JP2018053960A - 連結金具 - Google Patents

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Toru Masutani
徹 桝谷
豊彦 米田
Toyohiko Yoneda
豊彦 米田
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Abstract

【課題】消防用ホース等の2つの環状部材を連結するときに、別途準備されている締結用工具を用いることなく、効率よく連結作業を行うことが可能な連結金具を提供する。
【解決手段】連結金具の各金具1,2は、径大部5と径小部6が一体的に形成され、径小部5には、環状部材が取り付けられ、径大部6が連結されることで環状部材を連結する。径小部5の外周面には、ハンドル部32,37が設けられ、該ハンドル部32,37は、一方の端部を中心に回動可能で、回動することにより径方向外側に延びる起立状態となる。第1金具1の爪部が、第2金具2の溝部に挿入され、起立状態のハンドル部32,37が把持され、周方向に締め付けられることによって、第1金具1と第2金具2が連結される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホースや配管等の2つの環状部材を連結するための連結金具に関する。
例えば2本の消防用ホースを連結するための金具には、特許文献1に開示されているように、雄雌の区別がなく、同一構造の2つの金具によって構成されている一対の連結金具が知られている。当該連結金具は、各金具が2本の消防用ホースのそれぞれの端部に取り付けられ、これらの金具が連結可能に構成されている。
消防用ホースを連結する作業は、火災等の消火活動のために行われるため、緊急に行われることが多い。そのため、上記のような連結金具を用いることによって、消防用ホースを連結するときに、雄金具が取り付けられたホース端部と、雌金具が取り付けられたホース端部を探す工程を省くことができる。その結果、ホース連結の作業効率が向上する。
特開2007−333107号公報
上記例において、直径150mmを超えるような消防用ホースに取り付けられている連結金具を連結する場合には、スパナ等の締結用工具を用いて行うのが一般的である。この場合、締結用工具を常備しておく必要がある。緊急時において、締結用工具を設置している場所が、消防用ホースを連結する場所に対して離れている場合には、当該締結用工具を準備する時間を要してしまう。その結果、消防用ホースの連結が完了するまでの時間が長くなってしまう可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、消防用ホース等の2つの環状部材を連結するときに、別途準備されている締結用工具を用いることなく、効率よく連結作業を行うことが可能な連結金具を提供することである。
上記目的を達成するため本発明に係る連結金具は、内部を流体が流通可能な2つの金具によって構成されており、前記各金具は、円筒状の径大部と径小部が、軸方向に隣接するように一体的に形成され、前記各径小部には、内部を流体が流通可能な環状部材が取り付けられ、前記各径大部が連結されることにより、2つの前記環状部材を、流体が流通可能な状態で連結するように構成された一対の結合金具において、前記各径小部の外周面には、周方向に沿って延びているハンドル部が設けられ、該ハンドル部は、一方の周方向端部を中心として回動可能であり、回動することにより径方向外側に延びている起立状態となり、前記各径大部の軸方向端部には、軸方向に突出している複数の爪部が周方向に間隔を空けて設けられ、隣り合う前記爪部の間には、周方向に延びている溝部が設けられ、前記2つの金具のうちの一方の金具の前記爪部が、他方の金具の前記溝部に軸方向に挿入され、前記起立状態の前記ハンドル部が把持され、周方向に締め付けられることによって、前記爪部が前記溝部内を周方向に移動し、前記爪部が前記溝部内に嵌合するように構成されている。
また、本発明に係る一態様では、1つの前記径小部には、少なくとも2つの前記ハンドル部が設けられており、前記2つのハンドル部のそれぞれが前記起立状態のときに、当接するように構成されている。
また、本発明に係る一態様では、前記ハンドル部が前記径小部の外周面に沿って延びている状態のときに、前記径小部に設けられた係合部に、前記ハンドル部の側部が係止されている。
本発明によれば、2つの環状部材、例えば2本の消防用ホースを連結するときに、別途準備されている締結用工具を用いることなく、効率よく連結作業を行うことが可能となる。さらに、ハンドル部は、起立状態でないときは、すなわち収容状態では、径小部の外周面に沿って取り付けられており、径大部よりも径方向内側に収容することができる。そのため、連結作業を行わないときは、ハンドル部が他の部材に干渉することを抑制できる。その結果、安全に消防用ホースを使用することが可能となる。
また、本発明に係る一態様によれば、起立状態の2つのハンドル部が当接している状態で、作業者が把持することができるため、ハンドル部の剛性が向上する。
また、本発明に係る一態様によれば、ハンドル部の側部が係合することのよって係止されているので、ハンドル部を使用しないときに、ハンドル部が起立状態になることを防ぐことができるため、ハンドル部が作業者の他の作業に支障きたすことがない。
本発明に係る連結金具の斜視図である。 図1の連結金具のハンドル部の起立状態を示す斜視図である。 図1の連結金具の第1金具単体の状態を径小部側から見た斜視図である。 図3の第1金具を径大部側から見た斜視図である。 図3の第1金具のハンドル部の起立状態を示す斜視図である。 図3のハンドル部を単体で示す正面図である。 図6の上面図である。
以下、本発明に係る連結金具の一実施形態について、図面(図1〜図7)を参照して説明する。本実施形態の連結金具は、図1に示すように、内部を流体が流通可能な2本の消防用ホース(環状部材)、すなわち、第1の消防用ホース45及び第2の消防用ホース46を、該流体が流通可能な状態で連結するための金具である。当該連結金具は、第1金具1と、これと同一構造の第2金具2により構成されている。
なお、第2金具2は、図1及び図2に示されている。図1及び図2で示されている第2金具2の各部分については、第1金具1の各部分に付されている符号と同じを付して説明している。
先ず、第1金具1の構造について説明する。第1金具1は、径大部5と、径小部6を備えており、径大部5及び径小部6は、軸方向に隣接するように一体的に形成されている。すなわち、第1金具1は、段付きの円筒状の部材である。
図1に示すように、径小部6及び径大部5の径方向内側には、これらを貫通するように円環状の流路管部7が設けられている。流路管部7の内部に流路8が形成されている。流路管部7は、径小部6から軸方向に突出している。径小部6の内周面と、流路管部7の外周面との間には、隙間が形成されている。流路管部7の外周に第1の消防用ホース45が、シールされた状態で取り付けられる。詳細な図示は省略するが、当該隙間に第1の消防用ホース45が挿入された状態で取り付けられている。シール構造等についての説明は省略する。
径小部6の外周面には、第1金具1と第2金具2を連結するときに、作業者が把持して締め付け力を作用させるための締結補助部が設けられている。この例では、4つの締結補助部、すなわち、第1締結補助部31、第2締結補助部36、第3締結補助部40及び第4締結補助部(図示せず)が設けられている。これらの締結補助部の詳細については、後で説明する。また、径小部6の外周面には、複数のリブ43が設けられ、これらのリブ43は、周方向に間隔を空けて配置されている。
図4に示すように、径大部5には、3つの爪部(第1爪部11、第2爪部12、第3爪部13)と、3つの溝部(第1溝部21、第2溝部22、第3溝部23)が設けられている。
第1爪部11は、径大部5の軸方向端面における径方向外側から、軸方向に突出し、第1爪部11の突出方向の先端は、半径方向外側に張り出している。すなわち、第1爪部11は、径方向視で、略L字形状の断面を有している。ここで突出している方向は、径小部6から径大部5に向かう軸方向である。第2爪部12及び第3爪部13は、第1爪部11と同様に形成されており、第1爪部11、第2爪部12及び第3爪部13は、軸方向端面上に周方向に等間隔、すなわち120度ごとに配置されている。
第1溝部21は、隣り合う爪部の間、すなわち、第1爪部11と第2爪部12との間に、配置されている。第1溝部21は、径大部5の軸方向端面において、第1爪部11等の突出方向の軸方向に開口している状態で、周方向に延びている。すなわち、第1溝部21は、第1爪部11とは反対側の軸方向に凹むように形成されている。
また、第1溝部21の径方向外側は、第1溝部21の開口部の一部を塞いでいる第1覆部25を備えている。第1覆部25は、第1溝部21における径方向外側の壁面から、径方向内側に張り出している。第1覆部25の裏面と、第1溝部21の溝底との距離は、第1爪部11から第2爪部12に向かうに従って小さくなるように形成されている。
第1覆部25の第1爪部11側の周方向端と、第1爪部11との間には、間隙が設けられている。すなわち、第1溝部21の周方向端部は、第1覆部25で塞がれていない。この間隙は、後述する第2金具2の第1爪部が挿入可能な爪挿入部21aとなる。第2金具2の第1爪部が、第1金具1の第1溝部21に係合する状態については、後で説明する。
第2溝部22は、第2爪部12と第3爪部13との間に形成され、第1爪部11と同様に第2覆部26を備えている。第3溝部23は、第3爪部13と第1爪部11との間に形成され、第1爪部11と同様に第3覆部27を備えている。図4において明確に図示はされていないが、第2覆部26の第2爪部12側の周方向端には、第1覆部25と同様に爪挿入部22aが設けられている。また、第3覆部27の第3爪部13側の周方向端にも爪挿入部23aが設けられている。
続いて、締結補助部について説明する。この例では、図3及び図4に示すように、径小部6の外周面上に、第1締結補助部31、第2締結補助部36、第3締結補助部40及び第4締結補助部(図示せず)が設けられている。
先ず、第1締結補助部31について説明する。第1締結補助部31は、作業者が把持可能なハンドル部32と、台座部33と、軸部材34と、バネ部(係合部)35を備えている。
台座部33は、図3、図5及び図6等に示すように、径小部6の外周面の上にボルト33bにより固定されている部材で、周方向に延びる略直方体状の部材である。台座部33の径方向外側端は、リブ43の径方向外側端とほぼ同じ位置となっている。軸部材34は、台座部33の一方の周方向端部に取り付けられている。当該軸部材34は、第1金具1の軸方向に平行に延びている部材である。
ハンドル部32は、台座部33の上側(径方向外側面)に配置され、径小部6の外周面上に周方向に延びている部材である。ハンドル部32の一方の周方向端部(図3及び図4における下端部)が、当該軸部材34を中心に回動可能に取り付けられている。
バネ部35は、台座部33の径大部5側の側部に配置され、径方向外側に突出している。当該バネ部35は、径方向外側部が、軸方向に弾性変形可能な板バネ状の部材である。当該バネ部35は、台座部33上に載置されているハンドル部32の側部が係合される。この係合によって、ハンドル部32は、台座部33に固定されている。
ハンドル部32が固定されている状態、すなわち、ハンドル部32の収容状態では、ハンドル部32は、径大部5よりも径方向内側に配置されている。収容状態のときのハンドル部32の径方向外側の面には、図7に示すように、当接部32aが設けられている。当接部32aには、滑り止めのためのローレット加工がなされている。当接部32aについては後で説明する。
ハンドル部32は、バネ部35との係合を解除されているときに、軸部材34を中心に回動可能である。図6に示すように、軸部材34を中心にハンドル部32を回動させると、台座部33に固定されている状態に対して、径方向外側に延びている状態(起立状態)となる(図2、図5)。ハンドル部32が起立状態のときは、作業者が把持して締め付け力(回転力)を作用させることが可能になっている。作業者がハンドル部32を把持して締め付ける作業については後で説明する。
第2締結補助部36は、図3及び図4に示すように、第1締結補助部31に周方向に隣接するように配置されている。第2締結補助部36は、第1締結補助部31と同様に、ハンドル部37と、台座部38と、軸部材39と、バネ部(図示せず)を備えている。第2締結補助部36の軸部材39は、第1爪部11に対応する周方向位置に配置され、第1締結補助部31の軸部材34に隣接配置されている。
第1締結補助部31と、第2締結補助部36は、それぞれの軸部材34,39の間を中心に線対称に配置されている。収容状態では、第1締結補助部31のハンドル部32の先端と、第2締結補助部36のハンドル部37の先端は、互いに離れる方向に周方向に延びている。
第1締結補助部31及び第2締結補助部36のそれぞれハンドル部32,37が起立状態にあるときは、各ハンドル部32,37の長手方向中間部の当接部32a,37aが、当接している。当接部32a,37aには、ローレット加工がなされており、滑り動くことが抑制される(図7)。このとき、作業者は、2本のハンドル部32,37をまとめて把持することが可能となる。すなわち、第1締結補助部31と第2締結補助部36は一対となって機能している。
第3締結補助部40と第4締結補助部は、第1締結補助部31及び第2締結補助部36と同様に一対となっている。詳細な図示は省略するが、第3締結補助部40及び第4締結補助部の軸部材は、第1締結補助部31及び第2締結補助部36の軸部材34,39に対して、対向する位置(180度の位置)に配置されている。
次に、第2金具2について説明する。第2金具2は、第1金具1と同様に、径大部5と、径小部6を備えている。径小部6には、図1に示すように、第2の消防用ホース46が取り付けられている。径小部6には、第1締結補助部31〜第4締結補助部が設けられ、第1締結補助部31及び第2締結補助部36が一対となり、第3締結補助部40及び第4締結補助部が一対となっている。また、第2金具2の径大部5には、3つの爪部(第1爪部、第2爪部、第3爪部)と、3つの溝部(第1溝部、第2溝部、第3溝部)を備えている。
次に、第1金具1と第2金具2の連結作業について説明する。
第1金具1の径小部6には、第1の消防用ホース45が取り付けられており、第2金具2の径小部6には、第2の消防用ホース46が取り付けられている。この状態で、以下の手順で、第1金具1と第2金具2を連結する。なお、この作業は、2人で行っている。
先ず、図2に示すように、第1金具1において、第1締結補助部31及び第2締結補助部36のハンドル部32,37を起立状態にして、ハンドル部32,37の当接部32a,37aが当接している状態で固定する。同様に、第3締結補助部40及び第4締結補助部のハンドル部を起立状態にして、ハンドル部の当接部が当接している状態で固定する。
第1締結補助部31及び第2締結補助部36のハンドル部32,37が、一対となって半径方向外側に延びている状態となり、第3締結補助部40及び第4締結補助部のハンドル部が、第1締結補助部31及び第2締結補助部36のハンドル部32,37に対して180度の位置で、一対となって半径方向外側に延びている状態となる。作業者の一人は、第1金具1の2方向(互いに180度の方向)に突出する2つのハンドル部対を把持する。
もう一人の作業者は、第2金具2の各ハンドル部対を起立状態にして、2方向に突出しているハンドル部対を把持する。なお、図2では、第1金具1及び第2金具2において、第3締結補助部40と第4締結補助部のハンドル部は、起立状態になる前の状態(収容状態)となっている。
次に、図1及び図2に示すように、第1金具1の径大部5に設けられた目印1aと、第2金具2の径大部5に設けられた目印2aの周方向位置を合わせる状態で、第1金具1の径大部5と、第2金具2の径大部5を対向配置する。その後、第2金具1の第1爪部が、第1金具2の第1溝部21の爪挿入部21aに軸方向に挿入する。同時に、第2金具2の第2爪部及び第3爪部が、第1金具1の第2溝部22及び第3溝部23それぞれの爪挿入部22a,23aに軸方向に挿入される。
次に、作業者は、起立状態のハンドル部を把持し、第1金具1が周方向に移動させる(回転させる)。起立状態の各ハンドル部が作業者によって把持され回転させることにより、周方向に締め付けられる。例えば、第1金具1の第1溝部21内に挿入されている第2金具2の第1爪部は、第1金具1の第1溝部21における第1覆部25の裏面と、第1溝部21の溝底との距離が小さくなる位置で、嵌合状態となる。
同様に、第2金具2の第2爪部及び第3爪部は、第1金具2の第2溝部22及び第3溝部23にそれぞれ嵌合する。これにより、第1金具1と第2金具2が連結され、第1の消防用ホース45と第2の消防用ホース46が、流体が流通可能な状態で連結される。
ハンドル部を把持して第1金具1及び第2金具2を相対的に回転させて、各爪部11〜13が各溝部21〜23に嵌合した後に、各ハンドル部32,37を軸部材34,39を中心に回動させ、バネ部35によって係止させ、収容状態とする。以上の手順により第1及び第2の消防用ホース45,46の連結作業が完了する。
以上の説明からわかるように本実施形態の連結金具によれば、第1及び第2の消防用ホース45,46を連結するときに、別途準備されているスパナ等の締結用工具を用いることなく、効率よく、より短時間で連結作業を行うことが可能となる。
第1金具1や第2金具2は、一般的には、第1及び第2の消防用ホース45,46に、常時取り付けられている。ハンドル部は、起立状態でないとき、すなわち、収容状態では、径小部6の外周に沿った状態で固定されている。このとき、ハンドル部は、径大部5よりも径方向内側に配置されている。
そのため、消防用ホースの連結作業を行わないときに、ハンドル部32,37が他の作業時に邪魔になることはない。また、ハンドル部32,37が他の部材に干渉することもないので、消防用ホースをより安全な状態で使用することが可能となる。
また、起立状態の2つのハンドル部32,37が当接している状態のハンドル部(ハンドル部対)を、作業者が把持することができるため、締め付ける時のハンドル部32,37の剛性が向上する。ハンドル部32が収容状態のときに、バネ部35に、ハンドル部32の側部が係止されているので、ハンドル部32を使用しないときに、ハンドル部32が起立状態になることを防ぐことができる。その結果、ハンドル部32を安全な状態で固定可能となり、ハンドル部32が作業者の他の作業に支障きたすことがない。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、第1及び第2の消防用ホース45,46の連結について説明したがこれに限らない。例えば水源から延びる金属配管の端部に、消防用ホースを連結するときにも、第1金具1及び第2金具2を用いることができる。同様に、2つの金属配管を連結するときにも、第1金具1及び第2金具2を用いることができる。
また、本実施形態では、爪部11,12,13が120度ごとに周方向に等間隔に配置されているが、これに限らない。例えば90度ごとに4つの爪部を設けてもよい。また、2つの爪部を180度ごとに配置してもよい。
また、上記実施形態では、第1金具1のハンドル部32,37を一人の作業者が把持し、第2金具2のハンドル部32,37をもう一人の作業者が把持しているが、これに限らない。外径の小さいホースを連結する場合には、一人の作業者で、連結作業を行うこともできる。
例えば、第1金具1において、第1締結補助部31及び第2締結補助部36の一対のハンドル部32,37を起立状態にして片手で把持し、第2金具2において、第1締結補助部31及び第2締結補助部36の一対のハンドル部32,37を起立状態にして反対側の手で把持し、一人の作業者で締結すればよい。この場合、図2に示されている状態で、一人の作業者が締め付け作業を行う。
また、第1締結補助部31及び第2締結補助部36のハンドル部32,37を起立状態にして、一対のハンドル部32,37を構成しているが、例えば、第1金具1及び第2金具2におけるそれぞれの第1締結補助部31のハンドル部32のみを起立状態にして把持することも可能である。
1 第1金具
2 第2金具
5 径大部
6 径小部
7 流路管部
8 流路
11 第1爪部
12 第2爪部
13 第3爪部
21 第1溝部
21a 爪挿入部
22 第2溝部
22a 爪挿入部
23 第3溝部
23a 爪挿入部
25 第1覆部
26 第2覆部
27 第3覆部
31 第1締結補助部
32 ハンドル部
32a 当接部
33 台座部
33b ボルト
34 軸部材
35 バネ部(係合部)
36 第2締結補助部
37 ハンドル部
37a 当接部
38 台座部
39 軸部材
40 第3締結補助部
43 リブ
45 第1の消防用ホース
46 第2の消防用ホース

Claims (3)

  1. 内部を流体が流通可能な2つの金具によって構成されており、
    前記各金具は、円筒状の径大部と径小部が、軸方向に隣接するように一体的に形成され、
    前記各径小部には、内部を流体が流通可能な環状部材が取り付けられ、
    前記各径大部が連結されることにより、2つの前記環状部材を、流体が流通可能な状態で連結するように構成された一対の結合金具において、
    前記各径小部の外周面には、周方向に沿って延びているハンドル部が設けられ、該ハンドル部は、一方の周方向端部を中心として回動可能であり、回動することにより径方向外側に延びている起立状態となり、
    前記各径大部の軸方向端部には、軸方向に突出している複数の爪部が周方向に間隔を空けて設けられ、隣り合う前記爪部の間には、周方向に延びている溝部が設けられ、
    前記2つの金具のうちの一方の金具の前記爪部が、他方の金具の前記溝部に軸方向に挿入され、前記起立状態の前記ハンドル部が把持され、周方向に締め付けられることによって、前記爪部が前記溝部内を周方向に移動し、前記爪部が前記溝部内に嵌合するように構成されていることを特徴とする連結金具。
  2. 1つの前記径小部には、少なくとも2つの前記ハンドル部が設けられており、
    前記2つのハンドル部のそれぞれが前記起立状態のときに、当接するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の連結金具。
  3. 前記ハンドル部が前記径小部の外周面に沿って延びている状態のときに、前記径小部に設けられた係合部に、前記ハンドル部の側部が係止されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連結金具。
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