切替機構2の構成の説明において、前後および上下は、図5に示す状態、具体的には、シートバックS2が起立位置にあり、かつ、アームレストARが使用位置にある状態を基準とする。
連動機構1は、支持ブラケット40に取り付けられた係合部材100を備えている。
図6(a)に示すように、係合部材100は、上下方向に長い長尺状をなし、係合部材100の下端部に設けられた側面視円形状の貫通穴110と、貫通穴110の上に設けられた開口部120とを有している。
開口部120は、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させるときにアームレストARの突出部32を受け入れて突出部32に係合する部分であり、左右方向から見たときの係合部材100の外周面に設けられた、略上方に向けて開口する凹部として形成されている。図6(b)に示すように、開口部120は、係合面121と、係合面121とは別に設けられた当接面122とを有している。係合面121は、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させるときにアームレストARの突出部32に係合する面であり、開口部120の内面のうちの底の面と上側の面とによって構成されている。開口部120の上側の面は、開口部120の底から開口縁に向けて、当接面122に近づくように、底面に対して鋭角をなすように延びている。当接面122は、アームレストARが収納位置にあるときにアームレストARの突出部32に当接する面であり、主に開口部120の下側の面によって構成されている。開口部120の下側の面は、底面に対して略直交するように延びている。
支持ブラケット40には、前端部の下部(軸支穴41の下方)に貫通穴43が設けられており、この貫通穴43にアームレストARの左右方向内側から外側に向けてボルト91が挿通されている。ボルト91の頭部は、支持ブラケット40に溶接によって固定されている。係合部材100は、一対のワッシャ93に挟まれた状態で、貫通穴110にボルト91を挿通し、ボルト91にナット92を締結することで、支持ブラケット40に取り付けられている。係合部材100は、ボルト91に対して回動可能であり、これによって、シートバックS2に回動可能(移動可能)に設けられている。また、係合部材100は、回動軸としてのボルト91の周囲の部分、すなわち、貫通穴110の周囲の部分が、他部材としての一対のワッシャ93によって左右方向(回動軸方向)で挟まれている。ボルト91は、段付きボルトであるため、係合部材100と一対のワッシャ93は、ナット92によって締め付けられてはいない。そのため、係合部材100は、自由に回動できる。言い換えれば、係合部材100は、自重で回動するように設けられている。
図7に示すように、係合部材100は、係合部材本体101と、係合部材本体101の略全体を覆うように設けられた被覆部材102とを有して構成されている。係合部材本体101と被覆部材102は、互いに異なる材料から形成されている。具体的に、係合部材100は、インサート成形などにより、係合部材本体101が金属から形成され、被覆部材102が樹脂から形成されている。言い換えれば、係合部材100は、金属製の係合部材本体101の表面を樹脂(被覆部材102)によってコーティングした構造となっている。被覆部材102は、係合部材本体101の略全体を覆っているため、貫通穴110の内周面や、開口部120の内面(係合面121および当接面122)、一対のワッシャ93に挟まれる部分などに設けられている。被覆部材102は、ワッシャ93と対面する部分に、対面するワッシャ93に向けて左右方向に突出する凸部130を有している。凸部130は、略半球状に形成され、図6(a)に示すように、貫通穴110を取り囲むように4つ設けられている。
係合部材100の上端部には、ストッパ部材140が取り付けられている。ストッパ部材140は、ゴムからなり、シートバックフレーム20や支持ブラケット40に当接することで、係合部材100の回動を規制する部材である。このようなゴム製のストッパ部材140が設けられていることで、係合部材100と、シートバックフレーム20や支持ブラケット40との接触音を抑制することができる。
図8(a)に示すように、切替機構2は、スイッチ210と、レバー部材220と、第2ブラケット230とを主に備え、シートバックフレーム20に設けられた第1ブラケット50を介してシートバックフレーム20に取り付けられている。
スイッチ210は、操作部11(図2参照)の通電状態を切り替えるマイクロスイッチであり、図8(b)に示すアクチュエータ部212が押されたときに操作部11への通電を遮断し、アクチュエータ部212に対する押圧が解除されたときに操作部11への通電を許容するように設けられている。スイッチ210の端子部には、ハーネス240が接続されている。
レバー部材220は、スイッチ210のアクチュエータ部212を作動させる部材であり、スイッチ210の前に配置されている。レバー部材220は、第2ブラケット230に回動可能に支持される軸支部221と、軸支部221から略前方に向けて延びる被当接部222と、軸支部221の下面に設けられた押圧部223とを有している。レバー部材220は、図9に示す非当接位置と図10に示す当接位置と間で回動可能に支持され、図示しないバネによって常時、非当接位置に向けて付勢されている。レバー部材220は、被当接部222を押し下げることで、非当接位置から当接位置に回動する。図8(b)に示すように、押圧部223は、非当接位置にあるときにアクチュエータ部212と対向する第1の面223Aと、当接位置にあるときにアクチュエータ部212と対向する第2の面223Bとを有している。第1の面223Aは、レバー部材220の回動中心からの距離が、アクチュエータ部212と当接しないような距離に設定されている。そして、押圧部223は、第1の面223Aから図示時計回りに回動中心からの距離が徐々に大きくなっていき、第2の面223Bは、回動中心からの距離が、アクチュエータ部212に当接してアクチュエータ部212を押し込むような距離に設定されている。
図8(a)に戻り、第2ブラケット230は、スイッチ210とレバー部材220を第1ブラケット50に取り付けるためのブラケットである。第2ブラケット230は、一の板金から形成された一部材からなり、固定部231と、第1取付部232と、第2取付部233と、位置決め部234とを有している。固定部231は、締結部材としてのボルト94によって第1ブラケット50に固定される部分であり、ボルト94が挿通される貫通穴231Aを有している。第1取付部232は、スイッチ210が固定される部分であり、左右方向から見て、固定部231から前斜め下方に延びるように設けられている。第2取付部233は、レバー部材220を回動可能に支持する部分であり、左右方向から見て、固定部231から前方に延びるように設けられている。第2取付部233と第1取付部232の前端部同士は、上下に連結されている(図示省略)。
位置決め部234は、第1ブラケット50に係合してシートバックS2に対する切替機構2の位置を決める部分であり、本実施形態では、2つ設けられている。より詳細に、位置決め部234は、第1位置決め部234Aと第2位置決め部234Bからなる。第1位置決め部234Aは、固定部231の上端から上方に延び、上端部(板金の一部)を右に向けて折り曲げることで形成され、第2位置決め部234Bは、固定部231の後端から後方に延び、後端部(板金の一部)を右に向けて折り曲げることで形成されている。これにより、各位置決め部234は、端部が右、つまり、ボルト94の締め付け方向に突出するように形成されている。各位置決め部234は、第1取付部232に固定されたスイッチ210よりも、固定部231の近くに設けられている。
第1ブラケット50は、切替機構2をシートバックフレーム20に取り付けるための部材である。第1ブラケット50は、板金からなり、シートバックフレーム20に固定される本体部51と、ハーネス固定部52とを有している。
本体部51は、左右に貫通した貫通穴53と位置決め穴54を有している。貫通穴53は、略円形の穴であり、本体部51の上下方向中央部の前寄りに設けられている。第1ブラケット50の、アームレストARの左右方向内側の面には、貫通穴53に対向して、図示しないナットが溶接によって第1ブラケット50に固定された状態で設けられている。位置決め穴54は、第1位置決め穴54Aと第2位置決め穴54Bからなる。第1位置決め穴54Aは、第1位置決め部234Aが係合可能な前後に長い略矩形状の穴であり、貫通穴53の上に設けられている。また、第2位置決め穴54Bは、第2位置決め部234Bが係合可能な上下に長い略矩形状の穴であり、貫通穴53の後に設けられている。
ハーネス固定部52は、本体部51の後端部の上下方向中央部分を、アームレストARの左右方向外側の斜め後方に向けて延びるように折り曲げることで形成されている。ハーネス固定部52の中央部付近には、略左右に貫通するクリップ係合穴52Aが形成されている。ハーネス固定部52には、スイッチ210に接続されるハーネス240を保持するクリップ96がクリップ係合穴52Aに係合されることで、クリップ96を介してハーネス240が固定される(図5参照)。
第1ブラケット50は、本体部51がシートバックフレーム20に溶接されることで(溶接部W3,W4参照)、シートバックフレーム20に連結されている。図9に示すように、第1ブラケット50は、左右方向から見て、支持ブラケット40の輪郭の内側で支持ブラケット40と重なるように配置されている。
図8(a)に戻り、切替機構2は、第1位置決め部234Aを第1位置決め穴54Aに係合するとともに、第2位置決め部234Bを第2位置決め穴54Bに係合し、ボルト94を貫通穴231A,53に通して第1ブラケット50に設けられた図示しないナットに締結することで、シートバックフレーム20に固定されている。これにより、切替機構2は、シートバックS2に設けられている。図9に示すように、切替機構2は、左右方向から見て、支持ブラケット40の輪郭の内側で支持ブラケット40と重なるように配置されている。また、切替機構2は、左右方向から見て、アームレストARの回動軸である軸部31よりも下に配置されている。より詳細に、切替機構2は、軸部31の後斜め下に配置されている。
次に、切替機構2の動作について説明する。図9に示すように、アームレストARが使用位置にあるとき、スイッチ210のアクチュエータ部212が押されていないので、切替機構2は、アームレストARの操作部11(図2参照)への通電を許容し、操作部11は操作可能な状態となっている。このとき、アームレストARの突出部32は、支持ブラケット40に設けられたガイド穴42の上端部に位置している。
アームレストARを使用位置から収納位置に回動させると、アームレストARの一部である突出部32は、ガイド穴42に沿って、ガイド穴42内を、ガイド穴42の上端部から下端部に向けて移動する。その途中で、突出部32は、切替機構2のレバー部材220に当接し、レバー部材220を非当接位置から図10に示す当接位置に回動させる。これにより、押圧部223によってアクチュエータ部212が押されてスイッチ210が作動し、切替機構2は、操作部11への通電を遮断する。その結果、操作部11は操作不能な状態となる。
一方、アームレストARを収納位置から使用位置に回動させると、突出部32は、ガイド穴42に沿って、ガイド穴42内を、ガイド穴42の下端部から上端部に向けて移動する。その途中で、突出部32とレバー部材220との当接が解除されるため、レバー部材220が図示しないバネの付勢力によって当接位置から図9に示す非当接位置に回動する。これにより、アクチュエータ部212に対する押圧が解除され、切替機構2は、操作部11への通電を許容する。その結果、操作部11は操作可能な状態となる。
次に、連動機構1の動作について説明する。図11に示すように、シートバックS2が起立位置にあって、かつ、アームレストARが収納位置にあるとき、突出部32は、ガイド穴42の下端部に位置している。このとき、突出部32と、係合部材100の当接面122は、互いに当接している。また、このとき、係合部材100の係合面121の一部は、ガイド穴42内における突出部32の進路を塞ぐように、左右方向から見て、ガイド穴42と重なるように配置されている。
図12に示すように、アームレストARを収納位置から使用位置に回動させ始めると、突出部32が、ガイド穴42内を下端部から上端部に向けて移動し始め、係合部材100が当接面122から離間する。そうすると、支えを失った係合部材100は、その上端部が回動軸(ボルト91)よりも後方に位置していることで、自重で図示時計回りに回動し、係合面121が、左右方向から見て、ガイド穴42内(突出部32の進路)から退避する。つまり、係合部材100は、シートバックS2が起立位置にある状態において、アームレストARを収納位置から使用位置に回動させると、当接面122と突出部32との当接が解除され、かつ、係合面121と突出部32との係合(係合の可能性)が解除されるようになっている。自重で回動した係合部材100は、ストッパ部材140がシートバックフレーム20に当接することでそれ以上の回動が規制される。その後、図13に示すように、アームレストARをさらに使用位置に向けて回動させていくと、突出部32が、ガイド穴42内をさらに上端部に向けて移動する。そして、アームレストARが使用位置に配置されたところで、突出部32がガイド穴42の上端部に配置される。
アームレストARを使用位置から収納位置に回動させていくと、図13および図12に示すように、突出部32は、ガイド穴42内を上端部から下端部に向けて移動していき、その途中で、係合部材100の当接面122に当接する。そこから、アームレストARをさらに収納位置に向けて回動させると、突出部32が当接面122を押すことで、係合部材100が図示反時計回りに回動する。そして、図11に示すように、アームレストARが収納位置に到達すると、係合面121の一部が、左右方向から見て、ガイド穴42と重なる位置に配置される。このとき、係合部材100は、当接面122が突出部32によって支えられることで図示時計回りの回動が規制され、左右方向から見た外周面がシートバックフレーム20や支持ブラケット40などの周囲の部材から離れた状態で保持される。
シートバックS2を図11に示す起立位置から図14に示す倒伏位置に回動させると、係合部材100は、その上端部が回動軸よりも前方に配置されることで、自重で図示反時計回り、つまり、突出部32と係合する方向に回動しようとするようになる。
図15に示すように、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させ始めると、アームレストARが自重で収納位置から若干図示反時計回りに回動し、突出部32が、当接面122から離間する。そうすると、支えを失った係合部材100は、自重で図示反時計回りに回動し、係合面121が突出部32に係合する。その後、シートバックS2をさらに起立位置に向けて回動させていくと、係合面121が突出部32に係合して引っ掛かることで、係合部材100が突出部32を引き上げ、アームレストARがシートバックS2とともに倒れた姿勢から起きた姿勢に回動する。
アームレストARが鉛直に起きた状態から、シートバックS2をさらに起立位置に向けて回動させると、アームレストARが自重で収納位置に回動しようとすることで、突出部32がガイド穴42内を下端部に向けて移動し、これによって、突出部32が係合面121から離間する。そうすると、このときには、係合部材100の上端部が回動軸よりも後方に位置しているので、係合部材100は、自重で突出部32との係合を解除する方向に回動する。その後、図11に示すように、シートバックS2が起立位置に到達すると、アームレストARの突出部32が、使用位置から収納位置に回動させた場合と同様に、当接面122に当接して押すことで、係合部材100が図示反時計回りに回動し、外周面がシートバックフレーム20などから離れた状態で保持される。
次に、シートバックS2の構成についてより詳しく説明する。図1に示すように、シートバックS2は、中央のシートと左側のシートのシートバックを構成する左側の第1シートバックS21と、第1シートバックS21の右側に配置されて右側のシートのシートバックを構成する右側の第2シートバックS22とを有している。
第1シートバックS21は、図16に示すように、シートバックフレーム20と、図示しないシートベルト巻取装置をシートバックフレーム20に取り付けるための第3ブラケット310および第4ブラケット320とを主に備えている。
シートバックフレーム20は、パイプフレーム330と、バックパネル340とを主に備えて構成されている。
パイプフレーム330は、左右に離間して配置された左右のサイドフレーム331,332と、左右のサイドフレーム331,332の上端部同士を連結する上部フレーム333と、左右のサイドフレーム331,332の下端部同士を連結する下部フレーム334と、上部フレーム333と下部フレーム334を連結する連結フレーム335とを主に有している。連結フレーム335は、左右のサイドフレーム331,332から左右方向内側に離れた位置であって、左右方向における上部フレーム333と下部フレーム334の中央付近同士を連結するように設けられている。
パイプフレーム330は、第1パイプ部材330Aと、第2パイプ部材330Bとを備えて構成されている。
第1パイプ部材330Aは、金属製のパイプ材を略U字形状に屈曲させることにより形成されており、左のサイドフレーム331と、上部フレーム333の一部である上部フレーム333の左側部分と、連結フレーム335とを構成している。上部フレーム333の左側部分の前側には、左側のシートのヘッドレストを取り付けるための左右一対のヘッドレスト取付ブラケット336,336が溶接により取り付けられている(溶接部W11参照)。上部フレーム333の左側部分は、ヘッドレスト取付ブラケット336,336が取り付けられる部分が、パイプ材の一部をつぶすように変形させて形成した平面部となっている。
第2パイプ部材330Bは、金属製のパイプ材を略U字形状に屈曲させることにより形成されており、右のサイドフレーム332と、上部フレーム333の第1パイプ部材330Aによって構成される部分を除いた残りの一部である上部フレーム333の右側部分と、下部フレーム334とを構成している。第2パイプ部材330Bを形成するパイプ材の直径は、第1パイプ部材330Aを形成するパイプ材の直径よりも小さくなっている。つまり、第2パイプ部材330Bは、第1パイプ部材330Aよりも細いパイプ材から形成されている。上部フレーム333の右側部分の前側には、中央のシートのヘッドレストの骨格を構成するヘッドレストフレームF4が溶接により取り付けられている(溶接部W12参照)。上部フレーム333の右側部分は、ヘッドレストフレームF4が取り付けられる部分が、パイプ材の一部をつぶすように変形させて形成した平面部となっている。なお、中央のシートのヘッドレストは、ヘッドレストフレームF4を、クッション材と表皮材で覆うことで構成されている。
第1パイプ部材330Aと第2パイプ部材330Bは、左のサイドフレーム331の下端と下部フレーム334の左端部とが溶接され、連結フレーム335の下端と下部フレーム334の左右方向中央付近とが溶接され、上部フレーム333の右側部分の左端と上部フレーム333の左側部分の右端とが連結ブラケット337を介して溶接されている(溶接部W13参照)。これにより、第1パイプ部材330Aと第2パイプ部材330Bは、互いに連結されてパイプフレーム330を形成している。
バックパネル340は、金属板を板金加工することにより形成されており、第1部位341と、第2部位342と、第3部位343と、第4部位344とを有している。
第1部位341は、右のサイドフレーム332、上部フレーム333、下部フレーム334および連結フレーム335に囲まれる部位であり、車両用シートSの中央のシートに座った乗員の後方に位置する。また、第2部位342は、左のサイドフレーム331、上部フレーム333、下部フレーム334および連結フレーム335に囲まれる部位であり、車両用シートSの左側のシートに座った乗員の後方に位置する。また、第3部位343は、連結フレーム335の後方に位置する部位であり、第4部位344は、左右のサイドフレーム331,332、上部フレーム333および下部フレーム334の後方に位置する部位であり、バックパネル340の周縁部に相当する。
バックパネル340には、当該バックパネル340の剛性を高めるため、乗員側としての前側に向けて突出する複数の凸部が形成されている。複数の凸部は、第1凸部351、第2凸部352、第3凸部353、第4凸部354および第5凸部355を含む。また、複数の凸部は、パイプフレーム330の第1パイプ部材330Aおよび第2パイプ部材330Bに連結される第1連結凸部361および第2連結凸部362を含む。また、バックパネル340には、前側に向けて突出する略円形状のブラケット接合部371と、略矩形状の開口部372が形成されている。
第1凸部351は、所定方向としての左右方向に対して直交するように略上下に延びる凸部であり、第1部位341と第3部位343に左右方向に並んで複数設けられている。複数の第1凸部351のうち、幅広の第1凸部351には、略円形の貫通穴373が、第1凸部351が延びる方向に並んで複数形成されている。このような貫通穴373を有することで、バックパネル340を軽量化することができ、結果としてシートバックフレーム20を軽量化することができる。
第2凸部352は、左右方向に対して傾斜するように延びる凸部であり、第2部位342に、左右方向に並ぶように複数設けられている。詳しくは、第2凸部352は、第2部位342の上下方向中央付近から下側の部分において、バックパネル340の上縁部の左右方向中央付近とバックパネル340の下縁部の左端部とを結ぶ方向に対して略平行となるように延びている。複数の第2凸部352のうち、幅広の第2凸部352には、貫通穴373が、第2凸部352が延びる方向に並んで複数形成されている。
第3凸部353は、前側から見て略三角形状をなしており、第2部位342の左端部に1つ設けられ、第2部位342の下側部分に複数設けられている。各第3凸部353には、それぞれ貫通穴373が1つずつ形成されている。なお、第2部位342の下側部分の中央付近に設けられた第3凸部353の左端部と幅広の第2凸部352の下端部とは、接続部356によってつながっており、前側に向けて突出する一体の凸部を形成している。
第4凸部354は、左右に延びており、第2部位342の下端部に設けられている。第4凸部354には、貫通穴が、第4凸部354が延びる方向に並んで複数形成されている。
第5凸部355は、略上下に延びる上側部分と、上側部分の下端から屈曲して第2凸部352と略平行に延びる下側部分とを有し、第2部位342の上側部分の左右方向中央付近に設けられている。第5凸部355には、貫通穴が複数形成されている。
第1連結凸部361は、左右のサイドフレーム331,332や上部フレーム333、下部フレーム334に連結される部分であり、バックパネル340の周縁部である第4部位344に複数設けられている。
第2連結凸部362は、連結フレーム335に連結される部位であり、第3部位343に複数設けられている。詳しくは、第2連結凸部362は、略円形の凸部であり、上下に間隔をあけて2つ設けられている。第2連結凸部362は、最も左に設けられた第1凸部351と一体に形成されており、当該第1凸部351よりも前側に突出している。
ブラケット接合部371は、第3ブラケット310が接合される部分であり、第2部位342の右端部の上下方向中央付近に1つ設けられている。ブラケット接合部371は、上下方向において、2つの第2連結凸部362の間の位置に設けられている。また、ブラケット接合部371は、左右と下を、第2凸部352、第1凸部351および第3凸部353によって囲まれる位置に設けられている。
開口部372は、図示しないチャイルドシートのトップテザーを係合させるためのテザーアンカー374を露出させる貫通した穴であり、第5凸部355の左側に隣接して1つ設けられている。開口部372の周縁部は、前側に突出しており、これによって、開口部372付近の剛性を確保している。テザーアンカー374は、略U字形状に屈曲させたワイヤ状の部材からなり、両端部が開口部372の左右の縁部に溶接により固定されている(溶接部W14参照)。
パイプフレーム330とバックパネル340は、バックパネル340をパイプフレーム330の後側に配置して、複数の第1連結凸部361とフレーム331〜334とを互い接触させ、また、2つの第2連結凸部362と連結フレーム335とを互いに接触させた状態で溶接することにより接合されている(溶接部W15参照)。パイプフレーム330とバックパネル340とが接合されていない部分は、主にバックパネル340の凹凸形状によって、パイプフレーム330とバックパネル340との間に十分な隙間が確保されている。これにより、ビビリ音などの異音の発生を抑制することができる。
アームレストAR(図1参照)は、収納位置にあるとき、右のサイドフレーム332と連結フレーム335との間に配置される。本実施形態では、右のサイドフレーム332を構成する第2パイプ部材330Bが、連結フレーム335を構成する第1パイプ部材330Aよりも細いパイプ材から形成されているので、アームレストARの収納スペースを広くすることができる。これにより、アームレストフレーム30を覆うクッション材の厚みを厚くすることができる。右のサイドフレーム332と連結フレーム335の下端部には、アームレストARを回動可能に支持する一対の支持ブラケット40,40が設けられている。
以上説明した本実施形態によれば、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させるときに係合部材100が突出部32に係合するので、アームレストARをシートバックS2とともに起きた姿勢に回動させることができる。そして、このシートバックS2とアームレストARの連動機構1は、軸部31を中心に回動可能に設けられたアームレストARの突出部32に、係合部材100が係合することで実現できるので、簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
また、係合部材100が突出部32を受け入れて突出部32に係合する開口部120を有するので、突出部と係合する部分を突出させて設ける構成と比較して、係合部材100(連動機構1)をコンパクトな構成とすることができる。
また、アームレスト側係合部としてガイド穴42にガイドされる突出部32を利用したので、ガイド穴にガイドされる部分とは別にアームレスト側係合部を設ける必要がないため、連動機構1を簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
また、アームレストARが収納位置にあるときに突出部32と係合部材100が当接しているので、シートバックS2に回動可能に設けられた係合部材100を押さえておくことができる。これにより、係合部材100のがたつきや、がたつきによる音の発生を抑制することができる。
また、係合面121と当接面122を別に設けたので、アームレストARが収納位置にあるとき(突出部32が当接面122に当接しているとき)には、突出部32と係合部材100(係合面121)との係合が解除された状態となる。これにより、連動機構1を有する構成でアームレストARを収納位置から使用位置に良好に動作させることができる。
また、シートバックS2を起立位置から倒伏位置に回動させたときに係合部材100が突出部32と係合する方向に回動するので、係合部材100が突出部32に係合しやすくなる。これにより、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させるときに連動機構1を良好に機能させることができる。
また、シートバックS2を倒伏位置から起立位置に回動させたときに係合部材100が突出部32との係合を解除する方向に回動するので、係合部材100が突出部32から外れやすくなる。これにより、連動機構1を有する構成でアームレストARを収納位置から使用位置に良好に動作させることができる。
また、係合部材100が自重で回動するように設けられているので、係合部材を所定方向に回動させるためのバネなどを設ける必要がないため、連動機構1を簡単かつコンパクトな構成とすることができる。
また、アームレストARを使用位置から収納位置に回動させたときに突出部32が当接面122に当接して押すことで係合部材100を回動させるので、係合部材100を周囲の部材から離した状態に保持することができる。これにより、係合部材100のがたつきや、がたつきによる音の発生をより抑制することができる。
また、係合部材100が係合部材本体101と被覆部材102を有するので、それぞれをその機能上、最適な材料から形成することができる。本実施形態では、係合部材本体101が金属製なので係合部材100の強度を確保することができ、また、被覆部材102が樹脂製なので突出部32と係合部材100との摺接音を抑制したり、摩耗を抑制したりすることができる。
また、被覆部材102がワッシャ93に挟まれる部分にワッシャ93に向けて突出する凸部130を有するので、係合部材100とワッシャ93との接触面積を小さくすることができる。これにより、係合部材100とワッシャ93との摺動抵抗を小さくできるため、係合部材100を良好に回動動作させることができる。特に本実施形態では、凸部130が略半球状に形成され、貫通穴110の周囲に断続的に設けられているので、例えば、凸部が環状に形成され、貫通穴の周囲に連続的に設けられるような構成と比較して、係合部材100とワッシャ93との接触面積(摺動抵抗)をより小さくできるため、係合部材100をより良好に回動動作させることができる。
また、近年、乗物用シートは、多機能に構成され、収納可能なアームレストやロータリースイッチなど、多くの部品が設けられるようになっている。そのため、乗物用シートは、多機能でありながら、部品点数を削減したり、大型化を抑制したりすることが望まれているが、以上説明した本実施形態によれば、切替機構2が、アームレストARの一部である突出部32が当接することで作動するので、切替機構2を簡単かつコンパクトな構成とすることができる。これにより、車両用シートSの部品点数を削減したり、大型化を抑制したりすることができる。また、切替機構2が、突出部32が当接することで作動するので、切替機構2の誤作動を抑制することができる。
また、切替機構2が支持ブラケット40の輪郭の内側に配置されているので、切替機構2をコンパクトに配置でき、車両用シートSの大型化を抑制することができる。
また、切替機構2がシートバックS2に設けられているので、切替機構をシートバックに対し回動可能なアームレストに設ける場合よりも、切替機構2を安定した状態で配置することができる。これにより、切替機構2の誤作動を抑制することができる。また、切替機構をアームレストに設ける場合よりも、切替機構2に接続されるハーネス240にかかる負荷を低減することができる。
また、第1ブラケット50が支持ブラケット40の輪郭の内側に配置されているので、第1ブラケット50をコンパクトに配置でき、車両用シートSの大型化を抑制することができる。
また、第2ブラケット230が位置決め部234を有するので、切替機構2の位置を安定させることができ、切替機構2の誤作動を抑制することができる。また、第1ブラケット50に係合する部分が第2ブラケット230に設けられていることで、第2ブラケット230を第1ブラケット50に仮止めすることが可能となる。これにより、切替機構2の組み付け作業性を向上させることができる。
また、第2ブラケット230が一部材からなるので、車両用シートSの部品点数を削減することができる。
また、位置決め部234が第2ブラケット230を構成する板金の一部を折り曲げることで形成されているので、位置決め部234が第2ブラケット230に一体に形成されることになり、車両用シートSの部品点数を削減することができる。
また、位置決め部234が固定部231の近くに設けられているので、ボルト94によって第2ブラケット230の固定部231を第1ブラケット50に固定することで、ボルト94の締め付け力により位置決め部234を第1ブラケット50に強固に係合させることができる。これにより、切替機構2の位置を安定させることができるので、切替機構2の誤作動を抑制することができる。また、位置決め部234が第1ブラケット50に強固に係合することで、第2ブラケット230(切替機構2)の取付剛性を向上させることができる。
また、位置決め部234が複数設けられているので、アームレストARの当接により切替機構2にボルト94を中心に回動させようとする力がかかった場合でも、切替機構2の位置を安定させることができ、切替機構2の誤作動を抑制することができる。
また、第1ブラケット50がハーネス固定部52を有するので、ハーネスを固定する部分を第1ブラケットとは別に設ける構成と比較して、車両用シートSの部品点数を削減することができる。
また、突出部32が切替機構2のレバー部材220に当接するので、アームレストARのガイド穴42にガイドされる部分を利用して切替機構2を作動させることができ、車両用シートSの部品点数を削減することができる。
また、切替機構2がアームレストARの軸部31よりも下に配置されているので、切替機構2を乗員の肘から遠いところに配置することができる。これにより、乗員が切替機構2に触れてしまうことを抑制できるので、切替機構2の誤作動や当たり感を感じることなどを抑制することができる。
また、バックパネル340が前側に向けて突出する凸部351〜355を有するので、シートバックフレーム20を構成するバックパネル340の剛性を向上させることができ、その結果、シートバックフレーム20の剛性を向上させることができる。特に本実施形態では、第1凸部351が延びる方向と第2凸部352が延びる方向とが異なっており、また、第3凸部353などの形状が第1凸部351の形状や第2凸部352の形状と異なっているので、シートバックフレーム20の剛性をより向上させることができる。また、第1凸部351や第2凸部352、第3凸部353などの配置や組み合わせなどによってバックパネル340の部位別に最適な剛性を設定することが可能となる。
また、シートバックフレーム20が、略U字形状の第1パイプ部材330Aと、略U字形状の第2パイプ部材330Bとを備える構成なので、例えば、シートバックフレームが、U字形状のメインパイプと、メインパイプの下端部同士をつなぐ直線状のアンダーパイプと、メインパイプの上側部分とアンダーパイプをつなぐ直線状のサブパイプとを備えるような構成と比較して、シートバックフレーム20の部品点数を削減することができる。また、第1パイプ部材330Aと第2パイプ部材330Bが、両方とも略U字形状であることで、シートバックフレーム20の部品点数を増やさずに削減しながら、部位ごとに剛性や強度を最適に調整することができる。これにより、例えば、支持ブラケット40や第3ブラケット310が取り付けられる部分などを強固に補強することができる。また、簡易な構造で高い剛性を得ることができる。
また、第2パイプ部材330Bが第1パイプ部材330Aよりも細いことで、アームレストARの収納スペースを広くすることができ、これによって、アームレストARのクッション材の厚みを厚くできるので、アームレストARのクッション感を向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、係合部材100は、被覆部材102が係合部材本体101の略全体を覆うように設けられていたが、これに限定されず、被覆部材102は、係合部材本体101の一部、例えば、アームレスト側係合部と係合する部分などを覆うように設けられていてもよい。なお、被覆部材が、樹脂製で、少なくともアームレスト側係合部と係合する部分を覆うように設けられていることで、アームレスト側係合部と係合部材との摺接音を抑制したり、摩耗を抑制したりすることができる。
前記実施形態では、係合部材100が自重で回動するように設けられていたが、これに限定されず、例えば、係合部材は、バネなどの付勢力によって回動するように設けられていてもよい。また、前記実施形態では、係合部材100がシートバックS2に回動可能に設けられていたが、これに限定されず、例えば、係合部材は、シートバックに平行移動可能に設けられていてもよい。
前記実施形態では、切替機構2を構成する第2ブラケット230に、位置決め部234が2つ設けられていたが、これに限定されず、例えば、位置決め部は、3つ以上設けられていてもよい。また、位置決め部は、1つだけ設けられる構成であってもよい。
前記実施形態では、切替機構2がシートバックS2に設けられ、アームレストARを使用位置から収納位置に回動させたときに突出部32(アームレストの一部)が当接することで作動するように構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、切替機構は、アームレストに設けられ、アームレストを使用位置から収納位置に回動させたときにシートバックの一部が当接することで作動するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、車両用シートSが切替機構2を備えていたが、これに限定されず、例えば、車両用シートは、切替機構を備えない構成であってもよい。また、前記実施形態では、アームレストARが操作部11を有していたが、これに限定されず、例えば、アームレストは、操作部を備えない構成であってもよい。
前記実施形態では、車両用シートSが連動機構1を備えていたが、これに限定されず、例えば、車両用シートは、連動機構を備えない構成であってもよい。また、前記実施形態では、シートバックS2がシートクッションS1に対し起立位置と倒伏位置との間で回動可能に設けられていたが、これに限定されず、例えば、シートバックは、シートクッションに対し、回動しない構成であってもよい。
前記実施形態では、乗物用シートとして、自動車で使用される車両用シートSを例示したが、これに限定されず、乗物用シートは、自動車以外の乗物、例えば、鉄道車両や船舶、航空機などで使用されるシートであってもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
31 軸部
32 突出部
42 ガイド穴
91 ボルト
93 ワッシャ
100 係合部材
101 係合部材本体
102 被覆部材
120 開口部
121 係合面
122 当接面
130 凸部
AR アームレスト
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック

Claims (11)

  1. シートクッションと、
    前記シートクッションに対し、起立位置と、前記シートクッションに近づくように倒れる倒伏位置との間で回動可能なシートバックと、
    前記シートバックに対し、使用位置と、前記シートバックに収納される収納位置との間で回動可能なアームレストと、を備え、
    前記アームレストは、回動可能に支持される軸支部と、左右方向から見て前記軸支部からずれた位置に配置されたアームレスト側係合部とを有し、
    前記シートバックに移動可能に設けられ、少なくとも前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部に係合し、前記起立位置で少なくとも前記アームレストを前記収納位置から前記使用位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部との係合が解除される係合部材をさらに備えることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記係合部材は、左右方向から見たときの外周面に、前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部を受け入れて前記アームレスト側係合部に係合する開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記シートバックは、前記アームレストの回動動作をガイドするガイド穴を有し、
    前記アームレスト側係合部は、左右方向に突出し、前記ガイド穴に係合して前記ガイド穴にガイドされる突出部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記アームレスト側係合部と前記係合部材は、少なくとも前記アームレストが前記収納位置にあるときに、当接していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  5. 前記係合部材は、前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させるときに前記アームレスト側係合部に係合する係合面と、前記係合面とは別に設けられ、少なくとも前記アームレストが前記収納位置にあるときに前記アームレスト側係合部に当接する当接面とを有することを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
  6. 前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、前記シートバックを前記起立位置から前記倒伏位置に回動させたときに前記アームレスト側係合部と係合する方向に回動することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  7. 前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、前記シートバックを前記倒伏位置から前記起立位置に回動させたときに前記アームレスト側係合部との係合を解除する方向に回動することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  8. 前記係合部材は、自重で回動するように設けられていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の乗物用シート。
  9. 前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、
    前記アームレスト側係合部は、少なくとも前記シートバックが起立位置で前記アームレストを前記使用位置から前記収納位置に回動させたときに前記当接面に当接して押すことで前記係合部材を回動させることを特徴とする請求項5に記載の乗物用シート。
  10. 前記係合部材は、係合部材本体と、少なくとも前記アームレスト側係合部と係合する部分を覆う被覆部材とを有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  11. 前記係合部材は、前記シートバックに回動可能に設けられ、回動軸の周囲の部分が他部材によって前記回動軸方向で挟まれており、
    前記被覆部材は、前記他部材に挟まれる部分に設けられ、前記他部材に向けて突出する凸部を有することを特徴とする請求項10に記載の乗物用シート。
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